JP3214827U - 菓子製品 - Google Patents
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Abstract
【課題】アルコールの風味の強弱を好みに応じて調整することで、アルコールの風味を好む人およびアルコールの風味をあまり好まない人のいずれにも好まれ、アルコールに強い弱いに関係なくアルコールが飲める人に広く好まれる菓子製品を提供する。【解決手段】菓子製品は、ピールを焼酎に漬けて非加熱で生成されたピールソース3を焼成後にトッピングした焼成菓子1と、当該焼成菓子1に食前に任意でかけるピールソース3とが、別個に包装される。別個に包装されたピールソース3を、食前に、焼成菓子1に任意でかけることにより、アルコール量および風味を加減できる。【選択図】図1
Description
本考案は、菓子製品に関する。
従来から、食品の日持ち向上や風味付けの目的で、アルコールは多くの食品に使われている。特に、洋菓子では、ケーキ、チョコレート、パウンドケーキやマドレーヌといったいわゆる焼き菓子等には洋酒等のアルコールを効かせたものがある。
菓子における、洋酒等のアルコールの風味の強弱の好みは人それぞれである。洋酒等のアルコールを効かせた菓子は、アルコールの風味を好む人には好まれるが、アルコールの風味をあまり好まない人、特に、お酒の弱い人にはアルコールの影響が生じる場合があることから好まれないことがある。一方、洋酒等のアルコールをほとんど効かせていない菓子は、アルコールの風味をあまり好まない人には好まれるが、アルコールの風味を好む人には物足りなく感じて好まれないことがある。
本考案は、上記事実を考慮して、アルコールの風味の強弱を好みに応じて調整することで、アルコールの風味を好む人およびアルコールの風味をあまり好まない人のいずれにも好まれ、アルコールに強い弱いに関係なくアルコールが飲める人に広く好まれる菓子製品を提供することを目的とするものである。
本考案の1又はそれ以上の実施形態は、ピールを焼酎に漬けて非加熱で生成されたピールソースを焼成後にトッピングした焼成菓子と、当該焼成菓子に食前に任意でかける前記ピールソースとを、別個に包装することを特徴とする菓子製品。
本考案は、アルコールの風味の強弱を好みに応じて調整することで、アルコールの風味を好む人およびアルコールの風味をあまり好まない人のいずれにも好まれ、アルコールに強い弱いに関係なくアルコールが飲める人に広く好まれる菓子製品を提供することができる。
以下、図1〜図4を用いて、本実施形態に係る菓子製品について説明する。
(焼成菓子の製法について)
まず、焼成菓子本体2の製法について説明する。小麦粉、卵、バター、および砂糖を必要量配合して混ぜ合わせ、焼成菓子生地を作成する。具体的には、例えば、柔らかくしたバターに砂糖を加え、白くクリーム状になるまで混ぜ合わせる。次に、それに溶きほぐした卵を1回または複数回に分けて入れて、混ぜ合わせる。最後に、それに小麦粉を入れ、切るように混ぜ合わせて、焼成菓子生地が完成する。
まず、焼成菓子本体2の製法について説明する。小麦粉、卵、バター、および砂糖を必要量配合して混ぜ合わせ、焼成菓子生地を作成する。具体的には、例えば、柔らかくしたバターに砂糖を加え、白くクリーム状になるまで混ぜ合わせる。次に、それに溶きほぐした卵を1回または複数回に分けて入れて、混ぜ合わせる。最後に、それに小麦粉を入れ、切るように混ぜ合わせて、焼成菓子生地が完成する。
完成した焼成菓子生地を焼成用型に所定量流し込み、180度で20分程度加熱し、焼成菓子本体2を作成する。ここで、焼成用型は、内部にパウンドケーキやフィナンシェといった焼成菓子、いわゆる焼き菓子の生地を収納して、生地を焼成するための加熱がオーブン等で可能な型であればよく、形状や材質は任意でよい。本実施形態において、図2に示すように焼成菓子本体2の上方中央にピールソース3をトッピングするための凹部を形成するために、焼成用型の底面には凸部が設けられている。なお、焼成菓子本体2の上方中央に凹部を形成しない場合には、焼成用型の底面に凸部を必要としない。
次に、ピールソース3の製法について説明する。ピールソース3は、ピールを焼酎に、漬け込んで非加熱で作成する。非加熱で作成することにより、ソースに、焼酎のアルコールを残してアルコールの風味を出すことができる。ここで、ピールとは、レモンやミカンといった柑橘類の皮を砂糖漬けしたものである。ピールソース3に使用するピールは1種類でもよいし、複数種類であってもよい。
最後に、作成された焼成菓子本体2の凹部にピールソース3をトッピングし、焼成菓子1を作成する。このように、焼成菓子本体2の焼成後にピールソース3をトッピングすることにより、ピールソース3のアルコールの風味を焼成菓子1に残すことができる。また、焼成菓子1は、図1および図2に示すように、上方中央の凹部にピールソース3がトッピングされているので、持ち上げた際にピールソース3がこぼれ落ちることがない。
(包装について)
焼成菓子1を、図3に示すように、脱酸素剤5とともに包装材4によって包装する。包装材4の端部は熱圧着し、焼成菓子1を密封包装する。また、ピールソース3を、図4に示すように、焼成菓子1とは別に、包装材4によって包装し、包装材4の端部を熱圧着して密封包装する。図3に示す包装された焼成菓子1と、図4に示す包装されたピールソース3とが組み合わされて、菓子製品として販売される。例えば、図3に示す包装された焼成菓子1と、図4に示す包装されたピールソース3とが、紙、木、プラスチック等の包装容器に詰められて、菓子製品として販売される。なお、焼成菓子1個に1袋のピールソースを組み合わせる必要はなく、複数個の焼成菓子1に対して添付するピールソースは1袋であってもよい。
焼成菓子1を、図3に示すように、脱酸素剤5とともに包装材4によって包装する。包装材4の端部は熱圧着し、焼成菓子1を密封包装する。また、ピールソース3を、図4に示すように、焼成菓子1とは別に、包装材4によって包装し、包装材4の端部を熱圧着して密封包装する。図3に示す包装された焼成菓子1と、図4に示す包装されたピールソース3とが組み合わされて、菓子製品として販売される。例えば、図3に示す包装された焼成菓子1と、図4に示す包装されたピールソース3とが、紙、木、プラスチック等の包装容器に詰められて、菓子製品として販売される。なお、焼成菓子1個に1袋のピールソースを組み合わせる必要はなく、複数個の焼成菓子1に対して添付するピールソースは1袋であってもよい。
(食べ方について)
消費者は、包装材4から取り出した焼成菓子1の上に、任意で別個に包装されているピールソース3をかけて食する。別個に包装されているピールソース3をかけずに食すれば、アルコールは焼成菓子1にトッピングされているピールソース3に含まれるだけなので、アルコールの風味が効きすぎず、アルコールの風味をあまり好まない人がおいしく食することができる。また、アルコールの弱い人にアルコールの影響が生じにくい。一方、別個に包装されているピールソース3をかけて食すれば、アルコールを含むピールソース3の量を増やすことで、アルコールの風味が強くなり、アルコールの風味を好む人がおいしく食することができる。
消費者は、包装材4から取り出した焼成菓子1の上に、任意で別個に包装されているピールソース3をかけて食する。別個に包装されているピールソース3をかけずに食すれば、アルコールは焼成菓子1にトッピングされているピールソース3に含まれるだけなので、アルコールの風味が効きすぎず、アルコールの風味をあまり好まない人がおいしく食することができる。また、アルコールの弱い人にアルコールの影響が生じにくい。一方、別個に包装されているピールソース3をかけて食すれば、アルコールを含むピールソース3の量を増やすことで、アルコールの風味が強くなり、アルコールの風味を好む人がおいしく食することができる。
このように、本考案の焼成菓子は、アルコールを含むピールソースの量を調整して食することができるので、アルコールの風味の強弱を好みに応じて調整でき、アルコールの風味を好む人およびアルコールの風味をあまり好まない人のいずれにも好まれ、アルコールに強い弱いに関係なくアルコールが飲める人に広く好まれる菓子製品を提供することができる。また、ピールソース3の量を調整できることにより、焼成菓子1の味を変化させることができる。それにより、焼成菓子1を自身の好みの味に調整することや、また、焼成菓子1の味の変化を楽しむことができる。
更に、ピールソース3を別個包装することより、焼成菓子1にトッピングするピールソース3の量を少なくすることができる。それにより、焼成菓子本体2にピールソース3が染み込みすぎず、ピールソース3が染み込んで「ジュワ」とした触感の部分とともに、焼成菓子本体2の「フワッ」とした触感の部分を残すことができ、2つの触感を楽しむことができる。
本実施形態では、焼成菓子生地は、小麦粉、卵、バター、および砂糖を必要量配合して混ぜ合わせて作成されているが、それぞれ置き換えることが可能な材料、例えば、バターの代わりにマーガリンやオリーブオイル等、小麦粉の代わりに米粉やそば粉等に適宜変更してもよい。また、小麦粉、卵、バター、および砂糖以外の材料を配合してもよく、配合する材料は食用のものであればよい。望ましくは、いわゆる焼き菓子に使用される材料であって、例えば、アーモンドプードル、ココアパウダー、抹茶パウダー、茶葉、チョコレート、ナッツ類、ごま、豆、いも、かぼちゃ、栗といった野菜類、ドライフルーツ、ピール、および焼酎といったアルコール類、である。焼成菓子生地に、ピールソースの材料であるピールや焼酎を加えることで、焼成菓子本体2とピールソース3との相性をよりよくすることができる。
本実施形態では、ピールソース3には、焼酎を用いているが、焼酎の代わりに、ブランデーやリキュールといった洋酒や、日本酒、果実酒等、飲酒用のアルコール類を用いてもよい。また、異なる複数種類のアルコール類を用いてもよい。
本実施形態では、焼成菓子本体2の凹部にピールソース3をトッピングした後に包装しているが、ピールソース3をトッピングせずに焼成菓子本体2のみを包装材4によって包装してもよい。それより、アルコールを含む菓子とともにアルコールを含まない菓子をも提供でき、子供やアルコールを含む菓子を食せない人、すなわちアルコールが飲めない人にも好まれる菓子を同時に提供することができる。
本実施形態では、焼成菓子1にトッピングされたピールソース3と、別個包装されたピールソース3とは同じであるが、異なるピールソースであってもよい。例えば、レモンのピールソースとオレンジのピールソースといったように異なるピールを材料とするピールソースとしてもよい。それにより、異なるピールソースが混ざり合うことによる味の変化を楽しむことができる。
1 焼成菓子
2 焼成菓子本体
3 ピールソース
4 包装材
5 脱酸素剤
2 焼成菓子本体
3 ピールソース
4 包装材
5 脱酸素剤
Claims (1)
- ピールを焼酎に漬けて非加熱で生成されたピールソースを焼成後にトッピングした焼成菓子と、当該焼成菓子に食前に任意でかける前記ピールソースとを、別個に包装することを特徴とする菓子製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017005352U JP3214827U (ja) | 2017-11-24 | 2017-11-24 | 菓子製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017005352U JP3214827U (ja) | 2017-11-24 | 2017-11-24 | 菓子製品 |
Publications (1)
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JP3214827U true JP3214827U (ja) | 2018-02-08 |
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ID=61159823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017005352U Expired - Fee Related JP3214827U (ja) | 2017-11-24 | 2017-11-24 | 菓子製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3214827U (ja) |
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2017
- 2017-11-24 JP JP2017005352U patent/JP3214827U/ja not_active Expired - Fee Related
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