JPH08216824A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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Publication number
JPH08216824A
JPH08216824A JP7028259A JP2825995A JPH08216824A JP H08216824 A JPH08216824 A JP H08216824A JP 7028259 A JP7028259 A JP 7028259A JP 2825995 A JP2825995 A JP 2825995A JP H08216824 A JPH08216824 A JP H08216824A
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JP
Japan
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seat
occupant
seat back
airbag
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP7028259A
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English (en)
Inventor
Kiyokazu Otaki
清和 大滝
Tamotsu Horiba
保 堀場
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートに置かれた荷物とシートに着座してい
る乗員とを確実に判別する。 【構成】 コントロール回路40にはシート位置センサ
66、シートバック角度センサ68及び超音波センサ4
4が接続されており、この超音波センサ44はインスト
ルメントパネル18の上部に、検知方向をシートバック
14B方向へ向けて配置されている。コントロール回路
40は、シート位置センサ66の検出値とシートバック
角度センサ68の検出値とから超音波センサ44とシー
トバック14Bとの距離を算出するとともにこの算出値
と超音波センサ44を用いて測定した測定値との差によ
って助手席14上の乗員54の有無を判定し、エアバッ
グ装置18の作動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアバッグ装置に係り、
特に自動車等の車両のシート前方に装備されるエアバッ
グ装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、車両緊急時に助手席又は後部座席に
着座した乗員を保護するためエアバッグ装置を搭載した
車両があり、その一例が特開平2−38164号公報に
記載されている。
【0003】図5に示される如く、このエアバッグ装置
では、シート70に設けた、スライド位置検出センサ7
2、リクライニング角度センサ74及び、圧力センサ7
6及びルーフランプ77内に設けた体格検出センサ78
によって、乗員の着座状態及び体格を検出し、乗員の着
座状態及び体格に応じて、サーボモータによって、エア
バッグ装置80の向きを変え、展開したエアバッグ袋体
が乗員に対して所定の相対関係となるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエアバッグ装置においては、シート70上の乗員と
荷物との判別が難しく、シート70上に荷物が置いてあ
る場合には、エアバッグ袋体を展開する必要がないが、
実際にはエアバッグ袋体が展開する可能性がある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、シートに置か
れた荷物とシートに着座している乗員とを確実に判別で
きるエアバッグ装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
のエアバッグ装置は、シートの車両前後方向の位置を検
出するシート位置検出手段と、シートバックの傾斜角度
を検出するシートバック角度検出手段と、シートの車両
前方に検知方向をシートバック方向へ向けて配置され乗
員或いはシートバックまでの距離を測定する距離測定手
段と、前記シート位置検出手段の検出値と前記シートバ
ック角度検出手段の検出値とから前記距離測定手段とシ
ートバックとの距離を算出するとともにこの算出値と前
記距離測定手段を用いて測定した測定値との差によって
シート上の乗員の有無を判定する乗員有無判定手段と、
この乗員有無判定手段の判定結果に基づいてエアバッグ
袋体の展開を制御するエアバッグ袋体展開制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0007】また、請求項2に記載の本発明は、請求項
1に記載のエアバッグ装置において、前記乗員有無判定
手段は前記距離測定手段を用いて測定した測定値の変化
によってシート上の乗員と荷物とを判別することを特徴
としている。
【0008】また、請求項3に記載の本発明は、請求項
1に記載のエアバッグ装置において、前記エアバッグ袋
体展開制御手段は前記乗員有無判定手段によって算出し
た前記差によってエアバッグ袋体の展開の有無、タイミ
ング、速度、最大容量のうちの少なくとも一つを制御す
ることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明のエアバッグ装置によ
れば、乗員有無判定手段は、シート位置検出手段の検出
値とシートバック角度検出手段の検出値とから距離測定
手段とシートバックとの距離を算出する。また、乗員有
無判定手段は、この算出値と距離測定手段を用いて測定
した乗員或いはシートバックまでの距離との差によっ
て、例えば差が乗員の胸部の厚さに近い場合には、シー
ト上に乗員が存在すると判断する。この結果、エアバッ
グ袋体展開制御手段は乗員有無判定手段がシート上に乗
員が存在すると判断した場合のみ、エアバッグ装置を作
動させる。
【0010】また、請求項2に記載の本発明のエアバッ
グ装置によれば、シート上に乗員が着座している場合に
は、乗員の胸部は、呼吸または動作によって拡縮する。
このため、距離測定手段によって測定している測定値
は、乗員の呼吸または動作に合せて変化する。乗員有無
判定手段は、この測定値の変化によってシートに置かれ
た荷物とシートに着座している乗員とを確実に判別す
る。
【0011】また、請求項3に記載の本発明のエアバッ
グ装置によれば、例えば、シート上に着座している乗員
の胸部の厚さが厚い場合には、体格が良い、体重が重い
乗員と判断して、例えば、エアバッグ袋体の展開タイミ
ング、速度を早めるとともに、エアバッグ袋体の展開容
量を大きくして、乗員への衝撃を低減する。また、シー
ト上に着座している乗員が、上半身を前方へ曲げている
場合には、距離測定手段によって測定している測定値が
大幅に小さくなるため、この様な場合には、エアバッグ
袋体の展開を禁止する。
【0012】
【実施例】本発明のエアバッグ装置の一実施例について
図1〜図4に従って説明する。
【0013】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を示す。図3に示される如く、本
実施例の車両10では車室内12の助手席14の車両前
方に、インストルメントパネル16が配置されている。
このインストルメントパネル16の裏側には助手席用エ
アバッグ装置18が装着されている。この助手席用エア
バッグ装置18は車幅方向に長手状とされており、イン
ストルメントパネル16の助手席用エアバッグ装置18
と対向する部分は車幅方向に長手状とされた矩形状のエ
アバッグカバー部20とされている。
【0014】図1に示される如く、助手席用エアバッグ
装置18のケース22の車幅方向から見た断面形状は、
略U字状とされており、ケース22には車両後方斜め上
方に向けて開口部24が形成されている。この開口部2
4の内周部にはエアバッグ袋体26の開口縁部が固定さ
れている。
【0015】ケース22内の底部22A近傍には、円筒
状のインフレータ34が車幅方向に沿って配設されてい
る。このインフレータ34にはガス発生物質が充填さ
れ、ガス発生物質には着火手段が設けられている。従っ
て、ガス発生物質は着火手段を介して着火されて燃焼を
開始し、燃焼して発生したガスによって、ケース22の
開口部24近傍に折り畳まれた状態で収納されたエアバ
ッグ袋体26が膨出し、インストルメントパネル16の
エアバッグカバー部20を破って車室内へ展開するよう
になっている。
【0016】インフレータ34は、エアバッグ袋体展開
制御手段であり、且つ乗員有無判定手段であるコントロ
ール回路40に接続されている。このコントロール回路
40はインストルメントパネル16の裏側下部に配設さ
れており、このコントロール回路40には、加速度セン
サ41が接続されている。この加速度センサ41は車両
10が所定値以上の急減速を行った場合に、コントロー
ル回路40にインフレータ作動信号を出力するようにな
っている。
【0017】また、コントロール回路40には、距離測
定手段としての超音波センサ44が接続されており、こ
の超音波センサ44はインストルメントパネル18の上
部に、検知方向をシートバック14B方向へ向けて配置
されている。この超音波センサ44はコントロール回路
40の指示に基づき超音波を送信し、その反射波を受信
してコントロール回路40に入力している。
【0018】センターピラー46の下部には、シートベ
ルトリトラクタ48が配設されおり、シートベルト50
が引き出し、巻き取り可能に収容されている。このシー
トベルトリトラクタ48は、自動ロック式巻取状態(A
LR)と緊急ロック式巻取状態(ELR)とへ切り換え
可能とされおり、助手席14に乗員54が着座いている
場合にはELRに切り換わり、図2に示される如く助手
席14に、子供15を保持するためのチャイルドシート
56がシートベルト50によって固定されている場合に
はALRに切り換わる。また、シートベルトリトラクタ
48は、ALRとELRとの切り換えに連動した巻取状
態検出スイッチ52を備えている。この巻取状態検出ス
イッチ52は、コントロール回路40に接続されてお
り、シートベルトリトラクタ48が、ALRとELRと
の何方の状態にあるかをコントロール回路40に入力し
ている。
【0019】図1に示される如く、シートベルト50の
バックル58には、シートベルトスイッチ59が設けら
れており、バックル58にタングプレート60が係合す
るとオンするようになっている。また、シートベルトス
イッチ59は、コントロール回路40に接続されてお
り、バックル58にタングプレート60が係合している
か否かをコントロール回路40に入力している。
【0020】シートクッション14Aの下部に車両前後
方向に沿って配置されたシートレール64には、シート
位置検出手段としてのポテンションメータ等から成るシ
ート位置センサ66が配設されており、シート14の車
両前後方向の位置を検出するようになっている。また、
シートバック14Bには、シートバック角度検出手段と
してのポテンションメータ等から成るシートバック角度
センサ68が配設されており、シートバック14Bの傾
斜角度を検出するようになっている。なお、シート位置
センサ66及びシートバック角度センサ68は夫々、コ
ントロール回路40に接続されており、各検出値がコン
トロール回路40に入力されるようになっている。
【0021】次に、本実施例の作用を図4のフローチャ
ートに従って説明する。図4のフローチャートに示され
る如く、本実施例のエアバッグ装置によれば、コントロ
ール回路40はステップ(以下Sとする)100におい
て、自己診断を行い、S102において初期化を行う。
続くS104では、とりあえずエアバッグ袋体を展開禁
止とし、S106において、助手席14上のチャイルド
シート56を検出する。即ち、巻取状態検出スイッチ5
2の出力信号に基づきシートベルトリトラクタ48が、
ALRとELRとの何方の状態にあるかを読み込む。
【0022】続く、S108において、助手席14上に
チャイルドシート56が装着されているか否かの判定を
する。巻取状態検出スイッチ52によって、シートベル
トリトラクタ48がALRであることが検出されると、
S108において、チャイルドシート56がシートベル
ト50によって固定されていると判定し、S104に移
る。
【0023】一方、S108において、チャイルドシー
ト56がシートベルト50によって固定されていないと
判定すると、S110において、距離測定1を行う。こ
の距離測定1は、シート位置センサ66及びシートバッ
ク角度センサ68の双方の検出値に基づいて、超音波セ
ンサ44とシートバック14Bとの距離(図1のL1)
を算出する。
【0024】次に、S112において、距離測定2を行
う。この距離測定2は、超音波センサ44からシートバ
ック14B方向へ超音波を送信し、その反射波を受信し
て、送信時間と受信時間とから乗員54までの距離(図
1のL2)を測定する。なお、乗員54がいない場合に
は、シートバック14Bまでの距離を測定する。
【0025】次に、S112において、距離測定1の結
果と距離測定2の結果とを比較して、その差(L=L1
−L2)が所定値範囲、ここでは、乗員54の胸部厚さ
に対応する範囲内に有るかを判定する。
【0026】S112において、距離測定1の結果と距
離測定2の結果との差(L=L1−L2)が所定値範囲
にないと判定した場合、例えば、差Lが所定値範囲より
小さいと判定された場合には、助手席14上に乗員がい
ないと判定する。また、差Lが所定値範囲より大きい場
合には、助手席14上の乗員54が上半身を前方へ曲げ
ており、乗員54が上半身が助手席用エアバッグ装置1
8に極めて近い位置にあると判定する。これらの場合に
は、S104に移る。
【0027】S112において、距離測定1の結果と距
離測定2の結果との差(L=L1−L2)が所定値範囲
にあると判定された場合には、S116において、差L
の大きさに応じてエアバッグ袋体26の展開条件を決定
する。例えば、乗員54の胸部の厚さが厚い場合には、
体格が良い、体重が重い乗員と判断して、エアバッグ袋
体26の展開タイミング、速度を早めるとともに、エア
バッグ袋体26の展開容量を大きくして、乗員54への
衝撃を低減する。
【0028】続く、S118において、シートベルトス
イッチ59のオンオフ状態を検出し、その状態を読み込
み、S120において、シートベルトスイッチ59がオ
ンしているか否か、即ち、シートベルト50を装着して
いるか否かの判定を行う。
【0029】S120において、シートベルトスイッチ
59がオフしている、即ち、シートベルト50が装着状
態にないと判定されると、S122において、経時的に
距離測定2の結果L2の変化をモニタする。なお、必要
に応じて移動平均等で平坦化し、距離変化をモニタす
る。
【0030】続く、S124において、距離測定2の結
果L2に変化があるか否かを判定し、変化がある場合、
即ち、シート14上に乗員54が着座している場合に
は、乗員の胸部は、乗員が睡眠中でも呼吸によって拡縮
する。このため、距離測定2の結果L2は、乗員54の
呼吸に合せて変化する。この場合には、S126におい
て、エアバッグ袋体を展開可能とし、乗員有無判定手段
は、この測定値の変化によってシートに置かれた荷物と
シートに着座している乗員とを確実に判別する。
【0031】一方、S120において、シートベルトス
イッチ59がオンしている、即ち、シートベルト50が
装着状態にあると判定されると、S126へ移る。ま
た、S124において、距離測定2の結果L2に変化が
ない場合、即ち、シート14上に乗員54が着座してな
い場合には、S104へ移る。
【0032】従って、本実施例のエアバッグ装置では、
助手席14上にチャイルドシート56が装着されている
場合、助手席14上の乗員54が、上半身を前方へ曲げ
ている場合、助手席14上の乗員54がいない場合に
は、減速度が作用してもインフレータ34が作動しない
ため、乗員54を保護することができるとともに、事故
後、助手席用エアバッグ装置を交換する可能性を低く
し、修理コストを低減できる。
【0033】また、助手席14に着座している乗員54
の体格に応じて、例えば、シート上に着座している乗員
54の胸部の厚さが厚い場合には、体格が良い、体重が
重い乗員と判断して、例えば、エアバッグ袋体26の展
開タイミング、速度を早めるとともに、エアバッグ袋体
26の展開容量を大きくして、乗員54への衝撃を低減
することができる。
【0034】なお、本実施例では、距離測定手段として
の超音波センサ44を使用したが、超音波センサ44に
代えて感熱式以外の赤外線センサ等の他の距離検出セン
サを使用しても良い。
【0035】また、本実施例では、本発明を助手席に使
用した例について説明したが、本発明は後席に使用して
も良い。また、距離測定位置は胸部でなくても良い。ま
た、精度が要求されない場合には、シート位置検出及び
シートバック角度検出を省いた構成としても良い。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明のエアバッグ装
置は、シートの車両前後方向の位置を検出するシート位
置検出手段と、シートバックの傾斜角度を検出するシー
トバック角度検出手段と、シートの車両前方に検知方向
をシートバック方向へ向けて配置され乗員或いはシート
バックまでの距離を測定する距離測定手段と、シート位
置検出手段の検出値とシートバック角度検出手段の検出
値とから距離測定手段とシートバックとの距離を算出す
るとともにこの算出値と距離測定手段を用いて測定した
測定値との差によってシート上の乗員の有無を判定する
乗員有無判定手段と、この乗員有無判定手段の判定結果
に基づいてエアバッグ袋体の展開を制御するエアバッグ
袋体展開制御手段と、を備えた構成としたので、シート
に置かれた荷物とシートに着座している乗員とを確実に
判別できるという優れた効果を有する。
【0037】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載のエアバッグ装置において、乗員有無判定手段は距離
測定手段を用いて測定した測定値の変化によってシート
上の乗員と荷物とを判別するので、シートに置かれた荷
物とシートに着座している乗員とを確実に判別できると
いう優れた効果を有する。
【0038】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載のエアバッグ装置において、エアバッグ袋体展開制御
手段は乗員有無判定手段によって算出した差によってエ
アバッグ袋体の展開の有無、タイミング、速度、最大容
量のうちの少なくとも一つを制御するので、シートに置
かれた荷物とシートに着座している乗員とを確実に判別
できるとともに、乗員の体格及び状態に合せてエアバッ
グ袋体の展開を制御できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のエアバッグ装置を示す概略
側面図である。
【図2】本発明の一実施例のエアバッグ装置が適用され
た助手席用シート上にチャイルドシートを装着した状態
を示す概略側面図である。
【図3】本発明の一実施例のエアバッグ装置が適用され
たインストルメントパネルを示す車両斜め後方から見た
斜視図である。
【図4】本発明の一実施例のエアバッグ装置の制御ルー
チンを示すフローチャートである。
【図5】従来例の助手席用エアバッグ装置を示す概略側
面図である。
【符号の説明】
14 助手席 16 インストルメントパネル 18 助手席用エアバッグ装置 26 エアバッグ袋体 34 インフレータ 40 コントロール回路(エアバッグ袋体展開制御手
段、乗員有無判定手段) 41 加速度センサ 44 超音波センサ(距離測定手段) 54 乗員 66 シート位置センサ(シート位置検出手段) 68 シートバック角度センサ(シートバック角度検
出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの車両前後方向の位置を検出する
    シート位置検出手段と、シートバックの傾斜角度を検出
    するシートバック角度検出手段と、シートの車両前方に
    検知方向をシートバック方向へ向けて配置され乗員或い
    はシートバックまでの距離を測定する距離測定手段と、
    前記シート位置検出手段の検出値と前記シートバック角
    度検出手段の検出値とから前記距離測定手段とシートバ
    ックとの距離を算出するとともにこの算出値と前記距離
    測定手段を用いて測定した測定値との差によってシート
    上の乗員の有無を判定する乗員有無判定手段と、この乗
    員有無判定手段の判定結果に基づいてエアバッグ袋体の
    展開を制御するエアバッグ袋体展開制御手段と、を備え
    たことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記乗員有無判定手段は前記距離測定手
    段を用いて測定した測定値の変化によってシート上の乗
    員と荷物とを判別することを特徴とする請求項1記載の
    エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記エアバッグ袋体展開制御手段は前記
    乗員有無判定手段によって算出した前記差によってエア
    バッグ袋体の展開の有無、タイミング、速度、最大容量
    のうちの少なくとも一つを制御することを特徴とする請
    求項1記載のエアバッグ装置。
JP7028259A 1995-02-16 1995-02-16 エアバッグ装置 Pending JPH08216824A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7028259A JPH08216824A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 エアバッグ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002255011A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Fujikura Ltd 乗員検知システム及び乗員保護システム
KR20220056422A (ko) * 2020-10-28 2022-05-06 주식회사 서연이화 차량용 시트 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002255011A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Fujikura Ltd 乗員検知システム及び乗員保護システム
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