JP6025781B2 - アウトセット型ドアパネル - Google Patents

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Description

本発明は、壁面の開口部よりも大きな高さを有するアウトセット型のドアパネルの改良に関する。
近年、ドアパネルなどの室内建具は、天井までの高さを有する物が意匠上良いとされており、例えば、既設の開口部を工事せずに高さの高いドアパネルを設置する場合、当該開口部上部の垂れ壁を利用して取り付けるアウトセット型のドアパネルが用いられる。
ここで、開口部を開閉するドアパネルにおいては、例えば、下記の特許文献1に記載のように、上下方向の概ね全長に亘って採光窓を設けることが行なわれている。このような採光窓を設けることによって室内を明るくできるのみならず、ドアパネルをはさんで反対側の人の有無などを確認できるため、ドアの不意な開閉による事故を未然に防ぐことができ、安全性にも優れたものとなる。
特開2013−256812号公報
しかしながら、上記の従来技術には、次のような問題があった。
すなわち、開口部上部の垂れ壁を利用して取り付けられるアウトセット型ドアパネルでは、ドアパネルを取り付けたアウトセット側から当該ドアパネルを看た場合、垂れ壁の下端と開口部との境目がはっきりと視認され、意匠上違和感を感じるようになる。このような意匠上の違和感は、美観を損なうだけでなく、生活者に対してある種のストレスを与えるようになる。
それゆえに、本発明の主たる課題は、採光性や安全性に優れるのみならず、意匠上の違和感をなくして生活者にストレスを与えることのないアウトセット型ドアパネルを提供することである。
上記の課題を達成するため、本発明は、例えば、図1から図3に示すように、垂れ壁Wの下に形成された開口部Aを開閉するアウトセット型ドアパネル10を次のように構成した。
開口部Aよりも大きな高さを有する略矩形平板状のドア本体12を備える。このドア本体12の上下方向略全長に亘って採光窓14が設けられる。そして、この採光窓14の上端部から少なくとも垂れ壁Wの下端部w1を越えた下方に亘って、単位面積当たりの可視光線透過率が下方に向けて漸次増大するグラデーション部16が設けられる。
本発明は、次の作用を奏する。
ドア本体12の上下方向略全長に亘って採光窓14が設けられているので、室内を明るくできるのみならず、ドア本体12をはさんで反対側の人の有無などを確認できて安全性にも優れたものとなる。
そして、この採光窓14の上端部から少なくとも垂れ壁Wの下端部w1を越えた下方に亘って上記グラデーション部16が設けられているので、ドアパネル10を取り付けたアウトセット側から当該ドアパネル10を看た場合、垂れ壁Wの下端w1と開口部Aとの境目がはっきりと視認できないように暈して、意匠上違和感を感じないようにさせることができる。
本発明においては、前記グラデーション部16を、前記の採光窓14の表面に彩色を施す網点18の単位面積当たりの密度を変化させて形成することが好ましい。
この場合、印刷等の手法を用いてグラデーション部16を簡便に形成することができる。
また、本発明においては、前記グラデーション部16を、前記の採光窓14の表面に彩色を施す横縞模様20の太さ及び間隔を変化させて形成することが好ましい。
この場合、上述のように印刷等の手法を用いてグラデーション部16を簡便に形成することができるのに加え、グラデーション部16の意匠性をより一層向上させることができる。
さらに、本発明においては、前記グラデーション部16を、前記の採光窓14の表面に設けられ、光を散乱させる凸状又は凹状のシボ22の単位面積当たりの密度を変化させて形成するのが好ましい。
この場合、採光窓14の採光性能(透光性)を犠牲にすることなく、意匠上の違和感を生じさせないようにすることができる。
そして、本発明は、後述する実施形態に記載された特有の構成を付加することが好ましい。
本発明によれば、採光性や安全性に優れるのみならず、意匠上の違和感をなくして生活者にストレスを与えることのないアウトセット型ドアパネルを提供することができる。
本発明におけるアウトセット型ドアパネルの設置状態の一例を示す説明図で、ドアパネルを取り付けたアウトセット側から当該ドアパネルを視認した図である。 本発明の一実施形態のアウトセット型ドアパネルの要部を示す斜視図である。 図2におけるα−α線要部拡大断面図である。 様々な態様のグラデーション部を示す説明図で、(a)は網点を用いたもの,(b)は横縞模様を用いたもの,(c)はシボを用いたものをそれぞれ表す。 この発明の他の実施形態のアウトセット型ドアパネルを示す正面図である。
以下、本発明の一実施形態を図1から図3によって説明する。
図1は、本発明におけるアウトセット型ドアパネル10の設置状態の一例を示す説明図で、ドアパネル10を取り付けたアウトセット側から当該ドアパネル10を視認した図である。また、図2は、本実施形態のアウトセット型ドアパネル10の要部を示す斜視図であり、図3は、図2におけるα−α線要部拡大断面図である。
これらの図が示すように、本発明のアウトセット型ドアパネル10は、開口部A上部の垂れ壁Wの天井T近くに設置されたレールRに支持されて当該開口部Aを開閉する引戸を構成するためのもので、ドア本体12,採光窓14及びグラデーション部16により大略構成される。
ドア本体12は、開口部Aよりも大きな高さを有する(図1に示す実施形態では、床面Fから天井T近傍までの高さを有する)略矩形平板状の部材で、四周枠体の表裏両面に面材12a(図3参照)を取着したフラッシュ構造のものが好適に用いられる。このドア本体12の表面には、必要に応じて、合成樹脂化粧シート、化粧紙、突板などの化粧材12bを粘着してもよいし、更にその上に合成樹脂塗料を塗布するようにしてもよい。
そして、このドア本体12における幅方向の所定位置には、図3に示すように、採光窓14を設けるため、左右一対の支柱12c,12dがドア本体12の高さ方向略全体に亘って立設されている。これら支柱12c,12dの互いに対向する面には、後述する採光窓14を形成する窓板14aを差し込むための凹条溝12e,12fが、当該支柱12c,12dの長手方向略全体に亘ってそれぞれ堀設されている。
なお、図1に示す実施形態では、上記の支柱12c,12dがドア本体12幅方向の戸当たり側に寄った位置に設けられているので、支柱12c,12d同士の対面する角部C1〜C4は、ドアを開閉する際の引手として利用することができる。尤も、必要であれば、開閉用のハンドル(取手)を別途設けるようにしてもよい。
採光窓14は、透明や半透明等の透光性の材料、例えばガラスやアクリル樹脂などからなる窓板14aを、上述した支柱12c,12d間に配設して形成される。
この採光窓14は、ドア本体12の上下方向略全長に亘って設けられており、その上端部から少なくとも垂れ壁Wの下端部w1を越えた下方に亘って上記グラデーション部16が設けられる。
グラデーション部16は、採光窓14における単位面積当たりの可視光線透過率が下方に向けて漸次増大するように調節するためのものである。このグラデーション部16は、例えば、図4(a)に示すように、採光窓14の表面に彩色を施す微小な網点18の単位面積当たりの密度を下方に向けて漸次減少させる方法や、図4(b)に示すように、採光窓14の表面に彩色を施す横縞模様(ボーダー柄)20の太さを下方に向けて細くすると共に、その間隔を下方に向けて広げるようにする方法、更には、図4(c)に示すように、採光窓14の表面に光を散乱させる凸状又は凹状のシボ22を形成し、このシボ22の単位面積当たりの密度を下方に向けて漸次減少させる方法などで構成される。
ここで、図1〜図3に示す実施形態では、上記の図4(a)で示すように、採光窓14の表面に彩色を施す微小な網点18の単位面積当たりの密度を下方に向けて漸次減少させる方法でグラデーション部16を形成しているが、その際、図3に示すように、透明なフィルム16aの表面に網点18を印刷したものを窓板14aの表面(片面)に貼着する手法を採用している。このように透明なフィルム16aに網点18を印刷してグラデーション部16を形成したものを貼着する手法では、例えば、網点18を印刷した透明フィルム16aを採光窓14のサイズに合わせてカットして使用できると言ったように、グラデーション部16を効率的に作製することができる。勿論、採光窓14の窓板14aに網点18を直接印刷するようにしてもよい。なお、これらの点については、上述した横縞模様20でグラデーション部16を形成する方法やシボ22でグラデーション部16を形成する方法についても同様である。
また、上記シボ22を形成する方法については、金型を用いる方法やサンドブラストを用いる方法など公知の方法を用いることができる。
以上のように構成されたアウトセット型ドアパネル10によれば、ドア本体12の上下方向略全長に亘って採光窓14が設けられているので、室内を明るくできるのみならず、ドア本体12をはさんで反対側の人の有無などを確認できて安全性にも優れたものとなる。
そして、この採光窓14の上端部から少なくとも垂れ壁Wの下端部w1を越えた下方に亘ってグラデーション部16が設けられているので、例えば図1のようにドアパネル10を取り付けたアウトセット側から当該ドアパネル10を看た場合、垂れ壁Wの下端w1と開口部Aとの境目がはっきりと視認できないように暈して、意匠上違和感を感じないようにさせることができる。
なお、上述の実施形態では、採光窓14並びにこれに付設されるグラデーション部16をドア本体12の幅方向戸当たり側に1カ所だけ設ける場合を示したが、図5(a)に示すように、この採光窓14等をドア本体12の幅方向中央に設けるようにしてもよいし、図5(b)に示すように、左右2カ所(複数カ所)設けるようにしてもよい。更には、上述の例では採光窓14として比較的幅狭のスリット状のものを示したが、図5(c)に示すように、この採光窓14並びにこれに付設されるグラデーション部16を太幅で形成するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、アウトセット型ドアパネル10として引戸の例を示しているが、このアウトセット型ドアパネル10は、開口部A上部の垂れ壁Wを利用して取り付けられる、開口部Aよりも大きな高さを有するドアパネルであれば如何なる態様であってもよく、例えば、折り戸や開き戸などであってもよい。
10:アウトセット型ドアパネル,12:ドア本体,14:採光窓,16:グラデーション部,18:網点,20:横縞模様,22:シボ,A:開口部,W:垂れ壁,w1:(垂れ壁の) 下端部。

Claims (4)

  1. 垂れ壁(W)の下に形成された開口部(A)を開閉するアウトセット型ドアパネルであって、
    開口部(A)よりも大きな高さを有する略矩形平板状のドア本体(12)と、
    上記ドア本体(12)の上下方向略全長に亘って設けられた採光窓(14)と、
    上記採光窓(14)の上端部から少なくとも垂れ壁(W)の下端部(w1)を越えた下方に亘って設けられ、単位面積当たりの可視光線透過率が下方に向けて漸次増大するグラデーション部(16)とを具備する、
    ことを特徴とするアウトセット型ドアパネル。
  2. 請求項1のアウトセット型ドアパネルにおいて、
    前記グラデーション部(16)が、前記の採光窓(14)の表面に彩色を施す網点(18)の単位面積当たりの密度を変化させて形成されている、
    ことを特徴とするアウトセット型ドアパネル。
  3. 請求項1のアウトセット型ドアパネルにおいて、
    前記グラデーション部(16)が、前記の採光窓(14)の表面に彩色を施す横縞模様(20)の太さ及び間隔を変化させて形成されている、
    ことを特徴とするアウトセット型ドアパネル。
  4. 請求項1のアウトセット型ドアパネルにおいて、
    前記グラデーション部(16)が、前記の採光窓(14)の表面に設けられ、光を散乱させる凸状又は凹状のシボ(22)の単位面積当たりの密度を変化させて形成されている、
    ことを特徴とするアウトセット型ドアパネル。
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