JP3075209B2 - 助手席用エアバッグ制御システム - Google Patents

助手席用エアバッグ制御システム

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JP3075209B2
JP3075209B2 JP09082899A JP8289997A JP3075209B2 JP 3075209 B2 JP3075209 B2 JP 3075209B2 JP 09082899 A JP09082899 A JP 09082899A JP 8289997 A JP8289997 A JP 8289997A JP 3075209 B2 JP3075209 B2 JP 3075209B2
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昭博 小山内
義昭 井上
実 井沢
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/015Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
    • B60R21/01512Passenger detection systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/002Seats provided with an occupancy detection means mounted therein or thereon

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は助手席用エアバッグ
制御システムに係り、特に助手席の乗員の状態によりエ
アバッグ袋体の展開を制御する助手席用エアバッグ制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両緊急時に助手席に着座した乗
員を保護するため助手席用エアバッグ制御システムを搭
載した車両があり、その一例が特開平8−268220
号公報に記載されている。
【0003】図8に示される如く、この助手席用エアバ
ッグ制御システムでは、天井100のインストルメント
パネル102とシートバック104との間に対向する部
位に、乗員検出センサ106が設けらており、その検出
域Aが助手席108に着座状態にある乗員110の脚1
10Aの位置にある。また、乗員検出センサ106の前
方には、接近検知用センサ112が設けれており、その
検知域Bがインストルメントパネル102から上方へ所
定距離離間した位置にある。また、エアバッグ制御回路
114は、接近検知用センサ112の検出距離が所定距
離L以下の場合には、子供116が立っていると判定
し、検出距離が所定距離Lより大きい場合には、大人1
18が手118Aを延ばしている(かばい手状態)と判
定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな助手席用エアバッグ制御システムにおいては、大人
118及び子供116の乗車状態をより確実に判定し、
最適な乗員保護効果を得ることができるシステムが求め
られている。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、乗員の乗車状
態を確実に判定し、エアバッグ装置を適切に制御できる
助手席用エアバッグ制御システムを得ることが目的であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、シートクッション後部に設けられた着座センサと、
エアバッグ装置近傍の物人を検知する近接センサと、衝
突時の減速度を検知するを衝突センサと、前記着座セン
サ、前記近接センサ、前記衝突センサからの各信号を組
み合わせることにより、エアバッグ装置の作動を制御す
る制御手段と、を備えた助手席用エアバッグ制御システ
ムにおいて、前記制御手段は、前記着座センサが乗員の
着座を検知した後、所定時間前記近接センサが検知しな
いときに、前記近接センサの信号を殺し、前記エアバッ
グ装置を作動可能状態に維持することを特徴とする。
【0007】従って、着座センサと近接センサとの組み
合わせにより、制御手段は、着座センサが乗員の着座を
検知した後、所定時間近接センサが検知しないときに、
近接センサの信号を殺し、エアバッグ装置を作動可能状
態に維持するため、大人のかばい手状態や子供用座席を
後方へ向けてセットした状態等を考慮した乗員の乗車状
態を確実に判定し、エアバッグ装置を適切に制御でき
る。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、インストル
メントパネル上面のウインドシールドガラスに近い前方
側の位置に配設され、検知域をインストルメントパネル
の後端付近までとした補助近接センサを有し、前記制御
手段は、前記補助近接センサでの検知を最優先して前記
エアバッグ装置を作動禁止状態にすることを特徴とす
る。
【0009】従って、制御手段は、補助近接センサの検
知信号に基づき、着座センサの検知モードに影響を受け
ることなく、インストルメントパネルの後端付近までと
した検知域内に乗員の一部等が進入すれば、その検知信
号に基づいて、エアバッグ装置を作動禁止状態にする。
このため、大人の前傾状態等の乗員の乗車状態を確実に
判定し、エアバッグ装置を適切に制御できる。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、シートクッ
ションの前部に設けられた補助着座センサと、高圧力か
ら低圧力へ多段制御可能なインフレータとを有し、前記
制御手段は、前記着座センサと前記補助着座センサとが
共に検知した場合には、シートクッションに大人が正規
着座姿勢で着座していると判定して、前記インフレータ
を高圧力側で作動させ、前記着座センサのみが検知した
場合には、シートクッションに子供が正規着座姿勢で着
座していると判定して、前記インフレータを低圧力側で
作動か、作動を禁止することを特徴とする。
【0011】従って、着座センサが乗員を検知し、且つ
乗員の大腿部よりシートクッションに加わる圧力の違い
を補助着座センサにより検知することで、大人と子供を
明確に区別できる。また、補助着座センサを事前に設定
した圧力によってオンするオンオフスイッチにすること
で、簡易な装置とすることができる。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、前記補助着
座センサの検知設定圧力を前記着座センサの検知設定圧
力よりも高圧に設定したことを特徴とする。
【0013】従って、乗員の大腿部よりシートクッショ
ンに加わる圧力の違いを補助着座センサにより確実に検
知することができ、大人と子供を更に明確に区別でき
る。
【0014】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、前記補助着
座センサをシートクッション先端より150mm〜250
mmの位置に配設し、検知圧力を120g/cm2 〜180g/
cm2 に設定したことを特徴とする。
【0015】従って、乗員の大腿部よりシートクッショ
ンに加わる圧力の違いを補助着座センサにより確実に検
知することができ、大人と子供を更に明確に区別でき
る。
【0016】請求項6記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、警報手段を
有し、前記制御手段は、シートクッションに子供が正規
着座姿勢で着座していると判定した場合に、前記警報手
段を作動させることを特徴とする。
【0017】従って、子供が助手席にいる場合には子供
を後席に誘導することができる。請求項7記載の本発明
は、請求項3記載の助手席用エアバッグ制御システムに
おいて、シートベルトの着用有無を検知するベルト着用
センサを有し、前記制御手段は、シートクッションに子
供が正規着座姿勢で着座していると判定し、且つシート
ベルトが着用されていると判定した場合に、前記インフ
レータを低圧力側で作動し、シートクッションに子供が
正規着座姿勢で着座していると判定し、且つシートベル
トが着用されていないと判定した場合に、前記インフレ
ータの作動を禁止することを特徴とする。
【0018】従って、シートクッションに子供が正規着
座姿勢で着座しており、且つシートベルトが着用されて
いる場合には、制御手段はインフレータを低圧力側で作
動し、シートクッションに子供が正規着座姿勢で着座し
ており、且つシートベルトが着用されていない場合に
は、制御手段はインフレータの作動を禁止するため、子
供を最適に保護できる。
【0019】請求項8記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、シートベル
トの着用有無を検知するベルト着用センサを有し、前記
制御手段は、シートクッションに大人が正規着座姿勢で
着座していると判定し、且つシートベルトが着用されて
いると判定した場合に、前記インフレータを高圧力側で
作動し、シートクッションに大人が正規着座姿勢で着座
していると判定し、且つシートベルトが着用されていな
いと判定した場合に、前記インフレータを低圧力側で作
動させることを特徴とする。
【0020】従って、シートクッションに大人が正規着
座姿勢で着座しており、且つシートベルトが着用されて
いる場合には、制御手段はインフレータを高圧力側で作
動し、シートクッションに大人が正規着座姿勢で着座
し、且つシートベルトが着用されていない場合には、制
御手段はインフレータを低圧力側で作動させるため、大
人を最適に保護できる。
【0021】請求項9記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、シートベル
トの着用有無を検知するベルト着用センサを有し、前記
制御手段は、シートクッションに大人が正規着座姿勢で
着座していると判定し、且つシートベルトが着用されて
いると判定すると共に、前記衝突センサからの信号から
激しい衝突と判定した場合にのみ、前記インフレータを
高圧力側で作動させることを特徴とする。
【0022】従って、シートクッションに大人が正規着
座姿勢で着座しており、且つシートベルトが着用されて
いると共に、衝突センサからの信号から激しい衝突と判
定した場合にのみ、制御手段はインフレータを高圧力側
で作動させるため、大人を最適に保護できる。
【0023】請求項10記載の本発明は、シートバック
の上部に配設され乗員の肩部を検出する肩部姿勢検知セ
ンサと、ヘッドレストに配設され乗員の頭部を検出する
頭部姿勢検知センサとの少なくとも一方と、シートバッ
クの下部に配設され乗員の腰部を検出する腰部姿勢検知
センサと、シートクッションの後部に配設され乗員の臀
部を検出する着座センサとの少なくとも一方と、前記肩
部姿勢検知センサ、前記頭部姿勢検知センサ、前記腰部
姿勢検知センサ、前記着座センサの何れかが検知された
場合に、乗員ありと判定し、エアバッグ装置の作動を制
御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0024】従って、肩部姿勢検知センサと頭部姿勢検
知センサとのうちの少なくとも一方と、腰部姿勢検知セ
ンサと着座センサとのうちの少なくとも一方の何れかが
検知された場合に、制御手段が乗員ありと判定し、エア
バッグ装置の作動を制御するため、2系統により乗員の
着座状態を確実に検知、判定し、エアバッグ装置を適切
に制御できる。また、各センサにより乗員の色々な着座
姿勢を検知し、この検知した着座姿勢に基づいてエアバ
ッグ装置を適切に制御できる。
【0025】請求項11記載の本発明は、請求項10記
載の助手席用エアバッグ制御システムにおいて、前記肩
部姿勢検知センサ、前記頭部姿勢検知センサ、前記腰部
姿勢検知センサは、電気容量タイプと静電容量タイプの
何れか一方であることを特徴とする。
【0026】従って、肩部姿勢検知センサ、頭部姿勢検
知センサ、腰部姿勢検知センサは、人体(水)の存在で
センサ周りの電界に乱れが生じることで、人体の接近を
検知するため、シートクッション、シートバック、ヘッ
ドレストにカバーが掛けられている場合でも、正確に検
知できる。
【0027】請求項12記載の本発明は、請求項10記
載の助手席用エアバッグ制御システムにおいて、エアバ
ッグ装置近傍の物人を検知する近接センサを有し、前記
制御手段は、前記近接センサにより物人がエアバッグ装
置の近傍にあることが検知された場合には、エアバッグ
装置の作動を禁止するが、前記近接センサからの検知信
号より前記肩部姿勢検知センサ、前記頭部姿勢検知セン
サからの検知信号を優先して制御することを特徴とす
る。
【0028】従って、近接センサにより乗員がエアバッ
グ装置の近傍に居ることが検知されると、制御手段はエ
アバッグ装置の作動を禁止するが、近接センサからの検
知信号より肩部姿勢検知センサ、頭部姿勢検知センサか
らの検知信号を優先してエアバッグ装置を制御するの
で、エアバッグ装置を適切に制御できる。
【0029】請求項13記載の本発明は、請求項12記
載の助手席用エアバッグ制御システムにおいて、前記制
御手段は、前記肩部姿勢検知センサ、前記頭部姿勢検知
センサが検知していない場合、前記腰部姿勢検知セン
サ、前記着座センサが検知後、前記近接センサが所定時
間検知しない場合に、シートクッションに乗員が正規着
座姿勢で着座していると判定することを特徴とする。
【0030】従って、肩部姿勢検知センサ、頭部姿勢検
知センサが検知していない場合、腰部姿勢検知センサ、
着座センサが検知後、近接センサが所定時間検知しない
場合に、制御手段はシートクッションに乗員が正規着座
姿勢で着座していると判定して、エアバッグ装置を制御
するので、エアバッグ装置を適切に制御できる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の助手席用エアバッグ制御
システムの第1実施形態について図1及び図2に従って
説明する。
【0032】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を示す。図1に示される如く、車
両10のフロア面12には乗員が着座する助手席14
が、車両前後方向に平行に設置された左右一対のレール
(図示省略)を介して取り付けられている。これによ
り、助手席14はフロア面12に対して車両前後方向に
相対移動できるようになっている。助手席14の車両前
側上方にはウインドシールドガラス16が設けられてい
る。ウインドシールドガラス16は一端がルーフ17に
接続され、他端が図示しないボンネットに接続されてい
る。また、助手席14の前方にはフロア面12とウイン
ドシールドガラス16との間にインストルメントパネル
18が設置されている。インストルメントパネル18は
合成樹脂製で略U字型の断面をもち、その略U字型断面
の開口部が車両前方を向くように配設されている。
【0033】図2に示される如く、インストルメントパ
ネル18の内部にはエアバッグ装置20が設置されてい
る。エアバッグ装置20のエアバッグケース28は略U
字型の断面をもち、その略U字型断面の開口部が車両後
方上側に向くように配設されている。エアバッグケース
28の底部にはインフレータ30が配設されており、エ
アバッグケース28の開口部近傍には、エアバッグ袋体
31が折り畳んだ状態で収容されている。エアバッグ袋
体31はインフレータ30がガスを発生させると膨張さ
れ、インストルメントパネル18の開口部から助手席1
4に着座した大人乗員(以下大人とする)34の頭部3
4A方向に展開されるようになっている。
【0034】エアバッグケース28内のインフレータ3
0は、マイクロコンピュータを含んで構成されている制
御手段としてのエアバッグ制御回路32に接続されてお
り、このエアバッグ制御回路32には、衝突時の車両に
作用する減速度を検知する衝突センサ33が接続されて
いる。
【0035】助手席14のシートクッション36の後部
には、着座センサ38が配設されており、この着座セン
サ38もエアバッグ制御回路32に接続されている。ま
た、着座センサ38は、シート状の圧力検知センサで構
成されており、シートクッション36の表皮裏面に埋設
されている。なお、着座センサ38は荷重を測定するタ
イプのセンサであり、大人、子供乗員(以下子供とす
る)、子供を保持するための子供用座席(CRS)等を
全て検知できるように、比較的低荷重まで検知できるよ
うになっている。
【0036】インストルメントパネル18の車両後側端
部18Aには、超音波センサからなる近接センサ40が
設けられており、この近接センサ40は、エアバッグ制
御回路32に接続されている。近接センサ40は、車両
後方へ向けて設けられており、送受信のセンサ(図示省
略)からなり、その検出域Aがインストルメントパネル
18から後方へ距離L1離間した位置にある。即ち、近
接センサ40は、図1に実線で示されるインストルメン
トパネル18に延ばされた大人34の手34B等を検出
できるようになっている。
【0037】また、図示を省略したが、シートベルト5
0のリトラクタは、自動ロック式巻取状態(ALR)と
緊急ロック式巻取状態(ELR)とへ切り換え可能とさ
れおり、助手席14に大人34が着座いている場合には
ELRに切り換わり、図2に示される如く、助手席14
に、子供用座席42がシートベルト50によって固定さ
れている場合にはALRに切り換わるようになってい
る。また、シートベルトリトラクタは、ALRとELR
との切り換えに連動して子供用座席42を検出するため
の巻取状態検出スイッチを備えている。この巻取状態検
出スイッチはエアバッグ制御回路32に接続されてお
り、シートベルトリトラクタが、ALRとELRとの何
方の状態にあるかをエアバッグ制御回路32に入力して
いる。
【0038】次に本第1実施形態の作用を図3のフロー
チャートに従って説明する。本第1実施形態のエアバッ
グ制御回路32では、ステップ(以下Sとする)100
において、着座センサ38の出力から乗員が着座してい
るか否かの判定を行う。この時、図1に示される如く、
助手席14のシートクッション36上に大人34が着座
していると、着座センサ38が所定の出力をエアバッグ
制御回路32に出力する。
【0039】エアバッグ制御回路32は、この出力か
ら、着座センサ38が乗員を検知したと判定し、S10
2において、着座フラグFTをセットする。
【0040】次に、S104において、タイマーTをス
タートし、S106において、近接センサ40が乗員を
検知したか否かの判定を行う。この時、図1に実線で示
される如く、助手席14のシートクッション36上に大
人34が着座し、この大人34がインストルメントパネ
ル18に手34Bを延ばしている場合には、近接センサ
40が所定の出力をエアバッグ制御回路32に出力す
る。
【0041】エアバッグ制御回路32は、この出力か
ら、近接センサ40が乗員を検知したと判定し、S10
8において、接近フラグFSをセットし、S110にお
いて、タイマーTをリセットする。
【0042】一方、S106において、近接センサ40
が乗員を検知していないと判定すると、S112におい
て、接近フラグFSをリセットし、S114において、
タイマーTが所定時間T1(T1=6秒程度)以上経過
したか否かを判定する。
【0043】S114において、タイマーTが所定時間
T1以上経過した(T≧T1)と判定すると、S116
において、近接センサ40の信号を殺す。即ち、近接セ
ンサ40の電源ラインをオフするか、または、近接セン
サ40からの信号を無視する状態にする。その後、S1
10へ移行する。
【0044】また、S114において、タイマーTが所
定時間T1以上経過していないと判定するとS106へ
移行する。
【0045】なお、S100において、着座センサ38
の出力から乗員が着座していないと判定すると、S11
8において着座フラグFTをリセットする。
【0046】このように、本第1実施形態の助手席用エ
アバッグ制御システムでは、着座センサ38と近接セン
サ40との組み合わせにより、エアバッグ制御回路32
は、着座センサ38が乗員の着座を検知した後、所定時
間T1まで、近接センサ40が検知しないときに、近接
センサ40の信号を殺し、エアバッグ装置20を作動可
能状態(スタンバイ状態)に維持する。
【0047】この所定時間T1(T1=6秒程度)は、
乗員のシートベルト50の装着など、乗車の際の基準時
間(短時間)を想定しており、この短時間の間には、乗
員は、インストルメントパネル18に手を延ばす機会は
ないと考えられる。
【0048】従って、図1に実線で示す、大人34がイ
ンストルメントパネル18に手34Bを延ばしている場
合には、衝突センサ33が所定値以上の減速度を検知し
た時に、エアバッグ装置20が作動し、エアバッグ袋体
31が展開して大人34を保護することができる。
【0049】一方、例えば、助手席14とインストルメ
ントパネル18との間に子供が立っている場合には、S
100において、着座センサ38が乗員を検知しないた
め、近接センサ40の信号を殺さないため、近接センサ
40の信号によって、エアバッグ装置20を作動禁止状
態にすることができる。
【0050】さらに、図2に示される如く、シートクッ
ション36に子供用座席42を後ろ向きに装着する場合
には、着座センサ38が子供用座席42を検知したと略
同時に、即ち、所定時間T1内に近接センサ40が子供
用座席42の背もたれ部42Aを検知する。この結果、
この場合にも、近接センサ40の信号を殺さないなた、
近接センサ40の信号によって、エアバッグ装置20を
作動禁止状態にすることができる。なお、この制御は、
本第1実施形態の制御の一つである、シートベルト50
のリトラクタに配設された巻取状態検出スイッチによ
り、ALRとELRとの切り換えに連動して子供用座席
42を検出し、エアバッグ装置20の作動禁止状態にす
る制御と冗長している。
【0051】この結果、本第1実施形態の助手席用エア
バッグ制御システムでは、乗員の乗車状態を確実に判定
し、エアバッグ装置を適切に制御できる。
【0052】次に、本発明の助手席用エアバッグ制御シ
ステムの第2実施形態について図4に従って説明する。
【0053】なお、第1実施形態と同一部材に付いては
同一符号を付してその説明を省略する。
【0054】図4に示される如く、本第2実施形態の助
手席用エアバッグ制御システムでは、インストルメント
パネル18の上面のウインドシールドガラスに近い前方
側の位置、即ち、図1に実線で示されるように、大人3
4がインストルメントパネル18に手34Bを延ばして
いる場合にも、手34Bが届かない位置に補助近接セン
サ44が配設されており、この補助近接センサ44はエ
アバッグ制御回路32に接続されている。また、補助近
接センサ44の検知域Bは、ウインドシールドガラス1
6に沿ってインストルメントパネル18の後端18A付
近までとなる後方へ距離L2離間した位置までとなって
おり、図4に実線で示されるように、例えば大人34が
前傾姿勢をとり、頭部34Aが、エアバッグ装置20に
接近している場合には、これを検出するようになってい
る。
【0055】次に、本第2実施形態の作用を説明する。
本第2実施形態では、図4に実線で示されるように、大
人34が前傾姿勢をとると、大人34の臀部34Cが、
着座センサ38から外れ、着座センサ38が乗員を検知
せず、近接センサ40が大人34の胸部34Dを検知す
る。このため、エアバッグ制御回路32はこれらの信号
によって、エアバッグ装置20を作動禁止状態にする。
また、エアバッグ制御回路32は、補助近接センサ44
が大人34の頭部34Aを検知すると、これを優先し
て、エアバッグ装置20を作動禁止状態にする。即ち、
本第2実施形態では、エアバッグ制御回路32は、近接
センサ40の検知により、近接センサ40の検知に対し
て、乗員の姿勢判定を冗長しており、且つ補助近接セン
サ44の検知信号に基づき、着座センサ38及び近接セ
ンサ40の検知モードに影響を受けることなく、インス
トルメントパネル18の後端18A付近までとした検知
域B内に乗員の一部が進入すれば、その検知信号に基づ
いて、エアバッグ装置20を作動禁止状態にする。この
ため、乗員の乗車状態を確実に判定し、エアバッグ装置
20を適切に制御できる。
【0056】次に、本発明の助手席用エアバッグ制御シ
ステムの第3実施形態について図5及び図6に従って説
明する。
【0057】なお、第1実施形態と同一部材に付いては
同一符号を付してその説明を省略する。
【0058】図5に示される如く、本第3実施形態の助
手席用エアバッグ制御システムでは、助手席14のシー
トクッション36の前部に、補助着座センサ46が配設
されており、この補助着座センサ46もエアバッグ制御
回路32に接続されている。また、補助着座センサ46
は、事前に設定した検知圧力によってオンするオンオフ
スイッチタイプになっており、シートクッション36の
表皮裏面に埋設されている。なお、補助着座センサ46
は、大人34と子供48とを区別するため、各乗員の大
腿部34E、48Aによりシートクッション36に加わ
る圧力の違いを検知するようになっており、補助着座セ
ンサ46の検知設定圧力は着座センサ38の検知設定圧
力より高圧に設定されている。
【0059】なお、図6に示される如く、普通の体格の
大人34(体重60kg)、小柄な大人(体重40kg)、
子供48(体重20kg)では、各乗員の臀部によるシー
トクッション36の面圧(シート前端からの距離が25
0mmを越える範囲の面圧)の差より、各乗員の大腿部に
よるシートクッション36の面圧(シート前端からの距
離が150mm〜250mmの面圧)の差が大きくなる。こ
のため、補助着座センサ46の配設位置はシートクッシ
ョン先端より150mm〜250mmの位置が好ましく、そ
の検知面圧は120g/cm2 〜180g/cm2 に設定(図6
に斜線で示す領域S1)するのが好ましい。
【0060】また、着座センサ38の配設位置はシート
クッション先端より250mm以上の位置が好ましく、そ
の検知面圧は40g/cm2 〜100g/cm2 に設定(図6に
斜線で示す領域S2)するのが好ましい。
【0061】この結果、エアバッグ制御回路32は、着
座センサ38が乗員を検知し、補助着座センサ46がオ
フの場合には、シートクッション36に子供48が正規
着座姿勢で着座していると判定し、着座センサ38が乗
員を検知し、補助着座センサ46がオンの場合には、シ
ートクッション36に大人34が正規着座姿勢で着座し
ていると判定し、着座センサ38が乗員を検知せず、補
助着座センサ46がオンの場合には、シートクッション
36に乗員が着座しているが、正規着座姿勢で着座して
いないと判定するようになっている。
【0062】また、本第3実施形態では、インフレータ
30が2つのガス発生部を備えており、エアバッグ制御
回路32からの制御信号によって、2つのガス発生部の
双方からガスを発生する高圧力側と、2つのガス発生部
の一方からガスを発生する低圧力側との2段制御可能と
なっている。
【0063】また、図5に示される如く、本第3実施形
態では、シートベルトバックル49内にシートベルト5
0の着用の有無を検知するベルト着用センサ52が配設
されており、このベルト着用センサ52はエアバッグ制
御回路32に接続されている。また、インストルメント
パネル18には、警報手段としてのブザ−54が配設さ
れており、このブザ−54もエアバッグ制御回路32に
接続されている。エアバッグ制御回路32は子供48が
助手席14にいる場合にブザ−54を鳴らし、子供48
を後席に誘導するようになっている。
【0064】次に、本第3実施形態の作用を説明する。
図5に示される如く、本第3実施形態の助手席用エアバ
ッグ制御システムでは、助手席14に子供48が着座し
た場合に、足がフロア面12に届かないことから、車両
10が減速した時に、車両前方へ移動し易い。
【0065】このため、エアバッグ制御回路32では、
着座センサ38が乗員を検知し、且つ乗員の大腿部より
シートクッション36に加わる圧力が所定値より小さ
く、補助着座センサ46がオフの場合に、助手席14に
子供48が着座していると判定すると共に、ベルト着用
センサ52の信号により、シートベルト50の着用の有
無を判定する。
【0066】この結果、エアバッグ制御回路32は、助
手席14に子供48が着座しており、シートベルト50
を着用していると判定した場合のみ、エアバッグ装置を
作動可能する。また、この状態で、エアバッグ装置を作
動する場合には、エアバッグ制御回路32は、インフレ
ータ30を低圧力側に制御し、エアバッグ袋体31の展
開圧を下げる。また、エアバッグ制御回路32は、助手
席14に子供48が着座しており、シートベルト50を
着用していないと判定した場合には、エアバッグ装置を
展開禁止とする。このため、子供を最適に保護できる。
【0067】さらに、本第3実施形態の助手席用エアバ
ッグ制御システムでは、エアバッグ制御回路32は、助
手席14に子供48が着座していると判定した場合に
は、ブザ−54を鳴らし、子供48を後席に誘導するこ
とができる。
【0068】また、本第3実施形態の助手席用エアバッ
グ制御システムでは、エアバッグ制御回路32は、着座
センサ38が乗員を検知し、且つ乗員の大腿部よりシー
トクッション36に加わる圧力が所定値より大きく、補
助着座センサ46がオンの場合に、助手席14に大人3
4が着座していると判定すると共に、ベルト着用センサ
52の信号により、シートベルト50の着用の有無を判
定する。
【0069】この結果、エアバッグ制御回路32は、助
手席14に大人34が着座しており、且つシートベルト
50を着用していると判定した場合には、衝突センサ3
3が所定値以上の減速度を検知した時に、インフレータ
30を高圧力側で作動し、エアバッグ袋体31を展開し
て、大人34の頭部34Aを迅速に保護する。一方、エ
アバッグ制御回路32は、シートクッション36に大人
34が正規着座姿勢で着座し、且つシートベルト50が
着用されていないと判定した場合には、インフレータ3
0を低圧力側で作動させる。このため、大人を最適に保
護できる。
【0070】従って、本第3実施形態の助手席用エアバ
ッグ制御システムでは、着座センサ38が乗員を検知
し、且つ乗員の大腿部よりシートクッションに加わる圧
力の違いを補助着座センサ46により検知することで、
大人34と子供48を明確に区別できる。また、補助着
座センサ46を事前に設定した検知圧力によってオンす
るオンオフスイッチとしたことで、簡易な装置とするこ
とができる。
【0071】なお、本実施形態では、警報手段としてブ
ザ−54を使用したが、ブザ−54に代えて、表示ラン
プ、表示パネル等の他の警報手段を使用しても良い。
【0072】次に、本発明の助手席用エアバッグ制御シ
ステムの第4実施形態について図7に従って説明する。
【0073】なお、第1実施形態と同一部材に付いては
同一符号を付してその説明を省略する。
【0074】図7に示される如く、本第4実施形態の助
手席用エアバッグ制御システムでは、助手席14のシー
トバック56の上部に大人34の肩部34Fを検出する
肩部姿勢検知センサ58が配設されており、シートバッ
ク56の下部には大人34の腰部34Gを検出する腰部
姿勢検知センサ60が配設されている。これらの肩部姿
勢検知センサ58と腰部姿勢検知センサ60は、それぞ
れ、エアバッグ制御回路32に接続されている。また、
これらの肩部姿勢検知センサ58と腰部姿勢検知センサ
60は、人体(水)の存在でセンサ周りの電界に乱れが
生じることで、人体の接近を検知する電気容量タイプと
静電容量タイプの何れか一方で構成されており、シート
バック56にカバーが掛けられている場合でも検知可能
となっている。
【0075】なお、これらの肩部姿勢検知センサ58と
腰部姿勢検知センサ60の検知範囲は、200mm以下と
なっており、大人34の肩部34Fと腰部34Gがシー
トバック56に接近していることを検知するようになっ
ている。
【0076】次に、本第4実施形態の作用を説明する。
本第4実施形態の助手席用エアバッグ制御システムで
は、図7に実線で示される如く、大人34が、正規着座
姿勢にある場合には、肩部姿勢検知センサ58が確実
に、大人34の肩部34Fを検知する。また、大人34
の腰部34Gは腰部姿勢検知センサ60から離間してい
るため、大人34の腰部34Gを検知しない。
【0077】この結果、エアバッグ制御回路32は、大
人34が、正規着座姿勢にあると判定して、近接センサ
40の信号を殺す。即ち、近接センサ40の電源ライン
をオフするか、または、近接センサ40からの信号を無
視する状態にして、エアバッグ装置20を稼働可能状態
とする。
【0078】一方、図7に二点鎖線で示される如く、大
人34がインストルメントパネル18に手34Bを延ば
した状態にある場合には、大人34の肩部34Fが肩部
姿勢検知センサ58から離間しているため、肩部姿勢検
知センサ58は大人34の肩部34Fを検知しない。ま
た、腰部姿勢検知センサ60は大人34の腰部34Gを
検知する。
【0079】この結果、エアバッグ制御回路32は、所
定時間(6秒程度)近接センサ40が、大人34の手3
4Bを検知しなければ、大人34が、正規着座姿勢にあ
ると判定して、近接センサ40の信号を殺して、エアバ
ッグ装置20を稼働可能状態とする。
【0080】従って、本第4実施形態の助手席用エアバ
ッグ制御システムでは、2系統で大人34が、正規着座
姿勢にあると判定できる冗長システムとなっているた
め、エアバッグ装置を適切に制御できる。
【0081】また、肩部姿勢検知センサ58と腰部姿勢
検知センサ60とにより、大人34の色々な着座姿勢を
検知し、この検知した着座姿勢に基づいてエアバッグ制
御回路32によって、エアバッグ装置20を適切に制御
できる。
【0082】また、本第4実施形態の助手席用エアバッ
グ制御システムでは、肩部姿勢検知センサ58と腰部姿
勢検知センサ60とを電気容量タイプと静電容量タイプ
の何れか一方で構成したため、シートバック56にカバ
ーが掛けられている場合でも、正確に検知できる。
【0083】なお、本第4実施形態の助手席用エアバッ
グ制御システムでは、助手席14のシートバック56の
上部に大人34の肩部34Fを検出する肩部姿勢検知セ
ンサ58が配設したが、これに代えて、図7に二点鎖線
で示される如く、ヘッドレスト63に大人34の頭部3
4Aを検出する頭部姿勢検知センサ64を設けても良
い。また、本第4実施形態の助手席用エアバッグ制御シ
ステムでは、シートバック56の下部に大人34の腰部
34Gを検出する腰部姿勢検知センサ60を配設した
が、これに代えて、図7に二点鎖線で示される如く、シ
ートクッション36の後部に大人34の臀部34Cを検
出する着座センサ66を設けても良い。
【0084】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、着座センサ38及び補助着座センサ46
は、シートクッション36の下方近くに配設しても良
い。
【0085】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、シートクッシ
ョン後部に設けられた着座センサと、エアバッグ装置近
傍の物人を検知する近接センサと、衝突時の減速度を検
知するを衝突センサと、着座センサ、近接センサ、衝突
センサからの各信号を組み合わせることにより、エアバ
ッグ装置の作動を制御する制御手段と、を備えた助手席
用エアバッグ制御システムにおいて、制御手段は、着座
センサが乗員の着座を検知した後、所定時間近接センサ
が検知しないときに、近接センサの信号を殺し、エアバ
ッグ装置を作動可能状態に維持するため、乗員の乗車状
態を確実に判定し、エアバッグ装置を適切に制御できる
という優れた効果を有する。
【0086】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、インストル
メントパネル上面のウインドシールドガラスに近い前方
側の位置に配設され、検知域をインストルメントパネル
の後端付近までとした補助近接センサを有し、制御手段
は、補助近接センサでの検知を最優先してエアバッグ装
置を作動禁止状態にするため、更に乗員の乗車状態を確
実に判定し、エアバッグ装置を適切に制御できるという
優れた効果を有する。
【0087】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、シートクッ
ションの前部に設けられた補助着座センサと、高圧力か
ら低圧力へ多段制御可能なインフレータとを有し、制御
手段は、着座センサと補助着座センサとが共に検知した
場合には、シートクッションに大人が正規着座姿勢で着
座していると判定して、インフレータを高圧力側で作動
させ、着座センサのみが検知した場合には、シートクッ
ションに子供が正規着座姿勢で着座していると判定し
て、インフレータを低圧力側で作動か、作動を禁止する
ため、請求項1記載の効果に加えて、大人と子供を明確
に区別できるという優れた効果を有する。また、補助着
座センサを事前に設定した検知圧力によってオンするオ
ンオフスイッチにすることで、簡易な装置とすることが
できるという優れた効果を有する。
【0088】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、補助着座セ
ンサの検知設定圧力を着座センサの検知設定圧力よりも
高圧に設定したため、請求項3記載の効果に加えて、大
人と子供を更に明確に区別できるという優れた効果を有
する。
【0089】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、補助着座セ
ンサをシートクッション先端より150mm〜250mmの
位置に配設し、検知圧力を120g/cm2 〜180g/cm2
に設定したため、請求項3記載の効果に加えて、大人と
子供を更に明確に区別できるという優れた効果を有す
る。
【0090】請求項6記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、警報手段を
有し、制御手段は、シートクッションに子供が正規着座
姿勢で着座していると判定した場合に、警報手段を作動
させるため、請求項3記載の効果に加えて、子供が助手
席にいる場合には子供を後席に誘導することができると
いう優れた効果を有する。
【0091】請求項7記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、シートベル
トの着用有無を検知するベルト着用センサを有し、制御
手段は、シートクッションに子供が正規着座姿勢で着座
していると判定し、且つシートベルトが着用されている
と判定した場合に、インフレータを低圧力側で作動し、
シートクッションに子供が正規着座姿勢で着座している
と判定し、且つシートベルトが着用されていないと判定
した場合に、インフレータの作動を禁止するため、請求
項3記載の効果に加えて、子供を最適に保護できるとい
う優れた効果を有する。
【0092】請求項8記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、シートベル
トの着用有無を検知するベルト着用センサを有し、制御
手段は、シートクッションに大人が正規着座姿勢で着座
していると判定し、且つシートベルトが着用されている
と判定した場合に、インフレータを高圧力側で作動し、
シートクッションに大人が正規着座姿勢で着座している
と判定し、且つシートベルトが着用されていないと判定
した場合に、インフレータを低圧力側で作動させるた
め、請求項3記載の効果に加えて、大人を最適に保護で
きるという優れた効果を有する。
【0093】請求項9記載の本発明は、請求項3記載の
助手席用エアバッグ制御システムにおいて、シートベル
トの着用有無を検知するベルト着用センサを有し、制御
手段は、シートクッションに大人が正規着座姿勢で着座
していると判定し、且つシートベルトが着用されている
と判定すると共に、衝突センサからの信号から激しい衝
突と判定した場合にのみ、インフレータを高圧力側で作
動させるため、請求項3記載の効果に加えて、大人を最
適に保護できるという優れた効果を有する。
【0094】請求項10記載の本発明は、シートバック
の上部に配設され乗員の肩部を検出する肩部姿勢検知セ
ンサと、ヘッドレストに配設され乗員の頭部を検出する
頭部姿勢検知センサとの少なくとも一方と、シートバッ
クの下部に配設され乗員の腰部を検出する腰部姿勢検知
センサと、シートクッションの後部に配設され乗員の臀
部を検出する着座センサとの少なくとも一方と、肩部姿
勢検知センサ、頭部姿勢検知センサ、腰部姿勢検知セン
サ、着座センサの何れかが検知された場合に、乗員あり
と判定し、エアバッグ装置の作動を制御する制御手段
と、を有するため、乗員の乗車状態を確実に判定し、エ
アバッグ装置を適切に制御できるという優れた効果を有
する。
【0095】請求項11記載の本発明は、請求項10記
載の助手席用エアバッグ制御システムにおいて、肩部姿
勢検知センサ、頭部姿勢検知センサ、腰部姿勢検知セン
サは、電気容量タイプと静電容量タイプの何れか一方で
あるため、請求項10記載の効果に加えて、シートクッ
ション、シートバック、ヘッドレストにカバーが掛けら
れている場合でも、正確に検知できるという優れた効果
を有する。
【0096】請求項12記載の本発明は、請求項10記
載の助手席用エアバッグ制御システムにおいて、エアバ
ッグ装置近傍の物人を検知する近接センサを有し、制御
手段は、近接センサにより物人がエアバッグ装置の近傍
にあることが検知された場合には、エアバッグ装置の作
動を禁止するが、近接センサからの検知信号より肩部姿
勢検知センサ、頭部姿勢検知センサからの検知信号を優
先して制御するため、乗員の乗車状態を更に確実に判定
し、エアバッグ装置を適切に制御できるという優れた効
果を有する。
【0097】請求項13記載の本発明は、請求項12記
載の助手席用エアバッグ制御システムにおいて、制御手
段は、肩部姿勢検知センサ、頭部姿勢検知センサが検知
していない場合、腰部姿勢検知センサ、着座センサが検
知後、近接センサが所定時間検知しない場合に、シート
クッションに乗員が正規着座姿勢で着座していると判定
するため、乗員の乗車状態を更に確実に判定し、エアバ
ッグ装置を適切に制御できるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の助手席用エアバッグ制
御システムを示す概略側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の助手席用エアバッグ制
御システムの子供用座席装着状態を示す概略側面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態の助手席用エアバッグ制
御システムの乗員検出制御の一部を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の第2実施形態の助手席用エアバッグ制
御システムを示す概略側面図である。
【図5】本発明の第3実施形態の助手席用エアバッグ制
御システムを示す概略側面図である。
【図6】本発明の第3実施形態の助手席用エアバッグ制
御システムのシート前端からの距離とシートクッション
の面圧との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の第4実施形態の変形例の助手席用エア
バッグ制御システムを示す概略側面図である。
【図8】従来例の助手席用エアバッグ制御システムを示
す概略側面図である。
【符号の説明】
14 助手席 16 ウインドシールドガラス 18 インストルメントパネル 20 エアバッグ装置 30 インフレータ 31 エアバッグ袋体 34 大人 32 エアバッグ制御回路(制御手段) 33 衝突センサ 36 シートクッション 38 着座センサ 40 近接センサ 44 補助近接センサ 46 補助着座センサ 50 シートベルト 52 ベルト着用センサ 54 ブザー(警報手段) 58 肩部姿勢検知センサ 60 腰部姿勢検知センサ 63 ヘッドレスト 64 頭部姿勢検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井沢 実 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−268220(JP,A) 特開 平7−186879(JP,A) 特開 平8−318814(JP,A) 特開 平8−58552(JP,A) 特開 平10−264751(JP,A) 特開 平10−236276(JP,A) 特開 平10−175503(JP,A) 特開 平10−100857(JP,A) 特開 平7−285364(JP,A) 特開 平8−225058(JP,A) 実開 平8−1373(JP,U) 実開 平6−1012(JP,U) 実開 平3−110996(JP,U) 実開 昭50−153636(JP,U) 特表 平8−502709(JP,A) 国際公開95/18028(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/32

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッション後部に設けられた着座
    センサと、 エアバッグ装置近傍の物人を検知する近接センサと、 衝突時の減速度を検知するを衝突センサと、 前記着座センサ、前記近接センサ、前記衝突センサから
    の各信号を組み合わせることにより、エアバッグ装置の
    作動を制御する制御手段と、 を備えた助手席用エアバッグ制御システムにおいて、 前記制御手段は、前記着座センサが乗員の着座を検知し
    た後、所定時間前記近接センサが検知しないときに、前
    記近接センサの信号を殺し、前記エアバッグ装置を作動
    可能状態に維持することを特徴とする助手席用エアバッ
    グ制御システム。
  2. 【請求項2】 インストルメントパネル上面のウインド
    シールドガラスに近い前方側の位置に配設され、検知域
    をインストルメントパネルの後端付近までとした補助近
    接センサを有し、 前記制御手段は、前記補助近接センサでの検知を最優先
    して前記エアバッグ装置を作動禁止状態にすることを特
    徴とする請求項1記載の助手席用エアバッグ制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 シートクッションの前部に設けられた補
    助着座センサと、 高圧力から低圧力へ多段制御可能なインフレータとを有
    し、 前記制御手段は、前記着座センサと前記補助着座センサ
    とが共に検知した場合には、シートクッションに大人が
    正規着座姿勢で着座していると判定して、前記インフレ
    ータを高圧力側で作動させ、前記着座センサのみが検知
    した場合には、シートクッションに子供が正規着座姿勢
    で着座していると判定して、前記インフレータを低圧力
    側で作動か、作動を禁止することを特徴とする請求項1
    記載の助手席用エアバッグ制御システム。
  4. 【請求項4】 前記補助着座センサの検知設定圧力を前
    記着座センサの検知設定圧力よりも高圧に設定したこと
    を特徴とする請求項3記載の助手席用エアバッグ制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記補助着座センサをシートクッション
    先端より150mm〜250mmの位置に配設し、検知圧力
    を120g/cm2 〜180g/cm2 に設定したことを特徴と
    する請求項3記載の助手席用エアバッグ制御システム。
  6. 【請求項6】 警報手段を有し、前記制御手段は、シー
    トクッションに子供が正規着座姿勢で着座していると判
    定した場合に、前記警報手段を作動させることを特徴と
    する請求項3記載の助手席用エアバッグ制御システム。
  7. 【請求項7】 シートベルトの着用有無を検知するベル
    ト着用センサを有し、前記制御手段は、シートクッショ
    ンに子供が正規着座姿勢で着座していると判定し、且つ
    シートベルトが着用されていると判定した場合に、前記
    インフレータを低圧力側で作動し、シートクッションに
    子供が正規着座姿勢で着座していると判定し、且つシー
    トベルトが着用されていないと判定した場合に、前記イ
    ンフレータの作動を禁止することを特徴とする請求項3
    記載の助手席用エアバッグ制御システム。
  8. 【請求項8】 シートベルトの着用有無を検知するベル
    ト着用センサを有し、前記制御手段は、シートクッショ
    ンに大人が正規着座姿勢で着座していると判定し、且つ
    シートベルトが着用されていると判定した場合に、前記
    インフレータを高圧力側で作動し、シートクッションに
    大人が正規着座姿勢で着座していると判定し、且つシー
    トベルトが着用されていないと判定した場合に、前記イ
    ンフレータを低圧力側で作動させることを特徴とする請
    求項3記載の助手席用エアバッグ制御システム。
  9. 【請求項9】 シートベルトの着用有無を検知するベル
    ト着用センサを有し、前記制御手段は、シートクッショ
    ンに大人が正規着座姿勢で着座していると判定し、且つ
    シートベルトが着用されていると判定すると共に、前記
    衝突センサからの信号から激しい衝突と判定した場合に
    のみ、前記インフレータを高圧力側で作動させることを
    特徴とする請求項3記載の助手席用エアバッグ制御シス
    テム。
  10. 【請求項10】 シートバックの上部に配設され乗員の
    肩部を検出する肩部姿勢検知センサと、ヘッドレストに
    配設され乗員の頭部を検出する頭部姿勢検知センサとの
    少なくとも一方と、 シートバックの下部に配設され乗員の腰部を検出する腰
    部姿勢検知センサと、シートクッションの後部に配設さ
    れ乗員の臀部を検出する着座センサとの少なくとも一方
    と、 前記肩部姿勢検知センサ、前記頭部姿勢検知センサ、前
    記腰部姿勢検知センサ、前記着座センサの何れかが検知
    された場合に、乗員ありと判定し、エアバッグ装置の作
    動を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする助手席用エアバッグ制御シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記肩部姿勢検知センサ、前記頭部姿
    勢検知センサ、前記腰部姿勢検知センサは、電気容量タ
    イプと静電容量タイプの何れか一方であることを特徴と
    する請求項10記載の助手席用エアバッグ制御システ
    ム。
  12. 【請求項12】 エアバッグ装置近傍の物人を検知する
    近接センサを有し、前記制御手段は、前記近接センサに
    より物人がエアバッグ装置の近傍にあることが検知され
    た場合には、エアバッグ装置の作動を禁止するが、前記
    近接センサからの検知信号より前記肩部姿勢検知セン
    サ、前記頭部姿勢検知センサからの検知信号を優先して
    制御することを特徴とする請求項10記載の助手席用エ
    アバッグ制御システム。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記肩部姿勢検知セ
    ンサ、前記頭部姿勢検知センサが検知していない場合、
    前記腰部姿勢検知センサ、前記着座センサが検知後、前
    記近接センサが所定時間検知しない場合に、シートクッ
    ションに乗員が正規着座姿勢で着座していると判定する
    ことを特徴とする請求項12記載の助手席用エアバッグ
    制御システム。
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