JP2519729Y2 - ストップウォッチ装置 - Google Patents

ストップウォッチ装置

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JP2519729Y2
JP2519729Y2 JP1990008794U JP879490U JP2519729Y2 JP 2519729 Y2 JP2519729 Y2 JP 2519729Y2 JP 1990008794 U JP1990008794 U JP 1990008794U JP 879490 U JP879490 U JP 879490U JP 2519729 Y2 JP2519729 Y2 JP 2519729Y2
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辰夫 大平
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、ストップウォッチ装置に関する。
[考案の背景] ラップをも計測できるストップウォッチ装置は、既に
実用に供されており、例えば、自動車レースのように同
一コースを何周かして速さを競う競技では、1周に要し
た時間すなわちラップは重要なデータとなるが、これを
極めて容易に得られるものとして広く用いられている。
ところで、上記の自動車レース等では、ラップ計測の
ためのスイッチ操作後は、一般に、計測対象としている
自動車は視界外に遠ざかり、次にラップ計測を行なうタ
イミングは全く見当がつかず、常に、次のラップ計測の
ためのスイッチ操作の準備を行なって、今か今かと思い
ながらそのタイミングを待機することになる。この場
合、おおよそであっても次の計測タイミングの見当をつ
けることができるなら極めて便利である。
[考案の目的] 本考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
次のラップ計測タイミングの見当を容易につけられるス
トップウォッチ装置の提供を目的とする。
[考案の要点] 本考案は、時計モードから計測モードに切換えた際
に、時刻を指示する時針及び分針を0時00分位置へ移動
させ、スタート指令によりストップウォッチの計測を開
始させた後、ラップスイッチが操作される毎に、ラップ
タイム演算手段でラップタイムを求め、1回目のラップ
タイムが求められたときには、時針及び分針を0時00分
の位置から、分針が求められたラップタイムで1回りす
るように駆動し、2回目以降のラップタイムが求められ
たときには、時針及び分針を(ラップ数−1)時00分の
位置から、分針が求められたラップタイムで1回りする
ように駆動したことを要旨とする。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す一実施例に基づき具体的に
説明する。
なお、本実施例は、ストップウォッチ機能付の電子腕
時計に本考案を適用したものである。
構成 第1図は、本実施例の回路構成を示すものである。す
なわち、CPU1を中心に他の回路部が、これに接続する構
成となっている。CPU1は、他の各回路部に制御信号を送
って、制御すると共に、送られてきたデータを加工・処
理した上で送出する回路部である。
発振回路2は、常時、一定周波数信号を送出している
回路部で、分周回路3は、発振回路2からの上記信号を
分周して、1分周期信号(1P/M信号)および100Hz信号
を作り、前者を時刻計数回路4に、後者をアンドゲート
6に送出する回路である。時刻計数回路4は、送られて
きた上記1分周期信号を計数して、現在時刻Tを得てCP
U1に送出する回路部である。
RSフリップフロップ5は、CPU1からのセット信号、リ
セット信号を受けてセット状態、リセット状態となり、
セット状態において出力Qをアンドゲート6に送出する
回路である。アンドゲート6は、上記出力Qにより開成
され分周回路3からの100Hz信号をストップウォッチ計
数回路7に送出する回路である。ストップウォッチ計数
回路7は、送られてきた100Hz信号を計数してストップ
ウォッチ時間STを得てこれをCPU1に送出すると共に、CP
U1からのクリア信号により、計数したストップウォッチ
時間STをクリアする回路である。
RAM8は、CPU1の制御の下に、CPU1からのデータを記憶
し、また記憶しているデータをCPU1に送出する回路部で
ある。スイッチ部9は多数のスイッチを備え、いずれか
のスイッチが操作されたときに対応するスイッチ入力信
号をCPU1に送出する回路部である。
モータ駆動回路10は、CPU1からの制御信号を受けて、
パルスモータ11に駆動信号φ1、φ2を送出して、パルス
モータ11を回転駆動する回路部である。該パルスモータ
11による回転力は輪列機構12を介して指針13に与えら
れ、該指針13の運針に供される。表示駆動回路14は、CP
U1から送られてきたストップウォッチ時間STをデジタル
表示部15に表示する回路部で、デジタル表示部15は液晶
表示パネルを備え、表示駆動回路14に駆動されて、これ
にストップウォッチ時間STを表示する回路部である。
第2図は、前記RAM8の構成を示すものである。モード
レジスタMはモードを指定するレジスタで、0がセット
されているときは、指針13により現在時刻Tを表示する
時計モードを指定し、1がセットされているときは、ス
トップウォッチとしての計測を行なう際の計測モードを
指定し、2がセットされているときは、上記計測モード
で計測し後述のラップ記憶部RMに記憶しておいたラップ
を読出す際の読出モードを指定する。計測中フラグFS
は、計測モードでストップウォッチとして計測が開始さ
れた後に立てられ、計測終了により降ろされるフラグで
ある。ラップ予告フラグFLは、先の回のラップが10秒以
上で、次のラップ計測タイミングを予告する動作を行な
うときに立てられるフラグである。ラップ数レジスタL
は、既にラップの計測を行なった回数を記憶するレジス
タである。駆動周期レジスタMSは、次のラップタイミン
グを予告するために行なわれる指針のステップ駆動の周
期を記憶するレジスタである。メモリ指定レジスタP
は、ラップ記憶部RMのラップメモリM1〜M9のいずれかを
指定するレジスタで、例えば、2がセットされていると
きは、ラップメモリM2を指定する。また、ワーキングレ
ジスタW1、W2は、ラップを計測する際に用いられる作業
用のレジスタである。指針位置記憶レジスタPMは、0時
00分〜11時59分における指針13の刻々の位置に割振られ
た0〜719の位置ナンバーが設定され、指針13の位置を
記憶するレジスタである。指針早送位置記憶レジスタPA
は、指針13を早送りで運針する際に、その早送りでの最
終位置を指示すべく上記位置ナンバーが設定されるレジ
スタである。
ラップ記憶部RMはラップメモリM1〜M9からなり、各ラ
ップメモリM1〜M9には、順次、第1、2、3、……9回
目のラップが記憶される。
第3図は、本実施例の表示部の外観を示すものであ
る。すなわち文字盤20上には時針13a、分針13bおよび液
晶表示パネル21が設けられており、液晶表示パネル21に
は、ストップウォッチ時間STを表示するための7セグメ
ント表示体が7桁分だけ配設されている。
動作 次に、以上の如くに構成された本実施例の動作を説明
する。
第4図は、本実施例の動作の概要を示すジェネラルフ
ローチャートである。すなわち、ステップS1では、スイ
ッチ入力があったかを判断し、スイッチ入力があったと
きは対応するスイッチ処理を実行し(ステップS2)、然
る後、表示処理(ステップS2)に進むが、スイッチ入力
がなかったときは、直接、ステップS1から表示処理に進
み、各種データの表示を行なう。そして該表示処理の終
了後は、再度、ステップS1に戻る。
第5図は、上記ジェネラルフローチャート中のスイッ
チ処理(ステップS2)を詳細に示すフローチャートで、
第6図は、上記第5図中の指針移動処理(ステップS1
0、S15、S39)を詳細に示すフローチャートである。ま
た第7図は、上記ジェネラルフローチャート中の表示処
理(ステップS3)を詳細に示すフローチャートである。
そして第8図は、前記計測モードでラツプ計測に際して
の時針13a、分針13bの運針状態を示すものである。以
下、これらの図面を参照しながら、各種状態での動作を
説明していく。
(イ)計測モードでの動作 例えば、いま、モードレジスタMに0がセットされて
時計モードになっているとする。この状態からストップ
ウォッチとして利用すべく計測モードにするには、モー
ドスイッチSMを操作する。このとき該操作をステップS5
で検出し、未だ時計モードであることを確認し(ステッ
プS6)、モードレジスタMに1をセットして計測モード
とする(ステップS7)。次いで、ラップ予告フラグFLを
降ろし(ステップS8)、指針早送位置記憶レジスタPAを
クリアしておき(ステップS9)、指針移動処理(ステッ
プS10すなわち第6図のフローチャート)に進み、早送
りで指針早送位置記憶レジスタPAで指定される位置に指
針13を運針する。すなわち、指針位置記憶レジスタPMの
位置ナンバー(すなわち指針の位置)が指針早送位置記
憶レジスタPAの位置ナンバー(上記ステップS9の処理で
0となっている)に等しくなっているかを判断し(ステ
ップS55)、等しくなっていないときは指針を指針早送
位置記憶レジスタPAで指定されている位置に送るには正
逆いずれの方向に回転した方が早く該位置に達するかを
判断する(ステップS56)。そして早く達する回転方向
に1ステップずつ早送りで駆動していき(ステップS57
又はS61)、その都度、その旨を指針位置記憶レジスタP
Mに記憶していく(ステップS58〜S60又はステップS62〜
S64)。なお上記位置ナンバーは0時00分の指針の位置
が0でありかつ720にも相当するので指針位置記憶レジ
スタPMに設定された位置ナンバーが正方向回転をしてい
き720に達したとき或いは逆方向回転をしていき0以下
に達したときには、それぞれ指針位置記憶レジスタPMの
位置ナンバーを0或いは719に切替える(ステップS59、
S60或いはステップS63、S64)。
然る後、表示処理に進み、デジタル表示部15の液晶表
示パネル21にストップウォッチ計数回路7からのストッ
プウォッチ時間STを表示するが(ステップS82)、未だ
計測前であるので0時間0分0秒が表示され、計測中フ
ラグFSが降ろされていることを確認し(ステップS8
3)、該表示処理を終える。而して、指針13の位置は第
8図のaに示す如くになる。
以上の如くして、計測モードとした後、計測開始に当
っては、スイッチS1を操作する。このとき該操作をステ
ップS21で検出し、未だ計測中フラグFSが立てられてい
ないことを確認し(ステップS22)、その上で計測中フ
ラグFSを立て(ステップS23)、RSフリップフロップ5
にセット信号を送ってこれをセット状態とし(ステップ
S24)、ストップウォッチ計数回路7によるストップウ
ォッチ時間STの計測を開始し、ラップ数レジスタL、駆
動周期レジスタMS、ラップメモリM1〜M9、およびストッ
プウォッチ時間STをクリアするイニシャライズ処理を実
行する(ステップS25)。そして、表示処理では、スト
ップウォッチ計数回路7からのストップウォッチ時間ST
を液晶表示パネル21に表示し(ステップS82)、計測中
フラグFSが立てられていることを確認し(ステップS8
3)、ラップ予告フラグFLが立てられていないことを確
認して(ステップS84)、表示処理を終える。
以後、時間経過と共に、ジェネラルフローチャートの
スイッチ入力検出処理(ステップS1)、表示処理(ステ
ップS3)を繰返し、刻々のストップウォッチ時間STが液
晶表示パネル21に表示されていくが、指針13の運針は行
なわれず、第8図のaの如き状態が保たれる。
第1回目のラップ計測時に至ったときには、スイッチ
S2を操作するが、この場合、該操作をステップS30で検
出し、その時点のストップウォッチ時間STをワーキング
レジスタW1にセットし(ステップS31)、未だラップ数
レジスタLの値が0でラップ計測を行なっていないこと
を確認し(ステップS32)、ラップ数レジスタLに1を
セットし(ステップS33)、ワーキングレジスタW1にセ
ットしておいた今回のストップウォッチ時間STを上記ラ
ップ数レジスタLによって指定されるラップメモリMLす
なわちラップメモリM1に第1回目のラップとして記憶す
る(ステップS35)。次いでステップS35では上記ラップ
メモリM1に記憶した今回のラップが10秒以上になってい
るかを調べ、10秒以上になっているときは、ラップ予告
フラグFLを立て(ステップS36)、ラップ予告動作を行
なう旨を記憶し、ラップメモリM1の今回のラップを60で
割って、分針13bの1ステップで進む時間すなわち該分
針13bの駆動周期を求めて駆動周期レジスタMSにセット
する(ステップS37)。なお、ステップS35で今回のラッ
プが10秒に満たないものであると判断されたときは、ラ
ップ予告動作を行なわないものとし該スイッチ処理を終
了する。
以上の如くして、スイッチ処理を終了した後には、表
示処理に進み、ストップウォッチ時間STを液晶表示パネ
ル21に表示して(ステップS82)、計測中フラグFS、ラ
ップ予告フラグFLが既に立てられていることを確認し
(ステップS83、S84)、未だ駆動周期レジスタMSの駆動
周期だけの時間経過がないことを確認し(ステップS8
5)、該表示処理を終える。従って、第1回目のラップ
計測に際しては指針13の駆動は行なわれない(第8図の
b参照)。
また、第1回目のラップ計測でラップが10秒を起すも
のであったときは、その後、表示処理に進む度に、一連
の処理(ステップS82〜S84)の後、ステップS85に進
み、駆動周期レジスタMSの駆動周期だけの時間経過があ
ったかを調べ、時間経過がなかったときは、ステップS1
に戻り、以下、同様の動作を繰返すが、経過時間があっ
たときは、その度に、上記ステップS85からステップS86
に進み、指針13を1ステップずつ正方向に駆動し、その
旨を指針位置記憶レジスタPMに記憶していく(ステップ
S87)。なお、指針13が12時を指すに至ったときは、指
針位置記憶レジスタPMの値を0に戻しておく(ステップ
S88、S89)。而して、第8図に示す場合の如く第1回目
のラップ(ラップメモリM1に記憶されているラップ)が
15分のときは15分で、指針13が1時を指すに至り、また
第1回目のラップ計測から16分が経過した時点には、指
針13は第8図のcに示す如き状態となる。これにより
(1時以後を指す状態になっていることより)、第1回
目のラップ計測時から第1回目のラップ以上の時間が経
過していることを認識できる。なお、それまでの間は、
指針13は1時前を指し、これから既に第1回目のラップ
を計測していることおよび次のラップ計測タイミングを
概ね予想できることになる。
また、上記の如くして時間が経過して第2回目のラッ
プ計測時に至ったときは、第1回目と同様に、スイッチ
S2を操作するが、このときも、該操作をステップS30で
検出し、その時点のストップウォッチ時間STをワーキン
グレジスタW1にセットし(ステップS31)、既にラップ
数レジスタLの値は0でなくなっていることを確認し
(ステップS32)、ステップS38ではラップ数レジスタL
の値に60を掛けた値を指針早送位置記憶レジスタPAにセ
ットし(いま、ラップ数レジスタLの値は1であるから
指針早送位置記憶レジスタPAには60すなわち1時の位置
に係る位置ナンバーをセットすることになる)、指針移
動処理(ステップS39すなわち第6図のフローチャー
ト)に進む。そして該指針移動処理では、指針位置記憶
レジスタPMの位置ナンバーが指針早送位置記憶レジスタ
PAの位置ナンバーに等しくなるまで、指針13を1ステッ
プずつ駆動しながら、指針位置記憶レジスタPMに駆動後
の位置ナンバーを設定していく(ステップS55〜S64)。
そして指針位置記憶レジスタPMの位置ナンバーが指針早
送位置記憶レジスタPAの位置ナンバーに等しくなったと
きすなわち指針13が1時を指すに至ったときには、それ
をステップS55で検出し、ステップS40に進む。ステップ
S40では指針位置記憶レジスタPMに記憶されている全て
のラップを加算し、その結果をワーキングレジスタW2
セットする(この場合は、ラップメモリM1にのみラップ
が記憶されているので、第1回目のラップをワーキング
レジスタW2にセットすることになる)。次いでワーキン
グレジスタW1にセットしておいた今回のストップウォッ
チ時間STから上記ワーキングレジスタW2の時間を減じた
値で、ワーキングレジスタW1の時間を更新し、ラップ数
レジスタLの値を2として第2回目のラップ計測を行な
った旨を記憶し(ステップS33)、ワーキングレジスタW
1の時間を第2回目のラップとしてラップメモリM2に記
憶する(ステップS34)。然る後、ステップS35、S36を
経てステップS37では今回のラップを60で割った値を、
次回のラップ予告の指針駆動の周期として駆動周期レジ
スタMSにセットし、表示処理へと進む。また、該表示処
理では液晶表示パネル21にストップウォッチ時間STを表
示する等の一連の処理を行なう(ステップS82〜S85)。
そして、以後は、スイッチ入力検出処理(ステップS1)
と表示処理(ステップS3)を繰返し、新たに駆動周期レ
ジスタMSにセットされた駆動周期の毎に指針13を1ステ
ップずつ正方向に駆動し指針位置記憶レジスタPMに記憶
していく等の処理を行なっていく(ステップS82〜S8
9)。従って、第8図のcの状態で第2回目のラップ計
測を行なった場合は、同図の如き状態から先ず指針13が
1時を指す状態に早送りで戻されることになり、以後、
指針13は、16分間で2時を指すに至るようなペースで運
針される。これにより、既にラップ計測を2回行なっ
て、次のラップ計測は3回目に当ること、および該3回
目のラップ計測のタイミングを、予想できることにな
る。そして第3回目のラップ計測のタイミングに、2分
30秒程度で達する時点には第8図のdの如き状態にな
る。
以後、第3、4、5、……回目のラップ計測に際して
は、第1、2回目と同様に、スイッチS2を操作していく
が、その都度、概ね、第2回目のラップ計測時と同様の
動作が行なわれていき、ラップ計測時とラップ計測時の
間も、前述同様にして、次のラップ計測タイミングを予
告する動作等を行なっていく。
また、自動車レース等を終え計測を停止する際は、計
測開始時と同様に、スイッチS1を操作する。このとき該
操作をステップS21で検出し、計測中フラグFSが立てら
れていることを確認し(ステップS22)、その上で該計
測中フラグFSを降ろし(ステップS26)、RSフリップフ
ロップ5をリセットしてストップウォッチ計数回路7に
よるストップウォッチ時間STの計測を停止し、表示処理
ではその時点のストップウォッチ時間STを液晶表示パネ
ル21に表示する動作等を行なう(ステップS82、S83)。
(ロ)読出モードでの動作 上述の計測モードでラップ記憶部RMに記憶した各ラッ
プを液晶表示パネル21に表示して確認するには、先ず、
モードスイッチSMを操作して読出モードにする。このと
き該操作をステップS5で検出し、ステップS6を経て、ス
テップS11で、未だ計測モードであることを確認し、既
に計測中フラグFSが降ろされていることを確認し(ステ
ップS12)、モードレジスタMに2をセットして読出モ
ードとすると共にメモリ指定レジスタPに1をセットす
る(ステップS13)。次いで時刻計数回路4からの現在
時刻Tを、それを示す指針位置に対応する位置ナンバー
に変換して指針早送位置記憶レジスタPAにセットし(ス
テップS14)、指針移動処理(ステップS15すなわち第6
図のフローチャート)に進む。そして該処理では指針13
が現在時刻Tを指すに至るまで指針13を早送りで運針す
る(ステップS55〜S64)。
次いで表示処理では、既に読出モードになっているこ
とを確認し(ステップS80)、メモリ指定レジスタPの
値で指定されるラップメモリ)M1のラップすなわち第1
回目のラップを液晶表示パネル21に表示し(ステップS8
1)、現在時刻Tを、それを示す指針位置に対応する位
置ナンバーに変換して指針早送位置記憶レジスタPAにセ
ットし(ステップS72)、指針早送位置記憶レジスタPA
と指針位置記憶レジスタPMの位置ナンバーが等しいこと
を確認し、該表示処理を終える。
また、第2、3、……回目のラップを、順次、液晶表
示パネル21に表示していくには、スイッチS1を操作して
いく。このとき該操作がある度に、それをステップS46
で検出し、メモリ指定レジスタPの値を1からラップ数
レジスタLの値の間で、サイクリックに1ずつ大きいも
のとしていき(ステップS47〜S49)、表示処理では、メ
モリ指定レジスタPの値で指定されるラップメモリMPの
ラップが液晶表示パネル21に表示されていき(ステップ
S81)、現在時刻Tが指針113により表示されていく(ス
テップS72〜S77)。
(ハ)時計モードでの動作 上記読出モードから時計モードにモードを切換えるに
は、再度、モードスイッチSMを操作する。このとき該操
作をステップS5で検出しステップS6、S11を経てステッ
プS16でモードレジスタMに0をセットして時計モード
とし、表示処理に進み、既に時計モードになっているこ
とを確認し現在時刻Tを液晶表示パネル21に表示し(ス
テップS70、S71)、更に現在時刻Tを指針表示する(ス
テップS72〜S77)。
以下、スイッチ検出処理(ステップS1)と表示処理
(ステップS3)を繰返すが、表示処理に入るたびにその
時点の現在時刻Tを液晶表示パネル21にデジタル表示す
ると共に指針13により指針表示をしていく(ステップS7
0〜S77)。
また、該時計モードでスイッチS1、S2等を操作したと
きは、ステップS50の時計モードスイッチ処理に進み、
現在時刻Tの修正等が行なわれる。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、この考案
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[考案の効果] 本考案は以上詳述したように、時計モードから計測モ
ードに切換えた際に、時刻を指示する時針及び分針を0
時00分位置へ移動させ、スタート指令によりストップウ
ォッチの計測を開始させた後、ラップスイッチが操作さ
れる毎に、ラップタイム演算手段でラップタイムを求
め、1回目のラップタイムが求められたときには、時針
及び分針を0時00分の位置から、分針が求められたラッ
プタイムで1回りするように駆動し、2回目以降のラッ
プタイムが求められたときには、時針及び分針を(ラッ
プ数−1)時00分の位置から、分針が求められたラップ
タイムで1回りするように駆動するようにしたので、分
針でラップ目安を表示できると共に、時針で何ラップ目
かを表示できるストップウォッチ装置の提供を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路構成を示す図、第2図
は第1図中のRAMの構成を示す図、第3図は表示部の外
観を示す図、第4図は本実施例の動作の概要を示すジェ
ネラルフローチャート、第5図は第4図中のスイッチ処
理を詳細に示すフローチャート、第6図は第5図中の指
針移動処理を詳細に示すフローチャート、第7図は第4
図中の表示処理を詳細に示すフローチャート、第8図は
ラップ計測中の指針の位置の変化を示す図である。 1……CPU、2……発振回路、3……分周回路、4……
時刻計数回路、5……RSフリップフロップ、7……スト
ップウォッチ計数回路、8……RAM、9……スイッチ
部、10……モータ駆動回路、13……指針、13a……時
針、13b……分針、14……表示駆動回路、15……デジタ
ル表示部、ST……ストップウォッチ時間、T……現在時
刻、M……モードレジスタ、FS……計測中フラグ、FL…
…ラップ予告フラグ、L……ラップ数レジスタ、MS……
駆動周期レジスタ、P……メモリ指定レジスタ、PM……
指針位置記憶レジスタ、PA……指針早送位置記憶レジス
タ、RM……ラップ記憶部、M1〜M9……ラップメモリ、SM
……モードスイッチ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステップモータによって回転される分針及
    びこの分針の回転が伝達され前記分針が1回転すると所
    定角度回転する時針を備え、前記時針及び分針により時
    刻を指示する時刻指示手段と、 前記時計モードから計測モードに切換える切換手段と、 計測モードへ切換えた際に、前記時針及び分針を0時00
    分位置へ移動させる移動制御手段と、 スタート指令により計測を開始する計測手段と、 ラップスイッチと、 前記計測手段の計測中に前記ラップスイッチが操作され
    る毎にラップタイムを求めるラップタイム演算手段と、 このラップタイム演算手段で1回目のラップタイムが求
    められたときには、前記時針及び分針を0時00分の位置
    から、前記分針が前記求められたラップタイムで1回り
    するように駆動し、前記ラップタイム演算手段で2回目
    以降のラップタイムが求められたときには、前記時針及
    び分針を(ラップ数−1)時00分の位置から、前記分針
    が前記求められたラップタイムで1回りするように駆動
    する駆動制御手段と、 を備えることを特徴とするストップウォッチ装置。
JP1990008794U 1990-01-31 1990-01-31 ストップウォッチ装置 Expired - Lifetime JP2519729Y2 (ja)

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JP1990008794U JP2519729Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 ストップウォッチ装置
US08/176,703 US5408446A (en) 1990-01-31 1994-01-03 Stopwatch with target time function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990008794U JP2519729Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 ストップウォッチ装置

Publications (2)

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JPH03101493U JPH03101493U (ja) 1991-10-23
JP2519729Y2 true JP2519729Y2 (ja) 1996-12-11

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