JP3970379B2 - 動力伝達軸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建設機械や農業機械等において動力伝達手段として使用される動力伝達軸、特に、部品点数や加工工数を削減した動力伝達軸に関する。
【0002】
【従来の技術】
建設機械等においては、作業機とエンジン搭載の車両との間を動力伝達軸で連結して作業機に動力を伝達する。図2に示すように、このような動力伝達軸21は、エンジン側に接続する一方の軸部22と被駆動側側に接続する他方の軸部23とより構成され、これらの軸部の間はクロスジョイント11で接続される。また、10はエンジン側の変速機構の軸部に連結されるクロスジョイントであり、12は被駆動側軸部に連結されるクロスジョイントである。
【0003】
前記一方の軸部22は、スプラインシャフト22aとスプラインヨ−ク22bとで構成され、該スプラインシャフト22aには、センタ−ベアリング5が取り付けられている。そして該スプラインシャフト22aとスプラインヨ−ク22bとは、エンドプレ−ト24とボルト25により固定されている。また、該センタ−ベアリング5は、車体の一部に固定されるピロ−ブロック4に嵌合装着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記するように、動力伝達軸21の途中に設置されるセンタ−ベアリング5は、スプラインシャフト22aに嵌合されるが、スプラインシャフト22aとスプラインヨ−ク22bとは、当然のことながらスプライン加工を必要とし、また、エンドプレ−ト24やボルト25及び該ボルト25螺合用の雌ねじ加工を必要とする。従って、部品点数や加工工数が多く工程が煩雑で重量も多いという問題があった。
【0005】
この発明は上記する課題に対処するためになされたものであり、動力伝達軸の部品点数を減らすと共に加工工数及びコストを低減することのできる動力伝達軸を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、この発明は、上記する課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、駆動源側の変速機構に連結される一方の軸部(2)と被駆動部へ連結される他方の軸部(3)とにより構成される動力伝達軸(1)において、前記一方の軸部(2)は、一方の端部クロスジョイント(10)に接続されるヨーク(2a)と、円筒状で且つその内周面の両端開口部に軸方向中央部より大径の円周段部がそれぞれ形成されているとともに、一方の端部開口の内周面に前記ヨーク(2a)の他方の端部の外周面が嵌め入れられ、この開口の円周段部の端面と前記ヨーク(2a)の他方の端部の端面とが離隔した状態で、該ヨーク(2a)に溶接によって接されたプロペラチューブ(2c)と、一方の端部の外周面に前記プロペラチューブ(2c)の他方の端部開口の内周面が嵌合され、この一方の端部の端面と前記開口の円周段部の端面とが離隔した状態で、前記プロペラチューブ(2c)に溶接によって接されているとともに他方の端部クロスジョイント(11)に接続され且つ外周面にセンターベアリング(5)装着されたウェルドヨーク(2b)とからなり、前記センターベアリング(5)の内輪の軸方向長さが前記ウェルドヨーク(2b)のセンターベアリング(5)を装着する外周面の軸方向長さより短く、前記センターベアリング(5)の内輪(5a)、該内輪(5a)に設けられた雌ねじにロックピン(7)を螺合して前記ウェルドヨーク(2b)の外周面に固定されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の具体的実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1はこの発明の動力伝達軸の一部軸方向断面図である。なお、重複記載をさけるため同一の構成要素には従来技術で説明したものと同一の符号を用いて説明する。
この動力伝達軸1は、エンジン側の変速機構に連結される一方の軸部2と、被駆動作業機側へ連結される他方の軸部3と、より構成される。前記軸部2は、ヨ−ク2aとウェルドヨ−ク2bとの間にプロペラチュ−ブ2cを溶接により接続して形成される。また、前記ウェルドヨ−ク2bにはセンタ−ベアリング5が装着されるが、該センタ−ベアリング5は、この発明の動力伝達軸1の中間部を車両固定部に固定する際使用されるものである。即ち、該動力伝達軸1は車体固定部に中間支持されるが、該車体固定部にはピロ−ブロック4が固定され、該ピロ−ブロック4にセンタ−ベアリング5が嵌め込まれる。
【0008】
前記センタ−ベアリング5は、内輪5aをウェルドヨ−ク2bの外周面に嵌合して取り付ける。そしてクリ−プ防止のため該内輪5aに雌ねじを設けてロックピン7を螺合してウェルドヨ−ク2bに固定する。該ウェルドヨ−ク2bとプロペラチュ−ブ2cとの溶接は、このセンタ−ベアリング5装着後行う。
前記ヨ−ク2aの一方の端部にはクロスジョイント10が接続され、前記ウェルドヨ−ク2bの他端部にはもう一方の軸部3のヨ−ク3aに連結されるクロスジョイント11が接続される。前記クロスジョイント10はエンジン側の変速機構の軸(図示省略)に連結される。
【0009】
上記するように、この発明の動力伝達軸1では、センタ−ベアリング5をウェルドヨ−ク2b外周面に嵌合して装着するようにしてある。従って、従来のように、スプラインシャフト22a(図2参照)を設ける必要はないし、また、該ウェルドヨ−ク2bの内周面に雌スプライン加工をする必要もない。
【0010】
図2に示すように、従来の動力伝達軸21では、スプラインシャフト22aとスプラインヨ−ク22bとでスプライン嵌合させてある。そしてもう一方の軸部23は、スプラインシャフト23aとスプラインスリ−ブ23bとがスプライン嵌合されている。この場合、これらスプラインシャフト23aとスプラインスリ−ブ23bとは、動力伝達軸21の軸方向の伸縮に対応できるようにするためのものである。しかし、従来のスプラインシャフト22aとスプラインヨ−ク22bとは、スプライン嵌合させてあってもエンドプレ−ト24とボルト25により、固定されているため軸方向の伸縮には寄与しない。従って、これらスプラインシャフト22aとスプラインヨ−ク22bとは本来スプライン嵌合させなくてもよいものであるといえる。
ただし、この発明の動力伝達軸1でも、軸方向の伸縮は、方の軸部3に設けた図2と同様のスプライシャフトとスプラインスリ−ブとを設けることで軸方向の伸縮に対応できるようにしてある。
【0011】
【発明の効果】
以上、詳述したように、この発明の動力伝達軸によれば、従来のようにセンタ−ベアリングを装着する軸部にスプラインヨ−クとスプラインシャフトとを設ける必要がないので、部品点数を削減すると共に重量も低減することができる。また、加工工数やコストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の動力伝達軸の一部軸方向断面図である。
【図2】 従来の動力伝達軸の一部軸方向断面図である。
【符号の説明】
1 動力伝達軸
2 軸部
2a ヨ−ク
2b ウェルドヨ−ク
2c プロペラチュ−ブ
3 軸部
4 ピロ−ブロック
5 センタ−ベアリング

Claims (1)

  1. 駆動源側の変速機構に連結される一方の軸部と被駆動部へ連結される他方の軸部とにより構成される動力伝達軸において、
    前記一方の軸部は、一方の端部クロスジョイントに接続されるヨークと、
    円筒状で且つその内周面の両端開口部に軸方向中央部より大径の円周段部がそれぞれ形成されているとともに、一方の端部開口の内周面に前記ヨークの他方の端部の外周面が嵌め入れられ、この開口の円周段部の端面と前記ヨークの他方の端部の端面とが離隔した状態で、該ヨークに溶接によって接されたプロペラチューブと、
    一方の端部の外周面に前記プロペラチューブの他方の端部開口の内周面が嵌合され、この一方の端部の端面と前記開口の円周段部の端面とが離隔した状態で、前記プロペラチューブに溶接によって接されているとともに他方の端部クロスジョイントに接続され且つ外周面にセンターベアリング装着されたウェルドヨークとからなり、
    前記センターベアリングの内輪の軸方向長さが前記ウェルドヨークのセンターベアリングを装着する外周面の軸方向長さより短く、前記センターベアリングの内輪、該内輪に設けられた雌ねじにロックピンを螺合して前記ウェルドヨークの外周面に固定されていることを特徴とする動力伝達軸。
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