JP3075460B2 - 自動通報装置 - Google Patents

自動通報装置

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JP3075460B2
JP3075460B2 JP06271219A JP27121994A JP3075460B2 JP 3075460 B2 JP3075460 B2 JP 3075460B2 JP 06271219 A JP06271219 A JP 06271219A JP 27121994 A JP27121994 A JP 27121994A JP 3075460 B2 JP3075460 B2 JP 3075460B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス、水道、電気など
の検針データなどの情報を情報センターに自動的に通報
する自動通報装置に係り、特に、通信回線として加入者
電話機と共用される電話回線を使用した自動通報装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として、例えばLPG
販売業者とLPG消費先とに情報センターと端末とをそ
れぞれ設置し、これらの間を電話回線のような通信回線
で結び、端末から情報センターにガスの検針値を定期的
に通報したり、LPGボンベの残量が少なくなっている
ことを端末から情報センターに任意時点で通報したりす
るようにしたものが、例えば特開昭64−24694号
公報において提案されている。
【0003】LPG販売業者の例えばLPG配送所など
に設置される情報センターは、ホストコンピュータ、送
受信装置、加入者電話機などからなり、電話回線を介し
て図示しない最寄りの電話交換局に接続されている。L
PG消費先に設置される端末機に組み込まれた自動通報
装置は、概略図7に示すように構成されている。図示自
動通報装置は、加入者電話機Aと共用される電話回線L
と、通報先である情報センターの電話番号などが書き込
まれた記憶手段Bと、電話回線Lが加入者電話機Aによ
り使用されていることを検出する検出手段Cと、定期的
な検針値の通報や任意時点での各種の情報の通報などの
通報要因の発生に応じて記憶手段Bに記憶さている通報
先電話番号により自動ダイヤリングし、通報先からの応
答信号の受信に応じて通報先との接続を確認してから通
報内容を伝送する通報手段Dと、常時は加入者電話機A
を電話回線Lに接続し通報手段Dを電話回線Lから切り
離しており、切換制御信号の入力に応じて加入者電話機
を電話回線から切離しその代わりに通報手段Dを電話回
線Lに接続する切換手段Eと、通報要因の発生時に加入
者電話機Aが電話回線Lを使用していないことの検出手
段Cによる検出に応じ、切換手段Eに対して切換制御信
号を出力する切換制御手段Fとを備える。
【0004】上記構成において、自動通報装置が加入者
電話機Aと電話回線Lを共用できるように、切換手段E
が常時は加入者電話機Aを電話回線Lに接続し通報手段
Dを電話回線Lから切離しており、切換制御信号の入力
に応じて加入者電話機Aを電話回線Lから切離しその代
わりに通報手段Dを電話回線Lに接続する。そして、通
報手段Dが通報要因の発生に応じて記憶手段B内の通報
先電話番号により自動ダイヤリングし、通報先からの所
定の応答信号の受信に応じて通報先との接続を確認して
から通報内容を伝送する。このために検出手段Cが、通
報要因の発生時に加入者電話機Aが電話回線Lを使用し
ていないことを検出し、この検出に応じて切換制御手段
Fが切換手段Eに対して切換制御信号を出力するように
なっている。
【0005】上述のように、通報要因の発生に応じて情
報センターに対して通報を行う場合、電話回線を共用し
ている加入者電話機Aが使用されていないことを確認す
るため、加入者電話機Aの使用状況をチェックするよう
になっており、このための検出手段Cとしては、図8に
示すような回路が使用されている。同図において、Gは
電話回線Lを自動通報装置と兼用する側(a接点側)と
加入者電話機に専用する側(b接点側)とに切り換える
4つの連動スイッチSW1 〜SW4 からなる手動切換ス
イッチである。スイッチSW1 及びSW2 の固定接点に
は電話回線Lが、スイッチSW3 及びSW4 の固定接点
には加入者電話機Aがそれぞれ接続される。
【0006】スイッチSW1 及びSW2 のa接点は図示
しない通報手段Dに接続されると共に、切換手段E及び
検出手段Cを介してスイッチSW3 及びSW4 のa接点
に接続されている。また、スイッチSW1 及びSW2
b接点はスイッチSW3 及びSW4 のb接点と相互接続
されている。切換手段Eは常閉のスイッチからなり、切
換制御手段Fからの切換制御信号の印加によって開する
ことによって、相互接続されているスイッチSW1 のa
接点とスイッチSW3 のa接点を分離し、加入者電話機
Aを電話回線Lから切り離す。
【0007】検出手段Cは、スイッチSW2 のa接点と
スイッチSW4 のa接点との間に抵抗Rを介して接続さ
れた双方向発光ダイオードLEDと、電源VCCとアース
との間に接続されたフォトトランジスタPTとからなる
フォトカプラPCからなる。このフォトカプラPCを使
用した検出手段Cの構成は、検出手段Cの後段に何らか
のトラブルがあってショートが生じても電話回線Lに影
響を及ぼさないようにするために採用されたものであ
る。
【0008】この検出手段Cは、加入者電話機Aが使用
されて加入者電話機がオフ−フック状態になると、スイ
ッチSW3 及びSW4 の固定接点間が導通し、電話回線
L、スイッチSW1 のa接点、切換手段E、スイッチS
3 のa接点、加入者電話機A、スイッチSW4 のa接
点、スイッチSW2 のa接点及び電話回線Lを通じて電
流が流れて、発光ダイオードLEDが発光することによ
ってフォトトランジスタPTがオンし、その出力がHレ
ベルからLレベルになる。この検出手段Cの出力の変化
により通報手段Dは加入者電話機Aが使用中であると判
断できる。加入者電話機Aが使用されておらずフォトト
ランジスタPTがオフしているときにはフォトトランジ
スタPTには電流は流れないが、加入者電話機Aの使用
中には、その間オンしているフォトトランジスタPTを
通じて電源VCCからの電流Iが流れるようになる。
【0009】ところで、上述した自動通報装置を設置す
る場合に、格別な電気配線を必要としないように電池を
電源とすることが一般に行われる。電源として電池を使
用した場合、電池の消耗によって装置が動作不能になっ
て肝心のときに通報ができなくなる。そこで、電池電圧
を監視して電池電圧が装置を動作させることができなく
なる恐れがある直前の電圧まで低下したときには、電池
交換を促すような警報をガス使用者に対して行ったり、
或いはその旨の通報を情報センターに対して行うように
なっている。
【0010】上述のような自動通報装置の設置の際或い
は電池交換時には、ガス使用者に対し、電池の寿命が7
年〜10年程度であることを伝えるが、この電池寿命は
装置が設計通りに使用されたときでのもので、実際には
これよりも長くなるように設定されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、通報
要因の発生に応じて情報センターに対して通報を行う場
合、電話回線を共用している加入者電話機Aが使用され
ていないことを確認するための図8に示す検出手段C
は、加入者電話機の使用中フォトカプラPCのフォトト
ランジスタPTに電流Iが流れ続ける構成となってい
る。このため、加入者電話機の使用頻度或いは時間によ
って電池消耗の度合いが異なり、加入者電話機の使用頻
度或いは時間の多い場合には、電池寿命が設計値よりも
短くなる。
【0012】しかし、従来の自動通報装置では、電池寿
命が設計値よりも短いときに、その要因の判断ができる
ようになっていなかったため、加入者電話機の使用頻度
或いは時間が設計条件よりも多くても、前回交換した電
池に問題があるとか、装置として問題があるのではない
かなどと判断されてしまい、商品のイメージを大きく損
なうことになってしまうという問題があった。
【0013】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、電池寿命が設計値よりも短いとき、その要因を解
析できるようにして、無用の商品イメージダウンを招く
ことを防止できるようにした自動通報装置を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によりなされた自動通報装置は、図1の基本構成
図に示すように、加入者電話機3bと共用される電話回
線4と、該電話回線が前記加入者電話機により使用され
ていることを検出する検出手段41と、電源として使用
する電池39の電圧を監視して電池寿命の終りの所定期
間前にあることを検出する電池寿命検出手段38と、該
電池寿命検出手段による検出、検針データなどの通報要
因の発生に応じて通報先の電話番号を自動ダイヤリング
し、通報先からの所定の応答信号の受信に応じて通報先
との接続を確認してから通報内容を伝送する通報手段3
1−1と、常時は前記加入者電話機を前記電話回線に接
続し前記通報手段を前記電話回線から切り離しており、
切換制御信号の入力に応じて前記加入者電話機を前記電
話回線から切り離しその代わりに前記通報手段を前記電
話回線に接続する切換手段47,52と、通報要因の発
生時に前記加入者電話機が前記電話回線を使用していな
いことの前記検出手段による検出に応じ、前記切換手段
に対して前記切換制御信号を出力する切換制御手段31
−2とを備える自動通報装置において、前記加入者電話
機の使用状態の記録を保持する記録保持手段31bと、
前記検出手段41で前記加入者電話機が使用中であるこ
とが検出されたとき前記記録保持手段に使用状態の記録
を書き込む記録書込手段31−3とを備えることを特徴
としている。
【0015】前記記録保持手段2は、前記検出手段によ
り検出した加入者電話機の使用中の回数が記録されるメ
モリ、或いは、前記検出手段により検出した加入者電話
機の使用中の時間が記録されるメモリからなることを特
徴としている。
【0016】
【作用】上記構成において、自動通報装置が加入者電話
機3bと電話回線4を共用できるように、常時は加入者
電話機3bを電話回線4に接続し通報手段31−1を電
話回線4から切離しており、切換制御信号の入力に応じ
て加入者電話機3bを電話回線4から切離しその代わり
に通報手段31−1を電話回線4に接続する切換手段4
7,52を備えるが、通報手段31−1が通報要因の発
生に応じて通報先の電話番号により自動ダイヤリング
し、通報先からの所定の応答信号の受信に応じて通報先
との接続を確認してから通報内容を伝送できるように、
通報要因の発生時に加入者電話機3bが電話回線4を使
用していないことの検出手段41による検出に応じて切
換制御手段31−2が切換手段47,52に対して切換
制御信号を出力するようになっている。
【0017】また、検出手段41が加入者電話機3bが
使用中であることを検出したとき、記録書込手段31−
3が加入者電話機の使用状態の記録を保持する記録保持
手段31bに使用状態の記録を書き込む。
【0018】従って、電池寿命検出手段38が電源とし
て使用する電池39の電圧を監視して電池寿命の終りの
所定期間前にあることを検出し、この検出に応じて通報
手段31−1が通報先の電話番号を自動ダイヤリング
し、通報先からの所定の応答信号の受信に応じて通報先
との接続を確認してから通報内容である電池電圧の低下
情報を伝送するが、この電池電圧低下情報の伝送が予定
よりも早い場合、記録保持手段31bに書き込まれてい
る使用状態の記録、例えば、検出手段により検出した加
入者電話機の使用中の回数、或いは検出手段により検出
した加入者電話機の使用中の時間を参照することによっ
て、電池電圧の早期低下が加入者電話機の使用が予定よ
りも多かったことによるか、或いはその他の原因による
かを判断する上で有効に利用できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明による自動通報装置を適用したガス
検針システムの概略構成を示す図である。同図に示すよ
うに、例えばLPG販売業者とLPG消費先とに情報セ
ンター1と端末31 〜3nとをそれぞれ設置し、これら
の間を電話回線2,4のような通信回線で結び、端末か
ら情報センターにガスの検針値を定期的に通報したり、
LPGボンベの残量が少なくなっていることを端末から
情報センターに通報したりする。
【0020】同図において、情報センター1は、ホスト
コンピュータ1aと送受信装置1bと加入者電話機1c
とからなり、電話回線2を介して図示しない最寄りの電
話交換局に接続されている。本発明に係る自動通報装置
を組込んだ端末機31 〜3nは全て同一の構成で、各々
は電話回線4を介して図示しない最寄りの電話交換局に
接続されている。上記情報センター1はLPG販売業者
の例えばLPG配送所などに、各端末機31 〜3n はL
PG消費先にそれぞれ設置される。
【0021】各端末機は図3に示すようにコントローラ
3aを有する。該コントローラ3aの端子L1 及びL2
には電話回線4が、端子T1 及びT2 には加入者電話機
3bが、端子TC2 及びTC3 にはガス漏れセンサ3c
が、端子TC4 及びTC5 には遮断弁(図示せず)を内
蔵するLPガスメータ3dの流量センサスイッチ3d′
が、端子TB1 〜TB3 にはLPガスメータ3dの遮断
弁の制御などを行う制御器3eが、端子TB4 ,TB5
及びTC1 にはボンベ交換スイッチ3f及び該スイッチ
3fに内蔵のインジケータ用LED3gがそれぞれ接続
されている。なお端子TDには、コントローラ3aに各
種のデータを書き込んだり、或いはコントローラ3a内
のデータを読み出し確認するために使用する、各種のキ
ーや表示部などを有する設定器3hが選択的に接続され
る。
【0022】ガス漏れセンサ3cはコンセントを通じて
AC100Vが独立に供給されており、常時は6V、電
源断時は0V、ガス漏れ検出時は12Vの有電圧をコン
トローラ3aの端子TC2 及びTC3 に供給する。LP
ガスメータ3dの流量センサスイッチ3d′は、LPガ
スメータ3dを通じて一定流量のLPガスが流れる毎に
オンしてパルスを発生し、これをコントローラ3aの端
子TC4 及びTC5 に供給する。制御器3eはコンセン
トを通じてAC100Vが独立に供給されており、コン
トローラ3aからのガス遮断信号に応じてLPガスメー
タ3d内の遮断弁を閉駆動する遮断弁閉駆動信号を発生
すると共に、停電によりAC100V電源が供給されな
くなったとき、コントローラ3aの端子TB3 に停電信
号を供給する。
【0023】コントローラ3aは図4に示すようにマイ
クロコンピュータ(CPU)31を有する。CPU31
は制御プログラムを記憶したROM31aと各種のデー
タを記憶するRAM31bなどを内蔵し、ROM31a
中の制御プログラムとRAM31b中のデータとに基づ
き後述するフローチャートに従って動作する。CPU3
1はまたパラレルデータ入出力ポートIO1 、シリアル
データ入出力ポートIO2 、入力ポートI1 〜I8 、出
力ポートO1 〜O5 などを有する。
【0024】上記パラレルデータ入出力ポートIO1
は、データバスDBを介してMODEM(変復調回路)
32並びに時計及びカレンダー33が接続されている。
MODEM32は水晶発振子32aを有し、CPU31
で処理可能な0〜9の数字を表わす4ビットパラレルデ
ータと、電話回線4を通じて伝送される信号との間の変
換を行う。信号は2つの異なる周波数の信号の組合せで
0〜9の数字を表わす。時計及びカレンダー33は水晶
発振子33aを有し、クロックをカウンタにより計数し
て年月日からなる日付データと時分からなる時刻データ
とを発生してこれをCPU31に供給する。該時計及び
カレンダー33のカウンタの内容はCPU31から供給
されるデータにより書き替えられ、時計及びカレンダー
33が発生する日付データ及び時間データの修正が行わ
れるようになっている。
【0025】上記シリアルデータ入出力ポートIO2
は設定器入出力I/F(インターフェース)31cを介
して端子TDが接続されていて、端子TDに選択的に接
続される設定器3h(図3)との間で通信を行うため、
シリアルデータを設定器3hに対しシリアルデータを送
出したり、或いは設定器3hからシリアルデータを受信
する。
【0026】入力ポートI1 には停電検出I/F34を
介して端子TB3 が接続されていて、制御器3e(図
3)が停電時に発生する停電検出信号が入力される。入
力ポートI2 にはスイッチI/F35を介して端子TB
4 が接続されていて、ボンベ交換スイッチ3f(図3)
のオンにより発生されるボンベ交換信号が入力される。
入力ポートI3 にはガス漏れ検出I/F36を介して端
子TC2 が接続されていて、ガス漏れセンサ3c(図
3)がガス漏れ検出時に発生する12Vの電圧に応じて
ガス漏れ検出信号が入力される。入力ポートI4 には検
針メータI/F37を介して端子TC4 が接続されてい
て、LPガスメータ3d(図3)の流量センサスイッチ
3d′のオン・オフにより発生される流量パルスが入力
される。
【0027】入力ポートI5 には電池電圧低下検出回路
38の出力が接続されていて、例えば3Vのリチウム電
池39の電圧が一定値以下に低下したことを電池電圧低
下検出回路38が検出すると、検出信号が入力される。
入力ポートI6 には16Hz回路40の出力が接続され
ていて、電話回線4を通じて外部から着信呼び出し中で
あることをコンデンサC1 を介して印加される16Hz
の呼出し信号の検出により16Hz検出回路40が検出
すると、着信検出信号が入力される。入力ポートI7
はTEL検出回路41の出力が接続されていて、加入者
電話機3bが使用中であることをTEL検出回路41が
検出すると、使用中検出信号が入力される。入力ポート
8 にはデータ設定スイッチ42が接続されていて、該
データ設定スイッチ42のオンによりデータ設定信号が
入力される。
【0028】また、クロック入力ポートCKにはクロッ
クパルス発生器43が接続されていて、CPU31の動
作に使用されるクロックパルスが入力される。電源入力
ポートVDDには給電回路44が接続されていて、CPU
31の動作に必要な電源電圧が供給される。
【0029】一方、出力ポートO1 は遮断I/F45を
介して端子TB1 に接続されていて、LPガスメータ3
d(図3)に内蔵されている遮断弁を閉する際遮断弁オ
ン信号を出力する。出力ポートO2 はLED出力I/F
46を介して端子TC1 に接続されていて、LED3g
(図3)を点灯する際LEDオン信号を出力する。出力
ポートO3 は回線を閉結するためとDPダイヤルを作る
ためのスイッチ回路47の制御入力に接続され、スイッ
チ回路47をオン及びオフするためのスイッチオンオフ
信号を出力する。出力ポートO4 はリレー回路52の制
御入力に接続されていて、リレー回路52の接点をオフ
するための接点オフ信号を出力する。
【0030】スイッチ回路47はそのオンによりスイッ
チングトランジスタQをオン状態にし、電話回線4を全
波整流器48、スイッチングトランジスタQを介して結
合トランスTの一次巻線L1 に接続する。結合トランス
Tの2次巻線L2 は電話回線4に対して疑似負荷として
働き、該2次巻線L2 にはコンデンサC2 、アンプ49
を介してMODEM32の出力が、コンデンサC3 を介
してMODEM32の入力がぞれぞれ接続されている。
また、リレー回路52はその接点がオフ状態になること
によって、加入者電話機を電話回線4から切り離す。以
上により、出力ポートO3 にスイッチオン信号が、出力
ポートO4 に接点オフ信号がそれぞれ出力されている
間、電話回線4を介して端末機3と情報センター1との
間でデータの授受が可能になる。
【0031】出力ポートO5 は電圧コンバータ50の制
御入力に接続されていて、電圧コンバータ50を介して
MODEM32、アンプ49などに電源電圧V2 を供給
する際にオン信号を出力する。電圧コンバータ50には
給電回路44の出力電圧V1が供給されている。給電回
路44は抵抗R及びダイオードD1 を介して端子TC 2
に接続され、ガス漏れセンサ3c(図3)の出力電圧が
供給されると共に、リチウム電池39の電圧がダイオー
ドD2 を介して供給されている。
【0032】なお、51は手動切換スイッチで、図示の
ようにa接点側あるときには電話回線4に加入者電話機
3b(図3)と共に16Hz検出回路40、TEL検出
回路41及び全波整流器48を接続し、図示と反対のb
接点側にあるときには電話回線4に加入者電話機3bの
みを接続するようになっている。52はリレー回路であ
り、出力ポートO3 にスイッチオン信号が出力されたと
き加入者電話機3b(図3)を電話回線4から切離すよ
うに働く。
【0033】上記CPU31が予め定められたプログラ
ムに従って行う機能には、ガス検針機能、使用状態記録
書込機能、ガス残量管理機能、ガス遮断論理機能、ガス
漏れセンサ監視機能、電池電圧低下検出機能、時計及び
カレンダー機能、設定機能、テスト機能、伝送制御機能
などがある。
【0034】ガス検針機能は、LPガスメータ3d(図
3)が一定流量毎に出力するパルスを検針メータI/F
37を介して入力ポートI4 に受けて積算し、その積算
値をRAM31bに記憶し、積算値すなわち検針値を、
設定された期日(通報周期)、時刻(通報時刻)に、或
いは、毎月決められた設定日の決められた通報時刻に、
自動的に情報センター1(図2)に送信するためのもの
である。
【0035】使用状態記録書込機能では、加入者電話機
3b(図3)が使用中であることをTEL検出回路41
が検出して発生する使用中検出信号を入力ポートI7
入力すると、使用中となった回数を計数したり、或いは
使用中の時間を計時し、回数値或いは計時時間をRAM
31bの所定のエリア(使用状態記録保持手段に相当す
る)に使用状態を示す記録として書き込み保持する。
【0036】ガス残量管理機能では、LPガスメータ3
d(図3)から一定流量毎に入力されるパルスを積算
し、ボンベ内のLPガスの残量を計算し、LPガスの残
量が設定された残量警告値になったときに情報センター
1(図2)に通報するためのものである。ボンベ交換ス
イッチ3f(図3)のオン時には、情報センター1(図
2)にボンベ交換通報を行い、同時に確認用のLED3
g(図3)(スイッチ3fに内蔵)を点灯する。
【0037】ガス遮断論理機能では、LPガスメータ3
d(図3)からの一定流量毎のパルスによりガス消費量
を監視し、単位時間毎に演算を行い流量の異常を判断す
る。異常と判断したときは、LPガスメータ3d内の遮
断弁に対して、制御器3e(図3)を介して遮断信号を
出力すると共に、情報センター1(図2)にその旨を通
報する。
【0038】ガス漏れセンサ監視機能では、ガス漏れセ
ンサ3c(図3)が発生する有電圧信号(0,6,12
V)を監視し、ガス漏れと判断して制御器3e(図3)
を介してガス遮断信号を出力し、情報センター1(図
2)にガス漏れを通報する。
【0039】電池電圧検出機能では、内蔵するリチウム
電池39の電圧が低下したことをバッテリー検出回路3
8が検出した場合、電池電圧低下を、上記使用状態記録
書込機能においてRAM31bの所定のエリアに書き込
んだ使用状態を示す記録と共に情報センター1(図2)
に通報する。この通報は動作不能になる約1カ月前の電
圧時に行われる。
【0040】設定機能では、必要な設定データは初期設
定によりRAM31b中の所定エリアに設定される。設
定データは通報時に情報センター1より伝送される設定
データにより逐次更新可能である。設定データとして
は、ユーザID(ユーザコード番号)、通報先電話番
号、ダイヤル方式(ダイヤルパルス/プッシュボタ
ン)、通報時刻(定時通報及び自動検針通報時刻)、通
報周期(定時通報の周期) 、通報日(自動検針通報日)
、ガスメータ検針値(メータ検針値)、最大合計流
量、設定ボンベ容量(設定ボンベの容量)、警告残量
点、現在時刻(現在の時刻)、現在日付(現在の年月
日)などがある。
【0041】伝送制御機能では、情報センター1に情報
を送信するとき、加入者電話機3bが使用中であるか、
着信呼び出し中であるかのチェックを行い、電話回線4
が空となるまで待つ。電話回線4が空であれば、予め設
定してある通報先電話番号に従い、自動ダイヤルする。
情報センター1が話し中か、誤接続若しくは情報センタ
ー1から応答がないとき又は正常に送信が終了しないと
きは、一旦電話回線4を解放し、例えば50秒後に再ダ
イヤルする。例えば合計3回のダイヤルでも情報の送信
ができない場合には、例えば5分後に再ダイヤルする。
この再ダイヤルにおける一定時間毎の3回のダイヤルで
も情報の送信が出来ない場合には、更に例えば5分後に
再々ダイヤルする。
【0042】CPU31が上述した各種の機能を有する
ことにより、コントローラ3aは、検針値を設定された
期日(通報周期)、時刻(通報時刻)に、或いは、毎月
決められた設定日の決められた通報時刻に、自動的に情
報センター1に送信する。ボンベ内のLPガスの残量が
設定された残量警告値になったときに情報センター1に
通報する。ボンベ交換後のスイッチ3fの操作に応じて
情報センター1にボンベを交換したことを通報する。ガ
ス消費量を監視し、流量の異常を判断したときは、LP
ガスメータ3d内の遮断弁に対して、制御器3eを介し
て遮断信号を出力すると共に、情報センター1にその旨
を通報する。ガス漏れと判断して制御器3eを介してガ
ス遮断信号を出力し、情報センター1にガス漏れを通報
する。電池電圧が低下したことを検出した場合、電池電
圧低下を使用状態記録(回数又は時間)とともに情報セ
ンター1に通報する。すなわち、通報要因の発生に応じ
てCPU31が出力ポートO3 にスイッチオンオフ信号
を出力し、この信号によりスイッチ回路47をオンさせ
るこのことによって通報が行われる。
【0043】以上コントローラ3aの動作を概略説明し
たが、自動通報装置に関連した主要部の動作の詳細を図
5及び図6のフローチャートを参照して以下説明する。
【0044】図5は本発明による自動通報装置の一実施
例を示すフローチャートであり、CPU31は電源の投
入により動作を開始し、(a)のメインフローチャート
の最初のステップS1において初期化を行い、続くステ
ップS2において入出力ポートIO1 及びIO2 並びに
入力ポートI1 〜I8 の状態を監視する。続いてステッ
プS3に進み、入出力ポートIO1 及びIO2 並びに入
力ポートI1 〜I8 に入力信号があるか否かを判定し、
この判定がΝOのときにはステップS4に進んで検針値
の通報日であるか否かを判定する。このステップS4に
おける判定は、予め設定した通報日と時計及びカレンダ
ー33の日時とを比較することによって行う。このステ
ップS4における判定もΝOのときには上記ステップS
2に戻って上述のステップの処理を繰り返す。上記ステ
ップS3の判定がYESのとき、すなわち、任意の入力
ポートに入力信号があるとき、又はステップS4の判定
がYESのとき、すなわち、通報日であるときには、ス
テップS5の割込処理を行う。
【0045】ステップS5の割込処理は、(b)のフロ
ーチャートに示すように行われ、最初のステップS5a
において割込処理が通報要因により開始したか否かを判
定する。この判定がYESのときにはステップS5bに
進んでTEL検出回路41によって加入者電話機が使用
中であるとが検出されているか否かを判定する。このス
テップS5bの判定がYESのときにはステップS5c
に進んでRAM31bの所定エリアに形成されたカウン
タNCをインクリメント(+1)し、その後ステップS
5dに進んで通報処理を行う。またステップS5bの判
定がΝOのとき、すなわち、TEL検出回路41によっ
て加入者電話機が使用中であることが検出されていない
ときには、ステップS5cを飛ばしてステップS5dに
進んで通報処理を行う。
【0046】ステップS5dの通報処理では、検針値の
送信、残量警告の通報、ボンベ交換の通報、遮断通報、
ガス漏れ通報、電池電圧低下通報、使用回数通報などを
行う。この通報処理に当たっては、上述した伝送制御機
能を利用して情報センター1に情報を送信する。すなわ
ち、加入者電話機3bが使用中であるか、着信呼び出し
中であるかのチェックを行い、電話回線4が空となるま
で待つ。電話回線4が空であれば、予め設定してある通
報先電話番号に従い、自動ダイヤルする。情報センター
1が話し中か、誤接続若しくは情報センター1から応答
がないとき又は正常に送信が終了しないときは、一旦電
話回線4を解放し、例えば50秒後に再ダイヤルする。
例えば合計3回のダイヤルでも情報の送信ができない場
合には、例えば5分後に再ダイヤルする。この再ダイヤ
ルにおける一定時間毎の3回のダイヤルでも情報の送信
ができない場合には、更に例えば5分後に再々ダイヤル
する。この通報処理の終了後、情報センター1からの消
去指示があると上記使用回数データを消去してから元の
メインフローチャートに戻る。
【0047】上記ステップS5aの判定がΝOのとき、
すなわち、割込処理が通報要因により開始したものでな
いとき、ステップS5eに進んで入力信号がデータ読出
指令であるか否かを判定する。ステップS5eの判定が
ΝOのときにはステップS5fに進んで加入者電話機3
bが使用中であるか否かを判定する。このステップS5
fの判定がYESのとき、すなわち、加入者電話機3b
が使用中であるときにはステップS5gに進んでRAM
31bの所定エリアに形成されたカウンタNCをインク
リメント(+1)し、その後ステップS5hに進んで入
力信号に応じた通常処理を行ってからメインフローチャ
ートに戻る。また、ステップS5fの判定がΝOのとき
にはステップS5gを飛ばしてステップS5hに進む。
【0048】上記ステップS5eの判定がYESのと
き、すなわち、入力信号がデータ読出指令であるときに
は、ステップS5iに進んでデータ読出指令が情報セン
ター1からのものであるか否かを判定する。このステッ
プS5iの判定がYESのときにはステップS5jに進
んでRAM31b内の加入者電話機の使用回数を示すデ
ータを含む各種のデータを電話回線を介して情報センタ
ー1に送信する。その後ステップS5kに進んで情報セ
ンター1からの消去指令があるとRAM31b内の各種
のデータを消去してからメインフローチャートに戻る。
また、このステップS5iの判定がΝOのときには、デ
ータ読出指令が情報センター1からのものでなく設定器
3hからのものと判断してステップS5mに進んで設定
器3hに対して同様の各種のデータを送信し、次のステ
ップS5kで設定器3hからの消去指令があるとRAM
31b内の各種のデータを消去してからメインフローチ
ャートに戻る。なお、上記ステップS5kにおいて消去
されるデータとしては加入者電話機の使用回数を示すデ
ータが含まれる。
【0049】上述した実施例では、加入者電話機の使用
の回数によって電話使用状態を管理しているが、これは
割込処理を入力ポートの入力信号の立ち上がりに基づい
て行っていて、電話が使用されたときCPU31が一定
時間動作し、このときの動作電流を概略推定できるから
である。
【0050】図6は本発明による自動通報装置の他の実
施例を示すフローチャートであり、CPU31は電源の
投入により動作を開始し、(a)のメインフローチャー
トの最初のステップS11において初期化を行い、続く
ステップS12において周期タイマTの例えば0.5秒或
いは1秒の計時が終了したか否かを判定する。このステ
ップS12の判定がYESになるとステップS13に進
んでRAM31bの所定エリアに形成されたタイマフラ
グがオンであるか否かを判定する。ステップS13の判
定がYESのときにはステップS14に進んでタイマカ
ウンタTCをインクリメント(+1)してからステップ
S15のタイマ割込処理を行う。ステップS13の判定
がΝOのとき、すなわち、タイマフラグがオンでないと
きにはステップS14を飛ばしてステップS15のタイ
マ割込処理を行う。
【0051】ステップS15のタイマ割込処理は、
(b)のフローチャートに示すように行われ、最初のス
テップS15aにおいて入出力ポートIO1 及びIO2
並びに入力ポートI1 〜I8 の状態を監視する。続いて
ステップS15bに進み、入出力ポートIO1 及びIO
2 並びに入力ポートI1 〜I8 に入力信号があるか否か
を判定し、この判定がΝOのときにはステップS15c
に進んで検針値の通報日であるか否かを判定する。この
ステップS15cにおける判定は、予め設定した通報日
と時計及びカレンダー33の日時とを比較することによ
って行う。このステップS15cにおける判定もΝOの
ときには上記メインフローチャートに戻る。上記ステッ
プS15bの判定がYESのとき、すなわち、任意の入
力ポートに入力信号があるとき、又はステップS15c
の判定がYESのとき、すなわち、通報日であるときに
は、ステップS15dに進む。
【0052】ステップS15dにおいては、通報要因が
発生しているか否かを判定する。この判定がYESのと
きにはステップS15eに進んでTEL検出回路41に
よって加入者電話機が使用中であることが検出されてい
るか否かを判定する。このステップS15eの判定がY
ESのときにはステップS15fに進んでRAM31b
の所定エリアに形成されたタイマフラグをオンしてから
(a)のメインフローチャートに戻る。
【0053】上記ステップS15eの判定がΝOのと
き、すなわち、加入者電話機が使用中でないときには、
ステップS15gに進んでタイマフラグがオンであるか
否かを判定する。ステップS15gの判定がYESのと
きにはステップS15hに進んでタイマフラグをオフに
してからステップS15iに進む。ステップS15gの
判定がΝOのとき、すなわち、TEL検出回路41によ
って加入者電話機が使用中であることが検出されていな
いときには、ステップS15hを飛ばしてステップS1
5iに進む。ステップS15iにおいては、通報処理を
行う。
【0054】ステップS15iの通報処理では、図5の
実施例と同様に、検針値の送信、残量警告の通報、ボン
ベ交換の通報、遮断通報、ガス漏れを通報、電池電圧低
下通報、使用時間通報などを行う。この通報処理に当た
っては、上述した伝送制御機能を利用して情報センター
1に情報を送信し、この通報処理の終了後に情報センタ
ー1からの消去指令により使用時間データを消去してか
ら(a)のフローチャートに戻る。
【0055】上記ステップS15dの判定がΝOのと
き、すなわち、通報要因が発生していないときには、ス
テップS15jに進んで入力信号がデータ読出指令であ
るか否かを判定する。ステップS15jの判定がΝOの
ときにはステップS15kに進んで加入者電話機が使用
中であるか否かを判定する。このステップS15kの判
定がYESのとき、すなわち、加入者電話機3bが使用
中であるときにはステップS15mに進んでRAM31
bの所定エリアに形成されたタイマフラグをオンし、そ
の後ステップS15nに進んで入力信号に応じた通常処
理を行ってから(a)のフローチャートに戻る。また、
ステップS15kの判定がΝOのときにはステップS1
5oに進んでRAM31bの所定エリアに形成されたタ
イマフラグがオンであるか否かを判定する。ステップS
15oの判定がYESのときにはステップS15pに進
んでタイマフラグをオフし、ステップS15oの判定が
ΝOのときにはステップS15pを飛ばして上記ステッ
プS15nの処理を行ってから(a)のフローチャート
に戻る。
【0056】上記ステップS15jの判定がYESのと
き、すなわち、入力信号がデータ読出指令であるときに
は、ステップS15qに進んでデータ読出指令が情報セ
ンター1からのものであるか否かを判定する。このステ
ップS15qの判定がYESのときにはステップS15
rに進んでRAM31b内のタイマカウンタの計時時間
に基づく加入者電話機の使用時間を示すデータを含む各
種のデータを電話回線を介して情報センター1に送信す
る。その後ステップS15sに進んで情報センター1か
らの消去指令によりRAM31b内の各種のデータを消
去してから(a)のフローチャートに戻る。また、この
ステップS15qの判定がΝOのときには、データ読出
指令が情報センター1からのものでなく設定器3hから
のものと判断してステップS15tに進んで設定器3h
に対して同様の各種のデータを送信し、その後ステップ
S15sに進んで設定器3hからの消去指令によりRA
M31b内の各種のデータを消去してから(a)のフロ
ーチャートに戻る。なお、上記ステップS15sにおい
て消去されるデータとしては加入者電話機の使用時間を
求めるためのタイマカウンタの計時データが含まれる。
【0057】上述した図5及び図6のフローチャートを
参照して行ったCPU31の処理から明らかなように、
CPU31は、電池電圧低下検出回路38による検出、
検針データなどの通報要因の発生に応じて通報先の電話
番号を自動ダイヤリングし、通報先からの所定の応答信
号の受信に応じて通報先との接続を確認してから通報内
容を伝送する通報手段31−1として、切換手段47,
52と、通報要因の発生時に加入者電話機3bが電話回
線4を使用していないことのTEL検出回路41による
検出に応じ、切換手段であるスイッチ回路47及びリレ
ー回路52に対して切換制御信号を出力する切換制御手
段31−2として、そしてTEL検出回路41で加入者
電話機3bが使用中であることが検出されたとき記録保
持手段を構成するRAM31bに使用状態の記録を書き
込む記録書込手段31−3として働いている。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
源として使用した電池電圧を監視して電池寿命の終りの
所定期間前にあることの検出に応じて伝送した電池電圧
の低下情報が予定よりも早い場合であっても、加入者電
話機の使用状態の記録、例えば、加入者電話機の使用中
の回数、或いは加入者電話機の使用中の時間を参照する
ことによって、電池電圧の早期低下が加入者電話機の使
用が予定よりも多かったことによるか、或いはその他の
原因によるかを判断できるようになるので、通報された
電池寿命が設計値よりも短いとき、その要因を適切に解
析し、電池や装置に問題がないことを明らかにして無用
の商品イメージダウンを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動通報装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明による自動通報装置が適用されるシステ
ムの概略の構成を示す図である。
【図3】図2中の端末機の一構成例を示す図である。
【図4】図3中のコントローラの一構成例を示す図であ
る。
【図5】図4中のCPUが行う処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図6】図4中のCPUが行う処理の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】従来の自動通報装置の一例の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図8】図7中の一部の具体的な構成例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
3b 加入者電話機 4 電話回線 31−1 通報手段(CPU) 31−2 切換制御手段(CPU) 31−3 記録書込手段(CPU) 31b 記録保持手段(RAM) 38 電池寿命検出手段(電池電圧低下検出回
路) 39 電池 41 検出手段(TEL検出回路) 47,52 切換手段(スイッチ回路,リレー回路)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−239398(JP,A) 特開 平1−233988(JP,A) 特開 昭63−274256(JP,A) 特開 昭64−24694(JP,A) 特開 平5−252298(JP,A) 実開 平7−16454(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04Q 9/00 - 9/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者電話機と共用される電話回線と、
    該電話回線が前記加入者電話機により使用されているこ
    とを検出する検出手段と、電源として使用する電池の電
    圧を監視して電池寿命の終りの所定期間前にあることを
    検出する電池寿命検出手段と、該電池寿命検出手段によ
    る検出、検針データなどの通報要因の発生に応じて通報
    先の電話番号を自動ダイヤリングし、通報先からの所定
    の応答信号の受信に応じて通報先との接続を確認してか
    ら通報内容を伝送する通報手段と、常時は前記加入者電
    話機を前記電話回線に接続し前記通報手段を前記電話回
    線から切り離しており、切換制御信号の入力に応じて前
    記加入者電話機を前記電話回線から切り離しその代わり
    に前記通報手段を前記電話回線に接続する切換手段と、
    通報要因の発生時に前記加入者電話機が前記電話回線を
    使用していないことの前記検出手段による検出に応じ、
    前記切換手段に対して前記切換制御信号を出力する切換
    制御手段とを備える自動通報装置において、 前記加入者電話機の使用状態の記録を保持する記録保持
    手段と、 前記検出手段で前記加入者電話機が使用中であることが
    検出されたとき前記記録保持手段に使用状態の記録を書
    き込む記録書込手段とを備えることを特徴とする自動通
    報装置。
  2. 【請求項2】 前記記録保持手段は、前記検出手段によ
    り検出した加入者電話機の使用中の回数が記録されるメ
    モリからなることを特徴とする請求項1記載の自動通報
    装置。
  3. 【請求項3】 前記記録保持手段は、前記検出手段によ
    り検出した加入者電話機の使用中の時間が記録されるメ
    モリからなることを特徴とする請求項1又は2記載の自
    動通報装置。
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