JP3236871B2 - 電子式高度計 - Google Patents

電子式高度計

Info

Publication number
JP3236871B2
JP3236871B2 JP30803292A JP30803292A JP3236871B2 JP 3236871 B2 JP3236871 B2 JP 3236871B2 JP 30803292 A JP30803292 A JP 30803292A JP 30803292 A JP30803292 A JP 30803292A JP 3236871 B2 JP3236871 B2 JP 3236871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
altitude
register
altitude change
change amount
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30803292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06137976A (ja
Inventor
智夫 粕尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP30803292A priority Critical patent/JP3236871B2/ja
Publication of JPH06137976A publication Critical patent/JPH06137976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3236871B2 publication Critical patent/JP3236871B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ゲレンデスキーを行
なう場合のスキーによる滑降回数を計数するのに好適な
電子式高度計に関する。
【0002】
【従来の技術】リフトを利用してのゲレンデスキーに際
して、ゲレンデが短いときは、午前中に10数回、午後
にも10数回といった具合に、多数回、ゲレンデを滑降
することは珍しくない。このような場合において、滑降
回数を正確に把握してその日の運動量を認識せんとする
ときは、スキヤーが自から一般の携帯用カウンタ装置を
利用し、滑降毎にカウントアップ操作を行なって計数す
るのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如き計
数方法は、極めて煩わしく、かつカウントアップ操作を
忘れて計数結果が不正確になる場合もある。本願発明は
上述の如き事情に鑑みてなされたものであり、極めて容
易に、かつ正確にゲレンデでの滑降回数を計数できる電
子式高度計の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記目的を
達成するために、一定時間毎に高度を検出する高度検出
手段と、この高度検出手段で検出された高度から単位時
間の高度変化量を求める手段と、この手段で求められた
前記単位時間の高度変化量と基準高度変化量とを比較す
る比較手段と、この比較手段で前記単位時間の高度変化
量が前記基準高度変化量より大きいと検出された場合に
歩進される計数手段と、この計数手段の計数値を表示す
る表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す一実施例により本発明を具
体的に説明する。図1は、本実施例の回路構成を示すも
のである。すなわち、本実施例はCPU1を中心に他の
回路部がこれに接続する構成となっている。CPU1
は、送られてくるデータを処理・加工して送出すると共
に各回路部に信号を送って、それらの回路部を制御する
回路部である。
【0006】発振回路2は、常時、一定周波数の信号を
送出している回路である。分周回路3は、発振回路2か
らの上記信号を所定周波数にまで分周し、それを時刻計
数回路4に送出する回路部である。時刻計数回路4は、
上記分周回路3からの信号を計数して現在時刻を得て、
これをCPU1に送出すると共に、1分毎に、高度の計
測タイミング信号である分キャリー信号をCPU1に送
出する回路である。
【0007】圧力センサ5は、CPU1からの起動信号
を受けて、その地点の気圧に応じたアナログ電気信号を
A/D変換回路6に送る回路部であり、A/D変換回路
6はCPU1からの起動信号を受けて圧力センサ5から
のアナログ電気信号をデジタル信号に変換してCPU1
に送出する回路部である。RAM7はCPU1からの制
御信号を受けてCPU1からのデータを記憶し、又は、
記憶しているデータを読出してCPU1に送出する回路
部である。ROM8は電子式高度計としての各種動作を
指定するプログラム等を固定的に記憶し、CPU1の指
示の下にこれらを読出してCPU1に与える回路部であ
る。
【0008】キー部9は、多数のスイッチを備え、これ
らの中のいずれかが操作されたときに、対応するスイッ
チ入力信号をCPU1に送出する回路部である。表示駆
動回路10は、CPU1からの各種データを表示部11
に表示する回路部で、この表示部11は、高度表示部1
1a、測定回数表示部11b、基準高度変化量表示部1
1cおよび時刻表示部11dを備え、表示駆動回路10
により駆動されて、それぞれに対応するデータをデジタ
ル表示する回路部である。
【0009】図2は、前述のRAM7の構成を示すもの
であり、高度レジスタHは1分毎に行なわれる高度測定
処理により得られた高度が、順次、セットされていくレ
ジスタであり、前回高度レジスタLは前回と今回の高度
から1分間における高度変化量を求めるため前回の高度
を退避せしめておくレジスタである。高度変化量レジス
タΔHは上記高度レジスタHにセットされている今回の
測定に係る高度から上記前回高度レジスタLにセットさ
れている前回(1分前)の測定に係る高度を減じた値す
なわち1分間における高度変化量がセットされるレジス
タである。最大高度変化量レジスタΔHMは、最も大き
な高度変化量がセットされるレジスタである。基準高度
変化量指定レジスタAは、高度変化量がどの程度以上に
なったらリフトに乗って、ゲレンデを登っていることと
するかという基準高度変化量を指定するレジスタであ
る。基準高度変化量レジスタBは、基準高度変化量指定
レジスタAによって指定された基準高度変化量がセット
されるレジスタである。滑降回数レジスタXは、滑降回
数すなわちゲレンデをスキーで滑降した回数がセットさ
れるレジスタである。連続下降回数レジスタKは、1分
毎の測定により、連続して、何回、下降(すなわち負の
高度変化量)が検出されたかがセットされるレジスタで
ある。
【0010】測定中フラグSFは、高度を測定している
間、1がセットされるフラグである。カウント済フラグ
CFは、その回の滑降についてはそれが何回目の滑降で
あるかを既に計数し終っているときに1がセットされる
フラグである。自動設定フラグDFは、基準高度変化量
を利用するリフトに応じて自動設定する後述の自動設定
モードに際して1がセットされるフラグである。連続下
降中フラグKFは、上記連続下降回数レジスタKにセッ
トされる連続下降回数を計数中に1がセットされるレジ
スタである。
【0011】次に、以上の如くに構成された本実施例の
動作を説明する。図3は、本実施例の動作の概要を示す
ジェネラルフローチャートである。同図において、先
ず、ステップS1では、キー入力があったかを判断し、
キー入力があったときは、ステップS2に進みこれに対
応するキー処理を実行し、然る後にステップS3に進む
が、キー入力がなかったときは、ステップS1から、直
接、ステップS3に進む。ステップS3では、測定中フ
ラグSFの値が1となっているか、すなわち、ゲレンデ
をスキーで滑降した回数を計数すべく高度変化量を測定
している最中であるかを判断する。測定中フラグSFの
値が1となっているときは、ステップS4に進み、時刻
計数回路4から1分キャリー信号が送られてきているか
を判断し、送られてきているときはステップS5に進み
圧力センサ5、A/D変換回路6に起動信号を送ってそ
の地点の気圧を測定し、その後ステップS6では、測定
した気圧に周知の計算式を適用してその地点の高度を算
出し、これを高度レジスタHにセットし、次いでステッ
プS7に進み、後述の滑降回数カウント処理を実行す
る。このステップS7の処理を終えた場合、上記ステッ
プS3で測定中フラグSFの値は1になっていないと判
断されたとき、およびステップS4で1分キャリー信号
は送られてきていないと判断したときは、ステップS8
に進み、その時点で表示部11に表示することを指示さ
れているデータを表示部11の対応する表示部に表示
し、その後、ステップS1に戻る。
【0012】図4は、上記ステップS2のキー処理を詳
細に示すフローチャートであり、図5は上記ステップS
7の滑降回数カウント処理を詳細に示すフローチャート
である。以下、これらのフローチャートを参照しながら
各種状態における動作を説明していく。
【0013】(イ)基準高度変化量の設定 基準高度変化量の設定も、測定中フラグSFに1がセッ
トされている測定状態において行なうが、測定中フラグ
SFに1をセットするには、キー部9のSKキーを操作
する。このとき、図3のステップS1でキー入力が有っ
たことを検出してステップS2すなわち図4のキー処理
に進み、ステップS10で操作されたのはSKキーであ
ることを検出し、次のステップS11で測定中フラグS
Fの値を0から1にする。このようにして、測定中フラ
グSFの値を1にして測定状態にした後には、SAキー
を操作していくことにより、前記基準高度変化量指定レ
ジスタAに所望の基準高度変化量を指定する値をセット
することになる。この場合、SAキーの操作がある度
に、これを図4のステップS13で検出し、ステップS
14で基準高度変化量指定レジスタAの値を0〜5の範
囲でサイクリックに1だけ大きいものにしていき、ステ
ップS15では基準高度変化量指定レジスタAの値は、
0ではないかを判断し、0ではないとときは、ステップ
S16に進み、基準高度変化量指定レジスタAに対応す
る基準高度変化量を基準高度変化量レジスタBにセット
する。なお、基準高度変化量指定レジスタAの値1〜5
に対応する基準高度変化量は、予め、上記基準高度変化
量指定レジスタAの値と対応づけられてROM8に固定
的に記憶されているので、このROM8から読出してき
て基準高度変化量レジスタBにセットすることになる。
【0014】以上の如く、基準高度変化量指定レジスタ
Aの値が1〜5の値の場合は、ROM8に記憶されてい
る基準高度変化量が基準高度変化量レジスタBにセット
されることになるが、基準高度変化量指定レジスタAの
値が0の場合は、上記ステップS15からステップS1
6には進まず、このキー処理を終える。これは、予めR
OM8に記憶されている基準高度変化量を利用せず、ス
キーを行なわんとするゲレンデのリフトにおける実際の
高度変化量に則した基準高度変化量を基準高度変化量レ
ジスタBにセットすること、すなわち前述の自動設定モ
ードが選択されたためである。
【0015】以下、上記自動設定モードを詳述する。基
準高度変化量指定レジスタAの値を0としたときは、続
いて、SBキーを操作することになる。この場合、該操
作を図4のステップS20で検出し、ステップS21で
基準高度変化量指定レジスタAの値が0になっているこ
とを確認し、その上でステップS22では、自動設定フ
ラグDFに1をセットし自動設定モードとし、更にステ
ップS23では、最大高度変化量レジスタΔHMをクリ
アし、以後の処理に備える。このようにして、自動設定
モードとした後には、本実施例に係る電子式高度計を携
帯して、実際に、滑降対象とするゲレンデのリフトに乗
って、ゲレンデを登るが、この間にも、前述のようにし
て、図3のステップS1〜S6で、1分毎にその時点の
高度を算出して、それを高度レジスタHにセットし、同
図のステップS7すなわち図5の滑降回数カウンタ処理
に進む。この滑降回数カウンタ処理では、ステップS3
0で今回の測定に基づいて得られた高度レジスタHの高
度から前回高度レジスタLにセットされている前回、す
なわち1分前における高度を減じて、この1分間におけ
る高度変化量を求め、これを高度変化量レジスタΔHに
セットし、次いでステップS31では1分後に行なう次
回の測定に備えて、高度レジスタHにセットしておいた
今回の高度を前回高度レジスタLにセットしておく。次
のステップS32では、自動設定フラグDFの値は0で
はなく、1で自動設定モードになっていることを判断し
てステップS50に進む。
【0016】ステップS50では、高度変化量レジスタ
ΔHにセットしておいた今回の測定による高度変化量が
正又は0であることを判断し(リフトに乗ってゲレンデ
を登っているのであるから高度変化量は一般的には正と
なる)、ステップS51に進む。そしてこのステップS
51では、高度変化量レジスタΔHにセットしておいた
今回の高度変化量は、最大高度変化量レジスタΔHMに
セットしておいた最も大きい高度変化量より大きいかを
判断し、大きいときは、ステップS52に進み最大高度
変化量レジスタΔHMの値を上記高度変化量レジスタΔ
Hの今回の高度変化量で更新してからステップS53に
進むが、大きくないときは上記ステップS51から、直
接、ステップS53に進む。そしてステップS53で
は、連続下降中フラグKFの値が1でないことを判断し
て、この滑降回数カウント処理を終える。
【0017】なお、リフトに乗ってゲレンデを登ってい
る場合においても、広大なスキー場では、部分的にリフ
トが下降する場合がある(すなわち、1〜2分間、高度
が低下する場合があるが、しかしこのような下降は4〜
5分も続くことは、一般的にはない)。上記の如き場合
には、前記同様の処理(図3のステップS1〜S6、図
5のステップS30〜S32)を実行し、ステップS5
0で高度変化量レジスタΔHの高度変化量が正又は0で
はなく負になっていることを判断し、ステップS55に
進み、連続下降中フラグKFの値が0であるかを判断す
る。このステップS55で連続下降中フラグKFの値は
0であると判断したとき、すなわち、前回の測定に際し
ては高度変化量が正であったときは、ステップS56で
連続下降中フラグKFの値を1とした上でステップS5
7に進み、連続下降回数レジスタKの値を1とし下降が
1回あった旨を記憶するが、上記ステップS55で連続
下降中フラグKFの値は0ではなく、下降を何回か継続
して測定しており、前回も高度変化量が負であったと判
断したときは、ステップS58に進み連続下降回数レジ
スタKの値を1だけ大きいものにし、次のステップS5
9に進む。ステップS59では連続下降回数レジスタK
の値は5に至っているかを判断するが、上述のようにリ
フトでゲレンデを登っている際には、一部に下降すると
ころがあるとしても、1分毎の測定で5回も連続して下
降を検出することはないのでこのステップからステップ
S60に進むことはなく当該滑降回数カウント処理を終
える。上記の如くして、リフトでゲレンデを登る途中で
1、2回、下降を検出した後に、再度、リフトが上昇し
だした後は、前記同様の処理(図3のステップS1〜S
6、図5のステップS30〜S32、S50〜S52)
が実行された後、ステップS53で連続下降中フラグK
Fの値が1になっていることを検出し、その上でステッ
プS54に進み連続下降中フラグKFの値を0とする。
【0018】上記の如き処理を繰返しながら、そのリフ
トでゲレンデを登る際の最大高度変化量を最大高度変化
量レジスタΔHMに記録し、その後、そのゲレンデの最
高地点に到達してリフトを降り、そのゲレンデをスキー
で滑降しだしたときも、前記測定動作(図3のステップ
S3〜S6、図5のステップS30〜S32)は継続さ
れステップS50に進む。そしてこの場合は、既にスキ
ーでの滑降が開始されているので、高度変化量レジスタ
ΔHの高度変化量は、負となっているので、上記ステッ
プS50からステップS55に進み、連続下降中フラグ
KFの値は0になっていることを判断し、その上でステ
ップS56で連続下降中フラグKFの値を1とし、次の
ステップS57では連続下降回数レジスタKに1をセッ
トして、下降の1回目の検出があった旨を記憶する。
【0019】上記の如くして、スキーによる滑降を開始
し、連続下降回数レジスタKに1をセットした後も、1
分毎に上記同様の測定動作(ステップS3〜S6、S3
0〜S32)が行なわれてステップS50を経て、ステ
ップS55に進み既に連続下降中フラグKFの値は0で
なく1であることを判断して、ステップS58で連続下
降回数レジスタKの値を1だけ大きいものにして次のス
テップS59で連続下降回数レジスタKの値が未だ5に
なっていないことを確認する。そして、1分毎の上記の
ような動作を繰返して連続下降回数レジスタKの値が5
になったとき(すなわち第1回目の下降検出から4分
後)には、それを上記ステップS59で検出し、スキー
による第1回目の滑降が開始されていると判断して、ス
テップS60で自動設定フラグDFの値を0に戻す(す
なわち自動設定モードから通常の測定モードに戻す)。
そしてステップS61では、最大高度変化量レジスタΔ
HMにセットしておいた最大高度変化量を0.8倍した
高度変化量を基準高度変化量として基準高度変化量レジ
スタBにセットして、次のステップS62では滑降回数
レジスタXに1をセットし、上記の如く第1回目の滑降
が行なわれている旨を記憶する。
【0020】以上の如く、本実施例では、基準高度変化
量レジスタBへの基準高度変化量の設定方法としては大
きく分けて2通りあり、1つは上記の如くして行なう自
動設定であり、他は前述の如くスイッチ操作のみで、予
めROM8に記憶されている5種の基準高度変化量か
ら、いずれかを選ぶ方法である。
【0021】(ロ)ゲレンデを滑降した回数の計数動作 上述の如くして、基準高度変化量レジスタBに基準高度
変化量を設定した後、この電子式高度計を携帯して、実
際にゲレンデをスキーで滑降し、その滑降回数を計数す
る場合の動作について説明する(なお、上記基準高度変
化量の設定を自動設定により行なった場合は、上述の如
く、既に、第1回目の滑降を計数していることにな
る)。
【0022】先ず、基準高度変化量レジスタBへの基準
高度変化量の設定をスイッチ操作で行なった場合の特有
の動作について説明する。この場合は、先ず、第1回目
の滑降に備えて、リフトに乗ってゲレンデを登ることに
なるが、この間も前述同様に、1分毎に前記測定動作が
繰返されて、図5のステップS32に至り、自動設定フ
ラグDFの値は0になっており自動設定モードではない
ことを確認し、ステップS33に進み、高度変化量レジ
スタΔHの高度変化量が基準高度変化量レジスタBの基
準高度変化量を超えたものになっていないことを判断
し、ステップS40に進み高度変化量レジスタΔHの高
度変化量が負ではないことを確認して、ステップS37
に進み連続下降中フラグKFの値が1ではないことを検
出し、この滑降回数カウント処理を終える。なお、リフ
トに乗ってゲレンデを登っている際にも、前述の如く、
部分的に下りの部分があり、高度を下げる場合がある
が、そのようなときは、ステップS40で高度変化量レ
ジスタΔHの高度変化量が負になっていることを検出
し、ステップS41で連続下降中フラグKFが0になっ
ていることを判断し、ステップS42で連続下降中フラ
グKFに1をセットし、ステップS43で連続下降回数
レジスタKに1をセットし、下降が、1回、検出された
ことを記憶する。以下、1分毎の測定に際し上記の如き
下降が継続して検出される度に、上記ステップS40、
S41を経てステップS45に進み、連続下降回数レジ
スタKの値を1だけ大きいものにしながら下降を検出し
た回数を計数していくが、前記の如く部分的なリフトの
下り部分は、何分間も続くことはなく、連続下降回数レ
ジスタKの値が5になることはないので、ステップS4
5からステップS46に進んだ後は、ステップS47に
進まず、当該滑降回数カウント処理を終える。そしてリ
フトの部分的な下り部分を通過し、再度、リフトが高度
を増していったときには、ステップS40で高度変化量
レジスタΔHの高度変化量は負ではなく正になっている
ことを検出し、ステップS37に進み連続下降中フラグ
KFの値が1になっていることを判断し、ステップS3
8で連続下降中フラグKFの値を0に戻す。
【0023】以上の如くして、リフトに乗ってゲレンデ
を登っていき、高度の増加が著しく、高度変化量レジス
タΔHの高度変化量が基準高度変化量レジスタBにセッ
トしてある基準高度変化量を超えるものになったとき
は、それをステップS33で検出し、ステップS34で
カウント済フラグCFの値が0になっていることを判断
し、ステップS35でこのカウント済フラグCFの値を
1にし、その上でステップS36に進み滑降回数レジス
タXの値を1とし、次いでステップS37で連続下降中
フラグKFの値は1になっていないことを判断して当該
滑降回数カウント処理を終える。なお前述のリフトの部
分的下降を何回か検出した後、高度が一挙に上昇に反転
しかつそれに伴なう高度変化量レジスタΔHの高度変化
量が基準高度変化量レジスタBの基準高度変化量を超え
たときは、上記同様の処理すなわちステップS33〜S
36の処理を経てステップS37で連続下降中フラグK
Fの値が1になっていることを判断し、次のステップS
38でこの値を0に戻す。
【0024】また、上記の如くして、高度変化量レジス
タΔHの高度変化量が基準高度変化量レジスタBの基準
高度変化量を超えたことを最初に検出した後に、更に何
分か経過し、再度、高度変化量レジスタΔHの高度変化
量が基準高度変化量レジスタBの基準高度を超えている
ことを検出した場合は、上記ステップS33からステッ
プS34に進み、ここでカウント済フラグCFの値は既
に0ではなくなっていることすなわち既に計数済みであ
ることを判断しステップS37を経て、この滑降回数カ
ウント処理を終えるので重複計数は避けられることにな
る。
【0025】上記の如くして、第1回目の滑降に備え
て、ゲレンデの最高地点に登り、第1回目の滑降を開始
した後は、高度が低下していくので高度変化量レジスタ
ΔHにセットされる高度変化量も負となっていき、前述
のステップS40〜S43の処理で連続下降中フラグK
Fの値が1となり、連続下降回数レジスタKの値が1と
なる。そして以後1分毎に行なわれる測定ではステップ
S40、S41を経てステップS45で連続下降回数レ
ジスタKの値を1だけ大きいものにしていき、連続下降
回数レジスタKの値が5になったときは、ステップS4
6でそれを検出し、スキーによりそのゲレンデを既に滑
降しているとみなし次回に備えカウント済フラグCFの
値を0に戻す。
【0026】次に第2回目以降の滑降回数の計数動作に
ついて説明する。以上の如く、第1回目の滑降に際して
の滑降回数の計数動作は、基準高度変化量を自動設定す
るか否かで異なっていたが、第2回目以降の計数に関し
ては、両ケースとも同様の動作で行なわれ、かつ基準高
度変化量をスイッチ操作で設定した場合(すなわち自動
設定でない場合)の第1回目の滑降を計数したときの動
作と概ね同様である。すなわち滑降に備えて、リフトで
ゲレンデを登る際にも、1分毎に、その1分前からの高
度変化を得て、これが基準高度変化量レジスタBの基準
高度変化より大きくなっているかを調べ(図3のステッ
プS3〜S6、図5のステップS30〜S33)、上記
基準高度変化を超える高度変化があったときは、ステッ
プS35でカウント済フラグCFに1をセットした上
で、ステップS36で滑降回数レジスタXの値を1だけ
大きいものとしていく(前述の如く、リフトでゲレンデ
を登っているということは、この後、必然的にスキーに
よる滑降が1回だけ行なわれるので、この時点で滑降回
数を1だけ多いものとする)。そして、実際にリフトを
降りてからの滑降に際しては、高度変化量が負になって
いることすなわち下降をステップS40で検出し、この
ような下降の検出をステップS45で計数して、5回を
計数するに至ったとき(すなわち少なくても4分間は下
降を検出したとき)は、それをステップS46で検出
し、既にスキーによる滑降が開始されているとし、ステ
ップS47で次回に備えてカウント済フラグCFの値を
0に戻しておく。
【0027】なお、上述の如くして、測定された各種デ
ータ等すなわち高度レジスタHの高度、滑降回数レジス
タXの滑降回数、基準高度変化量レジスタBの基準高度
変化量および時刻計数回路4からの現在時刻は、上記滑
降回数カウント処理に続く表示処理(図3のステップS
8)において、それぞれ表示部11の高度表示部11
a、測定回数表示部11b、基準高度変化量表示部11
cおよび時刻表示部11dに表示される。
【0028】また、スキーによる滑降回数の計数を停止
するときは、キー部9のSCキーを操作し、更に前述の
SKキーを操作する。この場合、SCキーの操作を受け
てキー処理(図4)に進みステップS25で当該操作を
検出し、ステップS26で次回の測定に備えて滑降回数
レジスタXの今回の滑降回数をクリアし、SKキーの操
作を受けて上記キー処理に進みステップS10で当該操
作を検出してステップS11で測定中フラグSFを1か
ら0に反転し、上述の如き測定処理を停止する(図3の
ステップS3〜S7参照)。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、自動的
スキーによる滑降回数を1だけカウントアップするよ
うにした電子式高度計に係るものであるから、極めて容
易に、かつ正確にゲレンデでの滑降回数を計数できる電
子式高度計の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図2】図1におけるRAMの構成を示す図である。
【図3】本実施例の動作の概要を示すジェネラルフロー
チャートである。
【図4】図3におけるキー処理を詳細に示すフローチャ
ートである。
【図5】図3における滑降回数カウント処理を詳細に示
すフローチャートである。
【符号の説明】
5 圧力センサ 6 A/D変換回路 11a 高度表示部 11b 測定回数表示部 11c 基準高度変化量表示部 11d 時刻表示部 H 高度レジスタ L 前回高度レジスタ ΔH 高度変化量レジスタ ΔHM 最大高度変化量レジスタ A 基準高度変化量指定レジスタ B 基準高度変化量レジスタ X 滑降回数レジスタ K 連続下降回数レジスタ SF 測定中フラグ CF カウント済フラグ DF 自動設定フラグ KF 連続下降中フラグ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 7/00 G01C 5/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定時間毎に高度を検出する高度検出手
    段と、 この高度検出手段で検出された高度から単位時間の高度
    変化量を求める手段と、 この手段で求められた前記単位時間の高度変化量と基準
    高度変化量とを比較する比較手段と、 この比較手段で前記単位時間の高度変化量が前記基準高
    度変化量より大きいと検出された場合に歩進される計数
    手段と、 この計数手段の計数値を表示する表示手段とを備えたこ
    とを特徴とする電子式高度計。
  2. 【請求項2】 一定時間毎に高度を検出する高度検出手
    段と、 この高度検出手段で検出された高度から単位時間の高度
    変化量を求める手段と、 この手段で求められた前記単位時間の高度変化量と基準
    高度変化量とを比較する高度比較手段と、 前記高度検出手段で検出された高度から移動方向を検出
    する移動方向検出手段と、 この移動方向検出手段で移動方向が上方向及び下方向の
    うち予め決められている一方向と検出されている際に前
    記比較手段で前記単位時間の高度変化量が前記基準高度
    変化量より大きいと最初に検出された時に歩進される計
    数手段と、 この計数手段の計数値を表示する表示手段とを備えたこ
    とを特徴とする電子式高度計。
JP30803292A 1992-10-22 1992-10-22 電子式高度計 Expired - Lifetime JP3236871B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30803292A JP3236871B2 (ja) 1992-10-22 1992-10-22 電子式高度計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30803292A JP3236871B2 (ja) 1992-10-22 1992-10-22 電子式高度計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06137976A JPH06137976A (ja) 1994-05-20
JP3236871B2 true JP3236871B2 (ja) 2001-12-10

Family

ID=17976069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30803292A Expired - Lifetime JP3236871B2 (ja) 1992-10-22 1992-10-22 電子式高度計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3236871B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59913515D1 (de) * 1998-10-20 2006-07-20 Asulab Sa Barometrisch kompensierter Höhenmesser, Barometer, Wettervorhersagesysteme und verwandte Verfahren einschliesslich Umgebungsdruckblasenfilterung
JP3854047B2 (ja) * 2000-01-31 2006-12-06 セイコーインスツル株式会社 携帯型高度計および高度演算方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06137976A (ja) 1994-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5671162A (en) Device for recording descent data for skydiving
US5295085A (en) Pressure measurement device with selective pressure threshold crossings accumulator
EP0550614B1 (en) Accumulating altimeter with ascent/descent accumulation thresholds
JP3854047B2 (ja) 携帯型高度計および高度演算方法
US6298314B1 (en) Detecting the starting and stopping of movement of a person on foot
US5065414A (en) Pedometer
US5164967A (en) Pedometer for walking, jogging, etc.
EP0353046A2 (en) Cycling monitor
JP3236871B2 (ja) 電子式高度計
JP5640602B2 (ja) 高度計
US11083396B2 (en) Portable electronic apparatus
US6378808B1 (en) Device for releasing a parachute
EP0599568A2 (en) Time measurement apparatus
US6389894B1 (en) Method for determining the heights of multiple jumps
JP3131852B2 (ja) 電子式高度計
JP3194282B2 (ja) データ表示制御装置及びデータ表示制御方法
US6614726B2 (en) Stopwatch
JPH05172569A (ja) 高度測定装置
EP1061334B1 (en) Portable pressure measuring apparatus
JPH0262805B2 (ja)
EP0439255A1 (en) Electronic apparatus with depth meter
JPH0673551B2 (ja) 運動量検出装置
JP3123401B2 (ja) ピークレベル表示装置
SU1459670A1 (ru) Устройство дл определени прыгучести
JPH0347877B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071005

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 11