JPH0330542Y2 - - Google Patents

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JPH0330542Y2
JPH0330542Y2 JP1983137594U JP13759483U JPH0330542Y2 JP H0330542 Y2 JPH0330542 Y2 JP H0330542Y2 JP 1983137594 U JP1983137594 U JP 1983137594U JP 13759483 U JP13759483 U JP 13759483U JP H0330542 Y2 JPH0330542 Y2 JP H0330542Y2
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JP
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guide rail
door
guide
piece
fixing piece
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JP1983137594U
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JPS6044971U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はドアクローザのガイドレール取付構
造に関するものである。
ドアクローザは一般に扉の上部表面にむき出し
状態で取り付けられるものである。このようなド
アクローザでは、扉および扉まわりの美観を著し
く低下させる欠点がある。
そこで本出願人は昭和58年7月20日付で出願し
た考案によつて、扉と扉上方部材との間に収納し
て意匠性を高めたドアクローザを提案した。
すなわち、扉の上方に設けられる欄間あるいは
建具上枠等の扉上方部材と扉の上端部との間に設
けられるドアクローザであつて、内部の油圧機構
に連結した回動軸を有し扉の上端面あるいは扉上
方部材下面のどちらか一方に形成された凹部に収
納されるドアクローザ本体と、上記回動軸に一端
が取り付けられるアームと、このアームの他端に
取り付けられる案内駒と、一面に形成したガイド
溝に上記案内駒を入れた状態で上記扉上方部材の
下端あるいは扉の上端部に取り付けられるガイド
レールとから成るドアクローザである。
上記ドアクローザのガイドレールは、通常、扉
の横幅に合わせて工場等で予め裁断された後に建
築現場に搬入され、扉上方部材の下面に取り付け
られる。したがつてガイドレールの裁断に当つて
は、扉の左右両側を挟む建具堅枠の間にガイドレ
ールが確実に入いるようにクリアランスをとる必
要がある。つまり、ガイドレールを上記堅枠間の
設計上間隔よりも1〜2mm短かく裁断するもので
ある。したがつて、、ガイドレールの両端と堅枠
との間に数mmの〓間が生じる。また、扉上方部材
に対するガイドレールの取り付けに当つては、ガ
イドレールの上壁に透孔をあけ、この透孔を介し
てガイドレールを扉上方部材にビス固定するが、
ビスを扉上方部材にネジ込むにはドライバ等の工
具を真上に向けて無理な姿勢でネジ込み作業を行
う必要があり、作業に手間どる等の欠点である。
この考案は上記諸事情に鑑みてなされたもの
で、ガイドレールのガイド溝内に摺動自在に収納
した固定駒によりガイドレールを固定する構成に
したことによつて、ガイドレールと建具枠との間
の接続部分の納まりを良好にするとともに、ガイ
ドレール固定用ビスのネジ込み作業の煩雑さを少
なくしたドアクローザにおけるガイドレールの取
付溝造を提供することを目的とする。
以下この考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を示
すもので、ドアクローザは、扉1の上端部に埋設
されたドアクローザ本体2と、一端3aがこのド
アクローザ本体2に取り付けられ薄板状のアーム
3と、このアーム3の他端3bに取り付けられた
案内駒4と、上記扉1の上方に建具枠5A,5B
によつて支持されて設けられ案内駒4を案内する
ガイドレール6とを主体として構成されたもので
ある。
上記扉1は、出入口を挟んで設けられた建具枠
5A,5Bの間に建て付けられたもので、第1図
の右側の建具枠5Aに取り付けたヒンジ1aを中
心にして第1図の紙面表面側に回動自在にされて
いる。なお、図中7は扉1の上方に設けられた欄
間を示している。
一方、扉1の建具枠5Aに近い側の上端面1b
には凹部1cが形成され、この凹部1にドアクロ
ーザ本体2が収納されネジ止めされている。上記
扉1は芯材1Aの両側を板体1B1,1B2で挟ん
で形成されたもので、扉1の回動空間に面した側
の板体1B1の上端部1dはドアクローザ本体2
の上面2aより若干上方に延出されるとともにも
う一方の板体1B2の上端面1eはドアクローザ
本体2の上面2aとほぼ面一にされている。
上記ドアクローザ本体2は内部に所要の油圧機
構が設けられた周知のもので、上記油圧機構に連
結した回動軸2Aがその上端を上記上面2上に突
出させて設けられている。そして、回動軸2Aの
上端に水平に位置させたアーム3の一端3aが連
結され、アーム3の他端3b上面側に案内駒4が
水平な面内で回動自在に取り付けられている。
この案内駒4の両側上部には各々案内凸部4a,
4aが形成されるとともに、案内駒4には上部を
案内駒4の上面4bより上方に突出させたボツト
4cが設けられている。
また、上記欄間7は芯材7Aの両側を欄間板7
B1,7B2で挟んで構成されたもので、欄間7の
下端面にはその全長にわたつて凹溝7cが形成さ
れ、扉1の回動空間に面する側の欄間板7B1
下端はもう一方の欄間板7B2の下端より上方に
位置されている。そして欄間7の凹溝7c内には
上記案内駒4を入れたガイド溝6aを有するチヤ
ンネル状のガイドレール6がその長さ方向の端部
と建具枠5A,5Bとの間に各々わずかな〓間S
(約1〜2mm)をあけて配されている。上記ガイ
ドレール6の長さ方向両端部のガイド溝6a内に
は各々固定駒8が嵌入されている。
また上記ガイドレール6は、第2図及び第6図
に示すようにガイドレール6両端から各々固定駒
8が突出できるように該ガイド溝6a両端が開口
した形態とされている。そして上記固定駒8は、
第5図に示すようにガイド溝6aの断面形状に対
応する外形を有し、それぞれ対向した状態で該ガ
イド溝6aに沿つて摺動自在に挿入されている。
この固定駒8の上面8aと下面8bとは第4図
に示すように平行に形成され、正面(第4図の左
側面)8cは上下面8a,8bに対して傾斜して
下向きにされ、かつ背面(第4図の右側面)8d
とは上下面8a,8bに直角に向けられていて、
固定駒8は側面台形状を成している。そして固定
駒8にはその正面8cと背面8dとに開口し中心
軸線を正面8cに直角に向けたビス挿通用の透孔
8eが形成されている。そして上記固定駒8は透
孔8eを挿通して先端を斜め上方に向け建具枠5
A(あるいは5B)にネジ込んだビス9により支
持され、ビス9は固定駒8の背面8dを建具枠5
A(あるいは5B)に密着させ、かつ、固定駒8
dの上面8aでガイドレール6を欄間7の芯材7
A下面に押し付けてガイドレール6を固定してい
る。
なお、図中10はガイドレール6を上下方向に
貫通して芯材7Aにネジ込まれた木ネジを示し、
これら木ネジ10はガイドレール6の長さに合わ
せて適宜本数適宜間隔で芯材7Aにネジ込まれる
ものである。
ところで上記ガイドレール6を欄間7に取り付
けるに当つては、まず、ガイドレール6の長さ方
向中央側に正面8cを向けた固定駒8をガイドレ
ール6の両端のガイド溝6aに各々嵌入し、次い
で摺動自在な固定駒8がガイドレール6両端から
突出しないようにして該ガイドレール6を欄間7
の凹溝7cに入れる。従つて、建具枠5A,5B
にガイドレール6を取り付ける際の取付部材とな
る固定駒8がガイドレール6を凹溝7cに入れる
際に邪魔になることがない。次に固定駒8の透孔
8eを介して建具枠5Aあるいは5Bにビス9を
ドライバー等の工具を用いてネジ込む。この際
に、固定駒8をガイドレール6の中央付近に配置
し、この位置でビス9を固定駒8に挿入し、その
ままの状態で固定駒8をガイドレール6に沿つて
スライドさせ、ガイドレール6側方の建具枠5
A,5Bに突当てビス9を押し込む操作を行える
ので、ガイドレール6を取り付ける前にこのガイ
ドレール6をその中央部で押さえながら、固定駒
8へのビス9の挿入ができ、またビス9を固定駒
8に挿入したまま固定駒8の取付位置までスライ
ドさせて固定駒8をビス9止めすることができる
ので、ビスの挿入操作が容易になり、取付操作性
を向上することができる。
また、固定駒は、斜め上方を向いた透孔8eよ
りビス9を挿通してビス9を建具枠5A,5Bに
ねじ込むことにより、固定駒8は第6図の実線で
示す位置から2点鎖線で示す位置に移動して固定
駒8の背面8d側がガイドレール6の端部より突
出し、固定駒8の背面8dが建具枠5A,5Bに
密着して接合されたガイドレール6を支持し、固
定駒8の上面8aがガイドレール6を上方に押圧
し、ガイドレール6の端部より突出した固定駒8
がガイドレール6と建具枠5A,5Bとの〓間を
埋めることができるので、ガイドレール6を確実
に固定することができ、凹溝7cへのガイドレー
ル6両端の収まりが良好になり、また、ガイドレ
ール6の長さについて最終的に固定駒8の突出す
る量により調整できるので、ガイドレール6の長
さの許容範囲が広く、ガイドレール6の形成が容
易である。なお、ビス9のネジ込み作業に当つて
はビス9の頭部が斜め下方に向いていて、ドライ
バーの先端を斜め上方に向けてビス9を回すこと
ができるため、従来のようにドライバーを真上に
向けて窮屈な姿勢をとる必要がなく、取付作業が
楽になる。また、ビス9により固定駒8を固定し
た状態でガイドレール6と建具枠5Aあるいは5
Bとの間の〓間Sは半分ほど固定駒8によつて閉
じられる。このため、ガイドレール6の端部と建
具枠5Aとは外観上連続し、ガイドレール6の建
具枠5Aに対する納まりが良好になる。
なお、ガイドレール6を介して欄間7の芯材7
Aにネジ込む木ネジ10はガイドレール6の長さ
が短い時には省略してもよい。
以上説明したようにこの考案は、ガイドレール
はガイド溝両端が開口した形態とされ、該ガイド
溝内には該ガイド溝の断面形状に対応する外形を
有する2つの固定駒が対向した状態で該ガイド溝
に沿つて摺動自在に挿入されるとともに、該固定
駒はその上面と下面とが平行に形成され、正面は
上下面に直角に向けられていて側面台形状をなし
ており、さらに、固定駒には正面より背面に向け
て中心軸線を正面に直角に向けたビス挿通用の透
孔が形成され、かつ該固定駒は該透孔を正面側か
ら挿入されるとともに該ガイドレールの左右両側
方の建具枠にはネジ込まれたビスにより支持さ
れ、該ガイドレールは該固定駒により扉上方部材
に押し付けられ固定されたことにより以下のよう
な優れた効果を奏する。
(a) 固定駒が摺動自在にガイド溝に挿入されてい
るので、固定駒をガイドレール端部から突出し
ないようにガイド溝に収納しておくことによ
り、建具枠にガイドレールを取り付ける際の取
付部材となる固定駒がガイドレールを凹溝に入
れる際の邪魔になることがない。
(b) ガイドレールを建具枠に固定する際に、固定
駒をガイドレールの中央付近に配置し、この位
置でビスを固定駒に挿入し、そのままの状態で
固定駒をガイドレールに沿つてスライドさせ、
ガイドレール側方の建具枠に突当てビスを押し
込む操作を行えるので、ガイドレールをその中
央部で押さえながら、固定駒へのビスの挿入が
でき、またビスを固定駒に挿入したまま固定駒
の取付位置までスライドさせて固定駒をビス止
めすることができるので、ビスの挿入操作が容
易になり、取付操作性を向上することができ
る。
(c) 斜め下方を向いたビスの頭部をドライバ等の
工具で回してビス止めできるため、頭部が下を
向いた従来のガイドレール固定用ビスを回す姿
勢より楽な姿勢でビス回し作業ができ、取付操
作性を向上することができる。
(d) 斜め上方を向いた透孔よりビスを挿通してビ
スを建具枠にねじ込むことにより、固定駒の背
面側がガイドレールの端部より突出し、固定駒
の背面が建具枠に密着して接合されてガイドレ
ールを支持し、固定駒の上面がガイドレールを
上方に押圧し、ガイドレールの端部より突出し
た固定駒がガイドレールと建具枠との〓間を埋
めることができるので、ガイドレールを確実に
固定することができ、凹溝へのガイドレールの
収まりが良好になる。
(e) また、ガイドレールの長さは、最終的に固定
駒の突出する量で調整できるので、ガイドレー
ルの長さの許容範囲が広く、ガイドレールの形
成が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は正面図、第2図は縦断面図、第3図は横断面
図、第4図は固定駒の側面図、第5図は固定駒の
正面図、第6図は固定駒の取り付け状態を説明す
るための断面図である。 1…扉、2…ドアクローザ本体、2A…回動
軸、3…アーム、3a…一端、3b…他端、4…
案内駒、5A,5B…建具枠、6…ガイドレー
ル、6a…ガイド溝、7…欄間(扉上方部材)、
8…固定駒、8a…上面、8b…下面、8c…正
面、8d…背面、8e…透孔、9…ビス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部の油圧機構に連結した回動軸を有し扉の上
    端部に取り付けられるドアクローザ本体と、上記
    回動軸に一端が取り付けられるアームと、このア
    ームの他端に取り付けられる案内駒と、扉の上方
    に設けられる欄間あるいは建具上枠等の扉上方部
    材の下面に扉上方部材に沿つて取り付けられ下面
    に上記案内駒を摺動自在に収納するガイド溝を形
    成したほぼチヤンネル状のガイドレールとから成
    るドアクローザにおいて、 上記ガイドレールはガイド溝両端が開口した形
    態とされ、該ガイド溝内には該ガイド溝の断面形
    状に対応する外形を有する2つの固定駒が対向し
    た状態で該ガイド溝に沿つて摺動自在に挿入され
    るとともに、該固定駒はその上面と下面とが平行
    に形成され、正面は上下面に対して傾斜して下向
    きにされ、かつ背面は上下面に直角に向けられて
    いて側面台形状をなしており、さらに、固定駒に
    は正面より背面に向けて中心軸線を正面に直角に
    向けたビス挿通用の透孔が形成され、かつ該固定
    駒は該透孔を正面側から挿通されるとともに該ガ
    イドレールの左右両側方の建具枠にネジ込まれた
    ビスにより支持され、該ガイドレールは該固定駒
    により扉上方部材に押し付けられ固定されたこと
    を特徴とするドアクローザのガイドレール取付構
    造。
JP13759483U 1983-09-05 1983-09-05 ドアクロ−ザのガイドレ−ル取付構造 Granted JPS6044971U (ja)

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JP13759483U JPS6044971U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 ドアクロ−ザのガイドレ−ル取付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP13759483U JPS6044971U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 ドアクロ−ザのガイドレ−ル取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6044971U JPS6044971U (ja) 1985-03-29
JPH0330542Y2 true JPH0330542Y2 (ja) 1991-06-27

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ID=30309003

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JP13759483U Granted JPS6044971U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 ドアクロ−ザのガイドレ−ル取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341292Y2 (ja) * 1973-12-24 1978-10-05

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JPS6044971U (ja) 1985-03-29

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