JPH0527694Y2 - - Google Patents

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JPH0527694Y2
JPH0527694Y2 JP1985135127U JP13512785U JPH0527694Y2 JP H0527694 Y2 JPH0527694 Y2 JP H0527694Y2 JP 1985135127 U JP1985135127 U JP 1985135127U JP 13512785 U JP13512785 U JP 13512785U JP H0527694 Y2 JPH0527694 Y2 JP H0527694Y2
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JP
Japan
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flange
shaft
ream
bushing
shear force
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JP1985135127U
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JPS6244136U (ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/02Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for connecting two abutting shafts or the like
    • F16D1/033Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for connecting two abutting shafts or the like by clamping together two faces perpendicular to the axis of rotation, e.g. with bolted flanges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸継手に関し、特に、船舶の推進軸
系の軸継手部や、発電機関、ポンプおよび圧搾機
等のトルク伝達を必要とする軸継手部に用いて好
適の剪断力支持部材付き軸継手に関する。
〔従来の技術〕
従来の軸継手におけるリーマボルトおよびナツ
トは、トルク伝達用として剪断力と推力(ボルト
には、後進時に引張力として作用する。)とを同
時に受ける構造となつており、取り扱い上、双方
の荷重を考慮した管理が必要であつた。
このような従来の構造では、ボルトが剪断力と
推力による荷重とを同時に受けるため、トルクが
増加すると、ボルト径が著しく大きくなるととも
に、重量が増して、取り扱いが不便であるという
不具合がある。
そこで、剪断力と推力とを分割して、それぞれ
個別の部品で対応する構造とした軸継手が提案さ
れている。
その一例として、実開昭59−13726号公報や実
開昭51−109344号公報を挙げることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述の前者の例の場合、ボルトと筒
状中空ピンとの間に隙間があるため、取付け時に
ボルトの位置ずれが生じ、その結果軸荷重に偏り
が発生するという問題点がある。
また、上述の後者の例の場合、締結される一方
のフランジにネジ部が形成される構造であるた
め、保守作業などでネジ部が損傷したとき、軸そ
のものを取換えなければならないという問題点が
ある。
本考案は、このような問題点の解決をはかろう
とするもので、剪断力支持構造と推力支持構造と
を、それぞれ個別の部品で対応させるとともに、
推力支持構造としてのボルトの位置合わせが容易
に行なえかつ保守作業等でフランジ部に損傷を発
生させるおそれのない剪断力支持部材付き軸継手
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案の剪断力支
持部材付き軸継手は、トルク伝達用軸継手部にお
いて、第1の軸に形成された第1のフランジ部
と、第2の軸に形成された第2のフランジ部とが
形成されるとともに上記の第1のフランジ部およ
び第2のフランジ部のそれぞれに相互に整合しう
る剪断力支持部材用穴が貫通して形成され、上記
第2のフランジ部の剪断力支持部材用穴から上記
第1のフランジ部の剪断力支持部材用穴へわたり
剪断力支持部材としてのリーマブツシユが、同リ
ーマブツシユにおける頭部の首下面を上記第2の
フランジ部の第2の軸側面に当接させるように圧
入される一方、上記リーマブツシユに上記第1の
フランジ部側から同第1のフランジ部と上記第2
のフランジとを締結し軸方向推力を支持するボル
トが挿入され、同ボルトが上記リーマブツシユの
中央部に形成されためねじに螺合されるように構
成されたことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案の剪断力支持部材付き軸継手で
は、ボルトにより軸方向推力が支持され、リーマ
ブツシユにより周方向剪断力が支持されて、トル
クの伝達が支障なく行なわれる。
また、リーマブツシユが両フランジを貫通して
形成された支持用穴に圧入されるとともにボルト
がリーマブツシユの中央部に形成されためねじ部
に螺合して両フランジの結合が行なわれるため、
ボルトの位置決めが容易となる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1図a,bは本考案の一実施例として
の剪断力支持部材付き軸継手を示すもので、第1
図aはその要部破断側面図、第1図bは第1図a
のb矢視図である。
第1の軸Aと第2の軸Bとを連結すべく、第1
の軸A、第2の軸Bそれぞれの端部に軸継手部C
としての第1のフランジ1、第2のフランジ2が
形成されている。
そして、第1のフランジ1、第2のフランジ2
には連結時において相互に整合する剪断力支持部
材用穴としてのブツシユ用穴1a、ブツシユ用穴
2aが第1のフランジ1および第2のフランジ2
をそれぞれ貫通して形成されている。
そして、このブツシユ用穴2aおよび第1のフ
ランジ1のブツシユ用穴1aに、第1のフランジ
1と第2のフランジ2との全厚みにわたり延在す
るリーマブツシユが嵌合固着されている。
そして、リーマブツシユは第2のフランジ2
の第2の軸B側へ突出するように延在しており、
リーマブツシユにおけるブツシユ用穴2aから
突出した頭部3cによりリーマブツシユに作用
する第1の軸A側への引張力が支持されるように
なつている。
また、リーマブツシユの中央部には、タツプ
ボルト4と螺合するめねじ部3bを形成されたボ
ルト穴が軸方向に延在するように形成されてい
る。
タツプボルト4の頭部にはピン5が取り付けら
れ、タツプボルト4のゆるみが防止されるように
なつている。
本考案の一実施例としての剪断力支持部材付き
軸継手は、上述のごとく構成されているので、軸
継手部の組み立て時には、まず、第1のフラン
ジ1のブツシユ用穴1aと第2のフランジ2のブ
ツシユ用穴2aとを整合させ、リーマブツシユ
をブツシユ用穴2aからブツシユ用穴1aへわた
るように圧入する。。
そして、リーマブツシユにおける頭部3c
首下面を第2のフランジ2の第2の軸B側端面に
当接させるようにする。
この後、タツプボルト4をリーマブツシユ
ボルト穴3a内に遊挿し、めねじ部3bに螺合さ
せてタツプボルト4を座金を介し締め付ける。
そして、ピン5によりゆるみ止めを行なう。
これにより軸継手部の組み立てが完了する。
このように組み立てられた軸継手部によれ
ば、タツプボルト4が軸方向推力を支持し、リー
マブツシユ3が周方向剪断力を支持するため、剪
断力と推力とが分割して支持され、これにより各
部品が軽量化されるとともに、取り扱いが容易と
なる。
また、軸継手部よりの出つ張りが小さく、軸
継手保護カバーを小さく形成できる。
なお、軸継手部の分解は、上述の手順を逆に
行なうことにより、行なわれる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の剪断力支持部材
付き軸継手によれば、簡素な構成で次のような効
果乃至利点が得られる。
(1) 剪断力支持構造と推力支持構造とが独立部品
で構成されているので、それぞれの支持構造を
剪断力または推力のみを支持できる強度に形成
すればよく、したがつて各部品の軽量化をはか
ることができる。
(2) 取付時に推力支持構造(ボルト)の位置ずれ
を生じることがないので、ボルトの位置ずれに
よる軸荷重の偏りがない。
(3) 取付け作業が容易である。
(4) フランジにはリーマブツシユ用穴のみが形成
されているため、従来のフランジにネジ部を形
成されたものに比べ、軸継手部の保守が容易で
ある。
(5) 保守作業時等に軸と一体となつたフランジ部
に損傷が発生するおそれがなく、リーマブツシ
ユとボルトとを取換えるだけでよいので、保守
後の軸継手部の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の一実施例としての剪断
力支持部材付き軸継手を示すもので、第1図aは
その要部破断側面図、第1図bは第1図aのb
矢視図である。 1……第1のフランジ、1a……剪断力支持部
材用穴としてのブツシユ用穴、2……第2のフラ
ンジ、2a……剪断力支持部材用穴としてのブツ
シユ用穴、2b……ボルト穴、……剪断力支持
部材としてのリーマブツシユ、3a……ボルト
穴、3b……めねじ部、3c……膨大頭部、4…
…タツプボルト、4a……座金、5……ピン、
……第1の軸、B……第2の軸、……軸継手
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トルク伝達用軸継手部において、第1の軸に形
    成された第1のフランジ部と、第2の軸に形成さ
    れた第2のフランジ部とが形成されるとともに上
    記の第1のフランジ部および第2のフランジ部の
    それぞれに相互に整合しうる剪断力支持部材用穴
    が貫通して形成され、上記第2のフランジ部の剪
    断力支持部材用穴から上記第1のフランジ部の剪
    断力支持部材用穴へわたり剪断力支持部材として
    のリーマブツシユが、同リーマブツシユにおける
    頭部の首下面を上記第2のフランジ部の第2の軸
    側面に当接させるように圧入される一方、上記リ
    ーマブツシユに上記第1のフランジ部側から同第
    1のフランジ部と上記第2のフランジとを締結し
    軸方向推力を支持するボルトが挿入され、同ボル
    トが上記リーマブツシユの中央部に形成されため
    ねじに螺合されるように構成されたことを特徴と
    する、剪断力支持部材付き軸継手。
JP1985135127U 1985-09-03 1985-09-03 Expired - Lifetime JPH0527694Y2 (ja)

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JPS6244136U JPS6244136U (ja) 1987-03-17
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JP6162471B2 (ja) * 2013-04-30 2017-07-12 株式会社東芝 フランジ結合用構造およびフランジ結合方法
EP3938666A4 (en) * 2019-03-15 2022-11-23 Acument Intellectual Properties LLC BOLTED ASSEMBLY USING A DEFORMABLE SLEEVE WITH LONGITUDINAL GROOVES

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JPS5913726B2 (ja) * 1978-05-24 1984-03-31 富士ゼロックス株式会社 複写機等の照明装置

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JPS51109344U (ja) * 1975-02-28 1976-09-03
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