JP3123401B2 - ピークレベル表示装置 - Google Patents

ピークレベル表示装置

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JP3123401B2 JP07199029A JP19902995A JP3123401B2 JP 3123401 B2 JP3123401 B2 JP 3123401B2 JP 07199029 A JP07199029 A JP 07199029A JP 19902995 A JP19902995 A JP 19902995A JP 3123401 B2 JP3123401 B2 JP 3123401B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器に用いら
れるピークレベル表示装置において、とくに、表示した
ピークレベルよりも高位な値が入力されない限り、表示
したピークレベルをマイコン内のプログラムソフトに従
って時間経過と共に降下量を増大させてインジケータに
表示するように構成したピークレベル表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、各種電子機器には、入力され
た信号(入力信号)のピークレベル(ピーク値)をメー
タとか、液晶パネル,CRTなどのインジケータを用い
て表示し、このピークレベルを監視しながら各種の電子
機器を制御したり、あるいは入力信号がオーディオ信号
の場合には周波数ごとに複数表示されたピークレベルを
見ながら音楽を楽しんでいる。
【0003】ところで、入力信号は刻々と変化するもの
であるから、この入力信号をそのまま表示すると、人間
の目は応答しえないため、入力信号のピークレベルを一
時的にホールドして表示する方法が良く用いられてい
る。
【0004】図5は従来の一例のピークレベル表示装置
を示した構成図、図6は図5に示したピークレベル表示
装置を用いて、入力信号のピークレベルを時間経過と共
にインジケータに表示した状態を示した図である。
【0005】図5に示した従来の一例のピークレベル表
示装置100は、一つの入力信号を一定の時間ごとに取
り込んで、取り込んだ入力信号の値が既に表示したピー
クレベルより大きい時には入力信号のピークレベルをそ
のまま表示する一方、取り込んだ入力信号の値が表示し
たピークレベルよりも小さい時には表示したピークレベ
ルをそのまま一定の時間に亘ってホールドするように構
成されている。
【0006】即ち、従来の一例のピークレベル表示装置
100において、アナログ入力信号IをA/D変換回
路101によりディジタル信号に変換して、このディジ
タル入力信号Iを電子回路部材を用いて構成されたピ
ークレベル検出回路102に入力して、ピークレベル検
出回路102内で下記するように処理して、処理したデ
ィジタル入力信号IのピークレベルPを増幅回路10
3を経て液晶パネル,CRTなどのインジケータ104
に棒グラフで表示している。
【0007】上記ピークレベル検出回路部102は、図
6に示した如く、インジケータ104に表示したピーク
レベルPよりも高位な値が入力されない限り、表示した
ピークレベルPを人間の目に応答し得る程度の一定の時
間に亘ってホールドし、一定の時間後に消灯している。
そして、消灯後には再び上記動作を繰り変している。
【0008】尚、入力信号がオーディオ信号の場合に
は、入力信号を複数の周波数帯域に分割して、夫々の周
波数帯域ごとにピークレベルを複数の棒グラフで表示す
れば良いものである。
【0009】次に、図7は従来の他例のピークレベル表
示装置を示した構成図、図8は図7に示したピークレベ
ル表示装置を用いて、入力信号のピークレベルを時間経
過と共にインジケータに表示した状態を示した図であ
る。
【0010】図7に示した従来の他例のピークレベル表
示装置200は、特開平4−216473号公報に開示
されており、ここでは簡略に説明すると、入力信号Iは
整流回路201から積分回路202,微分回路203,
増幅回路204を介し、且つ、微分回路203の入力側
と増幅回路204の出力側との間をバッファ205で帰
還させてピークレベルPが処理され、このピークレベル
Pをメータなどのインジケータ206に表示している。
【0011】上記ピークレベル表示装置200では、積
分回路202と微分回路203とにより、変化の早い入
力信号I,パルス的な入力信号Iに対してピークレベル
Pを図8に示したインジケータ206にすばやく応答さ
せ、また入力信号Iの立ち下がりを緩やかに降下させて
インジケータ206に表示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の一例
のピークレベル表示装置100では、図6に示したよう
に、表示したピークレベルPよりも高位な値が入力され
ない限り、表示したピークレベルPを人間の目に応答し
得る程度の一定の時間に亘ってホールドし、一定の時間
後に消灯しているものの、この消灯時に観察者に異様な
感じを与える場合があり、この場合はインジケータ10
4の表示ドットが大きな時に顕著となる傾向がある。ま
た、ピークレベルPを一定の時間に亘ってホールドして
いる間にこのホールドした値よりも低いディジタル入力
信号Iが入来した場合、表示値が入力値と大きく掛け
離れることがあり、表示値は信頼性のない値となってし
まう。更に、ディジタル入力信号Iのレベルの変化
が、ある一定の周期を持ち、変化量も一定の場合、ホー
ルドすべきインジケータ104の表示ドットが常に点灯
状態になったり、あるいは同じ表示ドットが点滅状態と
なってしまう場合が生じている。
【0013】上記の問題を解決する方法として特開平4
−216473号公報に開示された従来の他例のピーク
レベル表示装置200では、変化の早い入力信号I,パ
ルス的な入力信号Iに対してピークレベルPを図8に示
したインジケータ206にすばやく応答させ、また入力
信号Iの立ち下がりを緩やかに降下させてインジケータ
206に表示しているものの、インジケータ206に表
示されたピークレベルPは、微分回路203によって表
示後即座に降下してしまい、このため観察者は表示直後
のピークレベルPを認識することが困難となっている。
また、入力信号Iの振幅周期が遅い(入力信号Iのレベ
ルが下がるのが遅い)場合、ピークレベルPの発生が遅
れるため、ピークレベルPの表示が入力信号Iの値と一
致しないなどの問題があり、これを解決すべく、ピーク
レベル表示装置200内の抵抗,コンデンサなどの定数
を変更してピークレベルPの降下を遅くすることもでき
るが、その後、降下速度が更に低下するため、ピークレ
ベルPの表示が残りすぎてしまうなどの新たな問題が発
生する。
【0014】更に、従来のピークレベル表示装置10
0,200は、両者共にピークレベルPを電子回路部材
を用いたハードウェア回路により検出しているため、装
置100,200のコストが高価となっている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、少なくとも一つの入力信号のピ
ークレベルを表示する表示手段と、前記入力信号を一定
の時間ごとに取り込んで、取り込んだ前記入力信号の値
が表示した前記ピークレベルより大きいか又は等しい時
には前記入力信号の値をそのまま表示する一方、取り込
んだ前記入力信号の値が表示した前記ピークレベルより
も小さい時には表示した前記ピークレベルを時間経過に
伴って降下量を増大させて表示する制御手段とを備えた
ことを特徴とするピークレベル表示装置である。
【0016】また、上記発明のピークレベル表示装置に
おいて、前記降下量は、プログラムソフトに従って表示
した前記ピークレベルを起点とした二次曲線に沿うこと
を特徴とするピークレベル表示装置である。
【0017】
【実施例】以下に本発明に係わるピークレベル表示装置
の一実施例を図1乃至図4を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は本発明に係わるピークレベル表示装
置を示した構成図、図2は本発明に係わるピークレベル
表示装置の動作フローを示したフロー図、図3は本発明
に係わるピークレベル表示装置を用いて、入力信号のピ
ークレベルを時間経過と共にインジケータに表示した状
態を示した図、図4はマイコンに取り込んだ入力信号の
値が表示したピークレベルよりも小さい時に表示したピ
ークレベルを時間経過に伴って二次曲線に沿って降下さ
せる状態を説明するための図である。
【0019】図1に示した本発明に係わるピークレベル
表示装置1は、少なくとも一つの入力信号を一定の時間
ごとにマイコン3内に取り込んで、取り込んだ入力信号
の値が既に表示したピークレベルより大きいか又は等し
い時には入力信号の値をそのままインジケータ5など表
示する一方、取り込んだ入力信号の値が表示したピーク
レベルよりも小さい時には表示したピークレベルをマイ
コン3内のプログラムソフトに従って時間経過と共に降
下量を増大させてインジケータ5に表示するように構成
したことを特徴とするものである。
【0020】即ち、本発明に係わるピークレベル表示装
置1において、アナログ入力信号I をA/D変換回路
2によりディジタル信号に変換して、このディジタル入
力信号Iをマイコン3に入力すると、マイコン3内で
ディジタル入力信号IのピークレベルPを後述のプロ
グラムソフトに従って処理し、処理したディジタル入力
信号IのピークレベルPを増幅回路4を経て液晶パネ
ル,CRTなどのインジケータ5に図3に示したように
棒グラフで表示している。
【0021】ここで、マイコン3は、ディジタル入力信
号Iを後述のタイマ3fにより一定の時間(単位時
間)ごとに取り込んでディジタル入力信号Iの値を一
時的に記憶する第1メモリ3aと、入力したディジタル
入力信号Iのピークレベル(ピーク値)Pを一時的に
記憶してインジケータ5に出力する第2メモリ3bと、
第1メモリ3aに記憶したディジタル入力信号Iの値
と第2メモリ3bに記憶したピークレベルPとを比較す
る比較部3cと、プログラムソフト格納部3dに格納さ
れたプログラムソフトを実行するプログラムソフト実行
部3eと、水晶発信器3fからのパルスを計数して一
定な時間を単位時間と設定し、且つ、この単位時間を基
準として時間経過に伴ってn倍の時間t(但しt
0,1,2,…,n)をプログラムソフト実行部3eに
出力するタイマ3fとを備えている。
【0022】上記において、プログラムソフト格納部3
dに格納されたプログラムソフトは本発明の要部となる
ものであり、このプログラムソフトは、取り込んだディ
ジタル入力信号Iの値が既に表示したピークレベルP
より大きいか又は等しい時には取り込んだディジタル入
力信号Iの値をそのまま第2メモリ3bから増幅回路
4を経てインジケータ5に表示する一方、取り込んだデ
ィジタル入力信号Iの値が表示したピークレベルPよ
りも小さい時には表示したピークレベルPをプログラム
ソフトに従って時間経過と共に降下量を増大させてイン
ジケータ5に表示するように作成されており、この際、
降下量は、表示したピークレベルPを起点とし、且つ、
上記した時間経過量tを関数とした二次曲線(t
1)に沿うことを特徴としている。
【0023】また、タイマ3fで生成される単位時間
は、ディジタル入力信号Iをマイコン3内に取り込む
タイミングと、ピークレベルPをインジケータ5に表示
するタイミング時間tとの基準となっている。
【0024】また、インジケータ5は、最大表示目盛り
を複数に等分してディジタル的にドット単位で表示でき
るようになっている。また、このインジケータ5では、
取り込んだディジタル入力信号Iの値が表示したピー
クレベルPよりも小さい時に表示したピークレベルPを
時間経過に伴って降下させる際、後述するようにプログ
ラムソフトに従った二次曲線による降下量(t−1)
の1目盛りをインジケータ5の1目盛り(1ドット)
の値に対応させている。
【0025】次に、上記のように構成した本発明に係わ
るピークレベル表示装置1の動作について、図1乃至図
4を併用し、図2に示した動作フロー(S1〜S17)
順に説明する。
【0026】まず、S1では、図示しない電源を投入し
たスタート時にマイコン3をリセットすると、マイコン
3内部の第1メモリ3a,第2メモリ3b,比較部3
c,プログラムソフト実行部3eが全てクリアされる。
【0027】次に、S2では、マイコン3のプログラム
ソフト格納部3dに格納したプログラムソフトに従って
プログラムソフト実行部3eが始動し、タイマ3fから
単位時間が出力される度にディジタル入力信号Iの値
をマイコン3の第1メモリ3aに取り込んで比較部3c
に送る。
【0028】次に、S3では、マイコン3の第2メモリ
3bに記憶したピークレベルPを呼び出して比較部3c
に送る。この際、第2メモリ3bに記憶した値は、マイ
コン3をリセットした直後では零(=0)であり、それ
以外の時には更新したピークレベルPが記憶されてい
る。
【0029】次に、S4では、マイコン3の比較部3c
で第1メモリ3aからのディジタル入力信号Iの値
と、第2メモリ3bからのピークレベルPとを比較す
る。
【0030】即ち、S5に示したように、マイコン3の
比較部3cでは、ディジタル入力信号I≧ピークレベ
ルPであるか否かを比較する。ここで、ディジタル入力
信号Iの値の方がピークレベルPより大きいか又は等
しい場合(YESの場合)にはS6に進み、小さい場合
(NOの場合)にはS10に進む。尚、マイコン3をリ
セットした直後では上記判定が必ずYESとなり、その
他の場合にはディジタル入力信号Iが比較前に更新し
たピークレベルPと比較される。
【0031】次に、S6では、S5でディジタル入力信
号Iの値の方がピークレベルPより大きいか又は等し
いと判断されたので、プログラムソフト実行部3eはマ
イコン3のタイマ3fにリセットをかけて、時間t
初期化する(t=0)。
【0032】次に、S7では、ディジタル入力信号I
の値の方がピークレベルPより大きいか又は等しいの
で、比較部3cから入力信号Iの値を第2メモリ3b
に送ると、第2メモリ3b内は入力信号Iの値に更新
されたピークレベルPとなる。即ち、ディジタル入力信
号Iの値の方がピークレベルPより大きいか又は等し
い場合には、ディジタル入力信号Iの値がそのままピ
ークレベルPとなる。
【0033】次に、S8では、第2メモリ3bに記憶さ
れた更新後のピークレベルPを増幅回路4を介してイン
ジケータ5に表示する。
【0034】次に、S9では、マイコン3のタイマ3f
から単位時間が出力されるまで待っているで、インジケ
ータ5には更新後のピークレベルPがホールドされたま
ま表示され、単位時間経過した段階でS2に戻り、再び
新たなディジタル入力信号Iが取り込まれる。
【0035】従って、上記動作フロー中のS2〜S9
は、取り込んだディジタル入力信号I の値が既に表示
したピークレベルPより大きいか又は等しい時に、ディ
ジタル入力信号Iの値(ピークレベル)をそのままイ
ンジケータ5に表示するものである。
【0036】次に、S10では、S5でディジタル入力
信号Iの値の方がピークレベルPより小さいと判断さ
れたので、プログラムソフト実行部3eはマイコン3の
タイマ3fが時間t=0?であるか否かを問う。即
ち、時間t=0の場合(YESの場合)にはS11に
進み、時間t=0でない場合(NOの場合)にはS1
2に進む。
【0037】次に、S11では、S10で時間t=0
であると判断されたので、マイコン3のタイマ3fから
単位時間が出力されるまで待っている。
【0038】次に、S12では、マイコン3のタイマ3
fに1を加算して、時間t=t+1を得る。即ち、
S11で単位時間を経た場合には時間t=1となり、
S10で時間t=0でないと判断された場合にはS9
で単位時間を経ているので時間t=2,3,……,n
+1となる。
【0039】次に、S13では、時間t=1?を問
う。言い換えると、時間t=1の場合(YESの場
合)には、S5を経て単位時間経過後に始めてインジケ
ータ5に表示するタイミングであり、この場合にはS1
4に進む。一方、時間t=1でない場合(NOの場
合)には、複数回目(2,3,……,n+1回目)の表
示タイミングであり、この場合にはS15に進む。
【0040】次に、S14及びS15では、S5を経て
既にインジケータ5に表示されたピークレベルPからど
れだけレベル値を降下させるかを算出する。ここで、プ
ログラムソフトには、既に表示したピークレベルPを起
点にしてピークレベルPを降下させるための降下量(t
−1)が二次式で与えられているいる。
【0041】即ち、S14における時間t=1の場合
には、降下量(t−1)=0となり、表示したピー
クレベルPは降下することなく、S8を経て表示したピ
ークレベルPがそのままホールドされて、図3及び図4
で時間t=1に示した如くインジケータ5に表示され
る。
【0042】一方、S15における時間t=1以外の
=2,3,……,n+1の1場合には、降下量(t
−1)=1,4,……,nとなり、時間経過に伴
って、降下量が二次曲線に沿って増大していく。この
際、既に表示したピークレベルPより降下量の方が大き
い場合には、レベルを降下するだけの目盛り量がないた
め表示が不自然となるので、この場合には直ちにS1に
戻り、マイコン3をリセットする。
【0043】次に、S16では、S15でピークレベル
P>降下量(t−1)と判断された場合に、第2メ
モリ3bに記憶したピークレベルPから降下量(t
1)を減算する。
【0044】次に、S17では、{ピークレベルP−
(t−1)}の値を第2メモリ3bに送って、第2
メモリ3b内のピークレベルPを上記の値に更新する。
そして、更新されたピークレベルPがS8を経て時間経
過と共に降下量を増大されて、図3及び図4で時間t
=2,3,……に示した如くインジケータ5に表示され
る。 従って、上記動作フロー中のS10〜S17は、
取り込んだディジタル入力信号Iの値が表示したピー
クレベルPよりも小さい時に、表示したピークレベルP
をプログラムソフトに従って時間経過と共に降下量を増
大させるような略二次曲線に沿って降下させてインジケ
ータ5に表示するものである。
【0045】この結果、とくに、取り込んだディジタル
入力信号Iの値が表示したピークレベルPよりも小さ
い時には表示したピークレベルPを時間経過に伴って降
下量を増大させて表示しているので、ピークレベルPの
表示値が入力値と大きく掛け離れることなく余韻のある
ピークレベル表示が可能となり、且つ、インジケータ5
の表示ドットが大きくてもいきなり消えることがないた
め観察者にソフトなイメージを与えることができる。更
に、マイコン3に記憶したプログラムソフトに従ってピ
ークレベルを表示しているので、ピークレベル表示専用
のハードウェア回路を必要としないため、ピークレベル
表示装置1のコスト低減に寄与できるばかりでなく小型
化も達成できる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係わるピークレベ
ル表示装置において、請求項1記載によると、取り込ん
だ入力信号の値が既に表示したピークレベルより大きい
か又は等しい時には入力信号の値をそのまま表示する一
方、取り込んだ入力信号の値が表示したピークレベルよ
りも小さい時には表示したピークレベルを時間経過に伴
って降下量を増大させて表示しているので、ピークレベ
ルの表示値が入力値と大きく掛け離れることなく余韻の
あるピークレベル表示が可能となり、且つ、表示手段と
なるインジケータの表示ドットが大きくてもいきなり消
えることがないため観察者にソフトなイメージを与える
ことができる。
【0047】また、請求項2記載によると、マイコンに
記憶したプログラムソフトに従ってピークレベルを表示
しているので、ピークレベル表示専用のハードウェア回
路を必要としないため、ピークレベル表示装置のコスト
低減に寄与できるばかりでなく小型化も達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるピークレベル表示装置を示した
構成図である。
【図2】本発明に係わるピークレベル表示装置の動作フ
ローを示したフロー図である。
【図3】本発明に係わるピークレベル表示装置を用い
て、入力信号のピークレベルを時間経過と共にインジケ
ータに表示した状態を示した図である。
【図4】マイコンに取り込んだ入力信号の値が表示した
ピークレベルよりも小さい時に表示したピークレベルを
時間経過に伴って二次曲線に沿って降下させる状態を説
明するための図である。
【図5】従来の一例のピークレベル表示装置を示した構
成図である。
【図6】図5に示したピークレベル表示装置を用いて、
入力信号のピークレベルを時間経過と共にインジケータ
に表示した状態を示した図である。
【図7】従来の他例のピークレベル表示装置を示した構
成図である。
【図8】図7に示したピークレベル表示装置を用いて、
入力信号のピークレベルを時間経過と共にインジケータ
に表示した状態を示した図である。
【符号の説明】
1…ピークレベル表示装置、3…マイコン、3a…第1
メモリ、3b…第2メモリ、3c…比較部、3d…プロ
グラムソフト格納部、3e…プログラムソフト実行部、
3f…タイマ、5…表示手段(インジケータ)、I
入力信号(ディジタル入力信号)、P…ピークレベル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 27/36 C (56)参考文献 特開 昭63−140384(JP,A) 特開 昭60−190809(JP,A) 特開 昭58−39961(JP,A) 特開 昭54−142470(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 1/12 G01R 19/04 G09G 3/20 G09G 5/36 G11B 27/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの入力信号のピークレベル
    を表示する表示手段と、 前記入力信号を一定の時間ごとに取り込んで、取り込ん
    だ前記入力信号の値が表示した前記ピークレベルより大
    きいか又は等しい時には前記入力信号の値をそのまま表
    示する一方、取り込んだ前記入力信号の値が表示した前
    記ピークレベルよりも小さい時には表示した前記ピーク
    レベルを時間経過に伴って降下量を増大させて表示する
    制御手段とを備えたことを特徴とするピークレベル表示
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のピークレベル表示装置にお
    いて、 前記降下量は、プログラムソフトに従って表示した前記
    ピークレベルを起点とした二次曲線に沿うことを特徴と
    するピークレベル表示装置。
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