JP3074568B2 - ポリアセタール樹脂組成物 - Google Patents

ポリアセタール樹脂組成物

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JP3074568B2 JP02141280A JP14128090A JP3074568B2 JP 3074568 B2 JP3074568 B2 JP 3074568B2 JP 02141280 A JP02141280 A JP 02141280A JP 14128090 A JP14128090 A JP 14128090A JP 3074568 B2 JP3074568 B2 JP 3074568B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、摩擦、摩耗特性等の摺動性に優れたポリア
セタール樹脂組成物に関するものである。
さらに詳しくは、自動車部品、電気、電子部品、機械
部品などにおいて特に自己潤滑特性が要求される部品な
どに用いられる、摩擦摩耗特性の極めて優れた成形品を
与えうるポリアセタール樹脂組成物に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、ポリアセタールは、その優れた機械的特性、電
気特性、クリープ特性、耐摩擦摩耗特性を有することか
ら、例えば自動車部品、電気部品、歯車、軸受、その他
の機械部品などに広く用いられている。また、ポリアセ
タールは自己潤滑特性にも優れていて、その特性が生か
された用途にも種々用いられている。しかしながら、自
己潤滑特性が要求される用途に耐え得るものではなく、
摩擦摩耗特性の更なる向上が強く望まれている。
ポリアセタールの潤滑特性の向上を図る従来技術とし
て、特開昭57−5714号公報には、ポリアセタールにエス
テル系潤滑剤と低密度ポリエチレンとを組合わせること
が開示されている。しかしながら、この方法によるポリ
アセタールの樹脂組成物は対金属、対樹脂潤滑性いずれ
も満足しうるものではなく、特に対樹脂潤滑性について
は、ほとんど改良効果が見られない。又、特開昭62−18
7551号公報にはアルキレンオキシド付加物を片末端に導
入したポリアセタールブロックポリマーにオキシアルキ
レン単位を持つ潤滑剤及び結晶核剤を配合し摺動性を向
上させることが開示されている。しかし、対金属、対樹
脂いずれも潤滑性が改良されてはいるが、精密部品への
使用等においては、摩擦係数及び摩耗量がまだまだ大き
く、グリースレスでの使用に耐えうるものではない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、自己潤滑性が要求される各種部品に
好適に用いられる、摩擦及び摩耗のいずれの特性にもに
極めて優れた成形品を与えうる高潤滑性ポリアセタール
樹脂組成物を提供する事にある。
[課題を解決するための手段及び作用] 即ち本発明は、 1.(a)ポリアセタール樹脂100重量部、 (b)曲げ弾性率が100〜5,000kg/cm2である熱可塑性
樹脂0.05〜20.0重量部、 (c)一般式〈I〉 (式中のR1,R2は同一又は異なってそれぞれ水素原子、
置換基を有し若しくは有しないアルキル基より選ばれ、
R3は水素原子、置換基を有し若しくは有しない、アルキ
ル基、アリール基より選ばれる基、mは1〜6の整数、
nは1〜2,000の整数)で表わされる化合物の中から選
ばれたオキシアルキレン化合物0.05〜20重量部、 を配合してなり、前記熱可塑性樹脂が、ポリエチレンと
ビニル単量体のグラフト共重合体、けい素樹脂、エチレ
ンとグリシジルメタクリレートの共重合体とビニル重合
体のグラフト重合体及びエチレンと酢酸ビニルの共重合
体とビニル重合体のグラフト重合体よりなる群から選ば
れた少なくとも一種であるポリアセタール樹脂組成物で
ある。
また、 (a)ポリアセタール樹脂が一般式〈II〉 (式中のR4,R′は同一又は異なってそれぞれ水素原
子、置換基を有し若しくは有しないアルキル基、アリー
ル基より選ばれ、R5は水素原子、置換基を有し若しくは
有しない、アルキル基、アリール基より選ばれる基、
m′は2〜6の整数、n′は1〜2,000の整数)で表わ
される化合物とポリオキシメチレンとよりなるブロック
ポリマー100重量部である摺動性に優れたポリアセター
ル樹脂組成物を提供するものである。
(b)の曲げ弾性率が100〜5,000kg/cm2である熱可塑性
樹脂とは、ポリエチレンとビニル単量体のグラフト共重
合体、けい素樹脂、エチレンとグリシジルメタクリレー
トの共重合体とビニル重合体のグラフト重合体及びエチ
レンと酢酸ビニルの共重合体とビニル重合体のグラフト
重合体よりなる群から選ばれた少なくとも一種であっ
て、ASTM D790の方法により求めた曲げ弾性率[kg/c
m2]が100〜5,000のものである。
更に、熱可塑性を、損なわない限り、通常の一般的な
ゴム、例えばブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブチル
ゴム、ブタジエンアクリロニトリルゴム、スチレンブタ
ジエンゴム、等を1種以上熱可塑性樹脂に混合しても、
かまわない。
熱可塑性樹脂のポリアセタール樹脂に対する配合量は
0.05重量部未満では摩耗特性の向上が無く又、20.0重量
部を超えると、摩耗特性は優れるが、ポリアセタール樹
脂の曲げ弾性率が14,000kg/cm2以下に低下しポリアセタ
ール樹脂の機械的特性を考えると、実用的では無い領域
まで低下するので0.05〜20.0重量部の範囲とする。
次に(C)オキシアルキレン付加物とは一般式〈I〉 (式中のR1,R2は同一又は異なってそれぞれ水素原子、
置換基を有し若しくは有しないアルキル基より選ばれ、
R3は水素原子、置換基を有し若しくは有しない、アルキ
ル基、アリール基より選ばれる基、mは1〜6の整数、
nは1〜2,000の整数)で表わされる化合物の中から選
ばれたオキシアルキレン化合物の少なくとも1種であ
り、2種以上組み合せて用いてもよい。
この成分はアルコールにアルキレンオキシドを付加す
ることにより得ることができる。
アルコール及びアルキレンオキシドは、潤滑性の向
上、入手の容易さから、アルコールとしてはラウリルア
ルコール、ステアリルアルコール、エイコサノール、p
−オクチルフェノール及びp−ノニルフェノールが好ま
しく、アルキレンオキシドとしてはエチレンオキシド及
びプロピレンオキシドが好ましい。
さらに、アルコールへのアルキレンオキシドの付加モ
ル数は潤滑性、成形性の容易さの点から、ベースポリマ
ーの末端封鎖に使用したアルコールのアルキレンオキシ
ド付加物におけるアルキレンオキシドの付加モル数と同
等かそれ以下が好ましい。
配合割合については0.05〜20重量部の範囲で選ばれ
る。20重量部を超えると組成物の機械的特性が著しく低
下する。潤滑性、成形性、機械的強度などから1〜10重
量部の範囲が好適である。
更にここで言う(a)ポリアセタール樹脂とは、ホル
ムアルデヒド又は環状オリゴマーから得たポリオキシメ
チレン、あるいはそれらと共重合可能なコモノマー、例
えばエチレンオキシサイド、プロピレンオキサイド、イ
ソブチレンオキシサイド、スチレンオキシサイド、シク
ロヘキセンオキシサイドなどの共重合体、またはこれら
を末端安定化させたものでもよい。つまりアセタールホ
モポリマー及びコポリマー、更にはターポリマーならび
に、ブロックポリマーが含まれる。
ここで言うブロックポリマーとは、オキシメチレン単
位(−CH2O−)の繰り返しからなる線状のポリアセター
ル重合体において、片末端が一般式〈II〉 (式中のR4,R′は同一又は異なってそれぞれ水素原
子、置換基を有し若しくは有しないアルキル基、アリー
ル基より選ばれ、R5は水素原子、置換基を有し若しくは
有しない、アルキル基、アリール基より選ばれる基、
m′は2〜6の整数、n′は1〜2,000の整数)で表わ
される化合物とポリオキシメチレンとよりなるブロック
ポリマーである。
具体的にオキシメチレン単位の繰り返しよりなる線状
の重合体であり、重合体の片末端が、 で封鎖された重合体を構造式を以って例示すると次の如
くである。
(l:平均重合度、R0:水素、アルキル基、置換アルキル
基、アリール基、置換アリール基) R5は炭素数8以上であることが望ましい。
この組成物ほ押出機や射出成形機などで容易に形成す
ることができる。
又必要に応じて本願発明組成物に従来公知の添加剤例
えば熱安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、難燃剤、無機
充てん剤、紫外線防止剤、顔料、染料等を本発明の効果
を損わない範囲で添加してもよい。
本願発明組成物の製造方法は、特に限定されるもので
はなく、例えば、通常の押出機を用いてペレット同志を
混合する方法や、ペレット前のパウダー状態で混合する
方法のいずれであってもかまわない。
例えば、粉末のポリアセタールポリマーと、熱可塑性
エラストマー粉末あるいはペレットに、更に一般式
〈I〉で示した液体あるいは固体、もしくはペースト状
又は粉末をヘンシェルミキサーなどで均一に混合するこ
とにより調製される方法やポリアセタールの重合後、押
出工程の中で熱可塑性エラストマー及び一般式〈I〉で
示した添加剤を、液体又は固体で投入し、均一に混合す
る方法等が取られる。
[実施例] 以下実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
本実施例で用いたブレンド法及び測定方法は以下の通
りである。
(1)ブレンド法 添加剤の混合についてはヘンシェルミキサーを用い、
混合と同時に、ポリアセタール用の熱安定剤、酸化防止
剤をそれぞれ0.3重量部、0.15重量部を加えた。更にブ
レンド後200℃に設定された二軸ベント付き押出機(L/D
=32.0)を用い、スクリュー回転数150rpm、吐出速度3k
g/HR、樹脂温度205℃の条件で溶融混練し、ペレット化
した。
次に、このペレットを80℃で3時間乾燥したのち、3
オンス成形機にて、金型温度80℃、冷却時間20秒の条件
で、外径26mm、内径20mm、深さ17mmの円筒状に成形し、
試験片を得た。
(2)摩擦特性測定法 この試験片について、スラストタイプ摩擦摩耗試験機
[東洋精機(株)製]を用い、相手材:ポリアセタール
コポリマー(商品名、旭化成TENAC−C4510)及び鋼(S4
5C)の2種について摩擦係数と摩耗量を測定した。
〈摩擦係数〉 相手材がTENAC−C4510:面圧2kg/cm2 相手材がS45C :面圧10kg/cm2 で線速度を1.2〜70cm/secの条件下で測定を行ない、平
均摩擦係数を求めた。
〈摩耗量〉 相手材がTENAC−C4510:線速度6cm/sec 相手材がS45C :線速度60cm/sec で面圧はいずれも2kg/cm2の条件で測定を行い摩耗量を
求めた。
(3)曲げ弾性率 ASTM D790測定方法に基づき測定した。
実施例−1〜4 ポリアセタールコポリマー(商品名旭化成テナックC4
510)100重量部に熱可塑性樹脂として、LDPE−AS(低密
度ポリエチレンにアクリルニトリル及びスチレンをグラ
フトさせた重合体であり、ASのうちアクリロニトリル含
有量が30wt%、スチレン70wt%のものをLDPE70wt%/AS3
0wt%の組成であるもの)、シリコン樹脂、EGMA−PS
(エチレンとグリシジルメタクリレート共重合体にスチ
レンをグラフトさせた重合体であり、EGMAが70wt%、PS
が30wt%の組成比であるもの)、EVA−AS(エチレンと
酢酸ビニル共重合体にアクリロニトリルとスチレンをグ
ラフト重合させたものでありEVAが70wt%、ASが30wt%
の組成であるもの)、をそれぞれ5重量部、更にオキシ
アルキレン化合物として、ポリオキシプロピレンステア
リルエーテル3重量を部配合し、ブレンド後、押出機に
よりペレット状とし、続いて熱風乾燥機で80℃×3時間
乾燥後、摩擦、摩耗評価用円筒状成形片を射出成形法に
より作成した。23℃×48時間恒温室に放置後摩擦、摩耗
特性の評価を行い、結果を第1表及び第2表に示した。
実施例−5〜7 100重量部、に実施例−4で用いたEVA−AS〈エチレン
/酢ビ共重合体にアクリロニトリル/スチレンをグラフ
ト重合させた曲げ弾性率1100kg/cm2の熱可塑性樹脂〉を
5重量部、10重量部、及び20重量部と変化させ、更にオ
キシアルキレン化合物として実施例−4で用いた、ポリ
オキシプロピレンステアリルエーテル3重量部配合し、
実施例1〜4と同じ方法で評価を行った。その結果を第
2表に示した。
実施例−8 ポリアセタールホモポリマー(商品名旭化成テナック
5010)100重量部にエチレンプロピレンジエンゴムとエ
チレン酢酸ビニル樹脂及びスチレンブタジエンゴムとの
混合物(混合組成比はそれぞれ45wt%、45wt%、10wt
%)を5重量部、配合し、更にオキシアルキレン化合物
として、ポリオキシエチレンステアリルエーテルを5重
量部配合し、摩擦摩耗特性を評価した。結果を第3表へ
示した。
実施例−9〜11 ポリアセタールブロックポリマー100重量部に、熱可
塑性樹脂として、E・EA−PMMA(エチレンとエチルアク
リレートの共重合体−エチルアクリレート含有量15wt%
にポリメチルメタアクリレートをグラフトさせたもので
あり組成物比としてE・EA70wt%PMMA30wt%)を3重量
部配合したものにオキシアルキレン化合物として、それ
ぞれオキシ・エチレン−オキシ・プロピレンブロックポ
リマーである平均分子量が約1250のもの5重量部、ポリ
プロピレングリコールの平均分子量が約1000のものを5
重量部、ポリプロピレングリコールの平均分子量が約10
00のものが3重量部と実施例−8に用いたものと同じ、
ポリオキシエチレン・ステアリルエーテルを3重量部と
したものについて、摩擦摩耗特性を測定し、その結果を
第4表に示した。
比較例1〜3 実施例−8に用いたポリアセタールホモポリマー100
重量部に、熱可塑性ポリウレタン(商品名日本ミラクト
ラン(株)ミラクトランP22M)曲げ弾性率190kg/cm2
5重量部とし、ポリオキシエチレンステアリルエーテル
の添加量を0,0.03,25重量部と変化させ、実施例−1〜1
1と同じ方法で摩擦摩耗特性を評価した。結果を第5表
に示す。但し比較例−3で非常に優れた摺動特性を示し
ているが、ポリアセタール配合品の重要な機械的物性で
ある、曲げ弾性率が14,000kg/cm2以下迄低下し実用的で
は無い。
比較例−4〜5 実施例8に用いたポリアセタールホモポリマー100重
量部に熱可塑性ポリウレタンの配合量を0.30重量部と変
化させ、更にポリオキシエチレンステアリルエーテルを
3重量部配合させ、実施例1〜11と同じ方法で摩擦摩耗
特性を評価した。結果を第5表に示す。但し比較例−5
で摩耗特性が優れた結果ではあるが、摩耗係数が高い事
と配合されたポリアセタール樹脂の曲げ弾性率が14,000
kg/cm2以下に低下し、実用的では無いと判断する。
比較例−6 ベースポリマーのみでの値。
比較例7〜9 実施例−1に用いたポリアセタールコポリマー(商品
名旭化成テナックC4510)100重量部に、オキシアルキレ
ン化合物としてポリオキシプロピレンステアリルエーテ
ルを3重量部配合し、更に熱可塑性樹脂の中から、曲げ
弾性率が5,000kg/cm2以上のものについて、添加し、実
施例−1と同じ方法で評価を行った。結果を第6表に示
した。
[発明の効果] 曲げ弾性率が100〜5,000kg/cm2の熱可塑性樹脂とオキ
シアルキレン化合物とのポリオキシメチレンをベースと
したポリマーアロイ系は摩擦摩耗特性が大幅に改良され
る。
この様に本発明の特長は従来のポリアセタール潤滑グ
レードに対して摩擦摩耗特性が大幅に優れているところ
にある。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 59/00 - 59/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ポリアセタール樹脂100重量部、 (b)曲げ弾性率が100〜5,000kg/cm2である熱可塑性樹
    脂0.05〜20.0重量部、 (c)一般式〈I〉 (式中のR1,R2は同一又は異なってそれぞれ水素原子、
    置換基を有し若しくは有しないアルキル基より選ばれ、
    R3は水素原子、置換基を有し若しくは有しない、アルキ
    ル基、アリール基より選ばれる基、mは1〜6の整数、
    nは1〜2,000の整数)で表わされる化合物の中から選
    ばれたオキシアルキレン化合物0.05〜20重量部、 よりなり、前記熱可塑性樹脂が、ポリエチレンとビニル
    単量体のグラフト共重合体、けい素樹脂、エチレンとグ
    リシジルメタクリレートの共重合体とビニル重合体のグ
    ラフト重合体及びエチレンと酢酸ビニルの共重合体とビ
    ニル重合体のグラフト重合体よりなる群から選ばれた少
    なくとも一種であるポリアセタール樹脂組成物。
  2. 【請求項2】(a)ポリアセタール樹脂が一般式〈II〉 (式中のR4,R′は同一又は異なってそれぞれ水素原
    子、置換基を有し若しくは有しないアルキル基、アリー
    ル基より選ばれ、R5は水素原子、置換基を有し若しくは
    有しない、アルキル基、アリール基より選ばれる基、
    m′は2〜6の整数、n′は1〜2,000の整数)で表わ
    される化合物とポリオキシメチレンとよりなるブロック
    ポリマーである、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】一般式〈II〉のR5が、炭素数8以上の置換
    基を有し若しくは有しない、アルキル基、アリール基よ
    り選ばれる基である請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】(c)オキシアルキレン化合物を構成する
    アルコールが、ラウリルアルコール、ステアリルアルコ
    ール、エイコサノール、p−オクチルフェノールまたは
    p−ノニルフェノールである請求項1〜3に記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】(c)オキシアルキレン化合物を構成する
    アルキレンオキシドが、エチレンオキシドまたはプロピ
    レンオキシドである請求項1〜4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】(c)オキシアルキレン化合物の添加量が
    1〜10重量部である請求項1〜5に記載の組成物。
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