JPH1191892A - 給油所管理システム - Google Patents

給油所管理システム

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JPH1191892A
JPH1191892A JP25554497A JP25554497A JPH1191892A JP H1191892 A JPH1191892 A JP H1191892A JP 25554497 A JP25554497 A JP 25554497A JP 25554497 A JP25554497 A JP 25554497A JP H1191892 A JPH1191892 A JP H1191892A
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Kenichi Fukuda
憲一 福田
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佐波子 神保
Hajime Fumoto
肇 麓
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は異常発生時のメンテナンス作業を能
率良く行えることを課題とする。 【解決手段】 給油所管理システムは、複数の計量機1
1 〜114 と、POS端末装置12と、通信制御装置
13とからなる。また、通信制御装置13のメモリに
は、異常発生時に各計量機111 〜114 とPOS端末
装置12との間で通信されたメッセージを記憶させる制
御プログラムと、計量機11のメンテナンス時にPOS
端末装置12へダミー応答を行う疑似モードが設定され
る通信制御プログラムと、複数の計量機111 〜114
の夫々の通信アドレスを自動設定するアドレス設定制御
プログラムと、外部機器からの要求によりメモリに記憶
された計量機11からの情報を送信する送信制御プログ
ラムが格納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油所管理システム
に係り、特に給油所の計量機とPOS端末装置との間で
各種データを送受信するのに好適な給油所管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、給油所等には複数の計量機が設
置されている。そして、各計量機には、レギュラーガソ
リン用、ハイオクガソリン用、軽油用の各給油ノズル、
給油ホース、給油ポンプ、流量計等の機器が設けられて
いる。各計量機に設けられた各機器は、POS端末装置
により管理されている。このPOS端末装置では、地下
タンクの残量を検出する液面計を監視すると共に、各計
量機から給油された油液の給油量や油種をリアルタイム
で監視しており、その時点での販売実績を算出してい
る。また、POS端末装置では、油液の給油だけでな
く、オイル交換や洗車機等の作動をも管理している。
【0003】さらに、各計量機の各機器は、異常が発生
した場合には事務所内に設置されたパネルのランプが点
滅するようになっている。そして、メンテナンス会社の
作業員が各計量機の各機器を定期的に点検しており、各
機器で異常が発生した場合にも連絡を受けたメンテナン
ス会社の作業員が修理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、給油所の管
理システムで通信障害が発生した場合、メンテナンス会
社の作業員を呼んで点検させる際に、同じように通信障
害となる異常が発生しないことが多い。そのため、従来
は、異常発生時の計量機とPOS端末装置との間で通信
された伝文をメンテナンス作業時に再現することができ
ず、通信障害の原因の究明が困難であった。
【0005】また、給油所の管理システムでは、計量機
とPOS端末装置との間の通信方式がPOL/SEL
(ポーリング/セレクティング)方式により設定されて
いる。このPOL/SEL方式では、主局であるPOS
端末装置が従局である計量機に対し順番に通信要求を尋
ねる方式が採られている。そして、計量機をメンテナン
スを行う際に計量機の電源スイッチをオフにすると、P
OS端末装置に対する計量機からの応答がなくなる。そ
のため、POS端末装置では、計量機との間で通信障害
が発生したものと判断し、その後当該計量機に通信要求
を送信しなくなるようになっている。
【0006】よって、メンテナンス完了後は、当該計量
機の電源スイッチをオンに戻しただけでは、計量機とP
OS端末装置との間が接続されていないので、計量機が
使用できない状態となっている。その場合、POS端末
装置を再起動させる必要があり、その再起動の間は他の
計量機も使用できないといった問題がある。また、従来
は、計量機の情報をPOS端末装置に設定する場合、各
計量機毎に入力操作しなければならない。そのため、給
油所が新設されたときや計量機が増設されたときには、
複数の計量機の情報をまとめて入力するため、全ての計
量機の情報を入力するのに相当な時間を要していた。
【0007】そこで、本発明は上記課題を解決した給油
所管理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。上記請求項1記
載の発明は、計量機とPOS端末装置との間で各種デー
タを送受信する給油所管理システムにおいて、前記各種
データの送受信における異常発生時に前記計量機と前記
POS端末装置との間で通信された各種データの伝文を
記憶する記憶手段を備えてなることを特徴とするもので
ある。
【0009】従って、請求項1記載の発明によれば、各
種データの送受信における異常発生時に計量機とPOS
端末装置との間で通信された各種データの伝文を記憶す
るため、メンテナンス時に異常発生時の伝文を再現して
異常原因を究明することができる。また、請求項2記載
の発明は、計量機とPOS端末装置との間で各種データ
を送受信する給油所管理システムにおいて、前記計量機
のメンテナンス時に前記POS端末装置へダミー応答を
行う疑似モードが設定される通信制御手段を備えてなる
ことを特徴とするものである。
【0010】従って、請求項2記載の発明によれば、計
量機のメンテナンス時にPOS端末装置へダミー応答を
行う疑似モードが設定されるため、POS端末装置の再
起動が不要になると共にメンテナンス終了後直ちに計量
機を使用できる。また、請求項3記載の発明は、複数の
計量機とPOS端末装置との間で各種データを送受信す
る給油所管理システムにおいて、前記複数の計量機の夫
々の通信アドレスを自動設定するアドレス設定手段を備
えてなることを特徴とするものである。
【0011】従って、請求項3記載の発明によれば、複
数の計量機の夫々の通信アドレスを自動設定するため、
給油所が新設される場合でも、複数の計量機の通信アド
レスを手動操作で入力する必要がなく、操作者の入力操
作の手間を削減することができる。また、請求項4記載
の発明は、計量機とPOS端末装置との間で各種データ
を送受信する給油所管理システムにおいて、前記計量機
から送信される情報を記憶する記憶手段と、外部機器と
公衆回線で接続され、外部機器からの要求により前記記
憶手段に記憶された前記計量機からの情報を送信する送
信手段と、を有することを特徴とするものである。
【0012】従って、請求項4記載の発明によれば、外
部機器からの要求により記憶手段に記憶された計量機か
らの情報を送信するため、給油所が新設された場合でも
複数の計量機の情報を一括して入力でき、面倒な入力操
作を無くすことができる。また、外部から計量機の情報
を修正することも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる給油所管理
システムの一実施例を示す構成図である。また、図2は
各計量機との通信を行う制御機器のブロック図である。
図1に示されるように、給油所には、複数の計量機11
1 〜114 と、各計量機111 〜114 の給油データを
管理するPOS端末装置12と、各計量機11 1 〜11
4 とPOS端末装置12との通信を行う通信制御装置1
3とからなる給油所管理システムが設置されている。
【0014】通信制御装置13は、各計量機111 〜1
4 からの給油データを管理する制御装置15と、CR
Tディスプレイよりなる表示装置16と、キーボードよ
りなる入力装置17とより構成されている。また、通信
制御装置13は、通信ケーブル18によりPOS端末装
置12と接続されており、通信ケーブル19により各計
量機111 〜114 と接続されている。
【0015】そのため、通信制御装置13は、通信ケー
ブル18,19を介して各計量機111 〜114 からの
給油データをPOS端末装置12に送信すると共に、P
OS端末装置12からの応答信号(例えば、給油許可信
号等)を各計量機111 〜114 へ送信する。尚、通信
ケーブル18,19は、半二重回線よりなり、前述した
POL/SEL(ポーリング/セレクティング)方式が
計量機111 〜114とPOS端末装置12との間の通
信方式として設定されている。また、通信制御装置13
は、公衆回線20と接続されており、外部のコンピュー
タと通信可能に設けられている。
【0016】また、通信制御装置13のメモリには、異
常発生時に各計量機111 〜114とPOS端末装置1
2との間で通信されたメッセージ(通信伝文)を記憶さ
せる記憶手段としての制御プログラムが格納されてい
る。また、通信制御装置13のメモリには、計量機11
のメンテナンス時にPOS端末装置12へダミー応答を
行う疑似モードが設定される通信制御プログラムと、複
数の計量機111 〜11 4 の夫々の通信アドレスを自動
設定するアドレス設定制御プログラムと、外部機器から
の要求によりメモリに記憶された計量機11からの情報
を送信する送信制御プログラムとが格納されている。
【0017】図2に示されるように、通信制御装置13
は、メッセージ記憶装置21と、異常検出装置22と、
メッセージ出力装置23とを有する。メッセージ記憶装
置21は、通信制御装置13で各計量機111 〜114
及びPOS端末装置12から送信されたメッセージを記
憶しており、記憶してから一定期間経過すると順次古い
メッセージを消去するが、異常発生時のメッセージは消
去せずに記憶したまま保存する。
【0018】異常検出装置22は、各計量機111 〜1
4 で何らかの異常が発生した場合、各計量機111
114 からの異常検知信号に基づいてメッセージ記憶装
置21へ異常検出を通知する。そして、メッセージ記憶
装置21では、異常検出装置22からの異常検出通知を
受け取ると、当該異常検出通知に対応するメッセージを
消去不可状態に記憶する。
【0019】また、メッセージ出力装置23は、入力装
置17あるいは外部からの異常メッセージを要求された
とき、メッセージ記憶装置21に記憶された異常メッセ
ージを出力する。また、各計量機111 〜114 は、制
御装置241 〜244 と、給油量を表示する表示器25
1 〜254 とを有する。制御装置241 〜244 は、流
量計(図示せず)から出力された流量パルスを積算して
各計量機111 〜114 で給油された給油量を求めると
ともに表示器251 〜254 に給油量を表示させる。ま
た、各計量機111 〜114 の制御装置241 〜244
は、通信ケーブル19を介して通信制御装置13と通信
可能に接続されている。
【0020】図3は通信制御装置13が実行するデータ
通信の処理手順を説明するためのフローチャートであ
る。尚、通信制御装置13は、所定時間毎に図3に示す
処理を繰り返し実行する。図3中、通信制御装置13
は、ステップS1(以下「ステップ」を省略する)で受
信したメッセージをメッセージ記憶装置21に記憶させ
る。次のS2では、異常検出装置22から異常メッセー
ジが通知されたか否かを判定する。
【0021】S2において、異常メッセージが通知され
たときは、S3に進み、異常メッセージの発生回数を加
算する。また、次のS4で異常メッセージの発生日時を
メッセージ記憶装置21に記憶させる。そして、S5で
異常検出装置22により異常メッセージの発生が検出さ
れたことを表示装置16に表示させる。上記S2におい
て、異常メッセージが通知されないとき、あるいはS5
の処理が終了したときは、S6に進み、異常メッセージ
の発生回数を表示するか否かを判定する。入力装置17
から「YES」が入力されたときは、S7に移行してS
3で加算された異常メッセージの発生回数を表示装置1
6に表示させる。
【0022】しかし、S6において、入力装置17から
「NO」が入力されたときは、S7の処理を省略してS
8に進む。S8では、異常メッセージの内容を表示する
か否かを判定する。入力装置17から「YES」が入力
されたときは、S9に移行して異常メッセージの内容を
表示装置16に表示させる。しかし、S8において、入
力装置17から「NO」が入力されたときは、S9の処
理を省略してS10に進む。S10では、外部装置へ異
常メッセージのデータを転送するか否かを判定する。入
力装置17から「YES」が入力されたときは、S11
に移行して異常メッセージをメッセージ出力装置23か
ら公衆回線20を介して送信する。
【0023】しかし、S10において、入力装置17か
ら「NO」が入力されたときは、S11の処理を省略し
てS12に進む。S12では、メッセージ記憶装置21
にデータ用の空き容量があるかどうかを確認する。メッ
セージ記憶装置21にデータ用の空き容量があるとき
は、S13に進み、予めメッセージ記憶装置21に設定
されたデータ保存時間が経過したか否かを判定する。そ
して、上記S12において、メッセージ記憶装置21に
データ用の空き容量がないとき、あるいはS13におい
てデータ保存時間経過したときはS14に進み、メッセ
ージ記憶装置21で最も古いデータが記憶されている記
憶エリアに今回のメッセージを上書きするように記憶動
作を開始させる。
【0024】また、S13においてデータ保存時間を経
過していないときは、あるいはS14の処理が終了した
ときは、S15に進み、メッセージ記憶装置21に記憶
されている古いデータを消去するか否かを判定する。例
えば入力装置17から「YES」が入力されたとき、あ
るいはメッセージ記憶装置21のリセットスイッチ(図
示せず)がオンに操作されると、S16に進み、メッセ
ージ記憶装置21に記憶された全てのデータが消去され
る。
【0025】また、S15において、入力装置17から
「NO」が入力されたとき、あるいはメッセージ記憶装
置21のリセットスイッチ(図示せず)が操作されなか
ったときはS16の処理を省略して今回の処理を終了す
る。このように、異常発生時に計量機111 〜114
POS端末装置12との間で通信されたメッセージがメ
ッセージ記憶装置21で記憶されるため、例えばメンテ
ナンス時に作業員が異常発生時のメッセージを再現して
異常発生の内容を正確に確認できる。そのため、メッセ
ージ記憶装置21から読み出された異常メッセージに基
づいて異常発生の原因を究明することができる。これに
より、メンテナンス作業員は、異常発生の原因を調べる
ための時間が短縮され、異常原因に応じた修理作業を能
率良く行うことができる。
【0026】図4は本発明の変形例1の通信処理を説明
するためのフローチャートである。尚、各計量機111
〜114 には、図2中破線で示すように、通信制御装置
13との接続モードを通常・無応答・疑似モードの3段
階に切り替える通信モード切替スイッチ26が設けられ
ている。この通信モード切替スイッチ26は、手動操作
により切替えられると共に、通信制御装置13が計量機
111 〜114 から送信された電源オンのメッセージを
受信すると、当該計量機11の受信モードを通常モード
に自動的に切り替えることもできる。
【0027】図4中、S21において、POS端末装置
12から通信制御装置13にメッセージが送信される
と、S22に進み、計量機111 〜114 の状態を確認
する。S22において、各計量機111 〜114 の状態
が無応答モードであるときは、何らメッセージを送信せ
ず、今回の処理を終了する。しかし、S22において、
各計量機111 〜114 の状態が疑似モードであるとき
は、S23に進み、疑似応答メッセージを作成する。そ
して、S24で通信制御装置13からPOS端末装置1
2へ疑似応答メッセージを送信する。これにより、PO
S端末装置12は、各計量機111 〜114 が運転中で
あると認識する。
【0028】すなわち、POS端末装置12は、各計量
機111 〜114 がソフト的に接続されていると認識で
きる。そのため、例えばメンテナンス時に当該計量機1
1のモードを疑似モードにしておき、メンテナンス終了
時に通常モードに切り替えることにより、システム全体
の電源をオフ・オンして再起動させる必要がなくなる。
【0029】また、上記S22において、各計量機11
1 〜114 の状態が通常モードであるときは、S25に
進み、通信制御装置13から各計量機111 〜114
メッセージを送信する。その後S26に進み、各計量機
111 〜114 から通信制御装置13へ応答メッセージ
を送信する。そして、S24で通信制御装置13からP
OS端末装置12へ応答メッセージを送信する。
【0030】このように、通常、通信制御装置13は、
各計量機111 〜114 からの応答メッセージをそのま
まPOS端末装置12へ送信する。しかしながら、メン
テナンス中等で電源スイッチがオフに操作された計量機
11があるときは、疑似応答メッセージを作成してPO
S端末装置12へ送信するため、POS端末装置12の
再起動が不要になると共にメンテナンス終了後直ちに計
量機111 〜114 を使用できる。
【0031】図5は変形例1で通信制御装置13が実行
する制御処理のフローチャートである。図5中、S31
において、POS端末装置12から送信されたメッセー
ジに記載されたSA(Station Address )と一致する計
量機11があるかどうかをチェックする。メッセージの
SAと一致する計量機11がないときは、今回の処理を
ここで終了する。しかし、メッセージのSAと一致する
計量機11があるときは、S32に進み、当該計量機1
1の通信モードをチェックする。当該計量機11の通信
モードが無応答モードであるときは、今回の処理をここ
で終了する。
【0032】また、S32において、当該計量機11の
通信モードが疑似モードであるときは、S33に進み、
当該計量機11の電源がオン状態に復帰したか否かを判
定する。S33で当該計量機11の電源がオフ状態のま
まであるときは、S34に進み、POS端末装置12か
ら送信されたPOL(Polling )を受信したか否かをチ
ェックする。
【0033】S34でPOS端末装置12から送信され
たPOLが受信されたときは、S35に進み、疑似応答
メッセージ(EOT)を作成する。そして、S36でP
OS端末装置12へ疑似応答メッセージを送信する。し
かし、S34でPOS端末装置12から送信されたPO
Lが受信されていないときは、S37に進み、疑似応答
メッセージエラーを作成する。そして、S36でPOS
端末装置12へ疑似応答メッセージエラーを送信する。
【0034】また、上記S32において、通常モードが
設定されているときは、S38に進み、当該計量機11
へメッセージを送信する。そして、S39で計量機11
からの応答メッセージを受信する。その後、上記S36
に進み、POS端末装置12へ応答する。また、上記S
33において、当該計量機11の電源がオン状態に復帰
したときは、S40に移行して疑似モードを通常モード
に変更する。その後は、上記S38,S39,S36の
処理を実行する。
【0035】このように、通信制御装置13は、計量機
11の電源がオフ状態のとき疑似応答メッセージを作成
してPOS端末装置12へ送信する。そのため、POS
端末装置12は、メンテナンス中の計量機11があって
も各計量機111 〜114 が運転中であると認識する。
従って、メンテナンス時に計量機11の電源がオフにな
ってもPOS端末装置12の再起動が不要になると共
に、メンテナンス終了後直ちに計量機111 〜114
使用できる。
【0036】図6は本発明の変形例2の通信処理を説明
するためのフローチャートである。通信制御装置13
は、以下のようにして情報設定を行う。図6中、S41
において、計量機111 〜114 の中から入力装置7の
操作により指定された設定すべき計量機11を特定す
る。次のS42では、情報設定の各項目(例えば計量機
11の形式、器物番号、設置年月日、メンテナンス来
歴、通信アドレス、ノズル毎の油種、自動満タン機構の
有無、油種検知の有無、積算値等)のメニューから一の
項目を特定する。続いて、S43に進み、特定した項目
を入力する。そして、S44で入力情報をメモリに記憶
する。
【0037】その後、S45に進み、全項目終了したか
否かをチェックする。S45において、全項目の入力情
報を記憶していないときは、S42に戻り、S42〜S
45の処理を繰り返す。また、S45において、全項目
の入力情報を記憶したときは、上記S41に戻り、S4
1以降の処理を実行する。このように、通信制御装置1
3は、各計量機111 〜114 のメンテナンスに必要な
項目をメモリに登録させる。
【0038】図7は通信制御装置13が通信アドレスを
自動設定するときの計量機11の制御装置24が実行す
る処理を説明するためのフローチャートである。図7
中、S51において、計量機指定用信号がオンかどうか
をチェックする。そして、計量機指定用信号がオンであ
るときは、S52に進み、通信ポートから通信アドレス
設定メッセージが受信されたか否かをチェックする。S
52において、通信アドレス設定メッセージがないとき
は、S51に戻る。
【0039】しかし、S52において、通信ポートから
通信アドレス設定メッセージが受信されたときは、S5
3に進み、計量機11のアドレスを通信アドレス設定メ
ッセージ中の通信アドレスに設定する。続いて、S54
で通信アドレス設定完了メッセージを通信制御装置13
に送信する。その後、S51に戻る。
【0040】このように、通信制御装置13は、各計量
機111 〜114 に対し個々の通信アドレスを自動的に
設定することができる。そのため、給油所が新設される
場合でも、複数の計量機111 〜114 の通信アドレス
を手動操作で入力する必要がないので、操作者の手間を
削減することができる。図8は通信制御装置13が公衆
回線20を介して通信するときの処理を説明するための
フローチャートである。
【0041】図8中、S61において、外部機器からの
メッセージが受信されているか否かをチェックする。S
61でメッセージが受信されているときは、S62に進
み、メッセージが情報の送信要求か、あるいは受信要求
かを判定する。S62において、受信要求のメッセージ
が受信されたものと判定されたときは、S63に進み、
メッセージの項目がメモリの記憶内容に存在するか否か
をチェックする。
【0042】S63において、メッセージの項目がメモ
リの記憶内容に存在するときは、S64に進み、受信メ
ッセージが該当しない旨のメッセージを送信する。そし
て、上記S61に戻る。しかし、上記S62において、
送信要求のメッセージが受信されたものと判定されたと
きは、S65に進み、指定された情報をメモリから読み
出し送信メッセージを作成する。そして、S66で、作
成された送信メッセージを送信する。そして、上記S6
1に戻る。
【0043】また、S63において、メッセージの項目
がメモリの記憶内容に存在しないときは、S67に進
み、メモリの記憶を更新する。その後、S68で受信メ
ッセージを正常に受信した旨のメッセージを送信する。
そして、上記S61に戻る。尚、上記S62において、
受信要求のメッセージでもなく、送信要求のメッセージ
でもないときは、S64に移行して受信メッセージが該
当しない旨のメッセージを送信する。
【0044】このように、通信制御装置13は、例えば
メンテナンス会社等に設置されたコンピュータ等の外部
機器より送信要求があったときは、指定された情報をメ
モリから読み出し送信メッセージを作成して送信するた
め、計量機11で異常が発生した場合、現場に到着する
前に異常発生の原因を確認することができる。よって、
予め修理に必要な修理部品や工具等を準備することが可
能となり、且つメンテナンスの作業員が給油所に到着し
た時点で異常発生の原因分かっているので、直ちに修理
作業に入ることができ、従来よりも作業効率が高めら
れ、短時間で修理作業を終えることが可能になる。
【0045】また、従来のように異常発生の原因が分か
らず、給油所に到着してから異常発生の原因を調べ、別
の日に異常原因に対処できるように修理部品や工具等を
準備して出向くといった2度手間がなくなり、メンテナ
ンス作業を能率良く行うことができる。尚、上記実施例
では、地上設置型の給油装置を一例として挙げたが、こ
れに限らず、例えば給油ノズルを昇降させる懸垂式給油
装置にも適用できるのは勿論である。
【0046】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、各種データの送受信における異常発生時に計量機と
POS端末装置との間で通信された各種データの伝文を
記憶するため、メンテナンス時に異常発生時の伝文を再
現して異常原因を究明することができる。そのため、通
信系統での異常であっても、後日メンテナンス作業員が
そのときの異常伝文の内容を正確に把握することができ
る。よって、直ちに修理作業を開始できるので、従来の
ものよりも修理時間を短縮することができる。
【0047】また、請求項2記載の発明によれば、計量
機のメンテナンス時にPOS端末装置へダミー応答を行
う疑似モードが設定されるため、POS端末装置がメン
テナンス中の計量機があっても当該計量機が運転中であ
るものと認識できる。そのため、メンテナンス時に計量
機の電源がオフになってもPOS端末装置の再起動が不
要になると共に、メンテナンス終了後直ちに計量機を使
用できる。
【0048】また、請求項3記載の発明によれば、複数
の計量機の夫々の通信アドレスを自動設定するため、給
油所が新設される場合でも、複数の計量機の通信アドレ
スを手動操作で入力する必要がなく、操作者の入力操作
の手間を削減することができる。また、請求項4記載の
発明によれば、外部機器からの要求により記憶手段に記
憶された計量機からの情報を送信するため、給油所が新
設された場合でも複数の計量機の情報を一括して入力で
き、面倒な入力操作を無くすことができる。また、外部
から計量機の情報を修正することも可能である。そのた
め、計量機で異常が発生した場合、現場に到着する前に
異常発生の原因を確認することができる。よって、予め
修理に必要な修理部品や工具等を準備することが可能と
なり、且つメンテナンスの作業員が給油所に到着した時
点で異常発生の原因分かっているので、従来よりも修理
作業効率が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油所管理システムの一実施例を
示す構成図である。
【図2】各計量機との通信を行う制御機器のブロック図
である。
【図3】通信制御装置が実行するデータ通信の処理手順
を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の変形例1の通信処理を説明するための
フローチャートである。
【図5】変形例1で通信制御装置が実行する制御処理の
フローチャートである。
【図6】本発明の変形例2の通信処理を説明するための
フローチャートである。
【図7】通信制御装置が通信アドレスを自動設定すると
きの計量機の制御装置が実行する処理を説明するための
フローチャートである。
【図8】通信制御装置が公衆回線を介して通信するとき
の処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
111 〜114 計量機 12 POS端末機 13 通信制御装置 15 制御装置 16 表示装置 17 入力装置 18,19 通信ケーブル 20 公衆回線 21 メッセージ記憶装置 22 異常検出装置 23 メッセージ出力装置 241 〜244 制御装置 251 〜254 表示器 261 〜264 通信モード切替スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量機とPOS端末装置との間で各種デ
    ータを送受信する給油所管理システムにおいて、 前記各種データの送受信における異常発生時に前記計量
    機と前記POS端末装置との間で通信された各種データ
    の伝文を記憶する記憶手段を備えてなることを特徴とす
    る給油所管理システム。
  2. 【請求項2】 計量機とPOS端末装置との間で各種デ
    ータを送受信する給油所管理システムにおいて、 前記計量機のメンテナンス時に前記POS端末装置へダ
    ミー応答を行う疑似モードが設定される通信制御手段を
    備えてなることを特徴とする給油所管理システム。
  3. 【請求項3】 複数の計量機とPOS端末装置との間で
    各種データを送受信する給油所管理システムにおいて、 前記複数の計量機の夫々の通信アドレスを自動設定する
    アドレス設定手段を備えてなることを特徴とする給油所
    管理システム。
  4. 【請求項4】 計量機とPOS端末装置との間で各種デ
    ータを送受信する給油所管理システムにおいて、 前記計量機から送信される情報を記憶する記憶手段と、 外部機器と公衆回線で接続され、外部機器からの要求に
    より前記記憶手段に記憶された前記計量機からの情報を
    送信する送信手段と、 を有することを特徴とする給油所管理システム。
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