JP3153164U - サツマイモ菓子 - Google Patents

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【課題】天然のサツマイモをそのまま加熱処理したホクホク感がありサツマイモの繊維が充分保持されたサツマイモ独特の風味及び食感のあるサツマイモ菓子を提供する。【解決手段】ペースト化せずに繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉に少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を合体化させる。【選択図】図1

Description

本考案は、手等で保持して手軽に食することができ、天然のサツマイモをそのまま加熱処理してホクホク感がありサツマイモの繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を活かすと共に、それに少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を合体化させたサツマイモ菓子に関するものである。
従来、例えば特許文献1には、加熱クッキング処理したサツマイモを主要原料としたフィリング材が多数の小孔を有し且つカカオマス、ココアケーキ、ココアパウダー、チョコレート、カラメル、コーヒー、紅茶及び黒糖からなる群から選択される一種以上を含有してなる、小麦粉及び卵を主体とし薄膜状にあらかじめ焼成した膜状食品によって包み込まれ、所定形状に成形されていることを特徴とする包み込み食品が記載されている(請求項1)。
また、このフィリング材が加熱クッキング処理したサツマイモを主原料とし、これに糖類、油脂、卵黄及び乳製品等を加えた食品である・・・包み込み食品である旨記載されている。(請求項5)。
そして、サツマイモを焼いた焼芋は、その独特の風味で根強い人気があり、手等で保持して手軽に食することができるため、その意味ではファーストフード、スナックフードに適した食品といえる。しかし、焼芋は材料として天然のサツマイモをそのまま用いるため、形状や重量が不揃いであり、商品単価の決められているファーストフード、コンビニエンスストアの商品としては不適当であった旨説明されている。
したがって、この特許文献1においては、サツマイモの主原料に糖類、油脂、卵黄及び乳製品等を加えたフィリング材が、焼成した膜状食品によって包み込まれた包み込み食品であって、天然のサツマイモをそのまま用いるものでなくホクホク感のある繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を残すことができない。
また、特許文献2には、各種豆類、さつまいも、その他のあん又は澱粉質を加工したあん様類似物等、以上の1種又は2種以上の混合物と砂糖と麦芽糖、乳糖、澱粉分解糖、転化糖、その他(還元物も含む)のような砂糖以外の糖の1種又は2種以上の混合物とジェランガム、寒天の1種又は混合物を主成分とするゲル化剤を用い、水分を35−45%以下とした加熱した状態のペースト状のものを作り、これを冷却固化したものを内層とし、チョコレート、クッキー、ビスケット、スポンジケーキその他の焼菓子、パン、或いは和菓子のあん等を外層として組み合わせるようにした層状菓子、パンの製造法が記載されている(要約)。
そして、あん類等を主原料としたこの発明のゲル化したあん類等加工品を作ることにより、これをチョコレート、焼菓子等、パン、和菓子に内層として用いる場合、(1)新しい物性と風味を持った層状菓子を作ることができた。(2)本発明の内層菓子としては作業性が著しく良い。(3)内層として優れた可塑性が得られ、これが本発明の外層とよくあう。(4)あん類加工品の加熱による変形がなく、外層への拡散がない。(5)チョコレートが外層の場合はブルームが出ない。というような新しい実験的事実が見付かり、総合的な画期的な効果を得ることができた旨(段落0011)説明されている。
しかしながら、特許文献2においては、さつまいもその他のあん又は澱粉質を加工したあん様類似物等の混合物と砂糖等の糖の混合物とジェランガム、寒天を主成分とするゲル化剤を用いて加熱した状態のペースト状の内層に、チョコレート等を外層として組み合わせるようにした層状菓子、パンの製造法であって、天然のサツマイモをそのまま用いるものでなくホクホク感のある繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を残すことができない。
また、特許文献3は、サツマイモを適宜の形状に成形し、次いでサツマイモの水分が7重量%以上残存するように油ちょうし、その後少なくとも指で摘む部分を残してチョコレート生地を塗布してなるサツマイモ菓子である。また、サツマイモを適宜形状に成形し、次いでサツマイモの水分が7重量%以上残存するように油ちょうした後に冷凍し、その後少なくとも指で摘む部分を残してチョコレート生地を塗布してなるサツマイモ菓子である。サツマイモの形状は棒状が好ましい。また、上記の油ちょうを融点10〜20℃のパーム分別油で行うのが好ましい旨(要約)記載されている。
そして、この特許文献3のサツマイモ菓子は、サツマイモとチョコレートを組み合わせたので、優れた食味を有する。また、食べやすく、チョコレートを塗布しない部分を残したので、手を汚すことなく、指で摘んで食することができる。そして、特に、油ちょうのときに水分を7重量%以上残存させたのでサツマイモ特有のソフトな食感とチョコレートとがよくマッチし、優れた食味を呈する。また、冷凍、解凍しても老化して食感不良を起こすことがないので、冷凍保管できる利点がある旨(段落0013)説明されている。
しかしながら、この特許文献3は、揚げたスティック状のサツマイモにチョコレートを塗布しない部分を残してチョコレートを塗布した所謂チョコスティックであり、パリポリした食感を有するもので、天然のサツマイモをそのまま用いるものでなくホクホク感のある繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を残すことができない。
また、特許文献4は、芋類(じゃが芋、薩摩芋等)を蒸す等した後に芋を細かく潰し、その潰した芋を長方形、丸形等の板状に造型し、その板状をオーブン等で焼くことによりその表面を堅く、安定した板状にし、その板状を二枚重ねその板状の間に肉、チーズ、海苔、あんこ、クリーム等種々の具をはさんだ食品であり、上記の芋を細かく潰した板等で種々の具(肉、チーズ、海苔、あんこ、クリーム等)を包みオーブン等で焼き、または、油等で揚げ、その表面を堅く、安定させた食品が記載されている(請求項1、2)。
しかしながら、この特許文献4においては、サツマイモ等を潰して板状に焼く又は揚げるものであって、天然のサツマイモをそのまま用いるものでなくホクホク感のある繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を残すことができない。
また、特許文献5は、さつまいもを適宜大きさに切断しこれを蒸し、その上にチョコレート又はココアをかけたチョコレート大学いもは、最近の子供に好まれる味であり、かつ、砂糖味、油味、アーモンド味、ピーナッツ味などを、加味させることができ、飾りチョコレートものせられるので子供ばかりでなく、大人や老人にも好まれる極めて有用な菓子となる旨記載されている。
そして、特許文献5においては、皮むきしたさつまいもは適宜大きさにカットされるが、その標準は45×25×20mmぐらいで食べやすい大きさであればよい。このさつまいもは次で蒸されるが、蒸されて柔らかくなれば十分で、蒸し過ぎてくずれ易くならないようにする。この蒸されたさつまいもは、次で油で揚げられて油味を付け、又みつ漬けして甘味を付けることもある。・・・又、チョコレート又はココアは菓子の全表面にかけるのが普通であるが、一部にかけない部分を作ることもあり、かけない部分があると食べるときに手にチョコレート又はココアが付かない旨説明されている(段落0006〜0008)。
しかしながら、この特許文献5においては、食べ易い大きさに切断して蒸すために柔らか過ぎ、これを補うために油であげるもので、天然のサツマイモをそのまま用いるものでなくホクホク感のある繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を残すことができない。
また、特許文献6には、少なくともサツマイモ、糖類、乳製品、およびようかんを含む構成となっており、糖類、乳製品で味を調整し過熱加工したさつまいもをマッシュしたものに、一定の形状に切断したようかんを混合したさつまいもを用いた菓子を提供する旨記載されている。
また、特許文献6には、少なくとも水でさらしたさつまいも、水、糖類、バター、少量の塩の混合液とともに容器にいれ、水分がなくなるまで加熱する工程、加温状態の混合物にバターおよび食用クリームを添加し、マッシュする工程、一定の形状に切断したようかんを混合する工程、上記混合物を型に入れ、冷却して固化させる工程を含むさつまいもを用いた菓子の製造方法が記載されている。
しかしながら、特許文献6においては、さつまいも等の混合液を容器にいれ、水分がなくなるまで加熱し、さらに加温状態の混合物にバターおよび食用クリームを添加してマッシュするもので、天然のサツマイモをそのまま用いるものでなくホクホク感のある繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を残すことができない。
また、特許文献7には、デキストリンを配合したサツマイモペーストおよび該サツマイモペーストを含有するフィリング、タルト、クレープ、ベーカリー製品、菓子類、包み食品または加工食品が記載されている。
そして、デキストリンを配合したサツマイモペーストが、口溶けが良く、滑らかで、独特な優れた食感を有する旨(段落0005)、必要に応じて予め皮を除いたサツマイモに焼成、蒸煮、加熱等の処理や加熱クッキング処理を施し、これを潰したものを使用することが好ましい旨(段落0012)説明されている。
しかしながら、デキストリンを配合したサツマイモペーストが、口溶けが良く、滑らかで、必要に応じて予め皮を除いたサツマイモに焼成、蒸煮、加熱等の処理や加熱クッキング処理を施し、これを潰したものを使用するものであり、天然のサツマイモをそのまま用いるものでなくホクホク感のある繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を残すことができない。
特許文献1 特許第2547225号公報 特許文献2 特開平06−276944号公報 特許文献3 特開2000−201624号公報 特許文献4 特開2001=269132号公報 特許文献5 特開2002−095422号公報 特許文献6 特開2002−330701号公報 特許文献7 特開2003−219831号公報
本考案は、手等で保持して手軽に食することができ、天然のサツマイモをそのまま加熱処理してホクホク感がありサツマイモの繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を活かすと共に、それに少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を合体化させたサツマイモ菓子を提供することにある。
課題を解決する手段
請求項1の考案は、ペースト化せずに繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉に少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を合体化させたサツマイモ菓子を提供するものである。
この考案においては、天然のサツマイモをそのまま加熱処理してホクホク感がありサツマイモの繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を活かすと共に、これに香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を好みに応じて合体化させた極めて嗜好性に富んだサツマイモ菓子を提供することができる。また、このサツマイモ菓子は量り売りするため、サツマイモの形状や重量が不揃いであってもよく、手等で保持して手軽に食することができる。また、味がマッチする複数の具材同士を合体させても良い。
請求項2の考案は、繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉内部に少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を設けた請求項1記載のサツマイモ菓子を提供するものである。
この考案においては、天然のサツマイモをそのまま加熱処理してホクホク感のありサツマイモの繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を活かすと共に、外見天然のサツマイモでありながら、このサツマイモ内部に香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を好みに応じて充填された極めて嗜好性に富んだサツマイモ菓子を提供することができる。また、味がマッチする複数の具材同士を合体させても良い。
請求項3の考案は、繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモを複数に分割し、分割したサツマイモの果肉の一部をくり抜き、その内部に少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を充填して、これら分割したサツマイモを再度元の状態に接合した請求項1及び2の何れかに記載のサツマイモ菓子を提供するものである。
この考案においては、天然のサツマイモをそのまま加熱処理してホクホク感のありサツマイモの繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を活かすと共に、外見天然のサツマイモでありながら、これに香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を好みに応じて内部に充填させた極めて嗜好性に富んだサツマイモ菓子を提供することができる。また、分割した複数にそれぞれ味がマッチする異なった具材を充填して、それぞれの味をミックスして味わうこともできる。
請求項4の考案は、前記分割したサツマイモの接合部分の外周に、内部に充填した香味材料、甘味材料、乳製品等の具材の名称を記載したテープを巻きつけ締付けてなる請求項1乃至3の何れかに記載のサツマイモ菓子を提供するものである。
この考案においては、前記分割したサツマイモの接合部分の外周にテープを巻きつけて、内部に充填した香味材料、甘味材料、乳製品等の具材の名称を外部へ表示すると共に、テープを締付けて分割したサツマイモの接合部分の離反を補強することができる。
請求項5の考案は、前記サツマイモが皮付き焼き芋である請求項1乃至4記載のサツマイモ菓子を提供するものである。
この考案においては、サツマイモが皮付き焼き芋であり、焼いた皮と焼芋の独特の香ばしさに、香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材の味がミックスし、言いようの無い旨味と風味を醸し出すことができる。
請求項6の考案は、少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の内部に、繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉を内設させた請求項1記載のサツマイモ菓子を提供するものである。
この考案においては、少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材の内部に、前記分割して具材を充填するためにくり抜いたサツマイモの果肉を内包させたサツマイモ菓子となり、繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉を含むサツマイモ菓子を食することができる。この考案においては、キャラメル風に固めたり、プリンのように容器内の内方にサツマイモの果肉を、外方に香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を配設けてもよい。
以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1はサツマイモを石焼にした石焼芋Aの縦断面図であり、繊維質aをそのまま残したサツマイモを横に2分割し、分割した両方のサツマイモの果肉1の一部をくり抜き、その内部に少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材2を充填して(味のマッチする異なる具材を充填しても良い)、これら分割したサツマイモを再度元の状態に接合3したものの銃弾面図である。上記サツマイモは横に2分割しているが、縦に分割して、その果肉の一部をくり抜き、その内部に少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を充填してこれら縦に分割したサツマイモを再度元の状態に接合してもよい。
この実施例においては、天然のサツマイモを石焼芋としているのでホクホク感があり、サツマイモの繊維質aが充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を活かすと共に、外見焼芋そのものの姿でありながら、これに香味材料、甘味材料、乳製品の1種又は2種以上の具材2を好みに応じて内部に充填させた極めて嗜好性に富んだサツマイモ菓子となる。尚、サツマイモの種類は限定されないが、例えば紫芋はカラフルであり内部に充填する甘味料を増量すればサツマイモ菓子として最良である。
また、前記サツマイモは皮5付き石焼芋Aであり、焼いた皮5と焼芋Aとの独特の香ばしさと、香味材料、甘味材料、乳製品等の具材2の味とがミックスし、言いようの無い美味しさと風味を醸しだす。
前記具材は、香味材料としては、例えばココア、カカオ、アーモンド、コーヒー、紅茶、日本茶、抹茶、その他、他の具材に合わしてワサビ、しょうが、からし、ハーブ類等が使用できる。また、甘味材料としては、例えば生キャラメル、キャラメル、ハチミツ、チョコレート、ジャム、砂糖等の各種糖類、あんこ等が使用できる。また、乳製品としては、例えばカスタードクリーム、生クリーム、バター、マーガリン、チーズ、ヨーグルト、各種乳が使用できる。さらに、その他、各種ペースト類(ピーナッツバター、ココナッツバター等)、マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシング、醤油等の調味料、アイスクリーム、シャーベット、果物、野菜、明太子等の魚介類加工品、肉類及び肉類加工品、各種燻製製品、漬物、海草類及びその加工品等が使用できる。
図2はサツマイモの内部に前記具材2を充填して、2分割したサツマイモを再度元の状態に接合3したものであり、前記分割したサツマイモの接合3部分の外周に、内部に充填した具材2の名称(図2の場合、チョコレート)を記載したテープ4を巻きつけてなるサツマイモ菓子の全体図である。
この実施例においては、前記分割したサツマイモの接合3部分の外周にテープ4を巻きつけて、内部に充填した香味材料、甘味材料、乳製品等の具材2の名称を外部へ表示すると共に、若干テープを締付けて分割したサツマイモの接合3部分の離反を補強することができる。但し、前記接合3部分はサツマイモの断面同士がその澱粉質による接着性が高いために、ある程度しっかりと結合させることはできる。
図3は、少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材12の内部に、前記2分割したときに具材を充填するためにくり抜いたサツマイモの果肉11を内包させたキャラメル風サツマイモ菓子である。
この実施例は具材12の内部に、繊維a質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉11を内包させたキャラメル風サツマイモ菓子となり、繊維質をそのまま残した石焼芋のホクホク感のある果肉11を含むキャラメル風サツマイモ菓子を食することができる。尚、プリンのように容器内の内方にサツマイモの果肉を、外方に香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を配設してもよい。
発明の効果
上記の如く本考案においては、天然のサツマイモをそのまま加熱処理してホクホク感があり、サツマイモの繊維質が充分に保持されたサツマイモ独特の風味及び食感を活かすと共に、これに香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上に具材を好みに応じて合体化させた極めて嗜好性に富んだサツマイモ菓子を提供することができる。また、このサツマイモ菓子は量り売りするため、サツマイモの形状や重量が不揃いであってもよく、手等で保持して手軽に食することができる。また、味がマッチする複数の具材同士を合体させても良い。
また、外見天然のサツマイモでありながら、これに香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を好みに応じて内部に充填された極めて嗜好性に富んだサツマイモ菓子を提供することができる。
また、前記分割したサツマイモの接合部分の外周にテープを巻きつけ締付けて、内部に充填した香味材料、甘味材料、乳製品等の具材の名称を外部へ表示することができると共に、分割したサツマイモの接合部分の離反を補強することができる。
また、サツマイモが皮付き焼き芋であり、焼いた皮と焼芋との独特の香ばしさに、香味材料、甘味材料、乳製品の具材の味がミックスし、言いようの無い旨味と風味を醸し出すことができる。
さらに、少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材の内部に、繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉を内包させたキャラメル風サツマイモ菓子となり、繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの内包するキャラメル風サツマイモ菓子を食することができる。また、プリン風のサツマイモ菓子も提供できる。
図1はサツマイモ菓子の縦断面図
図2はサツマイモ菓子の全体図
図3はキャラメル風サツマイモ菓子の縦断面図
1、11 果肉
2、12 具材
3 接合部
4 表示テープ
5 サツマイモの皮
a 繊維質

Claims (6)

  1. ペースト化せずに繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉に少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を合体化させたサツマイモ菓子。
  2. 繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉内部に少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を充填した請求項1記載のサツマイモ菓子。
  3. 繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモを複数に分割し、分割したサツマイモ内部の果肉の一部をくり抜き、その内部に少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材を充填して、これら分割したサツマイモを再度元の状態に接合するようにした請求項1及び2の何れかに記載のサツマイモ菓子。
  4. 前記分割したサツマイモの接合部分の外周に、内部に充填した香味材料、甘味材料、乳製品等の具材の名称を記載したテープを巻きつけてなる請求項1乃至3の何れかに記載のサツマイモ菓子。
  5. 前記サツマイモが皮付き焼き芋である請求項1乃至4の何れかに記載のサツマイモ菓子。
  6. 少なくとも香味材料、甘味材料、乳製品等の1種又は2種以上の具材の内部に、繊維質をそのまま残した加熱処理サツマイモの果肉を内設させた請求項1記載のサツマイモ菓子。
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