JP5143521B2 - 看板 - Google Patents

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本発明は、表面が着色された金属薄板と合成樹脂製の芯材と裏面板とからなる複合板を用いた看板に関するものである。
一般に、外壁や看板等で用いられるパネルにおいては、表面に塗装やフィルムの貼着により彩色や絵柄、模様等が施された金属板が利用されている。この金属板は、一般には、鉄板や亜鉛めっき鋼板や、アルミニウム合金等からなる金属板が用いられたり、ステンレス鋼やアルミニウム合金等からなる金属箔に合成樹脂製芯材を貼着させた複合板が用いられたりしている。後者の複合板は、金属板単体を用いる場合に比べて、比較的安価で軽量であり、又切断等の加工性にも優れている。
前記のような複合板において、芯材の色として用いられるものは、白色、灰色、黒色等の無彩色が多いため、複合板が外壁や看板等に用いられる場合、複合板の端面が露出した状態で設置されると、複合板の表面の彩色等と芯材の色とが合わず、一体感がなく、美観を損ねる場合があった。
そこで、複合板において、端面を隠蔽或いは装飾するために様々な方法が提案されている。例えば、木質系パネル基材を被覆する化粧表層材料において、前記化粧表層材料は、印刷模様や色彩が施された表層材と、パネル基材に対する裏打材とを備えると共に、パネル基材の木口面の幅に合わせて前記化粧表層材料が接着された化粧層表層材料が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
又、金属板を基材の少なくとも片面に積層した複合化粧面材であって、前記金属板を基材に積層する際、金属板の端部を基材側に折り曲げ、基材の端面の少なくとも中途まで蔽うようになされた複合化粧面材が提案されている(例えば、特許文献2)
特許文献1に記載の化粧層表層材料は、パネル基材の木口面に化粧材として好適に使用され、パネル基材の内層構造が直に露出する木口面を化粧被覆するものである。又、特許文献2に記載の複合化粧面材は、基材側に折り曲げた金属板の端部を位置させるようにすれば、表面材の端部によって木質系基材が露出するようなことはなく、仕上がり上、問題のないものとなる。
特開平11−70618号公報 特開平9−76407号公報
しかしながら、前記の複合化粧面材には次のような問題点があった。すなわち、パネル基材の小口面の幅に合わせて複合化粧面材の幅を調整して貼付ける作業は煩雑であり、又、小口面の幅が狭くなるに従って貼付けにくくなる点で問題があった。又、前記化粧層表層材料には次のような問題があった。すなわち、必要とされる木質系基材の大きさに合わせて、金属板をその都度加工する必要があり、又、金属板を木質系基材に積層させて基材側に折り曲げる際、角部には特別な加工が必要で煩雑な作業となり、この点が問題であった。
本発明は、前記の如き問題点を解消し、表面の金属薄膜の色に合わせて芯材の色を着色した複合板を用いた看板を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわちこの発明に係る複合板は、金属薄板の表面が有彩色に着色されて着色層が形成され、前記金属薄板の裏面には、表面と同色に着色された合成樹脂製の芯材が貼着されると共に、前記芯材の裏面には、裏面板が貼着されているところの複合板の前記着色層の上に、該着色層の表面の一部を残して表示が施されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、金属薄板の表面が有彩色に着色され、この金属薄板の裏面には、表面
と同色に着色された合成樹脂製の芯材が貼着されているので、複合板を任意の大きさに加
工しても、表面の着色と、複合板の小口面に現れる芯材の端面の色を合わせることが可能
となり、看板としての一体感を高めることができる
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
すなわち、図1は本発明に係る看板の実施の一形態を示す斜視図、図2は図1のA−
A断面における拡大部分断面図、図3は本発明に係る看板の他の実施形態を示す正面図
である。
図面において、1は金属薄板、2は金属薄板1の裏面に貼着された芯材、3は芯材2の裏面に貼着された裏面板であり、本形態に係る複合板Pは、金属薄板1、芯材2、裏面板3から主に構成されたものである。
先ず、図1は、本発明に係る複合板Pの実施の一形態を示す斜視図であり、図2は図1の断面図を示すものである。金属薄板1は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる薄板であり、金属薄板1の表面には、塗装により有彩色で着色された着色層4が設けらている。本実施形態では、金属薄板1の厚さは0.2mmである。
次に、芯材2は、熱可塑性合成樹脂からなるものであり、金属薄板1の裏面に貼着されると共に、金属薄板1の着色層4と同色に着色されている。本実施形態では、芯材2は、ポリエチレン樹脂からなり、厚さは0.36mmである。又、裏面板3は、金属薄板1と同様にアルミニウム又はアルミニウム合金からなる薄板であり、芯材2の裏面に貼着されている。本実施形態では、裏面板3の厚さは0.2mmであり、すなわち、複合板Pの厚さは約4mmである。
次に、金属薄板1の着色層4について更に詳しく説明する。図1に示すように、着色層4の上には、有彩色に着色された着色層4の表面の一部を残して表示5が施されている。本実施形態では、表示状態の通りに切り抜かれたシール状の表示5が着色層4上に貼着されると共に、着色層4の表面の周縁部には、表示5は施されずに、着色層4の表面の着色残部4aが残されている。これにより、着色残部4aと、複合板Pの端面に現れる芯材2の端面21とにより同色部分が連続的に形成されるため、複合板Pの一体感を高めることができる。
この構成により、複合板Pは、任意の大きさに切断した場合でも、その切断端面に現れる芯材2の色は、着色部4と同色となるため、例えば、複合板の表面に着色されたカラーフィルムを貼着し、このフィルムの端部を複合板の端面に向けて折り曲げて、この端面を隠蔽する場合に比べると、本発明に係る複合板Pは端部を隠蔽せずとも、この端部の色と複合板Pの表面の色とを合わせることができる。又、前記フィルムの場合は、折り曲げ部が捲れる場合があるが、本発明に係る複合板Pはそのような恐れはなく、複合板Pの加工作業が容易となる。
更に、複合板Pを看板等の垂直面に取付ける際、図3に示すように、上下方向或いは左右方向に複数の複合板Pを隣接させると、隣接箇所6に段部(図示せず)が形成されることがある。複合板の表面にカラーフィルムを貼着する場合は、前記段部により、フィルムにしわが生じたり、複合板と接着していない浮いた部分が発生したり、不必要に応力が集中してフィルムに破れ等の不具合が発生したりすることにより、外観上の不具合が発生する恐れがあるが、本発明に係る複合板Pは、段部に現れたいずれか一方の複合板Pの端面における芯材2の端面の色は着色層4と同色であるため、複合板Pの不陸を調整する作業等の特別な作業を施さなくても違和感がない外観となり好ましい。本実施形態においても、図1に示された実施形態と同様な表示5を施してもよい。
金属薄板1は、一般には、アルミニウム板、アルミニウム合金板、ステンレス鋼板、胴板、鋼板、鉄板、亜鉛鋼板等の金属板が用いられるが、比較的軽量であり、又防錆性にも優れるアルミニウム合金が好適に用いられる。又、その厚さは、一般には0.05〜1mm程度であり、複合板Pとして必要な強度、剛性、厚さ等により適宜選択することができる。
金属薄板1の表面に施される着色層4は、一般には、ロールコーター等により、長尺体の金属薄板1の表面側に有彩色に着色されたものである。尚、予め金属薄板1の表面側に下塗りを施し、この下塗層の上に着色層4を塗装して、金属薄板1と着色層4との密着性を高めるようにしてもよい。更に、芯材2が貼着される金属薄板1の裏面にも下塗層を施し、この下塗層を挟んで、金属薄板1と芯材2との密着性を高めるようにしてもよい。これらの下塗りは、被接着部材に合わせてそれぞれ適宜選択することができる。
裏面板3は、金属薄板1と同様に、一般には、アルミニウム板、アルミニウム合金板、ステンレス鋼板、胴板、鋼板、鉄板、亜鉛鋼板等の金属板が用いられ、又、その厚さは、一般には0.05〜1mm程度であり、複合板Pとして必要な強度、剛性、厚さ等により適宜選択することができる。
芯材2は、一般には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のα−オレフィン系樹脂、α−オレフィンと酢酸ビニル、アクリル酸、アクリル酸エステル等を共重合させたもの、或いはこれら樹脂を適宜配合した合成樹脂が用いられる。又、芯材2は、一層からなるものでもよく、表面及び裏面に接着樹脂層を設けた複数層からなるものでもよい。尚、着色層4と同色とは、一般に明度と彩度とで規定される光学的な色が全く同じでなくてもよい。すなわち、一般的には、赤、黄、緑、青、紫等で表現される色相が同じであればよく、着色層4の色と芯材2の色とを見た場合に違和感を生じない程度であればよい。又、芯材2の厚さは、一般には、1〜10mm程度であり、複合板Pとして必要な強度、剛性、厚さ等により適宜選択することができる。更に、芯材2の製造方法は、一般には、押出成型機を用いて、ベースとなる上記合成樹脂に対して、着色層4の色に合わせて、顔料を含む合成樹脂を適量配合してシート状に押出成型するものである。
表示5を着色層4に施す場合は、一般には、表示状態の通りに切り抜かれたシールを貼着する方法や、グラビア印刷等で表示5が施された透明なフィルムを貼着する方法や、塗装等、適宜方法を選択することができる。尚、方法やシールを貼着する場合や塗装の場合は、表示5の上から表示5を覆う透明なフィルムを貼着して、表示5の端部から剥がれにくくなるようにしてもよい。この際、複合板Pの表面において、外観として、着色層4の表面の周縁部に着色層4の色である着色残部4aが残っていた方が、複合板Pの端部に現れる芯材2の端面の色と相まって複合板Pの一体感を高めることができる。
複合板Pの製造方法は、一般には、押出成型機を用いて、表裏両面にホットメルト型の接着樹脂層を形成させた芯材2をシート状に押出し、加熱したロールの間で、長尺の金属薄板1の裏面に前記芯材2を配置し、更に、芯材2の裏面に裏面板3を配置して、これらをを連続的に圧着させ長尺体の複合板Pを成型すると共に、必要に大きさに応じて適宜切断加工するものである。連続生産できる点、複合板Pの厚さ調整が容易な点等を考慮すると本製造方法が好ましいが、例えば、予め、金属薄板1、芯材2、裏面板3を所定の大きさに切断して、その後それぞれを貼り合せて複合板を形成してもよい。
本発明に係る看板は、表面の金属薄膜の色に合わせて芯材の色を着色したものである
ので、一般的に用いられる長方形状の看板のみではなく、三角形や、五角形等の多角形状
や、角部等の一部分が切り欠かれた異形状や、円形状、楕円形状の看板や、或いは、天井
板、平面板等で左右方向、上下方向等に複数の複合板が格子状に配置され、その際に複合
板の隣接箇所において不陸等により複合板の端面が現れる場合等にも、外観的に一体感が
生じるため、好適に利用することができる。
本発明に係る看板の実施の一形態を示す斜視図である。 図1のA−A断面における拡大部分断面図である。 本発明に係る看板の他の実施形態を示す正面図である。
符号の説明
1 金属薄板
2 芯材
3 裏面板
4 着色層
4a 着色残部
5 表示
P 複合板

Claims (1)

  1. 金属薄板の表面が有彩色に着色されて着色層が形成され、前記金属薄板の裏面には、表面と同色に着色された合成樹脂製の芯材が貼着されると共に、前記芯材の裏面には、裏面板が貼着されているところの複合板の前記着色層の上に、該着色層の表面の一部を残して表示が施されていることを特徴とする看板
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