JPH066278Y2 - 剪断力支持部材付き軸継手 - Google Patents
剪断力支持部材付き軸継手Info
- Publication number
- JPH066278Y2 JPH066278Y2 JP1985135128U JP13512885U JPH066278Y2 JP H066278 Y2 JPH066278 Y2 JP H066278Y2 JP 1985135128 U JP1985135128 U JP 1985135128U JP 13512885 U JP13512885 U JP 13512885U JP H066278 Y2 JPH066278 Y2 JP H066278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- shearing force
- bush
- support member
- reamer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/02—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for connecting two abutting shafts or the like
- F16D1/033—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for connecting two abutting shafts or the like by clamping together two faces perpendicular to the axis of rotation, e.g. with bolted flanges
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸継手に関し、特に、船舶の推進軸系の軸継
手部や、発電機関、ポンプおよび圧搾機等のトルク伝達
を必要とする軸継手部に用いて好適の剪断力支持部材付
き軸継手に関する。
手部や、発電機関、ポンプおよび圧搾機等のトルク伝達
を必要とする軸継手部に用いて好適の剪断力支持部材付
き軸継手に関する。
従来の軸継手におけるリーマボルトおよびナットは、ト
ルク伝達用として剪断力と推力(ボルトには、後進時に
引張力として作用する。)とを同時に受ける構造となっ
ており、取り扱い上、双方の荷重を考慮した管理が必要
であった。
ルク伝達用として剪断力と推力(ボルトには、後進時に
引張力として作用する。)とを同時に受ける構造となっ
ており、取り扱い上、双方の荷重を考慮した管理が必要
であった。
特に、リーマボルトの締め代管理には、注意を要した。
ところで、このような従来の構造では、ボルトが剪断力
と推力による荷重とを同時に受けるため、トルクが増加
すると、ボルト径が著しく大きくなるととに、重量が増
して、取り扱いが不便であるという不具合がある。
と推力による荷重とを同時に受けるため、トルクが増加
すると、ボルト径が著しく大きくなるととに、重量が増
して、取り扱いが不便であるという不具合がある。
また、リーマボルトの焼付きを防止するため、ボルトご
とに計測を行ない、穴径に対し0.01mm以下の精度許
容範囲の狭い締め代を与えるリーマボルト加工を施し
て、圧入取付けを行なわなければならず、工数を多く必
要とする不具合がある。
とに計測を行ない、穴径に対し0.01mm以下の精度許
容範囲の狭い締め代を与えるリーマボルト加工を施し
て、圧入取付けを行なわなければならず、工数を多く必
要とする不具合がある。
本考案は、これらの問題点の解消をはかろうとするもの
で、剪断力と推力とを分割して、それぞれ個別の部品で
対応する構造とし、小型化をはかれるようにするととも
に、ボルトの加工精度を低下させても焼付きを防止でき
るようにした、剪断力支持部材付き軸継手を提供するこ
とを目的とする。
で、剪断力と推力とを分割して、それぞれ個別の部品で
対応する構造とし、小型化をはかれるようにするととも
に、ボルトの加工精度を低下させても焼付きを防止でき
るようにした、剪断力支持部材付き軸継手を提供するこ
とを目的とする。
このため、本考案の剪断力支持部材付き軸継手は、トル
ク伝達用軸継手部において、第1の軸に形成された第1
のフランジと、第2の軸に形成された第2のフランジと
が形成されるとともに上記の第1フランジおよび第2の
フランジのそれぞれに相互に整合しうる剪断力支持部材
用穴が貫通して形成され、上記剪断力支持部材用穴へ剪
断力支持部材が嵌合されて、同剪断力支持部材の外周部
に焼付きを防止するための滑り摩擦係数の小さい樹脂の
コーティング層が形成される一方、上記剪断力支持部材
に形成されたボルト穴を貫通して上記第1のフランジと
上記第2のフランジとを締結し、軸方向推力を支持する
ボルトが配設されていることを特徴としている。
ク伝達用軸継手部において、第1の軸に形成された第1
のフランジと、第2の軸に形成された第2のフランジと
が形成されるとともに上記の第1フランジおよび第2の
フランジのそれぞれに相互に整合しうる剪断力支持部材
用穴が貫通して形成され、上記剪断力支持部材用穴へ剪
断力支持部材が嵌合されて、同剪断力支持部材の外周部
に焼付きを防止するための滑り摩擦係数の小さい樹脂の
コーティング層が形成される一方、上記剪断力支持部材
に形成されたボルト穴を貫通して上記第1のフランジと
上記第2のフランジとを締結し、軸方向推力を支持する
ボルトが配設されていることを特徴としている。
上述の本考案の剪断力支持部材付き軸継手では、ボルト
により軸方向推力が支持され、剪断力支持部材により周
方向剪断力が支持されて、支障なくトルク伝達が行なわ
れる。
により軸方向推力が支持され、剪断力支持部材により周
方向剪断力が支持されて、支障なくトルク伝達が行なわ
れる。
また、剪断力支持部材外周部の樹脂コーティング層によ
り剪断力支持部材の圧入および取外し時における焼付き
が防止される。
り剪断力支持部材の圧入および取外し時における焼付き
が防止される。
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
第1図(a),(b)は本考案の第1実施例としての剪断力支
持部材付き軸継手を示すもので、第1図(a)はその要部
破断側面図、第1図(b)は第1図(a)のIIb矢視図であ
り、第2図は本考案の第2実施例としての剪断力支持部
材付き軸継手を示す要部破断側面図である。
第1図(a),(b)は本考案の第1実施例としての剪断力支
持部材付き軸継手を示すもので、第1図(a)はその要部
破断側面図、第1図(b)は第1図(a)のIIb矢視図であ
り、第2図は本考案の第2実施例としての剪断力支持部
材付き軸継手を示す要部破断側面図である。
まず、本考案の第1実施例について説明すると、第1の
軸Aと第2の軸Bとを連結すべく、第1の軸A,第2の
軸Bそれぞれの端部に軸継手部Cとしての第1のフラン
ジ1,第2のフランジ2が形成されている。
軸Aと第2の軸Bとを連結すべく、第1の軸A,第2の
軸Bそれぞれの端部に軸継手部Cとしての第1のフラン
ジ1,第2のフランジ2が形成されている。
そして、第1のフランジ1,第2のフランジ2には連結
時において相互に整合する剪断力支持部材用穴としての
ブッシュ用穴1a、ブッシュ用穴2aが形成されている。
時において相互に整合する剪断力支持部材用穴としての
ブッシュ用穴1a、ブッシュ用穴2aが形成されている。
すなわち、ブッシュ用穴1a,2aが第1のフランジ1およ
び第2のフランジ2を貫通するように形成されており、
このようなブッシュ用穴2aおよび第1のフランジ1のブ
ッシュ用穴1aに、第1のフランジ1と第2のフランジ2
との全厚みにわたり延在する剪断力支持部材としてのリ
ーマブッシュ3が嵌合固着されている。
び第2のフランジ2を貫通するように形成されており、
このようなブッシュ用穴2aおよび第1のフランジ1のブ
ッシュ用穴1aに、第1のフランジ1と第2のフランジ2
との全厚みにわたり延在する剪断力支持部材としてのリ
ーマブッシュ3が嵌合固着されている。
そして、リーマブッシュ3は第2のフランジ2の第2の
軸B側へ突出するように延在しており、リーマブッシュ
3におけるブッシュ用穴2aから突出した頭部3cによりリ
ーマブッシュ3に作用する第1の軸A側への引張力が支
持されるようになっている。
軸B側へ突出するように延在しており、リーマブッシュ
3におけるブッシュ用穴2aから突出した頭部3cによりリ
ーマブッシュ3に作用する第1の軸A側への引張力が支
持されるようになっている。
また、リーマブッシュ3の中央部には、タップボルト4
と螺合するめねじ部3bを形成されたボルト穴が軸方向に
延在するように形成されていて、ボルト穴を通じて軸A
側から遊挿されたタップボルト4がめねじ部3bに螺合す
るようになっている。そして、タップボルト4を座金4a
を介して締付けることにより、第1のフランジ1と第2
のフランジ2とが軸方向において、締結されるようにな
っている。タップボルト4の頭部にゆるみ防止用のピン
5が取付けられている。
と螺合するめねじ部3bを形成されたボルト穴が軸方向に
延在するように形成されていて、ボルト穴を通じて軸A
側から遊挿されたタップボルト4がめねじ部3bに螺合す
るようになっている。そして、タップボルト4を座金4a
を介して締付けることにより、第1のフランジ1と第2
のフランジ2とが軸方向において、締結されるようにな
っている。タップボルト4の頭部にゆるみ防止用のピン
5が取付けられている。
さらに、リーマブッシュ3の外周部には、樹脂コーティ
ング層3dが形成されている。
ング層3dが形成されている。
樹脂コーティング層3dは、リーマブッシュ3をブッシ
ュ用穴1a,2aに圧入(あるいは引き抜き)する際
に、リーマブッシュ3の滑りを良好にしてリーマブッシ
ュ3の外周部がブッシュ用穴1a,2aの内周部に焼付
くのを防止するためのものであるから、樹脂の材質とし
ては、滑り摩擦係数の小さいものが好適であり、その一
例として二弗化樹脂を挙げることができる。
ュ用穴1a,2aに圧入(あるいは引き抜き)する際
に、リーマブッシュ3の滑りを良好にしてリーマブッシ
ュ3の外周部がブッシュ用穴1a,2aの内周部に焼付
くのを防止するためのものであるから、樹脂の材質とし
ては、滑り摩擦係数の小さいものが好適であり、その一
例として二弗化樹脂を挙げることができる。
本考案の第1実施例としての剪断力支持部材付き軸継手
は上述のごとく構成されているので、軸継手部Cの組み
立て時には、まず、第1のフランジ1のブッシュ用穴1a
と第2のフランジのブッシュ用穴2aとを整合させ、リー
マブッシュ3をブッシュ用穴2aからブッシュ用穴1aへわ
たるように圧入する。
は上述のごとく構成されているので、軸継手部Cの組み
立て時には、まず、第1のフランジ1のブッシュ用穴1a
と第2のフランジのブッシュ用穴2aとを整合させ、リー
マブッシュ3をブッシュ用穴2aからブッシュ用穴1aへわ
たるように圧入する。
そして、リーマブッシュ3における頭部3cの首下面を第
2のフランジ2の第2の軸B側端面に当接させるように
する。
2のフランジ2の第2の軸B側端面に当接させるように
する。
この後、タップボルト4をリーマブッシュ3のボルト穴
3a内に遊挿し、めねじ部3bに螺合させてタップボルト4
を座金4aを介し締め付ける。
3a内に遊挿し、めねじ部3bに螺合させてタップボルト4
を座金4aを介し締め付ける。
そして、ピン5によりゆるみ止めを行なう。
このように組み立てられた軸継手部Cによれば、タップ
ボルト4が軸方向推力を支持し、リーマブッシュ3が周
方向剪断力を支持するため、剪断力と推力とが分割して
支持され、これにより各部品が軽量化されるとともに、
取り扱いが容易となる。
ボルト4が軸方向推力を支持し、リーマブッシュ3が周
方向剪断力を支持するため、剪断力と推力とが分割して
支持され、これにより各部品が軽量化されるとともに、
取り扱いが容易となる。
また、リーマブッシュ3はその外周に滑り摩擦係数の小
さい樹脂コーティング層3dが形成されているため、従来
のリーマボルトに焼付き防止のため要求されていた、
0.01mm以下という精度の締め代を、5倍程度に拡大
しても、リーマブッシュ3は焼付きを起こさない。
さい樹脂コーティング層3dが形成されているため、従来
のリーマボルトに焼付き防止のため要求されていた、
0.01mm以下という精度の締め代を、5倍程度に拡大
しても、リーマブッシュ3は焼付きを起こさない。
さらに、樹脂コーティング3dにより、リーマブッシュ
3の滑りが良好なため、リーマブッシュ3の圧入、引き
抜き作業が容易となる。
3の滑りが良好なため、リーマブッシュ3の圧入、引き
抜き作業が容易となる。
なお軸継手部Cの分解は上述と手順を逆に行なうことに
より、行なわれる。
より、行なわれる。
さらに、本考案の第2実施例について説明すると、第2
図に示すように構成されており、第1図と同一の符号は
ほぼ同様のものを示している。
図に示すように構成されており、第1図と同一の符号は
ほぼ同様のものを示している。
本実施例の構造は、第1実施例とほぼ同様に構成されて
いるが、第1実施例におけるリーマブッシュ3′がリー
マブッシュ3′と座付きナット6とに分割されており、
タップボルト4先端側のおねじ部に螺合するめねじ部は
座付きナット6に形成されている。
いるが、第1実施例におけるリーマブッシュ3′がリー
マブッシュ3′と座付きナット6とに分割されており、
タップボルト4先端側のおねじ部に螺合するめねじ部は
座付きナット6に形成されている。
そして、タップボルト4の先端部にゆるみ止めのピン5
が取り付けられている。
が取り付けられている。
本考案の第2実施例としての剪断力支持部材付き軸継手
は上述のごとく構成されているので、軸継手部C′の組
み立て時には、第1のフランジ1のブッシュ用穴1aと第
2のフランジ2のブッシュ用穴2aとを整合させる。
は上述のごとく構成されているので、軸継手部C′の組
み立て時には、第1のフランジ1のブッシュ用穴1aと第
2のフランジ2のブッシュ用穴2aとを整合させる。
そして、ブッシュ用穴1a,ブッシュ用穴2aにリーマブッ
シュ3′を圧入し、その後、タップボルト4をリーマブ
ッシュ3′のボルト穴に遊挿する。
シュ3′を圧入し、その後、タップボルト4をリーマブ
ッシュ3′のボルト穴に遊挿する。
この後、タップボルト4先端のおねじ部に座付きナット
6を螺合させタップボルト4と座金4aを介し締め付け
る。
6を螺合させタップボルト4と座金4aを介し締め付け
る。
これにより、第1のフランジ1と第2のフランジ2との
連結が完了し、その後ゆるみ止めのためピン5がタップ
ボルト4先端に取り付けられる。
連結が完了し、その後ゆるみ止めのためピン5がタップ
ボルト4先端に取り付けられる。
このようにして、第1実施例とほぼ同様の作用効果が得
られるが、本実施例ではリーマブッシュ3′とタップボ
ルト4,座付きナット6とが完全に別部材で構成されて
いるため、推力支持構造と剪断力支持構造とがさらに完
全に独立する。
られるが、本実施例ではリーマブッシュ3′とタップボ
ルト4,座付きナット6とが完全に別部材で構成されて
いるため、推力支持構造と剪断力支持構造とがさらに完
全に独立する。
また、リーマブッシュ3′の外周の滑り摩擦係数の小さ
い樹脂コーティング層3′dにより、焼付きが防止され
るとともに、リーマブッシュ3′の圧入,引き抜きが容
易に行なわれる。
い樹脂コーティング層3′dにより、焼付きが防止され
るとともに、リーマブッシュ3′の圧入,引き抜きが容
易に行なわれる。
なお、上述の各実施例におけるリーマブッシュ3,3′
とタップボルト4とは同軸的に設けられているが、周方
向に偏位させ独立して取り付けられるようにしてもよ
い。
とタップボルト4とは同軸的に設けられているが、周方
向に偏位させ独立して取り付けられるようにしてもよ
い。
以上詳述したように、本考案の剪断力支持部材付き軸継
手によれば、簡素な構成で、以下のような効果ないし利
点が得られる。
手によれば、簡素な構成で、以下のような効果ないし利
点が得られる。
(1)剪断力支持部材外周に形成された滑り摩擦係数の小
さい樹脂コーティング層により剪断力支持部材の圧入お
よび取外し時における焼付きが防止されるようになり、
剪断力支持部材締め代を拡大できて、仕上げ工数が低減
される。
さい樹脂コーティング層により剪断力支持部材の圧入お
よび取外し時における焼付きが防止されるようになり、
剪断力支持部材締め代を拡大できて、仕上げ工数が低減
される。
(2)剪断力支持部材外周の滑り摩擦係数の小さい樹脂コ
ーティング層により剪断力支持部材の圧入,引き抜き工
事が容易に行なわれるようになり、組み立て工数が低減
される。
ーティング層により剪断力支持部材の圧入,引き抜き工
事が容易に行なわれるようになり、組み立て工数が低減
される。
(3)剪断力支持構造と推力支持構造とが独立して設けら
れるため、それぞれの支持構造を剪断力または推力のみ
を支持できる強度に形成すればよく、各部品が軽量化さ
れる。
れるため、それぞれの支持構造を剪断力または推力のみ
を支持できる強度に形成すればよく、各部品が軽量化さ
れる。
(4)船舶の推進軸等における軸継手等大きな力を伝達す
る場合には、軸継手部分の部品が大型化し、その取り扱
いが困難となるが、本考案の構造によれば各部品が小型
軽量化し、各部品の取り扱いが容易になる。
る場合には、軸継手部分の部品が大型化し、その取り扱
いが困難となるが、本考案の構造によれば各部品が小型
軽量化し、各部品の取り扱いが容易になる。
(5)フランジには剪断力支持構造用穴のみが形成される
ので、フランジにネジ部等が形成されているものに比べ
保守作業等でフランジに損傷が発生するおそれがない。
ので、フランジにネジ部等が形成されているものに比べ
保守作業等でフランジに損傷が発生するおそれがない。
第1図(a),(b)は本考案の第1実施例としての剪断力支
持部材付き軸継手を示すもので、第1図(a)はその要部
破断側面図、第1図(b)は第1図(a)のIIb矢視図であ
り、第2図は本考案の第2実施例としての剪断力支持部
材付き軸継手を示す要部破断側面図である。 1……第1のフランジ、1a……剪断力支持部材用穴とし
てのブッシュ用穴、2……第2のフランジ、2a……剪断
力支持部材用穴としてのブッシュ用穴、3,3′……剪
断力支持部材としてのリーマブッシュ、3b……めねじ
部、3c……膨大頭部、3d,3′d……樹脂コーティング
層、4……タップボルト、4a……座金、5……ピン、6
……座付きナット、A……第1の軸、B……第2の軸、
C,C′……軸継手部。
持部材付き軸継手を示すもので、第1図(a)はその要部
破断側面図、第1図(b)は第1図(a)のIIb矢視図であ
り、第2図は本考案の第2実施例としての剪断力支持部
材付き軸継手を示す要部破断側面図である。 1……第1のフランジ、1a……剪断力支持部材用穴とし
てのブッシュ用穴、2……第2のフランジ、2a……剪断
力支持部材用穴としてのブッシュ用穴、3,3′……剪
断力支持部材としてのリーマブッシュ、3b……めねじ
部、3c……膨大頭部、3d,3′d……樹脂コーティング
層、4……タップボルト、4a……座金、5……ピン、6
……座付きナット、A……第1の軸、B……第2の軸、
C,C′……軸継手部。
フロントページの続き (72)考案者 白井 制治 山口県下関市彦島江の浦町6丁目16番1号 三菱重工業株式会社下関造船所内 (72)考案者 津久 誠 山口県下関市彦島江の浦町6丁目16番1号 三菱重工業株式会社下関造船所内 (72)考案者 小野 洋一 大阪府大阪市淀川区野中南2丁目11番48号 日本ピラー工業株式会社内 (72)考案者 大多和 一彦 大阪府大阪市淀川区野中南2丁目11番48号 日本ピラー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−9340(JP,A) 実開 昭55−83856(JP,U) 実開 昭51−109344(JP,U) 実公 昭37−23242(JP,Y1) 実公 昭40−36006(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】トルク伝達用軸継手部において、第1の軸
に第1のフランジが形成されるとともに第2の軸に第2
のフランジが形成され、上記の第1および第2のフラン
ジのそれぞれに相互に整合しうる剪断力支持部材用穴が
貫通して形成され、上記剪断力支持部材用穴へ剪断力支
持部材が嵌合されて、同剪断力支持部材の外周部に、焼
付きを防止するための滑り摩擦係数の小さい樹脂コーテ
ィング層が形成される一方、上記剪断力支持部材に形成
されたボルト穴を貫通して上記第1のフランジと上記第
2のフランジとを締結し、軸方向推力を支持するボルト
が配設されていることを特徴とする、剪断力支持部材付
き軸継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985135128U JPH066278Y2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 剪断力支持部材付き軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985135128U JPH066278Y2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 剪断力支持部材付き軸継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6244137U JPS6244137U (ja) | 1987-03-17 |
JPH066278Y2 true JPH066278Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31037017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985135128U Expired - Lifetime JPH066278Y2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 剪断力支持部材付き軸継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066278Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51109344U (ja) * | 1975-02-28 | 1976-09-03 | ||
JPS5583856U (ja) * | 1978-12-07 | 1980-06-10 |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP1985135128U patent/JPH066278Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6244137U (ja) | 1987-03-17 |
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