JP3078580B2 - ポリオキシメチレン樹脂組成物 - Google Patents

ポリオキシメチレン樹脂組成物

Info

Publication number
JP3078580B2
JP3078580B2 JP09537902A JP53790297A JP3078580B2 JP 3078580 B2 JP3078580 B2 JP 3078580B2 JP 09537902 A JP09537902 A JP 09537902A JP 53790297 A JP53790297 A JP 53790297A JP 3078580 B2 JP3078580 B2 JP 3078580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethylene
polyoxymethylene resin
resin composition
copolymer
polyoxymethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09537902A
Other languages
English (en)
Inventor
雅彦 二井野
定雄 井部
Original Assignee
旭化成工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=14153227&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3078580(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 旭化成工業株式会社 filed Critical 旭化成工業株式会社
Application granted granted Critical
Publication of JP3078580B2 publication Critical patent/JP3078580B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L59/00Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L59/00Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals
    • C08L59/02Polyacetals containing polyoxymethylene sequences only
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は、新規な高温摺動性ポリオキシメチレン樹脂
組成物に関するものである。さらに詳しく言えば、本発
明は、非晶質樹脂に対する摺動性が高荷重下かつ高温下
で特に優れ、精密機器、OA機器、自動車分野の摺動部品
材料などとして好適な高温摺動性ポリオキシメチレン樹
脂組成物を提供するものである。
従来、ポリオキシメチレン樹脂は、パランスのとれた
機械的性質と優れた耐摩耗性をもつエンジニアリングプ
ラスチックとして、各種の機構部品をはじめ、OA機器な
どに広く用いられている。
しかしながら、このポリオキシメチレン樹脂は、本来
有する耐摩耗性のみでは、摺動部品としての要件を必ず
しも満足してはおらず、特に高荷重下かつ高温下では非
晶質樹脂との間の摩擦係数が上昇し、摩耗量が増大する
のが現状である。
非晶質樹脂に対する摺動性の要求は、近年、CD−ROM
シャーシ、プリンター等のカートリッジギアボックス、
ファクシミリシャーシ、フロッピーディスクシャーシな
どに使われていた金属の非晶性樹脂による代替が進んで
きたため、それらと接触して使用されるポリオキシメチ
レン樹脂製部品(ギア、カム、レバー等)との間での摺
動性の不具合が発生していることから起こってきてい
る。
非晶質樹脂との摺動部においては、摺動が不具合な時
に通常行うグリース塗布を行うと、非晶質樹脂が劣化す
るため、改良されたポリオキシメチレン樹脂材料の開発
が早急に望まれている。
背景技術 ポリオキシメチレン樹脂の摺動性を向上させるため
に、ポリオキシメチレン樹脂に1,4−ブタンジオールと
脂肪酸とのエステルを添加する方法(JP−B−55−2330
4)、グリセリンモノ脂肪酸エステルのホウ酸エステル
を添加する方法(JP−B−57−15616)、活性水素をも
つポリオレフィンとポリエチレン及びイソシアネートと
を添加する方法(JP−A−4−126758又はUS−A−5,34
4,875)、α−オレフィンとエチレン−ビニルモノマー
との共重合体を添加する方法(JP−A−49−40346)、
超高分子量ポリエチレンの粉末を添加する方法(EP−A
−148743)などが知られている。しかしながら、これら
の方法では、常温下での摺動性は若干改良されるもの
の、高荷重下、高温下での非晶質樹脂に対する摩擦係数
の上昇及び摩耗量の増大という問題は全く解決されなか
った。
また、JP−A−2−66365は、ポリオキシメチレン樹
脂に熱可塑性エラストマーと潤滑剤とを添加し、得られ
た組成物を低騒音歯車に使用することを記載している
が、本発明において使用するような特定の潤滑剤を記載
してはおらず、この引例の方法では本願が目的とする、
非晶質樹脂の対する高荷重下、高温下での優れた摺動性
を発現することができない。また、JP−A−4−36341
は、ポリアセタールを含むブロック共重合体に、熱可塑
性エラストマーと、アルコールへのアルキレンオキシド
の付加物とを添加する方法を記載しているが、本発明に
おいて使用するような特定の潤滑剤を記載してはおら
ず、この引例の方法では本願が目的とする、非晶質樹脂
に対する高荷重下、高温下での優れた摺動性を発現する
ことはできない。
一方、ポリオキシメチレンとポリオレフィン類とをブ
レンドする方法(JP−B−42−19498)、液状エチレン
−α−オレフィンランダム共重合体を添加する方法(JP
−A−4−239566)、変性α−オレフィン系重合体を添
加する方法(JP−B−59−204652)、及び平均分子量50
0以上のポリエーテル共重合体を添加する方法(JP−A
−5−70678)も知られているが、これら公知の組成物
では、本願が目的とする非晶質樹脂に対する高荷重、高
温下での摺動性は殆ど改良されていないのが現状であ
る。
本発明は、このような事情のもとで、特に点接触往復
動摺動試験において、非晶質樹脂に対して、高荷重、高
温(60〜100℃)下で、低い摩擦係数及び優れた耐摩耗
性をもつポリオキシメチレン樹脂組成物を提供すること
を目的としてなされたものである。
発明の開示 本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究を重ね
た結果、 (A)ポリオキシメチレン樹脂70〜99.89重量%、 (B)ラジカル重合触媒、クロム含有触媒、又はチーグ
ラー触媒を用いる重合により製造され、融点が40〜80℃
である少なくとも1種のエチレン−置換ビニル共重合体
0.1〜20重量%、及び (C)少なくとも1種の液状エチレン−α−オレフィン
ランダム共重合体0.01〜10重量%からなるポリオキシメ
チレン樹脂組成物が前記目的を達成することを見いだ
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
以下、本発明を詳細に説明する。
発明を実施するための最良の形態 本発明において(A)成分として用いられるポリオキ
シメチレン樹脂とは、ホルムアルデヒドの単量体または
その3量体(トリオキサン)4量体(テトラオキサン)
などの環状オリゴマーを重合して得られた重合体の両末
端をエーテル、エステル結合などで封鎖した単独重合体
をはじめ、前記トリオキサンやテトラオキサンとエチレ
ンオキシド、プロピレンオキシド、1,3−ジオキソラ
ン、グリコールのホルマール、ジグリコールのホルマー
ルなどの環状エーテルとを共重合させて得られた、炭素
数2〜8のオキシアルキレン単位を0.1〜20重量%含有
するオキシメチレン共重合体や、さらに分岐状分子鎖を
有する上記オキシメチレン共重合体、あるいはオキシメ
チレン単位からなるセグメント50重量%以上と異種成分
セグメント50重量%未満とを含有するオキシメチレンブ
ロック共重合体などである。
使用されるポリオキシメチレン樹脂の好ましい流動性
は、メルトインデックス(MI;ASTM D1238−57 Eの条
件下で測定)が10〜50g/10分、より好ましくは20〜40g/
10分である。
好ましいポリオキシメチレン樹脂は、高温での摺動性
の見地より両末端をアセチル基で封鎖したポリオキシメ
チレン単独重合体である。
また、より好ましいポリオキシメチレン樹脂は、高温
での摩擦係数が低いという見地から、片末端がアルコー
ルへのアルキレンオキシドの付加物の残基で封鎖された
ポリオキシメチレンブロック共重合体である。
また、特に好ましいポリオキシメチレン樹脂は、高温
での摩擦係数が低いという見地から、両末端をアセチル
基で封鎖したポリオキシメチレン単独重合体と、片末端
がアルコールへのアルキレンオキシドの付加物の残基で
封鎖されたポリオキシメチレンブロック共重合体とのブ
レンドである。
片末端がアルコールへのアルキレンオキシドの付加物
の残基で封鎖されたポリオキシメチレンブロック共重合
体は、JP−B−2−24307に示されている方法で製造す
ることができる。
上記アルコールへのアルキレンオキシドの付加物の残
基を構成する好ましいアルコールは、炭素数12〜22の脂
肪族アルコールであり、好ましいアルキレンオキシド
は、プロピレンオキシド、テトラメチレンオキシドであ
る。また、付加物中、アルコールに付加したアルキレン
オキシドのモル数は、1〜1,000、好ましくは1〜50で
ある。
このブロック共重合体の、末端基を除いた部分の好ま
しい数平均分子量は、10,000〜500,000である。
また、両末端をアセチル基で封鎖したポリオキシメチ
レン単独重合体と片末端がアルコールへのアルキレンオ
キシドの付加物の残基で封鎖されたポリオキシメチレン
ブロック共重合体との好ましいブレンド比率は、全ポリ
オキシメチレン樹脂100重量部中、ブロックコポリマー
5〜90重量%、好ましくは50〜80重量%である。
本発明の組成分における前記(A)成分たるポリオキ
シメチレン樹脂の含有量は、全組成分に対して70〜99.8
9重量%である。この量が70重量%未満でも、99.89重量
%を超えても高温摺動特性は悪くなる。
本発明の組成物において、(B)成分として用いられ
るのは、ラジカル重合触媒、クロム含有触媒又はチーグ
ラー触媒を用いる重合による製造され、融点が40〜80℃
である少なくとも1種のエチレン−置換ビニル共重合体
である。融点が40℃未満でも、80℃を超えても高温摺動
性は悪くなる。
より好ましいエチレン−置換ビニル共重合体の融点
は、高温で低摩擦係数を有するという点から60〜75℃で
ある。
なお、本発明において、エチレン−置換ビニル共重合
体には、グラフト変性体は包含されない。グラフト変性
体は高荷重高温下での摺動性が悪いからである。
また、(B)成分は、ラジカル重合触媒、クロム含有
触媒、又はチーグラー触媒を用いる重合により製造さ
れ、融点が40〜80℃である少なくとも1種のエチレン−
置換ビニル共重合体であるが、本発明においては(B)
成分は、EP−A−69951、EP−A−128046、EP−A−129
368、EP−A−128045、EP−A−294942、EP−A−51645
8、EP−A−416815、US−A−5,272,236に記載されてい
るシクロペンタジエニル又は置換シクロペンタジエニル
を1〜3分子含有するメタロセン触媒などの、活性点の
性質が均一であるシングルサイト触媒を用いる重合によ
り製造されたポリオレフィンと併用されることはない。
併用すると非晶質樹脂に対する高温下での摺動性が著し
く悪くなるからである。
本発明における融点とは、パーキンエルマー製示差走
査熱量計(DSC−7)で、まず前処理として試料を10℃
/分の割合で室温より200℃まで昇温し、その後10℃/
分の割合で−30℃まで降温し、次いで測定時に再び10℃
/分の割合で昇温したときの吸熱ピーク値である。
エチレン−置換ビニル共重合体を構成する置換ビニル
とは、エチレンの一つ以上の水素を他の置換基で置換し
たものである。具体的には、炭素数3〜20のα−オレフ
ィン、イソブテン、ステレン、メタクリル酸メチル、ア
クリル酸メチル、アクリロニトリル、酢酸ビニル、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリル酸、アクリ
ルアミド、アリルアミン、アリルアルコール、グリシジ
ルメタクリレートなどが挙げられる。
活性水素を持たない置換ビニルが好ましく用いられ
る。より好ましい置換ビニルは、炭素数3〜8のα−オ
レフィンである。具体的には、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘ
キセン、1−ヘプテン、1−オクテンなどが挙げられ
る。α−オレフィンのより好ましい炭素数は、より低い
摩擦係数を発現できるという点から3又は4、さらに好
ましくは4である。
また、本発明におけるエチレン−置換ビニル共重合体
のメルトインデックス(ASTM D−1238−57 Eの条件
下で測定)は、低摩擦係数が得られる点で、好ましくは
0.1〜40g/10分、より好ましくは0.5〜10g/10分である。
クロム含有触媒又はチーグラー触媒を用いる重合によ
り製造されたエチレン−α−オレフィン共重合体が好ま
しく用いられる。
チーグラー触媒を用いる重合により製造されたエチレ
ン−α−オレフィン共重合体が、低摩擦係数が得られる
点でより好ましい。
エチレン−置換ビニル共重合体を製造するための重合
触媒は、ラジカル重合触媒、クロム含有触媒又はチーグ
ラー触媒である。
ラジカル重合触媒とは、比較的低温でモノマー分子を
分解しそのラジカルを発生させることのできる化合物で
ある。
具体的には、以下の過酸化物やアゾ化合物が挙げられ
る。例えば、過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニ
トリル、クメンヒドロパーオキシド、ターシャリーブチ
ルヒドロパーオキシド、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウム等の過硫酸塩などである。
また、上記ラジカル重合触媒に還元剤を加えることに
よりラジカル生成速度を増大させたレドックス触媒も使
用できる。
上記触媒を用いたエチレン−α−オレフィン共重合体
は、一般に使われる高圧ラジカル法により製造される。
例えば、全モノマーに対して0.001〜1重量%のラジカ
ル重合開始剤の存在下で、重合圧力500〜4,000kg/cm2
好ましくは1,000〜3,500kg/cm2、反応温度50〜400℃、
好ましくは100〜350℃の条件下、連鎖移動剤及び必要に
応じて助剤を用いて、槽型又は管型反応器内で、モノマ
ーを同時に又は段階的に触媒と接触させ、重合させるこ
とにより製造することができる。
クロム含有触媒とは、フィリップス触媒に代表される
クロム化合物を必須成分とし、シリカ又はアルミナなど
を含む触媒である。例えば、US−A−3,324,101及びUS
−A−3,324,095に記載のシリルクロメート触媒、US−
A−3,879,368に記載のビス(シクロペンタジエニル)
クロム(II)化合物、US−A−4,011,382に記載のクロ
ム及びチタンの酸化物ならびに担体を含有する触媒、EP
−A−174507に記載のポリクロム化合物などが挙げられ
る。好ましくは、高温摺動性の見地より三酸化クロムと
二酸化ケイ素とを含有する触媒が用いられる。
上記触媒を用いたエチレン−α−オレフィン共重合体
は、JP−A−58−49706、EP−A−100879、EP−A−174
507に記載される一般的な中圧重合法により製造され
る。
チーグラー触媒とは、周期率表第I、II、III族(ホ
ウ素を除く)の金属を含む有機金属化合物を1つの成分
とし、第IV〜VIII族の遷移金属を含む化合物を他の成分
とする触媒である。トリアルキルアルミニウムと塩化チ
タン(IV)とからなる触媒が代表的である。使用される
遷移金属化合物としては、三塩化チタン、四塩化チタ
ン、オキシ塩化バナジウム、酸化クロム、ニッケル化合
物及びモリブデン化合物などが挙げられる。有機金属化
合物としては、トリエチルアルミニウム、トリイソブチ
ルアルミニウム、ジエチルアルミニウムクロリド、エチ
ルアルミニウムセスキクロリドなどのアルキルアルミニ
ウム化合物などが挙げられる。
上記触媒を用いて得られたエチレン−α−オレフィン
共重合体は、GB1211287、JP−B−45−40295、JP−B−
46−33568に記載される一般的な低圧重合法により製造
することができる。
好ましいチーグラー触媒は、高温摺動性の見地よりチ
タン及び/又はバナジウムの化合物と有機アルミニウム
化合物とを触媒の構成成分として含む触媒である。エチ
レン−α−オレフィン共重合体は、好ましくは、反応温
度−50〜100℃、反応圧力0〜50kg/cm2で、分子量調節
剤として水素等を用いて製造される。より好ましくは、
ハロゲン化バナジル(ハロゲン化酸化バナジウム)とシ
クロヘキサンとの反応物及び有機アルミニウムハロゲン
化物からなる触媒の存在下、スラリー重合を可能とする
不活性溶媒中、エチレンと1−ブテンとを共重合させ
る。
本発明において、エチレン−置換ビニル共重合体を得
るための好ましい触媒は、クロム含有触媒及びチーグラ
ー触媒、より好ましくはチーグラー触媒である。
また、エチレン−置換ビニル共重合体は、本発明の樹
脂組成物全体に対し、0.1〜20重量%添加することがで
きる。より低い摩擦係数を発現できることから、好まし
い添加量は1〜10重量%、より好ましい添加量は1〜3
重量%である。添加量が0.1重量%未満であると高温摺
動性が改良されず、20重量%を超えると高温での摩擦係
数が大きくなる。
本発明において(C)成分として用いられる液状エチ
レン−α−オレフィンランダム共重合体の「液状」と
は、23℃で流動性のある液体又は高粘性の液体であるこ
とをいう。好ましい液状エチレン−α−オレフィンラン
ダム共重合体は、蒸気圧オスモメトリーにより求めた数
平均分子量が500〜10,000であり、エチレン単位含有量
が20〜80モル%であり、且つα−オレフィン単位の炭素
数が3〜20である。
具体的には、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘ
プテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−
ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、1−テト
ラデセン、1−ペンタデセン、1−ヘキサデセン、1−
ヘプタデセン、1−オクタデセン、1−ノナデセン、ま
たは1−エイコセンなどの脂肪族置換ビニルモノマー1
種以上とエチレンとのランダム共重合体が好ましい。
より好ましいエチレン含有量は、低摩擦係数を発現で
きることから30〜70モル%である。
より好ましい数平均分子量は、低摩擦係数を発現でき
ることから600〜8,000、さらには700〜5,000である。
より好ましいα−オレフィンの炭素数は、低摩擦係数
を発現できることから、3〜10、さらには3である。
液状エチレン−α−オレフィンランダム共重合体は、
EP−A−60609に記載されているチーグラー触媒の存在
下に水素を分子量調節剤として用いて製造することがで
きる。
液状エチレン−α−オレフィンランダム共重合体は、
単独で使用することができ、また組成・分子量の異なる
2種以上を併用することもできる。
液状エチレン−α−オレフィンランダム共重合体の含
有量は本発明の樹脂組成物全体に対して0.01〜10重量%
である。含有量が、0.01重量%未満でも10重量%を超え
ても高温摺動性が損なわれる。好ましい添加量は、より
低い摩擦係数が得られるという観点から、1.0〜6重量
%である。
本発明の樹脂組成物は、高温で低摩擦係数を得るため
に、上記(A),(B)及び(C)成分からなる組成物
100重量部に対し、さらにβ−アラニン共重合体を0.01
〜5重量部含むことができる。β−アラニン共重合体と
は、3−ナイロン構造と他の構造とを主鎖にもつ共重合
体である。
具体的なβ−アラニン共重合体の例は、アクリルアミ
ドもしくはその誘導体、又はアクリルアミドもしくはそ
の誘導体と他のビニルモノマーとを金属アルコラートの
存在下で共重合体させて得られる、第1級アミド含有量
が、ポリアクリルアミド共重合体1gあたり1.4〜13ミリ
モルであるβ−アラニン共重合体である(JP−A−63−
118328又はUS−A−4,855,365及びJP−A−3−23472
9)。
β−アラニン共重合体の平均粒径は、好ましくは1〜
10μm、より好ましくは、1〜6μmである。上記
(A),(B)及び(C)成分からなる組成物100重量
部に対するβ−アラニン共重合体の添加量は、0.1〜0.5
重量部である。
また、本発明の樹脂組成物はさらに、平均粒径0.5〜1
0μmで、三酸化二ホウ素含有率が全窒化ホウ素に対し
て0.01〜1.0重量%である窒化ホウ素を、上記(A),
(B)及び(C)成分からなる組成物100重量部に対
し、5〜500ppm含むことができ、この場合高温でも低い
摩擦係数を発現させることができる。より好ましい平均
粒径は、0.6〜4.0μmである。より好ましい三酸化二ホ
ウ素含有率は0.05〜0.2重量%である。より好ましい添
加量は、上記組成物100重量部に対して50〜300ppmであ
る。
本発明の樹脂組成物は、通常使われている溶融混練機
を用いて、使用するポリオキシメチレン樹脂の融点以上
の温度で溶融混練し、ペレット化することができる。溶
融混練機としては、ニーダー、ロールミル、一軸押出
機、二軸押出機、多軸押出機を挙げることができるが、
酸素の遮断や作業環境などを考慮すると、ベント減圧さ
てた2軸(2条)押出機でペレット化することが好まし
い。
本発明の樹脂組成物は、所望に応じて、本発明の目的
を損なわない範囲で、従来プラスチック添加剤として慣
用されているもの、たとえば、ヒンダードフェノール、
ヒンダードアミン、紫外線吸収剤、無機フィラー、顔料
等を含むことができ、また、通常ポリオキシメチレン樹
脂に用いられている添加成分、たとえば、メラミン、メ
ラミンホルムアルデヒド縮合体等を含むこともできる。
次に実施例及び比較例により、本発明をより詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
例1〜16(本発明) US−A−2,998,409に記載の方法に従い、固有粘度1.2
(α−ピネン2重量%を含有するp−クロロフェノール
にポリマー0.1重量%を溶解させた溶液について、60℃
で測定した値)及びメルトインデックス(ASTMD1238−5
7(E))9.0g/10分を有する両末端アセチル化されたポ
リオキシメチレン単独重合体の粉末を作製し、80℃で3
時間乾燥した。この重合体に、ポリオキシメチレン100
重量部に対して、酸化防止剤としてチバガイギー社製イ
ルガノックス245(商品名)を0.3部添加してポリアセタ
ール単独重合体を得た。JP−A−50−155583に記載され
たハロゲン化バナジルとシクロヘキサンとの反応物及び
有機アルミニウムハロゲン化物からなる触媒の存在下、
スラリー重合を可能とする不活性溶媒中で、エチレンと
α−オレフィンとの共重合により、表2〜3に示すポリ
オレフィンを製造した。上記ポリアセタール単独重合
体、ポリオレフィン及び表1に示す潤滑剤を、表2〜3
に示すように窒素雰囲気下でブレンドし、200℃に設定
されたL/D25の二軸ベント押出機を用い、スクリュー回
転数100rpm、吐出量3kg/時間、最高樹脂温度205〜210
℃、混練時間(滞留時間)0.5〜0.7分の条件でブレンド
物を溶融混練して、第2〜3表に示す組成の樹脂組成物
を調製し、さらにこれをペレット化した。
得られたぺレットを80℃で3時間乾燥した後、シリン
ダー温度200℃に設定された1オンス成形機(東洋機械
金属製TI30G)で、金型温度70℃、冷却時間20秒の条件
で、厚さ3mmの平板を成形し、試験片を得た。
この試験片について、点接触往復摺動性を往復動摩擦
摩耗試験機(東測精密製AFT−15MS型)により、荷重4k
g、線速度10mm/sec、往復距離20mmとし、相手材とし
て、成形温度280℃で5φ、先端R=2.5の成形片に成形
された、ポリフェニレンオキシド(ηsp/c=0.5dl/g,ク
ロロホルム中,25℃)30重量%およびHIPS20重量%およ
びポリスチレンGP10重量%およびガラスフレーク(平均
粒子径10μ)40重量%のブレンド物である非晶質樹脂を
用い、環境温度を60、80、100℃と変えて3万回往復さ
れた後の摩擦係数及び平板の摩耗量(最大摩耗深さ)を
測定した。
それらの結果を表2〜4に示す。
比較例17〜26(比較) ポリオレフィンとして、例17〜18では表5のモノマー
組成で例1と同様にして得られたポリオレフィンを用
い、例19〜21では例1と同じポリオレフィンを用い、例
22ではポリオレフィンとしてEP−A−148743に記載の無
水塩化マグネシウムと四塩化チタンとトリエチルアルミ
ニウムからなるチーグラー触媒を用いて製造したHDPE
(融点;130℃)を用い、例23では触媒として過酸化ベン
ゾイルを用いて高圧ラジカル法で製造したLDPE(融点;1
10℃)を用い、例24ではEP−A−416815に記載の(第3
級ブチルアミド)ジメチル(テトラメチル−η5−シク
ロペンタジエニル)シランチタンジクロリド(シングル
サイト触媒)で重合して得られたポリエチレン−1−オ
クテンを用い、他の組成を表5〜6に示す通りとした以
外は例1と同様にして試験を行った。
また、例25及び26では潤滑剤を表−1に示す潤滑剤G,
Hに代えた以外は例1と同様に試験を行った。
それらの結果を表5及び6に示す。
例27(本発明) US−A−3,027,352に記載の方法に従い、固有粘度1.
1、メルトインデックス10g/10分のオキシエチレン基2.8
重量%を含有するポリオキシメチレン共重合体を作製
し、この共重合体をポリオキシメチレン樹脂として用
い、ポリオレフィンとして例1に示すものを用いた以外
は、例1と同様の組成及び方法で試験を行った。
その結果、60、80、100℃での摩擦係数はそれぞれ0.1
6,0.15,0.13であった。摩耗量は、それぞれ60,55,50μ
mであった。
例28(本発明) エチレン−α−オレフィン共重合体を、JP−A−58−
49706に記載の、担体としてのシリカを、三酸化クロム
とチタンテトラアルコレートとの反応物で処理した後焼
結し、三酸化クロムとシラノールを与える化合物との反
応物が担持された触媒を用いる重合により製造されたエ
チレン−1−ブテン共重合体(mp71℃、メルトインデッ
クス;3.6g/10分)に代えた以外は例1と同様に試験を行
った。
その結果、60、80、100℃での摩擦係数はそれぞれ0.1
8,0.16,0.14であった。摩耗量は、それぞれ60,55,55μ
mであった。
例29(本発明) エチレン−1−ブテン共重合体を、触媒として全モノ
マーに対し0.1重量%の過酸化ベンゾイルを用い高圧ラ
ジカル法(圧力1000Kg/cm2,反応温度200℃)により得ら
れたエチレン−酢酸ビニル(30モル%)共重合体(融点
70℃、メルトインデックス10g/10分)に代えた以外は例
1と同様に試験を行った。
その結果、60、80、100℃での摩擦係数はそれぞれ0.2
0,0.21,0.20であった。摩耗量は、それぞれ80,80,80μ
mであった。
例30(本発明) 両末端アセチル化されたポリオキシメチレン単独重合
体の代わりに、JP−B−2−24307に記載の方法で製造
した片末端がステアリルアルコールへのプロピレンオキ
サイド10モルの付加物の残基で封鎖され、もう一方の末
端がアセチル基で封鎖されたポリオキシメチレンブロッ
ク共重合体(メルトインデックス;9g/10分)40重量部と
両末端アセチル化されたポリオキシメチレン単独重合体
(メルトインデックス;9g/10分)60重量部とをブレンド
したものを用いたこと以外は例1と同様に試験を行っ
た。
その結果、60、80、100℃での摩擦係数はそれぞれ0.1
2,0.12,0.10であった。摩耗量は、それぞれ40,35,35μ
mであった。
例31(本発明) JP−A−63−118328又はUS−A−4,855,365及びJP−
A−3−234729に記載されている方法に従い、アクリル
アミドとメチレンビスアクリルアミド(10モル%)とを
金属アルコラートの存在下で重合して、第1級アミド含
有量が10ミリモル/ポリマー1gであり、且つ平均粒径が
4μmであるβ−アラニン共重合体を作製した。この共
重合体を、例1の組成物100重量部に対し、0.3重量部添
加し、例1と同様に試験を行った。
その結果、60、80、100℃での摩擦係数はそれぞれ0.1
3,0.13,0.09であった。摩耗量は、それぞれ50,50,50μ
mであった。
例32(本発明) 例29の組成物100重量部に対し、平均粒径1μmで、
三酸化二ホウ素含有率が0.1重量%の窒化ホウ素を200pp
m添加し、例1と同様にして試験を行った。
その結果、60、80、100℃での摩擦係数はそれぞれ0.1
2,0.12,0.09であった。摩耗量は、それぞれ48,45,40μ
mであった。
産業上の利用可能性 本発明の樹脂組成物は、OA機器、自動車の各種摺動部
材(例えば、ギア、軸受け、レバー、キーステム、カ
ム、ラチェット、ローラー)、VTRのガイドローラ、側
板、カムギア、複写機のギア、LBPの給紙駆動部品、ト
ナー攪拌ギアトレイン、カートリッジのギア、CD−ROM
摺動部品などに使用できる。特に環境温度が60℃以上に
上昇し、非晶質樹脂と接触する、CD−ROMシャーシ、プ
リンタ等のカートリッジギアボックス、ファクシミリシ
ャーシ、フロッピーディスクシャーシなどに取り付けら
れるギア、カム、プーリー、レバーなどに好適に使用で
きる。

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリオキシメチレン樹脂70〜99.89
    重量%、 (B)ラジカル重合触媒、クロム含有触媒又はチーグラ
    ー触媒を用いる重合により製造され、融点が40〜80℃で
    ある少なくとも1種のエチレン−置換ビニル共重合体0.
    1〜20重量%、及び (C)少なくとも1種の液状エチレン−α−オレフィン
    ランダム共重合体0.01〜10重量%からなるポリオキシメ
    チレン樹脂組成物。
  2. 【請求項2】ポリオキシメチレン樹脂が、両末端をアセ
    チル基で封鎖されたポリオキシメチレン単独重合体であ
    る請求項1記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】ポリオキシメチレン樹脂が、片末端がアル
    コールへのアルキレンオキシドの付加物の残基で封鎖さ
    れたポリオキシメチレンブロック共重合体である請求項
    1記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  4. 【請求項4】ポリオキシメチレン樹脂が、両末端をアセ
    チル基で封鎖されたポリオキシメチレン単独重合体と、
    片末端がアルコールへのアルキレンオキシドの付加物の
    残基で封鎖されたポリオキシメチレンブロック共重合体
    とのブレンドである請求項1記載のポリオキシメチレン
    樹脂組成物。
  5. 【請求項5】エチレン−置換ビニル共重合体が、クロム
    含有触媒又はチーグラー触媒を用いる重合により製造さ
    れたエチレン−α−オレフィン共重合体である請求項1
    〜4のいずれか1項に記載のポリオキシメチレン樹脂組
    成物。
  6. 【請求項6】エチレン−置換ビニル共重合体が、チーグ
    ラー触媒を用いる重合により製造されたエチレン−α−
    オレフィン共重合体である請求項1〜4のいずれか1項
    に記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  7. 【請求項7】クロム含有触媒が、三酸化クロムと二酸化
    ケイ素とを含有する触媒である請求項5記載のポリオキ
    シメチレン樹脂組成物。
  8. 【請求項8】チーグラー触媒がチタン及び/又はバナジ
    ウムの化合物と有機アルミニウム化合物とを構成成分と
    して含む触媒である請求項6記載のポリオキシメチレン
    樹脂組成物。
  9. 【請求項9】エチレン−置換ビニル共重合体が、エチレ
    ン−1−ブテン共重合体である請求項1記載のポリオキ
    シメチレン樹脂組成物。
  10. 【請求項10】エチレン−置換ビニル共重合体が、融点
    60〜75℃のエチレン−1−ブテン共重合体である請求項
    9記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  11. 【請求項11】エチレン−置換ビニル共重合体が、ハロ
    ゲン化バナジルとシクロヘキサンとの反応物及び有機ア
    ルミニウムハロゲン化物からなる触媒の存在下、スラリ
    ー重合を可能とする不活性溶媒中、エチレンと1−ブテ
    ンとを共重合させる方法により製造された樹脂である請
    求項6記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  12. 【請求項12】液状エチレン−α−オレフィンランダム
    共重合体が、数平均分子量500〜10,000であり、エチレ
    ン単位含有量が20〜80モル%であり、且つα−オレフィ
    ンの炭素数が3〜20である請求項1記載のポリオキシメ
    チレン樹脂組成物。
  13. 【請求項13】液状エチレン−α−オレフィンランダム
    共重合体のα−オレフィンの炭素数が3である請求項12
    項記載のポリオキシメチレン樹脂組成物。
  14. 【請求項14】さらにβ−アラニン共重合体を、
    (A),(B)及び(C)成分からなる組成物100重量
    部に対し0.01〜5重量部含む請求項1記載のポリオキシ
    メチレン樹脂組成物。
  15. 【請求項15】平均粒径0.5〜10μmで、三酸化二ホウ
    素含有率が全窒化ホウ素に対して0.01〜1.0重量%であ
    る窒化ホウ素を、(A),(B)及び(C)成分からな
    る組成物100重量部に対し5〜500ppm含む請求項1記載
    のポリオキシメチレン樹脂組成物。
JP09537902A 1996-04-23 1996-04-23 ポリオキシメチレン樹脂組成物 Expired - Lifetime JP3078580B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP1996/001095 WO1997040099A1 (fr) 1996-04-23 1996-04-23 Composition de resine polyoxymethylene

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3078580B2 true JP3078580B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=14153227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09537902A Expired - Lifetime JP3078580B2 (ja) 1996-04-23 1996-04-23 ポリオキシメチレン樹脂組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6221946B1 (ja)
JP (1) JP3078580B2 (ja)
DE (1) DE19681755B3 (ja)
WO (1) WO1997040099A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001164085A (ja) 1999-12-06 2001-06-19 Polyplastics Co 分岐ポリアセタール樹脂組成物
DE10162903B4 (de) * 2000-12-26 2009-04-30 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Polyoxymethylenharzzusammensetzung und daraus hergestellte Formkörper
WO2017056064A1 (en) 2015-09-30 2017-04-06 Celanese Sales Germany Gmbh Low friction squeak free assembly
JP2017141354A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 旭化成株式会社 ポリアセタール樹脂組成物
CN115508179A (zh) * 2022-11-01 2022-12-23 泰州市华晨仪器有限公司 一种水体中总氮的检测方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3860568A (en) * 1966-05-13 1975-01-14 Rhone Poulenc Sa Novel polymerization initiator and process for polymerization using the same
US4041022A (en) * 1967-05-24 1977-08-09 Ciba-Geigy Corporation Process for the manufacture of thyrocalcitonin
JPS4940346A (ja) 1972-08-28 1974-04-15
JPS5523304A (en) 1978-08-02 1980-02-19 Dover Corp Rotary pump
JPS5858168B2 (ja) 1980-06-28 1983-12-23 株式会社神戸製鋼所 スリツタスタンドの刃替装置
JPS59204652A (ja) 1983-05-10 1984-11-20 Mitsui Petrochem Ind Ltd ポリアセタ−ル系樹脂組成物
DE3582435D1 (de) * 1984-01-06 1991-05-16 Mitsui Petrochemical Ind Thermoplastische harzzusammensetzungen.
DE3715117C2 (de) * 1986-05-09 1994-02-17 Asahi Chemical Ind Poly-ß-alanin-Verbindung, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung in Polyacetalharz-Zusammensetzungen
US4873282A (en) * 1987-05-15 1989-10-10 Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. Polyacetal resin composition
JP2647919B2 (ja) * 1988-08-31 1997-08-27 ポリプラスチックス株式会社 低騒音歯車
JP2918644B2 (ja) 1989-11-28 1999-07-12 旭化成工業株式会社 耐摩耗性ポリオキシメチレン樹脂組成物及びその製造方法
KR940002986B1 (ko) 1989-11-28 1994-04-09 아사히 가세이 고오교 가부시끼가이샤 내마모성 폴리옥시메틸렌 수지 조성물 및 이의 제조방법
JP3074568B2 (ja) 1990-06-01 2000-08-07 旭化成工業株式会社 ポリアセタール樹脂組成物
JPH0649320A (ja) * 1990-12-27 1994-02-22 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 成形用ポリアセタール 組成物
JP2909228B2 (ja) 1991-01-24 1999-06-23 三井化学株式会社 樹脂組成物
JP3018119B2 (ja) 1991-09-11 2000-03-13 ダイセル・ヒュルス株式会社 摺動部材用樹脂組成物
JPH06206235A (ja) * 1992-11-13 1994-07-26 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリアセタール樹脂製薄肉成形体の製造方法
CA2164934A1 (en) * 1993-06-15 1995-01-05 Kenichi Shinohara Polyacetal resin composition
CN1067649C (zh) * 1994-03-04 2001-06-27 泰特拉·雷沃金融控股公司 棒状物品的包装
JP3457757B2 (ja) * 1995-02-02 2003-10-20 日本テトラパック株式会社 棒状体パッケージ

Also Published As

Publication number Publication date
WO1997040099A1 (fr) 1997-10-30
DE19681755B3 (de) 2005-09-01
US6221946B1 (en) 2001-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
BE1006439A3 (fr) Procede de preparation d'une composition de polymeres d'ethylene, composition de polymeres d'ethylene et son utilisation.
CN101429309B (zh) 一种抗冲聚丙烯组合物及其制造方法
KR100222350B1 (ko) 자동차 외장재용 폴리프로필렌 수지 조성물
WO2009148487A1 (en) Bimodal polyethylene process and products
EP1927628A1 (en) Propylene resin composition
EP1931730A1 (en) Polyethylene composition with improved stress crack resistance/stiffness relation for blow moulding
JP3102890B2 (ja) ポリオキシメチレン樹脂組成物
US5837764A (en) Polyproplylene resin composition
JP3078580B2 (ja) ポリオキシメチレン樹脂組成物
EP0430215B1 (en) Wear-resistant polyoxymethylene resin composition and method for making same
EP1046655B1 (en) Production of polyethylene
MX2007006848A (es) Polimero que contiene auxiliar de procesamiento de polisiloxano y neutralizante de catalzador.
US3770852A (en) Polyolefin resin blends
JPH11106574A (ja) 剛性−escr−耐衝撃性のバランスに優れた高密度エチレン系重合体組成物
JPS5825693B2 (ja) トウメイセイ オヨビ タイシヨウゲキセイノリヨウコウナ ポリプロピレンソセイブツ
JPH0315645B2 (ja)
JPH07133323A (ja) エチレン・α−オレフィン共重合体
US20090326158A1 (en) Propylene block copolymer
CN1129647C (zh) 聚甲醛树脂组合物
JP4103973B2 (ja) ゴム変性熱可塑性樹脂およびその組成物
KR0140093B1 (ko) 반상호 침투 가교구조를 갖는 폴리아세탈 수지 조성물
KR20190061186A (ko) 프로필렌과 알파-올레핀의 공중합체 조성물 제조 방법 및 이로부터 수득된 프로필렌과 알파-올레핀의 공중합체 조성물
Hasebe et al. Ultrahigh molecular weight ethene copolymers from metallocene and Ziegler catalysts
JPH08176399A (ja) ポリオキシメチレン樹脂組成物
JP3338186B2 (ja) 透明性の改良されたエチレン系樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080616

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140616

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term