JPH07198872A - ストップウォッチ装置 - Google Patents

ストップウォッチ装置

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Publication number
JPH07198872A
JPH07198872A JP34894193A JP34894193A JPH07198872A JP H07198872 A JPH07198872 A JP H07198872A JP 34894193 A JP34894193 A JP 34894193A JP 34894193 A JP34894193 A JP 34894193A JP H07198872 A JPH07198872 A JP H07198872A
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JP
Japan
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stopwatch
time
lap
switch
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP34894193A
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English (en)
Inventor
Makoto Nakagawa
誠 中川
Naoyuki Sakazaki
尚之 坂崎
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単なスイッチ操作で、正確なラップタイム
およびセクションタイムを計測できるストップウォッチ
装置を提供する。 【構成】 CPU1で制御する構成とし、第1ストップ
ウォッチ計数回路11でラップタイムを計測し、第2ス
トップウォッチ計数回路14でセクションタイムを計測
するが、スイッチ操作で第2ストップウォッチ計数回路
14の計数動作を停止してセクションタイムを既に得た
後に、スイッチ操作を行ない第1ストップウォッチ計数
回路11でラップタイムを得たときは、上記両ストップ
ウォッチ計数回路をクリアした上で、これらによる再計
測をスタートさせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストップウォッチ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ある定められたコースのスタート地点か
らスタートしてそのコースを何周かする周回競技の練習
時等には、1周の走行に要した時間すなわちラップタイ
ムのみならず上記スタート地点を始点とする区間(上記
コースの1周の距離より短い距離となっている)を走行
に要する時間すなわちセクションタイムをも計測したい
場合が、間々ある。このような場合、従来は、2連スト
ップウォッチを用いていた。この2連ストップウォッチ
を用いて計測を行なう場合、スタートと同時にスイッチ
操作を行ない2連ストップウォッチの両方(以下におい
ては、一方をストップウォッチST−A、他方をストッ
プウォッチST−Bという)をスタートさせ、その後、
上記区間の終点を経過した時点にスイッチ操作を行なっ
てストップウォッチST−Aを停止させてセクションタ
イムを得て、その後スタート地点に戻る間にスイッチ操
作で上記ストップウォッチST−Aのセクションタイム
をリセットし、スタート地点に戻った時点にはスイッチ
操作により、ストップウォッチST−Bの方よりラップ
タイムを得て、その後、このストップウォッチST−B
の計数値を0として再スタートさせると共に次の周回に
おける上記セクションタイムの計測のためにストップウ
ォッチST−Aの方をスタートさせ、以後は、上記作業
を繰返すことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
2連ストップウォッチでラップタイムとセクションタイ
ムを求めていく場合、上述の如く、スイッチ操作の回数
が多く煩雑で、スイッチ操作を誤り易く、スイッチ操作
を誤った場合には正確なラップタイムおよびセクション
タイムを計測できずに終ることになる。本発明は、上述
の如き事情に鑑みてなされたものであり、簡単なスイッ
チ操作で、正確なラップタイムおよびセクションタイム
を計測できるストップウォッチ装置の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ストップウォッチ装置を、第1、第2の
ストップウォッチ計数回路と、第1、第2のストップウ
ォッチ計数回路の計数動作をスタートさせるスタート手
段と、第1のスイッチが操作された際に前記第2のスト
ップウォッチ計数回路の計数動作をストップさせる停止
手段と、前記第2のスイッチが操作された際に前記第1
のストップウォッチ回路で得られたデータに基づいてラ
ップデータを得て記憶させると共に前記第2のストップ
ウォッチ計数回路をクリアした上で再スタートさせる制
御手段と、前記第1、第2のストップウォッチ計数回路
で得られたデータを表示する表示制御手段とを備える構
成とした。
【0005】
【作用】スタート時点においてスタート手段は第1およ
び第2のストップウォッチ計数回路の計数動作を開始さ
せる。そして、区間の終点に至った時点に使用者は第1
の外部操作スイッチを操作することになるが、これによ
り停止手段は第2のストップウォッチ計数回路の計数動
作をストップさせ、セクションタイムを得る。このセク
ションタイムは表示制御手段により表示される。また、
一周してスタート地点に戻ったときには、使用者は第2
の外部操作スイッチを操作することになるが、これによ
り制御手段は上記第2のストップウォッチ計数回路をク
リアした上で再スタートさせると共に第1のストップウ
ォッチ計数回路のデータに基づきラップデータを得て、
記憶部に記憶する。そしてこのラップデータも上記表示
制御手段により表示部に表示される。すなわち、2個の
外部操作スイッチを、順次、区間終点およびスタート地
点で操作していくだけでセクションタイムおよびラップ
タイムが表示されていくことになる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本発明を具
体的に説明する。図1は、本発明の第1の実施例の回路
構成を示すものである。すなわち、本実施例は、CPU
1を中心とし、他の回路部がこれに接続する構成となっ
ている。CPU1は、送られてくるデ−タを処理・加工
して送出すると共に、接続する回路部に制御信号を送っ
て、それらを制御する回路部である。発振回路2は、常
時、一定周波数の信号を送出している回路部であり、分
周回路3は、発振回路2からの上記信号を分周して、1
00Hz信号および1Hz信号を得て、前者をアンドゲ
ー10、13に、後者を計時計数回路4に送出する回路
部である。計時計数回路4は分周回路3からの1Hz信
号を計数して現在時刻データ(現在の月、日、曜日、
時、分および秒の各データからなる)を得て、これをC
PU1に送出する回路である。スイッチ部5は、後述の
各スイッチを備えて、これらのいずれかが操作されたと
きに、対応するスイッチ入力信号をCPU1に送出する
回路部である。
【0007】ROM6は、このストップウォッチ装置の
各種動作に係るプログラム等を固定的に記憶し、CPU
1の制御の下に、記憶しているプログラム等を、順次、
CPU1に送出する回路部である。RAM7は、後述の
ような構成となっており、CPU1の制御の下に、CP
U1からのデータを記憶すると共に、記憶しているデー
タをCPU1に送出する回路部である。表示部8は、後
述の表示パネル15を備え、これにCPU1から送られ
てくるデータを表示する回路部である。
【0008】RSフリップフロップ9は、CPU1から
の信号を受けてセット又はリセット状態となり、セット
状態において出力Q1を送出する回路部である。アンド
ゲート10は上記RSフリップフロップ9からの出力Q
1により開成されて分周回路3からの100Hz信号を
第1ストップウォッチ計数回路11に送出する回路部で
ある。第1ストップウォッチ計数回路11は、アンドゲ
ート10を介して送られてくる上記100Hz信号を計
数してストップウォッチ時間ST1を得て、これをCP
U1に送出する回路である。またRSフリップフロップ
12はCPU1からの信号を受けてセットまたはリセッ
ト状態となり、セット状態において出力Q2を送出する
回路部である。アンドゲート13は上記出力Q2により
開成されて分周回路3からの100Hz信号を第2スト
ップウォッチ計数回路14に送出する回路である。第2
ストップウォッチ計数回路14はアンドゲート13を介
して送られてくる上記100Hz信号を計数してストッ
プウォッチ時間ST2を得て、これをCPU1に送出す
る回路である。
【0009】図2は、上記RAM7の構成を示すもので
ある。モードレジスタMはモードを指定するレジスタで
あり、セット値が0のときは、表示部8の表示パネル1
5に計時計数回路4からの前記現在時刻データを表示す
る時計モードを指定し、セット値が1のときは、当該実
施例をストップウォッチとして利用する際のストップウ
ォッチモードを指定し、またセット値が2のときは、上
記ストップウォッチモードで計測して後述のラップ・セ
クションタイム記憶部LSTに記憶したストップウォッ
チ時間等を、順次、表示部8の表示パネル15に表示し
て確認する際のリコールモードを指定する。スタートフ
ラグS1FおよびS2Fは、それぞれ第1ストップウォ
ッチ計数回路11および第2ストップウォッチ計数回路
14が計数動作を行なっているときに1がセットされる
フラグレジスタである。ラップ表示フラグLAFは、上
記表示パネル15に計測したラップタイムを表示してい
るときに、1がセットされるフラグレジスタである。ラ
ップ回数レジスタLNは、今回、計測したラップタイム
の個数(すなわちラップ・セクションタイム記憶部LS
Tに記憶したラップタイムの個数)を記憶しておくレジ
スタである。またラップ・セクションタイム記憶部LS
Tは今回の計測で得たラップタイムおよびセクションタ
イムを記憶していくメモリ部である。
【0010】次に、本実施例のモード変化に伴なう表示
変遷を示す図6のaを利用して、本実施例の外観を説明
しておく。すなわち時計ケース16の前面には、前記表
示部8の表示パネル15が配されており、この中央左側
部には例えば時計モードでは曜日が表示される第1デジ
タル表示部15aが設けられており、この第1デジタル
表示部15aの右側には、時計モードでは現在時刻デー
タの月と日の桁のデータが表示される第2デジタル表示
部15bが配設されており、この第2デジタル表示部1
5bの下側には、時計モードでは現在時刻データの時、
分、桁のデータが表示される第3デジタル表示部15c
が配設されており、上記第2デジタル表示部15bの上
側には、いずれのモードになっているかを示すモード表
示部15dが設けられている。また時計ケース16の側
面には前記スイッチ部5のスイッチS1、S2、S3、
SAおよびSLが配設されている。
【0011】次に、以上のように構成されている本実施
例の動作について説明する。図3は、本実施例の動作の
概要を示すジェネラルフローチャートである。すなわ
ち、本実施例では、先ず、ステップS1でスイッチ部5
のいずれかのスイッチを操作してのスイッチ入力があっ
たかを判断し、スイッチ入力があったときはステップS
2に進み、対応するスイッチ処理を実施する。当該スイ
ッチ処理を終えた場合、および上記ステップS1でスイ
ッチ入力はなかったと判断したときはステップS3に進
み、その時点に表示を指示されているデータ等を表示パ
ネル15に表示する表示処理を実行し、その後、上記ス
テップS1に戻り、以下、上記同様の動作を繰返すこと
になる。
【0012】図4および5は、それぞれ上記図3のステ
ップS2のスイッチ処理およびステップS3の表示処理
を詳細に示すフローチャートであり、図6はモード変化
に伴う表示の変遷を示すもので図7および8は、上記ス
トップウォッチモードでの動作を説明するための図であ
るが、以下、これらの図面を利用して本実施例の各種状
態を説明していく。
【0013】(イ)ストップウォッチモードでの動作 例えば、いま、図6のaに示すように、表示パネル15
に計時計数回路4の現在時刻データが表示されており時
計モードになっているとする(すなわちモードレジスタ
Mに0がセットされているとする)。この時計モードか
らストップウォッチモードにモードを切換えるには、図
6に示すようにスイッチS3を操作する。この場合、図
3のステップS1でスイッチ入力があった旨を検出し、
ステップS2すなわち図4のスイッチ処理に進み、ステ
ップS5でスイッチS3が操作されたことを検出し、次
のステップS6でモードレジスタMの値を0から1にし
てストップウォッチモードに切換える。然る後、図3の
ステップS3すなわち図5の表示処理へと進みステップ
S50でモードレジスタMの値は0でないことを判断し
てステップS52に進み、モードレジスタMの値は1で
ストップウォッチモードになっていることを判断し、ス
テップS53に進む。ステップS53ではモード表示部
15dの左下の部分を点灯してストップウォッチモード
になっていることを表示し、次のステップS54では、
第2ストップウォッチ計数回路14のストップウォッチ
時間ST2(セクションタイムとなるが、この場合、計
測前であるので00分00秒00となっている)を表示
パネル15の第2デジタル表示部15bに表示する。次
いでステップS55ではラップ表示フラグLAFの値が
0であること、すなわちラップ表示中ではないことを判
断して第1ストップウォッチ計数回路11のストップウ
ォッチ時間ST1(ラップタイムとなるが、この場合、
計測前であるので00分00秒00となっている)を表
示パネル15の第3デジタル表示部15cに表示し、ス
テップS57に進みラップ回数レジスタLNの値すなわ
ちラップ数(この場合、計測前で0となっている)に1
を加えた値すなわち1を第1デジタル表示部15aに表
示する。而して、この場合の表示パネル15の表示は図
6のbすなわち図8のaのようなものとなる。
【0014】以上の如くして、ストップウォッチモード
とした後には、例えば、図7の(a)に示すようなコー
スを周回する周回競技のスタートに合わせて第1ストッ
プウォッチ計数回路11、第2ストップウォッチ計数回
路14の計数動作を開始させることになるが、この場
合、図8に示すようにスイッチSLを操作して上記計測
動作を開始させる(図7の(b)の(イ)に相当す
る)。このとき、当該操作を受けて図3のステップS1
からステップS2すなわち図4のスイッチ処理に進み、
ステップS5でスイッチS3が操作されたのではない旨
を判断してステップS7に進み、モードレジスタMの値
は0でないことすなわち既に時計モードではないことを
判断してステップS10に進み、モードレジスタMの値
は1でストップウォッチモードになっていることを判断
してステップS11に進む。そしてステップS11では
操作されたのはスイッチSLであることを判断してステ
ップS12に進み、スタートフラグS1Fの値は0にな
っており、未だ第1ストップウォッチ計数回路11は計
数動作を開始していないことを判断してステップS13
に進む。ステップS13では、スタートフラグS2Fの
値は0になっており、未だ第2ストップウォッチ計数回
路14は計数動作を開始していないことを判断してステ
ップS14に進み、上記スタートフラグS1Fの値を1
とし、次のステップS15では上記スタートフラグS2
Fの値を1とする。その上で次のステップS16では、
RSフリップフロップ9に信号を送って、これをセット
状態にしてアンドゲート10を開成し、このアンドゲー
ト10を介して分周回路3からの100Hz信号を第1
ストップウォッチ計数回路11の計数動作をスタートさ
せ、更にステップS17ではRSフリップフロップ12
に信号を送って、これをセット状態にしてアンドゲート
13を開成し、このアンドゲート13を介して分周回路
3からの100Hz信号を第2ストップウォッチ計数回
路14に与えて第2ストップウォッチ計数回路14の計
数動作をスタートさせる。そして続く表示処理(図5)
ではステップS50、S52〜S57の処理へと進み、
前記同様にモード表示部15dでモードを表示し、第2
デジタル表示部15bに第2ストップウォッチ計数回路
14からのストップウォッチ時間ST2を表示し、第3
デジタル表示部15cに第1ストップウォッチ計数回路
11からのストップウォッチ時間ST1を表示し、第1
デジタル表示部15aにラップ回数レジスタLNの値に
1を加えた値すなわち1を表示して第1周目の走行中で
あること示す。以上の表示処理を終えた後には、図1の
ステップS1に戻り、スイッチ操作がない限り、ステッ
プS3表示処理へと進み、以後上記同様の動作がなされ
ていき、例えば、走行開始から1分30秒が経過した時
点には、表示パネル15の表示は図8のbのようなもの
になる。
【0015】上記の如くして、時間が経過していき、走
行者がコースを1周してスタート地点に戻ってきたとき
は(すなわち第1周目にはセクションタイムを測定しな
かったものとする)、走行者がスタート地点を通過する
のに合わせてスイッチSAを操作する(図7の(b)の
(ロ)参照)。この場合、この操作を図4のステップS
30で検出し、ステップS31に進みスタートフラグS
1Fの値が1になっていること、すなわち第1ストップ
ウォッチ計数回路11が計数動作中であることを判断
し、次のステップS32ではラップ表示フラグLAFの
値を1としてラップタイムの表示を行なう旨を記憶し、
ステップS33に進みラップ回数レジスタLNの値を1
だけ大きい1とし、次のステップS34では第1ストッ
プウォッチ計数回路11のストップウォッチ時間ST1
をラップタイムとしてラップ・セクションタイム記憶部
LSTの所定メモリに記憶し、然る後にこの第ストップ
ウォッチ計数回路11をリセットした上で計数を続行さ
せておく。そしてステップS35では、セクションタイ
ム計測用の第2ストップウォッチ計数回路14にリセッ
ト信号を送って、この計数値を、一旦、リセットした上
で計数を続行させ、ステップS36では、スタートフラ
グS2Fの値が0ではなく1になっていること、すなわ
ち第2ストップウォッチ計数回路14は動作中であるこ
とを判断して、このスイッチ処理を終える。続く表示処
理(図5)では、ステップS50、S52を経て、ステ
ップS53に進み、前記同様にしてモード表示部15d
にモードを表示し、次のステップS54では、第2スト
ップウォッチ計数回路14のストップウォッチ時間ST
2(すでに前記図4のステップS35のリセット処理で
0とされている)をセクションタイムとして第2デジタ
ル表示部15bに表示し、ステップS55でラップ表示
フラグLAFの値は0ではなく1であり、ラップタイム
の表示を指示されていること判断してステップS60に
進む。ステップS60では、ラップ・セクションタイム
記憶部LSTに記憶した最新のラップタイムすなわち、
前記第1周目のラップタイムを第3デジタル表示部15
cに表示し、ステップS61ではラップ回数レジスタL
Nのラップ番号(この場合は1)を第1デジタル表示部
15aに表示し、ステップS62では、上記ラップタイ
ムの表示を開始してから、未だ7秒が経過しないことを
判断して、この表示処理を終え図3のステップS1へと
戻る。上記の如くして例えば、第1周目のラップタイム
が2分19秒50のときは表示パネル15の表示は、図
8のcのようなものになる。そしてスイッチ操作がない
限り、再度、表示処理(図5)に戻り、上記同様の処理
を実行するという動作を繰返す。
【0016】上記のようにして、ラップタイムの表示を
開始してから上記7秒間が経過したときは、それを表示
処理(図5)のステップS62で検出しステップS63
に進み、ラップ表示フラグLAFの値を0に戻す。この
ため以後の表示処理では、ステップS50、S52〜S
54を経てステップS55でラップ表示フラグLAFの
値は0に戻っていること、すなわちラップタイムの表示
は指示されていない旨を判断してステップS56に進
む。そしてこのステップS56では第1ストップウォッ
チ計数回路11のストップウォッチ時間ST1を第3デ
ジタル表示部15cに表示し、ステップS57では、ラ
ップ回数レジスタLNのラップ番号より1だけ大きい番
号すなわち2(既に第2周目に入っており、次に計測す
るラップタイムは第2周目に係るものであることを示
す)を第1デジタル表示部15aに表示して図3のステ
ップS1に戻る。以後はスイッチ操作がない限り、上記
表示処理(図5)が繰返されていく。このため上記第1
周目のラップ計測時から7秒が経過した時点(すなわち
ラップタイムの表示のホールドが解除された直後)の表
示パネル15の表示は図5のdのようなものになる。
【0017】以下、セクションタイムを計測せず、ラッ
プタイムだけを計測して、ラップ・セクションタイム記
憶部LSTに、順次、それらラップタイムを記憶してい
く場合は、上記同様の動作を繰返されていくことにな
る。
【0018】他方、図7の(b)の第2および3周目に
示すように、セクションタイムをも測定するときは、走
行者が前記区間の終点(図7の(a)のSLで示される
点)を通過するのに合わせてスイッチS2を操作する
(同図(b)の(ハ)および(ホ)参照)。このときス
イッチS2の操作を図4のステップS25で検出し、ス
テップS26でスタートフラグS2Fの値が1になって
いることを確認し、その上でステップS27でこのスタ
ートフラグS2Fの値を0として第2ストップウォッチ
計数回路14の計数動作を停止させることを記憶し、ス
テップS28ではRSフリップフロップ12をリセット
状態として第2ストップウォッチ計数回路14の計数動
作を実際に停止させ、更にステップS29では、この第
2ストップウォッチ計数回路14のストップウォッチ時
間ST2をセクションタイムとしてラップ・セクション
タイム記憶部LSTに記憶する。続く表示処理では、ス
テップS50、S52、S53を経てステップS54
で、計数動作を停止している第2ストップウォッチ計数
回路14のストップウォッチ時間ST2をセクションタ
イムとして第2デジタル表示部15bに表示し、ステッ
プS55を経てステップS56に進む。そしてステップ
S56では、第1ストップウォッチ計数回路11のその
時点のストップウォッチ時間ST1を第3デジタル表示
部15cに表示し、次のステップS57ではラップ回数
レジスタLNのラップ番号に1を加えた値を第1デジタ
ル表示部15aに表示する。例えば第2周目の走行に入
ってから、1分30秒が経過した時点に走行者が区間の
終点を通過し、それに合わせて上記スイッチS2を操作
したときには(図7の(ハ)に相当する)、表示パネル
15には図8のeに示すような表示がなされる。
【0019】以上のようにして、セクションタイムの計
測および表示が行なわれた後には、スイッチ操作が行な
われない限り、表示処理(図5)のステップS50、S
52〜S57の処理が繰返されていき、第2デジタル表
示部15bに計数動作を停止している第2ストップウォ
ッチ計数回路14のストップウォッチ時間ST2を今回
のセクションタイムとして表示し第3デジタル表示部1
5cに第1ストップウォッチ計数回路11のストップウ
ォッチ時間ST1を表示し、第1デジタル表示部15a
にラップ回数レジスタLNの値に1を加えた値を表示し
ていく。そして、時間が経過して第2周目の走行を終え
スタート地点に戻ってきたときは、前述同様に第2周目
におけるラップ時間を計測するためにスイッチSAを操
作する(図7の(b)の(ニ)の操作に対応する)。こ
のとき、当該操作を図4のステップS30で検出し、前
記同様にステップS31でスタートフラグSIFの値が
1になっていることを判断し、ステップS32でラップ
表示フラグLAFの値を1とし、ステップS33でラッ
プ・セクションタイム記憶部LNの値を1だけ大きいも
のとし、ステップS34では第1ストップウォッチ計数
回路11のストップウォッチ時間ST1をラップ・セク
ションタイム記憶部LSTに記憶した上で第1ストップ
ウォッチ計数回路11をリセットして新たな時間経過計
測に入り、次のステップS35で計数を停止している第
2ストップウォッチ計数回路14をリセットする。続く
ステップS36ではスタートフラグS2Fの値が0にな
っていると、すなわち第2ストップウォッチ計数回路1
4は計数を停止していることを確認し、その上でステッ
プS37でスタートフラグS2Fの値を1として当該第
2ストップウォッチ計数回路14の計数動作を開始させ
る旨を記憶し、ステップS38で、実際に第2ストップ
ウォッチ計数回路14の計数動作を開始させる。そして
続く表示処理(図5)でも、前記同様にステップS52
〜S55、S60〜S62の処理を実行し、7秒間に亘
るラップタイム表示状態(すなわち表示内容は異なるが
図8のcに対応する状態)となる。また、この7秒間に
亘るラップタイム表示状態を終えた後には、第2ストッ
プウォッチ計数回路14および第1ストップウォッチ計
数回路11のストップウォッチ時間すなわち上記スイッ
チS4の操作時からの経過時間を、それぞれ第2デジタ
ル表示部15b、第3デジタル表示部15cに表示して
いく状態(すなわち表示内容は異なるが図8のdに対応
する状態)へと進んでいく。
【0020】以下、走行者が区間の終点SL、スタート
地点を通過する度にそれぞれセクションタイム、ラップ
タイムを認識すべく上記同様にスイッチS2、SAを操
作していくことになるが、これらの操作を受けて、上記
同様の動作がなされていく。
【0021】上記のようにして、ある周回競技での練習
のセクションタイム、ラップタイムを計測していき、上
記練習を終え、当該ストップウォッチ装置による計測を
も終了しようとするときは、練習終了のタイミングに合
わせてスイッチSLを操作する。このとき、当該操作を
図4のステップS11で検出し、ステップS12でスタ
ートフラグS1Fの値は0ではないこと、すなわち第1
ストップウォッチ計数回路11は計数動作中であること
を判断してステップS20に進み当該スタートフラグS
1Fの値を0とし、次のステップS21ではRSフリッ
プフロップ9をリセット状態にして第1ストップウォッ
チ計数回路11の計数動作を停止させる。その後、ステ
ップS22に進み、ラップ表示フラグLAFの値は1に
なっているか、すなわち7秒間に亘る前記ラップ表示状
態中であるかを判断し、当該状態中であるときは、ステ
ップS23で上記ラップ表示フラグLAFの値を0とす
る。然る後、表示処理では、ステップS52〜S57の
処理が前記同様に実行される。而して、例えば第2周目
の走行に入って1分30秒が経過した時点で、この周回
競争の練習を停止すべく、スイッチSLを操作したとき
には、図8のf又はgの状態になる(前者は第1ストッ
プウォッチ計数回路11、第2ストップウォッチ計数回
路14が計数しているときにスイッチSLを操作したと
きで、後者は第1ストップウォッチ計数回路11のみが
計数しているときにすなわち図8のeの状態でスイッチ
SLを操作したときに相当する)。
【0022】上記のように、この周回競技の練習の停止
に当っては第1ストップウォッチ計数回路11の計数動
作を停止すべく、必ずスイッチSLを操作するが、これ
だけでは足りず、スイッチS2をも操作しなければなら
ない場合がある。すなわち、図7の(ヘ)に示すよう
に、既にセクションタイムの計測を終えて第2ストップ
ウォッチ計数回路14の計数動作が停止しているときに
は(すなわち図8のeの状態から同図のgの状態にする
ときには)、上述の如く、スイッチSLを操作して、第
1ストップウォッチ計数回路11の計数動作のみを停止
すればよいが、上記第2ストップウォッチ計数回路14
も計数動作を行なっている際中に、上記練習を停止して
計測を終えるときは、上記スイッチSLの操作に加え、
スイッチS2をも操作して図8のfの状態からgの状態
にする。この場合、上記スイッチS2の操作を図4のス
テップS25で検出し、ステップS26でスタートフラ
グS2Fの値が1となっており第2ストップウォッチ計
数回路14が計数動作中であることを判断し、その上で
このスタートフラグS2Fの値を0とする。次いでステ
ップS28ではRSフリップフロップ12をリセット状
態にして上記第2ストップウォッチ計数回路14の計数
動作を停止し、その上で、この第2ストップウォッチ計
数回路14のその時点のストップウォッチ時間をラップ
・セクションタイム記憶部LSTに記憶し、続く表示処
理ではステップS52〜S57で前記同様の処理を実行
する。然して、前記図8のfの表示状態でスイッチS2
を操作したときは、同図のgのような表示状態になる。
【0023】上記のようにして、第1ストップウォッチ
計数回路11、第2ストップウォッチ計数回路14の計
数動作を停止した後には、図7の(b)の(ト)に示す
ようにスイッチSAを操作してこのストップウォッチ装
置をリセット状態にしておく。この場合、当該操作を図
4のステップS30で検出し、ステップS31でスター
トフラグS1Fの値が1ではなく0となっており、既に
第1ストップウォッチ計数回路11の計数動作は停止し
ていることを判断してステップS40に進み、このステ
ップではスタートフラグS2Fの値が0になっており、
既に第2ストップウォッチ計数回路14の計数動作は停
止していることを判断してステップS41に進む。ステ
ップS41では、第1ストップウォッチ計数回路11に
リセット信号を送って、これをリセットし、次のステッ
プS42では第2ストップウォッチ計数回路14にリセ
ット信号を送って、これをリセットし、続くステップS
43ではラップ回数レジスタLNをクリアしておく。そ
して続く表示処理では、前記同様の(ステップS52〜
S57)が実行されて、表示パネル15の表示は、図8
のaのようなものに戻る。
【0024】なお、上記図8のg又はfの状態から(す
なわち第1ストップウォッチ計数回路11および第2ス
トップウォッチ計数回路14の計測が停止している状態
又は第1ストップウォッチ計数回路11の計測のみが停
止している状態であり、上記リセット状態とする前の状
態から)、再度、両ストップウォッチ計数回路での計測
を開始しようとするときは、図8に示すようにスイッチ
SLを操作する。この場合、当該操作を図4のステップ
S11で検出し、前記同様にステップS12〜S17の
処理が実行され、前記計測状態に戻る。
【0025】(ロ)その他のモードでの動作 上記の如くして、ストップウォッチモードでの計測動作
を終えて、当該モードでラップ・セクションタイム記憶
部LSTに記憶した計測結果を表示パネル15に表示し
て確認しようとする際は、リコールモードにモードを切
換えるが、この場合、図6に示すように、スイッチS3
を操作する。このとき当該操作を図4のステップS5で
検出し、ステップS6に進み、このステップでモードレ
ジスタMの値を、1から2に換えてリコールモードとす
る。そして続く表示処理(図5)では、ステップS5
0、S52を経てステップS65に進みリコールモード
の表示処理が実行され、先のストップウォッチモードで
の特定の計測結果が表示される。なお、この場合、表示
を切換えて、他の計測結果を表示させるには、スイッチ
S1等のスイッチ(スイッチS3以外のスイッチ)を操
作するが、これを受けて図4のステップS5、S7、S
10を経てリコールモードスイッチ処理に進み、所定の
処理が実行され、続く表示処理(図5)のリコールモー
ド表示処理(ステップS65)で、上記他の計測結果が
表示される(図6のc参照)。
【0026】また、上記リコールモードから前記時計モ
ードにモードを切換えるには、図6に示すようにスイッ
チS3を操作する。このとき当該操作を図4のステップ
S5で検出し、ステップS6でモードレジスタMの値を
2から0にして時計モードとする。続く表示処理では、
ステップS50、S51の処理へと進み、表示パネル1
5に計時計数回路4の現在時刻データを表示する。そし
て、計時計数回路4の現在時刻データを修正するとき
は、スイッチS1等(スイッチS3以外のスイッチ)を
操作するが、この場合、当該操作を受けて図4のステッ
プS5、S7を経てステップS8の時計モードスイッチ
処理が実行され、続く表示処理(図5)ではステップS
50を経てステップS51の時計モード表示処理に進
み、修正後の現在時刻データが表示パネル15に表示さ
れる。
【0027】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、第1、
第2のストップウォッチ計数回路と、第1、第2のスト
ップウォッチ計数回路の計測動作をスタートさせるスタ
ート手段と、第1のスイッチが操作された際に前記第2
のストップウォッチ計数回路の計測動作をストップさせ
る停止手段と、前記第2のスイッチが操作された際に前
記第1のストップウォッチ回路で得られたデータに基づ
いてラップデータを得て記憶させると共に前記第2のス
トップウォッチ計数回路をクリアした上で再スタートさ
せる制御手段と、前記第1、第2のストップウォッチ計
数回路で得られたデータを表示する表示制御手段とを備
えるストップウォッチ装置に係るものであるから、簡単
なスイッチ操作で、正確なラッチタイムを計測できるラ
ッチタイムおよびセクションタイムを計測できるストッ
プウォッチ装置の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図2】図1中のRAMの構成を示す図である。
【図3】上記実施例の動作の概要を示すジェネラルフロ
ーチャートである。
【図4】図3中のスイッチ処理を詳細に示すフローチャ
ートである。
【図5】図3中の表示処理を詳細に示すフローチャート
である。
【図6】モード変化に伴なう表示の変遷を示す図であ
る。
【図7】本実施例の動作を説明するための図である。
【図8】ストップウォッチモードでの表示の変遷を示す
図である。
【符号の説明】
11 第1ストップウォッチ計数回路 14 第2ストップウォッチ計数回路 15 表示パネル 15a 第1デジタル表示部 15b 第2デジタル表示部 15c 第3デジタル表示部 15d モード表示部 16 時計ケース M モードレジスタ S1F、S2F スタートフラグ LAF ラップ表示フラグ LN ラップ回数レジスタ LST ラップ・セクションタイム記憶部 ST1、ST2 ストップウォッチ時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2のストップウォッチ計数回路
    と、 第1、第2のストップウォッチ計数回路の計数動作をス
    タートさせるスタート手段と、 第1のスイッチが操作された際に前記第2のストップウ
    ォッチ計数回路の計数動作をストップさせる停止手段
    と、 前記第2のスイッチが操作された際に前記第1のストッ
    プウォッチ回路で得られたデータに基づいてラップデー
    タを得て記憶させると共に前記第2のストップウォッチ
    計数回路をクリアした上で再スタートさせる制御手段
    と、 前記第1、第2のストップウォッチ計数回路で得られた
    データを表示する表示制御手段とを備えることを特徴と
    するストップウォッチ装置。
JP34894193A 1993-12-28 1993-12-28 ストップウォッチ装置 Pending JPH07198872A (ja)

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