JP3078932B2 - レール付き上枠の施工方法 - Google Patents

レール付き上枠の施工方法

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JP3078932B2
JP3078932B2 JP04334014A JP33401492A JP3078932B2 JP 3078932 B2 JP3078932 B2 JP 3078932B2 JP 04334014 A JP04334014 A JP 04334014A JP 33401492 A JP33401492 A JP 33401492A JP 3078932 B2 JP3078932 B2 JP 3078932B2
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義弘 太田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、垂れ壁にレール付き上
枠を取付けるための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から垂れ壁3の下面部にレール付き
の上枠2aを取付けるには大別して図14(b)に示す
ように、上枠2aの下面部にレール30を取付けたりす
るタイプのものと、図14(a)に示すように上枠2a
の下面部に溝条1を形成して、この溝条1にレール30
を嵌め込んで取付けるタイプのものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来にあっ
ては、下面部に溝条1を備えた上枠2aと、溝条1を備
えない上枠2aとの両方のタイプの上枠2aが必要であ
り、しかも、現場毎に垂れ壁3の厚みが異なるので上記
2タイプの上枠2a毎にそれぞれ垂れ壁3の巾に応じた
多種類の巾の上枠2aが必要になるという問題がある。
しかも設計通りの巾の上枠2aを現場に運んで施工して
も現場における寸法誤差のため納まりが悪いという問題
がある。
【0004】本発明は上記の従来例の問題に鑑みて発明
したものであって、その目的とするところは、上枠本体
の下面部にレールを埋設するタイプと上枠本体の下面部
にレールを突出するタイプのものとの2つのタイプのも
のを選択して施工でき、また、垂れ壁の巾の違いに対し
ても現場の状況に応じて簡単に対応できるレール付き上
枠の施工方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレール付き上枠
の施工方法は、下面部に溝条1を備えた上枠本体2と、
上枠本体2に一部が重複して垂れ壁3の厚みに応じて重
複巾を可変することのできる上枠本体2と別体の縁材4
と、上枠本体2の溝条1に嵌め込んで取付けるための下
方が開口した第1のレール溝部5を備えたアルミニュー
ム等の金属製の第1のレール6と、上枠本体2の下面に
取付けられるためのものであって上枠本体2の下面部よ
りも下方に突出する第2のレール溝部7を備えたアルミ
ニューム等の金属製の第2のレール8を用意し、現場に
おいて垂れ壁3の厚みに応じて上枠本体2と縁材4との
重複長さを調整し、第1のレール6又は第2のレール8
のいずれか一方を選択的に上枠本体2の下面部に取付け
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記のような方法の本発明によれば、現場にお
いて垂れ壁3の厚みに応じて上枠本体2と縁材4との重
複長さを調整することで、現場における垂れ壁3の厚み
の違いに対応して共通部材を用いて納まりよく施工でき
るようになったものである。そして、上枠本体2の溝条
1に嵌め込んで取付けるための下方が開口した第1のレ
ール溝部5を備えた第1のレール6又は上枠本体2の下
面に取付けられるためのものであって上枠本体2の下面
部よりも下方に突出する第2のレール溝部7を備えた第
2のレール8のいずれか一方を選択的に上枠本体2の下
面部に取付けることで、上枠本体2の下面部にレールを
埋設するタイプと上枠本体2の下面部にレールを突出す
るタイプのものとの2つのタイプのもののいずれか一方
を選択して施工できるようになったものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図1には本発明に用いる部材を示してお
り、上枠本体2は木質製で下面部に溝条1を設けてあ
る。図1の実施例においては、溝条1が2列凹設してあ
る。縁材4は木質製で図1の実施例では側端部がL状と
なった実施例が示してある。図中6は第1のレールであ
ってアルミニューム等の金属製であり、上枠本体2の溝
条1に嵌め込んで取付けるための下方が開口した第1の
レール溝部5が設けてある。図1の実施例では第1のレ
ール6に2列の第1のレール溝部5が設けてある。ま
た、図中8は第2のレール7であってアルミニューム等
の金属製であり、上枠本体2の下面に取付けられるため
のものであって上枠本体2の下面部よりも下方に突出す
る第2のレール溝部7を備えている。図1の実施例では
2列の第2のレール溝部7が設けてある。ここで、第2
のレール溝部7は走行片9が設けてある。
【0008】しかして、上記のような構成の、下面部に
溝条1を備えた上枠本体2と、上枠本体2に一部が重複
して垂れ壁3の厚みに応じて重複巾を可変することので
きる上枠本体2と別体の縁材4と、上枠本体2の溝条1
に嵌め込んで取付けるための下方が開口した第1のレー
ル溝部5を備えたアルミニューム等の金属製の第1のレ
ール6と、上枠本体2の下面に取付けられるためのもの
であって上枠本体2の下面部よりも下方に突出する第2
のレール溝部7を備えたアルミニューム等の金属製の第
2のレール8を用意し、これを用いて現場に応じて、上
枠本体2の下面部にレールを埋設するタイプと上枠本体
2の下面部にレールを突出するタイプのものとの2つの
タイプのものを選択して施工するものである。
【0009】すなわち、上枠本体2の下面部にレールを
埋設するタイプの仕上がりとする場合には、図2に示す
ように上枠本体2を垂れ壁3の下面部に釘打ち、ねじ具
等により固着し、上枠本体2の下面部の溝条1に第1の
レール6の第1のレール溝部5を嵌め込んで釘打ちやね
じ具等により固着し、次に、垂れ壁3の厚みに対応する
ように上枠本体2の下面部への縁材4の重複巾を調整す
るために現場で縁材4の一端部側を切断し、縁材4の端
部を上枠本体2の下面側部に重複すると共に縁材4の切
断端部を第1のレール6の側片に当接し、この状態で縁
材4を上枠本体2又は垂れ壁3に釘やねじ具等の固着具
により固着するものである。このようにして取付けたレ
ール付きの上枠には第1のレール6の第1のレール溝部
5内に戸11の上端部のピン10を嵌め込んで走行自在
とするものである。
【0010】また、上枠本体2の下面部にレールが突出
するタイプの仕上がりとする場合には、図3のように上
枠本体2を垂れ壁3の下面部に釘打ち、ねじ具等により
固着し、上枠本体2の下面部に第2のレール8を上枠本
体2の下面部に釘打ちやねじ具等により固着して第2の
レール溝部7を上枠本体2の下面部から下方に突出させ
る。次に、垂れ壁3の厚みに対応するように上枠本体2
の下面部への縁材4の重複巾を調整するために現場で縁
材4の一端部側を切断し、縁材4の端部を上枠本体2の
下面側部に重複すると共に縁材4の切断端部を第1のレ
ール6の側片に当接し、この状態で縁材4を上枠本体2
又は垂れ壁3に釘やねじ具等の固着具により固着するも
のである。このようにして取付けたレール付きの上枠に
は第2のレール8の第2のレール溝部7内に戸11の上
端部に設けたランナー12の走行輪13が走行自在に載
置されるものである。
【0011】図4には側枠の構成部材が示してあり、木
質製の側枠本体13と木質製の側枠用縁材14とアルミ
ニューム等の金属製の側枠用レール15とを組み合わせ
て構成してあり、上記上枠本体2の下面部にレールを埋
設するタイプの仕上がりとする場合も、上枠本体2の下
面部にレールが突出するタイプの仕上がりとする場合も
共通して側枠の構成として用いるものである。
【0012】図5、図6には上枠本体2に1つの溝条1
を設けた例であり、上枠本体1に設ける溝条1が1つで
あるため、これに対応した第1のレール6の第1のレー
ル溝5を1つにし、また、第2のレール8の第2のレー
ル溝7を1つにした例た示してある。図7はこの場合の
側枠の構成が示してある。図8、図9には本発明の更に
他の実施例が示してある。この実施例では始めに左右の
縁材4の側端部をそれぞれ垂れ壁3の両端に一致させた
状態で釘打ちやねじ具等で固着し、次に左右の縁材4の
下面に左右の縁材4に跨がるように上枠本体2を当てて
釘やねじ具等により固着し上枠本体2の下面部に第1の
レール6又は第2のレール8を釘やねじ具により固着す
るものである。図10にはこの場合の側枠の構成が示し
てある。
【0013】なお、上記2条の第1のレール溝部5を設
けたものにおいて、図11に示すように、一方のレール
溝部5を閉塞するカバー材19を着脱自在に取付けるこ
とで1条のみの第1のレール溝部5のみが露出するもの
にすることができる。この場合、必要に応じて、図12
に示すようにあらかじめ閉塞片17を備えた第3のレー
ル16を用意してこれを取付けてもよいものである。図
13にはこの場合の側枠の構成が示してあり、側枠用レ
ール15に閉塞片18を設けてある。
【0014】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、下面
部に溝条を備えた上枠本体と、上枠本体に一部が重複し
て垂れ壁の厚みに応じて重複巾を可変することのできる
上枠本体と別体の縁材と、上枠本体の溝条に嵌め込んで
取付けるための下方が開口した第1のレール溝部を備え
たアルミニューム等の金属製の第1のレールと、上枠本
体の下面に取付けられるためのものであって上枠本体の
下面部よりも下方に突出する第2のレール溝部を備えた
アルミニューム等の金属製の第2のレールを用意し、現
場において垂れ壁の厚みに応じて上枠本体と縁材との重
複長さを調整し、第1のレール又は第2のレールのいず
れか一方を選択的に上枠本体の下面部に取付けるので、
現場において垂れ壁3の厚みに応じて上枠本体2と縁材
4との重複長さを調整することで、現場における垂れ壁
3の厚みの違いに対応して共通部材を用いて納まりよく
施工できるものであり、また、上枠本体2の下面部より
も下方に突出する第2のレール溝部7を備えた第2のレ
ール8のいずれか一方を選択的に上枠本体2の下面部に
取付けることで、上枠本体2の下面部にレールを埋設す
るタイプと上枠本体2の下面部にレールを突出するタイ
プのものとの2つのタイプのもののいずれか一方を選択
して施工できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる各部材を示す分解斜視図であ
る。
【図2】同上の一施工例を示す断面図である。
【図3】同上の他の施工例を示す断面図である。
【図4】同上の側枠の構成を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す施工例を示す断面図
である。
【図6】同上の他の施工例を示す断面図である。
【図7】同上の側枠の構成を示す断面図である。
【図8】本発明の更に他の実施例を示す施工例の断面図
である。
【図9】同上の他の施工例を示す断面図である。
【図10】同上の側枠の構成を示す断面図である。
【図11】同上の他の施工例を示す断面図である。
【図12】本発明の更に他の施工例を示す断面図であ
る。
【図13】同上の側枠の構成を示す断面図である。
【図14】(a)(b)は従来例の各施工例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 溝条 2 上枠本体 3 垂れ壁 4 縁材 5 第1のレール溝部 6 第1のレール 7 第2のレール溝部 8 第2のレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 光弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭52−115563(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/06 - 15/06 125

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面部に溝条を備えた上枠本体と、上枠
    本体に一部が重複して垂れ壁の厚みに応じて重複巾を可
    変することのできる上枠本体と別体の縁材と、上枠本体
    の溝条に嵌め込んで取付けるための下方が開口した第1
    のレール溝部を備えたアルミニューム等の金属製の第1
    のレールと、上枠本体の下面に取付けられるためのもの
    であって上枠本体の下面部よりも下方に突出する第2の
    レール溝部を備えたアルミニューム等の金属製の第2の
    レールを用意し、現場において垂れ壁の厚みに応じて上
    枠本体と縁材との重複長さを調整し、第1のレール又は
    第2のレールのいずれか一方を選択的に上枠本体の下面
    部に取付けることを特徴とするレール付き上枠の施工方
    法。
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JP6663251B2 (ja) * 2016-03-01 2020-03-11 永大産業株式会社 引き戸装置、引き戸吊り下げ装置、及び引き戸装置の施工方法

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