JP2019085789A - スパンドレル材 - Google Patents

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Abstract

【課題】アルミニウム、もしくはアルミニウム合金からなるスパンドレル材であって、表面の化粧部に円弧形状を取り入れた、より意匠性に優れるスパンドレル材を提供することを課題とする。【解決手段】押し出し型材で長さ方向に連続して形成される、アルミニウムまたはアルミニウム合金製のスパンドレル材であって、スパンドレル材の、一方の端部には長さ方向に連続した凹部を有して、またもう一方の端部には長さ方向に連続した凸部を有して、お互いに嵌め合わせることのできる形状に曲げ加工されて形成されており、スパンドレル材の両端部に挟まれた化粧部は、その断面が円弧状を有して、凸形、もしく凹形であることを特徴とする、スパンドレル材である。【選択図】図1

Description

本発明は、建築用のスパンドレル材に関するものである、特にアルミニウムまたはアルミニウム合金を素材としてなる建築用スパンドレル材に関するものである。
従来、建築物の天井、外壁、内壁等の装飾材としての構造を持つスパンドレルパネルが使用されている。ここで設ける、壁、庇、ソデ壁をスパンドレルと称する。
アルミニウムあるいはアルミニウム合金を素材としてなるパネルも多く、リブ等で組立て、接続が可能となっている。
しかしながら、アルミニウム、あるいはアルミニウム合金製スパンドレルは、直線的、あるいは平面を基本とした意匠で形成されている。
特許文献1には、スパンドレルパネルとしてアルミニウム製のものが、提案されているが、アルミニウム押し出し型材を所定の長さに切断してなるスパンドレルパネルであって、直線的、あるいは平面的な意匠のものであった。
機能的には、問題は無いものの、意匠的には満足といえるものではなく、意匠的により優れたものが求められている。
特開2014−105569号公報
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、アルミニウム、もしくはアルミニウム合金からなるスパンドレル材であって、表面の化粧部に円弧形状を取り入れた、より意匠性に優れるスパンドレル材を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、
押し出し型材で長さ方向に連続して形成される、アルミニウムまたはアルミニウム合金製のスパンドレル材であって、
該スパンドレル材の、一方の端部には長さ方向に連続した凹部を有して、またもう一方の端部には長さ方向に連続した凸部を有して、お互いに嵌め合わせることのできる形状に曲げ加工されて形成されており、
該スパンドレル材の両端部に挟まれた化粧部は、その断面が円弧状を有して、凸形、もしく凹形であることを特徴とする、スパンドレル材である。
また、請求項2に記載の発明は、
前記スパンドレル材の断面の凸形、もしくは凹形は、その断面中央部において、両端からの膨らみ、もしくは凹みが、1mm以上、13mm以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のスパンドレル材である。
また、請求項3に記載の発明は、
前記スパンドレル材は、前記化粧部の表面に化粧シートを貼りつけてあることを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載のスパンドレル材である。
本発明によれば、アルミニウム、もしくはアルミニウム合金からなるスパンドレル材であって、表面の化粧部に円弧形状を取り入れた、より意匠性に優れるスパンドレル材を提供することが可能である。
すなわち、従来はスパンドレル材の端部と端部の間は表面が平面であったが、このスパンドレル材の両端部に挟まれた化粧部に、断面が円弧状の凸形、もしく凹形を形成することにより、より意匠性に富むスパンドレル材とすることが可能となり、さらには表面に化粧シートを貼り付けることにより、立体的かつ美麗なスパンドレル材を実現することが可能である。
図1は本発明に係る、スパンドレル材の一実施態様を説明するための、断面模式図、および一部拡大図である。 図2は本発明に係る、スパンドレル材の一実施態様を、端部どうしを嵌め合わせて接合した状態を説明するための、断面模式図である。
以下、本発明を図を参照しながら、更に詳しい説明を加える。ただし本発明は、ここに示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
図1は本発明に係る、スパンドレル材の一実施態様を説明するための、断面模式図、および一部拡大図である。
スパンドレル材は建築等において、建築物の天井、外壁、内壁等の装飾材で使用されている構造を持つ部材である。
本発明においてスパンドレル材(10)は、アルミニウム製、またはアルミニウム合金製であって押し出し型材で長さ方向に連続して形成される。
スパンドレル材(10)の、一方の端部には長さ方向に連続した凹部(2)を有して、またもう一方の端部には長さ方向に連続した凸部(1)を有して、お互いに嵌め合わせることのできる形状に曲げ加工されて形成されている。
本発明においてスパンドレル材(10)の両端部に挟まれた化粧部は、その断面が円弧状を有しているのであって、図1に示す例においては、凹形(3)であって凹みの深さ(4)を有する。
この断面が円弧状の凹形(3)は、従来には平面状の表面形状しかなかった、スパンドレル材(10)の意匠性をより高めることに効果的であって、断面が円弧状の凸形においても同様である。また、従来の平面状のスパンドレル材とも、組み合わせて用いることも可能でさらに意匠表現の選択肢を広げることが可能である。
また本発明において、スパンドレル材の断面の凸形、もしくは凹形(3)は、その断面中央部において、両端からの膨らみ、もしくは凹みが、1mm以上、13mm以下の範囲とすることができ、この範囲であれば、既存のスパンドレル材(10)と同様の扱いで、
既存の回り縁を使用して施工が可能であるために好都合である。
また、本発明によるスパンドレル材は、化粧部の表面に化粧シートを貼りつけることが可能である。貼り付けは、図1の丸で囲んだ拡大図に示すように、アルミニウム基材(8)に接着剤(7)を介して貼りつけて表面の意匠性向上図ることが可能である。あるいは、接着剤(7)に変えて、粘着材を介して貼り付けることも可能である。
貼り付けは、たとえばスパンドレル材(10)の流れ方向にロールを用いて連続的に貼り付けるラッピングの手法を用いることができる。
化粧シートには、特段の制約を設けるものではないが、たとえばプラスチックフィルムに印刷手法を用いて絵柄を設けたものを使用することができる。プラスチックフィルムは、高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき適宜選択される。
特にポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルムとする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。また塩化ビニルを材料とするプラスチックフィルムも同様に使用可能であって、それらの材料に難燃剤等を配合により難燃化したものを用いることも可能である。
ここで印刷方法、および印刷インキには、とくに制約を設けるものではないが、既知の印刷方法の中からフィルムへの印刷適性、密着性、色調などの意匠性、難燃性などを考慮すれば適宜選択してよい。
たとえばグラビア印刷法、オフセット印刷法、グラビアオフセット印刷法、フレキソ印刷法、シルクスクリーン印刷法、インクジェット印刷法などを用いることができる。中でもグラビア印刷法は、生産性や絵柄の高精細度において好ましく用いることができる。
また表面の保護や、表面の意匠性をさらに向上させることを目的として、表面にオーバーコート層を設けたり、あるいは透明なオーバーコートフィルムの積層をすることも可能である。
図2は本発明に係る、スパンドレル材の一実施態様を、端部どうしを嵌め合わせて接合した状態を説明するための、断面模式図である。
図2に示す例においては、2枚のスパンドレル材(10)を、長さ方向に連続した凸部(1)と長さ方向に連続した凹部(2)とを嵌め合わせて、接合部(6)として、連続させた場合である。図2に示す例においては、2枚のスパンドレル材(10)の接合であるが、同様にして任意の枚数のスパンドレル材(10)を接合して連続させることができる。
スパンドレル材(10)の表側は化粧部(9)であって、上述のとおり、化粧シート(5)を貼りあわせることによって、スパンドレル材(10)に設けられた凹形または凸形の意匠性と、化粧シートの意匠性があいまって、より高度な表面意匠効果を得ることが可能である。
このように、本発明によってアルミニウム、もしくはアルミニウム合金からなるスパンドレル材であって、表面の化粧部に円弧形状を取り入れた、より意匠性に優れるスパンドレル材を提供することが可能である。
1・・・長さ方向に連続した凸部
2・・・長さ方向に連続した凹部
3・・・凹形
4・・・凹みの深さ
5・・・化粧シート
6・・・接合部
7・・・接着剤
8・・・アルミニウム基材
9・・・化粧部
10・・・スパンドレル材

Claims (3)

  1. 押し出し型材で長さ方向に連続して形成される、アルミニウムまたはアルミニウム合金製のスパンドレル材であって、
    該スパンドレル材の、一方の端部には長さ方向に連続した凹部を有して、またもう一方の端部には長さ方向に連続した凸部を有して、お互いに嵌め合わせることのできる形状に曲げ加工されて形成されており、
    該スパンドレル材の両端部に挟まれた化粧部は、その断面が円弧状を有して、凸形、もしく凹形であることを特徴とする、スパンドレル材。
  2. 前記スパンドレル材の断面の凸形、もしくは凹形は、その断面中央部において、両端からの膨らみ、もしくは凹みが、1mm以上、13mm以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のスパンドレル材。
  3. 前記スパンドレル材は、前記化粧部の表面に化粧シートを貼りつけてあることを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載のスパンドレル材。
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