JP3081195U - 菓子製品 - Google Patents

菓子製品

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JP3081195U JP2001002314U JP2001002314U JP3081195U JP 3081195 U JP3081195 U JP 3081195U JP 2001002314 U JP2001002314 U JP 2001002314U JP 2001002314 U JP2001002314 U JP 2001002314U JP 3081195 U JP3081195 U JP 3081195U
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徳次 山本
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株式会社たねや
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風味豊かで、おいしい葛切り、心太等を好き
なとき、好きな所で簡単に食べられる菓子製品を提供す
る。 【解決手段】 防湿性を備えた袋体からなる包装体10
内に、調味液封入体として厳選された素材から作られた
白蜜液が封入された封入体11と、粉末封入体として風
味豊かな茶葉を原料とした抹茶を封入した封入体12
と、天突き具本体13及び突き具14からなる天突き器
具15とが収容され密閉された菓子製品A。天突き具本
体13内には、ゲル状物として厳選された素材から作ら
れたゲル状物(寒天)が封入されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、風味豊かで、おいしい葛切り、心太等を所望の時に得られる菓子製 品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家庭でも葛切り、心太が好きな時に食べられるようにと、例えば、 缶詰や容器に収容されたものが販売されている。 缶詰の場合は、シロップなどの調味液が葛切りや心太に染み込んでいるので、 味の変化が楽しめないものである。 また、最近では、葛切り等と、調味液とを別々に包装し、食する直前に一緒に して葛切り等の美味しさを楽しむものも知られている。
【0003】 しかしながら、消費者ニーズは、味に対する注文は誠に厳しいものがあり、更 に風味豊かで、おいしい葛切り、心太等を好きなとき、好きな所で食べられる菓 子製品が望まれているのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような現状等に鑑み、これを解消しようとするものであり、風 味豊かで、おいしい葛切り、心太等を好きなとき、好きな所で簡単に食べられる 菓子製品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記従来の現状等に鑑み、鋭意検討した結果、少なくともゲル状 物を封入したゲル状物封入体と、調味液を封入した調味液封入体と、植物の葉又 は果実の粉末を封入した粉末封入体とを包装体に収容することにより、上記目的 の菓子製品が得られることを見い出し、本考案を完成するに至ったのである。 すなわち、本考案の菓子製品は、次の(1)〜(3)に存する。 (1) 少なくともゲル状物を封入したゲル状物封入体と、調味液を封入した調味液 封入体と、植物の葉又は果実の粉末を封入した粉末封入体とを包装体に収容した ことを特徴とする菓子製品。 (2) 包装体には、天突き具本体と突き具とを有する天突き器具が収容され、上記 天突き具本体内にゲル状物を封入してゲル状物封入体としてなる上記(1)記載の 菓子製品。 (3) ゲル状物封入体が葛きり又は心太の封入体であり、調味液封入体が白蜜液又 は黒蜜液の封入体であり、粉末封入体が抹茶粉末の封入体である上記(1)又は(2) 記載の菓子製品。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。 図1及び図2は、本考案の菓子製品の実施の形態の一例を示すものであり、図 1(a)はその説明図、(b)は天突き具本体部の縦断面図であり、図2は、そ の使用状態を示す説明図であり、図3は、本考案の実施の形態の他例を示すもの であり、(a)はその説明図、(b)は、その使用状態を示す説明図である。
【0007】 本考案の菓子製品Aは、図1(a)に示すように、防湿性を備えた袋体からな る包装体10内に、調味液封入体として厳選された素材から作られた白蜜液が封 入された封入体11と、粉末封入体として近江山間部の信楽朝宮産の風味豊かな 茶葉を原料とした抹茶を封入した封入体12と、天突き具本体13及び突き具1 4からなる天突き器具15とが収容され密閉されている。
【0008】 天突き具本体13は、図1(b)に示すように、耐熱性を有する断面四角形の 両端開口部を有する筒体部13aを備え、先端側内部に格子状の網目を有する枠 体13bと、該枠体13bの下部には切り離し紐体13cを有する切り離し自在 となる蓋部材13dが設けられている。この天突き具本体13内には、ゲル状物 として厳選された素材から作られたゲル状物、本実施形態では寒天が封入されて いる。この天突き具本体13の上端開口部を樹脂フィルムからなるシール体13 eでシールすることによりゲル状物封入体16となっている。この実施形態では 、ゲル状物原料(溶液)を天突き具本体13内に入れて封入し、加熱、冷却処理 すればゲル状物封入体が容易に製造することができることとなる。なお、17は シール用紐体である。 上記封入体11及び12は、アルミパック製等の防湿性封入体からなり、この 構成の封入体により、各封入物となる白蜜液、抹茶(粉末)の経時劣化等が防止 されて、その品質を保持するものとなっている。
【0009】 このように構成される本考案の菓子製品Aでは、食する時には、包装体10か らそれぞれの封入体11、12及び天突き器具15を取り出し、図1(b)及び 図2に示すように、天突き具本体13内下部に配置される蓋部材13dを切り離 し紐体13cに指を入れて切り離し、また、上端開口部のシール体13eを切り 離し、突き具14を上端開口部内に入れて先端側に突き出せば、格子状の網目を 有する枠体13bにより、容器17内に心太16aを流し込むことができる。そ して、封入体11から白蜜(液)11aを容器17内の心太16aに降りかかる ように心太16aと蜜を合わせる。なお、上記と逆の順序、すなわち、予め容器 17内に白蜜11aを入れておき、その蜜に心太16aを突き出して合わせても 良いものである。 次いで、封入体12から風味豊かな抹茶粉末12aを蜜11aと絡み合った心 太16aにふりかけることにより食することができるものとなる。
【0010】 本考案の菓子製品Aでは、心太を食べたい時には、包装体10から各封入物1 1、12及び天突き器具15を取り出して、上述の心太突きの要領で行えば、作 る楽しみを味わいながら、きわめて簡単にかつ容易に、風味豊かで、おいしい心 太を好きなとき、好きな所で食べることができることとなる。本考案では、特に 、粉末封入体12として風味豊かな抹茶粉末が封入されているので、この抹茶粉 末をふりかけて食することにより、より一層美味しく食することができるものと なる。
【0011】 図3(a)及び(b)は、本考案の実施の形態の他例を示すものである。 本考案の菓子製品Bは、図3(a)に示すように、包装箱からなる包装体20 内に、ゲル状物封入体として厳選された素材(吉野葛)から作られる(本)葛切 りが封入された封入体21と、調味液封入体として厳選された素材から作られた 白蜜液、黒蜜液が封入された封入体22及び23と、粉末封入体として近江山間 部の信楽朝宮産の風味豊かな茶葉を原料とした抹茶を封入した封入体24とが収 容されて蓋体で蓋をすることにより密閉される構造となっている。 上記封入体21〜24のそれぞれは、アルミパック製等の防湿性封入体からな り、この構成の封入体により、各封入物となる葛切り、黒蜜液、白蜜液、抹茶( 粉末)の経時劣化等が防止されて、その品質を保持するものとなっている。
【0012】 このように構成される本考案の菓子製品Bでは、食する時に、包装体20から それぞれの封入体21〜24を取り出し、例えば、竹製の容器30内に封入体2 1から取り出した葛切り21aを入れる。この葛切り21上に封入体24から風 味豊かな抹茶粉末24aをふりかけておく。一方、竹製の容器31内に好みに応 じて封入体22(又は23)から黒蜜(液)22a〔又は白蜜(液)23a〕を 入れておく。なお、25は、容器30内に風情を醸し出すための氷である。 食するときは、箸やフォークなどにより、容器30内の葛切り21aをとりだ し、容器31内の蜜に入れて絡み合せて食することとなる。
【0013】 本考案の菓子製品Bでは、葛切りを食べたい時には、包装体20から各封入物 21〜24を取り出して、上述の要領で行えば、きわめて簡単にかつ容易に、風 味豊かで、おいしい葛切りを好きなとき、好きな所で食べることができることと なる。本考案では、特に、粉末封入体24として風味豊かな抹茶粉末が封入され ているので、この抹茶粉末をふりかけて食することにより、より一層美味しく食 することができるものとなる。
【0014】 以上、本考案の実施の形態について述べたが、本考案は上述の実施の形態に限 定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲で種々の態様で変更使用 することができるものである。 上記菓子製品Aでは、ゲル状物封入体として天突き具本体内13内に寒天を封 入したが、アルミパック製のパック体に予め心太を封入した封入体とする構成と して、天突き器具15を省略してもよい。 また、上記菓子製品Bでは、ゲル状物封入体として葛切りを封入したものを用 いたが、上記菓子製品Aと同様に、ゲル状物封入体として葛からなる葛切り用原 料体を天突き具本体13内に封入し、食する時に天突き具により葛切りとする構 成としたものであってもよい。
【0015】 更に、包装体10又は20内に、少なくともゲル状物、調味液及び粉末を入れ る食器、並びに、箸やフォーク等を更に収容された構成とすれば、おいしい心太 、葛切りなどを好きなとき、好きな所でいつでも食べることができることとなる 。
【0016】 更にまた、上記実施形態等では、ゲル状物を封入したゲル状物封入体として心 太、葛切りの封入体としたが、ゼリー体等を封入した封入体であってもよく、ま た、調味液封入体として、白蜜及び黒蜜以外の糖類液や果物エキスなどの調味液 であってもよいものである。また、粉末封入体として、柚子、梅肉等の果実粉末 (パウダー)などの果実の粉末、並びに、茶葉以外の植物の葉の粉末、及びこれ らのエキスを粉末化した各粉末を封入したものであってもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、少なくともゲル状物を封入したゲル状物封入体と、調味液を 封入した調味液封入体と、植物の葉又は果実の粉末を封入した粉末封入体とを包 装体に収容したので、風味豊かで、おいしい葛切り、心太、ゼリー体等を好きな とき、好きな所で簡単に食べられる菓子製品が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本考案の実施の形態の一例を示す説
明図、(b)は天突き具本体の縦断面図である。
【図2】図1の使用状態を示す説明図である。
【図3】(a)は、本考案の実施の形態の一例を示す説
明図、(b)はその使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 菓子製品 10 包装体 11 調味液封入体 12 粉末封入体 13 天突き具本体 16 ゲル状物封入体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともゲル状物を封入したゲル状物
    封入体と、調味液を封入した調味液封入体と、植物の葉
    又は果実の粉末を封入した粉末封入体とを包装体に収容
    したことを特徴とする菓子製品。
  2. 【請求項2】 包装体には、天突き具本体と突き具とを
    有する天突き器具が収容され、上記天突き具本体内にゲ
    ル状物を封入してゲル状物封入体としてなる請求項1記
    載の菓子製品。
  3. 【請求項3】 ゲル状物封入体が葛きり又は心太の封入
    体であり、調味液封入体が白蜜液又は黒蜜液の封入体で
    あり、粉末封入体が抹茶粉末の封入体である請求項1又
    は2記載の菓子製品。
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