JP3079697B2 - ハンガ式パレット及びそのパレットの成形品の積込方法 - Google Patents
ハンガ式パレット及びそのパレットの成形品の積込方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トランスファプレスや
タンデムプレス等の成形加工ラインで加工された孔あき
成形品を積み込むためのハンガ式パレット及びそのパレ
ットの成形品の積込方法に関するものである。
タンデムプレス等の成形加工ラインで加工された孔あき
成形品を積み込むためのハンガ式パレット及びそのパレ
ットの成形品の積込方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】トランスファプレスやタンデムプレス等
の成形加工ラインで加工された孔あき成形品を積み込む
ためのものとしては、従来、例えば、実公平１−３７７
８８号公報に記載されたようなものが存在し、これは、
図５〜７に示される如く、コの字型のフレームによって
形成されたパレット１に対し、孔あき成形品２をアンロ
ーディングキャリヤ３によりメインハンガ装置４とサブ
ハンガ装置５を用いて吊下げる如く積み込むようにして
いる。
の成形加工ラインで加工された孔あき成形品を積み込む
ためのものとしては、従来、例えば、実公平１−３７７
８８号公報に記載されたようなものが存在し、これは、
図５〜７に示される如く、コの字型のフレームによって
形成されたパレット１に対し、孔あき成形品２をアンロ
ーディングキャリヤ３によりメインハンガ装置４とサブ
ハンガ装置５を用いて吊下げる如く積み込むようにして
いる。
【０００３】その作動を詳述すると、先ず、図５に示さ
れる如く、メインハンガ装置４とサブハンガ装置５を前
進させ、且つメインハンガ装置４のハンガ６を下降させ
た状態で、成形加工ラインで加工された孔あき成形品２
をバキュームカップ８を介してアンローディングキャリ
ヤ３に吸着し、該アンローディングキャリヤ３の回動ア
ーム９を水平状態から９０゜回動させることにより、前
記孔あき成形品２を順次メインハンガ装置４のハンガ６
に吊下げる如く積み込んでいき、該ハンガ６に孔あき成
形品２が所定数積み込まれると、メインハンガ装置４が
後退し、孔あき成形品２がコンベヤ１０上に載置された
パレット１に積み換えられる。
れる如く、メインハンガ装置４とサブハンガ装置５を前
進させ、且つメインハンガ装置４のハンガ６を下降させ
た状態で、成形加工ラインで加工された孔あき成形品２
をバキュームカップ８を介してアンローディングキャリ
ヤ３に吸着し、該アンローディングキャリヤ３の回動ア
ーム９を水平状態から９０゜回動させることにより、前
記孔あき成形品２を順次メインハンガ装置４のハンガ６
に吊下げる如く積み込んでいき、該ハンガ６に孔あき成
形品２が所定数積み込まれると、メインハンガ装置４が
後退し、孔あき成形品２がコンベヤ１０上に載置された
パレット１に積み換えられる。
【０００４】前記メインハンガ装置４が後退しパレット
１に孔あき成形品２を受け渡している間、前記サブハン
ガ装置５のハンガ７が下降し、回動アーム９の回動によ
り順次送り込まれてくる孔あき成形品２を図６の如く受
け取り、又、前記メインハンガ装置４は、孔あき成形品
２のパレット１への積換えを完了した後、更に後退する
と共にハンガ６を上昇させた状態で前進し、元の積み込
み位置に復帰する。
１に孔あき成形品２を受け渡している間、前記サブハン
ガ装置５のハンガ７が下降し、回動アーム９の回動によ
り順次送り込まれてくる孔あき成形品２を図６の如く受
け取り、又、前記メインハンガ装置４は、孔あき成形品
２のパレット１への積換えを完了した後、更に後退する
と共にハンガ６を上昇させた状態で前進し、元の積み込
み位置に復帰する。
【０００５】この間、前記孔あき成形品２が積み込まれ
たパレット１がコンベヤ１０によって後退して搬出され
ると共に、新たな空のパレット１がコンベヤ１０上に載
置されて前進する。
たパレット１がコンベヤ１０によって後退して搬出され
ると共に、新たな空のパレット１がコンベヤ１０上に載
置されて前進する。
【０００６】一方、前記メインハンガ装置４のハンガ６
は前記積み込み位置に復帰する間に下降し、該積み込み
位置において前記サブハンガ装置５のハンガ７に積み込
まれた孔あき成形品２に突き通され、この状態で、サブ
ハンガ装置５は後退してそのハンガ７を孔あき成形品２
から抜出し上昇させた後、前進して待機位置に復帰し、
前記メインハンガ装置４のハンガ６には順次孔あき成形
品２が積み込まれていき、以下、前述と同様の作動が繰
り返されるようになっている。
は前記積み込み位置に復帰する間に下降し、該積み込み
位置において前記サブハンガ装置５のハンガ７に積み込
まれた孔あき成形品２に突き通され、この状態で、サブ
ハンガ装置５は後退してそのハンガ７を孔あき成形品２
から抜出し上昇させた後、前進して待機位置に復帰し、
前記メインハンガ装置４のハンガ６には順次孔あき成形
品２が積み込まれていき、以下、前述と同様の作動が繰
り返されるようになっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
１−３７７８８号公報に記載されたようなものでは、パ
レット１に対し孔あき成形品２を積み込んだり、或いは
取り出したりする方向は、パレット１の前後方向一方向
に限られており、パレット１の後方には図６に示される
如くメインハンガ装置４のハンガ６の移動空間を設ける
必要があり、その分床面積を広くせざるを得ないと共
に、メインハンガ装置４の前後方向への移動ストローク
が長くなり、パレット１に対する孔あき成形品２の積み
込み工程に多くの時間を要し、その前工程である成形加
工ラインの稼働率低下につながり、更にこうした空間並
びに時間的な問題は、パレット１に対する孔あき成形品
２の積み込み工程以降の工程の設備計画を立案する上に
も大きな弊害となる。
１−３７７８８号公報に記載されたようなものでは、パ
レット１に対し孔あき成形品２を積み込んだり、或いは
取り出したりする方向は、パレット１の前後方向一方向
に限られており、パレット１の後方には図６に示される
如くメインハンガ装置４のハンガ６の移動空間を設ける
必要があり、その分床面積を広くせざるを得ないと共
に、メインハンガ装置４の前後方向への移動ストローク
が長くなり、パレット１に対する孔あき成形品２の積み
込み工程に多くの時間を要し、その前工程である成形加
工ラインの稼働率低下につながり、更にこうした空間並
びに時間的な問題は、パレット１に対する孔あき成形品
２の積み込み工程以降の工程の設備計画を立案する上に
も大きな弊害となる。
【０００８】本発明は、斯かる実情に鑑み、パレットに
対する孔あき成形品の積み込み、或いは取出し方向の自
由度を増し、これらの工程に要する空間並びに時間の削
減を図り、成形加工ラインの稼働率向上等を図り得るハ
ンガ式パレット及びそのパレットの成形品の積込方法を
提供しようとするものである。
対する孔あき成形品の積み込み、或いは取出し方向の自
由度を増し、これらの工程に要する空間並びに時間の削
減を図り、成形加工ラインの稼働率向上等を図り得るハ
ンガ式パレット及びそのパレットの成形品の積込方法を
提供しようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、成形加工ライ
ンで加工された孔あき成形品を吊下げ可能な櫛状のハン
ガ部材と、該ハンガ部材を着脱自在に支持可能な枠部材
とを備えたことを特徴とするハンガ式パレットにかかる
ものであり、又、成形加工ラインで加工された孔あき成
形品を櫛状のハンガ部材に吊下げた後、該ハンガ部材を
枠部材上に載置することを特徴とする前記パレットの成
形品の積込方法にかかるものである。
ンで加工された孔あき成形品を吊下げ可能な櫛状のハン
ガ部材と、該ハンガ部材を着脱自在に支持可能な枠部材
とを備えたことを特徴とするハンガ式パレットにかかる
ものであり、又、成形加工ラインで加工された孔あき成
形品を櫛状のハンガ部材に吊下げた後、該ハンガ部材を
枠部材上に載置することを特徴とする前記パレットの成
形品の積込方法にかかるものである。
【００１０】
【作用】従って、成形加工ラインで加工された孔あき成
形品を櫛状のハンガ部材に吊下げた後、該ハンガ部材を
前後方向、或いは上下方向へ移動させ枠部材上に載置す
ることにより、パレットへの孔あき成形品の積み込みが
完了する。
形品を櫛状のハンガ部材に吊下げた後、該ハンガ部材を
前後方向、或いは上下方向へ移動させ枠部材上に載置す
ることにより、パレットへの孔あき成形品の積み込みが
完了する。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【００１２】図１，２は本発明のハンガ式パレットの一
実施例であり、成形加工ラインで加工された孔あき成形
品２を吊下げ可能な櫛状のハンガ部材１１を枠部材１２
にロック装置１３を介して着脱自在に支持せしめ、パレ
ット１を構成する。
実施例であり、成形加工ラインで加工された孔あき成形
品２を吊下げ可能な櫛状のハンガ部材１１を枠部材１２
にロック装置１３を介して着脱自在に支持せしめ、パレ
ット１を構成する。
【００１３】前記ロック装置１３は、図２に示す如く、
枠部材１２に設けたハンガ部材１１の支持部１４に設け
てあり、該支持部１４上面から突出、引込み自在に配設
され且つばね１５により引込み方向に付勢されるピン１
６を、シリンダ１７によって押し引きされる楔１８によ
りハンガ部材１１の嵌合孔１９に対し嵌脱可能として構
成してある。
枠部材１２に設けたハンガ部材１１の支持部１４に設け
てあり、該支持部１４上面から突出、引込み自在に配設
され且つばね１５により引込み方向に付勢されるピン１
６を、シリンダ１７によって押し引きされる楔１８によ
りハンガ部材１１の嵌合孔１９に対し嵌脱可能として構
成してある。
【００１４】前述の如く構成したパレット１に孔あき成
形品２を積み込む際には、図３に示す如く、パレット１
の枠部材１２を左右方向（図３において紙面に直交する
方向）に延びるよう配設したコンベヤ２０上に載置する
と共に、前後方向に敷設したガイドレール２１に沿って
走行可能で且つ前記パレット１のハンガ部材１１吸着用
のマグネット２３を備えた搬送台車２２により前記ハン
ガ部材１１を枠部材１２から取外して積み込み位置に配
置した状態で、成形加工ラインで加工された孔あき成形
品２をバキュームカップ８を介してアンローディングキ
ャリヤ３に吸着し、該アンローディングキャリヤ３の回
動アーム９を水平状態から９０゜回動させることによ
り、前記孔あき成形品２を順次ハンガ部材１１に吊下げ
る如く積み込んでいく。
形品２を積み込む際には、図３に示す如く、パレット１
の枠部材１２を左右方向（図３において紙面に直交する
方向）に延びるよう配設したコンベヤ２０上に載置する
と共に、前後方向に敷設したガイドレール２１に沿って
走行可能で且つ前記パレット１のハンガ部材１１吸着用
のマグネット２３を備えた搬送台車２２により前記ハン
ガ部材１１を枠部材１２から取外して積み込み位置に配
置した状態で、成形加工ラインで加工された孔あき成形
品２をバキュームカップ８を介してアンローディングキ
ャリヤ３に吸着し、該アンローディングキャリヤ３の回
動アーム９を水平状態から９０゜回動させることによ
り、前記孔あき成形品２を順次ハンガ部材１１に吊下げ
る如く積み込んでいく。
【００１５】ハンガ部材１１に孔あき成形品２が所定数
積み込まれたら、ロック装置１３のシリンダ１７を収縮
させ楔１８を引き込んでばね１５の付勢力によりピン１
６を支持部１４上面から引き込ませた状態で、前記ハン
ガ部材１１を搬送台車２２により後退させ、ハンガ部材
１１の嵌合孔１９とピン１６が一致する位置でマグネッ
ト２３によるハンガ部材１１の吸着を解除し、該ハンガ
部材１１を枠部材１２の支持部１４上に載置する。
積み込まれたら、ロック装置１３のシリンダ１７を収縮
させ楔１８を引き込んでばね１５の付勢力によりピン１
６を支持部１４上面から引き込ませた状態で、前記ハン
ガ部材１１を搬送台車２２により後退させ、ハンガ部材
１１の嵌合孔１９とピン１６が一致する位置でマグネッ
ト２３によるハンガ部材１１の吸着を解除し、該ハンガ
部材１１を枠部材１２の支持部１４上に載置する。
【００１６】ハンガ部材１１を枠部材１２の支持部１４
上に載置したら、前記ロック装置１３のシリンダ１７を
伸長させ楔１８を押し出すことにより、ばね１５の付勢
力に抗してピン１６を支持部１４上面から突出せしめて
嵌合孔１９に嵌合させ、枠部材１２に対しハンガ部材１
１を一体化し且つ孔あき成形品２を積み込んだパレット
１をコンベヤ２０により搬出すると共に、新たな空のパ
レット１を搬入し、該パレット１のハンガ部材１１を前
記搬送台車２２により枠部材１２から取外して積み込み
位置に配置し、以下、前述と同様の作動を繰り返すよう
にする。
上に載置したら、前記ロック装置１３のシリンダ１７を
伸長させ楔１８を押し出すことにより、ばね１５の付勢
力に抗してピン１６を支持部１４上面から突出せしめて
嵌合孔１９に嵌合させ、枠部材１２に対しハンガ部材１
１を一体化し且つ孔あき成形品２を積み込んだパレット
１をコンベヤ２０により搬出すると共に、新たな空のパ
レット１を搬入し、該パレット１のハンガ部材１１を前
記搬送台車２２により枠部材１２から取外して積み込み
位置に配置し、以下、前述と同様の作動を繰り返すよう
にする。
【００１７】又、図３に示す如くパレット１に孔あき成
形品２を積み込む代りに、図４に示す如く、孔あき成形
品２の積み込みを行うことも可能である。
形品２を積み込む代りに、図４に示す如く、孔あき成形
品２の積み込みを行うことも可能である。
【００１８】即ち、パレット１の枠部材１２をアンロー
ディングキャリヤ３の下方に配設したコンベヤ２０上に
載置すると共に、昇降可能で且つ前記パレット１のハン
ガ部材１１吸着用のマグネット２３を備えた搬送台車２
２’により前記ハンガ部材１１を枠部材１２から取外し
て積み込み位置に上昇させた状態で、成形加工ラインで
加工された孔あき成形品２をバキュームカップ８を介し
てアンローディングキャリヤ３に吸着し、該アンローデ
ィングキャリヤ３の回動アーム９を水平状態から９０゜
回動させることにより、前記孔あき成形品２を順次ハン
ガ部材１１に吊下げる如く積み込んでいく。
ディングキャリヤ３の下方に配設したコンベヤ２０上に
載置すると共に、昇降可能で且つ前記パレット１のハン
ガ部材１１吸着用のマグネット２３を備えた搬送台車２
２’により前記ハンガ部材１１を枠部材１２から取外し
て積み込み位置に上昇させた状態で、成形加工ラインで
加工された孔あき成形品２をバキュームカップ８を介し
てアンローディングキャリヤ３に吸着し、該アンローデ
ィングキャリヤ３の回動アーム９を水平状態から９０゜
回動させることにより、前記孔あき成形品２を順次ハン
ガ部材１１に吊下げる如く積み込んでいく。
【００１９】ハンガ部材１１に孔あき成形品２が所定数
積み込まれたら、ロック装置１３のシリンダ１７を収縮
させ楔１８を引き込んでばね１５の付勢力によりピン１
６を支持部１４上面から引き込ませた状態で、前記ハン
ガ部材１１を搬送台車２２’により下降させ、所定の高
さ位置でマグネット２３によるハンガ部材１１の吸着を
解除し、該ハンガ部材１１を枠部材１２の支持部１４上
に載置する。
積み込まれたら、ロック装置１３のシリンダ１７を収縮
させ楔１８を引き込んでばね１５の付勢力によりピン１
６を支持部１４上面から引き込ませた状態で、前記ハン
ガ部材１１を搬送台車２２’により下降させ、所定の高
さ位置でマグネット２３によるハンガ部材１１の吸着を
解除し、該ハンガ部材１１を枠部材１２の支持部１４上
に載置する。
【００２０】ハンガ部材１１を枠部材１２の支持部１４
上に載置したら、前記ロック装置１３のシリンダ１７を
伸長させ楔１８を押し出すことにより、ばね１５の付勢
力に抗してピン１６を支持部１４上面から突出せしめて
嵌合孔１９に嵌合させ、枠部材１２に対しハンガ部材１
１を一体化し且つ孔あき成形品２を積み込んだパレット
１をコンベヤ２０により搬出すると共に、新たな空のパ
レット１を搬入し、該パレット１のハンガ部材１１を前
記搬送台車２２’により枠部材１２から取外して積み込
み位置に配置し、以下、前述と同様の作動を繰り返すよ
うにする。
上に載置したら、前記ロック装置１３のシリンダ１７を
伸長させ楔１８を押し出すことにより、ばね１５の付勢
力に抗してピン１６を支持部１４上面から突出せしめて
嵌合孔１９に嵌合させ、枠部材１２に対しハンガ部材１
１を一体化し且つ孔あき成形品２を積み込んだパレット
１をコンベヤ２０により搬出すると共に、新たな空のパ
レット１を搬入し、該パレット１のハンガ部材１１を前
記搬送台車２２’により枠部材１２から取外して積み込
み位置に配置し、以下、前述と同様の作動を繰り返すよ
うにする。
【００２１】尚、図４に示すものの場合、ロック装置１
３のピン１６を支持部１４上面から突出させた状態で、
該ピン１６に対し嵌合孔１９が嵌合するようハンガ部材
１１を下降させるようにしてもよい。
３のピン１６を支持部１４上面から突出させた状態で、
該ピン１６に対し嵌合孔１９が嵌合するようハンガ部材
１１を下降させるようにしてもよい。
【００２２】こうして、パレット１に対し孔あき成形品
２を積み込んだり、或いは取り出したりする方向は、パ
レット１の前後方向一方向に限られず、上方からの積み
込み、或いは取り出しも可能となり、パレット１の後方
に余分な空間を設ける必要がなく、床面積を広くしなく
て済むと共に、従来例におけるメインハンガ装置４に相
当する搬送台車２２，２２’の前後方向、或いは上下方
向への移動ストロークが短くなり、パレット１に対する
孔あき成形品２の積み込み工程に要する時間を短縮化す
ることができ、その前工程である成形加工ラインの稼働
率を向上可能となり、更にパレット１に対する孔あき成
形品２の積み込み工程以降の工程の設備計画を立案する
上にも有利となる。
２を積み込んだり、或いは取り出したりする方向は、パ
レット１の前後方向一方向に限られず、上方からの積み
込み、或いは取り出しも可能となり、パレット１の後方
に余分な空間を設ける必要がなく、床面積を広くしなく
て済むと共に、従来例におけるメインハンガ装置４に相
当する搬送台車２２，２２’の前後方向、或いは上下方
向への移動ストロークが短くなり、パレット１に対する
孔あき成形品２の積み込み工程に要する時間を短縮化す
ることができ、その前工程である成形加工ラインの稼働
率を向上可能となり、更にパレット１に対する孔あき成
形品２の積み込み工程以降の工程の設備計画を立案する
上にも有利となる。
【００２３】尚、本発明のハンガ式パレット及びそのパ
レットの成形品の積込方法は、上述の実施例にのみ限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
レットの成形品の積込方法は、上述の実施例にのみ限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
【００２４】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のハンガ式
パレット及びそのパレットの成形品の積込方法によれ
ば、パレットに対し孔あき成形品を積み込んだり、或い
は取り出したりする方向は、パレットの前後方向一方向
に限定されず、上方からの積み込み、或いは取り出しも
可能となり、パレットの後方に余分な空間を設ける必要
がなく、床面積を広くしなくて済むと共に、ハンガ部材
を搬送する装置の移動ストロークが短くなり、パレット
に対する孔あき成形品の積み込み工程に要する時間を短
縮化することができ、その前工程である成形加工ライン
の稼働率を向上可能となり、更にパレットに対する孔あ
き成形品の積み込み工程以降の工程の設備計画を立案す
る上にも有利となるという優れた効果を奏し得る。
パレット及びそのパレットの成形品の積込方法によれ
ば、パレットに対し孔あき成形品を積み込んだり、或い
は取り出したりする方向は、パレットの前後方向一方向
に限定されず、上方からの積み込み、或いは取り出しも
可能となり、パレットの後方に余分な空間を設ける必要
がなく、床面積を広くしなくて済むと共に、ハンガ部材
を搬送する装置の移動ストロークが短くなり、パレット
に対する孔あき成形品の積み込み工程に要する時間を短
縮化することができ、その前工程である成形加工ライン
の稼働率を向上可能となり、更にパレットに対する孔あ
き成形品の積み込み工程以降の工程の設備計画を立案す
る上にも有利となるという優れた効果を奏し得る。
【図１】本発明のハンガ式パレットの一実施例の斜視図
である。
である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ断面図である。
【図３】本発明のハンガ式パレットを用いた孔あき成形
品の積込方法の一例を示す側面図である。
品の積込方法の一例を示す側面図である。
【図４】本発明のハンガ式パレットを用いた孔あき成形
品の積込方法の他の例を示す側面図である。
品の積込方法の他の例を示す側面図である。
【図５】従来例の作動を示す側面図である。
【図６】従来例の作動を示す側面図である。
【図７】従来例の作動を示す側面図である。
１ パレット ２ 孔あき成形品 １１ ハンガ部材 １２ 枠部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B21D 43/22 B65D 19/06
Claims (2)
- 【請求項１】 成形加工ラインで加工された孔あき成形
品を吊下げ可能な櫛状のハンガ部材と、該ハンガ部材を
着脱自在に支持可能な枠部材とを備えたことを特徴とす
るハンガ式パレット。 - 【請求項２】 成形加工ラインで加工された孔あき成形
品を櫛状のハンガ部材に吊下げた後、該ハンガ部材を枠
部材上に載置することを特徴とする請求項１記載のパレ
ットの成形品の積込方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03282249A JP3079697B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | ハンガ式パレット及びそのパレットの成形品の積込方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03282249A JP3079697B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | ハンガ式パレット及びそのパレットの成形品の積込方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596335A JPH0596335A (ja) | 1993-04-20 |
| JP3079697B2 true JP3079697B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=17649993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03282249A Expired - Fee Related JP3079697B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | ハンガ式パレット及びそのパレットの成形品の積込方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3079697B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112093464B (zh) * | 2020-08-26 | 2022-04-22 | 绩溪县徽洋车桥有限责任公司 | 一种排气歧管加工后的装架装置 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP03282249A patent/JP3079697B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0596335A (ja) | 1993-04-20 |
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|---|---|---|
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