JPH07146384A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

Info

Publication number
JPH07146384A
JPH07146384A JP5313995A JP31399593A JPH07146384A JP H07146384 A JPH07146384 A JP H07146384A JP 5313995 A JP5313995 A JP 5313995A JP 31399593 A JP31399593 A JP 31399593A JP H07146384 A JPH07146384 A JP H07146384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
time
mode
circuit
pointer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5313995A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushi Okamoto
哲史 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP5313995A priority Critical patent/JPH07146384A/ja
Priority to US08/340,548 priority patent/US5440527A/en
Publication of JPH07146384A publication Critical patent/JPH07146384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G9/00Visual time or date indication means
    • G04G9/0082Visual time or date indication means by building-up characters using a combination of indicating elements and by selecting desired characters out of a number of characters or by selecting indicating elements the positions of which represents the time, i.e. combinations of G04G9/02 and G04G9/08

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの機能に係るデータ、例えばタイマー機
能に係る残時間の表示用に新たに設けた指針を、広く他
の表示にも有効に利用できるようにした電子時計を提供
する。 【構成】 CPU1で制御する構成とし、指針13は、
タイマーモードでは残時間を表示し、その他のモードで
はモードの種類を表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多機能化が図られている
電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、デジタル式の電子腕時計では、多
機能化が進み、例えば減算タイマー機能が付加されたも
のが、既に実用に供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な減算タイマー機能付電子腕時計では、減算タイマー機
能に関する表示としては残時間をデジタル表示するだけ
である。従って、表示中の残時間が、予め設定したタイ
マー時間に対してどの程度になっているか、すなわち、
タイマー機能により時間経過の計測を開始してから、既
にタイマー時間の何パーセント程度の時間が経過し、何
パーセント程度の時間が残っているかを容易には認識で
きない。この残時間を容易に認識できるようにするため
に、指針を設け、この指針によりタイマー時間および残
時間を表示することが考えられる。しかし、このような
事情で指針を設けた場合、この指針を残時間の表示にの
み利用し、他の表示に利用しないのは、構成部材の有効
利用といった点で十分でなく、無駄がある。本発明は、
上述の如き事情に鑑みてなされたものであり、1つの機
能に係るデータ、例えばタイマー機能に係る残時間の表
示用に新たに設けた指針を、広く他の表示にも有効に利
用できるようにした電子時計の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、時計機能以外の他機能モードを有する電
子時計を、少なくとも、指針と、この指針を所定の角度
だけ回転移動させて前記複数の機能モードのうち1つの
機能モードで得られたデータを表示するデータ表示制御
手段と、前記指針を上記データを表示する所定角度範囲
外の位置に移動させて前記複数の他の機能モードを表示
するモード表示制御手段とを備える構成とした。
【0005】
【作用】新たに設けられた指針は、データ表示制御手段
に制御されて、1つの機能モードで得られたデータを表
示すると共に、モード表示制御手段に制御されて、上記
機能モード以外の他の機能モードに係るモード表示をも
する。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本発明を具
体的に説明する。図1は、本発明の第1の実施例の回路
構成を示すものである。すなわち、本実施例は、CPU
1を中心とし、他の回路部がこれに接続する構成となっ
ている。CPU1は、送られてくるデ−タを処理・加工
して送出すると共に、接続する回路部に制御信号を送っ
て、それらを制御する回路部である。発振回路2は、常
時、一定周波数の信号を送出している回路部であり、分
周回路3は、発振回路2からの上記信号を分周して、1
Hz信号を得て、これを計時計数回路4、アンドゲート
19および16に送出する回路部である。計時計数回路
4は分周回路3からの1Hz信号を計数して現在時刻デ
ータ(現在の月、日、曜日、時、分および秒の各データ
からなる)を得て、これをCPU1に送出する回路であ
る。スイッチ部5は、後述の各スイッチを備えて、これ
らのいずれかが操作されたときに、対応するスイッチ入
力信号をCPU1に送出する回路部である。
【0007】ROM8は、この電子時計の各種動作に係
るプログラム等を固定的に記憶し、CPU1の制御の下
に、記憶しているプログラム等を、順次、CPU1に送
出する回路部である。RAM9は、後述のような構成と
なっており、CPU1の制御の下に、CPU1からのデ
ータを記憶すると共に、記憶しているデータをCPU1
に送出する回路部である。ブザー10は、CPU1から
の制御信号を受けて、一定時間、報知音を発生する回路
部である。駆動回路11は、CPU1からの正転信号X
又は反転信号Yを受けてステップモータ12を正転方向
又は逆転方向に回転駆動する回路部である。ステップモ
ータ12は駆動回路11により回転駆動されて指針13
を運針するモータである。指針13は、1本の針からな
り、後述の減算タイマー回路17からの残時間データT
M等を表示する。表示部14は、後述の液晶表示パネル
14aを備え、これにCPU1から送られてくるデータ
を表示する回路部である。
【0008】RSフリップフロップ15は、CPU1か
らの信号を受けてセット又はリセット状態となり、セッ
ト状態において出力Qを送出する回路部である。アンド
ゲート16は上記RSフリップフロップ15からの出力
Qにより開成されて分周回路3からの1Hz信号を減算
タイマー回路17に送出する回路部である。減算タイマ
ー回路17は、CPU1からのプラス1分信号a又はマ
イナス1分信号bを受けて、1分だけ長い又は短いタイ
マー時間が、順次、設定されていき、またアンドゲート
16を介して送られてくる上記1Hz信号を受ける毎に
設定されているタイマー時間(すなわち残時間データT
M)を1秒だけ短いものとし、更に、常時、上記残時間
データTMをCPU1に送出し、残時間データTMが0
となったときにはCPU1にタイムアップ信号TUを送
出する回路である。RSフリップフロップ18は、CP
U1からの信号を受けてセット又はリセット状態とな
り、セット状態において出力Qを送出する回路部であ
る。アンドゲート19は上記RSフリップフロップ18
の出力Qにより開成されて分周回路3からの1Hz信号
をストップウォッチ計数回路20に送出する回路部であ
る。ストップウォッチ計数回路20は、上記アンドゲー
ト19を介して送られてくる1Hz信号を計数して経過
時間データすなわちストップウォッチ時間データSTを
得て、これをCPU1に送出すると共に、CPU1から
のクリア信号cを受けて計数したストップウォッチ時間
データSTをクリアする回路である。
【0009】図2は、前記RAM9の要部の構成を示す
ものである。モードレジスタMはモードを指定するレジ
スタであり、セット値が0のときは、表示部14に計時
計数回路4の現在時刻データを表示する時計モードを指
定し、セット値が1のときは、この電子時計を減算タイ
マーとして利用する際のタイマーモードを指定し、セッ
ト値が2のときは、アラーム時刻を設定する際のアラー
ムモードを指定し、またセット値が3のときは、この電
子時計をストップウォッチとして利用する際のストップ
ウォッチモードを指定する。スタートフラグSFは、上
記タイマーモードで減算タイマー回路17を動作させて
いるときに1がセットされるレジスタである。指針位置
レジスタGPは、指針13が実際に指している位置を示
すステップ値がセットされるレジスタである。なお指針
13が指す位置は後述のようにステップ値0〜70で示
される。また移動先レジスタNPは、指針13を移動さ
せる際に、移動先の位置を示すステップ値がセットされ
るレジスタである。加減算指定レジスタOFは、減算タ
イマー回路17にタイマー時間をセットする際に、スイ
ッチ操作毎に1分だけ長いタイマー時間にしていくの
か、1分だけ短いタイマー時間にしていくのか(すなわ
ち、前記プラス1分信号a、マイナス1分信号bのいず
れを減算タイマー時間17に送出してタイマー時間を所
望のものにしようとしているのか)を指定するレジスタ
である。またアラーム時刻レジスタATは、前記アラー
ムモードでスイッチ操作により設定されたアラーム時刻
が記憶されるレジスタである。
【0010】ここで、本実施例の外観を、モード切換に
伴なう表示変遷を示す図7のaを利用して説明してお
く。すなわち時計ケース30の正面左側の半円状となっ
ている部分には指針表示部31が配されており、この指
針表示部31には前記1本の指針13が設けられてお
り、またこの指針表示部31の右側上方部にはスイッチ
S1が配され、このスイッチS1の下部には前記表示部
14の液晶表示パネル14aが配設されている。そして
時計ケース30の右側面には上記スイッチS1以外のス
イッチが配されている。前述の如く、指針13はステッ
プ値0〜70で示される各位置を指すが、この各位置の
うちステップ値0〜60で示される位置にはステップ値
に合わせて0〜60の目盛(0〜60分を表わす)が与
えられ0、10、20、……60の目盛にはそれを表わ
す数字が印刷表示されている。また上記数字以外にも、
ステップ値0の位置には時計の指針表示部を図案化した
時計マーク32が印刷表示されており、ステップ値65
の位置にはスピーカから音が発生している状態を図案化
したアラームマーク33が印刷表示されており、更にス
テップ値70の位置には、人が走っている状態を図案化
したストップウォッチマーク34が印刷表示されてい
る。
【0011】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。図3は本実施例の動作の概要を
示すジェネラルフローチャートである。すなわち本実施
例では、先ず、ステップS1でモードレジスタMの値か
ら、指定されているモードを判断する。モードレジスタ
Mの値が0で時計モードが指定されているときは、ステ
ップS2に進み、時計モード処理を実行し、モードレジ
スタMの値が1でタイマーモードが指定されているとき
は、ステップS3に進みタイマーモード処理を実行し、
モードレジスタMの値が2でアラームモードが指定され
ているときは、ステップS4に進みアラームモード処理
を実行し、モードレジスタMの値が3でストップウォッ
チモードが指定されているときは、ステップS5に進み
ストップウォッチモード処理を実行する。上記ステップ
S2〜S5までの処理のいずれかを実行した後には、ス
テップS6に進み、計時計数回路4の現在時刻がRAM
9のアラーム時刻レジスタATに記憶されているアラー
ム時刻に至っているかを調べ、至っているときは、ステ
ップS7に進み、ブザー10に制御信号を送って一定時
間だけ報知音を発生させる報音処理を実行した後、ステ
ップS8に進むが、至っていないときは、ステップS6
から、直接、ステップS8に進む。
【0012】ステップS8では、スタートフラグSFの
値が1であるか、すなわち減算タイマー回路17が動作
中であるかを判断し、このスタートフラグSFの値が1
であるときは、次のステップS9に進み、減算タイマー
回路17からタイムアップ信号TUが送られてきたか、
すなわち減算タイマー回路17の残時間データTMが0
となったかを判断する。タイムアップ信号TUが送られ
てきているときは、ステップS10に進み、ブザー10
に制御信号を送って一定時間だけ報知音を発生させる報
音処理を実行する(なお、このステップS10では、前
記ステップS7の報音処理でブザー10に送られた制御
信号とは異なった制御信号が送られ、ブザー10から発
生する報知音も音色が異なるものとなる)。次いでステ
ップS11ではスタートフラグSFの値を0とし、その
上でステップS12に進み、RSフリップフロップ15
にリセット信号を送ってこれをリセット状態とし、この
RSフリップフロップ15からの出力Qの送出を停止
し、アンドゲート16を閉成して減算タイマー回路17
の動作を停止させる。このステップS12の処理が終了
した場合、前記ステップS8でスタートフラグSFの値
は1ではないと判断した場合又はステップS9で未だタ
イムアップ信号TUが送られてきていないと判断した場
合は、いずれの場合も、ステップS1に戻り、以下、上
記同様の動作を繰返すことになる。
【0013】図4は、上記図3のステップS2の時計モ
ード処理を詳細に示すフローチャートであり、図5はス
テップS3のタイマーモード処理を詳細に示すフローチ
ャートであり、また図6は、ステップS4のアラームモ
ード処理を詳細に示すフローチャートである。以下、こ
れらのフローチャートを参照しながら、各種状態におけ
る動作を詳細に示していく。
【0014】(a)時計モードでの動作 例えば、いま、時計モードで図7のaに示す状態になっ
ているものとする。この場合、スイッチ操作がない限
り、図3のステップS1でモードレジスタMの値が0で
時計モードになっていることを判断し、ステップS2の
時計モード処理すなわち図4のフローチャートに進む。
そしてステップS20でスイッチS1は操作されていな
いことを判断し、ステップS21に進みスイッチS3は
操作されていないことを判断し、ステップS25に進
む。このステップS25では、デジタル表示部すなわち
液晶表示パネル14aに計時計数回路4の時刻データ
(この場合、時、分、秒データのみを指す)又は日付デ
ータのいずれかその時点に指定される方を表示し、その
上でステップS26に進み移動先レジスタNPに0をセ
ットして指針13が時計モードであることを示す時計マ
ーク32を指すようにし、然る後にステップS27〜S
31で示される指針移動処理(図4で点線で囲まれてい
る部分)に進む。そして、先ずステップS27では、移
動先レジスタNPのステップ値と指針位置レジスタGP
のステップ値とを比較するが、この場合、すでに時計モ
ードになっているので両ステップ値は等しく(ともに0
となっている)、指針13の移動はなくはなく(時計マ
ーク32を指したままとなる)、当該時計モード処理を
終える。その後、図3のステップS6〜S12の処理を
前記のように実行してステップS1に戻り、以下、上記
同様の動作を繰返すことになる。例えば、計時計数回路
4の時刻データが10時58分50秒であり、この時刻
データの方の表示が指定されているとすると、上記ステ
ップS25では液晶表示パネル14aに上記時刻データ
が表示され、液晶表示パネル14aの表示は図7のaの
ようなものになる。
【0015】上記状態(すなわち図7のaに示すように
液晶表示パネル14aに現時点の時、分、秒データを表
示している状態)から液晶表示パネル14aに当日の日
付データを表示する状態に切換えるには、図7に示すよ
うにスイッチS1を操作する。このとき、この操作を図
4のステップS20で検出し、ステップS23では上記
スイッチS1の操作が一般の操作であり2秒以上に亘る
継続的操作ではないことを判断してステップS24に進
む。ステップS24では、表示対象を時刻データから日
付データに切換え、その上でステップS25に進み、液
晶表示パネル14aに、新たに表示対象になった計時計
数回路4の日付データを表示する。次のステップS26
では移動先レジスタNPにセット値0をセットし、続く
ステップS27では、移動先レジスタNPのセット値と
指針位置レジスタGPのセット値が等しくなっているこ
とを判断して、この時計モード処理を終え図3のステッ
プS6以後の処理へと進み、前記同様の動作を行なって
いく。例えば、計時計数回路4が計数している日付デー
タが、5月19日水曜日であったときは、液晶表示パネ
ル14aの表示は図7のbに示すようなものになる。な
お、このようにして液晶表示パネル14aに日付データ
を表示した後、更に時刻を表示する状態に戻すには、上
記同様にスイッチS1を操作するが、この場合も、図4
のステップS20で当該操作を検出し、ステップS23
を経て、ステップS24で表示対象を時刻データに切換
え、ステップS25で上記時刻データを液晶表示パネル
14aに表示し、ステップS26、S27の処理を実行
し、この時計モード処理を終える。これにより図7のa
の状態に戻る。
【0016】(b)タイマーモードでの動作 図7に示すように、上記時計モードからタイマーモード
にモードを切換えるには、スイッチS1を2秒以上に亘
って継続的に操作する。この場合、先ず、図4のステッ
プS20でスイッチS1が操作されたことを検出し、次
のステップS23で2秒以上に亘って継続的に操作され
たことを判断し、ステップS35に進む。このステップ
S35では、モードレジスタMに1をセットして上記タ
イマーモードを指定し、次のステップS36では、スタ
ートフラグSFの値が0で未だ減算タイマー回路17は
動作を開始していないことを判断し、ステップS37に
進み、プラス1分信号aを1発だけ減算タイマー回路1
7に送って、この減算タイマー回路17の残時間データ
TMとして1分をセットする。然る後、ステップS38
では、加減算指定レジスタOFに0をセットして、スイ
ッチS1の操作により減算タイマー回路17の残時間デ
ータTMを1分だけ長いものにしていく状態にあること
を記憶し、次のステップS39ではスタートフラグSF
に1をセットして、減算タイマー回路17によるタイマ
ー動作を開始することを記憶する。その後、ステップS
40では、RSフリップフロップ15をセット状態とし
てアンドゲート16を開成し、このアンドゲート16を
介して分周回路3からの1Hz信号を減算タイマー回路
17に与えて、実際にタイマー動作を開始させる。そし
て、以後は図3のステップS6〜S9の処理を実行し、
ステップS1に戻り、このステップS1でモードレジス
タMの値は既に1でタイマーモードになっていることを
判断し、ステップS3すなわち図5のタイマーモード処
理へと進む。そして、ステップS45、S47を経てス
テップS65に進み、減算タイマー回路17にセットさ
れている残時間データTM(この場合は前記のように1
分となっている)を指針13が指すべき位置のステップ
値として移動先レジスタNPにセットし、ステップS6
6に進む。このステップS66の指針移動処理は、図4
ステップS27〜S31の処理(点線で囲まれている部
分)と同様となっている。すなわち、先ず、ステップS
27で移動先レジスタNPと指針位置レジスタGPとの
ステップ値を比較し、移動先レジスタNPのステップ値
の方が大きいことを判断し、ステップS28で駆動回路
11に正転信号Xを送出しステップモータ12に1ステ
ップだけ正転し、指針13を1ステップすなわち1分だ
け進め、その上でステップS29に進み、指針位置レジ
スタGPのステップ値を1だけ大きいものとして指針1
3が指している位置を記憶する。その後、図5のステッ
プS67に進み減算タイマー回路17の動作が開始して
から未だ2秒は経過していないことを判断し、ステップ
S68ではデジタル表示部すなわち液晶表示パネル14
aに減算タイマー回路17の残時間データTM(この場
合は1分)を表示する。
【0017】上記の如くして、タイマーモード処理(図
5)を終えた後には、図3のステップS6〜S9、S1
を経て、再度、上記タイマーモード処理に進む。そして
ステップS45、S47、S65を経てステップS66
の指針移動処理(すなわち図4の点線で囲まれている部
分)に進むが、この場合は、ステップS27で既に移動
先レジスタNPと指針位置レジスタGPとのステップ値
は等しくなっていること(すなわち、指針13は既に指
すべき位置を指していること)を判断し、図5のステッ
プS67、S68へと進む。以上の処理により、指針表
示部31および液晶表示パネル14aの表示は、図7の
cに示すようなものとなる。すなわち指針表示部31に
おいては、指針13は残時間データTMすなわち1分を
指し、液晶表示パネル14aには上記1分がデジタル表
示される。
【0018】上記の如くして、減算タイマー回路17の
残時間データTMとして1分をセットした後に、この減
算タイマー回路17に、更に、より長い残時間データT
Mをセットするには、スイッチS1を操作していく(操
作と操作の間に1分以上の間隔を置かず連続操作をして
いく)。このとき、スイッチS1の操作がある度に、そ
れをタイマーモード処理(図5)のステップS47で検
出し、ステップS48で加減算指定レジスタOFの値が
0になっていることを確認し、続くステップS49では
減算タイマー回路17の残時間データTMの秒の桁を分
の桁に切上げ(例えば残時間データTMが40秒となっ
ているときは1分とし、1分20秒となっているときは
2分とする)、その上で更に残時間データTMを1分だ
け長いものとしていく。そしてステップS50では減算
タイマー回路17の残時間データTMが60分に達した
かを判断し、達していないときはステップS60でスタ
ートフラグSFの値は0ではないことを判断し、以下ス
テップS65〜S68の処理を前記同様に実行してい
く。例えば、上記スイッチS1の操作を当初のもの(モ
ード切換時の2秒に亘る継続的な操作)をも含めて30
回行なったときは、減算タイマー回路17に残時間デー
タTMとして30分がセットされ、図7のdに示すよう
にこの30分が指針表示部31に指針表示され、液晶表
示パネル14aにデジタル表示される。
【0019】上記のようにしてスイッチS1を操作して
減算タイマー回路17にタイマー時間をセットして、そ
の後、2秒間以上、スイッチS1を操作せず放置してお
いたときは、図5のタイマーモード処理のステップS6
7で、その旨を検出しステップS69に進み液晶表示パ
ネル14aに計時計数回路4の現在時刻データ(この場
合は時、分、秒データ)を表示する。例えば上記現在時
刻データが10時8分58秒となっているときは、液晶
表示パネル14aの表示は図7のeに示すようなものと
なる。すなわち、減算タイマー回路17にセットしよう
としたタイマー時間をセットし終ったときは、直ちに減
算タイマー回路17の減算タイマー動作が開始され、指
針表示部31および液晶表示パネル14aには上記タイ
マー時間が表示されるが、その後、2秒経過後は、液晶
表示パネル14aの方には現在時刻が表示されていく。
【0020】ところで、上記の場合は、スイッチS1を
操作していき、減算タイマー回路17にタイマー時間と
して60分未満の時間をセットした場合であったが、ス
イッチS1の操作を間隔をおかずに60回繰返して、減
算タイマー回路17のタイマー時間が60分になったと
きは、それを図5の前記ステップS50で検出し、次の
ステップS51で加減算指定レジスタOFの値を1とし
て、以後のスイッチS1の操作では減算タイマー回路1
7のタイマー時間を1分ずつ短いものとしていくことを
記憶する。然る後、ステップS60、S65〜S68の
処理を前記同様に実行する。そして、上記の如くしてタ
イマー時間が60分になった後、更にスイッチS1を操
作していったときは、その都度、当該操作を図5のステ
ップS47で検出し、ステップS48で加減算指定レジ
スタOFの値は0ではなく1になっていることを判断し
ステップS52に進む。そしてステップS52では残時
間データTMの秒の桁を切上げ(前述同様で、例えば残
時間データTMが59分20秒のときはこの残時間デー
タTMを60分とする)、その上でこの残時間データT
Mすなわちタイマー時間を1分だけ短いものとしてい
き、ステップS53でタイマー時間が0となったかを判
断し、0となってないときはステップS60、S65〜
S68の処理へと進み、その時点の減算タイマー回路1
7のタイマー時間を指針表示部31および液晶表示部1
4aに表示していくが、この場合、ステップS66の指
針移動処理では図4のステップS27、S30、S31
の処理が実行されていき、指針13は1分ずつ短いタイ
マー時間を指していく。なお、上記の如くしてスイッチ
S1を操作していき、タイマー時間が0分になったとき
は、上記ステップS53でそれを検出し、ステップS5
4で加減算指定レジスタOFの値を0に戻しておき、ス
テップS55でスタートフラグSFの値を0として減算
タイマー回路17の動作を停止することを記憶し、ステ
ップS56では、RSフリップフロップをリセット状態
として減算タイマー回路17のタイマー動作を停止さ
せ、ステップS60、S61、S65〜S68の処理へ
と進む。すなわち、スイッチS1を操作して、減算タイ
マー回路17にタイマー時間として0分をセットしたと
きは、減算タイマー回路17のタイマー動作は自動的に
停止することになる。
【0021】上記の如くして、スイッチS1の操作によ
りタイマー時間を0分として減算タイマー回路17のタ
イマー動作を停止した後、再度、減算タイマー回路17
のタイマー動作を開始させるには、スイッチS1を操作
する。このとき当該操作を図5のステップS47で検出
し、次のステップS48で加減算指定レジスタOFの値
が0になっていることを判断してステップS49に進
み、減算タイマー回路17にタイマー時間として1分を
セットして、以下前記同様にしてステップS50、S6
0の処理を実行し、ステップS61に進み、タイマー時
間は0分にはなっていないことを確認し(この場合は上
記処理により1分となっている)、次のステップS62
ではスタートフラグSFの値を1として減算タイマー回
路17のタイマー動作を開始させることを記憶し、その
上でステップS63に進み、RSフリップフロップ15
にセット信号を送りこれをセット状態として減算タイマ
ー回路17のタイマー動作を開始させる。このようにし
て減算タイマー回路17によるタイマー動作を開始した
後は、ステップS65〜S68の処理へと進み、前記同
様の動作が行なわれる。また減算タイマー回路17のタ
イマー時間として1分以上の時間をセットしようとする
ときは、前記同様にスイッチS1の操作を繰返してい
く。この場合、スイッチS1の操作の度に図5のステッ
プS47〜S50、S60、S65〜S68の処理が実
行され、残時間データTMが1分だけ長いものとなって
いき、その残時間データTMが指針表示部31および液
晶表示パネル14aに表示されていく。そして、前述同
様に、当該スイッチS1の操作により、減算タイマー回
路17に所望のタイマー時間をセットした後、すなわち
スイッチS1の操作を終えたときから、減算タイマー回
路17は、直ちにタイマー動作を開始し、また2秒後に
は液晶表示パネル14aへの表示対象をタイマー時間す
なわち残時間データTMから現在時刻に切換える(図5
のステップS69)。
【0022】上記の如くして、減算タイマー回路17に
よるタイマー動作を開始して、更に2秒を経過した後
は、刻々の残時間データTMを指針表示部31に指針表
示し、現在時刻を液晶表示パネル14aにデジタル表示
していくが、時間が経過して減算タイマー回路17の残
時間データTMの値が0分となったときは、減算タイマ
ー回路17からタイムアップ信号TUが送られてくる。
この場合、タイムアップ信号TUを図3のステップS9
で検出し、ステップS10に進みブザー10に制御信号
を送って、残時間データTMが0分になったことを知ら
せるために、一定時間、報知音を発生させる報音処理を
実行する。然る後、ステップS11でスタートフラグS
Fの値を0とし減算タイマー回路17のタイマー動作を
停止させることを記憶し、次のステップS12ではRS
フリップフロップ15にリセット信号を送って、これを
リセット状態として減算タイマー回路17のタイマー動
作を停止する。
【0023】(c)アラームモードでの動作 モードをアラームモードにするには、図7に示すよう
に、時計モード又はタイマーモードでスイッチS3を操
作する。時計モードでスイッチS3を操作したときは、
当該操作を図4のステップS21で検出し、次のステッ
プS22でモードレジスタMの値を2にしてアラームモ
ードとする。またタイマーモードでスイッチS3を操作
したときは、当該操作を図5のステップS45で検出
し、次のステップS46でモードレジスタMの値を2に
してアラームモードとする。
【0024】上記のようにして、アラームモードにした
後には、図3のステップS1でモードレジスタMの値は
2となり、アラームモードになっていることを判断し
て、ステップS4すなわち図6のアラームモード処理に
進む。そして、ステップS75では、新たなスイッチ入
力があったかを判断し、新たなスイッチ入力がなかった
ときは、ステップS77に進みデジタル表示部すなわち
液晶表示パネル14aへアラーム時刻レジスタATに設
定されているアラーム時刻を表示する。次いでステップ
S78では、指針13でアラームマーク33を指してア
ラームモードになっていることを表示するため、アラー
ムマーク33の位置に当たるステップ値65を移動先レ
ジスタNPにセットする。然る後、ステップS79では
指針移動処理、すなわち、図4のステップS27〜S3
1で表わされる処理(点線で囲まれたステップの処理)
が実行される。すなわち、ステップS27では、移動先
レジスタNPと指針位置レジスタGPとのステップ値を
比較して移動先レジスタNPのステップ値の方が大きい
と判断したときは、ステップS28で駆動回路11に正
転信号Xを送出し、ステップモータ12および指針13
を1ステップだけ正転し、次のステップS29では上記
正転後の指針13の位置を記憶しておくため指針位置レ
ジスタGPのステップ値を1だけ大きいものにして、当
該指針移動処理すなわち図6のステップS79の処理を
終える。然る後には、図3のステップS6、S8、S1
を経て、ステップS4すなわち上記図6のアラームモー
ド処理に進み指針13を1ステップだけ正転する。以下
上記同様の処理(ステップS75〜S79)を繰返すこ
とになるが、このとき、アラームモード処理のステップ
S79の指針移動処理では、移動先レジスタNPのステ
ップ値と指針位置レジスタGPのステップ値が等しくな
るまですなわち指針位置レジスタGPのステップ値が6
5となり指針13がアラームマーク33を指すまで指針
13は1ステップずつ正転し、指針位置レジスタGPの
ステップ値は1だけ大きいものになっていく。
【0025】例えば、予めアラーム時刻としてアラーム
時刻レジスタATに午後12時がセットされているとき
にスイッチS3を操作してアラームモードにしたとき
は、指針表示部31および液晶表示パネル14aの表示
は図7のgのようなものとなる。
【0026】以上のようにしてアラームモードにした後
に、アラーム時刻レジスタATのアラーム時刻を更新し
ておくには、液晶表示パネル14aに所望のアラーム時
刻が表示されるまでスイッチS3以外のスイッチ、例え
ばスイッチS1を操作していく。この場合、当該操作が
ある度に、それを図6のステップS75で検出し、次の
ステップS76のスイッチ処理でアラーム時刻レジスタ
ATのアラーム時刻を新たなものにしていき、当該新た
なアラーム時刻は、次のステップS77で液晶表示パネ
ル14aに表示されていく。
【0027】なお、上記の如くしてアラームモードでア
ラーム時刻レジスタATに設定したアラーム時刻に現在
時刻が等しくなったときは、前述の如く、その時点のモ
ードに拘らず、それを図3のステップS6で検出しステ
ップS7でブザー10に制御信号を送り一定時間、アラ
ーム用の報知音を発生せしめる。
【0028】(d)ストップウォッチモードでの動作 上記アラームモードからストップウォッチモードにモー
ドを切換えるには、図7に示すようにアラームモードに
おいてスイッチS3を操作する。この場合、当該操作を
図6のステップS75で検出し、次のステップS76の
スイッチ処理においてモードレジスタMの値を3として
ストップウォッチモードとする。然る後、図6のステッ
プS77〜S79、図3のステップS6〜S8を経て図
3のステップS1に戻り、既にモードレジスタMの値が
3でストップウォッチモードになっていることを判断し
てステップS5のストップウォッチモード処理に進む。
このストップウォッチモード処理では、先ず、ストップ
ウォッチ計数回路20にクリア信号cを送ってストップ
ウォッチ計数回路20のストップウォッチ時間データS
Tをクリアし、次いで液晶表示パネル14aにストップ
ウォッチ計数回路20のストップウォッチ時間データS
T(この場合、上記処理でストップウォッチ計数回路2
0がクリアされているので0分0秒となっている)が表
示され、然る後、移動先レジスタNPにステップ値70
(すなわちストップウォッチマーク34の位置のステッ
プ値)がセットされ、指針移動処理(図4のステップS
27〜S31までの処理)が実行される。その後、図3
のステップS6、S8を経てステップS1に戻り、以
下、指針13がストップウォッチマーク34を指すま
で、上記同様の動作が、繰返される。そして、最終的に
は、指針表示部31および液晶表示パネル14aの表示
は図7のhに示すようなものとなる(指針表示部31に
おいて指針13がストップウォッチマーク34を指して
いることにより、使用者は極めて容易に、ストップウォ
ッチモードになっていることを認識できる)。
【0029】上記のようにしてストップウォッチモード
にした後、ストップウォッチとして時間経過の計測を行
なうときは、計測開始および終了に合わせてスイッチS
1を操作する。この場合計測開始時には図3のステップ
S5のストップウォッチモード処理でRSフリップフロ
ップ18にセット信号を送り、ストップウォッチ計数回
路20に計数を開始させ、このストップウォッチ計数回
路20の刻々のストップウォッチ時間データSTを液晶
表示パネル14aに表示し、また計測終了時にも上記ス
トップウォッチモード処理(図3のステップS5)でR
Sフリップフロップ18にリセット信号を送ってストッ
プウォッチ計数回路20に計数を停止させる。
【0030】上記の如くして、ストップウォッチモード
での動作すなわちストップウォッチ時間データSTの計
測を終え、このストップウォッチモードから時計モード
に戻すには図7に示すようにスイッチS3を操作する。
この場合も、図3のステップS5のストップウォッチモ
ード処理でモードレジスタMの値を0として、時計モー
ドとし、その後は、前述のような時計モードでの動作が
行なわれる。
【0031】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。この第2の実施例の回路構成は、概ね前記第1の実
施例の回路構成と同様で、第1の実施例についての図1
で表わされる。また、同図のRAM9の構成は、図2で
示される構成と異なっており、同図のスタートフラグS
F、加減算指定レジスタOFが取除かれ、タイマースタ
ートフラグTSF、ストップウォッチスタートフラグS
SF、状態レジスタCF、タイマーセット時間レジスタ
MAの4個のレジスタが追加されている。ここでタイマ
ースタートフラグTSFは、減算タイマー回路17を動
作させて刻々の残時間データTMを得ている際に1がセ
ットされるフラグレジスタである。ストップウォッチス
タートフラグSSFは、ストップウォッチ計数回路20
を動作させて刻々のストップウォッチ時間データSTを
得ている際に1がセットされるフラグレジスタである。
状態レジスタCFは、タイマーモードでの各種状態を指
定するレジスタであり、0がセットされているときは、
減算タイマー回路17によるタイマー動作およびストッ
プウォッチ計数回路20によるストップウォッチ動作の
いずれをも停止する状態を指定し、1がセットされてい
るときは、少なくとも上記ストップウォッチ動作は実行
されている状態(タイマー動作は実行されていても、停
止されていてもよい)を指定し、2がセットされている
ときは、次に説明するタイマーセット時間レジスタMA
にタイマー時間をセットする状態等を指定する。タイマ
ーセット時間レジスタMAは、減算タイマー回路17に
設定されるタイマー時間が予めセットされるレジスタで
ある。
【0032】次に、本実施例の外観を、モード切換に伴
なう表示変遷を示す図11のaを利用して説明してお
く。すなわち、時計ケース30の正面右側の半円状とな
っている部分には、指針表示部31が配されており(前
記第1の実施例では時計ケース30の正面左側が半円状
となっており、この部分に指針表示部31が配されてい
た)、この指針表示部31には1本の指針13が設けら
れており、また、この指針表示部31の左側上方部には
表示部14の液晶表示パネル14aが配設され、この液
晶表示パネル14aの下方部にはスイッチS1が配され
ている。そして時計ケース30の左側面には、上記スイ
ッチS1以外のスイッチが配されている。本実施例で
も、前記第1の実施例と同様に指針13はステップ値0
〜70で示される各位置を指すが、この各位置のうちス
テップ値0〜60で示される位置にはステップ値に合わ
せて0〜60の目盛(0分〜60分を表わす)が与えら
れ、0、10、20、……、60の目盛には、それを表
わす数字が印刷表示されている。また上記数字以外に
も、第1の実施例同様にステップ値0、65、70の位
置にはそれぞれ時計マーク32、アラームマーク33、
ストップウォッチマーク34が印刷表示されている。
【0033】図8は、本実施例の動作の概要を示すジェ
ネラルフローチャートであり、第1の実施例についての
図3に対応するものである。この図8は、図3と、概ね
同様となっているが(図3における各ステップと同一処
理を実行する各ステップには図3と同一ステップ番号を
付している)、図8では、ステップS12の処理の次に
図3にはないステップS13の処理が追加されている点
が異なっている(なお、図3のステップS8ではスター
トフラグSFの値が1かを判断し、またステップS11
ではスタートフラグSFの値を0としており、他方、図
8のステップS8ではタイマースタートフラグTSFの
値が1かを判断し、またステップS11ではタイマース
タートフラグTSFの値を0としているが、第1実施例
におけるスタートフラグSFが第2実施例ではタイマー
スタートフラグTSFとなっているので、この点では両
実施例に実質的な相違はない)。このステップS13の
追加により、本実施例では、タイマー機能を利用してい
る間に、減算タイマー回路17の残時間データTMが0
となったときは、それをステップS9で検出し、その旨
を知らせる報知音を発生し(ステップS10)、タイマ
ースタートフラグTSFに0をセットし(ステップS1
1)、減算タイマー回路17の動作を停止させ(ステッ
プS12)、然る後に、当該ステップS13においてス
トップウォッチ計数回路20にクリア信号cを送ってス
トップウォッチ時間データSTをクリアしておき、その
後、ステップS1に戻ることになる。従って、概括的に
見た場合の動作の相違点は、この点だけであり、他は前
記第1の実施例と同様となる。
【0034】以下、本実施例の動作を詳細に説明してい
く。なお、前記第1の実施例と異なる時計モードおよび
タイマーモードでの動作を中心に説明するが、図9は、
時計モード処理(図8のステップS2)を詳細に示すフ
ローチャートで、図10はタイマーモード処理(図8の
ステップS3)を詳細に示すフローチャートで、図11
は表示変遷を示すものである。
【0035】(a)時計モードでの動作 時計モードでの動作は、主に図8のステップS2すなわ
ち図9の時計モード処理に則ったものになる。この図9
は、前記第1の実施例についての時計モード処理すなわ
ち図4と概ね同様になっており(この図9においては図
4におけるステップと同一処理に係るステップには同一
ステップ番号を付している)、違っている点は図4にお
けるステップS36〜S40の処理が除かれている点だ
けであり、従って、図11のa、bに示すように、第1
の実施例と同様に、指針13は時計マーク32を指して
時計モードになっていることを示し、また、スイッチS
1の操作により、液晶表示パネル14aには現在時刻デ
ータ又は当日の日付データが交互に表示される。しか
し、第1の実施例と異なり、タイマーモードにモードを
切換えるためにスイッチS1を2秒間以上に亘って連続
操作したときは、図9のステップS23からステップS
35に進みモードレジスタMの値を1として上記タイマ
ーモードするだけで、減算タイマー回路17へのタイマ
ー時間の設定動作等は一切行なわれない。
【0036】(b)タイマーモードでの動作 上記のようにしてタイマーモードとした後には、図8の
ステップS1に進む度に、モードレジスタMの値が1
で、タイマーモードになっていることを確認し、ステッ
プS3すなわち図10のタイマーモード処理に進む。
【0037】例えば、いま、状態レジスタCFの値が0
になっており、減算タイマー回路17、ストップウォッ
チ計数回路20のいずれもが動作していないものとする
と、上記のようにして図10に進んだときは、状態レジ
スタCFの値が0であることをステップS90で検出
し、ステップS91に進みタイマーモードになった後に
スイッチS1が操作されていないことを確認する。その
後、ステップS150に進みスイッチS3が操作されて
いないことを確認し、次いでステップS152に進みス
イッチS2が操作されていないことを確認しステップS
98に進む。ステップS98では液晶表示パネル14a
にストップウォッチ計数回路20のストップウォッチ時
間データSTを表示し(なお、この場合ストップウォッ
チ時間データSTは0分0秒となっている)、またステ
ップS99では、減算タイマー回路17にセットされた
ままになっている残時間データTMを指針表示するた
め、これを移動先レジスタNPにセットし、然る後ステ
ップS100の指針移動処理に進む。このステップS1
00の指針移動処理は、第1の実施例に係る図4のステ
ップS27〜S31で示される処理となっており、この
処理では、前記同様に指針13を1ステップだけ移動先
レジスタNPのステップ値で示される位置(すなわち残
時間データTMを示す目盛)側に移動させる。
【0038】以上のようにして、図10のタイマーモー
ド処理すなわち図8のステップS3の処理を終えた後に
は、図8のステップS6〜S9を経てステップS1に戻
り、以下、上記同様の動作を繰返し、最終的には、指針
13が残時間データTMを指す状態(図11のcの状
態)に至る。上記状態に至った後、減算タイマー回路1
7に新たなタイマー時間をセットするには、先ず、図1
1に示すようにスイッチS2を操作して、タイマー時間
セット状態とする。このとき上記スイッチS2の操作を
図10のステップS152で検出し、次のステップS1
53で状態フラグCFのセット値を2とし、上記タイマ
ー時間セット状態とする。当該タイマー時間セット状態
とした後、実際にタイマー時間をセットするには、図1
1のdに示すように、スイッチS1又はS3を操作して
いく。このとき、スイッチS1が操作された場合には、
それをステップS135で検出し、ステップS136で
タイマーセット時間レジスタMAのタイマー時間を1分
だけ長いものとしていき、他方、スイッチS3が操作さ
れた場合には、それをステップS137で検出し、ステ
ップS138でタイマーセット時間レジスタMAのタイ
マー時間を1分だけ短いものとしていく。そして、上記
ステップS136およびS138のいずれの処理を終え
た場合にも、ステップS139に進み、新たにタイマー
セット時間レジスタMAに設定されたタイマー時間を液
晶表示パネル14aに表示し、次のステップS140で
はタイマーセット時間レジスタMAの上記タイマー時間
を指針でも表示すべく移動先レジスタNPにもセット
し、続くステップS141では前記同様の指針移動処理
を実行して指針13を1ステップ(1分に相当する)だ
け移動し、新たなタイマー時間を指すようにする。上記
のようにして、例えばタイマー時間として45分をセッ
トしたときには、液晶表示パネル14aおよび指針表示
部31の表示は図11のdに示すようなものになる。
【0039】以上のようにしてタイマーセット時間レジ
スタMAに所望のタイマー時間をセットした後には、図
11に示すように、再度、スイッチS2を操作する。こ
のとき、当該操作を図10のステップS130で検出
し、次のステップS131でタイマーセット時間レジス
タMAにセットしておいたタイマー時間を減算タイマー
回路17にセットし、その上でステップS132では、
状態レジスタCFのセット値を0に戻しておく。そし
て、以後は、このタイマーモード処理に入る度にステッ
プS90、S91、S150、S152、S98〜S1
00の各処理が実行されていき、例えば、減算タイマー
回路17にタイマー時間として45分がセットされてい
るときは、液晶表示パネル14a、指針表示部31の表
示は図11のcに示すようなものとなる。
【0040】上記のようにして、所望のタイマー時間を
セットした後、タイマー機能を実際に動作させ時間経過
を計測するときは、図11に示すように、計測開始に合
わせてスイッチS1を操作する。このとき当該操作を図
10のステップS91で検出し、ステップS92で減算
タイマー回路17の残時間データTMが0分になってい
ないことを確認して、次のステップS93でタイマース
タートフラグTSFに1をセットして減算タイマー回路
17を動作させることを記憶し、その上でステップS9
4ではRSフリップフロップ15にセット信号を送って
減算タイマー回路17の動作を開始させる。その後、ス
テップS95ではストップウォッチスタートフラグSS
Fに1をセットして、ストップウォッチ計数回路20を
動作させることを記憶し、その上でステップS96では
RSフリップフロップ18にセット信号を送ってストッ
プウォッチ計数回路20の動作を開始させる。然る後、
ステップS97に進み状態レジスタCFに1をセットし
て、減算タイマー回路17およびストップウォッチ計数
回路20のうち少なくとも後者は動作している状態にあ
る旨を記憶する。続くステップS98では液晶表示パネ
ル14aにストップウォッチ計数回路20のストップウ
ォッチ時間データSTを表示し、次のステップS99で
は残時間データTMを移動先レジスタNPにセットし、
またステップS100では前記同様の指針移動処理を実
行する。
【0041】上記の如くして、減算タイマー回路17お
よびストップウォッチ計数回路20の動作を開始させた
後には、スイッチ操作がない限り、タイマーモード処理
では、ステップS90、S115、S116、S98〜
S100の処理が繰返され、刻々のストップウォッチ時
間データSTおよび残時間データTMがそれぞれ液晶表
示パネル14aおよび指針表示部31に表示されてい
く。例えば前記のようにして減算タイマー回路17に4
5分をセットして計測を開始し、15分が経過したとき
には、図11のeに示すように液晶表示パネル14aに
はストップウォッチ時間データSTとして15分が表示
され、指針表示部31では指針13が上記45分より1
5分だけ短い残時間データTMとして30分を指すに至
っている。
【0042】上記のようにして、時間経過を計測してい
き、減算タイマー回路17の残時間データTMが0分と
なる前に(すなわち減算タイマー回路17からタイムア
ップ信号TUが送られてくる前に)、上記計測を強制的
に中断しようとするときは、図11に示すようにスイッ
チS1を操作する。この場合、当該操作を図10のステ
ップS116で検出し、次のステップS117でタイマ
ースタートフラグTSFのセット値を0にして減算タイ
マー回路17の動作停止を記憶し、その上でステップS
118でRSフリップフロップ15にリセット信号を送
って減算タイマー回路17の動作を停止させる。次いで
ステップS119では、ストップウォッチスタートフラ
グSSFのセット値を0にしてストップウォッチ計数回
路20の動作停止を記憶し、その上でステップS120
でRSフリップフロップ18にリセット信号を送ってス
トップウォッチ計数回路20の動作を停止させる。続
く、ステップS121では、状態レジスタCFに0をセ
ットして、減算タイマー回路17およびストップウォッ
チ計数回路20の動作が停止している状態になっている
旨を記憶し、ステップS122では、今回のスイッチ操
作(上記スイッチS1の操作)が、2秒以上に亘る連続
操作ではなかったことを判断し、ステップS98〜S1
00へと進む。以下、このタイマーモード処理に入る度
にステップS90、S91、S150、S152、S9
8〜S100の処理が繰返され図11のcの状態に対応
する状態となる。
【0043】また、上記のように減算タイマー回路1
7、ストップウォッチ計数回路20による時間経過の計
測を途中で強制的に中断することなく、継続していき、
減算タイマー回路17の残時間データTMが0分となっ
たときは、減算タイマー回路17からのタイムアップ信
号TUを図8のステップS9で検出し、次のステップS
10ではブザー10に制御信号を送って一定時間報知音
を発生させる報音処理を実行し、ステップS11でタイ
マースタートフラグTSFの値を0として減算タイマー
回路17の動作を停止させる旨を記憶する。そしてステ
ップS12ではRSフリップフロップ15にリセット信
号を送って減算タイマー回路17の動作を停止させ、次
のステップS13では、以後、減算タイマー回路17の
タイムアップ時点からの時間経過をストップウォッチ計
数回路20で計測すべくストップウォッチ計数回路20
にクリア信号cを送って、このストップウォッチ時間デ
ータSTを、一旦、クリアしてステップS1に戻る。そ
の後、タイマーモード処理(図8のステップS3すなわ
ち図10)に進み、ステップS90、S115、S11
6、S98〜S100の処理を実行することになるが、
これらの処理により、図11のfに示すように、液晶表
示パネル14aには上記クリア処理後のストップウォッ
チ計数回路20のストップウォッチ時間データST(す
なわち0分0秒)が表示され、指針表示部31では指針
13が減算タイマー回路17の残時間データTM(すな
わち0分)を表示することになる。
【0044】上記のようにして、残時間データTMが0
分となり減算タイマー回路17の動作が停止した後に
は、上記の如く、ストップウォッチ計数回路20が、そ
の後の時間経過を計測していき、この計測結果すなわち
ストップウォッチ時間データSTは、タイマーモード処
理のステップS98に進む度に液晶表示パネル14aに
表示されていく。
【0045】上記状態すなわち減算タイマー回路17の
動作が停止し、ストップウォッチ計数回路20がその後
の時間経過を計測している状態で、上記の如くして計測
を中断した場合、および減算タイマー回路17、ストッ
プウォッチ計数回路20のいずれもが時間経過を計測し
ている状態で前述の如くして計測を中断した場合のいず
れの場合でも、中断前に引続き計測を再開しようとする
ときは、スイッチS1を操作する。このとき当該スイッ
チS1の操作を図10のステップS91で検出し、ステ
ップS92〜S100の処理へと進み、前記同様の動作
を実行する(なお、すでに減算タイマー回路17の動作
が停止し、ストップウォッチ計数回路20のみがその後
の時間経過を計測している状態で計測を中断し、その
後、計測を再開したときは、上記ステップS92で残時
間データTMが0分以外にはなっていないことを判断し
て、このステップS92すら直接ステップS95に進
む)。
【0046】また、減算タイマー回路17およびストッ
プウォッチ計数回路20を動作させての時間経過の計測
を開始してから未だタイマーセット時間レジスタMAに
セットしたタイマー時間だけの時間が経過せず減算タイ
マー回路17およびストップウォッチ計数回路20が共
に動作している時点、および計測開始してから既にタイ
マーセット時間レジスタMAにセットしたタイマー時間
だけの時間が経過しており、上記の如くにストップウォ
ッチ計数回路20のみが動作している時点において時間
経過の計測を終えて、減算タイマー回路17およびスト
ップウォッチ計数回路20のいずれもが動作を停止する
状態(すなわち図11のcの状態)に戻すときは、図1
1に示すようにスイッチS1を2秒以上に亘って連続操
作する。この場合も、上記計測の中断の場合と同様に、
スイッチS1の操作を図10のステップS116で検出
し、ステップS117〜S121の処理を実行し、ステ
ップS122でスイッチS1の操作が2秒以上に亘る連
続操作であったことを判断し、ステップS123に進み
ストップウォッチ計数回路20にクリア信号cを送って
ストップウォッチ時間データSTをクリアし、次のステ
ップS124では、タイマーセット時間レジスタMAに
セットされているタイマー時間を次回の計測に備えて減
算タイマー回路17に再セットし、その上でステップS
98〜S100の処理へと進む。そして、以後はタイマ
ーモード処理に進む度にステップS90、S91、S1
50、S152、S98〜S100の処理を実行する
が、上記ステップS100では上記タイマー時間を指針
表示すべく、指針13を1ステップだけ移動していく。
そして、最終的には図11のcに示すように液晶表示パ
ネル14aにストップウォッチ時間データST(この場
合、前記クリア処理により0となっている)を表示し、
指針表示部31に残時間データTM(同図は45分の場
合を示している)を指針表示することになる。
【0047】なお、このタイマーモードからアラームモ
ードにモードを切換えるときは、状態レジスタCFの値
が0になっている状態すなわち減算タイマー回路17お
よびストップウォッチ計数回路20の動作が停止してい
る状態で、スイッチS3を操作するが、このとき当該操
作を図10のステップS150で検出し、次のステップ
S151でモードレジスタMの値を2として上記アラー
ムモードとする。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、時計機
能以外の他機能に係るモードを有する電子時計を、指針
と、この指針を所定の角度だけ回転移動させて前記複数
の機能モードのうち1つの機能モードで得られたデータ
を表示するデータ表示制御手段と、前記指針を前記デー
タを表示する所定角度範囲外の位置に移動させて前記複
数の他の機能モードを表示するモード表示制御手段とを
備える構成としたので、1つの機能に係るデータの表示
用に新たに設けた指針を、広く他の表示にも有効に利用
できるようにした電子時計の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路構成を示す図であ
る。
【図2】図1におけるRAMの構成を示す図である。
【図3】上記実施例の動作の概要を示すジェネラルフロ
ーチャートである。
【図4】図3における時計モード処理を詳細に示すフロ
ーチャートである。
【図5】図3におけるタイマーモード処理を詳細に示す
フローチャートである。
【図6】図3におけるアラームモード処理を詳細に示す
フローチャートである。
【図7】本実施例の表示の変遷を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例の動作の概要を示すジェ
ネラルフローチャートである。
【図9】図8における時計モード処理を詳細に示すフロ
ーチャートである。
【図10】図8におけるタイマーモード処理を詳細に示
すフローチャートである。
【図11】上記第2の実施例の表示の変遷を示す図であ
る。
【符号の説明】
13 指針 14a 液晶表示パネル 20 ストップウォッチ計数回路 30 時計ケース 31 指針表示部 32 時計マーク 33 アラームマーク 34 ストップウォッチマーク a プラス1分信号 b マイナス1分信号 c クリア信号 TM 残時間データ ST ストップウォッチ時間データ M モードレジスタ SF スタートフラグ GP 指針位置レジスタ NP 移動先レジスタ OF 加減算指定レジスタ AT アラーム時刻レジスタ TU タイムアップ信号 TSF タイマースタートフラグ SSF ストップウォッチスタートフラグ CF 状態レジスタ MA タイマーセット時間レジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計機能以外に複数の他機能モードを有
    する電子時計において、 指針と、 この指針を所定の角度だけ回転移動させて前記複数の機
    能モードのうち1つの機能モードで得られたデータを表
    示するデータ表示制御手段と、 前記指針を前記データを表示する所定角度範囲外の位置
    に移動させて前記複数の他の機能モードを表示するモー
    ド表示制御手段とを備えることを特徴とする電子時計。
JP5313995A 1993-11-22 1993-11-22 電子時計 Pending JPH07146384A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5313995A JPH07146384A (ja) 1993-11-22 1993-11-22 電子時計
US08/340,548 US5440527A (en) 1993-11-22 1994-11-16 Electronic timepieces

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5313995A JPH07146384A (ja) 1993-11-22 1993-11-22 電子時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07146384A true JPH07146384A (ja) 1995-06-06

Family

ID=18047963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5313995A Pending JPH07146384A (ja) 1993-11-22 1993-11-22 電子時計

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5440527A (ja)
JP (1) JPH07146384A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169493A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 セイコーエプソン株式会社 電子時計
JP2017161376A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 カシオ計算機株式会社 指針装置、電子時計、電子時計の指針駆動方法、および電子時計の指針駆動プログラム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583830A (en) * 1993-06-30 1996-12-10 Casio Computer Co., Ltd. Electronic appliance equipped with sensor capable of visually displaying sensed data
JP4550203B2 (ja) * 2000-01-27 2010-09-22 セイコーインスツル株式会社 電子時計
US20030039175A1 (en) * 2001-08-24 2003-02-27 Gold Stacey Beth Portable, hands-free mechanical timers for alerting tasks and method for using same
US7113450B2 (en) * 2003-05-20 2006-09-26 Timex Group B.V. Wearable electronic device with multiple display functionality
US6975562B2 (en) * 2003-12-05 2005-12-13 Timex Group B.V. Wearable electronic device with mode operation indicator
DE602005011440D1 (de) * 2005-09-13 2009-01-15 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Höhenmessuhr
US7420880B2 (en) * 2005-12-29 2008-09-02 Timex Group B.V. Multimode electronic device with calibrating/setting mechanism
US20080279050A1 (en) * 2007-05-11 2008-11-13 Marina Ling Chen Timepiece with alert timer
JP6555283B2 (ja) * 2017-02-13 2019-08-07 カシオ計算機株式会社 時間表示装置、電子時計、時間表示制御方法及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4257115A (en) * 1977-02-12 1981-03-17 Citizen Watch Co., Ltd. Switch structure for electronic timepiece
JPS6219994Y2 (ja) * 1979-11-07 1987-05-21
US5202858A (en) * 1990-11-28 1993-04-13 Casio Computer Co., Ltd. Analog electronic timepiece having an electric-optical display device
US5220539A (en) * 1992-04-24 1993-06-15 Mcduffee Samuel E Biblical timepiece having improved display characteristics
CH684044B5 (fr) * 1992-09-25 1995-01-13 Ebauchesfabrik Eta Ag Pièce d'horlogerie analogique pouvant afficher des informations supplémentaires.

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169493A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 セイコーエプソン株式会社 電子時計
JP2017161376A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 カシオ計算機株式会社 指針装置、電子時計、電子時計の指針駆動方法、および電子時計の指針駆動プログラム
CN107179675A (zh) * 2016-03-10 2017-09-19 卡西欧计算机株式会社 指针装置、电子表、电子表的指针驱动方法及记录介质
US10139783B2 (en) 2016-03-10 2018-11-27 Casio Computer Co., Ltd. Hand device, electronic timepiece, hand driving method of electronic timepiece and recording medium
CN107179675B (zh) * 2016-03-10 2020-02-28 卡西欧计算机株式会社 指针装置、电子表、电子表的指针驱动方法及记录介质

Also Published As

Publication number Publication date
US5440527A (en) 1995-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4783773A (en) Regatta timing watch
US5297110A (en) Stopwatch with target time function
JPH07146384A (ja) 電子時計
US4424967A (en) Timepiece apparatus having game function
CN113376995B (zh) 指针控制装置以及指针控制方法
JPH0334598B2 (ja)
JP3123097B2 (ja) ストップウォッチ装置
CA2273724C (en) Electronic timepiece
EP0745913B1 (en) Information display apparatus, in particular electronic watch
JPS641680Y2 (ja)
JP2002022859A (ja) ストップウォッチ機能を備えた電子時計
JPH07198872A (ja) ストップウォッチ装置
JP3173090B2 (ja) ストップウォッチ装置
EP1349023A2 (en) Electronic timepiece
EP0689110B1 (en) Apparatus and method for setting a value to be displayed
JPH07198873A (ja) ストップウォッチ装置
JP2958975B2 (ja) 指針式タイマ装置
JP2566089Y2 (ja) 時間計測装置
JP2508571Y2 (ja) ストップウオッチ
JPH05172963A (ja) 残日数表示装置
JPH0628718Y2 (ja) ストップウォッチ
JPS5844382A (ja) 多機能時計
JPS58113884A (ja) タイマ−付電子時計
JPH05256960A (ja) 時間計測装置
JP3173072B2 (ja) ストップウォッチ装置