JPH0537051Y2 - - Google Patents

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JPH0537051Y2
JPH0537051Y2 JP1985135129U JP13512985U JPH0537051Y2 JP H0537051 Y2 JPH0537051 Y2 JP H0537051Y2 JP 1985135129 U JP1985135129 U JP 1985135129U JP 13512985 U JP13512985 U JP 13512985U JP H0537051 Y2 JPH0537051 Y2 JP H0537051Y2
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flange
shaft
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bushing
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/02Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for connecting two abutting shafts or the like
    • F16D1/033Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for connecting two abutting shafts or the like by clamping together two faces perpendicular to the axis of rotation, e.g. with bolted flanges

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸継手に関し、特に、船舶の推進軸
系の軸継手部のトルク伝達を必要とする軸継手部
に用いて好適の船舶推進軸における剪断力支持部
材付き軸継手に関する。
〔従来の技術〕
従来の軸継手におけるリーマボルトおよびナツ
トは、トルク伝達用として剪断力と推力(ボルト
には、後進時に引張力として作用する。)とを同
時に受ける構造となつており、取り扱い上、双方
の荷重を考慮した管理が必要であつた。
特に、リーマボルトの締め代管理には、注意を
要した。また、軸継手により連結される軸間の電
気的絶縁は不可能であつた。
このような従来の構造では、ボルトが剪断力と
推力による荷重とを同時に受けるため、トルクが
増加すると、ボルト径が著しく大きくなるととも
に、重量が増して、取り扱いが不便であるという
不具合がある。
また、リーマボルトの焼付きを防止するため、
ボルトごとに計測を行ない、穴径に対し0.01mm以
下の精度許容範囲の狭い締め代を与えるリーマボ
ルト加工を施して、圧入取付けを行なわなければ
ならず、工数を多く必要とする不具合がある。
さらに、回転体と軸受との間に誘起した電位差
によつて、ジヤーナルと軸受とに発生する損傷
(SPARK EROSION)の防止が困難である。
そこで、剪断力と推力とを分割して、それぞれ
個別の部品で対応する構造とし、小型化をはかれ
るようにするとともに、ボルトの加工精度を低下
させても焼付きを防止でき、また、電気的絶縁も
行なえるようにした、軸継手が提供されている。
電気的に絶縁した金属ブツシユを用いた軸継手
として、例えば実開昭55−83856号公報を、また、
軸継手において剪断力と推力とを分割してそれぞ
れ個別の部品で対応する構造としたものとして、
例えば実開昭51−109344号公報を挙げることがで
きる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述の前者の例の場合、船舶の推進
軸のような大トルクを伝達する軸継手を対象とし
ておらず、またリーマブツシユの圧入時における
リーマブツシユの焼付きを防止するための樹脂コ
ーテイング層をそなえていない。
また、上述の後者の場合、締結される一方のフ
ランジにネジ部が形成される構造であるため、保
守作業などでネジ部が損傷したとき、軸そのもの
を取換えなければならないという問題点がある。
本考案は、このような問題点の解決をはかろう
とするもので、剪断力支持構造と推力支持構造と
を、それぞれ個別の部品で対応させるとともに、
推力支持構造としてのボルトの位置合わせが容易
に行なえ、かつ保守作業等でフランジ部に損傷を
発生させるおそれがなく、剪断力支持構造として
のリーマブツシユの外周部にリーマブツシユの圧
入時における焼付き防止と電気絶縁のための樹脂
コーテイングを形成して、リーマブツシユの圧入
時の焼付き防止と電気絶縁とが行なえるようにし
た船舶推進軸における剪断力支持部材付き軸継手
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案の船舶推進
軸における剪断力支持部材付き軸継手は、トルク
伝達用軸継手部において、第1の軸に形成された
第1のフランジ部と、第2の軸に形成された第2
のフランジ部とが形成されるとともに、上記の第
1のフランジ部および第2のフランジ部のそれぞ
れに相互に整合しうる剪断力支持部材用穴が貫通
して形成され、上記第2のフランジ部の剪断力支
持部材用穴から上記第1のフランジ部の剪断力支
持部材用穴へわたり剪断力支持部材としてのリー
マブツシユが、同リーマブツシユにおける頭部の
首下面を上記第2のフランジ部の第2の軸側面に
当接させるように圧入される一方、上記リーマブ
ツシユに上記第1のフランジ部側から同第1のフ
ランジ部と上記第2のフランジ部とを締結し軸方
向推力を支持するボルトが挿入され、同ボルトが
上記リーマブツシユの中央部に形成されためねじ
部に螺合されて、上記剪断力支持部材の外周部に
焼付き防止および電気絶縁のための樹脂コーテイ
ング層が形成され、上記ボルトによる締付面と上
記の第1のフランジ部または第2のフランジ部に
おける被締付面との間および上記の第1のフラン
ジ部と第2のフランジ部との係合部にそれぞれ電
気絶縁材が介装されたことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案の船舶推進軸における剪断力支持
部材付き軸継手では、ボルトにより軸方向推力が
支持され、リーマブツシユにより周方向剪断力が
支持されて、トルクの伝達が支障なく行なわれ
る。
また、リーマブツシユが両フランジを貫通して
形成された支持用穴に圧入されるとともにボルト
がリーマブツシユの中央部に形成されためねじ部
に螺合して両フランジの結合が行なわれるため、
ボルトの位置決めが容易となる。
また、剪断力支持部材外周部の樹脂コーテイン
グ層により焼付きが防止される。
さらに、樹脂コーテイング層および電気絶縁材
により第1の軸と第2の軸とが電気的に絶縁され
る。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1図a,bは本考案の一実施例として
の船舶推進軸における剪断力支持部材付き軸継手
を示すもので、第1図aはその要部破断側面図、
第1図bは第1図aのb矢視図である。
第1の軸Aと第2の軸Bとを連結すべく、第1
の軸A、第2の軸Bそれぞれの端部に軸継手部C
としての第1のフランジ1、第2のフランジ2が
形成されている。
そして、第1のフランジ1、第2のフランジ2
には連結時において相互に整合する剪断力支持部
材用穴としてのブツシユ用穴1a、ブツシユ用穴
2aが第1のフランジ1および第2のフランジ2
をそれぞれ貫通して形成されている。
そしてこのブツシユ用穴2aおよび第1のフラ
ンジ1のブツシユ用穴1aに、第1のフランジ1
と第2のフランジ2との全厚みにわたり延在する
リーマブツシユ3が嵌合固着されている。
そして、リーマブツシユ3は第2のフランジ2
の第2の軸B側へ突出するように延在しており、
リーマブツシユ3におけるブツシユ用穴2aから
突出した頭部3cによりリーマブツシユ3に作用
する第1の軸A側への引張力が支持されるように
なつている。
また、リーマブツシユ3の中央部には、タツプ
ボルト4と螺合するめねじ部3bを形成されたボ
ルト穴が軸方向に延在するように形成されてい
る。タツプボルト4の頭部にはピン5が取付けら
れ、タツプボルト4のゆるみが防止されるように
なつている。
さらに、リーマブツシユ3の外周部には、樹脂
コーテイング層3dが形成されている。
また、座金4aと第1のフランジ1との間に電
気絶縁材8が介装され、第1のフランジ1と第2
のフランジ2との間に電気絶縁材7が介装されて
いる。
本考案の一実施例としての船舶推進軸における
剪断力支持部材付き軸継手は上述のごとく構成さ
れているので、軸継手部Cの組み立て時には、ま
ず、第1のフランジ1のブツシユ用穴1aと第2
のフランジ2のブツシユ用穴2aとを整合させ、
リーマブツシユ3をブツシユ用穴2aからブツシ
ユ用穴1aへわたるように圧入する。
そして、リーマブツシユ3における頭部3cの
首下面を第2のフランジ2の第2の軸B側端面に
当接させるようにする。
この後、タツプボルト4をリーマブツシユ3の
ボルト穴3a内に遊挿し、めねじ部3bに螺合さ
せてタツプボルト4を座金4aを介し締め付け
る。
そして、ピン5によりゆるみ止めを行なう。
これにより軸継手部Cの組み立てが完了する。
このように組み立てられた軸継手部Cによれ
ば、タツプボルト4が軸方向推力を支持し、リー
マブツシユ3が周方向剪断力を支持するため、剪
断力と推力とが分割して支持され、これにより各
部品が軽量化されるとともに、取り扱いが容易と
なる。
また、軸継手部Cよりの出つ張りが小さく、軸
継手部C保護カバーを小さく形成できる。
また、リーマブツシユ3の締め代を拡大しても
焼付きを起こさなくなるとともに、圧入、引き抜
きを行ないやすくなり、工数が低減される。
さらに、樹脂コーテイング層3d、電気絶縁材
7,8により第1の軸Aと第2の軸Bとが電気的
に絶縁され、ジヤーナルと軸受とに発生する損傷
(SPARK EROSION)が防止される。
なお、軸継手部Cの分解は上述の手順を逆に行
なうことにより、行なわれる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の船舶推進軸にお
ける剪断力支持部材付き軸継手によれば、簡素な
構成で次のような効果ないし利点が得られる。
(1) 剪断力支持部材外周に形成された樹脂コーテ
イング層により剪断力支持部材の圧入および取
外し時における焼付きが防止されるようにな
り、剪断力支持部材締め代を拡大できて、仕上
げ工数が低減される。
(2) 船舶の推進軸における軸継手では大きな力を
伝達するため、軸継手部分の部品が大型化し、
その取り扱いが困難となるが、本考案の構造に
よれば各部品が小型軽量化し、各部品の取り扱
いが容易になる。
(3) 電気的絶縁材により連結される軸が相互に絶
縁され、回転体と軸受との間に誘起した電位差
により生じる損傷(SPARK EROSION)が
防止される。
(4) フランジには剪断力支持構造用穴のみが形成
されるので、フランジにネジ部等が形成されて
いるものに比べ保守作業等でフランジに損傷が
発生するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の一実施例としての船舶
推進軸における剪断力支持部材付き軸継手を示す
もので、第1図aはその要部破断側面図、第1図
bは第1図aのb矢視図である。 1……第1のフランジ、1a……剪断力支持部
材用穴としてのブツシユ用穴、2……第2のフラ
ンジ、2a……剪断力支持部材用穴としてのブツ
シユ用穴、2b……ボルト穴、3……剪断力支持
部材としてのリーマブツシユ、3a……ボルト
穴、3b……めねじ部、3c……膨大頭部、3d
……樹脂コーテイング層、4……タツプボルト、
4a……座金、5……ピン、6……座付きナツ
ト、7,8……電気絶縁材、A……第1の軸、B
……第2の軸、C……軸継手部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トルク伝達用軸継手部において、第1の軸に形
    成された第1のフランジ部と、第2の軸に形成さ
    れた第2のフランジ部とが形成されるとともに、
    上記の第1のフランジ部および第2のフランジ部
    のそれぞれに相互に整合しうる剪断力支持部材用
    穴が貫通して形成され、上記第2のフランジ部の
    剪断力支持部材用穴から上記第1のフランジ部の
    剪断力支持部材用穴へわたり剪断力支持部材とし
    てのリーマブツシユが、同リーマブツシユにおけ
    る頭部の首下面を上記第2のフランジ部の第2の
    軸側面に当接させるように圧入される一方、上記
    リーマブツシユに上記第1のフランジ部側から同
    第1のフランジ部と上記第2のフランジ部とを締
    結し軸方向推力を支持するボルトが挿入され、同
    ボルトが上記リーマブツシユの中央部に形成され
    ためねじ部に螺合されて、上記剪断力支持部材の
    外周部に焼付き防止および電気絶縁のための樹脂
    コーテイング層が形成され、上記ボルトによる締
    付面と上記第1のフランジ部または第2のフラン
    ジ部における被締付面との間および上記の第1の
    フランジ部と第2のフランジ部との係合部にそれ
    ぞれ電気絶縁材7,8が介装されたことを特徴と
    する、船舶推進軸における剪断力支持部材付き軸
    継手。
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JPS6244138U JPS6244138U (ja) 1987-03-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109344U (ja) * 1975-02-28 1976-09-03
JPS5583856U (ja) * 1978-12-07 1980-06-10

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JPS6244138U (ja) 1987-03-17

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