JP2973863B2 - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

助手席用エアバッグ装置

Info

Publication number
JP2973863B2
JP2973863B2 JP7076135A JP7613595A JP2973863B2 JP 2973863 B2 JP2973863 B2 JP 2973863B2 JP 7076135 A JP7076135 A JP 7076135A JP 7613595 A JP7613595 A JP 7613595A JP 2973863 B2 JP2973863 B2 JP 2973863B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
instrument panel
occupant
passenger seat
airbag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7076135A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08268220A (ja
Inventor
浩幸 高橋
真 浜田
広道 藤島
政明 内藤
和也 佐々木
次郎 土屋
智治 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP7076135A priority Critical patent/JP2973863B2/ja
Priority to DE69616624T priority patent/DE69616624T2/de
Priority to EP96301349A priority patent/EP0734921B1/en
Priority to US08/613,378 priority patent/US5702123A/en
Publication of JPH08268220A publication Critical patent/JPH08268220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2973863B2 publication Critical patent/JP2973863B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/015Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
    • B60R21/01512Passenger detection systems
    • B60R21/0153Passenger detection systems using field detection presence sensors
    • B60R21/01534Passenger detection systems using field detection presence sensors using electromagneticwaves, e.g. infrared
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/015Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
    • B60R21/01512Passenger detection systems
    • B60R21/0153Passenger detection systems using field detection presence sensors
    • B60R21/01536Passenger detection systems using field detection presence sensors using ultrasonic waves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は助手席用エアバッグ
装置に係り、特に助手席の乗員の状態によりエアバッグ
袋体の展開を制御する助手席用エアバッグ装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、車両緊急時に助手席に着座した乗員
を保護するため助手席用エアバッグ装置を搭載した車両
があり、その一例が特開平6−206514号公報に記
載されている。
【0003】図9に示される如く、この助手席用エアバ
ッグ装置では、エアバッグ袋体70の格納位置からの乗
員72までの距離を検出するために、インストルメント
パネル74に取付けられた変位センサ76と、乗員72
の頭上の天井部に取付けられて複数の視野を有する赤外
線センサ78とが設けられている。これらのセンサは、
乗員72の距離に対応する出力を制御装置80に供給
し、制御装置80は、これらのセンサからの信号の少な
くとも一方が、乗員72がエアバッグ袋体70の格納位
置から所定距離以上離れていることを表している時に、
乗員拘束システム82にイネーブル信号を送出してエア
バッグ袋体70が膨張可能な作動状態にし、逆に乗員7
2がエアバッグ袋体70の格納位置から所定距離以上離
れてないことを表している時には、エアバッグ袋体70
は膨張しないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな助手席用エアバッグ装置においては、車両が急ブレ
ーキ等により減速し、乗員72が咄嗟に手をついた状
態、所謂かばい手状態になった場合に、乗員72の身体
が、実際にはエアバッグ袋体70の格納位置にあまり接
近していないにもかかわらず、乗員72がエアバッグ袋
体70の格納位置から所定距離以上離れてないと判定
し、エアバッグ袋体70の展開をしない場合がある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、かばい手状態
時に確実にエアバッグ袋体を展開することができる助手
席用エアバッグ装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
助手席用エアバッグ装置は、助手席に着座状態にある乗
員を検出する第1センサと、急減速時に乗員が咄嗟にイ
ンスツルメントパネルに手を付くかばい手より上方に乗
員検知領域を有し、前記かばい手状態は検出せず、前記
乗員検知領域内における乗員のインストルメントパネル
接近状態のみを検出する第2センサと、この第2センサ
により乗員のインストルメントパネル接近状態が検出さ
れた場合にエアバッグ袋体の展開制御を変更する展開制
御装置と、を含むことを特徴としている。
【0007】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
助手席用エアバッグ装置において、前記第1センサはイ
ンストルメントパネルと助手席のシートバック間に対向
する天井に下方へ向けて設けられ、その検出域の下端が
シートクッション上面位置より上方で、且つシートクッ
ション上の乗員脚部の上面位置より下方に設定されてい
る超音波センサであることを特徴としている。
【0008】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
助手席用エアバッグ装置において、前記第2センサはイ
ンストルメントパネルと助手席のシートバック間に対向
する天井にインストルメントパネルへ向けて設けられ、
その検出域の下端がインストルメントパネルから上方へ
所定距離離間した位置にある超音波センサであることを
特徴としている。
【0009】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
助手席用エアバッグ装置において、前記第2センサはイ
ンストルメントパネル上に車両後方へ向けて設けられ、
その検出域の下端がインストルメントパネルから上方へ
所定距離離間した位置にある超音波センサであることを
特徴としている。
【0010】請求項5記載の本発明は、請求項1記載の
助手席用エアバッグ装置において、前記第2センサはイ
ンストルメントパネル内にフロントウインドシールドガ
ラスへ向けて設けられ、その検出域はフロントウインド
シールドガラスで車両後方へ向けて反射され下端がイン
ストルメントパネルから上方へ所定距離離間した位置に
ある超音波センサであることを特徴としている。
【0011】請求項6記載の本発明は、請求項1記載の
助手席用エアバッグ装置において、前記第2センサは、
フロントピラーと、急減速時に乗員が咄嗟に手を付かな
いインストルメントパネルの部位と、に送信用赤外線セ
ンサと受信用赤外線センサの何れか一方がそれぞれ設け
られ、該送信用赤外線センサと受信用赤外線センサ間を
結ぶ軸線が助手席前方ではインストルメントパネルから
上方へ所定距離離間した位置であるとともに、赤外線が
遮断された時間に基づいて急減速時に乗員が咄嗟にイン
ストルメントパネルに手を付いたかばい手状態を検出す
る赤外線ビーム遮断型センサであることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】請求項1記載の本発明の助手席用エアバッグ装
置では、第1センサにより、助手席に着座した乗員が検
出された場合でも、第2センサの乗員検知領域が急減速
時に乗員が咄嗟にインストルメントパネルに手を付くか
ばい手より上方に設定されているため、第2センサによ
って、かばい手状態でない、乗員のインストルメントパ
ネル接近状態のみを検出することができる。この結果、
第2センサの検出結果に基づいて、急減速時に乗員が咄
嗟にインストルメントパネルに手を付いたかばい手状態
である場合と、インストルメントパネルの近傍に子供乗
員が立っている、所謂、スタンディングチャイルド等と
を判別し、エアバッグ袋体を展開した方が望ましい、か
ばい手状態である場合には、展開制御装置がエアバッグ
袋体を展開させることができる。一方、エアバッグ袋体
を展開しない方が望ましい、スタンディングチャイルド
等のかばい手状態を除く乗員のインストルメントパネル
接近状態を検出すると、展開制御装置がエアバッグ袋体
の展開制御を変更、例えば、展開させない。この結果、
かばい手状態時に確実にエアバッグ袋体を展開すること
ができる。
【0013】請求項2記載の本発明の助手席用エアバッ
グ装置では、超音波センサで構成された第1センサによ
り、シートスライド位置に無関係に着座状態にある乗員
の有無を確実に検出できる。
【0014】請求項3記載の本発明の助手席用エアバッ
グ装置では、第1センサにより、助手席に着座した乗員
が検出された場合でも、超音波センサで構成された第2
センサによりインストルメントパネルから上方へ所定距
離離間した位置に乗員を検出すると、展開制御装置がエ
アバッグ袋体の展開制御を変更する。
【0015】請求項4記載の本発明の助手席用エアバッ
グ装置では、第1センサにより、助手席に着座した乗員
が検出された場合でも、超音波センサで構成された第2
センサにより超音波が車両後方へ向けて発振され、イン
ストルメントパネルから上方へ所定距離離間した位置に
乗員を検出すると、展開制御装置がエアバッグ袋体の展
開制御を変更する。
【0016】請求項5記載の本発明の助手席用エアバッ
グ装置では、第1センサにより、助手席に着座した乗員
が検出された場合でも、超音波センサで構成された第2
センサにより超音波がフロントウインドシールドガラス
へ向けて発振され、フロントウインドシールドガラスで
車両後方へ向けて反射され、インストルメントパネルか
ら上方へ所定距離離間した位置に乗員を検出すると、展
開制御装置がエアバッグ袋体の展開制御を変更する。
【0017】請求項6記載の本発明の助手席用エアバッ
グ装置では、第1センサにより、助手席に着座した乗員
が検出された場合でも、赤外線ビーム遮断型センサで構
成された第2センサの赤外線が遮断された時間に基づい
て急減速時に乗員が咄嗟にインストルメントパネルに手
を付いたかばい手状態を検出する。この結果、エアバッ
グ袋体を展開した方が望ましい、かばい手状態である場
合には、展開制御装置がエアバッグ袋体を展開させる。
一方、エアバッグ袋体を展開しない方が望ましい、スタ
ンディングチャイルド等のかばい手状態でない場合に
は、展開制御装置がエアバッグ袋体を展開させない。
【0018】
【実施例】本発明の助手席用エアバッグ装置の第1実施
例について図1及び図2に従って説明する。
【0019】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を示す。図1に示される如く、車
両10のフロア面12には乗員が着座する助手席14
が、車両前後方向に平行に設置された左右一対のレール
(図示省略)を介して取り付けられている。これによ
り、助手席14はフロア面12に対して車両前後方向に
相対移動できるようになっている。助手席14の車両前
側上方にはウインドシールドガラス16が設けられてい
る。ウインドシールドガラス16は一端がルーフ17に
接続され、他端が図示しないボンネットに接続されてい
る。また、助手席14の前方にはフロア面12とウイン
ドシールドガラス16との間にインストルメントパネル
18が設置されている。インストルメントパネル18は
合成樹脂製で略U字型の断面をもち、その略U字型断面
の開口部が車両前方を向くように配設されている。
【0020】助手席14とインストルメントパネル18
との間には若干のスペースがあり、子供乗員19が立て
る程度となっている。
【0021】インストルメントパネル18の内部にはエ
アバッグ装置20が設置されている。エアバッグ装置2
0のエアバッグケース28は略U字型の断面をもち、そ
の略U字型断面の開口部が車両後方上側に向くように配
設されている。エアバッグケース28の底部にはインフ
レータ30が配設されており、エアバッグケース28の
開口部近傍には、エアバッグ袋体31が折り畳んだ状態
で収容されている。エアバッグ袋体31はインフレータ
30がガスを発生させると膨張され、インストルメント
パネル18の開口部から助手席14に着座した乗員34
の頭部34C方向に展開されるようになっている。
【0022】エアバッグケース28内のインフレータ3
0は、マイクロコンピュータを含んで構成されている展
開制御装置としてのエアバッグ制御回路32に接続され
ており、このエアバッグ制御回路32には車両に作用す
る加速度を検知する衝突センサ34が接続されている。
【0023】車室の天井36における、インストルメン
トパネル18と助手席14のシートバック14Aとの間
に対向する部位、具体的には、インナミラー38の車両
前側部近傍には、センサボックス40が設けられてい
る。なお、センサボックス40はフロントピラーの上端
部付近に設けても良い。このセンサボックス40の後部
には、超音波センサからなる第1センサとしての乗員検
出センサ42が設けられており、乗員検出センサ42
は、エアバッグ制御回路32に接続されている。乗員検
出センサ42は下方へ向けて設けられており、送受信の
センサ(図示省略)からなり、その検出域Aが助手席1
4に着座状態にある乗員34の脚34Aの位置にある。
即ち、乗員検出センサ42は、助手席14のシートクッ
ション14Bと乗員34の脚34Aまでの距離を検出
し、これを基にエアバッグ制御回路32によって、乗員
34が着座しているか否かの判定をするようになってい
る。なお、その判定距離はL1となっており、検出距離
XがL1以下の場合には、乗員34が着座していると判
定するようになっている。
【0024】また、乗員34が着座していないと判定し
た場合には、衝突センサ33から衝突信号が入力されて
もエアバッグ制御回路32は、インフレータ30を作動
させないようになっている。
【0025】センサボックス40の前部には、超音波セ
ンサからなる第2センサとしての接近検知用センサ44
が設けられており、この接近検知用センサ44は、エア
バッグ制御回路32に接続されている。接近検知用セン
サ44は、インストルメントパネル18へ向けて設けら
れており、送受信のセンサ(図示省略)からなり、その
検出域B(乗員検知領域)がインストルメントパネル1
8から上方へ所定距離L4離間した位置にある。即ち、
接近検知用センサ44は、急減速時に乗員34が咄嗟に
インストルメントパネル18に手34Bを付いたかばい
手状態において、インストルメントパネル18に延ばさ
れた乗員34の手34Bまでの距離と、手34Bより上
方にある子供乗員19の上半身19Aまでの距離とを検
出するようになっている。また、エアバッグ制御回路3
2は、これらを基に、乗員34が手34Bを延ばしたの
か(かばい手状態か)、または、助手席14とインスト
ルメントパネル18との間に子供乗員19が立っている
(スタンディングチャイルド)かを判定をするようにな
っている。
【0026】なお、その判定距離は接近検知用センサ4
4からインストルメントパネル18までの距離から、前
記所定距離L4を引いたL2となっており、検出距離Y
がL2以下の場合には、助手席14とインストルメント
パネル18との間に子供乗員19が立っていると判定す
るようになっている。
【0027】一方、検出距離YがL2より大きい場合に
は、乗員34が手34Bを延ばしていると判定するよう
になっている。
【0028】次に本実施例の作用を図2のフローチャー
トに従って説明する。本実施例のエアバッグ制御回路3
2では、ステップ(以下Sとする)100において、乗
員検出センサ42の出力を読み込む。この時、図1に実
線で示される如く、助手席14のシートクッション14
B上に乗員34が着座していると、乗員検出センサ42
は、乗員34の脚34Aまでの距離Xをエアバッグ制御
回路32に出力する。
【0029】また、S100では、接近検知用センサ4
4の出力を読み込む。この時、図1に実線と想像線で示
される如く、助手席14とインストルメントパネル18
との間に子供乗員19が立っていると、接近検知用セン
サ44は、子供乗員19の上半身19Aまでの距離Yを
エアバッグ制御回路32に出力する。
【0030】次に、S102において、検出距離Xが判
定距離L1以下か否かの判定を行う。
【0031】S102において、検出距離Xが判定距離
L1以下でないと判定された場合(助手席14のシート
クッション14B上に乗員34が着座していないと判定
された場合)には、S104において、インフレータ3
0を作動せず、エアバッグ袋体31を展開させない。
【0032】一方、S102において、検出距離Xが判
定距離L1以下であると判定された場合(助手席14の
シートクッション14B上に乗員34が着座していると
判定された場合)には、S106において、検出距離Y
が判定距離L2以下か否かの判定を行う。
【0033】S106において、検出距離Yが判定距離
L2以下であると判定された場合(助手席14とインス
トルメントパネル18との間に子供乗員19が立ってい
ると判定された場合)には、S108において、インフ
レータ30を作動せず、エアバッグ袋体31を展開させ
ない。
【0034】一方、S106において、検出距離Yが判
定距離L2以下でない判定された場合(インストルメン
トパネル18に乗員34が手34Bを延ばした場合)に
は、S110に移って、インフレータ30を所定の条件
で作動する制御に移る。例えば、衝突センサ33から衝
突信号が入力された場合には、インフレータ30を作動
しエアバッグ袋体31を展開させる。
【0035】従って、本実施例では、接近検知用センサ
44の出力に基づいて、助手席14とインストルメント
パネル18との間に子供乗員19が立っている場合と、
インストルメントパネル18に乗員34が手34Bを延
ばした場合とを区別し、その結果で、エアバッグ袋体3
1を展開しているため、エアバッグ袋体31を展開した
方が望ましいかばい手状態時に確実にエアバッグ袋体3
1を展開することができる。また、助手席14のスライ
ド位置に無関係に乗員34の有無を検出できる。
【0036】なお、助手席14とインストルメントパネ
ル18との間に子供乗員19が立っている場合には、ブ
ザーや点滅ランプ等の警告手段によって、運転者や子供
乗員19に注意を促す構成としても良い。
【0037】また、エアバッグ装置20を作動させない
場合として子供乗員19が立っている場合を例に説明し
たが、助手席14に着座している乗員34が大きく前に
かがみ、乗員34の頭部34Cが接近検知用センサ44
の検出域Bに達している場合においても、インフレータ
30の作動を禁止できる。
【0038】次に、本発明の助手席用エアバッグ装置の
第2実施例について図3及び図4に従って説明する。
【0039】なお、第1実施例と同一部材に付いては同
一符号を付してその説明を省略する。
【0040】図3に示される如く、本実施例では、イン
ストルメントパネル18の上面18Aの前端部近傍にセ
ンサボックス54が配設されている。このセンサボック
ス54内には超音波センサからなる第2センサとしての
接近検知用センサ56が設けられており、接近検知用セ
ンサ56はエアバッグ制御回路32に接続されている。
接近検知用センサ56は車両後方へ向けて設けられ、送
受信のセンサ(図示省略)からなり、その検出域Dの下
端がインストルメントパネル18の上面18Aから上方
へ所定距離L4離間した位置となっている。
【0041】即ち、接近検知用センサ56は、インスト
ルメントパネル18に延ばされた乗員34の手34Bを
検知せず、手34Bより上方にある子供乗員19の上半
身19Aの接近検知用センサ56までの距離を検出し、
これを基にエアバッグ制御回路32によって、子供乗員
19の上半身19Aがあるか否かの判定をするようにな
っている。なお、その判定距離は接近検知用センサ56
から所定距離L5となっており、検出距離MがL5以下
の場合には、子供乗員19の上半身19Aがあると判定
するようになっている。この場合には、衝突センサ33
から衝突信号が入力されてもエアバッグ制御回路32
は、インフレータ30を作動させないようになってい
る。
【0042】また、乗員34が手34Bを延ばしている
状態(図3の想像線の状態)で乗員34の頭部34Cを
検出した場合には、検出距離MがL5より大きくなるた
め、衝突センサ33から衝突信号が入力されるとエアバ
ッグ制御回路32は、インフレータ30を作動させるよ
うになっている。
【0043】次に本実施例の作用を図4のフローチャー
トに従って説明する。なお、第1実施例と同じ処理は同
一ステップ符号を付してその説明を省略する。
【0044】図4に示される如く、本実施例のエアバッ
グ制御回路32では、S100において、接近検知用セ
ンサ56の出力を読み込む。この時、図3に示される如
く、助手席14とインストルメントパネル18との間に
子供乗員19が立っていると、接近検知用センサ56
は、子供乗員19の上半身19Aまでの検出距離Mをエ
アバッグ制御回路32に出力する。
【0045】また、S102において、検出距離Xが判
定距離L1以下であると判定された場合(助手席14の
シートクッション14B上に乗員34が着座していると
判定された場合)には、S120において、検出距離M
が判定距離L5以下か否かの判定を行う。
【0046】S120において、検出距離Mが判定距離
L5以下であると判定された場合(助手席14とインス
トルメントパネル18との間に子供乗員19が立ってい
ると判定された場合)には、S108において、インフ
レータ30を作動せず、エアバッグ袋体31を展開させ
ない。
【0047】一方、S120において、検出距離Mが判
定距離L5以下でない判定された場合(インストルメン
トパネル18に乗員34が手34Bを延ばした場合)に
は、S110に移って、インフレータ30を所定の条件
で作動する制御に移る。例えば、衝突センサ33から衝
突信号が入力された場合には、インフレータ30を作動
しエアバッグ袋体31を展開させる。
【0048】従って、本実施例では、接近検知用センサ
56の出力に基づいて、助手席14とインストルメント
パネル18との間に子供乗員19が立っている場合と、
インストルメントパネル18に乗員34が手34Bを延
ばした場合とを区別し、その結果で、エアバッグ袋体3
1を展開しているため、エアバッグ袋体31を展開した
方が望ましいかばい手状態時に確実にエアバッグ袋体3
1を展開することができる。
【0049】なお、助手席14とインストルメントパネ
ル18との間に子供乗員19が立っている場合には、ブ
ザーや点滅ランプ等の警告手段によって、運転者や子供
乗員19に注意を促す構成としても良い。
【0050】また、エアバッグ装置20を作動させない
場合として子供乗員19が立っている場合を例に説明し
たが、助手席14に着座している乗員34が大きく前に
かがみになって、接近検知用センサ56の検出域Dに達
している場合においても、インフレータ30の作動を禁
止できる。
【0051】また、本実施例では、インストルメントパ
ネル18の上面18Aの前端部近傍にセンサボックス5
4を配設し、このセンサボックス54内に接近検知用セ
ンサ56が設けたが、これに代えて、図5に示される如
く、インストルメントパネル18の上面18Aの前端部
近傍に埋設したセンサボックス54内に接近検知用セン
サ56をウインドシールドガラス16へ向けて設けても
良い。この場合、その検出域Eは、ウインドシールドガ
ラス16で反射し、車両後方へ向いており、下端がイン
ストルメントパネル18の上面18Aから上方へ所定距
離L4離間した位置となっている。
【0052】従って、この構成では、検出域Eをウイン
ドシールドガラス16に反射させることにより、接近検
知用センサ56をインストルメントパネル18の上面1
8Aから上方へ離間して配置する必要がなく、意匠性、
視認性、センサ取付位置の設計自由度が向上する。
【0053】次に、本発明の助手席用エアバッグ装置の
第3実施例について図6〜図8に従って説明する。
【0054】なお、第1実施例と同一部材に付いては同
一符号を付してその説明を省略する。
【0055】図6に示される如く、本実施例では、助手
席側のフロントピラー58のインストルメントパネル1
8の上面18近傍に赤外線ビーム遮断型センサからなる
第2センサとしての接近検知用センサの送信側60が設
けられており、インストルメントパネル18の上面18
Aの車幅方向略中央部には接近検知用センサの受信側6
2が設けられている。接近検知用センサの送信側60及
び受信側62はエアバッグ制御回路32に接続されてい
る。
【0056】図7に示される如く、接近検知用センサの
送信側60と受信側62とを直線で結ぶ検出域Fは助手
席14に着座した乗員34の前方では、その下端がイン
ストルメントパネル18の上面18Aから上方へ所定距
離L4離間した位置となっている。
【0057】即ち、接近検知用センサの送信側60から
受信側62へ至る赤外線ビームは、インストルメントパ
ネル18に延ばされる乗員34の手34B、または、前
方へ移動した子供乗員19の上半身19Aで遮断される
ようになっており、エアバッグ制御回路32は、その時
の遮断時間によって、急減速時に乗員34が咄嗟にイン
ストルメントパネル18に手38Bを付いたかばい手状
態と子供乗員19の上半身19Aを判別するようになっ
ている。
【0058】その結果、子供乗員19の上半身19Aで
あると判定した場合には、衝突センサ33から衝突信号
が入力されてもエアバッグ制御回路32は、インフレー
タ30を作動させないようになっている。
【0059】また、かばい手状態と判定した場合には、
衝突センサ33から衝突信号が入力されるとエアバッグ
制御回路32は、インフレータ30を作動させるように
なっている。
【0060】次に本実施例の作用を図8のフローチャー
トに従って説明する。なお、第1実施例と同じ処理は同
一ステップ符号を付してその説明を省略する。
【0061】図8に示される如く、本実施例のエアバッ
グ制御回路32では、S100において、接近検知用セ
ンサの受信側62の赤外線ビーム遮断時間Tを測定す
る。
【0062】また、S102において、検出距離Xが判
定距離L1以下であると判定された場合(助手席14の
シートクッション14B上に乗員34が着座していると
判定された場合)には、S122において、赤外線ビー
ム遮断時間Tがしきい時間T1(車両が急ブレーキ等に
より減速し、乗員34が咄嗟に手をついた状態を考慮し
て設定する)以上か否かの判定を行う。
【0063】S122において、赤外線ビーム遮断時間
Tがしきい時間T1以上である(子供乗員19の上半身
19Aがブレーキング等により、図7の想像線に位置に
移動した)と判定した場合には、S108に移って、イ
ンフレータ30を作動せず、エアバッグ袋体31を展開
させない。
【0064】一方、S122において、赤外線ビーム遮
断時間Tがしきい時間T1以上でない(乗員34がブレ
ーキング等により、図7の想像線で示すかばい手状態に
移動する際の乗員34の手34Bの通過)と判定した場
合には、S110に移って、インフレータ30を所定の
条件で作動する制御に移る。例えば、衝突センサ33か
ら衝突信号が入力された場合には、インフレータ30を
作動しエアバッグ袋体31を展開させる。
【0065】従って、本実施例では、接近検知用センサ
の受信側62の赤外線ビーム遮断時間Tに基づいて、助
手席14とインストルメントパネル18との間に子供乗
員19が立っている場合と、急減速時に乗員34が咄嗟
にインストルメントパネル18に手38Bを付いたかば
い手状態とを区別し、その結果で、エアバッグ袋体31
を展開しているため、エアバッグ袋体31を展開した方
が望ましいかばい手状態時に確実にエアバッグ袋体31
を展開することができる。
【0066】なお、助手席14とインストルメントパネ
ル18との間に子供乗員19が立っている場合には、ブ
ザーや点滅ランプ等の警告手段によって、運転者や子供
乗員19に注意を促す構成としても良い。
【0067】また、本実施例では、助手席側のフロント
ピラー58のインストルメントパネル18の上面18近
傍に接近検知用センサの送信側60を設け、インストル
メントパネル18の上面18Aの車幅方向略中央部に接
近検知用センサの受信側62を設けたが、これに代え
て、助手席側のフロントピラー58のインストルメント
パネル18の上面18近傍に接近検知用センサの受信側
を設け、インストルメントパネル18の上面18Aの車
幅方向略中央部に接近検知用センサの送信側を設けても
良い。
【0068】なお、上記各実施例においては、助手席1
4に着座した乗員を検出する乗員検出センサとして超音
波センサを使用したが、乗員検出センサとしては、超音
波センサに代えて、シートベルトのバックルスイッチ
や、荷重センサ及び静電容量センサ等からなる着座セン
サを使用しても良い。また、上記各実施例においては、
距離測定用センサとして超音波センサを使用したが、超
音波センサに代えて光を用いた三角測量によるPSDセ
ンサや、電波、レーザー等を用いたセンサを使用しても
良い。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の助手席用エアバ
ッグ装置は、かばい手状態時に確実にエアバッグ袋体を
展開することができるという優れた効果を有する。
【0070】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
効果に加えて、シートスライド位置に無関係に乗員の有
無を検出できるという優れた効果を有する。
【0071】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
効果に加えて、インストルメントパネルから上方へ所定
距離離間した位置にいる子供乗員を検出できるという優
れた効果を有する。
【0072】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
効果に加えて、助手席とインストルメントパネルとの間
に子供乗員が立っている場合と、かばい手状態とを正確
に区別できるという優れた効果を有する。
【0073】請求項5記載の本発明は、請求項1記載の
効果に加えて、意匠性、視認性、センサ取付位置の設計
自由度が向上するという優れた効果を有する。
【0074】請求項6記載の本発明は、請求項1記載の
効果に加えて、子供乗員の頭部が前方へ移動した場合と
かばい手状態とを正確に区別できるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の助手席用エアバッグ装置
を示す概略側面図である。
【図2】本発明の第1実施例の助手席用エアバッグ装置
の乗員検出制御を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例の助手席用エアバッグ装置
を示す概略側面図である。
【図4】本発明の第2実施例の助手席用エアバッグ装置
の乗員検出制御を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例の変形例の助手席用エアバ
ッグ装置を示す概略側面図である。
【図6】本発明の第3実施例の助手席用エアバッグ装置
が適用された車室前部を示す概略図である。
【図7】本発明の第3実施例の助手席用エアバッグ装置
を示す概略側面図である。
【図8】本発明の第3実施例の助手席用エアバッグ装置
の乗員検出制御を示すフローチャートである。
【図9】従来例の助手席用エアバッグ装置を示す概略側
面図である。
【符号の説明】
14 助手席 14A シートバック 16 ウインドシールドガラス 18 インストルメントパネル 19 子供乗員 20 エアバッグ装置 30 インフレータ 31 エアバッグ袋体 32 エアバッグ制御回路(展開制御装置) 34 乗員 34B 手 42 乗員検出センサ(第1センサ) 44 接近検知用センサ(第2センサ) 56 接近検知用センサ(第2センサ) 58 フロントピラー 60 接近検知用センサの送信側(第2センサ) 62 接近検知用センサの受信側(第2センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 政明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 佐々木 和也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 土屋 次郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 前田 智治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−24286(JP,A) 実開 平2−147357(JP,U) 国際公開94/22693(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 助手席に着座状態にある乗員を検出する
    第1センサと、 急減速時に乗員が咄嗟にインスツルメントパネルに手を
    くかばい手より上方に乗員検知領域を有し、前記かば
    い手状態は検出せず、前記乗員検知領域内における乗員
    のインストルメントパネル接近状態のみを検出する第2
    センサと、 この第2センサにより乗員のインストルメントパネル接
    近状態が検出された場合にエアバッグ袋体の展開制御を
    変更する展開制御装置と、を含むことを特徴とする助手
    席用エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1センサはインストルメントパネ
    ルと助手席のシートバック間に対向する天井に下方へ向
    けて設けられ、その検出域の下端がシートクッション上
    面位置より上方で、且つシートクッション上の乗員脚部
    の上面位置より下方に設定されている超音波センサであ
    ることを特徴とする請求項1記載の助手席用エアバッグ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第2センサはインストルメントパネ
    ルと助手席のシートバック間に対向する天井にインスト
    ルメントパネルへ向けて設けられ、その検出域の下端が
    インストルメントパネルから上方へ所定距離離間した位
    置にある超音波センサであることを特徴とする請求項1
    記載の助手席用エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2センサはインストルメントパネ
    ル上に車両後方へ向けて設けられ、その検出域の下端が
    インストルメントパネルから上方へ所定距離離間した位
    置にある超音波センサであることを特徴とする請求項1
    記載の助手席用エアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 前記第2センサはインストルメントパネ
    ル内にフロントウインドシールドガラスへ向けて設けら
    れ、その検出域はフロントウインドシールドガラスで車
    両後方へ向けて反射され下端がインストルメントパネル
    から上方へ所定距離離間した位置にある超音波センサで
    あることを特徴とする請求項1記載の助手席用エアバッ
    グ装置。
  6. 【請求項6】 前記第2センサは、フロントピラーと、
    急減速時に乗員が咄嗟に手を付かないインストルメント
    パネルの部位と、に送信用赤外線センサと受信用赤外線
    センサの何れか一方がそれぞれ設けられ、該送信用赤外
    線センサと受信用赤外線センサ間を結ぶ軸線が助手席前
    方ではインストルメントパネルから上方へ所定距離離間
    した位置であるとともに、赤外線が遮断された時間に基
    づいて急減速時に乗員が咄嗟にインストルメントパネル
    に手を付いたかばい手状態を検出する赤外線ビーム遮断
    型センサであることを特徴とする請求項1記載の助手席
    用エアバッグ装置。
JP7076135A 1995-03-31 1995-03-31 助手席用エアバッグ装置 Expired - Fee Related JP2973863B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7076135A JP2973863B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 助手席用エアバッグ装置
DE69616624T DE69616624T2 (de) 1995-03-31 1996-02-28 Airbag für Beifahrersitz
EP96301349A EP0734921B1 (en) 1995-03-31 1996-02-28 Air bag apparatus for passenger seat
US08/613,378 US5702123A (en) 1995-03-31 1996-03-07 Air bag apparatus for passenger seat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7076135A JP2973863B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 助手席用エアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08268220A JPH08268220A (ja) 1996-10-15
JP2973863B2 true JP2973863B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=13596527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7076135A Expired - Fee Related JP2973863B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 助手席用エアバッグ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5702123A (ja)
EP (1) EP0734921B1 (ja)
JP (1) JP2973863B2 (ja)
DE (1) DE69616624T2 (ja)

Families Citing this family (86)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7134687B2 (en) * 1992-05-05 2006-11-14 Automotive Technologies International, Inc. Rear view mirror monitor
US7243945B2 (en) * 1992-05-05 2007-07-17 Automotive Technologies International, Inc. Weight measuring systems and methods for vehicles
US6689962B2 (en) 1995-06-07 2004-02-10 Automotive Technologies International, Inc Weight measuring system and method used with a spring system of a seat
US6733036B2 (en) * 1995-06-07 2004-05-11 Automotive Technologies International, Inc. Automotive electronic safety network
US6081757A (en) * 1995-06-07 2000-06-27 Automotive Technologies International, Inc. Seated-state detecting apparatus
US6397136B1 (en) 1997-02-06 2002-05-28 Automotive Technologies International Inc. System for determining the occupancy state of a seat in a vehicle
US6078854A (en) * 1995-06-07 2000-06-20 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for adjusting a vehicle component
US6958451B2 (en) * 1995-06-07 2005-10-25 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for measuring weight of an occupying item of a seat
US6442504B1 (en) 1995-06-07 2002-08-27 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for measuring weight of an object in a seat
US6242701B1 (en) 1995-06-07 2001-06-05 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for measuring weight of an occupying item of a seat
US6445988B1 (en) 1997-02-06 2002-09-03 Automotive Technologies International Inc. System for determining the occupancy state of a seat in a vehicle and controlling a component based thereon
US6792342B2 (en) * 1995-06-07 2004-09-14 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for controlling a vehicular component
US5943295A (en) * 1997-02-06 1999-08-24 Automotive Technologies International Inc. Method for identifying the presence and orientation of an object in a vehicle
US6784379B2 (en) 1995-06-07 2004-08-31 Automotive Technologies International, Inc. Arrangement for obtaining information about an occupying item of a seat
US6653577B2 (en) 1995-06-07 2003-11-25 Automotive Technologies Apparatus and method for measuring weight of an occupying item of a seat
US6833516B2 (en) 1995-06-07 2004-12-21 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for controlling a vehicular component
US5802479A (en) * 1994-09-23 1998-09-01 Advanced Safety Concepts, Inc. Motor vehicle occupant sensing systems
US9443358B2 (en) 1995-06-07 2016-09-13 Automotive Vehicular Sciences LLC Vehicle software upgrade techniques
US7527288B2 (en) * 1995-06-07 2009-05-05 Automotive Technologies International, Inc. Vehicle with crash sensor coupled to data bus
US6253134B1 (en) 1995-06-07 2001-06-26 Automotive Technologies International Inc. Apparatus and methods for ascertaining the identity of objects in a vehicle and adjusting a vehicle component based thereon
US8054203B2 (en) * 1995-06-07 2011-11-08 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for determining presence of objects in a vehicle
US7387183B2 (en) * 1995-06-07 2008-06-17 Automotive Technologies International, Inc. Weight measuring systems and methods for vehicles
US7650212B2 (en) 1995-06-07 2010-01-19 Automotive Technologies International, Inc. Pedal adjustment system and method
US20070135982A1 (en) 1995-06-07 2007-06-14 Automotive Technologies International, Inc. Methods for Sensing Weight of an Occupying Item in a Vehicular Seat
US6330501B1 (en) 1995-06-07 2001-12-11 Automotive Technologies International Inc. Methods for identifying and classifying objects in a vehicle and methods for adjusting a vehicle component incorporating the same
US7386372B2 (en) * 1995-06-07 2008-06-10 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for determining presence of objects in a vehicle
US7832762B2 (en) * 1995-06-07 2010-11-16 Automotive Technologies International, Inc. Vehicular bus including crash sensor or occupant protection system control module
US7774115B2 (en) * 1995-10-30 2010-08-10 Automotive Technologies International, Inc. Electronics-containing airbag module
US7580782B2 (en) * 1995-10-30 2009-08-25 Automotive Technologies International, Inc. Vehicular electronic system with crash sensors and occupant protection systems
US7744122B2 (en) 1995-12-12 2010-06-29 Automotive Technologies International, Inc. Driver side aspirated airbags
US6065773A (en) * 1996-01-19 2000-05-23 Klinger; Barney Gas pressure restraint, sensing and release systems
USRE37260E1 (en) * 1996-02-08 2001-07-03 Automotive Technologies International Inc. Method for identifying the presence and orientation of an object in a vehicle
US6452870B1 (en) 1996-02-08 2002-09-17 Automotive Technologies International, Inc. Methods for controlling deployment of an occupant restraint in a vehicle and determining whether the occupant is a child seat
DE19611073B4 (de) * 1996-03-21 2004-04-15 Conti Temic Microelectronic Gmbh Insassenschutzsystem für Fahrzeuge zur Personenbeförderung
US6275146B1 (en) 1996-04-23 2001-08-14 Philip W. Kithil Vehicle occupant sensing
DE19637108B4 (de) * 1996-09-12 2005-10-27 Adam Opel Ag Insassenschutzsystem für Kraftfahrzeuge sowie ein Verfahren zur kontinuierlichen Überwachung der Sitzposition des Insassen
US6027138A (en) * 1996-09-19 2000-02-22 Fuji Electric Co., Ltd. Control method for inflating air bag for an automobile
JP3766145B2 (ja) * 1996-10-16 2006-04-12 株式会社日本自動車部品総合研究所 車室内状況検出装置
US5871232A (en) * 1997-01-17 1999-02-16 Automotive Systems, Laboratory, Inc. Occupant position sensing system
US6290255B1 (en) 1997-03-07 2001-09-18 Automotive Systems Laboratory, Inc. Occupant detection system
JP3075209B2 (ja) 1997-04-01 2000-08-14 トヨタ自動車株式会社 助手席用エアバッグ制御システム
US6116640A (en) * 1997-04-01 2000-09-12 Fuji Electric Co., Ltd. Apparatus for detecting occupant's posture
US5927752A (en) * 1997-05-19 1999-07-27 Brandin; Boerje A. Apparatus and methods for determining seat occupant parameters prior to deployment of an automobile airbag
EP0996557B1 (en) * 1997-07-25 2012-10-31 Methode Electronics, Inc. Capacitive sensing in vehicles
DE19753802C2 (de) * 1997-12-04 2001-01-04 Mannesmann Vdo Ag Einrichtung zum Ansteuern von elektronischen Geräten in einem Kraftfahrzeug
US6311112B1 (en) * 1997-12-19 2001-10-30 Trw Inc. Occupant restraint system and method having smart process initiation control
US5899949A (en) * 1998-01-26 1999-05-04 Delco Electronics Corp. Deployment control method for distributed architecture supplemental inflatable restraint system
US5964816A (en) * 1998-01-26 1999-10-12 Delco Electronics Corp. Address communication method for a distributed architecture supplemental inflatable restraint system
US20050184496A1 (en) 2003-10-03 2005-08-25 Speckhart Frank H. Sensor pad for controlling airbag deployment and associated support
US6220627B1 (en) 1998-04-20 2001-04-24 Automotive Systems Lab Occupant detection system
WO1999054172A1 (en) * 1998-04-20 1999-10-28 Siemens Automotive Corporation A detection system for determining the proximity of an object relative to an airbag
US6302438B1 (en) 1998-04-21 2001-10-16 Automotive Systems Laboratory, Inc. Occupant detection system
US6318697B1 (en) * 1998-05-14 2001-11-20 Robert Bosch Corporation AOS sensor mirror mount assembly
JP4002343B2 (ja) * 1998-07-02 2007-10-31 日産自動車株式会社 乗員保護装置
US6212454B1 (en) 1998-07-23 2001-04-03 Trw Inc. Method and apparatus for disabling an actuatable restraint based on determined crash velocity and displacement
JP3409707B2 (ja) 1998-09-16 2003-05-26 トヨタ自動車株式会社 サイドエアバッグ装置
US6293584B1 (en) 1998-09-23 2001-09-25 Vehicle Safety Systems, Inc. Vehicle air bag minimum distance enforcement apparatus, method and system
US6820895B2 (en) 1998-09-23 2004-11-23 Vehicle Safety Systems, Inc. Vehicle air bag minimum distance enforcement apparatus, method and system
US6916040B1 (en) 1998-09-23 2005-07-12 Vehicle Safety Systems, Inc. Vehicle air bag minimum distance enforcement apparatus, method and system
JP4031122B2 (ja) 1998-09-30 2008-01-09 本田技研工業株式会社 差分画像を用いた被写体の検出装置
US10240935B2 (en) 1998-10-22 2019-03-26 American Vehicular Sciences Llc Vehicle software upgrade techniques
US6825765B2 (en) 1998-12-30 2004-11-30 Automotive Systems Laboratory, Inc. Occupant detection system
US6283504B1 (en) 1998-12-30 2001-09-04 Automotive Systems Laboratory, Inc. Occupant sensor
JP3678040B2 (ja) * 1999-02-02 2005-08-03 日産自動車株式会社 エアバッグ制御装置
WO2000050268A1 (en) 1999-02-24 2000-08-31 Siemens Automotive Corporation Vehicle occupant sensing system
US6794728B1 (en) 1999-02-24 2004-09-21 Advanced Safety Concepts, Inc. Capacitive sensors in vehicular environments
DE59905312D1 (de) 1999-02-25 2003-06-05 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen eines Positionsbildes eines Strahlung reflektierenden oder Strahlung streuenden Objekts oder einer Strahlung reflektierenden oder Strahlung streuenden Person
EP1031477B1 (de) 1999-02-25 2004-09-08 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zum Erfassen eines Objektes oder einer Person im Innenraum eines Fahrzeugs
US6431592B2 (en) * 1999-04-15 2002-08-13 Robert Bosch Corporation Linear ultrasound transducer array for an automotive occupancy sensor system
JP3364885B2 (ja) 1999-05-13 2003-01-08 アイシン精機株式会社 着座検出装置
GB2352860B (en) * 1999-08-02 2003-02-12 Autoliv Dev Improvements in or relating to a sensor system
DE10037220B4 (de) * 2000-07-31 2008-08-21 Volkswagen Ag Verfahren und Einrichtung zur situationsgerechten Ansteuerung
JP2002104119A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Nippon Plast Co Ltd 自動車のエアバッグ装置
JP4428845B2 (ja) * 2000-09-28 2010-03-10 日本プラスト株式会社 自動車のエアバッグ装置
JP3732398B2 (ja) * 2000-10-11 2006-01-05 三菱電機株式会社 乗員保護装置
US6563761B1 (en) 2000-11-02 2003-05-13 Trw Inc. Apparatus and method of vehicle occupant sensing using multiple ultrasonic frequencies
US6450845B1 (en) 2001-03-16 2002-09-17 Brunswick Corporation Passive occupant sensing system for a watercraft
JP2004020247A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Mitsubishi Electric Corp 乗員検出装置
DE102004032732B4 (de) * 2004-07-07 2009-12-03 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Airbagauslöseelektronik für Fahrzeuge
JP4254787B2 (ja) * 2006-02-09 2009-04-15 マツダ株式会社 車両用エアバッグシステム
US7856883B2 (en) * 2008-03-24 2010-12-28 Industrial Technology Research Institute Capacitive ultrasonic sensors and display devices using the same
JP5561675B2 (ja) * 2010-06-29 2014-07-30 株式会社フジクラ 乗員姿勢検知装置
US9855908B2 (en) * 2016-01-12 2018-01-02 Tesla, Inc. Load limiter configuration using multidimensional model
DE102016210925A1 (de) * 2016-06-20 2017-12-21 Robert Bosch Gmbh System und Verfahren zur Innenraumsensierung in einem Fahrzeug
US10328966B2 (en) * 2017-06-12 2019-06-25 Steering Solutions Ip Holding Corporation Steering column adjustment assembly
DE102020101740A1 (de) 2020-01-24 2021-07-29 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug mit wenigstens einer Rückhalteeinrichtung

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01130857A (ja) * 1987-11-18 1989-05-23 Nkk Corp 連続鋳造用ストッパ
JP2700232B2 (ja) * 1988-11-30 1998-01-19 三田工業株式会社 画像処理装置
US4886295A (en) * 1988-12-05 1989-12-12 General Motors Corporation Vehicle occupant protection system
JP2923650B2 (ja) * 1989-05-02 1999-07-26 マツダ株式会社 自動車のエアバック装置
US5071160A (en) * 1989-10-02 1991-12-10 Automotive Systems Laboratory, Inc. Passenger out-of-position sensor
DE4005598C2 (de) * 1990-02-22 2000-06-15 Bosch Gmbh Robert Schutzverfahren für Fahrzeuginsassen und Einrichtung zur Durchführung des Verfahrens
JPH03248946A (ja) * 1990-02-28 1991-11-06 Suzuki Motor Corp 車両のエアバッグ装置
JP2605922B2 (ja) * 1990-04-18 1997-04-30 日産自動車株式会社 車両用安全装置
DE4016610A1 (de) * 1990-05-23 1991-11-28 Audi Ag Sicherheitseinrichtung an einem kraftfahrzeug mit einem aufblasbaren gaskissen
US5232243A (en) * 1991-04-09 1993-08-03 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Occupant sensing apparatus
JPH061012A (ja) * 1992-06-18 1994-01-11 Seiko Epson Corp プラテンローラ
JPH0624286A (ja) * 1992-07-10 1994-02-01 Nissan Motor Co Ltd エアバッグ装置
US5330226A (en) * 1992-12-04 1994-07-19 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Method and apparatus for detecting an out of position occupant
JPH09501120A (ja) * 1993-03-31 1997-02-04 オートモーティブ・テクノロジーズ・インターナショナル・インク 車両内乗員の位置・速度センサ
US5366241A (en) * 1993-09-30 1994-11-22 Kithil Philip W Automobile air bag system
US5413378A (en) * 1993-12-02 1995-05-09 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Method and apparatus for controlling an actuatable restraining device in response to discrete control zones
US5528698A (en) * 1995-03-27 1996-06-18 Rockwell International Corporation Automotive occupant sensing device
US5531472A (en) * 1995-05-01 1996-07-02 Trw Vehicle Safety Systems, Inc. Apparatus and method for controlling an occupant restraint system

Also Published As

Publication number Publication date
DE69616624D1 (de) 2001-12-13
EP0734921A2 (en) 1996-10-02
JPH08268220A (ja) 1996-10-15
US5702123A (en) 1997-12-30
EP0734921A3 (en) 1996-10-30
DE69616624T2 (de) 2002-08-01
EP0734921B1 (en) 2001-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2973863B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置
EP0738633B1 (en) Operation judgement system for an occupant protection device for a front passenger seat
US5964478A (en) Electric field sensing air bag danger zone sensor
EP1568545B1 (en) Twin airbag apparatus
US5893582A (en) Airbag deployment control system
US6196579B1 (en) Rear impact occupant protection system
JPH0858522A (ja) 乗物の搭乗者拘束装置の作動を防止する装置
KR100322160B1 (ko) 자동차 안전 수단용 제어 장치
JPH05208647A (ja) 自動車の前席乗員用保護装置
JPH0930368A (ja) 歩行者保護用エアバッグ装置
JP2007519560A (ja) 自動車の乗員拘束システム
US20040024507A1 (en) Vehicle restraint system for dynamically classifying an occupant and method of using same
US7455318B2 (en) Occupant restraint system
JP3013676B2 (ja) 側面衝突用エアバッグ装置
US20040135354A1 (en) Occupant protection apparatus for vehicle
JP3368721B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP3003484B2 (ja) 車両衝突検知装置
JP2008519720A (ja) 乗員拘束装置を有する自動車
JP3562208B2 (ja) 助手席乗員保護装置
JPH1044921A (ja) 乗員検知装置
JP3319293B2 (ja) 助手席用エアバッグ制御装置
JP2846960B2 (ja) 助手席用乗員保護装置の作動判断システム
JPH09156461A (ja) 自動車用エアバッグ作動制御装置
KR20240058581A (ko) 차량용 에어백장치 및 이의 작동 제어방법
JPH08216824A (ja) エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070903

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees