JP5594543B2 - 戸開閉縁の仕舞い構造 - Google Patents

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Description

本発明は、戸開閉部の形成に際し、従来の化粧枠の使用をなくし、化粧枠により生じていた段差及びデザイン性の不連続感による美観の劣化を解消すると共に、従来の戸枠の素材の使用量を大幅に低減させると共に仕上げ処理を低減させて、コストダウンを図り得る戸開閉縁の仕舞い構造に関するものである。
部屋と部屋との通路に設けられる扉や、収納室の開口を塞ぐ扉を設ける場合、壁面に設けられた開口に上枠、縦枠等よりなる戸枠を取付けておき、その戸枠に扉や戸を開閉自在に装着することが、従来から採用されているが、戸枠は壁面より突出し、しかも開口縁を隈取ることになって、デザイン的に不連続感を与え、外観を劣化させる場合もあった。また、戸枠が扉以外に必要となり、部品点数及び施工工程が多く、しかもいずれも扉の開閉に際して露出する部位であるため、戸枠には化粧を施す必要も免れず、コストが高くなっていた。
このような観点に注目して従来から戸枠の厚みを壁材の厚みに一致させてクロスで戸枠を隠蔽することは従来から行われている(特開2007−2417号公報参照)。しかしながら、戸材としては、素材の使用量的には殆ど減少せず、しかも戸枠の複雑な凹凸に添ってクロスを貼付することが却って煩瑣となり、施工が困難となっていた。
特開2007−2417号公報
本発明は、戸開閉部の形成に際し、戸枠により生じていた段差及びデザイン性の不連続感による美観の劣化を解消すると共に、従来の戸枠に比して大幅に素材の使用量を低減させると共に、従来の戸枠周りの仕上げ処理を低減させて、コストダウンを図り得る戸開閉縁の仕舞い構造に関するものである。
本発明の主たる特徴は、戸1、1・・・が開閉自在に装着される開口2の上方縁に前端が壁下地3の表面と実質的に面一となるように上枠4を装着し、この上枠4の下面部に上レール5を配置すると共に、開口2の左右の縦開口縁6、6の奥部に添うように化粧凸条7、7を装着し、壁下地3に貼られた化粧シート8を折り曲げて、上枠4の前面及び上レール5前方の露出下面並びに化粧凸条7前方に露出する縦開口縁6を隠蔽し、上レール5の奥部下面に化粧面9を施したことである。
また、本発明の第2の請求項の特徴は、戸1、1・・・が開閉自在に装着される開口2の上方縁に前端が壁下地3の表面と実質的に面一となり且つ下端が天井下地10と実質的に面一になるように上枠4を装着し、この上枠4の下面部に上レール5を配置すると共に、開口2の左右の縦開口縁6、6の奥部に添うように化粧凸条7、7を装着し、天井下地10に施された化粧材11の連出部で上枠4前方の露出下面を隠蔽し、壁下地3に貼られた化粧シート8を折り曲げて、化粧凸条7前方に露出する縦開口縁6を隠蔽し、上レール5の奥部下面に化粧面9を施したことである。
本発明にあっては上述のように、請求項1の発明は、戸1が施される開口2の上端が天井より下方に位置する場合であり、開口2の左右及び上端に従来のような戸枠部材が露出せず、戸1の外周と壁面との境界部に縁取りがなくなり、すっきりとしたデザインにできる。また、従来の戸枠は開口2の壁断面巾よりも広い巾の部材が必要であるが、本発明では左右の部材は化粧凸条7のみとなるため、使用部材が従来の枠材、特に上下方向に長い縦枠材の素材使用量が数分の1以下となって、素材使用量が大幅に削減できてコスト低減に大いに寄与できる。そしてこの化粧凸条7の前方の壁下地3が露出する縦開口縁6も壁下地3に貼付される壁紙などの化粧シート8を折り曲げて貼り付けて隠蔽するため、外観を損なうこともない上に、化粧シート8による隠蔽処理も化粧シート8の端を一回だけ折り曲げて貼り付けるだけで良いので、施工性も損なわれない。
また上枠4の前面及び上レール5より前方の下面は化粧シート8が貼付されるので、上枠4として、この部位の化粧仕上げが不要となり、この点からもコスト低減に繋がる。上レール5の奥部下面は化粧面9であるので、戸1が開けられた状態でも外観を損なうことはない。
請求項2は開口2を天井丈に広げた場合であって、上枠4の上レール5より前方は天井の化粧材11が延長されて施されるので、この場合でも上枠4として、この部位の化粧仕上げが不要となり、コスト低減に繋がり、上レール5の奥部下面はやはり化粧面9であるので、戸1が開けられた状態でも外観を損なうことはない。
以下本発明を添付図面に基づき詳細に説明する。図1、2は天井が高い場合のように、戸1、1・・・が装着される開口2の上端が壁の途中までの例であって、2枚の戸1、1を蝶番12で折畳み可能に連結した折り戸を1対として、1対、2対、或いはそれ以上の枚数が開閉可能に開口2に設置される。ここで図示例は前方が居室側、奥が収納側であるが、勿論居室と居室の境界、居室と廊下との境界等、任意の戸設置開口に適用できる。尚、図1は開口2の片方が隣の壁との境界に合致した例であるが、図2のように両方とも同一の壁面3の途中に在っても良い。勿論、両側共隣の壁との境界に合致していても構わない。
上枠4は実質的に壁の厚みと同じ巾を有するか、或いは少なくとも前端面が壁下地3と実質的に面一に装着されるもので、図3のように基材4Aの下面中央に上レール5を装着し、上レール5の前後を前ブロック4Bと後ブロック4Cで保持しており、前ブロック4Bは無化粧でも良いが、後ブロック4Cは化粧面9が施される。ここで天井下地10よりも図3のように上枠4の厚み分が下方に突出する場合は、天井下地10を被う化粧材11の端を下方及び奥方向に折り曲げて上枠4の露出前面と前方下面を被う。
図4は左右の化粧凸条7の施工状態を示すもので、開口2の左右の縦端面の奥端に添って上下に固着され、露出する表面は化粧が施されている。この化粧凸条7の前方の開口2の縦開口縁6は壁下地3に貼付される壁紙などの化粧シート8の端を折り曲げて覆い隠蔽する。
開口2の下縁には図3のように必要に応じて下レール13が施され、戸1の適所に施された上ランナー14は上記上レール5に、下ランナー15はこの下レール13に装着されて、戸1が開口2に折畳みにより開閉自在に設置される。尚、戸1の形態は、任意であり、折畳み形式の他、下ランナーを用いない引戸でも構わない。
図5は開口2の上方に壁下地3がある例で、その壁下地3に貼付される化粧シート8の一部をやや下方に延長すると共に水平奥方向に折り曲げて上枠4は上レール5の手前まで隠蔽される。
図6は上枠4が天井下地10に埋設され、開口2の上端が実質的に天井下地10下面と同一の例で、壁紙のような化粧シートに代え、天井の化粧シート、化粧板等の化粧部材11の端部を延長させて上枠4の前ブロック4Bの下面を被っている。それ以外は第1項に記載の発明と共通している。
本発明は、戸1を設置する開口2の周辺に付き物の戸枠の出っ張りをなくすことにより、デザインをシンプルにすっきりと纏めることができる。この場合、図1〜6における上下レール5、13、化粧凸条7を壁表面側に移動させて戸1が閉じられた時に図7のようにその戸1の表面が壁下地3に施される化粧シート8と面一となるようにしておき、戸1の表装を更に化粧シート8の表装4と一致させれば、戸1が壁面に更に溶け込んで一体化し、恰も戸が無いかのように見えるようにすることも可能となり、戸の周辺をより一層すっきりと納めることができる。
しかも縦枠の素材使用量が数分の一になるために、省資源、コスト低減に大いに寄与するものであり、しかも化粧シートや化粧材の端部処理も僅かに1回か高々2回折り曲げるだけで良いので、作業性を損なうこともない。
本発明の一実施例の概略図。 同上の少し変形した例の分解斜視図。 同上の要部の一部省略した拡大縦断面図。 同上の要部の拡大横断面図。 同上の上枠付近の他の例の拡大縦断面図。 同上の上枠付近の更に他の例の拡大縦断面図。 同上の戸の表面を壁面と一致させた例の一部省略した拡大断面図。
1は戸
2は開口
3は壁下地
4は上枠
5は上レール
6は縦開口縁
7は化粧凸条
8は化粧シート
9は化粧面
10は天井下地
11は化粧材

Claims (2)

  1. 戸1、1・・・が開閉自在に装着される開口2の上方縁に前端が壁下地3の表面と実質的に面一となるように上枠4を装着し、この上枠4の下面部に上レール5を配置すると共に、開口2の左右の縦開口縁6、6の奥部に添うように化粧凸条7、7を装着し、壁下地3に貼られた化粧シート8を折り曲げて、上枠4の前面及び上レール5前方の露出下面並びに化粧凸条7前方に露出する縦開口縁6を隠蔽して成る戸開閉縁の仕舞い構造。
  2. 戸1、1・・・が開閉自在に装着される開口2の上端が実質的に天井下地10下面と同一であって、その開口2の上方縁に前端が壁下地3の表面と実質的に面一となるように上枠4を装着し、この上枠4の下面部に上レール5を配置すると共に、開口2の左右の縦開口縁6、6の奥部に添うように化粧凸条7、7を装着し、天井下地10に施された化粧材11の連出部で上枠4前方の露出下面を隠蔽し、壁下地3に貼られた化粧シート8を折り曲げて、化粧凸条7前方に露出する縦開口縁6を隠蔽して成る戸開閉縁の仕舞い構造。
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