JP2019025825A - 複合板材 - Google Patents

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Mitsunari Ozawa
充也 小澤
敬司 高桑
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Abstract

【課題】 軽量な構造の板材でありながら、曲げ加工などの作業を行っても破断を生じることなく、表面の耐汚染性、加工適性に優れた複合板材を提供する。
【解決手段】 本発明の複合板材100は、板状の芯材20の少なくとも表面側に接合された面状の板10と、を備える複合板材であって、板状の芯材20は、空隙を含んで組み合わされた複数の板材により構成され、かつ、面状の板10は、紙基材層12と、紙基材層12に積層された合成樹脂層11と、を有する化粧板であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は複合板材に関する。より詳細には家具や什器等として好適に用いられる複合板材に関する。
従来、家具や什器において、木材を所定の寸法・厚さに切り出して形成したものがある。この場合、木材の上質な質感を得られるものの、重量及び価格の面で課題がある。
一方、紙などの軽量材料からなるハニカムコア材を芯材とし、その両面に紙や発泡材などの平板状シートを設けてなるサンドイッチ構造の複合シートは、軽量で安価であることから、間仕切りなどの建築用材料、家具などの構成材としても広く用いられている。
例えば、特許文献1にはハニカムコア材とコルゲートコア材(段ボール板)を組み合わせた軽量で強度のある構造を備えた紙製の複合材が開示されている。
実開平6−80633号公報
しかしながら、特許文献1の複合材においては、曲げ加工の作業が難しく、V字状溝の部分から破断が生じやすい。また、前記の複合板材の表面が紙材のため、汚れがつきやすい。
本発明は、このような状況においてなされたものであり、軽量な構造の板材でありながら、曲げ加工などの作業を行っても破断を生じることなく、表面の耐汚染性、加工適性に優れた複合板材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の複合板材は、板状の芯材と、前記板状の芯材の少なくとも表面側に接合された面状の板と、を備える複合板材であって、前記板状の芯材は、空隙を含んで組み合わされた複数の板材により構成され、かつ、前記面状の板は、紙基材層と、前記紙基材層に積層された合成樹脂層と、を有する化粧板であることを特徴とする。
また、本発明の複合板材は、前記紙基材層に接着層を介して更に補強材を積層してもよい。
また、本発明の複合板材は、前記合成樹脂層は、凹凸形状を有してもよい。
本発明の複合板材によれば、軽量な構造の板材でありながら、曲げ加工などの作業を行っても破断を生じることなく、表面の耐汚染性、加工適性に優れた複合板材を提供することができる。
本発明の第1実施形態における複合板材を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における複合板材を示す断面図である。 本発明の第3実施形態における複合板材を示す断面図である。 本発明の第4実施形態における複合板材を示す断面図である。 本発明の第5実施形態における複合板材を示す断面図である。 凹溝部が形成された本発明の第1実施形態における複合板材を示す断面図である。 複数の凹溝部が形成された本発明の第2実施形態における複合板材を示す断面図である。
以下、本願発明の複合板材の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
[複合板材]
図1に示す複合板材100は、板状の芯材20と、芯材の表面側に接合された面状の板である化粧板10と、を備えるものである。
また、図1の複合板材100は、図2に示すように、化粧板10の表面が凹凸形状を有する構成でもよい。
また、複合板材100は、図3に示すように、化粧板10と芯材20の層間に補強材50を備えてもよい。
また、複合板材100は、図4に示すように、芯材20の表裏面に化粧板10を接合する構成でもよい。芯材20の表裏面に化粧板10を貼り合せる場合には、カール防止性を向上させることができる。
また、図5に示すように、化粧板10の表面が凹凸形状を有し、更に芯材20を補強するために芯材20の裏面に面状の板30を有する構成でもよい。
複合板材100の各部材の詳細については以下で説明する。
[化粧板]
本発明に係る化粧板10は、表面側に合成樹脂層が形成されたシートである。
図1に示すように、化粧板10は、紙基材層12と、紙基材層12の少なくとも一方の面に合成樹脂層11を備えている。
図2に示すように、この合成樹脂層11の表面は、凸部と凹部とを有する凹凸形状13を備えていてもよい。
また、紙基材層12と合成樹脂層11との間には、層間密着性を向上させるためにアンカーコート層を形成してもよい。更に、紙基材層12と合成樹脂層11との間には、平滑性向上や目止めの役割を果たす中間層を形成してもよい。
以下、化粧板10の構成要素を順に説明する。
(紙基材)
紙基材層12は、化粧板10の支持体となるものである。
紙基材層のパルプとしては、凹凸形状を形成する工程に耐えうる強度と平滑性を得るために針葉樹パルプ(N材)と広葉樹パルプ(L材)を混合したものが好ましい。その場合、平滑性を高めるため、広葉樹パルプ(L材)の混合率は50%〜90%が好ましい
紙基材は、離型紙の充分な耐熱性を得るために、中性紙であることが必要であり、サイズ剤としてアルキルケテンダイマーを用いてサイズした中性紙が好ましい。
紙基材層12の坪量は、強度、凹凸形成の適性面から100g/m2〜300g/m2であることが好ましく、150g/m2〜250g/m2であることがより好ましい。坪量が100g/m2よりも低いと凹凸形成時にカールや波打ちが発生し易くなる。逆に坪量が300g/m2より高くなると凹凸加工性が悪く、また、化粧板が厚くなることによりその巻き径が大きくなって作業能率が低下する。
紙基材層12の厚さは、100μm〜900μm、好ましくは150μm〜600μmのものを使用することができる。
紙基材層12の表面には、紙基材層の粗面を平滑化するために、平滑化層を設けてもよい。平滑化層は、例えば、クレーコート層からなり、紙基材の表面に塗布することにより形成される。クレーコート層はクレーを含み、このクレーとしては、一般的にクレー、粘土と呼ばれるものであれば、特に限定することなく用いることができる。クレーは、例えば、カオリン、タルク、ベントナイト、スメクタイト、バーミキュライト、雲母、緑泥石、木節粘土、ガイロメ粘土、ハロイサイト、マイカ等を用いることができる。クレーとしては、タルクは硬度が低く(モース硬度1)、耐熱性に優れるため、耐熱性の向上やエンボス加工時の寸法安定性を向上させることができる。さらに、平滑化層の硬度の高い方が、平滑化層の上に形成される合成樹脂層において紙基材の地合いの影響を受けにくく、この結果、合成樹脂層の表面が均一となるので、版面の凹凸構造の転移性が向上する。
クレーコート層は、クレーの他に、顔料として、炭酸カルシウム、二酸化チタン、非晶質シリカ、発泡性硫酸バリウム、サチンホワイト等を含んでいることが好ましい。顔料として炭酸カルシウムや二酸化チタンを用いることにより、クレーコート層の面の平滑度を上げることができる。さらに、炭酸カルシウムは安価であるため、好適に用いられる。
クレーコート層を塗布するための塗布液は、溶媒に上記クレーと、バインダーと、必要に応じて他の顔料や添加剤を含む。溶媒としては、通常、水、アルコール等が用いられる。バインダーとしては、通常、ラテックス系のバインダー(例えば、スチレンブタジエンラテックス、アクリル系ラテックス酢酸ビニル系ラテックス)、水溶性のバインダー(例えば、デンプン(変性デンプン、酸化デンプン、ヒドロキシエチルエーテル化デンプン、リン酸エステル化デンプン)、ポリビニルアルコール、カゼイン等)が用いられる。添加剤としては、顔料分散剤、消泡剤、発泡防止剤、粘度調整剤、潤滑剤、耐水化剤、保水剤等が用いられる。
クレーコート層の塗布方法は、特に限定されないが、エアナイフコート、ブレードコート、ショートドウェルコート、キャストコート等の塗布方法が用いられる。
クレーコート層の塗布量や厚さは、特に限定されないが、通常、乾燥後の坪量が5g/m2〜40g/m2であり、10g/m2〜40g/m2が好ましい。乾燥後の坪量が5g/m2未満であると、平滑性が劣る場合がある。乾燥後の坪量が40g/m2を超えると、クレーコート層の凝集破壊等による密着性低下の可能性があり、コストパフォーマンス面に劣る。
なお、平滑化層として、クレーコート層に代えてポリオレフィン系樹脂からなり、紙基材のいずれか一方の面に押出コーティングすることにより形成してもよい。
クラフト紙や上質紙等のように表面が比較的粗い材料を紙基材層として用いる場合には、紙基材層の上の平滑性を向上させることができる。
(アンカーコート層)
アンカーコート層は、紙基材層の上に必要に応じて設けられ、紙基材層と合成樹脂層とを接着させるものである。
平滑化層が、クレーコート層の場合、クレーコート層の表面は滑性が良い為、押出しラミネートした合成樹脂との接着性が劣る傾向であるが、アンカーコート層を形成することにより、合成樹脂層との接着性を高める機能を有する。
アンカーコート層は、例えば、水溶性、または、水分散型のエマルジョンもしくはディスパージョンのアンカーコート剤を塗布することにより形成できる。
このアンカーコート剤としては、ポリプロピレン系、変性ポリオレフィン系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、ポリエチレンイミン系、ポリブタジエン系、ポリウレタン系、ポリエステル系樹脂のエマルジョンもしくはディスパージョンのほか、ポリ塩化ビニルエマルジョン、ウレタンアクリル樹脂エマルジョン、シリコンアクリル樹脂エマルジョン、酢酸ビニルアクリル樹脂エマルジョン、アクリル樹脂エマルジョン、そして、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、クロロプレンラテックス、ポリブタジエンラテックスなどのゴム系ラテックス、ポリアクリル酸エステルラテックス、ポリ塩化ビニリデンラテックス、或いはこれらのラテックスのカルボキシル変性物、また、水溶性アンカーコート剤としては、ポリビニルアルコール、水溶性エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンオキサイド、水溶性アクリル樹脂、水溶性エポキシ樹脂、水溶性セルロース誘導体、水溶性ポリエステル、水溶性イソシアネート、水溶性リグニン誘導体などの水溶液を使用することができる。
これらの中でもポリプロピレン系または変性ポリオレフィン系樹脂のエマルジョンもしくはディスパージョンは、紙に対するポリプロピレン系樹脂層の積層強度を一層強くでき、かつ、耐熱性にも優れる点で好ましい。
上記アンカーコート剤の塗布方法としては、例えば、グラビアコート法、リバースロールコート法、ナイフコート法、キスコート法などで塗布することができ、その塗布量としては、乾燥時の塗布量で0.1g/m2〜5g/m2が好ましい。
(合成樹脂層)
合成樹脂層11は、紙基材層の上に形成されるもので、可撓性または弾性を有するので、曲げ加工などの作業を行っても破断を生じにくくする機能を有する。
また、合成樹脂層11の表面には、凹凸形状が形成してもよい。この場合、合成樹脂層11は、各種什器等の物品の表面加飾に使用される加飾層として機能をも有する。
凹凸形状は、深さが0.1μm以上、280μm以下が好ましく、ピッチは、0.1mm以上、5mm以下が好ましい。
凹凸形状の断面形状は、様々な形状が可能であり、例えば、略三角波形状、略矩形波形状、略台形波形状、略正弦波形状又は略鋸歯状波形状等が挙げられる。
例えば、表面に回折光沢を得たい場合、凹凸形状の凹凸形状は、深さが0.5μm以上、5μm以下であって、断面形状が略三角波形状であることが好ましい。また、表面に触感を付与したい場合、凹凸形状の深さが5μm〜280μmであることが好ましい。
合成樹脂層11に含まれる材料は、特に限定されないが、例えば無機や有機の微粒子との混合物等が含まれていてもよい。また、合成樹脂層は、その色は特に限定されず、着色剤を用いて所望の色にすることができる。着色剤は、顔料であっても染料であってもよく特に限定されないが、凹凸の先端まで着色するという観点からは、粒子径が大きく凹凸の先端まで入り込まない可能性のある顔料を用いるよりも、そうした可能性のない染料を用いる方がより好ましい。
合成樹脂層11の樹脂としては、アルキド系樹脂、メチロールメラミン樹脂、メトキシメチロールメラミン樹脂等のメラミン系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂等の熱硬化性又は放射線硬化性樹脂(紫外線硬化性樹脂等を含む。)等を挙げることができる。また、合成樹脂層の樹脂としては、ポリメチルペンテン、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂も使用することができる。これらの樹脂は、合成皮革の樹脂層の樹脂との賦形性を考慮して、一種を単独で用いてもよいし二種以上を組み合わせて用いてよい。
なお、合成樹脂層には、さらに必要に応じて分散剤、粘度調節剤、着色剤、帯電防止剤等を含んでいてもよい。
合成樹脂層11の厚さは、例えば、耐久性の観点から、10μm以上が好ましく、20μm以上がより好ましい。また、材料コストの観点から、合成樹脂層の厚さは、100μm以下が好ましく、50μm以下がより好ましい。なお、合成樹脂層の厚さは賦形用微細凹凸構造との関係で適宜決定されることが好ましい。
合成樹脂層11の塗布方法としては、押出しコート、ロールコート、リバースロールコート、マイクロバーコート、バーコート、ナイフコート、グラビアコート等を挙げることができる。
(印刷層)
本実施形態の化粧板10において、合成樹脂層に印刷絵柄を形成する場合は、グラビア印刷、凹版印刷、オフセット印刷、活版印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、静電印刷、インクジェット印刷等が使用できる。または、化粧板上に一旦絵柄印刷インキ層を形成して転写シートを作成し、得られた転写シートを用いて転写印刷によって形成してもよい。
また、全面ベタ状の絵柄模様層を形成する場合には、例えば、グラビアコート法、グラビアリバースコート法、ロールコート法、ナイフコート法、エアーナイフコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法、キスコート法、フローコート法、ディップコート法等の各種コーティング法も挙げられる。
印刷層の厚みは特に断らない限り限定的でなく、最終製品の用途、特性等に応じて適宜決定できる。通常は0.1μm〜10μm程度の範囲内で形成することができる。
以上説明したように、本発明に係る複合板材100は、化粧板の表面が合成樹脂層で覆われているため、耐汚染性、可撓性に優れるので加工しやすく、インテリアの構成材として好適である。また、本発明に係る複合板材100は、化粧板の表面に凹凸模様が形成された合成樹脂層を有する場合、複合板材の意匠性を向上させている。また、
[芯材]
本発明に係る板状の芯材20は、図1に示すように、空隙21を含んで組み合わされた複数の板材により構成されていることを特徴とする。このことにより、軽量となる。
以下、芯材20の構成要素を説明する。
芯材としては、板状の軽量な材料であれば使用でき、例えば発泡ポリスチレン、ウレタン等の発泡体、ハニカムコアまたは段ボールコア構造が好ましい。中でも、価格、加工性、重量および強度点から、比重0.1以下のペーパーハニカムコアがより好ましい。
芯材の厚みは、10mm〜200mmが平らな複合板が得られので使用できる。
板状のハニカムコアとは、無数の筒状部が外周方向へ隣合わせに形成され、板面と平行な断面がハニカム状に構成される板状部材であって、筒状部が貫通しているものに限られず、表裏が閉塞されたものも含まれる。
芯材に用いるハニカムコアは、六角形が集合した断面のものに限られず、円が集合した断面のもの、三角形が集合した断面であるもの等が含まれる。
これらのハニカムコアは、筒状を構成している面が、片面あるいは表裏両面に貼着される平面板と垂直になっていればよいのであって、必ずしも一つ一つの筒状部がくっつき合っている必要はなく、ばらばらに存在していても、ブロック状に存在していても構わない。また、筒状部の大きさ、形状がばらばらであってもよいし、単に折れ曲がった帯状体が帯面の任意の点で接着し合った形状であってもよい。中でも、強度の高い複合板を得るためには、一つ一つの筒状部の大きさ、形状が等しく、また緻密にくっつきあっていることが好ましい。
さらに、一つ一つの筒状部は微細なものであってもよいし、大きなものであってもよい。中でも、複合板の強度を高め、補強材あるいは化粧板との接着性を良好にするためには、各筒状部の底面積を小さくし、各筒状部を形成している材料の厚みを大きくすることが好ましい。
ハニカムコアの材質は、複合板材の芯材として十分な強度が発現できれば特に限定されない。例えば、アルミニウム、紙、あるいはポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂等いずれも使用できる。中でも、紙製のハニカムコア(ペーパーハニカム)を用いると安価かつ軽量で十分な圧縮強度が得られるので好ましい。
ペーパーハニカムコアに使用する紙としては、コアの強度と軽量化のバランスのため、坪量50g/m2〜200g/m2の紙が好ましい。
発泡体に用いられる樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニル樹脂、ポリウレタン、フェノール樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂、ケイ素樹脂などが使用できる。
これらの樹脂を、適当な処理、例えば機械的な攪拌により起泡させる方法、反応生成ガスを利用する方法、発泡剤を使用する方法等により、細かい泡状構造をもった樹脂発泡体が得られる。
発泡倍率は、10〜50倍のものが、断熱材、吸音材、衝撃緩和材として適している。
[補強材]
本発明に係る補強材50は、化粧板10の平滑性や不透明度などの美粧性を向上させると共に、複合板材100の突き刺し強度、物理的強度を向上させるために用いられるものであり、剛性または準剛性を有し、化粧板との接着性が良く、半透明または不透明な軽い素材で形成され、曲げ加工しやすいことが好ましい。例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリエルテル系樹脂等の合成樹脂シート、紙基材等の素材が挙げられるが、これに限定するものではない。
[裏面の面状の板]
本発明に係る裏面の面状の板30は、芯材20の裏面に接合して芯材20を補強するために用いられるものであり、剛性または準剛性を有するものであり、芯材20との接着性が良く、軽い素材で形成され、曲げ加工しやすいことが好ましい。素材は、上記の補強材50と同様の材料を用いることができる。
[接着層]
本発明に係る接着層40は、化粧板、芯材、および補強材を接合する。
以下、接着層40の構成要素を説明する。
(接着剤)
接着層40を形成させる接着剤は、化粧板、芯材、補強材の材質に適合する接着剤を適宜選択する必要がある。接着剤としては、例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル、シリコン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ユリアメラミン樹脂、フェノール樹脂、フェノリックエポキシ樹脂、レゾルシン樹脂、フェノールレゾルシン樹脂、脂環エポキシ樹脂、エポキシアスファルト、ポリエステルポリイソシアネート、フラン樹脂、ポリエチレンイミン、ポリイソシアネート等の熱硬化性樹脂接着剤、湿気硬化型ポリウレタン接着剤、2液硬化型ポリウレタン接着剤等のウレタン樹脂接着剤、セルロースアセテート、セルロースアセテートブチレート、セルロースカブレート、ニトロセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル塩化ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、後塩素化ビニル樹脂、ポリビニルホフマール、ポリビニルブチラール、ポリビニルアルコール、ポリビニルエーテル、酢酸ビニルエチレン共重合体、アクリル樹脂、カルボキシル含有アクリル樹脂、メタクリル樹脂、モノマー含有メタクリル樹脂、シアノアクリレート、酢酸ビニルアクリレート共重合体、ポリスチレン、ポリアミド樹脂、熱可塑性ポリエステル、ポリエーテル等の熱可塑性樹脂接着剤、ポリビニルホフマールフェノリック、ポリビニルブチラールフェノリック、ニトリルフェノリック、ネオプレンフェノリック、ナイロンエポキシ等の複合接着剤、天然ゴム、塩化ゴム、再生ゴム、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、ネオプレンゴム、ブチルゴム、ポリイソブチレンゴム、ポリイソブチレンゴム、ポリウレタンゴム、ポリサルファイドゴム、シリコンゴム等のゴム系接着剤、ワックス、アスファルト、可溶性シリケート、エナメル類、セラミックスなどを用いることができる。
(熱可塑性樹脂層)
接着層40を形成させる熱可塑性樹脂層は、接着剤層に代えてポリオレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂層からなり、化粧板10または芯材20のいずれか一方の面に押出コーティングすることにより形成してもよい。
(凹溝部)
複合板材の一部には、図6に示すように、平面板の一方側から他方の平面板側にかけて凹溝部60を形成することができる。
凹溝部60の形状は、例えば、補強板へ90°の角度のV字状溝を形成することができる。このことにより、該当箇所から複合板材を折り曲げてL字状に形成することができる。
また、図7に示すように、凹溝部60内の面が、直角でなく、湾曲面を成すように、所定の角度を有する凹溝部60を複数条、平行に形成してもよい。
なお、凹溝部60の形状は、V字状溝に限らず、多角状、円弧状、その他の断面形状であってもよい。
本実施形態において、折り曲げられる側の平面板の表面が、合成樹脂層であると、複合板材の破断が生じにくいので、折り曲げ加工がしやすく、外観が損なわれにくい。
[第1実施形態]
(化粧板の製造方法)
本発明の第1実施形態における化粧板10の製造方法は、表面に合成樹脂層が形成された化粧板の製造方法である。
化粧板10の製造工程は、紙基材層と、紙基材に形成された合成樹脂層と、を備えた積層シートを準備する工程を備える。具体的には、合成樹脂層は、押出機から押出され、紙基材層層の上に積層されて、積層シートが準備される。
(複合板材の製造方法)
複合板材100の製造方法は、化粧板10を準備する工程と、板状の芯材20を準備する工程とを準備する工程と、準備された化粧板10と、準備された板状の芯材20とを重ね合わせ、接着層40を介して接合する工程とを備える。
複合板材は、凹溝部60を幅方向に亘って形成することができる。
なお、凹溝部60は一般的にはV字状溝であり、V字状溝の底が、芯材を通過して化粧板の板まで到達している場合、または、芯材のうち、化粧板の近傍まで形成されている場合、のいずれにおいても、化粧板を折り曲げることができれば、凹溝部の深さは化粧板を折り曲げることができる範囲で、適宜設定が可能である。
本実施形態において、化粧板の合成樹脂が弾性または可撓性を有しているため、複合板材へ凹溝部を形成しても、複合板材の破断が生じないか又は生じにくくなり、その結果、折り曲げ加工がしやすい。
複合板材の表面には、例えば、インクジェット式印刷機よりインクを射出し、絵柄等を印刷することができる。
なお、前工程において、化粧板にグラビア印刷、オフセット印刷フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷等を施してもよい。
[第2実施形態]
(化粧板の製造方法)
本発明の第2実施形態における化粧板10の製造方法は、表面の樹脂層に凹凸模様が形成された化粧板10の製造方法である。
(化粧板)
詳しくは、化粧板の合成樹脂層に形成される凹凸形状に対応する凹凸構造を有する版面が形成された原版を準備する工程と、紙基材層と、紙基材に形成された合成樹脂層と、を備えた積層シートを準備する工程と、積層シートの合成樹脂層側の表面と、原版の版面とを重ねて、樹脂層の表面に版面の凹凸構造を賦形する工程と、原版を前記積層シートから剥がす工程と、を備える。
(原版の準備)
先ず、合成樹脂層に形成される凹凸に対応する凹凸構造を有する版面が形成された原版が準備される。原版は版面を有するものが用いられる。版面には、化粧板の表面に賦形される凹凸に対応する凹凸構造が形成されている。原版は、化粧板上に賦形用凹凸構造を形成することができる強度を有し、さらにその形成過程での各工程の温度条件や圧力条件等に耐える強度を有するものであれば特に制限されるものでない。原版としては、例えば、ステンレス板を用いることができる。
原版の版面に凹凸構造を作製する手段は特に限定されないが、例えば、原版となる材料に、電解めっき、無電解めっき、陽極酸化処理、エッチング等の手段を用いて原版上に凹凸構造を形成することができる。
(積層シートの準備)
積層シートが準備される。この積層シートは、紙基材層と、紙基材層に形成され、版面によって賦形形状が形成されることになる合成樹脂層とを備えるシートである。合成樹脂層は、押出機から押出され、紙基材層層の上に積層されて、積層シートが準備される。
(賦形工程)
次に、その積層シートの合成樹脂層と原版の版面とを重ねて、押圧ロールと原版との間で押圧して合成樹脂層の表面に版面の凹凸構造を賦形する。このとき、積層シートの樹脂層と原版の版面の少なくとも一部とが接するように、積層シート上に原版を重ねるか、原版に積層シートを重ねる。これにより、積層シートの樹脂層に、原版の版面に形成された凹凸が賦形され、樹脂層の表面に賦形用凹凸構造が形成され、化粧板となる。この賦形用凹凸構造は、版面の凹凸の反転形状である。この賦型処理としては、合成樹脂層の材料等を考慮し、賦形手段を適宜採用することができる。なお、版面を有する原版は、シリンダ(ロール)または板状とすることができる。
化粧板の合成樹脂層の凹凸形状を賦型するための処理としては、特に限定されず、樹脂層の材料等を考慮して処理することができる。例えば、熱を加える熱エンボス処理、熱で軟化させた樹脂を冷やしたロールで加圧するチルロールエンボス処理、紫外線で硬化して賦形形状を硬化させる処理、電子線で硬化して賦形形状を硬化させる処理等を挙げることができる。
中でも熱エンボス処理は、凹凸形状の平滑性に優れるので好ましい。
なお、処理の温度、圧力等の条件については特に限定はなく、採用する処理及び樹脂層に含まれる樹脂の種類に応じて適宜設定することができる。
(剥離工程)
次に、原版を積層シートから剥がす。この剥離工程により、合成樹脂層に賦形用凹凸が形成された積層シート、すなわち、化粧板を得ることができる。
上記した化粧板の各製造方法における各工程では、必要に応じて、加熱工程、冷却工程及び乾燥工程等を適宜含めることができる。また、本実施形態に係る化粧板の製造方法は上述の製造方法に限定されるものではない。
(複合板材の製造方法)
複合板材の製造方法は、表面の樹脂層に凹凸模様が形成された化粧板を準備する工程と、芯材を準備する工程と、準備された化粧板と、準備された芯材とを重ね合わせ、接着層を介して接合する工程とを備える。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態における化粧板の製造方法は、化粧板の裏面側に補強材50が貼付された化粧板の製造方法である。
化粧板10と補強材50とを熱可塑性樹脂層を介して接合する場合、溶融した合成樹脂材を押し出す押出機と、押出機に取り付けられた接着層成形用ダイスと、所望の圧力により化粧板10と補強材50とを加圧するプレス手段とを備えたラミネート層成形機により貼付するこができる。
上記で得られた複合板材100は、什器用として使用することができ、例えば、壁、天井、床等の建築物の内装材又は外装材、建具の表面化粧板、キッチン、家具、OA機器等のキャビネットの表面化粧板等として好適に用いることができる。
本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
(実施例1)
化粧板10の紙基材層12には、ノーコート紙(坪量150g/m2)を準備した。
このコート層の上に、合成樹脂層11として、ポリプロピレン樹脂80質量%とポリエチレン樹脂20質量%とのブレンド樹脂(サンアロマー株式会社製)で共押出機の第1押出機から、またその上にホモポリプロピレン樹脂(サンアロマー株式会社製)を共押出機の第2押出機から305℃で、ラインスピード80m/分で押出し、水性アンカーコート剤を介して化粧板を得た。
なお、化粧板10の層構成は、合成樹脂層(35μm)/アンカーコート層(1μm)/ノーコート紙(坪量150g/m2)である。
次に、複合板材100の作製について説明する。
板状の芯材20には、空間が六角形状で、高さ15mmの板体(新日本フェザーコア株式会社製、品名ハニーコム)を用いた。
上記で得られた化粧板10の面に、ポリエチレン樹脂(サンアロマー株式会社製)を押出コーティングして、芯材20を接合し、その後、乾燥後、本発明に係る複合板材100を得た。
なお、複合板材100の層構成は、合成樹脂層(35μm)/アンカーコート層(1μm)/ノーコート紙(坪量150g/m2)/接着層(5μm)/芯材(15mm)である。
その後、得られた複合板材100は、複合板材へ90°の角度のV字状の凹溝部を幅方向に亘って形成した。V字状の凹溝部60の底は、芯材20を通過して化粧板10の板まで到達させた。
得られた複合板材100は、曲げ加工などの作業を行っても破断を生じることなく、表面の耐汚染性、加工適性に優れるものであった。
(実施例2)
化粧板には、実施例1と同じ層構成のものを用いた。
続いて、凹凸構造を賦形するための原版として、10μmの調刻が施されたエンボスロールと、表面が平滑な樹脂製フラットロールから成る押圧ロールとの間に積層シートを誘導して、熱圧エンボスにより合成樹脂層に凹凸構造を賦形し、樹脂層表面に微細凹凸構造が形成された化粧板を得た。
それ以外は、実施例1と同様の芯材、接着材を用いて、同様の要領にて、表面の樹脂層に凹凸模様が形成された化粧板を有する複合板材を得た。
複合板材の表面には、インクジェット式印刷機よりインクを射出し、絵柄模様やベタ印刷を施した。
その後、得られた複合板材100は、複合板材へ90°の角度のV字状の凹溝部を幅方向に亘って形成した。V字状の凹溝部60の底は、芯材を通過して化粧板の板まで到達させた。
得られた複合板材は、曲げ加工などの作業を行っても破断を生じることなく、表面の耐汚染性、加工適性、意匠性に優れるものであった。
(実施例3)
化粧板には、実施例1と同じ層構成のものを用いた。
続いて、化粧板の裏面側に補強材50として、紙基材(坪量280g/m2)を用い、上記の補強材50の面に、ポリエチレン樹脂(サンアロマー株式会社製)を押出コーティングして、化粧板の紙基材と補強材50とを接合し、その後、乾燥後、ラミネート積層材を得た。
なお、ラミネート積層材の層構成は、合成樹脂層(35μm)/アンカーコート層(1μm)/ノーコート紙(坪量150g/m2)/接着層(5μm)/補強層(坪量280g/m2)であった。
次に、実施例1と同様の芯材、接着材を用いて、同様の要領にて、表面の樹脂層に凹凸模様が形成された化粧板を有する複合板材を得た。
なお、複合板材の層構成は、合成樹脂層(35μm)/アンカーコート層(1μm)/ノーコート紙(坪量150g/m2)/接着層(5μm)/補強層(坪量280g/m2)/接着層(5μm)/芯材(15mm)である。
その後、得られた複合板材は、補強板へ90°の角度のV字状の凹溝部を幅方向に亘って形成した。V字状溝の底は、芯材を通過して化粧板の板まで到達させた。
得られた複合板材は、曲げ加工などの作業を行っても破断を生じることなく、表面の耐汚染性、加工適性に優れるものであった。
また、複合板材は、化粧板に補強材を積層しているため、剛性、曲げ強度に優れ、針やネジ等への突き刺し強度に優れるものであった。
10 面状の板(化粧板)
11 合成樹脂層
12 紙基材層
13 凹凸形状
20 芯材
21 空隙
30 面状の板(補強材)
40 接着層
41 熱可塑性樹脂層
50 補強材
60 凹溝部
100 複合板材

Claims (3)

  1. 板状の芯材と、前記板状の芯材の少なくとも表面側に接合された面状の板と、を備える複合板材であって、
    前記板状の芯材は、空隙を含んで組み合わされた複数の板材により構成され、
    かつ、前記面状の板は、紙基材層と、前記紙基材層に積層された合成樹脂層と、を有する化粧板であることを特徴とする複合板材。
  2. 前記紙基材層に接着層を介して更に補強材を積層することを特徴とする請求項1に記載の複合板材。
  3. 前記合成樹脂層は、凹凸形状を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複合板材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113040547A (zh) * 2021-02-23 2021-06-29 安徽慕曼德家具有限公司 一种环保无味低甲醛家具板材及其生产工艺

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