JPH10332092A - Lpガス供給システムにおけるlpガス残量管理装置 - Google Patents

Lpガス供給システムにおけるlpガス残量管理装置

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JPH10332092A
JPH10332092A JP14239497A JP14239497A JPH10332092A JP H10332092 A JPH10332092 A JP H10332092A JP 14239497 A JP14239497 A JP 14239497A JP 14239497 A JP14239497 A JP 14239497A JP H10332092 A JPH10332092 A JP H10332092A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器切替操作に関連した容器交換スイッチ操
作が忘れられても、残量管理を正常に行うことのできる
LPガス残量管理装置を提供する。 【解決手段】 ガス圧力調整器2の発信用スイッチ21
が補給ガスの供給が開始するとオンし、補給と供給との
手動切替操作によってオフする。流量センサ4aが所定
のガス流量毎に流量パルスを発生する。残量管理手段4
4a−1が流量パルスに基づいてガス残量を、ガス残量
を反映する数値により管理する。警告信号発生手段44
b−1が数値を予め定めた残量管理値と比較し、残量管
理値に達したときその旨の警告信号を発生する。手動切
替操作後の容器交換した際に容器交換スイッチ4gが操
作されると、残量管理手段44a−1の管理する数値を
初期値にする。第1の所定時間内に容器交換スイッチの
操作がないとき、残量管理補助手段44b−2が残量管
理する数値を初期値にさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLPガス供給システ
ムにおけるLPガス残量管理装置に係り、より詳細に
は、供給側容器と補給側容器とを接続した自動切替機能
付のガス圧力調整器を使用してLPガスを供給するLP
ガス供給システムにおいて、LPガス容器中のガス残量
を検出して管理するLPガス残量管理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にLPガス供給システムは図8に示
すような構成となっている。同図において、2本の容器
1 ,12 は自動切替機能付のガス圧力調整器2に接続
され、該ガス圧力調整器2を通じて一方の容器11 又は
2 よりガスが導出される。ガス容器から導出されたガ
スは、1次側(上流側)のガス配管3を通じてガスメー
タ4に供給され、ここから更に2次側(下流側)のガス
配管5を通じて末端のガス燃焼器6に供給される。な
お、3a及び5aはガス配管3及び5にそれぞれ設けら
れたガス栓である。
【0003】以上により、ガス圧力調整器2の切替機能
により選択された一方の容器11 又は12 から導出され
たガスは、ガス配管3を通じてガスメータ4に供給さ
れ、更にガス配管5を通じてガス燃焼器6に供給されて
ガス燃焼器によって消費される。
【0004】そして、ガス圧力調整器2の切替機能によ
り選択されている一方の容器、例えば11 (供給側容
器)のガス消費が進み、そのガス残量が少なくなると、
容器1 1 の内圧が低くなってガス燃焼器6において必要
な圧力のガスを供給することができなくなる。そこで、
自動切替機能付のガス圧力調整器2では、その自動切替
機能により他方の容器12 (補給側容器)が接続されて
いる導入口を自動的に開いてガス導入を図り、ガス切れ
を起こすことなく必要な圧力のガスを確実に供給できる
ようになっている。
【0005】また、上記自動切替機能付のガス圧力調整
器2には、容器の自動切替に応じて補給を開始したこと
を示す表示を行うようにし、供給側容器11 のガス残量
が殆どなくなったことを知らせるようにしたものがあ
る。このことによって、このような表示を見たユーザが
配送業者にその旨を電話などにより連絡すると、配送業
者は容器11 を新しい容器と交換すると共に補給側の容
器12 を供給側に手動切替えすることにより、新しい容
器11 が補給側に接続されるようになる。
【0006】また、図示のようなLPガス供給システム
においては、一般に、ガスメータ4が一定流量のガスを
供給する毎に流量信号を発生する図示しない流量センサ
と、流量信号に基づいてガス使用量を積算する図示しな
い積算手段とが設けられ、伝送装置7により、積算手段
の積算値を予め定めた日時に電話回線8などを通じて情
報センタ9に通報するようになっている。そして、流量
センサと積算手段の両方をガスメータに内蔵するように
したものと、流量センサのみをガスメータに内蔵し、積
算手段は伝送装置7側に設けるようにしたものとがあ
る。
【0007】しかしながら、表示によって、供給側容器
1 のガス残量が殆どなくなったことを知らせユーザか
ら配送業者にその旨を連絡するようにしたものでは、表
示を見損なったり、或いは表示は見たが連絡を忘れてし
まうと、容器交換をし損ない、最悪の場合にはガス切れ
を起こす事態にもなりかねない。
【0008】そこで、自動切替機能付のガス圧力調整器
2として発信機能付きのものを採用すると共に、ガスメ
ータ4内に、容器内のガス残量を管理して警告レベルに
達したときに情報センサにその旨を通報し、容器交換を
し損なうことがないようにしたLPガス残量管理装置を
設けるようにしたものもある。
【0009】この発信機能付きのガス圧力調整器2に
は、供給側容器11 のガス残量が殆どなくなって補給側
容器12 からのガス供給が開始したときにオンし、容器
1 を新しい容器と交換すると共に補給側の容器12
供給側に手動切替えしたときにオフする図示しない発信
用スイッチが設けられている。
【0010】そして、この発信用スイッチをガスメータ
4内のLPガス残量管理装置に接続することにより、L
Pガス残量管理装置はオン信号の入力に応じて伝送装置
7に発呼させて情報センタ9への電話回線Lを介しての
通報処理を行わせるが、容器交換作業後の切替機能付の
ガス圧力調整器2の切替操作によって図示しない発信用
スイッチのオフ信号が入力されたときには、発呼は行わ
せず、情報センタ9に通報を行わないようになってい
る。
【0011】ところで、LPガス残量管理装置は一般
に、図9に示すような構成となっており、ガスメータ4
内の流量センサ4aからの流量信号に基づいて流量積算
部4bがLPガス容器から供給されるガス流量を積算す
ると共に、残量管理カウンタ4cをカウントアップさせ
る。残量管理カウンタ4cのカウント値は、比較処理部
4dにおいて警告レベル設定部4eにより設定された残
量警告レベルと比較され、カウント値≧警告レベルとな
ったとき、比較処理部4dは発呼処理部4fに対して残
量警告の発呼処理を行わせる。
【0012】なお、残量管理カウンタ4cは、容器交換
作業後の切替操作に続いて行われる容器交換スイッチ4
gの操作に応じてカウンタ設定部4hによって所定値が
設定されるようになっており、容器交換後の残量管理カ
ウンタ4cのカウント値により交換後の容器残量が管理
され、容器残量が警告レベル以上となると、その旨が情
報センタ9に通報され、この通報は次の容器交換時期の
目安となる。なお、21は発信機能付きのガス圧力調整
器2内の発信用スイッチであり、補給側容器1 2 からの
ガス供給が開始したときにオンし、手動切替えしたとき
にオフする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、容器交換作業
後の切替操作に続いて行われるべき容器交換スイッチ4
gの操作が忘れられたときには、その後の残量管理を正
確にできなくなる。
【0014】このようなことは、図8に点線で示すよう
に、発信機能付きのガス圧力調整器2内の図示しない発
信用スイッチを伝送装置7に接続し、容器交換作業時の
容器交換スイッチ47の操作を忘れても、伝送装置7が
自動切替のオフ信号を検出して情報センタ9にその旨を
通報することで、情報センタ9のオペレータが情報セン
タ9側から強制的に残量管理カウンタ4cをリセットす
ることで解消できる。しかし、この場合には、情報セン
タ9側のオペレータのかかわりが必須となり、運用上好
ましくない。
【0015】よって本発明は、上述した問題点に鑑み、
容器交換作業時の切替操作に関連して行われるべき容器
交換スイッチ操作が忘れられても、残量管理を正常に行
うことのできるLPガス供給システムにおけるLPガス
残量管理装置を提供することを課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された請求項1記載のLPガス供給シス
テムにおけるLPガス残量管理装置は、第1図の基本構
成図に示す如く、自動切替機能付のガス圧力調整器2に
設けられ、供給側容器11 のガス残量が少なくなって補
給側容器12 からのガス供給が開始するとオンし、前記
補給側容器を供給側とする手動切替操作によってオフす
る発信用スイッチ21と、前記容器から前記ガス圧力調
整器を介して供給される所定のガス流量毎に流量パルス
を発生する流量センサ4aと、該流量センサの発生する
流量パルスに基づいて前記容器のガス残量を、ガス残量
を反映する数値により管理する残量管理手段44a−1
と、該残量管理手段の管理する前記数値を予め定めた残
量管理値と比較し、該比較の結果、前記数値が前記残量
管理値に達したときその旨の警告信号を発生する警告信
号発生手段44b−1と、前記手動切替操作後、古い前
記供給側容器を新しい容器と交換した際に操作され、前
記残量管理手段の管理する前記数値を初期値にする容器
交換スイッチ4gと、前記発信用スイッチのオフから第
1の所定時間内に前記容器交換スイッチの操作がないと
き、前記残量管理手段の管理する前記数値を初期値にさ
せる残量管理補助手段44b−2とを備えることを特徴
としている。
【0017】上記構成により、自動切替機能付のガス圧
力調整器2に設けられた発信用スイッチ21が、供給側
容器11 のガス残量が少なくなって補給側容器12 から
のガス供給が開始するとオンし、補給側容器12 を供給
側とする手動切替操作によってオフする。流量センサ4
aが、容器11 ,12 からガス圧力調整器2を介して供
給される所定のガス流量毎に流量パルスを発生する。
【0018】残量管理手段44a−1が、流量センサ4
aの発生する流量パルスに基づいて容器11 ,12 のガ
ス残量を、ガス残量を反映する数値により管理する。警
告信号発生手段44b−1が、残量管理手段44a−1
の管理する数値を予め定めた残量管理値と比較し、該比
較の結果、数値が残量管理値に達したときその旨の警告
信号を発生する。手動切替操作後、古い供給側容器を新
しい容器と交換した際に容器交換スイッチ4gが操作さ
れると、残量管理手段44a−1の管理する数値を初期
値にする。発信用スイッチ21のオフから第1の所定時
間内に容器交換スイッチ4gの操作がないとき、残量管
理補助手段44b−2が残量管理手段44a−1の管理
する数値を初期値にさせる。
【0019】したがって、交換作業者が古い供給側容器
を新しい容器と交換した際に容器交換スイッチ4gの操
作をし忘れても、交換作業者が補給側容器12 を供給側
とする手動切替操作を行って発信用スイッチ21がオフ
してから一定時間が経過すると、残量管理手段44a−
1の管理する数値が初期値にされることで、容器交換ス
イッチ4gの操作がなくても容器交換作業が行われたと
見なして、この時点から新たに残量管理を開始すること
ができる。
【0020】請求項2記載のLPガス供給システムにお
けるLPガス残量管理装置は、請求項1記載のLPガス
供給システムにおけるLPガス残量管理装置において、
前記発信用スイッチのオンに応じて前記補給側容器から
のガス補給が開始したことを、前記警告信号発生手段の
発生する警告信号に応じて前記数値が前記残量管理値に
達したことを、及び前記容器交換スイッチの操作に応じ
て容器の交換が行われたことをそれぞれ通報するための
発呼を行う発呼手段44b−3を更に備え、前記残量管
理補助手段が、前記発信用スイッチのオフから第1の所
定時間内に前記容器交換スイッチの操作がないとき、前
記発呼手段に容器の交換が行われたことを通報するため
の発呼を行わせることを特徴としてる。
【0021】上記構成により、請求項1記載の発明の作
用に加えて以下の作用をなす。発呼手段44b−3が、
発信用スイッチ21のオンに応じて補給側容器12 から
のガス補給が開始したことを、警告信号発生手段44b
−1の発生する警告信号に応じて数値が残量管理値に達
したことを、及び容器交換スイッチ4gの操作に応じて
容器の交換が行われたことをそれぞれ通報するための発
呼を行う。しかも、残量管理補助手段44b−2が、発
信用スイッチ21のオフから第1の所定時間内に容器交
換スイッチ4gの操作がないとき、発呼手段44b−3
に容器の交換が行われたことを通報するための発呼を行
わせるので、容器交換スイッチ4gの操作がなくても容
器交換が行われたことを通報することが可能である。
【0022】請求項3記載のLPガス供給システムにお
けるLPガス残量管理装置は、請求項2記載のLPガス
供給システムにおけるLPガス残量管理装置において、
前記発呼手段による発呼に続いて受信するデータ要求に
応じて発呼要因と成ったデータを生成して送出するデー
タ送出手段44b−4を更に備えることを特徴としてい
る。
【0023】上記構成により、請求項2記載の発明の作
用に加えて以下の作用をなす。データ送出手段44b−
4が、発呼手段44b−3による発呼に続いて受信する
データ要求に応じて発呼要因と成ったデータを生成して
送出するので、このデータの受信先において、補給側容
器からのガス供給が開始したことを、数値が残量管理値
に達したことを、及び容器の交換が行われたことをそれ
ぞれ知ることができる。
【0024】請求項4記載のLPガス供給システムにお
けるLPガス残量管理装置は、請求項3記載のLPガス
供給システムにおけるLPガス残量管理装置において、
前記流量センサの発生する流量パルスに基づいて前記容
器から前記ガス圧力調整器を介して供給されるガス流量
を積算するガス流量積算手段44a−2を更に備え、前
記発呼手段が、予め定めた検針日時刻になったとき、前
記ガス流量積算手段が積算している積算ガス流量を通報
するための発呼を行い、前記データ送出手段が、発呼手
段による発呼に続いて受信するデータ要求に応じて前記
積算ガス流量データを生成して送出することを特徴とし
ている。
【0025】上記構成により、請求項3記載の発明の作
用に加えて以下の作用をなす。ガス流量積算手段44a
−2が流量センサ4aの発生する流量パルスに基づいて
容器11 ,12 からガス圧力調整器2を介して供給され
るガス流量を積算する。発呼手段44b−3が、予め定
めた検針日時刻になったとき、ガス流量積算手段44a
−2の積算している積算ガス流量を通報するための発呼
を行い、データ送出手段44b−4が発呼手段44b−
3による発呼に続いて受信するデータ要求に応じて積算
ガス流量データを生成して送出するので、このデータの
受信先において、積算ガス流量を知り、前回の積算ガス
流量との差によりガス使用量を知ることができる。
【0026】請求項5記載のLPガス供給システムにお
けるLPガス残量管理装置は、請求項2〜4の何れかに
記載のLPガス供給システムにおけるLPガス残量管理
装置において、前記残量管理補助手段が前記発呼手段に
容器の交換が行われたことを通報するための発呼を行わ
せたとき、該発呼から第2の所定時間内の前記容器交換
スイッチの操作に応じた前記発呼手段による発呼を禁止
する発呼禁止手段44b−5を更に備えることを特徴と
している。
【0027】上記構成により、請求項2〜4の何れかに
記載の発明の作用に加えて以下の作用をなす。残量管理
補助手段44b−2が発呼手段44b−3に容器の交換
が行われたことを通報するための発呼を行わせたとき、
発呼禁止手段44b−5が、該発呼から第2の所定時間
内の容器交換スイッチ4gの操作に応じた発呼手段44
b−3による発呼を禁止するので、容器交換スイッチ4
gの操作をし忘れたことに気付いて容器交換作業者が容
器交換スイッチ4gを操作してもこの操作が第2の所定
時間内に行われた場合には、容器交換について同じ通報
を2度行うことを防ぐことができる。
【0028】請求項6記載のLPガス供給システムにお
けるLPガス残量管理装置は、請求項1〜5の何れかに
記載のLPガス供給システムにおけるLPガス残量管理
装置において、前記残量管理手段が、前記流量センサの
発生する流量パルスをカウントアップする残量管理カウ
ンタからなり、該残量管理カウンタのカウント値によ
り、前記容器のガス残量を管理することを特徴としてい
る。
【0029】上記構成により、請求項1〜5の何れかに
記載の発明の作用に加えて以下の作用をなす。残量管理
手段44a−1が流量センサ4aの発生する流量パルス
をカウントアップする残量管理カウンタからなり、その
カウント値により容器11 ,12 のガス残量を管理する
ので、残量管理カウンタのカウント値をクリアすること
により、残量管理手段44a−1の管理する数値を初期
値にすることができる。
【0030】請求項7記載のLPガス供給システムにお
けるLPガス残量管理装置は、請求項1〜6の何れかに
記載のLPガス供給システムにおけるLPガス残量管理
装置において、前記流量センサが、前記容器から前記ガ
ス圧力調整器を介して供給されるガス量を計量する膜式
計量部41の計量動作に応じ、所定のガス流量毎に流量
パルスを発生することを特徴としている。
【0031】上記構成により、請求項1〜6の何れかに
記載の発明の作用に加えて以下の作用をなす。流量セン
サ4aが容器11 ,12 からガス圧力調整器2を介して
供給されるガス量を計量する膜式計量部41の計量動作
に応じ、所定のガス流量毎に流量パルスを発生するの
で、LPガス残量管理装置を膜式ガスメータに組み込ん
で構成することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は、本発明によるLPガス供
給システムにおけるLPガス残量管理装置の一実施の形
態を示す回路構成図であるが、図中、図8及び図9につ
いて上述したものと同等の部分には同一の符号を付して
ある。
【0033】同図において、2は供給側容器11 及び補
給側容器12 が接続される発信機能を有する自動切替機
能付のガス圧力調整器で、供給側容器11 のガス残量が
殆どなくなって補給側容器12 からのガス供給が開始し
たときにオンし、容器を新しい容器と交換すると共に補
給側の容器を供給側に手動切替えしたときにオフする発
信用スイッチ21が設けられている。4はガス圧力調整
器2により圧力調整されガス配管3及び5を通じてガス
燃焼器6に供給されるガスの流量を計量するガスメータ
で、ガス流量を計量する膜式の計量部41と、該計量部
41での所定流量の計量に応じて流量信号として1個の
パルス信号を発生する流量センサ4aと、流量異常など
のガス遮断要因が発生したときガス供給路を遮断する電
磁遮断弁42とを内蔵する。ガスメータ4の表面には、
容器交換作業後の切替操作に続いてオン操作される容器
交換スイッチ4gが設けられている。
【0034】ガスメータ4内にはまた、ガス圧力調整器
2の発信用スイッチ21と流量センサ4aとがインタフ
ェース(I/F)回路43を介して接続されているマイ
クロコンピュータ(μCOM)44が内蔵されている。
ガスメータ4内には更に、日時刻情報を発生するカレン
ダ及び時計45と、容器交換時に切替操作に続いてオン
操作される容器交換スイッチ4gとが設けられ、これら
もμCOM44に接続されている。なお、インタフェー
ス(I/F)回路43は伝送装置7との間でのデータの
授受も行い、伝送装置7は電話回線8を通じて情報セン
タ9との間で情報の授受を行う。
【0035】μCOM44は各種処理プログラムやデー
タを記憶しているROM44aと、ROM44aに格納
されているプログラムに従って処理を行う中央処理ユニ
ット(CPU)44bと、CPU44bにより処理した
結果などのデータを記憶するRAM44cとを有する。
【0036】ROM44aに格納されているプログラム
に従って処理を行うCPU44bは、流量監視処理、流
量積算処理、検針値通報処理、自動切替判定処理、残量
管理処理、発呼処理などを行う。
【0037】流量監視処理は、ガス流の異常を検出する
ためのものである。この処理では、流量センサ4aから
のパルス信号の周期を計測して単位時間当たりの流量を
求め、この求めた流量に基づいて、流量が異常に大きい
かどうか、流量が予め定めた期間、0になることがない
かどうかなどの所定の判定基準により判定する。ガス噴
出や微少ガス漏洩などの異常を判定し、異常である場合
には、その旨を伝送装置7に伝達して伝送装置7にその
旨の通報を電話回線8を介して情報センタ9に行わせる
とともに、電磁遮断弁42にガス供給路を遮断させる。
【0038】流量積算処理及び検針値通報処理は、ガス
使用量を通報する自動検針のためのものである。この処
理では、流量センサ41aからのパルス信号をカウント
し、このカウント値によってガス使用量の積算値を求
め、この積算値を予め定めた日時刻に伝送装置7に対し
て送出し、伝送装置7から情報センタ9に検針値として
電話回線8を介して通報させる処理である。
【0039】自動切替判定処理は、自動切替機能付のガ
ス圧力調整器2に設けられた発信用スイッチ21の状態
を監視し、そのオンによって供給側容器のガス残量が殆
どなくなって補給側容器からのガス供給が開始したこと
を、そのオフによって容器が新しい容器と交換され補給
側の容器が供給側に手動切替えされたことを判定する処
理である。
【0040】残量管理処理は、容器を新しい容器と交換
すると共に補給側の容器を供給側に手動切替えした後の
容器交換スイッチ46のオン操作によって、或いは、補
給側の容器を供給側に手動切替えした後一定時間経過し
ても容器交換スイッチ46のオン操作がないときに、リ
セットするようにした残量管理カウンタに、流量センサ
41aからのパルス信号をカウントさせ、このカウント
値が予め定めた警告レベル以上となったかどうかを判定
し、警告レベル以上となった場合には、その旨の通報を
伝送装置7を介して情報センタ9に行わせる処理であ
る。
【0041】発呼処理は、上述した種々の処理におい
て、伝送装置7に情報センタ9への通報を行わせる要因
が発生したときに、その旨を伝送装置7に対して伝達す
るための発呼を行う処理であり、発呼があったとき伝送
装置7はガスメータ4のCPU44bにデータ要求信号
を送出し、これに応じてCPU44bは発呼要因となっ
たデータを伝送装置7に送出し、このデータを伝送装置
7から電話回線8を通じて情報センタ9に伝送させる処
理である。
【0042】上述したμCOM44内のROM44aの
うちのプログラムROMには、CPU44bが上述した
各種の処理動作を行うために、検針値通報処理に必要な
検針通報日時刻、残量管理処理に必要な残量管理警告レ
ベルなどの各種のデータが設定され、また、ガス使用量
の積算を行う積算流量カウンタ、容器交換後のガス使用
量を計数して容器内のガス残量を管理するための残量管
理カウンタなどが形成されている。
【0043】しかも、μCOM44内のRAM44cに
は、CPU44bが上述した各種の処理を行うに当たっ
て使用するワークエリアには、各種のフラグエリアが形
成されている。なお、図示していないが、伝送装置7内
のメモリには、情報センタ9に対して通報するために必
要な設定データ、例えば、顧客コード(ID)、通報先
(情報センタ)電話番号、電話機の方式(ダイヤル式、
プッシュボタン式の別)などが記憶されている。
【0044】また、ガスメータ4と伝送装置7との間
と、伝送装置7と情報センタ9との間の通信は、予め定
められた電文型式にて行われる。
【0045】以上概略説明したLPガス供給システムに
おけるLPガス残量管理装置の動作の詳細を、CPU4
4bが予め定めた制御プログラムに従って行う処理を示
す図3〜図7のフローチャートを参照して以下説明す
る。
【0046】CPU44bは電源の投入によって動作を
開始し、その最初のステップS1において、RAM44
c内のワークエリアに形成した各種のフラグをリセット
したり、ROM44aのプログラムROM内に形成した
各種のカウンタをクリアするなどの初期化処理を行う。
続いてステップS2に進んで流量センサ4aが発生する
流量パルス信号の入力処理を行う。この入力処理におい
ては、具体的には、流量パルス信号の入力毎にμCOM
44中のRAM44cの所定エリアに形成した流量パル
スカウンタのカウントアップを行う。次にステップS3
に進んで検針処理ルーチン(詳細については後述)を行
う。次のステップS4においては残量警告処理ルーチン
(詳細については後述)を行い、その後ステップS5に
進んで容器交換処理ルーチン(詳細については後述)を
行ってからステップS6に進む。ステップS6において
はその他の処理を行い、その後ステップS7に進んで発
呼送信処理(詳細については後述)を行ってから上記ス
テップS1に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0047】上記ステップS3の検針処理ルーチンにお
いては、図4のフローチャートに示すように、その最初
のステップS3aにおいて、上記ステップS2において
カウントアップした流量パルスカウンタのカウント値が
所定値に等しいかどうかを判定する。ステップS3aの
判定がNOのときには上記ステップS4に進み、判定が
YESのときにはステップS3bに進んで上記ROM4
4a内の積算流量カウンタ及び残量管理カウンタのカウ
ント値をインクリメントするとともに、流量パルスカウ
ンタのカウント値をクリアする。そして、ステップS3
cに進んでカレンダ及び時計45の日時刻情報と設定デ
ータ中の検針通報日時刻との比較によって、通報日時刻
となっているかどうかを判定し、判定がNOのときには
上記ステップS4に進み、判定がYESのときにはステ
ップS3dに進んで検針フラグをセットしてから次のス
テップS4に進む。
【0048】上記ステップS4の残量警告処理ルーチン
では、図5のフローチャートに示すように、その最初の
ステップS4aにおいて残量警告レベル1のフラグがセ
ットされているか否かを判定する。このステップS4a
の判定がYESのときにはステップS4dに進み、判定
がNOのときにはステップS4bに進んで残量管理カウ
ンタのカウンタ値が残量警告レベル1の値以上であるか
否かを判定する。このステップS4bの判定がNOのと
きには上記ステップS4dに進むのに対し、ステップS
4bの判定がYESのときにはステップS4cに進んで
残量警告レベル1のフラグをセットすると共に発呼フラ
グをセットしてからステップS4dに進む。
【0049】上記ステップS4dにおいては残量警告レ
ベル2のフラグがセットされているか否かを判定する。
このステップS4dの判定がYESのときには上記ステ
ップS4gに進み、判定がNOのときにはステップS4
eに進んで残量管理カウンタのカウンタ値が残量警告レ
ベル2の値以上であるか否かを判定する。このステップ
S4eの判定がNOのときには上記ステップS4gに進
むのに対し、ステップS4eの判定がYESのときには
ステップS4fに進んで残量警告レベル2のフラグをセ
ットすると共に発呼フラグをセットしてからステップS
4gに進む。
【0050】上記ステップS4gにおいて残量警告レベ
ル3のフラグがセットされているか否かを判定する。こ
のステップS4gの判定がYESのときには上記ステッ
プS5に進み、判定がNOのときにはステップS4hに
進んで残量管理カウンタのカウンタ値が残量警告レベル
3の値以上であるか否かを判定する。このステップS4
hの判定がNOのときには上記ステップS5に進むのに
対し、ステップS4hの判定がYESのときにはステッ
プS4Iに進んで残量警告レベル3のフラグをセットす
ると共に発呼フラグをセットしてからステップS5に進
む。
【0051】上記ステップS5の容器交換処理ルーチン
では、図6のフローチャートに示すように、その最初の
ステップS5aにおいて、発信用スイッチ21がオンし
ているか否かを判定し、このステップS5aの判定がY
ESのときにはステップS5bに進んで発信用スイッチ
21のオン状態が例えば12時間の一定時間の間連続し
ているか否かを判定する。このステップS5bの判定が
YESのときにはステップS5cに進んで補給開始フラ
グをセットすると共に、発呼フラグをセットしてからス
テップS5dに進む。ステップS5dにおいては容器交
換スイッチ4gがオンされたか否かを判定し、この判定
がNOのときにはステップS6に進む。なお、上記ステ
ップS5bの判定がNOのときには直ちにステップS6
に進み、ステップS5aの判定がNOのとき、すなわ
ち、発信用スイッチ21がオフ状態にあるときにはステ
ップS5eに進む。
【0052】上記ステップS5eにおいては、補給開始
フラグがセットされているか否かを判定する。このステ
ップS5eの判定は、発信用スイッチ21のオフ状態
が、一度補給が開始した後に切替操作によってなったも
のであるかどうかを判断するためのものである。このス
テップS5eの判定がNOのときにはステップS5dに
進む。ステップS5eの判定がYESのとき、すなわ
ち、補給開始フラグがセットされているときには、ステ
ップS5fに進んで発信用スイッチ21のオフ状態が例
えば1分の一定時間の間連続しているか否かを判定す
る。このステップS5fの判定がNOのときには、発信
用スイッチ21が何らかの原因によりオフ状態になった
と判断してこれを無視し、ステップS5dに進んで容器
交換スイッチ4gがオンされたか否かを判定し、この判
定がNOのときにはステップS6に進む。
【0053】これに対し、ステップS5fの判定がYE
Sのとき、すなわち、発信用スイッチ21のオフ状態が
一定時間の間連続しているときには、ステップS5gに
進んで補給開始フラグをリセットしてからステップS5
hに進む。ステップS5dの判定がYESのとき、すな
わち、容器交換スイッチ4gがオンされ、ステップS5
dの判定もYESのときにもステップS5hに進む。ス
テップS5hにおいては、残量管理カウンタをリセット
するとともに残量警告1〜3フラグをリセットしてから
ステップS5iに進む。上記ステップS5fは、発信用
スイッチ21のオフ状態が一定時間の間連続していると
きには、それ以前に容器交換スイッチ4gがオン操作さ
れなくても、容器交換が行われたと見なすためのもので
ある。
【0054】ステップS5iにおいては容器交換フラグ
がセットされているか否かを判定し、この判定がNOの
ときにはステップS5jに進んで容器交換フラグをセッ
トするとともに発呼フラグをセットしてステップS5k
に進む。ステップS5kにおいては例えば10分の一定
時間を計時するタイマをスタートしてからステップS5
mに進む。上記ステップS5iの判定がYESのときに
はステップS5j及び5kを飛ばしてステップS5mに
進む。ステップS5mにおいては、ステップS5kにお
いてスタートしたタイマがタイムオーバとなったか否か
を判定する。ステップS5mの判定がNOのときにはス
テップS6に進み、判定がYESのときにはステップS
5nに進んで容器交換フラグをリセットしてからステッ
プS6に進む。
【0055】上記ステップS5mは、ステップS5jに
おいて発呼フラグをセットしタイマをスタートした後
は、10分の所定時間が経過するまで次の発呼を行わな
いようにするためのもので、切替操作によって発信スイ
ッチ21がオフとなり、これに応じて発呼が行われた場
合、その発呼から所定時間経過する前に容器交換スイッ
チをオン操作しても発呼を行わないようにし、2重発呼
を防いでいる。
【0056】次に、ステップS6に進んでその他の処理
を行った後ステップS7に進んで発呼処理を行うが、ス
テップS7の発呼処理ルーチンでは、図7のフローチャ
ートに示すように、その最初のステップS7aにおい
て、セットされた発呼フラグがあるか否かを判定する。
このステップS7aの判定がNOのときには後述するス
テップS7dに進み、YESのときには次のステップS
7bに進んで発呼フラグのセットされた発呼要因に応じ
た送信データを生成する。このステップS7bにおいて
生成する送信データは、発呼要因に応じて残量警告レベ
ル1〜3情報、検針情報、補給開始情報、容器交換情報
などとなる。
【0057】その後ステップS7cに進んで伝送装置7
に対して発呼データを送信すると共に、この発呼要因と
なった発呼フラグをリセットしてからステップS7dに
進む。ステップS7dにおいては、上記ステップS7c
における発呼データの送出に応じて伝送装置7からデー
タ要求信号を受信したか否かを判定する。なお、このス
テップS7dにおける判定するデータ要求信号の受信処
理は、上記ステップS6のその他の処理において行う。
上記ステップS7dの判定がYESのときにはステップ
S7eに進んで上記ステップS7bにおいて生成した送
信データを伝送装置7に対して送出してから上記ステッ
プS2に戻り、判定がNOのときにはステップS7eを
飛ばしてステップS2に戻る。
【0058】なお、伝送装置7は、ガスメータから送信
データを受信すると電話回線8を捕捉し、設定データと
して格納している通報先電話番号を自動ダイヤリングし
て情報センタを呼び出し、情報センタとの電話回線の接
続を行い、情報センタとの接続が行われると送信データ
を送出し、その後情報センタから正常受信の応答信号を
受信すると、回線を開放する一連の動作を行う。
【0059】以上の説明から明らかなように、μCOM
44内のROM44aは流量センサ4aの発生する流量
パルスに基づいて容器11 ,12 のガス残量を、ガス残
量を反映する数値により管理する残量管理手段44a−
1としての他、流量センサ4aの発生する流量パルスに
基づいて容器からガス圧力調整器2を介して供給される
ガス流量を積算するガス流量積算手段44a−2として
働いている。
【0060】また、フローチャートを参照して説明した
ことから明らかなように、予め定めた制御プログラムに
従って処理を行うμCOM44内のCPU44bは、残
量管理する数値を予め定めた残量管理値と比較し、該比
較の結果、数値が残量管理値に達したときその旨の警告
信号を発生する警告信号発生手段44b−1として、残
量管理する数値を初期値にさせる残量管理補助手段44
b−2として、ガス補給が開始したことを、警告信号に
応じて数値が残量管理値に達したことを、及び容器の交
換が行われたことをそれぞれ通報するための発呼を行う
発呼手段44b−3として、発呼に続いて受信するデー
タ要求に応じて発呼要因と成ったデータを生成して送出
するデータ送出手段44b−4として、容器の交換が行
われたことを通報するための発呼を行わせたとき、この
発呼から第2の所定時間内の容器交換スイッチ4gの操
作に応じた発呼を禁止する発呼禁止手段44b−5とし
てそれぞれ働いている。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、交換作業者が古い供給側容器を新しい容器と
交換した際にこれに関連して行われるべき容器交換スイ
ッチの操作をし忘れても、交換作業者が補給側容器を供
給側とする手動切替操作を行って発信用スイッチがオフ
してから一定時間が経過すると、残量管理手段の管理す
る数値が初期値にされることで、容器交換スイッチの操
作がなくても容器交換作業が行われたと見なして、この
時点から新たに残量管理を開始することができるので、
残量管理を正常に行うことができる。
【0062】請求項2記載の発明によれば、手動切替操
作による発信用スイッチのオフから第1の所定時間内に
容器交換スイッチの操作がないとき、容器の交換が行わ
れたことを通報するための発呼を行わせるので、容器交
換スイッチの操作がなくても容器交換が行われたことを
通報することが可能であり、容器交換スイッチの操作が
なくても容器交換作業が行われたと見なすことができ
る。
【0063】請求項3記載の発明によれば、発呼に続い
て受信するデータ要求に応じて発呼要因と成ったデータ
を生成して送出するので、このデータの受信先におい
て、ガス補給が開始したことを、数値が残量管理値に達
したことを、及び容器の交換が行われたことをそれぞれ
知ることができる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、発呼に続い
て受信するデータ要求に応じて積算ガス流量データを生
成して送出するので、このデータの受信先において、積
算ガス流量を知り、前回の積算ガス流量との差によりガ
ス使用量を知ることができる。
【0065】請求項5記載の発明によれば、発呼から第
2の所定時間内の容器交換スイッチの操作に応じた発呼
を禁止するので、操作忘れに気付いて容器交換作業者が
容器交換スイッチを操作してもこの操作が第2の所定時
間内に行われた場合には、容器交換について同じ通報を
2度行うことを防ぐことができる。
【0066】請求項6記載の発明によれば、カウント値
により容器のガス残量を管理するので、残量管理カウン
タのカウント値をクリアすることにより、残量を管理す
る数値を初期値にすることができる。
【0067】請求項7記載の発明によれば、供給される
ガス量を計量する膜式計量部の計量動作に応じ、所定の
ガス流量毎に流量パルスを発生するので、既存の膜式ガ
スメータに組み込んで構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLPガス供給システムにおけるL
Pガス残量管理装置の基本構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明によるガス残量監視装置を適用したLP
ガス供給システムの全体構成の簡略構成を示すブロック
図である。
【図3】図2のガス残量監視装置のCPUが行うメイン
処理を示すのフローチャートである。
【図4】図2のガス残量監視装置のCPUが行う検針処
理を示すフローチャートである。
【図5】図2のガス残量監視装置のCPUが行う残量警
告処理を示すフローチャートである。
【図6】図2のガス残量監視装置のCPUが行う容器交
換処理を示すフローチャートである。
【図7】図2のガス残量監視装置のCPUが行う発呼処
理を示すフローチャートである。
【図8】従来のLPガス供給システムの全体構成の簡略
構成を示すブロック図である。
【図9】従来のLPガス供給システムにおけるガス残量
監視装置の簡略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 供給側容器 12 補給側容器 2 自動切替機能付のガス圧力調整器 21 発信用スイッチ 4a 流量センサ 4g 容器交換スイッチ 41 膜式計量部 44a−1 残量管理手段(ROM) 44a−2 ガス流量積算手段(ROM) 44b−1 警告信号発生手段(CPU) 44b−2 残量管理補助手段(CPU) 44b−3 発呼手段(CPU) 44b−4 データ送出手段(CPU) 44b−5 発呼禁止手段(CPU)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動切替機能付のガス圧力調整器に設け
    られ、供給側容器のガス残量が少なくなって補給側容器
    からのガス供給が開始するとオンし、前記補給側容器を
    供給側とする手動切替操作によってオフする発信用スイ
    ッチと、 前記容器から前記ガス圧力調整器を介して供給される所
    定のガス流量毎に流量パルスを発生する流量センサと、 該流量センサの発生する流量パルスに基づいて前記容器
    のガス残量を、ガス残量を反映する数値により管理する
    残量管理手段と、 該残量管理手段の管理する前記数値を予め定めた残量管
    理値と比較し、該比較の結果、前記数値が前記残量管理
    値に達したときその旨の警告信号を発生する警告信号発
    生手段と、 前記手動切替操作後、古い前記供給側容器を新しい容器
    と交換した際に手動操作され、前記残量管理手段の管理
    する前記数値を初期値にする容器交換スイッチと、 前記発信用スイッチのオフから第1の所定時間内に前記
    容器交換スイッチの操作がないとき、前記残量管理手段
    の管理ずる前記数値を初期値にさせる残量管理補助手段
    とを備えることを特徴とするLPガス供給システムにお
    けるLPガス残量管理装置。
  2. 【請求項2】 前記発信用スイッチのオンに応じて前記
    補給側容器からのガス補給が開始したことを、前記警告
    信号発生手段の発生する警告信号に応じて前記数値が前
    記残量管理値に達したことを、及び前記容器交換スイッ
    チの操作に応じて容器の交換が行われたことをそれぞれ
    通報するための発呼を行う発呼手段を更に備え、 前記残量管理補助手段が、前記発信用スイッチがオフし
    てから第1の所定時間内に前記容器交換スイッチの操作
    がないとき、前記発呼手段に容器の交換が行われたこと
    を通報するための発呼を行わせることを特徴とする請求
    項1記載のLPガス供給システムにおけるLPガス残量
    管理装置。
  3. 【請求項3】 前記発呼手段による発呼に続いて受信す
    るデータ要求に応じて発呼要因と成ったデータを生成し
    て送出するデータ送出手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項2記載のLPガス供給システムにおけるLPガ
    ス残量管理装置。
  4. 【請求項4】 前記流量センサの発生する流量パルスに
    基づいて前記容器から前記ガス圧力調整器を介して供給
    されるガス流量を積算するガス流量積算手段を更に備
    え、 前記発呼手段が、予め定めた検針日時刻になったとき、
    前記ガス流量積算手段が積算している積算ガス流量を通
    報するための発呼を行い、 前記データ送出手段が、発呼手段による発呼に続いて受
    信するデータ要求に応じて前記積算ガス流量データを生
    成して送出することを特徴とする請求項3記載のLPガ
    ス供給システムにおけるLPガス残量管理装置。
  5. 【請求項5】 前記残量管理補助手段が前記発呼手段に
    容器の交換が行われたことを通報するための発呼を行わ
    せたとき、該発呼から第2の所定時間内の前記容器交換
    スイッチの操作に応じた前記発呼手段による発呼を禁止
    する発呼禁止手段を更に備えることを特徴とする請求項
    2〜4の何れかに記載のLPガス供給システムにおける
    LPガス残量管理装置。
  6. 【請求項6】 前記残量管理手段が、前記流量センサの
    発生する流量パルスをカウントアップする残量管理カウ
    ンタからなり、該残量管理カウンタのカウント値によ
    り、前記容器のガス残量を管理することを特徴とする請
    求項1〜5の何れかに記載のLPガス供給システムにお
    けるLPガス残量管理装置。
  7. 【請求項7】 前記流量センサが、前記容器から前記ガ
    ス圧力調整器を介して供給されるガス量を計量する膜式
    計量部の計量動作に応じ、所定のガス流量毎に流量パル
    スを発生することを特徴とする請求項1〜6の何れかに
    記載のLPガス供給システムにおけるLPガス残量管理
    装置。
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