JP2958975B2 - 指針式タイマ装置 - Google Patents

指針式タイマ装置

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JP2958975B2 JP14666089A JP14666089A JP2958975B2 JP 2958975 B2 JP2958975 B2 JP 2958975B2 JP 14666089 A JP14666089 A JP 14666089A JP 14666089 A JP14666089 A JP 14666089A JP 2958975 B2 JP2958975 B2 JP 2958975B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、指針式タイマ装置に関する。
[従来技術とその問題点] 従来の指針式タイマ装置は、タイマスタートの時点か
らタイマ時間終了に致るまで、常時、刻々の残り時間を
指針表示するものであった。
ところで、上記残り時間の下位を単位を表示する指針
は下位を表示するものほど、その駆動周期が短いので電
力消費が大きく、かつ残り時間が十分に残っている間
は、その表示価値も少ない。すなわち、表示価値が少な
いものの表示に多大な電力を用いていることになり、電
力利用に無駄があった。
[発明の目的] 本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
無駄な指針表示を行なわず、電力節減を行なえる指針式
タイマ装置の提供を目的とする。
[発明の要点] 本発明は、上記目的を達成するために、残り時間の下
位の単位の指針表示は、計測開始から特定時間に到るま
では指針を移動し、特定時間後は指針の移動を停止し、
残り時間が一定時間に到ったときに、再び指針を移動さ
せるようにしたことを要旨とする。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づいて本発明を具体的
に説明する。なお本実施例は、タイマ機能付指針式電子
時計に本発明を適用したものである。
構成 第1図は、本実施例の回路構成を示すものであり、CP
U1を中心に他の各回路部がこれに接続する構成となって
いる。CPU1はROM2に記憶されているマイクロプログラム
に従って、各回路とデータの授受を行うと共にそのデー
タの処理を行ない、更に、各回路に制御信号を送ってシ
ステム全体を制御する回路部である。ROM2は上述のマイ
クロプログラムおよび所定のデータを固定的に記憶し、
CPU1の制御の下に、それらをCPU1に与える回路である。
計時部3は、現在時刻を計数する回路部であり、発振
回路3aは、常時、所定周波数の信号を送出している回路
であり、分周回路3bは上記信号を分周して、1Hz信号と
しこれをCPU1および計時回路3cに与える回路である。計
時回路3cは上記1Hz信号を計数して現在時刻を得て、こ
れをCPU1に与える回路である。
スイッチ部4は、後述のスイッチS1〜S4を備え、それ
らのいずれかが操作されたときに、それに対応するスイ
ッチ入力信号をCPU1に送出する回路である。指針表示部
5は、指針を駆動し、これにより現在時刻或るいは、タ
イマ時間の秒の単位等を表示する回路である。すなわ
ち、モータ駆動回路5aはCPU1からの信号を受けて、ステ
ップモータ5bを駆動する回路で、ステップモータ5bはモ
ータ駆動回路5aに駆動されて輪列機構5cを介し時分針5d
を運針する。またモータ駆動回路5eは、CPU1からの信号
を受けて、ステップモータ5fを駆動する回路で、ステッ
プモータ5fはモータ駆動回路5eに駆動されて輪列機構5g
を介し小秒針5hを運針する。
表示部6は液晶表示パネルを備え、CPU1の制御の下に
現在時刻およびタイマ時間等をデジタル表示する回路部
である。またRAM7は、後述の構成をとり、CPU1の制御の
下に、該CPU1との間でデータの授受を行なう回路部であ
る。
第2図は上述のRAM7の構成を示し、現在時分レジスタ
Tは、上述の計時回路3cからの現在時刻の時分の単位が
セットされるレジスタであり、現在秒レジスタSは上記
現在時刻の秒の単位がセットされるレジスタである。ま
た残り時間レジスタTMNはタイマとして利用されている
際に刻々の残り時間がセットされていくレジスタであ
る。経過時間レジスタTMKはタイマとして利用されてい
る際、その計測開始からの経過時間が設定されていくレ
ジスタである。時分針位置レジスタMHPは時分針5dが指
している位置を、常時、記憶しているレジスタで、小秒
針位置レジスタSPは、60進カウンタで、このカウント値
により小秒針5hが指している位置を、常時、記憶してい
る回路である。
モードフラグMは、モードを指定するフラグで、降ろ
されているときは、時分針5d、小秒針5hおよび液晶表示
パネル6aで現在時刻を表示する時計モードを指定し、逆
に、立てられているときは、タイマとして利用する際の
タイマモードを指定する。タイマスタートフラグFsは上
記タイマモードで、計測が開始されているときに立てら
れるフラグである。タイマ設定中フラグFcは上記タイマ
モードにおいて、タイマ時間を設定する設定状態で立て
られるフラグである。小秒針動作中フラグFRは小秒針5h
運針されているときに立てられ、0を指して停止してい
るときに降ろされるフラグである。
動作 次に、以上の如くに構成された本実施例の動作を説明
する。
第3図は、本実施例の動作の概要を示すジェネラルフ
ローチャートである。すなわち、電源投入と共に、スイ
ッチ入力があったかを調べ(ステップG1)、スイッチ入
力があったときは対応するスイッチ処理を実行し(ステ
ップG2)、その上で次の表示処理(ステップG3)に進む
が、スイッチ入力がなかったときは直接、上記表示処理
(ステップG3)に進む。該表示処理(ステップG3)で
は、時分針5d、小秒針5h或いは表示部6で、現在時刻或
いは、タイマ時間等を表示し、その後、上述のステップ
G1に戻る。
第4図は上述のスイッチ処理(ステップG2)を詳細に
示すフローチャートで、第5図は上述の表示処理(ステ
ップG3)を詳細に示すフローチャートで、第6図および
第7図は各種スイッチ操作に伴なう時分針5d、小秒針
5h、液晶表示パネル6aの表示変遷を示すものである。以
下、本実施例の動作を上記各図面を参照しながら詳細に
説明していく。
(1)時計モードでの動作 時計モードにおいては、表示処理(ステップG3すなわ
ち第5図のフローチャート)に入る度に、前述の計時回
路3c(第1図参照)の現在時刻の時分の単位を前述の現
在時分レジスタT(第2図参照)にセットし(ステップ
D1)、更に上記計時回路3cの現在時刻の秒の単位を前述
の現在秒レジスタS(第2図参照)にセットする(ステ
ップD2)。次いで時分針5dが現在時刻の時分の単位を指
しているか否かを、時分針位置レジスタMHPのデータと
現在時分レジスタTの時分とが一致するか否かにより確
認し(ステップD3)、一致していなければ時分針5dを右
回りで1ステップだけ駆動し(ステップD4)、その旨を
記憶すべく時分針位置レジスタMHPに+1するインクリ
メント処理を実行し(ステップD5)、その上で、ステッ
プD3に戻る。以下、ステップD3、ステップD4、ステップ
D5の処理を時分針5dが、現在時分レジスタTにセットさ
れている時分を表示するまで繰返される。そして時分針
5dが現在時分レジスタTにセットされている時分を表示
するに至ったときは、それをステップD3で検出し、ステ
ップD6に進む。そして、該ステップD6では未だ時計モー
ドであることを確認し、その上で、小秒針5hが現在時刻
の秒の単位を指しているか否かを、小秒針位置レジスタ
SPのデータと現在秒レジスタSの秒とが一致するか否か
により確認し(ステップD7)、一致していなければ小秒
針5hを右回りで1ステップだけ駆動する(ステップD
8)。そして、その旨を記憶すべく小秒針位置レジスタS
Pに+1するインクリメント処理を実行し(ステップD
9)、ステップD7に戻る。以下ステップD7、D8、D9の処
理を小秒針5hが現在秒レジスタSにセットされている秒
を表示するまで繰返される。そして、小秒針5hが現在秒
レジスタSにセットされている秒を表示するに至ったと
きは、それをステップD7で検出し、ステップD10に進
む。ステップD10では、現在時分レジスタTおよび現在
秒レジスタSの時分および秒を表示部6にデジタル表示
して、該表示処理(ステップG3)を終了する。これによ
り、例えば、いま、10時10分35秒とすると指針表示およ
び液晶表示パネル6aの表示は、第6図(a)に示す如く
になる。
(2)タイマモードへの切換時の動作 上述の時計モードからタイマモードに切換えるには第
6図に示す如くスイッチS3を操作する。このとき、スイ
ッチS3の操作を、スイッチ処理(ステップG2)すなわ
ち、第4図のステップK1で検出し、未だ時計モードであ
ることを確認し(ステップK2)、モードフラグMを立
て、タイマモードとする。次いで前述の表示処理に進
み、前述と同様、現在時刻を現在時分レジスタTおよび
現在秒レジスタSにセットしてそのうちの時分の単位を
時分針5dで指針表示し(ステップD1〜D5)、然る後、既
に時計モードではないこを確認し(ステップD6)、ステ
ップD11に進む。そして、ステップD11では、未だタイマ
ーとしての計測が開始されていないことを確認し、次い
で、小秒針5hが残り時間レジスタTMNに設定されている
タイマ時間の残り時間の秒単位を指しているか否かを調
べるため、小秒針位置レジスタSPのデータと残り時間レ
ジスタTMNの秒単位のデータとが一致しているか否か検
出し(ステップD25)、一致していなければ小秒針5h
右回りに1ステップだけ駆動し(ステップD26)、小秒
針位置レジスタSPに+1して(ステップD27)、ステッ
プD25に戻り、小秒針位置レジスタSPのデータと残り時
間レジスタTMNの秒単位のデータが一致するまでステッ
プD25〜D27の処理を繰返す。そして、その時点に残り時
間レジスタTMNに設定されているタイマ時間の残り時間
の秒の単位が小秒針5hで表示される。次いで、ステップ
D28に進み、残り時間レジスタTMNに設定されているタイ
マ時間の残り時間が液晶表示パネル6aで表示される。
(3)タイマ時間の設定時の動作 上述の如くして、タイマモードした後、タイマ時間を
設定するには、先ず、設定状態とする必要があるが、こ
の場合は、第6図に示すようにスイッチS2を操作する。
このとき該操作をステップK6で検出し、未だ計測が開始
されていないことを確認し(ステップK7)、更に未だ設
定状態になっていないことを確認し(ステップK8)、タ
イマ設定中フラグFcを立て設定状態とする(ステップK
9)。
以上の如くして、設定状態とした後には、第6図
(c)〜(e)に示す如く、スイッチS1およびS4による
セットアンドセレクト方式により、タイマ時間を設定す
る。このときスイッチS1が操作されたときは、その度
に、それをステップK15で検出し、設定状態になってい
ることを確認し(ステップK16)、時、分、秒の順序で
残り時間レジスタTMNの桁の選択を行なっていき(ステ
ップK17)、他方、スイッチS4が操作されたときは、そ
の度に、設定状態になっていることを確認し(ステップ
K18)、残り時間レジスタTMNの選択されている桁すなわ
ち分又は秒の値に+1していくインクリメント処理を実
行していく(ステップK19)。そして、このとき、残り
時間レジスタTMNに設定されたタイマ時間の秒の単位は
表示処理のステップD25〜D27の処理により小秒針5hによ
り表示され、更に上記タイマ時間の時・分・秒の全ての
単位がステップD28で液晶表示パネル6aに表示されてい
く。
以上の如くして、タイマ時間を残り時間レジスタTMN
に設定した後には、上記設定状態から、通常状態に戻す
が、この場合は、スイッチS2を操作する。このとき、ス
イッチS2の操作を、ステップK6で検出し、未だ計測を開
始していないことを確認し(ステップK7)、更に、未だ
設定状態にあることを確認し(ステップK8)、タイマ設
定中フラグFcを降ろし上記通常状態に戻す(ステップK1
0)。然る後、表示処理に進み、現在時刻の時分秒5d
よる指針表示(ステップD1〜D5)、タイマ時間の液晶表
示パネル6aへのディジタル表示(ステップD28)等が行
なわれる。従って、例えば、現在時刻が10時10分35秒
で、タイマ時間として設定した時間が1時間45分45秒の
ときは指針および液晶表示パネル6aの表示は第6図
(b)の如くになる。
なお、同図に示すように上記状態で、スイッチS3を操
作したときは、前記時計モードに戻る(ステップK1〜K
3、ステップD1〜D10)。
(4)タイマとしての計測を開始した直後の動作 例えば、いま、第7図(a)に示すように、タイマ時
間として1時間45分45秒が設定されており、該タイマ時
間の計測を行なうものとする。計測開始は同図に示すよ
うにスイッチS4を操作して行なう。このとき該操作を受
けてスイッチ処理のステップK15、K18を経てステップK2
0に至り、未だ計測が開始されていないことを確認し、
残り時間レジスタTMNにタイマ時間が設定されているこ
とを確認し(ステップK21)、その上で、タイマスター
トフラグFsを立て計測状態とする(ステップK22)。次
いで、ステップK23では、小秒針動作中フラグFRを立て
小秒針5hの駆動を指示し、更に経過時間レジスタTMKを
クリアするイニシャル処理を実行する(ステップK2
4)。然る後、表示処理に進み、現在時刻の時分針5d
よる表示(ステップD1〜D5)等を行ない、ステップD6を
経てステップD11で既に計測状態に入っていることを確
認して、ステップD12に進む。そして、このステップD12
で、計時回路3cからの1Hz信号を検出しなかったとき
は、該表示処理を終了するが、検出したときは、残り時
間レジスタTMNの残り時間をタイマ時間より1秒だけ少
ないものとし(ステップD13)、次いで経過時間レジス
タTMKに1秒をセットする(ステップD14)。そして、小
秒針動作中フラグFRが既に立てられていることを確認し
(ステップD15)、小秒針5hを左回りに1秒に相当する
だけ駆動して、残り時間の秒の単位が1秒だけ少なくな
った旨を表示する(ステップD16〜D18)。然る後、ステ
ップD16からステップD19に進み、未だ、計測開始から29
分が経過していないことを確認し、ステップD28で残り
時間レジスタTMNの残り時間を液晶表示パネル6aに表示
して該表示処理を終える。
以下、表示処理に入る度に、概ね同様の処理が実行さ
れ、現在時刻の時分針5dによる表示(ステップD1〜ステ
ップD5)、残り時間レジスタTMNの残り時間および経過
時間レジスタTMKの経過時間の更新、更に、残り時間の
秒の単位の小秒針5hによる表示等が実行され(ステップ
D6〜D19)。更に残り時間レジスタTMNの残り時間を液晶
表示パネル6aに表示していく(ステップD28)。
(5)計測開始から29分経過後の動作 上述の如き動作が行なわれていき計測開始から29分が
経過したときには、一連の動作の後、ステップD14で、
経過時間レジスタTMKの時間が29分となり、ステップD15
〜D18を経てステップD19に至り、既に計測開始から29分
が経過していることを検出し、次のステップD20に進
む。このステップD20では、小秒針5hが0秒を指してい
るかを小秒針位置レジスタSPの値から判断し、指してい
ないときは、残り時間レジスタTMNの残時間の液晶表示
パネル6aへの表示を行ない(ステップD28)、今回の表
示処理は終了するが、小秒針5hが0秒を指しているとき
(SP=0)は、以後、小秒針5hの運針を止めるべく小秒
針動作中フラグFRを降ろし(ステップD21)、上記ステ
ップD28の処理を行ない、該表示処理を終了する。すな
わち、計測開始から29分経過後は、表示処理の度にステ
ップD20で小秒針5hが0秒を指しているかを調べ、0秒
を指しているときには、以後の小秒針5hの運針を止める
ことになる。このため、上記29分経過時から長くても1
分以内には小秒針5hは0秒を指すので最も送れても計測
開始から30分経過時までには小秒針5hの運針は止められ
ることになる。例えば前述の例において、計測開始から
29分45秒経過時に第7図(b)に示すように小秒針5h
0秒を指すに至ったときは、以後、小秒針5hは、0秒を
指し同図状態を保つ。これにより、無駄な指針表示のた
めの電力が節減されることになる。
上述の如くして、小秒針5hの運針が停止された後に
は、表示処理に入る度に、現在時刻の時分針5dによる表
示等(ステップD1〜D6、D11)の後、1Hz信号が送られて
きているかを調べ(ステップD12)、送られてきている
ときは、残り時間レジスタTMNの残り時間を1秒だけ少
ないのとし(ステップD13)、経過時間レジスタTMKの経
過時間を1秒だけ大きいものとし(ステップD14)、既
に小秒針動作中フラグFRが降ろされ小秒針5hが停止して
いることを確認し(ステップD15)、更に残り時間レジ
スタTMNの残り時間が、未だ30分以下になっていないこ
とを確認し(ステップD22)、残り時間レジスタTMNの残
り時間の表示(ステップD28を行なっていく。
(6)残り時間が30分以下になった後の動作 上述の如くして、計測が行なわれ、残り時間が30分以
下に至ったときは、現在時刻の時分秒5dによる表示等
(ステップD1〜D6、D11)の後、残り時間レジスタTMN、
経過時間レジスタTMKの更新等が実行され(ステップD12
〜D15)、ステップD22に至り、既に残り時間レジスタTM
Nの残り時間が30分以下になっていることを確認し、そ
の上で小秒針5hの運針を再開すべく小秒針動作中フラグ
FRを立て(ステップD23)、残り時間レジスタTMNの残り
時間の液晶表示パネル6aへの表示(ステップD28)を行
なう(第7図(c)参照)。
以後、該表示処理に入る度に、上記一連の処理(ステ
ップD1〜D6、D11〜D14)の後、小秒針動作中フラグFR
既に立てられていることを確認し(ステップD15)、残
り時間レジスタTMNの残り時間の秒の単位を小秒針5h
表示し(ステップD16〜D18)、ステップD19を経てステ
ップD28に至り、残り時間レジスタTMNの残り時間の液晶
表示パネル6aへの表示を行なっていく。
以上の如くして、タイマ時間が経過したときには、一
連の処理(ステップD1〜D6、D11、D12)の後、ステップ
D13で残り時間レジスタTMNの残り時間を0とし、ステッ
プD14、D15を経てステップD16〜D18で小秒針5hに0秒を
表示せしめ、ステップD19を経てステップD28で残り時間
レジスタTMNの残り時間すなわち0時間00分00秒を液晶
表示パネル6aに表示する。従って、この場合の液晶表示
パネル6aの表示、小秒針5hの表示等は、第7図(d)の
如くになる。
また、タイマ時間が経過する前すなわち残り時間が0
秒となる前に計測を中止するには、スイッチS4を操作す
る。このときスイッチ処理のステップK15、K18を経てス
テップK20に至り、タイマスタートフラグFsが立てられ
ていることから計測中であることを確認し、その上でタ
イマスタートフラグFsを降ろし計測の中止を指示する
(ステップK25)。然る後、表示処理では現在時刻の時
分針5dによる表示等(ステップD1〜D6)を行ない、ステ
ップD11を経て残り時間レジスタTMNの残り時間の秒の単
位を小秒針5hで表示し(ステップD25〜D27)し、残り時
間レジスタTMNの残り時間を液晶表示パネル6aに表示す
る(ステップD28)。そして以下、表示処理に入る度に
ステップD1〜D6、D11、D25、D28の処理が行なわれてい
く。すなわち、計測中止時の残り時間が固定的に表示さ
れ続けることになる。
なお、上述の如くして、タイマモードでの計測を終了
後、時計モードに戻すには、スイッチS3を操作するが、
このとき、該操作をステップK1で検出し未だ時計モード
になっていないことを確認し(ステップK2)、その上で
時計モードとする(ステップK3)。然る後、表示処理に
入って現在時刻の時分針5dによる表示等を行ない(ステ
ップD1〜D5)、既に時計モードになっていることを確認
し(ステップD6)、小秒針5hで現在時刻の秒の単位を表
示し(ステップD7〜D9)、液晶表示パネル6aに現在時刻
を表示する(ステップD10)。
なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
例えば、本実施例は、タイマ時間の残り時間の分以上の
単位については、ディジタル表示を行なうものであった
が、これを指針で表示するようにしてもよいことは勿論
である。
[発明の効果] この発明は、以上詳述したように、残り時間の指針表
示は、計測開始から特定時間に到るまでは指針を移動
し、特定時間後は指針の移動を停止し、残り時間が一定
時間に到ったときに、再び指針を移動させるようにした
ので、計測開始から特定時間に到るまでは指針の移動に
よって計測動作を確認するとともに、確認した後は無駄
な指針表示を行わず、電力節減を行う指針式タイマ装置
の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示す図、第2図
は第1図におけるRAMの構成を示す図、第3図は上記実
施例の動作の概要を示すジェネラルフローチャート、第
4図は第3図中のスイッチ処理を詳細に示すフローチャ
ート、第5図は第3図中の表示処理を詳細に示すフロー
チャート、第6図および第7図は、各種スイッチ操作に
伴なう表示の変遷を示す図である。 1……CPU、2……ROM、3……計時部、3a……発振回
路、3b……分周回路、3c……計時回路、4……スイッチ
部、5……指針表示部、5a、5e……モータ駆動回路、
5b、5f……ステップモータ、5c、5g……輪列機構、5d
…時分針、5h……小秒針、6……表示部、6a……液晶表
示パネル、7……RAM、T……現在時分レジスタ、S…
…現在秒レジスタ、TMN……残り時間レジスタ、TMK……
経過時間レジスタ、MHP……時分秒位置レジスタ、SP…
…小秒針位置レジスタ、M……モードフラグ、Fs……タ
イマスタートフラグ、Fc……タイマ設定中フラグ、FR
…小秒針動作中フラグ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04F 3/06 G04F 3/00 G04C 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイマ時間を設定するタイマ時間設定手段
    と、 タイマスタートに連動して前記タイマ時間までの残り時
    間を計数する残り時間計数手段と、 指針と、 前記タイマスタート時から特定時間に到るまで前記指針
    の移動を開始して前記残り時間を指針表示させ、前記特
    定時間後に前記指針の移動を停止させる第1の指針駆動
    制御手段と、 前記残り時間計数手段により計数された残り時間が一定
    時間に到ったときに、前記第1の指針駆動制御手段によ
    って停止された指針の移動を開始させ、前記残り時間を
    指針表示する第2の指針駆動制御手段と、 を備えることを特徴とする指針式タイマ装置。
  2. 【請求項2】更に、前記残り時間計数手段で計数された
    残り時間をデジタル表示するデジタル表示装置を有する
    ことを特徴とする請求項(1)範囲の指針式タイマ装
    置。
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