JP3865162B2 - 給油所管理システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は給油所管理システムに係り、特に給油所の計量機とPOS端末装置との間で各種データを送受信するのに好適な給油所管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、給油所等には複数の計量機が設置されている。そして、各計量機には、レギュラーガソリン用、ハイオクガソリン用、軽油用の各給油ノズル、給油ホース、給油ポンプ、流量計等の機器が設けられている。
各計量機に設けられた各機器は、POS端末装置により管理されている。このPOS端末装置では、地下タンクの残量を検出する液面計を監視すると共に、各計量機から給油された油液の給油量や油種をリアルタイムで監視しており、その時点での販売実績を算出している。また、POS端末装置では、油液の給油だけでなく、オイル交換や洗車機等の作動をも管理している。
【0003】
さらに、各計量機の各機器は、異常が発生した場合には事務所内に設置されたパネルのランプが点滅するようになっている。そして、メンテナンス会社の作業員が各計量機の各機器を定期的に点検しており、各機器で異常が発生した場合にも連絡を受けたメンテナンス会社の作業員が修理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、給油所の管理システムで通信障害が発生した場合、メンテナンス会社の作業員を呼んで点検させる際に、同じように通信障害となる異常が発生しないことが多い。そのため、従来は、異常発生時の計量機とPOS端末装置との間で通信された伝文をメンテナンス作業時に再現することができず、通信障害の原因の究明が困難であった。
【0005】
また、給油所の管理システムでは、計量機とPOS端末装置との間の通信方式がPOL/SEL(ポーリング/セレクティング)方式により設定されている。このPOL/SEL方式では、主局であるPOS端末装置が従局である計量機に対し順番に通信要求を尋ねる方式が採られている。そして、計量機をメンテナンスを行う際に計量機の電源スイッチをオフにすると、POS端末装置に対する計量機からの応答がなくなる。そのため、POS端末装置では、計量機との間で通信障害が発生したものと判断し、その後当該計量機に通信要求を送信しなくなるようになっている。
【0006】
よって、メンテナンス完了後は、当該計量機の電源スイッチをオンに戻しただけでは、計量機とPOS端末装置との間が接続されていないので、計量機が使用できない状態となっている。その場合、POS端末装置を再起動させる必要があり、その再起動の間は他の計量機も使用できないといった問題がある。
また、従来は、計量機の情報をPOS端末装置に設定する場合、各計量機毎に入力操作しなければならない。そのため、給油所が新設されたときや計量機が増設されたときには、複数の計量機の情報をまとめて入力するため、全ての計量機の情報を入力するのに相当な時間を要していた。
【0007】
そこで、本発明は上記課題を解決した給油所管理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
発明は、POS端末装置と、該POS端末装置と通信ケーブルを介して接続され、該POS端末装置よりの通信要求に基づき当該POS端末装置に対して各種データを送信する計量機とからなり、前記POS端末装置は前記計量機への送信要求に対する応答が無い場合には、当該計量機に対して通信要求をしなくなるように構成された給油所管理システムにおいて、
前記計量機と前記POS端末装置との間で前記通信回線を介して行われる通信の接続モードを少なくとも通常モードと擬似モードとの何れかに切り替える通信モード切替スイッチと、
前記計量機と前記POS端末装置との間には、前記通信モード切替スイッチにより通常モードが選択されている場合には、前記POS端末装置よりの通信要求を前記計量機に対して送信すると共に、当該計量機より送信された各種データを当該POS端末装置へ送信し、また、前記通信モード切替スイッチにより擬似モードが選択されている場合には、前記POS端末装置よりの通信要求に対して前記計量機が運転中であることを示す擬似応答メッセージを送信する通信制御手段を、設けてなることを特徴とするものである。
【0010】
従って、本発明によれば、通信モード切替スイッチにより擬似モードが選択されている場合には、POS端末装置よりの通信要求に対して計量機が運転中であることを示す擬似応答メッセージを送信するように計量機のメンテナンス時にPOS端末装置へダミー応答を行う疑似モードを設定できるため、POS端末装置の再起動が不要になると共にメンテナンス終了後直ちに計量機を使用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明になる給油所管理システムの一実施例を示す構成図である。また、図2は各計量機との通信を行う制御機器のブロック図である。
図1に示されるように、給油所には、複数の計量機111 〜114 と、各計量機111 〜114 の給油データを管理するPOS端末装置12と、各計量機111 〜114 とPOS端末装置12との通信を行う通信制御装置13とからなる給油所管理システムが設置されている。
【0014】
通信制御装置13は、各計量機111 〜114 からの給油データを管理する制御装置15と、CRTディスプレイよりなる表示装置16と、キーボードよりなる入力装置17とより構成されている。また、通信制御装置13は、通信ケーブル18によりPOS端末装置12と接続されており、通信ケーブル19により各計量機111 〜114 と接続されている。
【0015】
そのため、通信制御装置13は、通信ケーブル18,19を介して各計量機111 〜114 からの給油データをPOS端末装置12に送信すると共に、POS端末装置12からの応答信号(例えば、給油許可信号等)を各計量機111 〜114 へ送信する。尚、通信ケーブル18,19は、半二重回線よりなり、前述したPOL/SEL(ポーリング/セレクティング)方式が計量機111 〜114 とPOS端末装置12との間の通信方式として設定されている。また、通信制御装置13は、公衆回線20と接続されており、外部のコンピュータと通信可能に設けられている。
【0016】
また、通信制御装置13のメモリには、異常発生時に各計量機111 〜114 とPOS端末装置12との間で通信されたメッセージ(通信伝文)を記憶させる記憶手段としての制御プログラムが格納されている。また、通信制御装置13のメモリには、計量機11のメンテナンス時にPOS端末装置12へダミー応答を行う疑似モードが設定される通信制御プログラムと、複数の計量機111 〜114 の夫々の通信アドレスを自動設定するアドレス設定制御プログラムと、外部機器からの要求によりメモリに記憶された計量機11からの情報を送信する送信制御プログラムとが格納されている。
【0017】
図2に示されるように、通信制御装置13は、メッセージ記憶装置21と、異常検出装置22と、メッセージ出力装置23とを有する。メッセージ記憶装置21は、通信制御装置13で各計量機111 〜114 及びPOS端末装置12から送信されたメッセージを記憶しており、記憶してから一定期間経過すると順次古いメッセージを消去するが、異常発生時のメッセージは消去せずに記憶したまま保存する。
【0018】
異常検出装置22は、各計量機111 〜114 で何らかの異常が発生した場合、各計量機111 〜114 からの異常検知信号に基づいてメッセージ記憶装置21へ異常検出を通知する。そして、メッセージ記憶装置21では、異常検出装置22からの異常検出通知を受け取ると、当該異常検出通知に対応するメッセージを消去不可状態に記憶する。
【0019】
また、メッセージ出力装置23は、入力装置17あるいは外部からの異常メッセージを要求されたとき、メッセージ記憶装置21に記憶された異常メッセージを出力する。
また、各計量機111 〜114 は、制御装置241 〜244 と、給油量を表示する表示器251 〜254 とを有する。制御装置241 〜244 は、流量計(図示せず)から出力された流量パルスを積算して各計量機111 〜114 で給油された給油量を求めるとともに表示器251 〜254 に給油量を表示させる。また、各計量機111 〜114 の制御装置241 〜244 は、通信ケーブル19を介して通信制御装置13と通信可能に接続されている。
【0020】
図3は通信制御装置13が実行するデータ通信の処理手順を説明するためのフローチャートである。尚、通信制御装置13は、所定時間毎に図3に示す処理を繰り返し実行する。
図3中、通信制御装置13は、ステップS1(以下「ステップ」を省略する)で受信したメッセージをメッセージ記憶装置21に記憶させる。次のS2では、異常検出装置22から異常メッセージが通知されたか否かを判定する。
【0021】
S2において、異常メッセージが通知されたときは、S3に進み、異常メッセージの発生回数を加算する。また、次のS4で異常メッセージの発生日時をメッセージ記憶装置21に記憶させる。そして、S5で異常検出装置22により異常メッセージの発生が検出されたことを表示装置16に表示させる。
上記S2において、異常メッセージが通知されないとき、あるいはS5の処理が終了したときは、S6に進み、異常メッセージの発生回数を表示するか否かを判定する。入力装置17から「YES」が入力されたときは、S7に移行してS3で加算された異常メッセージの発生回数を表示装置16に表示させる。
【0022】
しかし、S6において、入力装置17から「NO」が入力されたときは、S7の処理を省略してS8に進む。S8では、異常メッセージの内容を表示するか否かを判定する。入力装置17から「YES」が入力されたときは、S9に移行して異常メッセージの内容を表示装置16に表示させる。
しかし、S8において、入力装置17から「NO」が入力されたときは、S9の処理を省略してS10に進む。S10では、外部装置へ異常メッセージのデータを転送するか否かを判定する。入力装置17から「YES」が入力されたときは、S11に移行して異常メッセージをメッセージ出力装置23から公衆回線20を介して送信する。
【0023】
しかし、S10において、入力装置17から「NO」が入力されたときは、S11の処理を省略してS12に進む。S12では、メッセージ記憶装置21にデータ用の空き容量があるかどうかを確認する。メッセージ記憶装置21にデータ用の空き容量があるときは、S13に進み、予めメッセージ記憶装置21に設定されたデータ保存時間が経過したか否かを判定する。そして、上記S12において、メッセージ記憶装置21にデータ用の空き容量がないとき、あるいはS13においてデータ保存時間経過したときはS14に進み、メッセージ記憶装置21で最も古いデータが記憶されている記憶エリアに今回のメッセージを上書きするように記憶動作を開始させる。
【0024】
また、S13においてデータ保存時間を経過していないときは、あるいはS14の処理が終了したときは、S15に進み、メッセージ記憶装置21に記憶されている古いデータを消去するか否かを判定する。例えば入力装置17から「YES」が入力されたとき、あるいはメッセージ記憶装置21のリセットスイッチ(図示せず)がオンに操作されると、S16に進み、メッセージ記憶装置21に記憶された全てのデータが消去される。
【0025】
また、S15において、入力装置17から「NO」が入力されたとき、あるいはメッセージ記憶装置21のリセットスイッチ(図示せず)が操作されなかったときはS16の処理を省略して今回の処理を終了する。
このように、異常発生時に計量機111 〜114 とPOS端末装置12との間で通信されたメッセージがメッセージ記憶装置21で記憶されるため、例えばメンテナンス時に作業員が異常発生時のメッセージを再現して異常発生の内容を正確に確認できる。そのため、メッセージ記憶装置21から読み出された異常メッセージに基づいて異常発生の原因を究明することができる。これにより、メンテナンス作業員は、異常発生の原因を調べるための時間が短縮され、異常原因に応じた修理作業を能率良く行うことができる。
【0026】
図4は本発明の変形例1の通信処理を説明するためのフローチャートである。尚、各計量機111 〜114 には、図2中破線で示すように、通信制御装置13との接続モードを通常・無応答・疑似モードの3段階に切り替える通信モード切替スイッチ26が設けられている。この通信モード切替スイッチ26は、手動操作により切替えられると共に、通信制御装置13が計量機111 〜114 から送信された電源オンのメッセージを受信すると、当該計量機11の受信モードを通常モードに自動的に切り替えることもできる。
【0027】
図4中、S21において、POS端末装置12から通信制御装置13にメッセージが送信されると、S22に進み、計量機111 〜114 の状態を確認する。S22において、各計量機111 〜114 の状態が無応答モードであるときは、何らメッセージを送信せず、今回の処理を終了する。
しかし、S22において、各計量機111 〜114 の状態が疑似モードであるときは、S23に進み、疑似応答メッセージを作成する。そして、S24で通信制御装置13からPOS端末装置12へ疑似応答メッセージを送信する。これにより、POS端末装置12は、各計量機111 〜114 が運転中であると認識する。
【0028】
すなわち、POS端末装置12は、各計量機111 〜114 がソフト的に接続されていると認識できる。そのため、例えばメンテナンス時に当該計量機11のモードを疑似モードにしておき、メンテナンス終了時に通常モードに切り替えることにより、システム全体の電源をオフ・オンして再起動させる必要がなくなる。
【0029】
また、上記S22において、各計量機111 〜114 の状態が通常モードであるときは、S25に進み、通信制御装置13から各計量機111 〜114 へメッセージを送信する。その後S26に進み、各計量機111 〜114 から通信制御装置13へ応答メッセージを送信する。そして、S24で通信制御装置13からPOS端末装置12へ応答メッセージを送信する。
【0030】
このように、通常、通信制御装置13は、各計量機111 〜114 からの応答メッセージをそのままPOS端末装置12へ送信する。しかしながら、メンテナンス中等で電源スイッチがオフに操作された計量機11があるときは、疑似応答メッセージを作成してPOS端末装置12へ送信するため、POS端末装置12の再起動が不要になると共にメンテナンス終了後直ちに計量機111 〜114 を使用できる。
【0031】
図5は変形例1で通信制御装置13が実行する制御処理のフローチャートである。
図5中、S31において、POS端末装置12から送信されたメッセージに記載されたSA(Station Address )と一致する計量機11があるかどうかをチェックする。メッセージのSAと一致する計量機11がないときは、今回の処理をここで終了する。しかし、メッセージのSAと一致する計量機11があるときは、S32に進み、当該計量機11の通信モードをチェックする。当該計量機11の通信モードが無応答モードであるときは、今回の処理をここで終了する。
【0032】
また、S32において、当該計量機11の通信モードが疑似モードであるときは、S33に進み、当該計量機11の電源がオン状態に復帰したか否かを判定する。S33で当該計量機11の電源がオフ状態のままであるときは、S34に進み、POS端末装置12から送信されたPOL(Polling )を受信したか否かをチェックする。
【0033】
S34でPOS端末装置12から送信されたPOLが受信されたときは、S35に進み、疑似応答メッセージ(EOT)を作成する。そして、S36でPOS端末装置12へ疑似応答メッセージを送信する。しかし、S34でPOS端末装置12から送信されたPOLが受信されていないときは、S37に進み、疑似応答メッセージエラーを作成する。そして、S36でPOS端末装置12へ疑似応答メッセージエラーを送信する。
【0034】
また、上記S32において、通常モードが設定されているときは、S38に進み、当該計量機11へメッセージを送信する。そして、S39で計量機11からの応答メッセージを受信する。その後、上記S36に進み、POS端末装置12へ応答する。
また、上記S33において、当該計量機11の電源がオン状態に復帰したときは、S40に移行して疑似モードを通常モードに変更する。その後は、上記S38,S39,S36の処理を実行する。
【0035】
このように、通信制御装置13は、計量機11の電源がオフ状態のとき疑似応答メッセージを作成してPOS端末装置12へ送信する。そのため、POS端末装置12は、メンテナンス中の計量機11があっても各計量機111 〜114 が運転中であると認識する。従って、メンテナンス時に計量機11の電源がオフになってもPOS端末装置12の再起動が不要になると共に、メンテナンス終了後直ちに計量機111 〜114 を使用できる。
【0036】
図6は本発明の変形例2の通信処理を説明するためのフローチャートである。通信制御装置13は、以下のようにして情報設定を行う。
図6中、S41において、計量機111 〜114 の中から入力装置7の操作により指定された設定すべき計量機11を特定する。
次のS42では、情報設定の各項目(例えば計量機11の形式、器物番号、設置年月日、メンテナンス来歴、通信アドレス、ノズル毎の油種、自動満タン機構の有無、油種検知の有無、積算値等)のメニューから一の項目を特定する。続いて、S43に進み、特定した項目を入力する。そして、S44で入力情報をメモリに記憶する。
【0037】
その後、S45に進み、全項目終了したか否かをチェックする。S45において、全項目の入力情報を記憶していないときは、S42に戻り、S42〜S45の処理を繰り返す。また、S45において、全項目の入力情報を記憶したときは、上記S41に戻り、S41以降の処理を実行する。
このように、通信制御装置13は、各計量機111 〜114 のメンテナンスに必要な項目をメモリに登録させる。
【0038】
図7は通信制御装置13が通信アドレスを自動設定するときの計量機11の制御装置24が実行する処理を説明するためのフローチャートである。
図7中、S51において、計量機指定用信号がオンかどうかをチェックする。そして、計量機指定用信号がオンであるときは、S52に進み、通信ポートから通信アドレス設定メッセージが受信されたか否かをチェックする。S52において、通信アドレス設定メッセージがないときは、S51に戻る。
【0039】
しかし、S52において、通信ポートから通信アドレス設定メッセージが受信されたときは、S53に進み、計量機11のアドレスを通信アドレス設定メッセージ中の通信アドレスに設定する。
続いて、S54で通信アドレス設定完了メッセージを通信制御装置13に送信する。その後、S51に戻る。
【0040】
このように、通信制御装置13は、各計量機111 〜114 に対し個々の通信アドレスを自動的に設定することができる。そのため、給油所が新設される場合でも、複数の計量機111 〜114 の通信アドレスを手動操作で入力する必要がないので、操作者の手間を削減することができる。
図8は通信制御装置13が公衆回線20を介して通信するときの処理を説明するためのフローチャートである。
【0041】
図8中、S61において、外部機器からのメッセージが受信されているか否かをチェックする。S61でメッセージが受信されているときは、S62に進み、メッセージが情報の送信要求か、あるいは受信要求かを判定する。S62において、受信要求のメッセージが受信されたものと判定されたときは、S63に進み、メッセージの項目がメモリの記憶内容に存在するか否かをチェックする。
【0042】
S63において、メッセージの項目がメモリの記憶内容に存在するときは、S64に進み、受信メッセージが該当しない旨のメッセージを送信する。そして、上記S61に戻る。
しかし、上記S62において、送信要求のメッセージが受信されたものと判定されたときは、S65に進み、指定された情報をメモリから読み出し送信メッセージを作成する。そして、S66で、作成された送信メッセージを送信する。そして、上記S61に戻る。
【0043】
また、S63において、メッセージの項目がメモリの記憶内容に存在しないときは、S67に進み、メモリの記憶を更新する。その後、S68で受信メッセージを正常に受信した旨のメッセージを送信する。そして、上記S61に戻る。
尚、上記S62において、受信要求のメッセージでもなく、送信要求のメッセージでもないときは、S64に移行して受信メッセージが該当しない旨のメッセージを送信する。
【0044】
このように、通信制御装置13は、例えばメンテナンス会社等に設置されたコンピュータ等の外部機器より送信要求があったときは、指定された情報をメモリから読み出し送信メッセージを作成して送信するため、計量機11で異常が発生した場合、現場に到着する前に異常発生の原因を確認することができる。よって、予め修理に必要な修理部品や工具等を準備することが可能となり、且つメンテナンスの作業員が給油所に到着した時点で異常発生の原因分かっているので、直ちに修理作業に入ることができ、従来よりも作業効率が高められ、短時間で修理作業を終えることが可能になる。
【0045】
また、従来のように異常発生の原因が分からず、給油所に到着してから異常発生の原因を調べ、別の日に異常原因に対処できるように修理部品や工具等を準備して出向くといった2度手間がなくなり、メンテナンス作業を能率良く行うことができる。
尚、上記実施例では、地上設置型の給油装置を一例として挙げたが、これに限らず、例えば給油ノズルを昇降させる懸垂式給油装置にも適用できるのは勿論である。
【0046】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、通信モード切替スイッチにより擬似モードが選択されている場合には、POS端末装置よりの通信要求に対して計量機が運転中であることを示す擬似応答メッセージを送信するように計量機のメンテナンス時にPOS端末装置へダミー応答を行う疑似モードを設定できるため、POS端末装置がメンテナンス中の計量機があっても当該計量機が運転中であるものと認識できる。そのため、メンテナンス時に計量機の電源がオフになってもPOS端末装置の再起動が不要になると共に、メンテナンス終了後直ちに計量機を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油所管理システムの一実施例を示す構成図である。
【図2】各計量機との通信を行う制御機器のブロック図である。
【図3】通信制御装置が実行するデータ通信の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の変形例1の通信処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】変形例1で通信制御装置が実行する制御処理のフローチャートである。
【図6】本発明の変形例2の通信処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】通信制御装置が通信アドレスを自動設定するときの計量機の制御装置が実行する処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】通信制御装置が公衆回線を介して通信するときの処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
111 〜114 計量機
12 POS端末機
13 通信制御装置
15 制御装置
16 表示装置
17 入力装置
18,19 通信ケーブル
20 公衆回線
21 メッセージ記憶装置
22 異常検出装置
23 メッセージ出力装置
241 〜244 制御装置
251 〜254 表示器
261 〜264 通信モード切替スイッチ

Claims (1)

  1. POS端末装置と、該POS端末装置と通信ケーブルを介して接続され、該POS端末装置よりの通信要求に基づき当該POS端末装置に対して各種データを送信する計量機とからなり、前記POS端末装置は前記計量機への送信要求に対する応答が無い場合には、当該計量機に対して通信要求をしなくなるように構成された給油所管理システムにおいて、
    前記計量機と前記POS端末装置との間で前記通信回線を介して行われる通信の接続モードを少なくとも通常モードと擬似モードとの何れかに切り替える通信モード切替スイッチと、
    前記計量機と前記POS端末装置との間には、前記通信モード切替スイッチにより通常モードが選択されている場合には、前記POS端末装置よりの通信要求を前記計量機に対して送信すると共に、当該計量機より送信された各種データを当該POS端末装置へ送信し、また、前記通信モード切替スイッチにより擬似モードが選択されている場合には、前記POS端末装置よりの通信要求に対して前記計量機が運転中であることを示す擬似応答メッセージを送信する通信制御手段を、設けてなることを特徴とする給油所管理システム。
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