JP3028865B2 - ビル設備監視装置の検査装置 - Google Patents

ビル設備監視装置の検査装置

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JP3028865B2
JP3028865B2 JP3201097A JP20109791A JP3028865B2 JP 3028865 B2 JP3028865 B2 JP 3028865B2 JP 3201097 A JP3201097 A JP 3201097A JP 20109791 A JP20109791 A JP 20109791A JP 3028865 B2 JP3028865 B2 JP 3028865B2
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浩 牧野
潔 園本
裕司 小泉
博道 北原
善正 斎藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビル設備監視装置の検査
装置に係り、ビルの各階床毎に設置された中継端末装置
とその階床の設備機器間の接続が正しくなされているか
どうか検査するビル設備監視装置の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルの各階床に、当該階床に設置されて
いる空調機器や照明機器などの設備機器の異常を検知す
る中継端末装置を配設し、これらの中継端末装置構内
回路で中央監視装置を接続し、この中央監視装置に中継
端末装置が検知した異常情報を取込み、ビルの管理者に
設備機器の異常の通報を行なうビル設備監視装置はよく
知られている。この種のビル設備監視装置が新設の現場
に納入され、その動作が正常に行なわれるか否かの接続
検査をするには、設備機器と中継端末装置間、中継端末
装置と中央監視装置間の配線が全て完了した後に、設備
機器に擬似的異常状態を発生させ、中央監視装置で異常
の通報が正確に行なわれるかどうかの確認を行なうのが
望ましい。しかし、中央監視装置の設置や稼動はビル全
体がほぼ完成してから行なうことが多く、検査を逐次能
率的に行なうために、階床毎に設備機器と中継端末装置
間の配線が完了した時点で、当該階床の中継端末装置に
接続された全設備機器が正常に信号を発していることを
確認して行く方法が取られている。そして、各階床で設
備機器と中継端末装置間の動作検査を行なった後で、最
終的に各中継端末装置と中央監視装置内での動作検査を
行なって、ビル設備監視装置の全検査を完了する。
【0003】このようにしてビル設備監視装置の検査を
行なう場合、携帯型の検査装置が使用されている。図2
は従来のこの種の検査装置の構成とビル設備監視装置の
検査時の接続状態を示すブロック図であり、同図におい
て、3ばビルの一階に配設された中継端末装置、4はビ
ルの二階に配設された中継端末装置、9は携帯型の検査
装置である。中継端末装置3、4は同一構成で、監視部
5、発信部6、制御部8及び接続部7を備え、監視部5
の入力端子に当該階床に設置されている設備機器1a〜
1cが接続してあり、監視部5と発信部3は制御部8に
接続してあり、発信部6は構内回線15を介して中央監
視装置16に、制御部8は接続部7に接続してある。一
方、検査装置9は制御部14、接続部10、キーボード
入力部12及び表示部13を備え、接続部10とキーボ
ード入力部12とが制御部14に接続してあり、制御部
14が表示部13に接続してある。
【0004】前記中継端末装置3、4の監視部5は設備
機器1a〜1cから発せられる動作信号(動作中/停止
中を示す信号)や故障信号の信号変化を監視する機能を
有し、発信部6は、監視部5が信号の変化を感知する
と、状態変化が発生した設備機器を示すコードと状態変
化時の入力信号とをビット符号化し、構内回線15を介
して中央監視装置16にデータを送信する機能を有し、
接続部7は中継端末装置3、4を検査装置9にケーブル
11を介して接続する機能を有し、制御部8はこれらの
動作の制御をする機能を有している。
【0005】一方、前記検査装置9の接続部10は、検
査装置9をケーブル11を介して中継端末装置3、4に
接続する機能を有し、キーボード入力部12は、指定し
た設備機器を示すコードの入力、当該設備機器の信号状
態を確認後の検査データ(検査結果の良否コード、不良
箇所を示すコード)の入力などを行なう機能を有し、表
示部13は検査による信号データの状態を表示する機能
を有し、制御部14はこれらの動作を制御する機能を有
する。
【0006】従来の検査装置によるビル設備監視装置の
検査について、設備機器1aと中継端末装置3との接続
検査を行なう場合を取り上げて説明する。
【0007】検査は二名の検査員で行い、一人の検査員
は設備機器1a側に位置し、他の検査員は中継端末装置
3側に位置し、中継端末装置3側に位置した検査員は
継端末装置3の接続部7をケーブル11で、検査装置
9の接続部10に接続する。
【0008】設備機器1a側に配置した検査員は、設備
機器1aに対して起動や停止などの操作を行い、設備機
器1aから中継端末装置3への全ての信号線に、設備機
器1aが停止状態、運転状態、故障状態などの各種の状
態で生じる信号を擬似的に発生させる。中継端末装置3
側に位置した検査員は、設備機器1aを示すコードをキ
ーボード入力部12に入力し、次いで、中継端末装置3
に対して、設備機器1aに接続している通信線の信号状
態をモニタし、検査装置9にデータを送信させるコマン
ドを入力する。このコマンドにより、中継端末装置3か
ら逐次送信される信号の状態データは、表示部13に表
示される。
【0009】中継端末装置3側の検査員は、設備機器1
a側の検査員と設備機器の操作内容を確認し合いなが
ら、前記表示部13の表示を監視して設備機器1aから
中継端末装置3に、各状態の信号が正しく入力されてい
るかどうかを確認する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の検査装
置では、検査装置9の表示部13で設備機器の各動作状
態を示す信号が、正しく認識できない場合には、先ず、
設備機器1aの出力端子から信号が正常に出力されてい
るかどうかを確認する。設備機器1aの出力端子から信
号が正常に出力されている場合は、次に中継端末装置3
の入力端子に信号が正常に入力されているかどうかを、
全入力端子について点検確認し、誤配線の有無を確認す
る。このように、従来の検査装置では検査が煩雑で、検
査に長時間を要し検査コスト上でも問題があった。
【0011】本発明は、前述したようなこの種の検査装
置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、各
階床に設置された設備機器と、当該各階床に設置された
中継端末装置とを接続する配線が正しくなされているか
どうかを簡単に判別することができるビル設備監視装置
の検査装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ビルの各階床に設置された設備機器
前記各階床に設置され、中央監視装置に接続される中継
端末装置との接続が正しくなされているかどうか検査
ビル設備監視装置の検査装置であり、前記中継端末装
置との接続部と、動作のキー入力を行なうキーボード入
力部と、前記接続部を介して入力される異なるデータを
記憶する複数の記憶部と、前記キーボード入力部への入
力操作により前記複数の記憶部の一つを選択する選択手
段と、前記複数の記憶部の記憶データを比較する比較部
と、この比較部の比較データをプリントするプリンタと
を具備し、携帯可能で検査時に前記中継端末装置に接続
される構成を取っている。
【0013】
【作用】このような構成を取っているので、検査時には
検査員が携帯した検査装置が、接続部で中継端末装置に
接続され、当該中継端末装置に接続されている設備機器
が、キーボード入力部への被検査設備機器を示すコード
の入力によって選択され検査が行なわれる。例えば、中
継端末装置と設備機器間の動作検査を行なうには、中継
端末装置側の検査員が、キーボード入力部に設備機器の
指定をし、変化前データ書込の設定をすると、選択手段
によって選択された記憶部に、指定された設備機器の各
端子の変化前の信号データが書き込まれる。次いで、中
継端末装置側の検査員は、キーボード入力部に変化後の
データ書込の設定をし、設備機器側の検査員に依頼し
て、指定設備機器の状態を停止状態から運転状態へ或い
は正常動作状態から故障状態へと、その状態を擬似的に
変化させる。このようにすると、変化後のデータ書込の
設定によって、選択手段が選択した後の記憶部に、指定
された設備機器の各端子の変化後の信号データが書き込
まれる。
【0014】そして、変化前の信号データと変化後の信
号データとがそれぞれの記憶部から読み出され、比較部
で比較された比較データがプリンタでプリントされ、誤
配線の解明が容易に行なえる比較データが得られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、その構成を示す
図1を参照して説明する。
【0016】同図に示すように、実施例の検査装置9a
はすでに説明した図2に示す従来の検査装置9に対し
て、接続部10に本発明の選択手段に対応する切換部1
9を介して、記憶部17と記憶部18とが切換可能に接
続してあり、記憶部17と記憶部18には比較部20が
接続してある。そして、制御部14が比較部20に接続
してあり、比較部20にはプリンタ21が接続してあ
る。ここで、記憶部17は設備機器の状態変化前の信号
データを、記憶部18は設備機器の状態変化後の信号デ
ータをそれぞれ記憶する機能を有し、切換部19は制御
部14からの指令信号によって、記憶部17か記憶部1
8かの選択切換をする機能を有し、比較部20は記憶部
17の記憶信号データと記憶部18の記憶信号データと
を比較する機能を、プリンタ21は比較部20の比較デ
ータをプリントする機能を有している。実施例のその他
の部分の構成は、すでに図2を参照して説明した従来の
検査装置と同一である。
【0017】次にこのような構成の実施例で、中継端末
装置3と中継端末装置3に接続される設備機器間の動作
の検査について説明する。
【0018】従来と同様に二名の検査員が検査作業に当
たり、それぞれ設備機器1a〜1c側と中継端末装置3
側に位置する。中継端末装置3側の検査員が、検査装置
9aの接続部10のケーブル11で中継端末装置3の接
続部7に接続し、キーボード入力部12を操作して被検
査設備機器を指定し、変化前データ書込の設定をする
と、制御部14からの指令信号によって、切換器19が
作動し記憶部17が切換選択される。そして、キーボー
ド入力部12にコマンドを設定すると、中継端末装置3
に接続された全設備機器1a〜1cの指定された設備機
器の状態変化前の信号データが読み取られ、記憶部17
に書込まれる。
【0019】次いで、中継端末装置3側の検査員は、キ
ーボード入力部12を操作して、変化後データ書込の設
定をすると、制御部14からの指令信号によって、切換
器19が作動し記憶部18が切換選択される。この状態
で、中継端末装置3側の検査員の依頼によって、設備機
器1a〜1c側の検査員は設備機器の状態を、停止状態
から運転状態へ或いは正常動作状態から故障状態へと擬
似的に変化させる。このようにすると、中継端末装置3
に接続された指定の設備機器からの状態変化後の信号デ
ータが中継端末装置3に入力され、ケーブル11を介し
て検査装置9aに転送された記憶部18に書込まれる。
【0020】指定された設備機器からの信号データの書
込みが完了すると、制御部14からの指令信号によっ
て、比較部20によって記憶部17と記憶部18に書込
まれた信号データが、信号の端子番号毎に比較され、変
化の生じた端子番号がプリンタ21に逐次プリントされ
る。そこで、検査員はプリンタ21でプリントされた検
査資料によって、誤配線と判別された端子番号を確認
て施工業者に配線の修正を依頼する。以下同様にして、
次々と中継端末装置3に接続された全設備機器に対して
検査を行い、誤配線の有無が指摘される。
【0021】このようにして、実施例によると、中継端
末装置3に携帯型の検査装置9aを接続し、設備機器1
a〜1cの信号状態の変化前と変化後の信号データを比
較し、比較データをプリンタ21でプリントし、プリン
トされた検査資料を確認することにより、誤配線箇所を
各端子番号毎に的確に解明することができる。なお、設
備機器本体が故障により信号を発していない場合もあり
得るが、実施例では中継端末装置3の全入力端子から信
号データを読み込み比較するので、設備機器が信号を発
しているかどうかも容易に判別することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の検
査装置では、中継端末装置に接続した設備機器の状態変
化前と状態変化後の信号データをそれぞれ記憶し、これ
らの記憶データを比較して比較データをプリントするの
で、各階床に設置された設備機器と、当該各階床に設置
された中継端末装置とを接続する配線が正しくなされて
いるかどうかを簡単且つ的確に解明判別することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成とビル設備監視装置の
検査時の接続状態を示すブロック図である。
【図2】従来のこの種の検査装置の構成とビル設備監視
装置の検査時の接続状態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a〜1c、2a〜2c 設備機器 3、4 中継端末装置 5 監視部 6 発信部 7、10 接続部 12 キーボード入力部 13 表示部 17、18 記憶部 19 切換部 20 比較部 21 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北原 博道 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 斎藤 善正 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株式会社日立ビルシステムサービス内 (56)参考文献 特開 昭63−161977(JP,A) 特開 昭52−132796(JP,A) 特開 平2−249395(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 29/12 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 311

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビルの各階床に設置された設備機器
    前記各階床に設置され、中央監視装置に接続される中継
    端末装置との接続が正しくなされているかどうか検査
    ビル設備監視装置の検査装置であり、前記中継端末装
    置との接続部と、動作のキー入力を行なうキーボード入
    力部と、前記接部を介して入力される異なるデータを
    記憶する複数の記憶部と、前記キーボード入力部への入
    力操作により前記複数の記憶部の一つを選択する選択手
    段と、前記複数の記憶部の記憶データを比較する比較部
    と、この比較部の比較データをプリントするプリンタと
    を具備し、携帯可能で検出時に前記中継端末装置に接続
    されることを特徴とするビル設備監視装置の検査装置。
JP3201097A 1991-07-17 1991-07-17 ビル設備監視装置の検査装置 Expired - Lifetime JP3028865B2 (ja)

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