JPH11230794A - Lpガス計量装置 - Google Patents

Lpガス計量装置

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JPH11230794A
JPH11230794A JP3149698A JP3149698A JPH11230794A JP H11230794 A JPH11230794 A JP H11230794A JP 3149698 A JP3149698 A JP 3149698A JP 3149698 A JP3149698 A JP 3149698A JP H11230794 A JPH11230794 A JP H11230794A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作スイッチを削減して小型化と共にコスト
ダウンに対応できるようにしたLPガス計量装置を提供
する。 【解決手段】 ガス遮断弁11が弁開されているとき異
常検出手段15a12の発生する異常検出信号又は第1
の操作手段15jの発生する弁閉信号に基づいて弁制御
手段15a13がガス遮断弁を弁閉させる制御を行う。
第2の操作手段15kがその操作によってガス遮断弁を
弁開させる。ガス計量手段15a11が所定のガス使用
量を計量する毎に計数する計数手段15a31の計数値
が予め定めた値となったときLPガス容器の残量が少な
くなったことを警報手段15a14が警報する。第1の
操作手段の単一回の操作に応じてリセット手段15a1
5が計数手段をリセットする。テスト遮断制御手段15
a131が、第1の操作手段の複数回の操作に応じて弁
閉信号を発生しガス遮断弁を弁閉させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス使用量を計量す
るLPガス計量装置に係り、特に、LPガス容器からガ
ス圧力調整器を介して供給されるガス流量を監視して流
量異常を検出し、この異常検出或いはテスト遮断により
ガス遮断弁を弁閉させてガス供給を通じてのガス供給を
遮断し、弁閉したガス遮断弁を安全を確認しつつ弁開し
て復帰し、かつLPガス容器中のガス残量を検出して管
理するようになっているLPガス計量装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にLPガス供給システムは図7に示
すような構成となっている。同図において、2本のLP
ガス容器11 ,12 は自動切替機能付のガス圧力調整器
2に接続され、該ガス圧力調整器2を通じて一方の容器
1 又は12 よりガスが導出される。ガス容器から導出
されたガスは、1次側(上流側)のガス配管3を通じて
ガスメータ4に供給され、ここから更に2次側(下流
側)のガス配管5を通じてガス風呂釜やコンロなどの末
端のガス燃焼器6に供給される。なお、3a及び5aは
ガス配管3及び5にそれぞれ設けられたガス栓である。
【0003】以上により、ガス圧力調整器2の切替機能
により選択された一方の容器11 又は12 から導出され
たガスは、ガス配管3を通じてガスメータ4に供給さ
れ、更にガス配管5を通じてガス燃焼器6に供給されて
ガス燃焼器によって消費される。
【0004】そして、ガス圧力調整器2の切替機能によ
り選択されている一方の容器、例えば11 (供給側容
器)のガス消費が進み、そのガス残量が少なくなると、
容器1 1 の内圧が低くなってガス燃焼器6において必要
な圧力のガスを供給することができなくなる。そこで、
自動切替機能付のガス圧力調整器2では、その自動切替
機能により他方の容器12 (補給側容器)が接続されて
いる導入口を自動的に開いてガス導入を図り、ガス切れ
を起こすことなく必要な圧力のガスを確実に供給できる
ようになっている。
【0005】また、上記自動切替機能付のガス圧力調整
器2には、容器の自動切替に応じて補給を開始したこと
を示す表示を行うようにし、供給側の容器11 のガス残
量が殆どなくなったことを知らせるようにしたものがあ
る。このことによって、このような表示を見たユーザが
配送業者にその旨を電話などにより連絡すると、配送業
者は容器11 を新しい容器と交換すると共に補給側の容
器12 を供給側に手動切替えすることにより、新しい容
器11 が補給側に接続されるようになる。
【0006】また、図示のようなLPガス供給システム
においては、一般に、ガスメータ4内に、一定流量のガ
スを供給する毎に流量信号を発生する図示しない流量セ
ンサと、流量信号に基づいてガス供給路に流れるガス流
の異常を検出する異常検出手段と、該異常検出に応じて
ガス供給路を遮断するガス遮断弁と、流量信号に基づい
てガス使用量を積算する図示しない積算手段とが設けら
れ、伝送装置7により、積算手段の積算値を予め定めた
日時に電話回線8などを通じて情報センタ9に通報する
ようになっている。
【0007】また、ガスメータ4には、ガス遮断弁をテ
スト的に遮断するための弁閉操作スイッチ4a(点線は
操作部がメータケースの外に露出していないことを示
す。)と、弁閉したガス遮断弁を弁開させるための弁開
操作スイッチ4bとが設けられているが、前者のスイッ
チについては、その性格上誰でもが遮断操作できると安
全上問題があるので、むやみに遮断操作できないよう
に、メータケースの所定の位置に外部から操作用のマグ
ネットを近づけるとオンするリードスイッチによって構
成され、後者のスイッチについては、メータケースの外
側から操作ボタンを押圧操作することによってオンされ
るスイッチによって構成される。
【0008】しかしながら、表示によって、供給側の容
器11 のガス残量が殆どなくなったことを知らせユーザ
から配送業者にその旨を連絡するようにしたものでは、
表示を見損なったり、或いは表示は見たが連絡を忘れて
しまうと、容器交換をし損ない、最悪の場合にはガス切
れを起こす事態にもなりかねない。
【0009】そこで、自動切替機能付のガス圧力調整器
2として発信機能付きのものを採用すると共に、ガスメ
ータ4内に、容器内のガス残量を管理して警告レベルに
達したときに情報センサにその旨を通報し、容器交換を
し損なうことがないようにしたLPガス残量管理機能を
設けるようにしたものもある。
【0010】この発信機能付きのガス圧力調整器2に
は、供給側の容器11 のガス残量が少なくなって必要な
圧力のガスを供給することができなくなって補給側の容
器12からのガス供給が開始したときにオンし、容器11
を新しい容器と交換すると共に補給側の容器12 を供
給側に手動切替えしたときにオフする発信用スイッチ2
1が設けられている。
【0011】そして、この発信用スイッチ2aをガスメ
ータ4内のLPガス残量管理装置に接続することによ
り、LPガス残量管理装置はオン信号の入力に応じて伝
送装置7に発呼させて情報センタ9への電話回線8を介
しての通報処理を行わせるが、容器交換作業後の切替機
能付のガス圧力調整器2の切替操作によって図示しない
発信用スイッチ21のオフ信号が入力されたときには、
発呼は行わせず、情報センタ9に通報を行わないように
なっている。
【0012】ところで、LPガス残量管理装置では、一
般に、流量積算部がLPガス容器から供給されるガス流
量を積算するためのガスメータ内の流量センサからの流
量信号によって、残量管理カウンタをカウントアップさ
せる。残量管理カウンタのカウント値は、比較処理部に
おいて警告レベル設定部により設定された残量警告レベ
ルと比較され、カウント値≧警告レベルとなったとき、
比較処理部は発呼処理部に対して残量警告の発呼処理を
行わせる。
【0013】なお、残量管理カウンタは、容器交換作業
後の切替操作に続いて行われる容器交換スイッチ4c
(点線は操作部がメータケースの外に露出していないこ
とを示す。)の操作に応じて所定値が設定されるように
なっており、容器交換後の残量管理カウンタのカウント
値により交換後の容器残量が管理され、容器残量が警告
レベル以上となると、その旨が情報センタに通報され、
この通報は次の容器交換時期の目安となる。
【0014】ところで、容器交換作業後の切替操作に続
いて行われるべき容器交換スイッチ4cは、その操作に
よって残量監理カウンタのそれまでのカウント値をクリ
アして所定値を設定するという性格上、いたずらなどに
よってむやみに操作されると、その後のガス容器の残量
管理が正確にできなくなる。そこで、一般に、操作ボタ
ンがガスメータ4のメータケースに露出されておらず、
予め定めた操作用のマグネットをメータケースの所定位
置に近づけることで、オンされるリードスイッチなどに
よって構成されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のLPガス計量装置においては、遮断操作スイッチ4a
と弁開操作スイッチ4bと容器交換スイッチ4cの3つ
のスイッチが設けられているが、これらのスイッチの全
てはその操作をメータケースの正面から行う関係で、ガ
スメータの正面とその内部にこれらのスイッチを操作し
配置するためのスペースを必要とし、それだけガスメー
タが大型になると共に、部品点数が多くコスト高にもな
っていた。
【0016】なお、上述したガスメータとしては、一般
に、計量動作に機械動作を伴う膜式のものが一般に使用
されているが、膜式ガスメータでは、構造が大きくなる
他、機械動作部分の摩耗などによる耐久性の観点からも
問題があった。そこで、ガス流速を例えば超音波を利用
して計測し、このガス流速とガス供給路の断面積との積
によってガス流量を求め、このガス流量を積算してガス
使用量を計量するように構成し、完全に電子化して長寿
命化と小型化を図ったガスメータが検討されるようにな
ってきている。
【0017】上述した完全に電子化したガスメータの場
合には、その小型化によって正面スペースも小さくでき
るが、正面に3つのスイッチのためのスペースを確保す
ると小型化が制約されるようになる。
【0018】そこで、ガス流速の測定に基づいてガス使
用量を計量する新規の電子式のLPガス計量装置の開発
に当たっては、従来必要とした3つのスイッチを削減し
て小型化と共にコストダウンを図ることが求められてい
る。
【0019】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、操作スイッチを削減して小型化と共にコストダウ
ンに対応できるようにしたLPガス計量装置を提供する
ことを課題としている。
【0020】また、本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、ガス流速の測定に基づいてガス使用量を計量する
電子式のものであって、操作スイッチを削減して小型化
と共にコストダウンに対応できるようにしたLPガス計
量装置を提供することを課題としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
成された請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に示
すように、圧力調整されたLPガス容器からのガスを供
給するガス供給路を通じて流れるガスの流量を積算して
ガス使用量を計量するガス計量手段15a11と、前記
ガス供給路の途中に設けられ弁閉により前記ガス供給路
を通じてのガス供給を遮断するガス遮断弁11と、前記
ガス流量の監視により流量異常を検出し、該異常検出に
応じて異常検出信号を発生する異常検出手段15a12
と、操作によって前記ガス遮断弁を弁閉させる弁閉信号
を発生する第1の操作手段15jと、操作によって前記
ガス遮断弁を弁開させる弁開信号を発生する第2の操作
手段15kと、前記ガス遮断弁が弁開されているとき前
記異常検出手段の発生する異常検出信号又は前記第1の
操作手段の発生する弁閉信号に基づいて前記ガス遮断弁
を弁閉させ、前記ガス遮断弁が弁閉されているとき前記
第2の操作手段の発生する弁開信号に基づいて前記ガス
遮断弁を弁開させる制御を行う弁制御手段15a13
と、前記ガス計量手段が所定のガス使用量を計量する毎
に計数する計数手段15a31と、前記LPガス容器の
交換時にリセットされる前記計数手段の計数値が予め定
めた値となったとき前記LPガス容器の残量が少なくな
ったことを警報する警報信号を発生する警報手段15a
14とを備えるLPガス計量装置において、前記第1の
操作手段の単一回の操作に応じて前記計数手段をリセッ
トするリセット手段15a15を更に備え、前記弁制御
手段が、前記第1の操作手段の複数回の操作に応じて前
記ガス遮断弁を弁閉させる弁閉信号を発生し、該弁閉信
号に応じて前記ガス遮断弁が弁閉するテスト遮断制御手
段15a131を有することを特徴とするLPガス計量
装置に存する。
【0022】請求項1記載のLPガス計量装置において
は、ガス計量手段15a11が圧力調整されたLPガス
容器からのガスを供給するガス供給路を通じて流れるガ
スの流量を積算してガス使用量を計量する。ガス供給路
の途中に設けられたガス遮断弁11がその弁閉によりガ
ス供給路を通じてのガス供給を遮断する。異常検出手段
15a12がガス流量の監視により流量異常を検出し、
この異常検出に応じて異常検出信号を発生する。第1の
操作手段15jがその操作によってガス遮断弁を弁閉さ
せる弁閉信号を発生する。第2の操作手段15kがその
操作によってガス遮断弁を弁開させる弁開信号を発生す
る。
【0023】そして、ガス遮断弁が弁開されているとき
異常検出手段の発生する異常検出信号又は第1の操作手
段の発生する弁閉信号に基づいて弁制御手段15a13
がガス遮断弁を弁閉させ、ガス遮断弁が弁閉されている
とき第2の操作手段15kの発生する弁開信号に基づい
てガス遮断弁を弁開させる制御を行う。
【0024】また、ガス計量手段が所定のガス使用量を
計量する毎に計数手段15a31が計数する。LPガス
容器の交換時にリセットされる計数手段の計数値が予め
定めた値となったときLPガス容器の残量が少なくなっ
たことを警報手段15a14が警報する。
【0025】更に、第1の操作手段の単一回の操作に応
じてリセット手段15a15が計数手段をリセットす
る。弁制御手段の有するテスト遮断制御手段15a13
1が、第1の操作手段の複数回の操作に応じてガス遮断
弁を弁閉させる弁閉信号を発生し、この弁閉信号に応じ
てガス遮断弁が弁閉する。
【0026】上述のように、計数手段が第1の操作手段
の単一回の操作に応じてリセット手段15a15により
リセットされるようになっているので、LPガス容器の
交換時に第1の操作手段を単一回操作することで、LP
ガス容器の残量を管理する計数手段が容器交換時にリセ
ットできる。また、第1の操作手段の複数回の操作に応
じてテスト遮断制御手段15a131がガス遮断弁を弁
閉させる弁閉信号を発生し、これに応じてガス遮断弁が
弁閉するので、第1の操作手段を計数手段のリセットと
弁閉信号の発生との両方のために使用することができ
る。
【0027】上記課題を解決するため成された請求項2
記載の発明は、請求項1記載のLPガス計量装置におい
て、前記テスト遮断制御手段は、前記弁閉信号に応じて
前記ガス遮断弁を弁閉した後前記ガス遮断弁を弁開させ
る弁開信号を発生することを特徴とする請求項1記載の
LPガス計量装置に存する。
【0028】請求項2記載のLPガス計量装置において
は、テスト遮断制御手段は、弁閉信号に応じてガス遮断
弁が弁閉した後ガス遮断弁を弁開させる弁開信号を発生
するので、第1の操作手段を計数手段のリセットとその
本来の弁閉信号の発生との両方のために使用することが
できるだけでなく、テスト遮断後の弁開のための復帰操
作を行うことが必要なくなっている。
【0029】上記課題を解決するため成された請求項3
記載の発明は、請求項2記載のLPガス計量装置におい
て、前記ガス計量手段は、圧力調整されたLPガス容器
からのガスを供給するガス供給路を通じて流れるガスの
流速を計測する流速計測手段14を有し、該流速計測手
段によって計測した流速に基づいてガス流量を求め、該
求めたガス流量を積算してガス使用量を計量し、前記弁
制御手段は、前記テスト遮断制御手段の発生する前記弁
開信号に応じて前記ガス遮断弁が弁開した後、前記ガス
計量手段の有する前記流速計測手段により計測した流速
を監視し、該監視した流速が0でないとき前記ガス遮断
弁を弁閉する弁閉信号を発生して前記ガス遮断弁を弁閉
させる復帰安全確認手段15a132を更に有すること
を特徴とするLPガス計量装置に存する。
【0030】請求項3記載のLPガス計量装置において
は、ガス計量手段15a11は、その流速計測手段14
が圧力調整されたLPガス容器からのガスを供給するガ
ス供給路を通じて流れるガスの流速を計測し、この計測
した流速に基づいてガス計量手段15a11がガス流量
を求め、この求めたガス流量を積算してガス使用量を計
量し、弁制御手段の有する復帰安全確認手段15a13
2は、テスト遮断制御手段の発生する弁開信号に応じて
ガス遮断弁が弁開した後、ガス計量手段の有する流速計
測手段により計測した流速を監視し、この監視した流速
が0でないときガス遮断弁を弁閉する弁閉信号を発生し
てガス遮断弁を弁閉させるので、テスト遮断制御手段1
5a131がテスト遮断の後に自動的な弁開信号の発生
によってガス遮断弁を弁開させても、弁開後の流速の短
時間の監視によって、流速が0でないとき弁閉信号を発
生して直ちにガス遮断弁を弁閉させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態におけるLPガス計量装置
である電子ガスメータは、図7について上述したLPガ
ス供給システムに適用されるように構成されている。
【0032】電子ガスメータ4は、図2に示すように、
図示しないガス供給路の配管に連通された図示しないガ
ス路に設けられ弁閉によってガス供給を遮断するガス遮
断弁11、所定値以上の震度を感知する感震器12、上
記ガス路内の圧力を感知する圧力センサ13、上記ガス
路を通じて流れるガス流の流速に応じて変化する流速信
号を発生するた超音波式流速センサ(以下、単に流速セ
ンサという。)14、及び制御部としてのコントローラ
15を内蔵している。
【0033】コントローラ15は予め定められたプログ
ラムに従って動作するマイクロコンピュータ(μCO
M)15aを有する。μCOM15aは、周知のよう
に、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御な
どを行う中央処理ユニット(CPU)15a1、CPU
のためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリ
であるROM15a2、各種のデータを格納するととも
にCPUの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書
き込み自在のメモリであるRAM15a3等を内蔵して
いる。
【0034】コントローラ15はまた、ガス遮断弁1
1、感震器12、圧力センサ13、流速センサ14が接
続されるコネクタ15bと、μCOM15aが出力する
弁閉・弁開信号に応じてガス遮断弁11を駆動するため
の駆動信号をコネクタ15bを介して出力する遮断弁駆
動回路15cと、コネクタ15bを介して入力した感震
器12、圧力センサ13からの信号をμCOM15aに
入力するためのインタフェース回路15dと、インタフ
ェース回路15d及びコネクタ15bをそれぞれ介して
μCOM15a及び流速センサ14に接続されμCOM
15aのCPU15a1の制御下で流速センサ14を駆
動する駆動信号を送信し、この駆動によって流速センサ
14が発生する信号を受信するセンサ回路15eとを有
する。
【0035】コントローラ15はさらに電子ガスメータ
4の外部にある種々の外部機器が接続される端子台15
fと、この端子台15fを介してμCOM15aと外部
機器との間で信号の授受を行うためのインタフェース回
路15gとを有する。具体的には、コントローラ15に
は、端子台15fを介して、例えば、宅内に設けられて
ガスメータに関する種々の表示を行うための宅内表示盤
21、ガスメータに対する種々の遠隔操作を行うための
宅内操作器22、家屋内において警報レベル以上の濃度
のガスを検知して警報を発するガス警報器23、ガス警
報器23と同様の機能の他に警報レベル以上のCOガス
を検知して警報を発する第2ガス警報器・CO警報器2
4、複数のLPガス容器を自動的に切り替える自動切替
式圧力調整器の切替動作に応じた信号を発する自動切替
調整器等25、電話回線などの公衆回線を介してガス販
売業者の管理センタとの通信を制御するための網制御ユ
ニット(NCU)26が接続される。
【0036】コントローラ15はさらにまた、μCOM
15aに接続されガス使用量の積算値や警報などの各種
の情報を表示する液晶表示器(LCD)15hと、コン
トローラ15内の各部に動作電源を供給するリチウム電
池15iとを有するとともに、インタフェース回路15
dを介してμCOM15aに接続された、開弁している
ガス遮断弁11を弁閉する際とLPガス容器を交換した
際とにオン操作される第1の操作手段としての遮断弁閉
兼容器交換スイッチ15jと、閉弁したガス遮断弁11
を開放する際にオン操作される第2の操作手段としての
遮断弁開スイッチ15k、電池15iの電圧を監視し、
電池の電圧がコントローラ15等の動作に支障のない一
定値以下に低下したことを検出すると共に、電池15i
の電圧がコントローラ15等の動作に必要な電圧に復帰
したことを検出する電池電圧検出回路15m、及び、バ
ックアップ電源なしに記憶内容を保持することのできる
電気的に書き込み読み出し自在の不揮発性記憶手段であ
るE2 PROM15nを有する。
【0037】μCOM15aのCPU15a1は、所定
のプログラムに従って処理を行い、上記超音波式流速セ
ンサ14、センサ回路15e及びLCD15hとともに
ガス計量表示手段を構成している。μCOM15aのC
PU15a1は、所定のプログラムに従って処理を行う
ことによって、上記機能以外に、合計流量遮断、増加流
量遮断、使用時間遮断、復帰安全確認中漏洩遮断、ガス
漏れ警報器連動遮断、感震器作動遮断、流量式微少漏洩
警告、圧力式微少漏洩警告、調整圧力異常警告、閉塞圧
力異常警告、圧力低下遮断、口火登録、テスト遮断、自
動検針、残量管理など多数の機能を実行する機能手段と
して働いているが、これらの機能を実行するため各種の
設定データがRAM15a3内の所定エリアに格納され
ている。
【0038】まず、ガス計量表示手段について説明する
と、流速センサ14は、具体的には例えば図3に示すよ
うに、ガスメータ4内のガス路16の途中に流れ方向に
離間して配置された一対の振動子14a及び14bを有
する。センサ回路15eは、μCOM15aの制御の下
で振動子14a,14bの一方を駆動して超音波を発生
させる信号を送信する送信回路15e1と、一方の振動
子が発生する超音波を受信して他方の振動子が発生する
信号をハイパスフィルタ(HPF)15e4を介して受
信し、この受信した信号を例えば増幅してμCOM15
aに対して送出する受信回路15e2と、μCOM15
aの制御の下で、送信回路15e1から信号を供給する
振動子と受信回路15e2に対して信号を供給する振動
子を交互に切り替える切替回路15e3とを有する。
【0039】上述した構成のガス計量表示手段によるガ
ス計量の原理を以下説明する。今、切替回路15e3が
μCOM15aのCPUの制御の下で、送信回路15e
1の出力信号を振動子14aに供給し、振動子14bの
発生する信号を受信回路15e2に供給するように切り
替えているとする。このような状態で、μCOM15a
のCPUはトリガ信号を出力してこれを送信回路15e
1に対して印加する。トリガ信号が印加された送信回路
15e1はバースト信号を発生してこれを振動子14a
に供給し、振動子14aに超音波信号を発生させる。振
動子14aが発生した超音波信号はガス流中を伝搬して
振動子14bによって受信される。超音波信号を受信し
た振動子14bは受信した超音波信号に応じた信号を発
生し、これを受信回路15e2を介してμCOM15a
のCPUに供給する。μCOM15aのCPUは、トリ
ガ信号を出力してから受信回路15e2から信号を受信
するまでの時間を計測し、この計測した時間からガス流
の流速を以下のようにして求める。
【0040】今、静止ガス中での音の伝搬速度をc、ガ
ス流の流速をvとすると、ガス流の順方向の超音波の伝
搬速度は(c+v)となる。振動子14a及び14b間
の距離をLとすると、振動子14aの発した超音波が振
動子14bに到達する時間Tは、 T=L/(c+v) (1) となり、(1)式より v=L/T−c (2) となり、Lが既知であるときには、Tを計測することに
よって流速vを求めることができる。
【0041】流速vが求められたときには、流量Qはガ
ス路16の断面積をS、補正係数をKとすると、 Q=KSv (3) となり、瞬時流量が求められる。
【0042】従って、この流量Qを求める毎に、この流
量Qに前回求めた時間からの経過時間を乗じた値を積算
することによって、積算したガス供給量、すなわち、ガ
ス使用量を求めることができ、求めたガス使用量はRA
M15a3内の予め定められたエリアに格納される。な
お、ガス使用量をより正確に求めるには、流量Qの大き
いときに短い周期で、小さいときには長い周期で流速を
計測して流量Qを求めればよい。
【0043】なお、流速vを求めるための上記(2)式
には、音の伝搬速度cが定数として入っているが、音の
伝搬速度cは温度によって変化するため、この値を常温
時の固定値とすると、ガス温度が常温と異なるときには
流速の計測に誤差が生じるので、温度要因を別途計測し
て補正係数Kを補正することを必要とする。この点、図
3の構成においては、切替回路15e3がμCOM15
a内の図示しないCPUの制御の下で切り替えることに
よって、送信回路15e1の出力信号を振動子14bに
供給させ、振動子14aの発生する信号を受信回路15
e2に供給させる。従って、このような状態では、ガス
流と逆方向の超音波の到達時間を計測することができ
る。
【0044】今、順方向での到達時間すなわち超音波信
号伝搬時間をT1、逆方向での到達時間すなわち超音波
信号伝搬時間をT2とすると、 T1=L/(c+v) (4) T2=L/(c−v) (5) となり、(4)、(5)式より v=L/2(1/T1−1/T2) (6) となり、Lが既知であるときには、T1及びT2を計測
することによって流速vを求めることができる。なお、
(4)、(5)式からは c=L/2(1/T1+1/T2)が求まるので、この
cから温度を求めて流量の式、Q=KSv中の温度に左
右される係数Kの値を温度によって補正することがで
き、この温度によって補正した係数KはRAM15a3
内の所定のエリアに格納され、ガスの温度が変化すると
更新されるようになっている。
【0045】また、上述の実施の形態では、超音波信号
の送受を行う一対の振動子を利用して情報を入力するよ
うにしているが、一対の振動子14a,14b間の超音
波信号伝搬速度によって流速を計測し、この計測した流
速によって流量を求める際の係数Kの温度補正を行うた
め、ガス供給路には連通しているがガス流のない場所に
設けた振動子を利用することもできる。この振動子は、
一定距離離れた壁面に向けてて配置され、壁面に向けて
発射した超音波が壁面で反射して戻ってくる時間を計測
して、RAM15a3に記憶した時間と温度との関係テ
ーブルを参照して温度を決定し、この決定した温度によ
り、RAM15a3内の所定のエリアに予め用意した温
度と係数Kとの関係テーブルを参照して係数Kを決定す
るために利用される。
【0046】上述のように、コントローラ15内のCP
U15a1は超音波式流速センサ14、LCD15hな
どと共にガス計量表示手段を構成し、このガス計量表示
手段によって計量されたガス使用量を自動検針機能によ
って毎月定期的に電話回線などを通じて情報センタに通
報させる。また、CPU15a1は、ガス計量表示手段
における計量のために求められたガス流量を、合計流量
遮断機能、増加流量遮断機能、使用時間遮断機能の各機
能によって常時監視し、ガス流量に異常があるときには
ガス遮断弁11を弁閉させるための弁閉信号を発生する
ようになっている。更に、CPU15a1は、弁閉され
たガス遮断弁11を、遮断弁開スイッチ15kをメータ
ケースの外側から直接操作して弁開信号を発生させるこ
とによって、弁開させる。この際、CPU15a1にお
いて、復帰安全確認中漏洩遮断機能が働き、ガス遮断弁
11が弁開した後の流速を監視し、流速が0でないとき
には、ガス機器などからの漏洩があるとして弁閉信号を
発生してガス遮断弁11を弁閉させる。
【0047】また、CPU15a1がLPガス容器の残
量管理機能を実行するために、ガス計量表示手段が所定
のガス使用量を計量する毎に、RAM15a3内の所定
エリアに形成された計数手段としての残量管理カウンタ
がインクリメントさせる。このRAM15a3内の残量
管理カウンタは、メータケース内の遮断弁閉兼容器交換
スイッチ15jにメータケースの外側から図示しない操
作マグネットを単一回近づけることを行ってオン操作す
ることによって、CPU15a1がその計数値をリセッ
トさせ、予め定められた所定値、例えば0を設定させ
る。また、CPU15a1は、RAM15a3内の残量
管理カウンタの計数値が予め定められた複数の残量警報
レベルに対応する数値となったときには、LPガス容器
の残量が少なくなり、そのレベルがどの程度であるかを
電話回線などを通じて情報センタに通報させる。
【0048】なお、ガスメータはその設置後定期的にテ
スト遮断を行う必要がある。このような場合には、メー
タケース内の第1の操作手段としての遮断弁閉兼容器交
換スイッチ15jにメータケースの外側から図示しない
操作マグネットを例えば1〜2秒の一定時間内複数回近
づけることを行って複数回オン操作することになるが、
このように遮断弁閉兼容器交換スイッチ15jが所定時
間内に複数回オンすることによって、CPU15a1は
テスト遮断操作があったと判断して弁閉信号を発生し、
これによってガス遮断弁11を弁閉させる。ガス遮断弁
11が弁閉したらそれから一定時間後に弁開信号を自動
的に発生してガス遮断弁11を弁開させる。ガス遮断弁
11を自動的に弁開した後は、復帰安全確認中漏洩遮断
機能が働き、ガス遮断弁11が弁開した後の流速を監視
し、流速が0でないときには、ガス機器のなどからの漏
洩があるとして弁閉信号を発生してガス遮断弁11を弁
閉させる。
【0049】また、ガスメータは工場出荷時或いは設置
したガスメータを長期間使用しない時には、電池電源が
無駄に消費されないように、仮眠状態にされる。この仮
眠状態は、各種の制御を行うCPUをスリープモードに
し、表示器、センサなどを駆動しない状態をいう。この
ようなモードは、上記テスト遮断から一定時間以内に遮
断弁閉兼容器交換スイッチ15jにメータケースの外側
から図示しない操作マグネットを更にもう1回近づける
ことを行って合計3回のオン操作することによて設定さ
れる。そして、このモードの解除は、遮断弁閉兼容器交
換スイッチ15jにメータケースの外側から図示しない
操作マグネットを近づけた後、一定時間内に第2の操作
手段としての遮断弁開スイッチ15kをメータケースの
外側から直接操作して弁開信号を発生させ、弁閉状態に
あるガス遮断弁11を弁開させることによって行われ
る。
【0050】以上概略説明したμCOM15aのCPU
15a1の動作の詳細を、CPU15a1が行う処理を
示す図4及び図5のフローチャートを参照して以下説明
する。CPU15a1は電源の投入によって動作を開始
し、まず初期化処理を行う(ステップS1)。この初期
化処理においては、RAM15a3内のワークエリアに
形成されたフラグF1〜F4に0を、残量管理カウンタ
Cに初期値を設定するなどの処理を行う。
【0051】続いて、遮断弁閉兼容器交換スイッチ15
jがオン操作されたか否かを判定し(ステップS2)、
オン操作が行われておらずステップS2の判定がNOの
ときには、次にフラグF2が1であるかどうかを判定し
(ステップS3)、フラグF2が0であってこのステッ
プS3の判定もNOのときには、その次にフラグF3が
1であるかどうかを判定し(ステップS3a)、このス
テップS3aの判定がNOのときには続いてフラグF1
が1であるかどうかを判定する(ステップS4)。
【0052】このステップS4の判定がYESのときに
は、CPU15a1がスリープモードにあると判断して
ステップS2に戻り、遮断弁閉兼容器交換スイッチ15
jがオン操作されるまで、ステップS2〜S4を繰り返
す。なお、ステップS3aの判定がYESのときにはス
テップS3bに進んで後述するタイマT2がタイムオー
バとなったかどうかを判定し、この判定がNOのときに
は直ちに、YESのときにはステップS3cにおいてフ
ラグF3に0を設定してからステップS31に進んで、
後述するガス流量検出、ガス計量などのガスメータ処理
を行う。また、ステップS4の判定がNOのときには、
すなわち、フラグF2、F3及びF1の何れもが0であ
るときには、ステップS31に進んで、後述するガス流
量検出、ガス計量などのガスメータ処理を行う。
【0053】一方、遮断弁閉兼容器交換スイッチ15j
がオン操作されステップS2の判定がYESのときに
は、次にフラグF1が1であるかどうかを判定し(ステ
ップS5)、フラグF1が1であってCPU15a1が
スリープモードに判断されるときには、後述するスリー
プモードの解除処理のためのステップに進むが、このス
テップS5の判定がNOのときは、次にフラグF2が1
であるか否かを判定し(ステップS6)、フラグF2が
0であってステップS6の判定がNOのときには続いて
フラグF3が1であるか否かを判定する(ステップS
7)。フラグF3が1であってステップS7の判定がY
ESのときには後述するステップS16及びS17の処
理を行い、フラグF3が0であってステップS7の判定
がNOのときには次にフラグF2を1にして(ステップ
S8)から例えば2秒のタイマT1をスタートさせる
(ステップS9)。
【0054】その後、RAM15a3内の所定のワーク
エリアに形成したタイマT1がタイムオーバとなったか
どうかを判定し(ステップS10)、タイマT1がタイ
ムオーバとなっておらずステップS10の判定がNOの
ときには後述するガス流量検出、ガス計量などのガスメ
ータ処理を行う。タイマT1がタイムオーバとなってス
テップS10の判定がYESのときにはフラグF2に0
を設定して(ステップS11)からRAM15a3内の
所定のワークエリアに形成した残量管理カウンタCの計
数値をクリアして(ステップS12)からステップS3
1に進んで、後述するガス流量検出、ガス計量などのガ
スメータ処理を行う。
【0055】上記ステップS9においてタイマT1がス
タートされステップS10においてタイムオーバと判定
されるまでの間、遮断弁閉兼容器交換スイッチ15jの
オン操作がなく、ステップS2の判定がNOであるとき
には、上述したステップS3の判定を行うが、上記ステ
ップS8においてフラグF2に1が設定されているの
で、ステップS3の判定がYESとなる。ステップS3
の判定がYESになると、上述したステップS10に進
んでタイマT1がタイムオーバとなったかどうかを判定
し、以後、ステップS2の判定がYESになるか又はス
テップS10の判定がYESになるまでステップS2、
S3及びステップS10を必ず通る処理を繰り返し実行
する。
【0056】なお、2秒のタイマT1がタイムオーバと
なる前に遮断弁閉兼容器交換スイッチ15jがオン操作
されると、すなわち、2秒の一定時間内に遮断弁閉兼容
器交換スイッチ15jが2回オン操作されると、このと
き上述のステップS8においてフラグF2が既に1に設
定されていることにより、ステップS6の判定がYES
となって、ステップS7に進む代わりにステップS13
に進む。ステップS13においては、フラグF2に0を
設定すると共にフラグF3に1を設定し(ステップS1
3)する。このように2秒のタイマT1がタイムオーバ
となる前に、すなわち、2秒の間に2回遮断弁閉兼容器
交換スイッチ15jがオン操作されたときには、テスト
遮断操作があったとしてガス遮断弁11を弁閉する弁閉
信号を発生して(ステップS14)ガス遮断弁11を弁
閉させる。ステップS14において弁閉信号を発生した
後例えば2分の一定時間のタイマT2をスタートさせる
(ステップS15)。
【0057】上記ステップS13でフラグF3に1が設
定され、ステップS15においてタイマT2がスタート
されることにより、その後ステップS2の判定がYES
になるか又はステップS3bの判定がYESになるまで
後述するガス流量検出、ガス計量などのガスメータ処理
を経由してステップS2、S3,S3a及びステップS
4を通る処理を繰り返し実行する。上記ステップS14
で弁閉信号を発生してガス遮断弁11を弁閉させた後タ
イマT2がタイムオーバとなるまでの間にガス流速を監
視し流速の有無によってガス遮断弁11の遮断機能を判
定する。
【0058】上記ステップS15においてタイマT2が
スタートされステップS3bにおいてタイムオーバと判
定されるまでの間、遮断弁閉兼容器交換スイッチ15j
のオン操作がなく、ステップS2の判定がNOであると
きには、上述したステップS3aの判定を行うが、上記
ステップS13においてフラグF3に1が設定されてい
るので、ステップS3aの判定がYESとなる。ステッ
プS3aの判定がYESになると、上述したステップS
3bに進んでタイマT2がタイムオーバとなったかどう
かを判定し、以後、ステップS2の判定がYESになる
か又はステップS3bの判定がYESになるまでステッ
プS2、S3、S3a及びステップS3bを必ず通る処
理を繰り返し実行する。タイマT2がタイムオーバとな
ってステップS3bの判定がYESとなったときには上
述したようにステップS3cに進んでフラグF3を0に
するが、このとき同時に、ガス遮断弁11の遮断機能の
判定結果が正常であったかどうかを判定し、判定結果が
正常となったときには、遮断したガス遮断弁11を弁開
する弁開信号を発生して自動的にガス遮断弁11を弁開
してから後述するガス流量検出、ガス計量などを行うこ
とになる。そして、ガス遮断弁11を弁開させた直後、
上述した復帰安全確認中漏洩遮断機能が働き、ガス遮断
弁11が弁開した後の流速を監視し、流速が0でないと
きには、ガス機器のなどからの漏洩があるとして弁閉信
号を発生してガス遮断弁11を弁閉させることになる。
流速が0であるときには安全に復帰したとしてガス遮断
弁11を弁開した状態に放置する。
【0059】なお、2分のタイマT2がタイムオーバと
なる前に遮断弁閉兼容器交換スイッチ15jがオン操作
されると、すなわち、2回目のオン操作から2分の一定
時間内に遮断弁閉兼容器交換スイッチ15jが3回目の
オン操作されると、このとき上述のステップS13にお
いてフラグF3が既に1に設定されていることにより、
ステップS7の判定がYESとなって、ステップS8に
進む代わりにステップS16に進む。ステップS16に
おいてはフラグF1に1を設定し、次のステップS17
において弁閉信号を発生してから上記ステップS2に戻
る。
【0060】このように2分のタイマT2がタイムオー
バとなる前に、すなわち、弁閉信号を発生してガス遮断
弁11を弁閉させてから2分以内に遮断弁閉兼容器交換
スイッチ15jがオン操作されたときには、ガスメータ
をスリープモードにするスリープモード設定操作があっ
たとしてフラグF1に1を設定している。よって、以後
遮断弁閉兼容器交換スイッチ15jのオン操作がないと
きには、ステップS2、S3、S3a、S4及びS4a
を繰り返し行い、ステップS31に進んで、後述するガ
ス流量検出、ガス計量などのガスメータ処理などの電池
電源を消費する処理を行わなくなる。
【0061】ガスメータがスリープモードにあるとき、
すなわち、フラグF1に1が設定されているときに、ガ
ス遮断弁11が弁閉されているにもかかわらず、遮断弁
閉兼容器交換スイッチ15jがオン操作されると、ステ
ップS2の判定がYESになると共にステップS5の判
定がYESになるが、このようなときにはフラグF4に
1を設定した(ステップS20)後、例えば3分のタイ
マT3をスタートさせる(ステップS21)。以後この
スタートさせたタイマT3がタイムオーバとなるのを判
定し(ステップS22)、このタイマT3がタイムオー
バとなる前に遮断弁開操作スイッチ15kがオン操作さ
れるかどうかを判定する(ステップS23)。上記ステ
ップS20においてフラグF4に1が設定された後はス
テップS4aの判定がYESとなって、スリープモード
にあってもステップS22においてタイマT3がタイム
オーバとなったかどうかの判定を行うようになる。
【0062】そして、ステップS23の判定がYESの
とき、すなわち、タイマT3がタイムオーバとなる前に
遮断弁開スイッチ15kがオン操作されたときには、今
現在1の設定されているフラグF1及びF4に0を設定
し(ステップS24)、次に残量管理カウンタCの計数
値をクリアして(ステップS25)から上記ステップS
2に戻る。なお、遮断弁開スイッチ15kのオンによっ
てスリープモードが解除されると共に弁開信号が発生さ
れてガス遮断弁11が弁開される。そして、弁閉してい
たガス遮断弁11の弁開に応じて復帰安全確認中漏洩遮
断機能が働き、ガス遮断弁11が弁開した後の流速を監
視し、流速が0でないときには、ガス機器のなどからの
漏洩があるとして弁閉信号を発生してガス遮断弁11を
弁閉させることになる。流速が0であるときには安全に
復帰したとしてガス遮断弁11を弁開した状態に放置す
る。また、遮断弁開スイッチ15kがオン操作されずス
テップS23の判定がNOのときには、上記ステップS
2に戻る。更に、タイマT3がタイムオーバとなってス
テップS22の判定がYESとなったときには、フラグ
F4に0を設定してから上記ステップS2に戻る。すな
わち、スリープモードは解除されず、スリープモードに
放置される。
【0063】ステップS31においては、RAM15a
3の所定エリアに形成されたΔTタイマがタイムオーバ
となったか否かを判定し、この判定がYESになると、
次のステップS32に進んで流量検出処理を行う。
【0064】この流量検出処理では、CPU15a1が
送信回路15e1に超音波を発生させる信号を送信し、
これに先立ち切替回路15e3を切り替えて、振動子1
4a,14bの一方を送信回路15e1からの信号によ
って駆動されて超音波を発生する振動子として働かせ、
他方を一方の振動子が発生する超音波を受信し信号を発
生してこれを受信回路15e2に供給する振動子として
働かせ、これを交互に行わせる。そして、CPU15a
1は、振動子に超音波を発生させる信号の出力から超音
波の受信までの時間を両方向について測り、この時間か
ら流速を計測し、この計測した流速に基づいてガスの流
量Qを求める。
【0065】次に、ステップS33に進んでステップS
32において求めたガス流量Qが0以上Q1 未満である
か否かを判定し、このステップS33の判定がNOのと
きにはステップS34に進んでガス流量QがQ1 以上Q
2 未満であるか否かを判定し、このステップS34の判
定がNOのときには順次同様の判定を行い、最終的には
ステップS35に進んでQn-1 以上Qn 未満であるか否
かを判定し、ステップS35の判定もNOのときにはス
テップS36に進んでΔTタイマをスタートさせる。
【0066】上記ステップS33の判定がYESのとき
にはステップS33aに進んでΔTタイマ時間としてΔ
1 を設定してからステップS36に進んでΔTタイマ
をスタートさせる。また、ステップS34の判定がYE
SのときにはステップS34aに進んでΔTタイマ時間
としてΔT2 を設定してからステップS36に進んでΔ
Tタイマをスタートさせる。更に、ステップS35の判
定がYESのときにはステップS35aに進んでΔTタ
イマ時間としてΔTn を設定してからステップS36に
進んでΔTタイマをスタートさせる。
【0067】上記ステップS33、S33a、S34、
S34a、S35、S35aは、流量の大きさに応じて
流速を計測する周期を短くするためのもので、流量と周
期の関係は図6に示すようになる。
【0068】ステップS36においてΔTタイマをスタ
ートさせた後、ステップS37に進んで上記ステップS
32において検出したガス流量に基づいてガス使用量を
計量するガス計量処理を行う。その後ステップS38に
進んでLPガス容器内のガスの残量管理処理を行う。こ
の残量管理処理においては、上記ガス計量処理における
所定のガス使用量の計量毎にガス残量管理カウンタCの
インクリメントを行うと共にこのインクリメントしたガ
ス残量管理カウンタCの計数値を予め定めた残量警報レ
ベルと比較して警報レベル以上であるかどうかを判断
し、判断の結果、警報レベル以上となったときに警報の
ための通報を行うための警報データを生成し、続くステ
ップS39の通報処理において管理センタにその旨を通
報させる。次にステップS40に進み、上記ステップS
32において流量検出処理において検出した流量に基づ
いてガス流量に異常があるかどうかを判断し、流量異常
があるときにはガス遮断弁11を弁閉する弁閉信号を発
生してガス供給路を遮断する遮断処理を行ってから上述
したステップS2に戻る。
【0069】上述したようにコントローラ4のCPU1
5a1が図4に示すような処置を行うことによって、ガ
ス供給路に設置される前の出荷時のガスメータは電池電
源の消耗を極力抑えるようなスリープモードにされてい
て、フラグF1に1が設定されているが、ガスメータの
設置後遮断弁閉兼容器交換スイッチ15jをオン操作す
ると、ステップS2の判定がYESとなってステップS
5に進み、このステップS5の判定もYESとなってス
テップS20に進み、フラグF4に1を設定し、次のス
テップS21においてタイマT3をスタートさせるよう
になる。例えば3分のタイマT3がタイムオーバとなる
前に遮断弁開スイッチ15kをオン操作すると、ステッ
プS23の判定がYESとなりステップS24に進んで
フラグF1及びF4を0に設定すると共に次のステップ
S25においてガス残量管理カウンタCをリセットする
ようになる。よって、以後ガスメータはステップS2、
ステップS3、ステップS3a及びステップS4の判定
ががNOとなって、ステップS31に進み、ガス流量検
出、ガス計量などのガスメータ処理などの電池電源を消
費する処理を行うようになる。すなわち、スリープモー
ドの解除が行われる。
【0070】ガスメータガス供給路に設置されて通常動
作している状態において遮断弁閉兼容器交換スイッチ1
5jをオン操作すると、ステップS2の判定がYESと
なってステップS5に進むが、フラグF1〜F3のいず
れにも0が設定されているので、ステップS8に進んで
フラグ2に1を設定すると共にステップS9に進んでタ
イマT1をスタートさせる。例えば2秒のタイマT1が
タイムオーバする前に更にもう一度遮断弁閉兼容器交換
スイッチ15jをオン操作するとステップS6の判定が
YESとなってステップS13に進むようになるが、遮
断弁閉兼容器交換スイッチ15jを1回しかオン操作し
ないときには、ステップS10の判定がYESになって
ステップS11に進んでフラグF2に0を設定すると共
にステップS12に進んでガス残量管理カウンタCをリ
セットさせるようになる。
【0071】これに対し、上述のようにタイマT1がタ
イムオーバする前に遮断弁閉兼容器交換スイッチ15j
をもう一回オン操作するとステップS13に進んでフラ
グF2に0、フラグF3に1をそれぞれ設定してからス
テップS14に進んで弁閉信号を発生させるので、この
弁閉信号によってガス遮断弁11が弁閉させるようにな
る。また、ステップS15に進んでタイマT2がスター
トされるようになるが、この例えば2分のタイマT3が
タイムオーバとなる前に更にもう一度、すなわち、合計
3回目の遮断弁閉兼容器交換スイッチ15jのオン操作
が行われると、ステップS7の判定がYESとなってス
テップS16に進み、ここでフラグF1に1が設定され
るため、スリープモードの設定が行われる。なお、この
ようなガスメータ設置後のスリープモードはガス消費先
の引っ越しや長期間の留守のときに設定される。
【0072】上述したように、本発明の実施の形態で
は、遮断弁閉兼容器交換スイッチ15jの1回のオン操
作によってガス残量管理カウンタCがリセットされ、か
つ、2回のオン操作によってガス遮断弁11を弁閉させ
る弁閉信号を発生するようになっているので、遮断弁閉
スイッチと容器交換スイッチを別個に設けるなくてもよ
くなっている。特に、2回のオン操作によって弁閉信号
を発生するようになっているので、3回目のオン操作に
よってスリープモードの設定も可能になっている。
【0073】上述した図4及び図5のフローチャートに
ついて行ったCPUの処理動作から明らかなように、C
PU15a1は、圧力調整されたLPガス容器からのガ
スを供給するガス供給路を通じて流れるガスの流量を積
算してガス使用量を計量するガス計量手段15a11
と、ガス流量の監視により流量異常を検出し、異常検出
に応じて異常検出信号を発生する異常検出手段15a1
2と、ガス遮断弁11が弁開されているとき異常検出信
号又は弁閉信号に基づいてガス遮断弁11を弁閉させ、
ガス遮断弁11が弁閉されているとき弁開信号に基づい
てガス遮断弁11を弁開させる制御を行う弁制御手段1
5a13と、LPガス容器の交換時にリセットされる計
数手段の計数値が予め定めた値となったときLPガス容
器の残量が少なくなったことを警報する警報信号を発生
する警報手段15a14と、第1の操作手段の単一回の
操作に応じて計数手段をリセットするリセット手段15
a15と、第1の操作手段の複数回の操作に応じてガス
遮断弁11を弁閉させる弁制御手段弁閉信号を発生し、
この弁閉信号に応じてガス遮断弁11が弁閉し、弁閉信
号に応じてガス遮断弁11を弁閉した後ガス遮断弁11
を弁開させる弁開信号を発生する弁制御手段のテスト遮
断制御手段15a131と、テスト遮断制御手段の発生
する弁開信号に応じてガス遮断弁11が弁開した後、ガ
ス計量手段の有する流速計測手段により計測した流速を
監視し、この監視した流速が0でないときガス遮断弁1
1を弁閉する弁閉信号を発生してガス遮断弁11を弁閉
させる弁制御手段の復帰安全確認手段15a132とし
てそれぞれ働いている。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、LPガス容器の交換時に第1の操作手段を単
一回操作することで、LPガス容器の残量を管理する計
数手段が容器交換時にリセットでき、複数回の操作に応
じてガス遮断弁を弁閉させる弁閉信号を発生し、これに
応じてガス遮断弁が弁閉するので、第1の操作手段を計
数手段のリセットと弁閉信号の発生との両方のために使
用することができるので、操作スイッチを削減して小型
化と共にコストダウンに対応できるようにしたLPガス
計量装置を提供することができる。
【0075】また、請求項2記載の発明によれば、第1
の操作手段を計数手段のリセットとその本来の弁閉信号
の発生との両方のために使用することができるだけでな
く、テスト遮断後の弁開のための復帰操作を行うことが
必要なくなっているので、操作性の向上も図られてい
る。
【0076】更に、請求項3記載の発明によれば、弁開
によって流速の監視によって短時間にテスト遮断の後に
自動的な弁開信号の発生によってガス遮断弁を弁開させ
ても、弁開後の流速の短時間の監視によって、流速が0
でないとき弁閉信号を発生して直ちにガス遮断弁を弁閉
させることができるので、電子式のものにおいて、操作
スイッチを削減して小型化と共にコストダウンに対応で
きる他、テスト遮断の迅速化が図られるようになってい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLPガス計量装置の基本構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明によるLPガス計量装置の一実施の形態
を示す回路構成図である。が適用されるガス供給設備を
示すである。
【図3】図2において超音波式流速センサの具体的な構
成例を示す図である。
【図4】図2のμCOM中のCPUが行う処理の一部を
示すフローチャートである。
【図5】図2のμCOM中のCPUが行う処理の他の部
分を示すフローチャートである。
【図6】流量に応じて流速の計測周期を変える様子を示
す説明図である。
【図7】LPガス計量装置が適用される一般的なガス供
給設備を示す図である。
【符号の説明】
11 ガス遮断弁 14 流速計測手段(超音波式流速計セン
サ) 15a11 ガス計量手段(CPU) 15a111 流速計測手段(CPU,振動子) 15a12 異常検出手段(CPU) 15a13 弁制御手段(CPU) 15a131 テスト遮断制御手段(CPU) 15a132 復帰安全確認手段(CPU) 15a14 警報手段(CPU) 15a15 リセット手段(CPU) 15a31 計数手段(RAM) 15j 第1の操作手段(遮断弁閉兼容器交
換スイッチ) 15k 第2の操作手段(遮断弁開スイッ
チ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力調整されたLPガス容器からのガス
    を供給するガス供給路を通じて流れるガスの流量を積算
    してガス使用量を計量するガス計量手段と、前記ガス供
    給路の途中に設けられ弁閉により前記ガス供給路を通じ
    てのガス供給を遮断するガス遮断弁と、前記ガス流量の
    監視により流量異常を検出し、該異常検出に応じて異常
    検出信号を発生する異常検出手段と、操作によって前記
    ガス遮断弁を弁閉させる弁閉信号を発生する第1の操作
    手段と、操作によって前記ガス遮断弁を弁開させる弁開
    信号を発生する第2の操作手段と、前記ガス遮断弁が弁
    開されているとき前記異常検出手段の発生する異常検出
    信号又は前記第1の操作手段の発生する弁閉信号に基づ
    いて前記ガス遮断弁を弁閉させ、前記ガス遮断弁が弁閉
    されているとき前記第2の操作手段の発生する弁開信号
    に基づいて前記ガス遮断弁を弁開させる制御を行う弁制
    御手段と、前記ガス計量手段が所定のガス使用量を計量
    する毎に計数する計数手段と、前記LPガス容器の交換
    時にリセットされる前記計数手段の計数値が予め定めた
    値となったとき前記LPガス容器の残量が少なくなった
    ことを警報する警報信号を発生する警報手段とを備える
    LPガス計量装置において、 前記第1の操作手段の単一回の操作に応じて前記計数手
    段をリセットするリセット手段を更に備え、 前記弁制御手段が、前記第1の操作手段の複数回の操作
    に応じて前記ガス遮断弁を弁閉させる弁閉信号を発生
    し、該弁閉信号に応じて前記ガス遮断弁が弁閉するテス
    ト遮断制御手段を有することを特徴とするLPガス計量
    装置。
  2. 【請求項2】 前記テスト遮断制御手段は、前記弁閉信
    号に応じて前記ガス遮断弁を弁閉した後前記ガス遮断弁
    を弁開させる弁開信号を発生することを特徴とする請求
    項1記載のLPガス計量装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス計量手段は、圧力調整されたL
    Pガス容器からのガスを供給するガス供給路を通じて流
    れるガスの流速を計測する流速計測手段を有し、該流速
    計測手段によって計測した流速に基づいてガス流量を求
    め、該求めたガス流量を積算してガス使用量を計量し、 前記弁制御手段は、前記テスト遮断制御手段の発生する
    前記弁開信号に応じて前記ガス遮断弁が弁開した後、前
    記ガス計量手段の有する前記流速計測手段により計測し
    た流速を監視し、該監視した流速が0でないとき前記ガ
    ス遮断弁を弁閉する弁閉信号を発生して前記ガス遮断弁
    を弁閉させる復帰安全確認手段を更に有することを特徴
    とする請求項2記載のLPガス計量装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007333305A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置
JP2008164330A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波流量計
JP2020017182A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 ミネベアミツミ株式会社 センサ情報収集装置

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