JP3080281B2 - 立型ポンプの中間軸継手 - Google Patents

立型ポンプの中間軸継手

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JP3080281B2
JP3080281B2 JP04327870A JP32787092A JP3080281B2 JP 3080281 B2 JP3080281 B2 JP 3080281B2 JP 04327870 A JP04327870 A JP 04327870A JP 32787092 A JP32787092 A JP 32787092A JP 3080281 B2 JP3080281 B2 JP 3080281B2
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JP
Japan
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shaft
serration
ridge
sleeve
split ring
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武 亀井
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Ebara Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立型ポンプの中間軸継
手に関する。
【0002】
【従来の技術】大型の立型ポンプには、複数本の軸を継
ぐものがあり、この場合の継手には、多種類のものが提
供されている。
【0003】その一例を図3を参照して説明する。上側
軸1Aの下部には、フランジ部50と嵌合軸部6Aとが
形成され、下側軸10Aの上部には、フランジ部50と
同様のフランジ部50Aと嵌合軸部6Aに印籠嵌合され
る嵌合凹部15Aが形成されている。
【0004】その両フランジ部50、50Aを挟持する
2つ割リング30Aが設けられ、両軸1、10及び2つ
割リング30Aに係合するスリーブ40Aが設けられて
いる。
【0005】そして、スリーブ40Aは、両軸1A、1
0Aのキー51により回転方向に固定され、セットビス
51により上下方向に固定されている。
【0006】このように構成され、トルクの伝達は、キ
ー51を介して行い、引張軸力は、両フランジ部50、
50A、2つ割リング30Aで受けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の中間軸継手にお
いては、トルクの伝達を2本のキー51により行ってい
るので、スリーブ40Aの長さL2が長くなる。
【0008】また、引張軸力は、フランジ部50、2つ
割リング30Aで受けるので、フランジ部50の高さH
1が高くなり、半径方向の強度設計が面倒になる。
【0009】本発明は、コンパクトで充分な強度を有す
る立型ポンプの中間軸継手を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上側軸
の下部に上方から順に形成されたセレーション部、複数
の截頭直円錐面状の突条からなる突条部、円柱部及び嵌
合軸部と、下側軸の上部下方から順に形成された胴付
部、前記セレーション部と同様なセレーション部、前記
突条部と同様な突条部、前記円柱部と同径の円柱部及び
前記嵌合軸部に印籠嵌合される嵌合凹部と、前記両突条
部及び両円柱部に係合して挟持する2つ割リングと、前
記両セレーション部及び2つ割リングに係合するスリー
ブと、該スリーブを前記2つ割リングに固定するセット
ボルトとを設けている。
【0011】上記セレーション部には、例えば20枚〜
60枚の例えば角度45度のインボリュートセレーショ
ンを用いるのが好ましい。
【0012】また、突条部には、例えば5個の突条を、
相互に相手側に向けて縮径するように形成するのが好ま
しい。
【0013】
【作用】上記のように構成された立型ポンプの中間軸継
手において、トルクはセレーション部を介して伝達され
る。したがって、トルクはセレーションの多数の刃で分
散されるので、刃元の応力が小さく、長さを短くするこ
とができる。
【0014】また、引張軸力は、両突条部及びスリーブ
により受けられる。したがって、軸力は突条部の複数の
突条で分担されるので、突条の高さを低くすることがで
きる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0016】図1において、軸径Dの上側軸1の下部に
は、軸径Dより若干小径の小径部2、小径部2より歯の
高さだけ大径のセレーション部3、セレーション部3よ
り小径で複数の截頭直円錐面状の突条からなる突条部
4、その突条部4の外径に等しい円柱部5及び円柱部5
より小径の嵌合軸部6が順に形成されている。上記突条
部4は、突条が下方に縮径するように形成され、セレー
ション部3は、例えば圧力角が45度の20枚〜60枚
のインボリュートセレーションで形成されている。
【0017】他方、軸受16にスリーブ17を介して支
持された下側軸10の上部には、胴付部11、前記セレ
ーション部3と同様なセレーション部12、前記突条部
4と同様で縮径方向が上方の突条部13、前記円柱部5
と同径の円柱部14及び前記嵌合軸部6に印籠嵌合され
る嵌合凹部15とが形成される。
【0018】これらの両突条部4、13及び円柱部5、
14に係合して挟持し、外径がセレーション部3、12
の谷径に等しい2つ割リング30が設けられている。そ
の2つ割リング30の半部30aの内周には、突条部
4、13に係合する凹条部31、32及び円筒部5、1
4の外径及び合計厚さに係合する環状溝部33が形成さ
れ、外周には後記するセットボルト43が係合する位置
決め用溝34が形成されている。
【0019】そして、両セレーション部3、12と2つ
割リング30に係合するスリーブ40が設けられてい
る。このスリーブ40の内周には、セレーション部3、
12の長さより長さL1だけ長い雌セレーション部4
1、41が形成され、外周には、セットボルト43用の
ボルト孔42が穿設されている。
【0020】次に、作用について説明する。
【0021】下側軸1及び下側軸10の連結に際し図1
の右半部に示すように、上側軸1にスリーブ40を取付
ける。その状態で、嵌合軸部6を嵌合凹部に印籠嵌合す
る。
【0022】次いで、2つ割リング30の半部30a、
30aを矢印X方向に両突条部4、13及び両円柱部
5、14にかぶせて挟持し、位置決め用溝34をセット
ボルト43の位置に合せる。
【0023】最後に図1の左半部に示すように、スリー
ブ40をY方向に下ろして下端面を胴付部11に係止さ
せ、雌セレーション部41、41を両軸1、10のセレ
ーション部3、12に係合し、また、雌セレーション部
41、41の長さL1の内周を、2つ割リング30の外
周に係合させたのち、セットボルト43を締め込んで溝
34を介してスリーブ40を上下方向に固定する。
【0024】次いで、図2をも参照して作用を説明す
る。
【0025】両軸1、10の芯合せは、嵌合軸部6と嵌
合凹部15との印籠嵌合により合され、芯ずれは無視で
きるほど小さい。
【0026】また、トルクの伝達は、セレーション部3
及び雌セレーション部41と雌セレーション部41及び
セレーション部12とを介して行われる。そのセレーシ
ョン部は、20枚〜60枚の45度インボヘリュートセ
レーションなので、トルクが分散され、かつ、刃元の曲
げ応力が小さい。したがって、軸径Dが同じ従来の継手
(図3)では、長さL2と軸径Dとの比(L2/D)が
4〜6であるのに対し、比(L/D)を1〜2にするこ
とができる。
【0027】また、引張軸力は、2つ割リング30の凹
条部31、32と両軸1、10の突条部13とで分散し
て確実に負担される。したがって、突条部の突条の高さ
Hを低くでき、その分、半径方向の強度設計が容易にな
る。
【0028】また、圧縮力は、円柱部5、14の端部で
受けられ、2つ割リング30及びスリーブ40には作用
しない。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、同じ縮径の軸において、継手の長さを例え
ば1/3ないし1/4に小さくし、コンパクト化できる
と共に、充分な強度を得て品質を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、右半部に2つ割リン
グ装着前の状態を示した左半部に連結後の状態を示す側
断面図。
【図2】効果を説明する側断面図。
【図3】従来継手を示す側断面図。
【符号の説明】
1、1A・・・上側軸 2・・・小径部 3、12・・・セレーション部 4、13・・・突条部 5、14・・・円柱部 6、6A・・・嵌合軸部 10、10A・・・下側軸 11・・・胴付部 15、15A・・・嵌合凹部 16・・・軸受 17・・・スリーブ 30、30A・・・2つ割リング 30a・・・半部 31、32・・・凹条部 33・・・環状溝部 34・・・位置決め用溝 40、40・・・スリーブ 41・・・雌セレーション部 42・・・ボルト孔 43、52・・・セットボルト 50・・・フランジ部 51・・・キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 1/02 - 1/05 F16B 7/00 - 7/22 F04D 29/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側軸の下部に上方から順に形成された
    セレーション部、複数の截頭直円錐面状の突条からなる
    突条部、円柱部及び嵌合軸部と、下側軸の上部下方から
    順に形成された胴付部、前記セレーション部と同様なセ
    レーション部、前記突条部と同様な突条部、前記円柱部
    と同径の円柱部及び前記嵌合軸部に印籠嵌合される嵌合
    凹部と、前記両突条部及び両円柱部に係合して挟持する
    2つ割リングと、前記両セレーション部及び2つ割リン
    グに係合するスリーブと、該スリーブを前記2つ割リン
    グに固定するセットボルトとを設けたことを特徴とする
    立型ポンプの中間軸継手。
JP04327870A 1992-12-08 1992-12-08 立型ポンプの中間軸継手 Expired - Lifetime JP3080281B2 (ja)

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