JP3123096B2 - ストップウォッチ装置 - Google Patents

ストップウォッチ装置

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JP3123096B2
JP3123096B2 JP03066844A JP6684491A JP3123096B2 JP 3123096 B2 JP3123096 B2 JP 3123096B2 JP 03066844 A JP03066844 A JP 03066844A JP 6684491 A JP6684491 A JP 6684491A JP 3123096 B2 JP3123096 B2 JP 3123096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はストップウォッチ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車レース等において、レース参加車
がコースを一周する都度その所要時間(以下、ラップ時
間という)を測定するツールとして操作スイッチ(以
下、ラップスイッチという)を操作する度に前回のラッ
プスイッチの操作時からの経過時間、即ち、ラップ時間
が分かるようになっているストップウォッチ装置が知ら
れている。しかしながら、そうした従来のストップウォ
ッチ装置でラップ時間を測定するにはラップスイッチを
操作して測定対象のレース参加車が視界外に去って再び
視界内に入ってくるまで今か今かと待ち焦がれることに
なり、緊張が連続し疲労を感じ易いといった不都合があ
った。
【0003】そこで、もっと余裕をもってラップ時間の
測定を行えるようにするために本件出願人はラップ時間
の測定を行った際、そのとき得たラップ時間で指針が一
周するよう指針を駆動して指針を見て、次回のラップ時
間の測定時点のおおよその目安がつくようにしたストッ
プウォッチ装置を考案し先に出願した(実願平2−87
94)。
【0004】
【従来技術の問題点】前述のストップウォッチ装置はそ
れなりの効果を有し便利に使用できるものであるが、例
えば、前回のラップ時間で指針が一周するようラップ時
間の目安を表示させた場合、次回の測定対象の動きが極
端に遅くなってそのラップ時間が前回のラップ時間より
も大幅に長くなってしまうと、最早、目安となるべき指
針の表示は無意味なものとなってしまい、有効に利用す
ることができなくなってしまう。また、自動車レース等
では予め目標とする標準ラップ時間を決めて、その標準
ラップ時間内でコースを一周するよう努めている。従っ
て、この標準ラップ時間に対し、どの程度速いのか遅い
のかの偏差を簡単に知ることができると非常に便利にな
る。
【0005】
【発明の目的】本発明は測定対象の次回のラップの測定
時点が分かるような表示を行い、且つ、測定対象の移動
時間と標準ラップ時間との差を知ることができるストッ
プウォッチ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の要点】本発明は前記目的を達成するために、第
1の指針を前回ラップ時間で1周するように駆動すると
共に第2の指針を標準ラップ時間で1周するように駆動
し、或いは、1つの指針を前回ラップ時間もしくは標準
ラップ時間のうち選択した一方の時間で1周するように
駆動したことを要旨とする。
【0007】
【実 施 例】以下、図面を参照しながら本発明の実施
例について詳細に説明する。図1は本発明のストップウ
ォッチ装置の要部を示すブロック構成図である。同図に
おいて、ストップウォッチ装置にはCPU、ROM、入
出力ポート、クロックジェネレータ等を備えるマイクロ
プロセッサーユニット(MPU)1があり、このMPU
1にはRAM2がバスを介して接続されている。また、
キー入力部3の出力は前記MPU1に入力しており、発
振回路4の出力は分周回路5で32Hzの信号に分周さ
れ、この信号が前記MPU1に入力している。前記MP
U1の出力ポートからの信号は表示駆動回路6に入力し
ており、この表示駆動回路6の出力でデジタル表示部7
の液晶セグメントが駆動されるよう構成されている。
【0008】前記MPU1の他の二つの出力ポートから
の信号は分針駆動用ステップモータA駆動回路8と時針
駆動用ステップモータB駆動回路9にそれぞれ入力して
おり、前記ステップモータA駆動回路8の出力によりス
テップモータA10が駆動される。このステップモータ
A10の回転力は輪列機構11を介して分針12に伝達
される。ステップモータA10が180ステップ駆動す
ると分針12が1周するようになっている。そして、前
記ステップモータB駆動回路9の出力によりステップモ
ータB13が駆動され、ステップモータB13の回転力
が輪列機構14を介して時針15に伝達される。ステッ
プモータB13が180ステップ駆動すると時針15が
1周するようになっている。
【0009】前記MPU1のROMには前記キー入力部
3からの信号に対応して前記分針12、前記時針15、
前記デジタル表示部7等を制御するためのプログラムが
書き込まれている。
【0010】キー入力部3には、押釦式のキーSM、S
1〜S4が備えられ、キーSMはモード選択キーであ
り、このキーSMが操作される毎に、時刻モードとスト
ツプウォッチモードとが交互に選択される。キーS1は
ストツプウォッチモードにおける計測のスタート/スト
ップを行うキーであり、キーS2はストツプウォッチモ
ードのときに測定対象のラップ時間を測定するためのキ
ーである。キーS3とキーS4は標準ラップ時間の設定
・変更のためのキーであり、キーS3によって標準ラッ
プ時間の設定値を増加でき、キーS4によって標準ラッ
プ時間の設定値を減少できるようにしている。
【0011】図2は前記RAMの構成を示す図である。
モードレジスタMはモードを記憶するレジスタであり、
0が記憶されているときは分針12、時針15で現在時
刻を表示する時計モードが指定され、1が記憶されてい
るときはストップウォッチとして時間計測を行なうスト
ツプウォッチモードが指定される。時刻記憶レジスタB
Tは現在時刻を記憶するレジスタであり分周回路5から
MPU1に入力される32Hzの信号に同期して1/3
2秒が加算される。
【0012】分針現在位置記憶レジスタATPは分針1
2の位置を記憶するレジスタであり、分針12は前述し
たように180ステップで1周する。即ち、1分の目盛
を3ステップで移動するように構成されており、12時
の位置を0として0〜179の数値が記憶される。時針
現在位置記憶レジスタBTPは時針15の位置を記憶す
るレジスタであり、時針15は前述したように180ス
テップで1周する。即ち、1分の目盛を3ステップで移
動するように構成されていて、12時の位置を0として
0〜179の数値が記憶される。分針移動位置記憶レジ
スタANPは分針を移動させたいときに移動位置が0か
ら179の数値でセットされるレジスタであり、時針移
動位置記憶レジスタBNPは時針を移動させたいときに
移動位置が0から179の数値でセットされるレジスタ
である。
【0013】レジスタLTAはストップウォッチモード
のときに測定対象の前回ラツプ時間に関わるデータを記
憶するレジスタであり、レジスタLTBは前もって設定
する標準ラップ時間に関わるデータを記憶するレジスタ
である。レジスタLPAはストップウォッチモードにお
いて、分針12を移動させるタイミングを検出するため
に用いられるレジスタであり、レジスタLPBはストッ
プウォッチモードにおいて、時針15を移動させるタイ
ミングを検出するために用いられるレジスタである。
【0014】計測スタート/ストップ・フラグレジスタ
FRはストップウォッチモードにおいて計測中は1にセ
ットされ、非計測中は0にセツトされるフラグレジスタ
であり、計測時間記憶レジスタSTはストップウォッチ
モードにおいて計測時間を記憶するレジスタである。レ
ジスタFASはストップウォッチモードにおいて分針1
2で前回のラップ時間をシュミレーション中に分針12
が12時の位置に来た時に1にセットされるレジスタで
あり、レジスタFBSはストップウォッチモードにおい
て時針15で標準ラップ時間をシュミレーション中に時
針15が12時の位置に来た時に1にセットされるレジ
スタである。レジスタFAZはストップウォッチモード
において分針12で前回のラップ時間をシュミレーショ
ン中に分針12が12時の位置に来る前にキーS2 が操
作され次のラップが取られたときに1がセットされ、分
針12で次のラツプ時間を表示するために分針12が早
送りされ12時の位置に来た時に0にセットされるレジ
スタであり、レジスタFBZはストップウォッチモード
において時針15で標準ラップ時間をシュミレーション
中に時針15が12時の位置に来る前にキーS2 が操作
され次のラップが取られたときに1がセットされ、時針
15で次のラツプ時間を表示するために時針15が早送
りされ12時の位置に来た時に0にセットされるレジス
タである。
【0015】ラップ回数記憶レジスタIはストップウォ
ッチモードにおいて測定対象のラップ回数を記憶するレ
ジスタ、即ち、計測開始後のキーS2 の操作回数を記憶
するレジスタである。ラップ時間記憶部MA1 〜MA20
は測定対象の第1回目から20回目までのラップ時間を
記憶するレジスタである。
【0016】図3は本実施例の動作のジェネラルフロー
チャートである。同図において、前記MPU1内のCP
Uは所定のイニシアライズルーチンの実行を済ませ、ジ
ェネラルフローチャートに示すプログラムの実行を開始
する。このルーチンにおいて、常時、前記CPUは待機
状態(ステップS1)になっており、前記キー入力部3
のキー操作がなされたときはステップS8のキー処理ル
ーチン(フロー5)及びデジタル表示部表示処理ルーチ
ン(ステップS9)を実行し、ステップS1に戻る。ま
た、前記分周回路5からの32Hzの信号が前記MPU
に入力する毎に、時刻計時処理ルーチン(ステップS
2)を実行する。ここでは現在時刻を記憶する時刻記憶
レジスタBTに1/32秒を加算して現在時刻を更新す
る。次いで、ステップS3でモード識別用のモードレジ
スタMのデータの値が(以下、単にレジスタMの値と略
す)0で時計モードになっているかどうかを判別し、レ
ジスタMの値が0であるときにはステップS4の時計モ
ード・モータ駆動処理ルーチン(フロー2)を実行しス
テップS5に入る。
【0017】一方、前記ステップS3において、前記レ
ジスタMの値が0でないと判断されたときには、前記ス
テップS5に入る。ステップS5では前記レジスタMの
値が1でストップウォッチモードになっているかどうか
を判別する。前記レジスタMの値が1ではないときには
ステップS9に分岐し、前記レジスタMの値が1である
ときはステップS6のストップウォッチ処理ルーチン
(フロー3)及びステップS7のストップウォッチモー
ドモータ駆動処理ルーチン(フロー4)を実行してから
前記ステップS9に入る。このステップS9では時計モ
ード(M=0)のとき、前記レジスタBTの現在時刻
を、ストップウォッチモード(M=1)のときは計測時
間記憶レジスタSTの計測時間をそれぞれ表示する。
【0018】図4はフロー2の時計モード・モータ駆動
処理の詳細を示すフローチャートである。まず、ステッ
プS10では現在時刻の分の単位に対応した分針位置と
分針現在位置記憶レジスタATPの内容とが一致してい
ないかどうかを判別する。一致しているときはステップ
S15に進み、一致していないときにはステップS11
を実行する。このステップS11では分針駆動用のステ
ップモータAを1ステップ駆動させる。次いで、ステッ
プS12に進み前記レジスタATPの内容に1を加算す
る。分針12と時針15は180ステップ(0〜17
9)で一周するようになっており、ステップS13で前
記レジスタATPが180になったかどうかを調べる。
前記レジスタATPが180になっていないときはステ
ップS15に進み、前記レジスタATPが180になっ
ているときはステップS14で前記レジスタATPに0
を設定する。
【0019】ステップS15では現在時刻の時の単位に
対応した時針位置と時針現在位置記憶レジスタBTPの
内容とが一致していないかどうかを判別する。一致して
いるときは、このフロー2の処理を終了する。一致して
いないときは前記分針12の制御と同様にステップS1
6を実行し、時針駆動用のステップモータBを1ステッ
プ駆動させる。次いで、ステップS17に進み前記レジ
スタBTPの内容に1を加算する。次に、ステップS1
8にて前記レジスタBTPが180になったか否かを調
べる。前記レジスタBTPが180になっていないとき
は、このフロー2の処理を終了する。前記レジスタBT
Pが180になっているときは、ステップS19で前記
レジスタBTPに0を設定してからこのフロー2の処理
を終了する。従って、時計モードにおいて分針12、時
針15が現在時刻を指していない場合、分針12、時針
15が現在時刻を指するまで32Hzで早送りされる。
【0020】図5はフロー5のキー処理の詳細を示すフ
ローチャートである。モード選択キーSMが操作される
都度、時計モードとストップウォッチモードの動作モー
ドが交互に切換わるようになっている。まず、ステップ
S40ではキーSMが操作されたかどうかを判別する。
キーSMが操作されていないときはステップS41に進
み、前記レジスタMの値が1かどうかを判別する。レジ
スタMの値が1でないときは時計モードであるので、ス
テップS73でこのモードにおける時刻設定等のキー処
理を実行し、このフロー5の処理を終了する。
【0021】前記ステップS40において前記キーSM
が操作されているときは、ステップS42に進み前記レ
ジスタMの値が0か否かを判別する。即ち、それまでの
モードが時計モードかストップウォッチモードかを判別
する。前記レジスタMの値が0ならステップS43に進
み、前記レジスタMに1を設定し、次いで、ステップS
44のストップウォッチモード初期処理に入り、ストッ
プウォッチ計測時間記憶レジスタST、計測スタート/
ストップ・フラグレジスタFR、分針移動位置記憶レジ
スタANP、時針移動位置記憶レジスタBNPのそれぞ
れを0に設定する。その後、このフロー5の処理を終了
する。前記ステップS42で前記レジスタMの値が0で
はなかった場合にはステップS45に進み、前記レジス
タMに0を設定して時計モードとしフロー5の処理を終
了する。
【0022】前記ステップS41で前記レジスタMの値
が1であったときにはストップウォッチモードのキー処
理となり、ステップS46で前記キー入力部3にあるキ
ーS1 が操作されたかどうかを判別する。ストップウォ
ッチモードにおいてキーS1は計測のスタート/ストッ
プを制御するキーとなり、キーS1 が操作されていると
きはステップS47に進み、ここで前記レジスタFRが
0かどうか、即ち、ラップ時間を計測中か否かを調べ
る。フラグレジスタFRが0で非計測中ならステップS
48で前記計測スタート/ストツプ・フラグレジスタF
Rを1に設定してスタートさせ、次いで、ステップS4
9を実行する。ステップS49では、レジスタLTA、
レジスタLPA、レジスタLPB、ラップ回数記憶レジ
スタI、レジスタFAZ、レジスタFBZ及びレジスタ
FBSにそれぞれ0を設定し、フラグレジスタFASに
は1を設定してフロー5の処理を終了する。また、前記
ステップS47で前記レジスタFRの値が0でなく計測
中であれば、終了を要求して来たことになるからステッ
プS50で前記レジスタFRに0を設定して計測を停止
させてフロー5の処理を終了する。
【0023】前記ステップS46でキーS1 が操作され
ていなかったときにはステップS51で前記キー入力部
3にあるラップ測定用のキーS2 が操作されたかどうか
を判別する。キーS2 が操作されていないときはステッ
プS68に進み、キーS2 が操作されているときはステ
ップS52で前記レジスタFRの値が1かどうか、即
ち、ラップ時間を計測中かどうかを調べる。非計測中に
キーS2 が操作された場合は誤操作であるので以降何も
せずにフロー5の処理を終了する。
【0024】計測中にキーS2 が操作されたときはステ
ップS53で測定対象に対するラップ回数記憶レジスタ
Iをインクリメントする。次いで、ステップS54で前
記レジスタIが1かどうか、即ち、スタート後1回目の
ラップかどうかを調べる。ステップS54でラップ回数
記憶レジスタIの値が1と判別された場合には、1回目
のラップであるからラップ時間は計測時間記憶レジスタ
STの計測時間に等しいので、ステップS55で前回の
ラップ時間を記憶するレジスタLTAにレジスタSTの
値を書き込みステップS56に進む。前記ステップS5
4でレジスタIの値が1ではないと判断された場合に
は、ステップS57に進み、ラップ時間記憶部MAから
今まで(I−1回目まで)に測定したラップ時間を読み
出してその総和を求め、レジスタSTの計測時間から今
までのラップ時間の総和を引いて今回のラップ時間を求
め、前記レジスタLTAにそれを書き込み、前記ステッ
プS56に進む。
【0025】ステップS56ではステップS55或いは
ステップS57でレジスタLTAに書き込まれた前回の
ラップ時間をラップ時間記憶部MAI のその回の記憶領
域に移して保存する。次いで、ステップS58で前記レ
ジスタFASが0かどうかを判定する。前記レジスタF
ASが0ならステップS59で測定対象に対し、分針が
12時の位置を指す前にキー入力部のキーS2 が操作さ
れて次回のラップが取られたかどうかを識別するフラグ
レジスタFAZに1を書き込みステップS61に進む。
一方、前記レジスタFASが0ではないとき、即ち、分
針12が12時の位置にあるときはステップS60で前
記レジスタFASを0にして前記ステップS61に進
む。このステップS61では前記レジスタLPAに0を
設定する。その後、ステップS62で前記レジスタAN
Pに0を設定してステップS63に進む。
【0026】ステップS63以降では標準ラップ時間と
前記キーS2 の操作との関係において時針15の調整の
ための処理を行う。即ち、ステップS63では前記レジ
スタFBSが0か否かを判別する。つまり、前記キーS
2 が操作された時点で時針15が12時の位置を指して
いるかどうかを判別する。前記レジスタFBSが0であ
るということは時針が12時の位置を指した後に前記キ
ーS2 が操作されたことになるので、ステップS64で
前記レジスタFBZに0をセットし、次いで、ステップ
S66に進む。
【0027】一方、前記ステップS63で前記レジスタ
FBSが0でないのは時針が12時の位置を指す前に前
記キーS2 が操作されたことになるので、ステップS6
4で前記レジスタFBSに0を設定し、前記ステップS
66に進む。ステップS66では前記レジスタLPBに
0を設定し、次いで、ステップS67で前記レジスタB
NPに0を設定してフロー5の処理を終了する。
【0028】前記ステップS68では前記キー入力部3
にある標準ラップ時間設定・変更用のキーS3 が操作さ
れたかどうかを判別する。キーS3 が操作されていない
ときはステップS71に進み、キーS3 が操作されてい
るときはステップS69でレジスタFRの値を調べラッ
プ時間を計測中かどうかを調べ、計測中ではないのにキ
ーS3 が操作されたときは誤操作と判断して何もせずに
フロー5の処理を終了する。そして、計測中にキーS3
が操作されたのであれば、ステップS70に進み、前記
標準ラップ時間をセットするレジスタLTBをインクリ
メントしてフロー5の処理を終了する。前記ステップS
68での判別の結果前記キーS3 が操作されていなかっ
た場合にはステップS71で標準ラップ時間設定・変更
用の他のキーS4 が操作されたかどうかを判別する。キ
ーS4 が操作されいないときはステップS72で他のキ
ー処理を行ってフロー5の処理を終了する。キーS4 が
操作されいるときは前記キーS3 が操作されたときと同
様にステップS73でレジスタFRの値からラップ時間
を計測中かどうかを調べ、計測中ではないのにキーS4
が操作されたときは誤操作と判断して何もせずにフロー
5の処理を終了する。また、計測中にキーS4 が操作さ
れた場合は、ステップS74に進み、前記標準ラップ時
間をセットするレジスタLTBをデクリメントしてフロ
ー5の処理を終了する。
【0029】図6はフロー3のストップウォッチ処理の
詳細を示すフローチャートであり、ストップウォッチモ
ードのときに実行される。このフローでは、先ずステッ
プS100で前記計測スタート/ストップ・フラグレジ
スタFRの内容が1かどうかを判別する。レジスタFR
が1ではないときは、ラップ時間を計測中ではないから
何もせずにフロー3の処理を終了する。レジスタFRが
1であるときはステップS101で計測時間記憶レジス
タSTに1/32秒を加え、ステップS102に進む。
ステップS102では前記レジスタLTAの内容が0で
はないか、つまり、測定対象のラップを1回は測定した
かどうかを判別する。レジスタLTAが0なら未だ測定
対象に対してラップを1回も測定していないのでステッ
プS110に進む。レジスタLTAが0ではないときは
ステップS103で前記レジスタFASの内容が0かど
うかを判断する。即ち、分針が12時の位置を指したか
どうかを調べる。レジスタFASが0ではないとき、即
ち、分針が12時の位置を指したときはそれ以上分針を
進めないよう前記ステップS110に進み、レジスタF
ASが0であるとステップS104で前記レジスタLP
Aのデータの値に1/32秒を加える。次いで、ステッ
プS105で前記レジスタLPAのデータの値が前回の
ラップ時間で分針12を1周する場合の1ステップの周
期、即ち、前記レジスタLTAのデータの値の1/18
0(LTA/180)よりも大きいかどうかを判別す
る。即ち、前記レジスタLTAに残存していた端数に1
/32秒を加えたことで1ステップ分の周期を超えたか
どうかを調べる。大きくないときは前記ステップS11
0に進み、大きいときにはステップS106でその値を
前記レジスタLPAのデータの値から減ずる。その後、
ステップS107で前記レジスタANPをインクリメン
トし、ステップS108で前記レジスタANP内の値が
180になったかどうか判別する。180になっていな
ければ前記ステップS110に進み、180になってい
ればステップS109で前記レジスタANPに0を設定
し前記ステップS110に進む。
【0030】ステップS110〜S117は時針15に
よる標準ラップ時間に関わるストップウォッチ処理で前
述したステップS102〜S109の前回ラップ時間の
ストップウォッチ処理と基本的に同一である。即ち、ス
テップS110では前記レジスタLTBの内容が0でな
いかどうかを判別する。レジスタLTBが0ならフロー
3の処理を終了し、レジスタLTBが0ではないときは
ステップS111で前記レジスタFBSの内容が0かど
うかを判断する。レジスタFBSが0ではないときには
フロー3の処理を終了し、レジスタFBSが0である場
合はステップS112で前記レジスタLPBのデータの
値に1/32秒を加える。次いで、ステップS113で
前記レジスタLPBのデータの値が前記レジスタLTB
のデータの値の1/180よりも大きいかどうかを判別
する。大きくないときはフロー3の処理を終了し、大き
いときにはステップS114でその値を前記レジスタL
PBのデータの値から減ずる。その後、ステップS11
5で前記レジスタBNPをインクリメントし、ステップ
S116で前記レジスタBNP内の値が180になった
かどうかを判別する。180になっていなければフロー
3の処理を終了し、180になっていればステップS1
17で前記レジスタBNPに0を設定しフロー3の処理
を終了する。
【0031】図7はフロー4のストップウォッチモータ
駆動処理の詳細を示すフローチャートである。このフロ
ー4はストップウォッチモードで実行される。ステップ
S20では分針移動位置記憶レジスタANPの内容と前
記分針現在位置記憶レジスタATPの内容とが一致して
いないかどうかを判別する。両者が一致しているときに
はステップS28に分岐する。両者が一致していないと
きにはステップS21に進み、前記分針駆動用のステッ
プモータAを1ステップ駆動させる。続けて、ステップ
S22で前記レジスタATPの内容をインクリメントす
る。次いで、ステップS23に入り、ここでは前記レジ
スタATPにあるデータの数値が180かどうかを判別
する。180になっていないときは前記ステップS28
に進み、180になっているときはステップS24で前
記レジスタATPの内容を0に設定してステップS25
に進む。ステップS25では測定対象に対し、分針12
が12時の位置を指す前に前記キーS2 が操作されてラ
ップが取られたかどうかを識別するフラグレジスタFA
Zの内容が1かどうかを判別する。このレジスタFAZ
の内容が1でないときはステップS26に進み、ここで
測定対象に対する前回のラップ時間内に分針が12時の
位置を指したかどうかを識別するフラグレジスタFAS
に1を設定する。次いで、ステップS28に進む。一
方、前記レジスタFAZの内容が1であったときにはス
テップS27で前記レジスタFAZに0を書き込む。
【0032】ステップS28〜ステップS35は測定対
象のラップに対し標準ラップ時間を表す時針15の制御
であり、前記ステップS20〜前記ステップS27と同
様の処理を行う。ステップS28では時針移動位置記憶
レジスタBNPの内容と前記時針現在位置記憶レジスタ
BTPの内容とが一致していないかどうかを判別する。
両者が一致しているときにはフロー4の処理を終了し、
両者が一致していないときにはステップS29に進み、
前記時針駆動用のステップモータBを1ステップ駆動さ
せる。続けて、ステップS30で前記レジスタATPの
内容をインクリメントする。次いで、ステップS31に
入り、ここでは前記レジスタBTPにあるデータの数値
が180かどうかを判別する。180になっていないと
きはフロー4の処理を終了し、180になっているとき
はステップS32で前記レジスタBTPの内容を0に設
定してステップS33に進む。ステップS33では時針
12が12時の位置を指す前に前記キーS2 が操作され
てラップが取られたかどうかを識別するフラグレジスタ
FBZの内容が1かどうかを判別する。このレジスタF
BZの内容が1でないときはステップS34に進み、こ
こで測定対象に対する前回のラップ時間内に時針15が
12時の位置を指したかどうかを識別するフラグレジス
タFBSに1を設定してフロー4の処理を終了する。一
方、前記レジスタFBZの内容が1であったときにはス
テップS35で前記レジスタFBZに0を書き込んでフ
ロー4の処理を終了する。
【0033】図8はストップウォッチモードの処理を示
す模式図である。キーSMでストップウォッチモードを
選択すると、分針及び時針は12時の位置に移動し、デ
ジタル表示部7には計測時間記憶レジスタSTのデー
タ、即ち、0を表示する。レースの開始時にキーS1 を
操作すると計測が開始される。
【0034】スタート後、標準ラップ時間記憶レジスタ
LTBに標準ラップ時間が記憶されていれば、時針駆動
用ステップモータBにはLTB/180時間の周期で駆
動パルスが供給されLTB時間(180パルス)で時針
が1周するように駆動される。一方、まだ1回もラップ
を測定していない状態では前回ラップを表示する分針は
停止している。また、前記デジタル表示部7で計測時間
記憶レジスタSTのスタートからの経過時間を表示して
いる。
【0035】スタートからLTB(標準ラップ)時間経
過してもラップが測定されない場合、時針は12時の位
置にきて、そのことがストップウォッチモータ駆動処理
のステップS31で検出され、時針が12時の位置に来
たことを記憶するレジスタFBSに1がセットされる。
【0036】これにより、ストップウォッチ処理のステ
ップS111でレジスタFBSTが1で時針が12時の
位置に到達していることが検出されステップS112〜
ステップS117の時針の移動処理には入らないので時
針は12時の位置で停止している。a時間経過後キーS
2 を操作して測定対象の1回目のラップ時間を測定す
る。すると、分針駆動用ステップモータAにはa/18
0時間の周期で駆動パルスが供給され、a時間(180
パルス)で分針が1周するように駆動され、測定対象の
2回目のラップの目安を表示する。
【0037】一方、時針はスタート直後と同様に、LT
B時間で1周するように駆動される。また、キーS2 の
操作時にフロー5のキー処理のステップS60とステッ
プS65で分針、時針が12時の位置に達したことを記
憶しているレジスタFAS、レジスタFBSを0にセッ
トする。
【0038】そして、1回目のラップからb(b<a、
b<LTB)時間後に再度キーS2が操作され2回目の
ラップが測定される。即ち、2回目のラップ時間が1回
目のラップ時間より短く、且つ、標準ラップ時間よりも
短いと、1回目のラップ時間をシュミレーション中の分
針及び標準ラップ時間をシュミレーション中の時針が1
2時の位置に来る前にキーS2 が操作される。従って、
フロー5のキー処理のステップS58で分針が12時の
位置に来る前にキーS2 が操作されたことが検出され、
レジスタFAZを1にセットし、ステップS63で時針
が12時の位置に来る前にキーS2 が操作されたことが
検出されてレジスタFBZが1にセットされる。
【0039】この後は分針駆動用ステップモータAには
b/180時間の周期で駆動パルスが供給されb時間で
分針が1周するように駆動され、3回目のラップの目安
を表示する。時針駆動用ステップモータBにはLTB/
180時間の周期で駆動パルスが供給されLTB時間で
時針が1周するように駆動され、標準ラップの目安を表
示する。
【0040】この場合はスタート時に分針、時針が共に
12時の位置に来ていないので分針駆動用ステップモー
タA、時針駆動用ステップモータBに短い周期の駆動パ
ルスが供給され補正される。即ち、キーS2 の操作時に
フロー5のキー処理のステップS62、ステップS67
で分針移動位置記憶レジスタANP及び時針移動位置記
憶レジスタBNPに移動位置データとして0がセットさ
れる。
【0041】これにより、フロー4のストップウォッチ
モータ駆動処理のステップS20で分針現在位置記憶レ
ジスタATPと分針移動位置記憶レジスタANPとのデ
ータが異なると判断されステップS21の分針移動処理
を行なう。また、ステップS28で時針現在位置記憶レ
ジスタBTPと時針移動位置記憶レジスタBNPとのデ
ータが異なると判断されると、ステップS29の時針駆
動処理を行なう。ストップウォッチモータ駆動処理は1
/32秒毎に実行されるので分針12、時針15は1/
32秒の周期で早送りされることになる。この早送りの
最後、或いは最中に分針が12時の位置に来て、そのこ
とがストップウォッチモータ駆動処理のステップS31
で検出されるが、この場合分針が12時の位置に来る前
に次のラップが測定されたことを記憶するレジスタFA
Zが1であるからステップS33でそのことが検出され
レジスタFASを0に保持したままで、レジスタFAZ
を0にセットするだけであるから分針が12時の位置に
きても停止することはない。また、時針の方も同様にL
TB/180時間経過毎のタイミングが来たら、時針移
動位置記憶レジスタBNPは+1され、この分も早送り
される。この早送りの最後、或いは最中に時針が12時
の位置にきて、それがフロー4のストップウォッチモー
タ駆動処理のステップS63で検出されるが、この場合
時針が12時の位置に来る前に次のラップが測定された
ことを記憶するレジスタFBZが1であるからステップ
S33でそのことが検出されレジスタFBSを0に保持
したままで、レジスタFBZを0にセットするだけであ
るから時針が12時の位置に来ても停止することはな
い。なお、前述のものは分針と時針を備える時計につい
て説明したが秒針も備える時計に本発明を適用すれば計
測時間も指針で表示することができるようになる。
【0042】図9は本発明の他の実施例におけるキー処
理の詳細を示すフローチャートである。この実施例では
時針はラップの回数を表示するようにしている。即ち、
1時〜12時を1回から12回に対応付け、1時から1
0時までを、例えば、1回から12回を表す指標とは色
を異ならせる等して13回〜20回に対応付けている。
分針は測定対象のラップ時間と標準ラップ時間とをキー
S5 の操作によって選択できるようにしてあり、新たに
測定対象のラップ時間と標準ラップ時間のどちらを選択
するかを区別するためのレジスタNを設けた。そして、
レジスタNの値が1であるとき測定対象のラップ時間を
分針に表示し、レジスタNの値が0である場合には標準
ラップ時間を分針に表示するよう設定している。また、
前記実施例で用いたレジスタFBSとレジスタFBZは
使用していない。キー処理ではステップS40からステ
ップS48までは前記実施例と同一である。ステップS
48で計測スタート/ストツプ・フラグレジスタFRを
1に設定してスタートさせた後、ステップS80でレジ
スタLTA、レジスタLPA、レジスタLPB、測定対
象のラップ回数記憶レジスタI、レジスタFAZにそれ
ぞれ0を設定する。次いで、ステップS81で前記レジ
スタNの値が0かどうかを調べる。N=0、即ち、標準
ラップ時間を分針に表示するモードであり、ステップS
82でレジスタFASに0を設定してキー処理を終了す
る。また、N=1、即ち、測定対象の前回ラップ時間を
分針に表示するモードである場合にはステップS83で
レジスタFASに1を設定してキー処理を終了する。
【0043】キーS5 が操作されたかどうかはステップ
S71とステップS72の間のステップS84で行って
おり、キーS5 が操作されていないときはステップS7
2へ進み、他のキー処理をしたあとキー処理を終える。
キーS5 が操作されている場合にはステップS85でラ
ップの計測中かどうかを区別するレジスタFRを調べ、
レジスタFRが0でない、即ち、計測中でないのに操作
された場合には誤操作と判断して何もしないでキー処理
を終了する。レジスタFRが0である、即ち、計測中に
操作されたときは、レジスタNのデータの1、0状態を
反転(CPL)させてキー処理を終える。
【0044】図10はこの実施例におけるストップウォ
ッチ処理の詳細を示すフローチャートである。先ずステ
ップS100で前記計測スタート/ストップ・フラグレ
ジスタFRの内容が1かどうかを判別する。レジスタF
Rが1ではないときは、ラップ時間を計測中ではないか
ら何もせずにこのフローの処理を終了する。レジスタF
Rが1であるときはステップS101で計測時間記憶レ
ジスタSTに1/32秒を加え、ステップS120に進
む。ステップS120では分針移動タイミング検出用レ
ジスタLPAのデータの値に1/32秒を加える。次い
で、ステップS121でレジスタFASが0かどうかを
判別しレジスタFASが0でないときはステップS13
2に分岐する。レジスタFASが0である場合にはステ
ップS122で標準ラップ時間を分針に表示するモード
であるか測定対象のラップ時間を分針に表示するモード
であるかを調べる。レジスタNが1でないとき、即ち、
標準ラップ時間を分針に表示するモードである場合はス
テップS123でレジスタLTBが0でないか否かを判
別する。即ち、標準ラップ時間をセットするレジスタL
TBが0でないかどうかを判別する。レジスタLTBが
0なら前記ステップS132に分岐し、レジスタLTB
が0ではない場合はステップS124で前記レジスタL
PAのデータの値が前記レジスタLTBのデータの値の
1/180よりも大きいか或いは等しいかどうかを判別
する。小さいときは前記ステップS132に分岐し、大
きいか或いは等しい場合はステップS125で前記レジ
スタLPAのデータの値から前記レジスタLTBのデー
タの値の1/180を減じてステップS129に進む。
一方、前記ステップS122でレジスタNが1である場
合、即ち、測定対象の前回ラップ時間を分針に表示する
モードである場合はステップS126でレジスタLTA
が0でないか否かを判別する。即ち、前回のラップ時間
を記憶するレジスタLTAが0でないかどうかを判別す
る。レジスタLTAの値が0なら前記ステップS132
に分岐し、レジスタLTAの値が0でなければ、即ち、
計測スタート後一度はラップが取られていればステップ
S127で前記レジスタLPAのデータの値が前記レジ
スタLTAのデータの値の1/180よりも大きいか或
いは等しいかどうかを判別する。小さいときは前記ステ
ップS132に分岐し、大きいか或いは等しい場合はス
テップS128で前記レジスタLPAのデータの値から
前記レジスタLTAのデータの値の1/180を減じて
ステップS129に進む。ステップS129では分針移
動位置記憶レジスタANPの値に1を加える。次いでス
テップS130で分針の位置が12時の位置を指してい
るかどうかを判断し、分針の位置が12時の位置を指し
ていれば、ステップS131で分針移動位置記憶レジス
タANPの値を0に戻して前記ステップS132に進
む。分針の位置が12時の位置を指していなければ直ち
に前記ステップS132に進む。
【0045】ステップS132ではラップ回数記憶レジ
スタIが12よりも大きいか否かを判別し、レジスタI
の値が12よりも大きくないときはステップS134に
分岐する。レジスタIの値が12よりも大きい場合には
時針で表示するラップ回数の13回〜20回分を1時か
ら10時までに対応させるためステップS133でレジ
スタIの値から12を減じている。次いで、ステップS
134では時針の一周が180ステップであることを考
慮して、各時間位置を表示させるためのステップ数を算
出するため、前記レジスタIの値を15倍してそれをレ
ジスタBNPに設定する。そして、ストップウォッチ処
理を終了する。
【0046】図11はこの実施例におけるストップウォ
ッチモータ駆動処理の詳細を示すフローチャートであ
る。この処理では図7のステップS31〜ステップS3
5を必要がないので省略している。その他については図
7に示したものと同様である。なお、この実施例では時
針も分針も別々のモータで駆動するよう構成したが、分
針の回転を輪列機構を介して時針に伝達するように構成
しても時針の位置でラップ回数を表示できるようにな
る。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、測定対象の次回のラップの測定時点の目安が付く表
示を行うことができ、且つ、測定対象の移動時間と標準
ラップ時間との偏差を知ることができる。従って、この
標準ラップ時間に対し、どの程度速いのか遅いのかを簡
単に把握することができ非常に便利なストップウォッチ
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストップウォッチ装置の要部を示すブ
ロック構成図である。
【図2】RAMの構成を示す図である。
【図3】本発明のストップウォッチ装置の動作の概要を
示すジェネラルフローチャートである。
【図4】図3の時計モードモータ駆動処理の詳細を示す
フローチャートである。
【図5】図3のキー処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図6】図3のストップウォッチ処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図3のストップウォッチモードモータ駆動処理
の詳細を示すフローチャートである。
【図8】ストップウォッチモードでの計測例を示す模式
図である。
【図9】本発明の他の実施例におけるキー処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施例におけるストップウォッ
チ処理の詳細を示すフローチャートである。
【図11】本発明の他の実施例におけるストップウォッ
チモータ駆動処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 MPU 2 RAM 3 キー入力部 6 表示駆動回路 7 デジタル表示部 12 分針 15 時針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04F 10/00 G04F 8/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1及び第2の指針と、スタ
    ートスイッチが操作された際、計測動作を開始し計測時
    間データを得る時間計測手段と、該時間計測手段で得ら
    れた計測時間データを表示する計測時間データ表示手段
    と、標準ラップ時間データを設定する標準ラップ時間デ
    ータ設定手段と、ラップスイッチと、該ラップスイッチ
    が前記時間計測手段の計測動作中に操作された際前回の
    ラップスイッチの操作時から今回のラップスイッチの操
    作時までの計測ラップ時間データを得るラップ時間デー
    タ計測手段と、該ラップ時間データ計測手段で得られた
    計測ラツプ時間データに基づいて前記第1の指針を1周
    させる第1の指針駆動制御手段と、前記標準ラップ時間
    データ設定手段で設定された標準ラツプ時間データに基
    づいて前記第2の指針を1周させる第2の指針駆動制御
    手段とを備えることを特徴とするストップウォッチ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の指針で時刻を表示す
    る時計表示制御手段を備えた請求項1記載のストップウ
    ォッチ装置。
  3. 【請求項3】 指針と、スタートスイッチが操作された
    際、計測動作を開始し計測時間データを得る時間計測手
    段と、標準ラップ時間データを設定する標準ラップ時間
    データ設定手段と、ラップスイッチと、該ラップスイッ
    チが前記時間計測手段の計測動作中に操作された際前回
    のラップスイッチの操作時から今回のラップスイッチの
    操作時までの計測ラップ時間データを得るラップ時間デ
    ータ計測手段と、前記計測ラップ時間データと前記標準
    ラップ時間データのいずれか一方を選択するデータ選択
    手段と、該データ選択手段で前記計測ラップ時間データ
    が選択されている際に前記指針を前記計測ラップ時間デ
    ータに基づいて1周させ、前記標準ラップ時間データが
    選択されている際に前記指針を前記標準ラップ時間デー
    タに基づいて1周させる指針駆動制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするストップウォッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記指針で時刻を表示する時計表示制御
    手段を備えた請求項3記載のストップウォッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3023816U (ja) * 1995-10-16 1996-04-30 株式会社住建産業 引き戸における隙間かくし構造
KR102055240B1 (ko) * 2018-03-16 2020-01-22 주식회사은성기업 원터치로 고정이 가능한 비닐하우스용 파이프 십자 연결 장치

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