JP3073730B1 - 同期制御装置 - Google Patents

同期制御装置

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JP3073730B1
JP3073730B1 JP11048621A JP4862199A JP3073730B1 JP 3073730 B1 JP3073730 B1 JP 3073730B1 JP 11048621 A JP11048621 A JP 11048621A JP 4862199 A JP4862199 A JP 4862199A JP 3073730 B1 JP3073730 B1 JP 3073730B1
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則之 芝
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Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P5/00Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
    • H02P5/74Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors controlling two or more ac dynamo-electric motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P5/00Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors

Abstract

【要約】 【課題】 速度指令による主制御ループと周波数偏差に
よる補正ループの時間的な遅延を解消し高精度な同期制
御を実現すること。 【解決手段】 マスターセクションの集中制御装置Cm
に速度設定に比例した周波数を入力とする位相検出器P
mを設け、位相検出器Pmにより得られる回転位相信号
をスレーブセクションに送出する。スレーブセクション
制御装置Cs1,Cs2は、回転位相信号を受信し、同
一時刻におけるマスター速度設定信号とマスター位相設
定信号の両方を検出する。また、制御装置Cs1,Cs
2は電動機Ds1,Ds2のロータリーエンコーダーR
s1,Rs2の出力より同一時刻における速度フィード
バック信号と位相フィードバック信号を得る。そして、
マスター位相設定信号と位相フィードバック信号の位相
偏差と、マスター速度設定信号、速度フィードバック信
号に基づき、電動機の同期制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置、樹脂や
金属の加工装置、輪転印刷機などにおいて、複数の電動
機により駆動される機械軸の位相を相互に電気的に精度
よく同期して駆動する同期制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電動機もしくは該電動機により駆
動される機械軸を電気的に相互の位相を一定に保持して
同期制御を行うとき、同期制御を行う複数の電動機の共
通の速度指令を主設定とし、これに速度指令に対応した
基準の周波数信号と該電動機に付属するロータリーエン
コーダーの周波数信号の偏差を検出し補正とするのが常
であった。しかし、かような従来の方法では速度指令に
よる主制御ループと周波数偏差による補正ループは信号
形態や検出方法は別々に構成され、速度指令による主制
御ループと周波数偏差による補正ループに時間的な遅延
が発生し、高精度な同期制御が極めて困難であった。
【0003】図7は従来の複数の電動機の同期制御装置
の構成を示す図であり、図7は説明を簡単にするため複
数の電動機の同期制御において2台の電動機の例を示
す。図7において、Cmはマスターセクションである集
中制御装置であり、集中制御装置Cmにおいて、Smは
速度設定器、Tmは該速度設定器Smによる速度設定信
号を送出する通信インターフェイスであり、速度設定信
号は、通信線路1を介してスレーブセクションに送出さ
れる。Fmは前記速度設定器Smから出力される速度設
定信号を入力とし、速度設定入力に比例した周波数の信
号(以下周波数信号という)を発生する周波数信号発生
器で、この出力は信号線路2を介してスレーブセクショ
ンに送出される。なお、以下の説明では、デジタル信号
をシリアル信号に変換して伝送する線路を通信線路とよ
び、パルス信号をそのまま伝送する線路を信号線路とい
う。また、Cs1、Cs2はスレーブセクションの制御
装置、As1、As2はスレーブセクションの電動機の
駆動装置、Ds1、Ds2はスレーブセクションの電動
機、Rs1、Rs2は該電動機に付属するロータリーエ
ンコーダー、Gs1、Gs2は伝達装置、Ks1、Ks
2は前記電動機により駆動されるスレーブセクションの
機械軸である。
【0004】スレーブセクションの制御装置Cs1とC
s2は同じように構成されており、以下の説明では、主
としてスレーブセクションCs1について説明するが、
スレーブセクションCs2についても同様である。図7
において、11は通信インターフェイスであり、マスタ
ーセクションの通信インターフェイスTmから送出され
た速度設定信号を受信し、マスター速度設定信号とし
て、速度指令格納手段12に格納する。15はスレーブ
セクションのロータリーエンコーダーRs1が出力する
周波数信号からフィードバック速度を検出する速度フィ
ードバック信号検出器である。13は周波数偏差カウン
ターであり、前記マスターセクションの周波数発生器F
mからの周波数信号をアップカウントし、スレーブセク
ションのロータリーエンコーダーRs1からの周波数信
号をダウンカウントすることにより偏差を検出する。
【0005】この周波数偏差カウンター13の出力は比
例積分アンプ14(以下、PIアンプという)を経て、
前記速度指令格納手段12が出力するマスター速度設定
信号に補正信号として加減算され、さらに速度フィード
バック検出器が出力する速度フィードバック信号と演算
され駆動装置As1に送られる。すなわち、周波数偏差
カウンター13の出力(周波数信号の偏差)に基づきマ
スター速度設定信号を補正し、該補正された速度設定信
号と速度フィードバック信号との偏差に基づき電動機D
s1,Ds2を制御し、スレーブセクションCs1.C
s2の電動機Ds1,Ds2の速度と位相を制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の方法ではスレーブセクションの同期制御において、
速度指令による主制御ループと周波数偏差による補正ル
ープが信号形態が異なり検出方法も異なるため、時間的
な遅延が避けられず高精度な同期制御が極めて困難であ
った。図8でこれをさら説明する。図8において、1
は、図7のマスターセクションCmの通信インターフェ
イスTmから送出され、スレーブセクションの制御装置
に設置された通信インターフェイス11で受信、検出さ
れ、速度指令格納手段12に格納される速度信号(速度
設定信号)である。また、同図の2は、図1のマスター
セクションCmの周波数発生器Fmから送出され、スレ
ーブセクションの制御装置に設置された周波数偏差カウ
ンター13に入力される周波数信号である。
【0007】図8に模擬的に示すように速度信号1と周
波数信号2は信号の形態が違うとともに、検出方法も異
なるため、本来は重なるべきところが時間的に遅延が発
生する。さらに、図8において時刻t1、t2,t3…
は、スレーブセクションにおいて同期制御処理をするタ
イミングを示すものであり、時刻t2において速度信号
1のA点に対して周波数信号2は本来A’点が対応する
ものであるが、速度信号1と周波数信号2は、その生成
の方法、伝達経路の相違により時間的な遅延が避けられ
ず、周波数信号2はB点の値が制御に使用されることと
なる。すなわち図2のΔF分が同期制御の誤差として同
期制御ループに入り込み、これにより高精度な同期制御
を困難としていた。
【0008】本発明は上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、複数の電動機の同期制御において速度と位相を同
一の信号より常時同時に検出することにより、前記の時
間的な遅延を解消し高精度な同期制御を実現することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のようにし
て前記課題を解決する。複数の電動機の同期制御におい
て、マスターセクションである集中制御装置に速度設定
に比例した周波数を入力とし、スレーブセクションのZ
相付きインクリメンタル方式のロータリーエンコーダー
の一回転に相当するパルス数をカウントしたときクリア
される位相検出器と、該位相検出器より得られるマスタ
ー位相設定信号をサンプリングし、伝送路を介してスレ
ーブセクションに送出する通信インタフェースを設け
。また、スレーブセクションに、上記マスターセクシ
ョンから送られるマスター位相設定信号を受信する通信
インタフェースと、上記受信されたマスター位相設定信
号の変化分を求め、該変化分から速度設定信号を求める
速度設定演算手段と、上記スレーブセクションに設けら
れた位相検出器のオーバフロー回数を記憶する手段を設
ける
【0010】さらに、スレーブセクションに、スレーブ
セクションの電動機に付属したロータリーエンコーダ
ー、もしくは、該電動機により駆動される機械軸に連結
したZ相付きインクリメンタル方式のロータリーエンコ
ーダーの出力をカウントし、スレーブセクションの上記
ロータリーエンコーダーの一回転に相当するパルス数を
カウントしたときクリアされる位相検出器と、上記位相
検出器が出力する位相信号の変化分から速度フィードバ
ック信号を求める速度設定演算手段と、上記スレーブセ
クションに設けられた位相検出器のオーバフロー回数を
記憶する手段と、上記マスターセクションに設けられた
位相検出器と、上記スレーブセクションに設けられた位
相検出器のオーバーフロー回数の差と、マスター位相設
定信号と上記位相検出器のカウント値の差に基づき位相
偏差を常時検出する位相偏差検出手段を設ける。そし
て、上記位相偏差検出手段より検出された位相偏差と、
マスター速度設定信号および速度フィードバック信号に
基づき、スレーブセクションの電動機もしくは該電動機
により駆動される機械軸の同期制御を行う。
【0011】上記のように構成した同期制御装置のスレ
ーブセクションにおいては、マスターセクションから送
出される同一時刻の同一の回転位相より速度設定信号と
位相設定信号を得ることができるので、極めて精度の高
い同期制御を実現することができる。なお、上記におい
てマスターセクションである集中制御装置から送出する
信号を回転位相信号としたが、ロータリーエンコーダー
の機能を電子的に構成した手段から送出される周波数信
号を用いたり、マスターセクションに設けられた電動機
に付属したロータリーエンコーダー、もしくは、該電動
機により駆動される機械軸に連結したロータリーエンコ
ーダーから出力される周波数信号を用いてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施形
態を説明する。図1、図4、図5、図6は本発明による
実施例の同期制御装置の構成を示す図、図2はマスター
セクションにおける処理を説明する図、図3は図1の具
体的構成例を示す図である。なお、図1、図5、図6は
本発明による複数の電動機の同期制御を簡単に説明する
ため、マスターセクションと二台のスレーブセクション
の例を示しており、従来例を示す図7と重複する個所は
同一の記号を付している。
【0013】図1において、Cmはマスターセクション
である集中制御装置、Cs1、Cs2はスレーブセクシ
ョンの制御装置、As1、As2はスレーブセクション
の電動機の駆動装置、Ds1、Ds2はスレーブセクシ
ョンの電動機、Rs1、Rs2は該電動機に付属するZ
相付きインクリメンタル方式のロータリーエンコーダー
(以下ロータリーエンコーダーという)である。さらに
Gs1、Gs2は伝達装置、Ks1、Ks2は前記電動
機Ds1、Ds2によりGs1、Gs2を介して駆動さ
れる回転する機械軸である。ここで、図1の実施例で
は、ロータリーエンコーダーが電動機に付属している場
合について示したが、伝達装置を介して電動機に連結さ
れた機械軸にロータリーエンコーダーを連結してもよ
い。
【0014】次に図1のマスターセクションである集中
制御装置Cmの構成について説明する。集中制御装置C
mにおいてSmは速度設定器であり、この出力は周波数
発生器Fmに送られる。該周波数発生器Fmは速度設定
入力に比例した周波数の信号を発生し、さらにこの周波
数信号は位相検出器Pmに入力される。該位相検出器P
mは積算カウンターの機能を有しスレーブセクションの
ロータリーエンコーダーの一回転に相当するパルス数を
カウントしたときオーバーフローし、クリアされる。該
積算カウンターのカウント値は、所定の時間間隔ΔTで
サンプリングされ、位相検出器Pmは位相信号に相当し
た信号を出力する。この位相信号は、通信インターフェ
イスTmにより通信線路1’を介してスレーブセクショ
ンCs1へ送出される。
【0015】上記速度設定器Sm、周波数発生器Fm、
位相検出器Pm、通信インターフェイスTmの作用につ
いて図2によりさらに説明する。速度設定器Smの指令
により周波数発生器Fmは速度設定値に比例した周波数
の信号を発生し、その出力周波数は図2−アに示す如き
変化する。周波数発生器Fmが出力する周波数信号は、
位相検出器Pmの積算カウンターでカウントされ、該積
算カウンターのカウント値は、図2−イに示すように変
化する。ここで、位相検出器Pmの積算カウンターは、
周波数発生器Fmが出力する周波数のパルスを積算し、
スレーブセクションのロータリーエンコーダーの1回転
に相当するパルス数をカウントしたときオーバーフロー
しクリアされので、そのカウント値は、位相信号に相当
した値となる。
【0016】通信インターフェイスTmは、上記位相検
出器Pmの積算カウンターのカウント値を時間t1,t
2,…(時間間隔ΔT)のタイミング(図2−イの黒丸
の時点)でサンプリングし、図2−ウに示す位相検出器
Pmの積算カウンターのカウント値をシリアル信号に変
換し、周期的に高速に全スレーブセクションへ送出す
る。なお、該通信インターフェイスTmが位相信号を送
出する周期(=ΔT)は、実用的には0.2msec以
下の短い周期であり、例えば、上記ロータリーエンコー
ダーの回転数が2400rpmであるとすると1回転の
時間は25msであるから、1回転当たり125個の位
相信号が送出されることとなる(図2では、わかりやす
くするため、1回転当たりの位相信号の個数を略3とし
ている)。
【0017】次に図1のスレーブセクションの制御装置
Cs1、Cs2について説明する。スレーブセクション
の制御装置Cs1、Cs2において、21は通信インタ
ーフェイス、22は速度設定演算器、23は位相設定検
出器である。また、24はロータリーエンコーダーRs
1,Rs2からの位相信号を受信する位相信号受信器、
25は速度フィードバック信号検出器、26は位相フィ
ードバック信号検出器、27は位相偏差演算器、28は
PIアンプである。
【0018】図1の通信インターフェイス21は前記マ
スターセクションの通信インターフェイスTmから送出
されるシリアル信号を所定のタイミングで受信し、図2
−ウに示したマスター位相設定信号を復元する。また、
速度設定演算器22は、上記通信インターフェイス21
が出力する位相設定信号からマスター速度設定信号を演
算する。位相設定検出器23は前記通信インターフェイ
ス21が出力する位相設定信号とオーバーフローの回数
(後述する)を記憶する。
【0019】図3は図1に示した通信インターフェイス
21、速度設定演算器22、位相設定器23、位相信号
受信器24、速度フィードバック信号検出器25、位相
フィードバック信号検出器26の詳細構成例を示す図で
あり、また図4は速度設定演算器22によるマスター速
度設定信号の演算動作を説明する図である。次に、図
3、図4により、上記速度設定演算器22、位相設定検
出器23の動作を説明する。図3に示すように、通信イ
ンターフェイス21はレジスタ21aを備えており、通
信線路1’を介して送られてきたマスター位相設定信号
に相当するシリアル信号をパラレル信号に変換し、レジ
スタ21aに格納する。上記レジスタ21aに格納され
たマスター位相設定信号(以下必要に応じて位相設定信
号と略記する)は、時間間隔ΔTでサンプリングされ、
速度設定演算器22のレジスタ22a、位相設定検出器
23のレジスタ23aにそれぞれ格納される。なお、こ
の時間間隔ΔTは集中制御装置Cmにおける前記時間間
隔ΔTと等しいことが好ましいが、必ずしも集中制御装
置Cmにおけるサンプリングタイミングと同期している
必要はない。
【0020】次に、図4により速度設定演算器22にお
ける速度設定信号の演算について説明する。同図におい
て、(a)は速度設定演算器22により演算されたマス
ター速度設定信号、(b)は通信インターフェイス21
で受信した位相設定信号である。前記したように集中制
御装置Cmから送出される位相設定信号は、集中制御装
置Cmの位相検出器Pmに設けられた積算カウンターの
カウント値であり、該積算カウンターのカウント値は、
速度設定値に比例した周波数の信号を積算したものであ
る。したがって、積算カウンターのカウント値の変化
分、すなわち、位相設定信号の変化分は速度信号に相当
した信号を表すことになる。ここで、上記積算カウンタ
ーは、スレーブセクションのロータリーエンコーダーの
1回転に相当するパルス数をカウントしたときクリアさ
れので、上記積算カウンターのカウント値、すなわち、
集中制御装置Cmから送出される位相設定信号が前回の
値より小さくなった場合は、上記積算カウンターがオー
バーフローし、クリアされたことを示している。
【0021】上記のことから、図4(b)に示すよう
に、位相設定信号の変化分ΔPk(k=1〜m)を求
め、サンプリング間隔であるΔTで除せば、図4(a)
に示す速度設定信号を求めることができる。ここで、上
記したように位相設定信号が前回の値より小さくなった
時は、集中制御装置Cmの積算カウンターがクリアされ
たとき(積算カウンターがオーバーフローしたとき)な
ので、この場合は、図4の点線A1 ,A2 に示すよう
に、位相設定信号の傾きを延長した線上におけるΔT時
間後の位相設定信号を求め、図4(b)に示すように上
記差分ΔPn+1 、ΔPn+3 を求める。
【0022】以上の考え方に基づき、速度設定演算器2
2では、次のようにして速度設定信号を演算する。通信
線路1’を介して送られてきた位相設定信号は、ΔT時
間毎に速度設定演算器22のレジスタ22aに格納され
る。レジスタ22aに格納された位相設定信号は、ΔT
時間後に次の位相信号が取り込まれるとレジスタ22b
に転送され、新たに取り込まれた位相設定信号がレジス
タ22aに格納される。その結果、レジスタ22aには
今回サンプリングされた位相設定信号が保持され、レジ
スタ22bには前回サンプリングされた位相設定信号が
保持される。ΔP演算器22cは、レジスタ22a,2
2bに保持された位相設定信号からその変化分ΔPを求
め、ΔP/ΔT演算器22dに送出する。ΔP/ΔT演
算器22dは、位相信号の変化分ΔPを時間間隔ΔTで
除して速度設定信号を求める。算出された速度設定信号
はレジスタ22eに保持される。
【0023】以上のようにして速度設定演算器22は通
信インターフェイス21より得られる一つの位相信号か
らマスター速度設定信号を得る。また、位相設定検出器
23は、位相設定信号を保持するとともに、前記したよ
うに位相設定信号が前回の値より小さくなった回数、す
なわち、オーバーフロー回数を記憶する。このようにし
て、速度設定演算器22と位相設定検出器23は、集中
制御装置Cmから送出される位相設定信号から、マスタ
ー速度設定信号とマスター位相設定信号を同時に得る。
一方、スレーブセクションCs1,Cs2の位相受信器
24はロータリーエンコーダーRs1、Rs2からの信
号を受ける。位相フィードバック信号検出器26は電動
機からフィードバックされる図2−イに示したような位
相信号を検出する。また、速度フィードバック信号演算
器25は、電動機Ds1,Ds2からの速度フィードバ
ック信号を演算する。
【0024】図3に示したように、速度フィードバック
検出器25、位相フィードバック検出器26は、前記し
た速度設定演算器22、位相設定検出器23と同様な構
成を備えており、また、位相受信器24は、ロータリー
エンコーダーRs1から送出されるパルス信号をカウン
トするためのカウンター24aを備えている。上記積算
カウンター24aは、ロータリーエンコーダーRs1か
ら送出されるパルス信号をカウントし、ロータリーエン
コーダーの1回転に相当するパルス数をカウントしたと
きオーバーフローしてクリアされる。したがって、その
カウント値はロータリーエンコーダーRs1の回転位相
に相当した値となる。積算カウンター24aのカウント
値は、前記した時間間隔ΔTのサンプリング信号でサン
プリングされ、速度フィードバック信号検出器25のレ
ジスタ25aおよび位相フィードバック信号検出器26
のレジスタ26aに格納される。
【0025】速度フィードバック信号検出器25は、前
記した速度設定演算器22と同様に動作し、レジスタ2
5aに格納された回転位相信号から速度フィードバック
信号を演算する。また、位相フィードバック信号検出器
26のレジスタ26aにはロータリーエンコーダーRs
1の回転位相に相当した信号が格納されるとともに、位
相フィードバック信号検出器26には、積算カウンター
24aのオーバーフロー回数が記憶される。
【0026】位相偏差演算器27は前記位相設定検出器
23が出力するマスター位相設定信号と、位相フィード
バック検出器26が出力する位相フィードバック信号お
よび、位相設定検出器23と位相フィードバック検出器
26にそれぞれ記憶されているオーバーフロー回数から
マスクー位相設定信号と、ロータリーエンコーダーRs
1の位相偏差を演算する。位相偏差演算器27は次の
(1)式により位相偏差Hsを求める(なお、詳細につ
いては本出願人が先に提案した特願平10−36256
7号を参照されたい)。 Hs=Nmax ×Covf +Cm −Cs …(1) ここで、 Nmax はロータリーエンコーダーRs1の1
回転当たりのパルス数(集中制御装置Cmの積算カウン
ターおよび積算カウンター24aがオーバーフローする
パルス数)、Covf は集中制御装置Cmの積算カウンタ
ーと積算カウンター24aのオーバーフロー回数の差
(集中制御装置Cmの積算カウンターがオーバーフロー
する毎に1加算され、積算カウンター24aがオーバー
フローする毎に1減算される)、Cmは位相設定検出器
23のレジスタ23aに保持された値、Csは位相フィ
ードバック信号検出器26のレジスタ26aに保持され
た値である。
【0027】この位相偏差は、図1に示すPIアンプ2
8を経て位相補正信号として前記速度設定演算器22か
ら出力されるマスター速度設定信号に加算され、電動機
の駆動装置As1、As2に送られ、電動機Ds1,D
s2が制御される。すなわち、前記したように位相偏差
カウンター27の出力に基づきマスター速度設定信号を
補正し、該補正された速度設定信号と速度フィードバッ
ク検出信号との偏差に基づき電動機Ds1,Ds2を制
御し、スレーブセクションCs1.Cs2の電動機Ds
1,Ds2の速度と位相を制御する。
【0028】以上のように、本発明では、一つの位相信
号からマスター速度設定信号とマスター位相設定信号を
得ているので、時間的に遅れることがなくマスター速度
設定信号とマスター位相設定信号を得ることができ、高
精度の同期制御が可能となる。なお、図1、図4で示し
たマスターセクションの集中制御装置Cm、スレーブセ
クションの制御装置Cs1、Cs2はマイクロプロセッ
サやデジタルシグナルプロセッサ、ゲートアレイなどに
より構成することができ、極めて高速に処理されるのは
言うまでもない。また、上記実施例では、スレーブセク
ションの電動機の回転方向が同じである場合を想定して
説明したが、スレーブセクションの電動機の内、逆回転
の電動機があっても、ロータリーエンコーダと積算カウ
ンター24aの接続を変えることにより、全ての電動機
が同一方向の回転の場合と同様、同期制御を行うことが
できる。
【0029】次に図5に示す本発明の第2の実施例につ
いて説明する。図5において、前記図1と同じ機能を有
する個所は同じ記号を付し説明を省略する。本実施例
は、マスターセクションCmから、周波数発生器Fmが
出力する速度設定信号に比例した周波数の周波数信号を
信号線路2’により直接スレーブセクションCs1,C
s2に送出し、スレーブセクションCs1,Cs2にお
いて、マスター速度設定信号とマスター位相設定信号を
求めるようにしたものである。ここで、該周波数信号
相付きインクリメンタル方式のロータリーエンコーダ
ーの出力信号と同様のパルス信号である。
【0030】本実施例においてスレーブセクションの制
御装置Cs1、Cs2に設けられた速度設定演算器2
2、位相設定検出器23の構成は前記図3に示したもの
と同様であるが、位相設定受信器21’にはレジスタの
替わりに積算カウンターが設けられており、該積算カウ
ンターにより、集中制御装置Cmから送出されてくる上
記周波数信号をカウントする。そして、前記したように
時間間隔ΔTのサンプリング信号で上記積算カウンター
のカウント値をサンプリングして、前記図3に示した速
度設定演算器22のレジスタ22a、位相設定検出器2
3のレジスタ23aに記憶する。その後の動作は前記第
1の実施例で説明したのと同様であり、前記図3で説明
したように速度設定演算器22によりマスター速度設定
信号を演算し、また、これと同時に、位相設定検出器2
3により位相設定信号を検出する。
【0031】また、本実施例における、位相信号受信器
24、速度フィードバック信号検出器25、位相フィー
ドバック信号検出器26の構成は、前記図4に示したも
のと同様であり、前記第1の実施例と同様にして同期制
御を行う。本実施例においても、一つの周波数信号か
ら、マスター速度設定信号とマスター位相設定信号を得
ているので、第1の実施例と同様、時間的に遅れること
がなくマスター速度設定信号とマスター位相設定信号を
得ることができ、高精度な同期制御を実現することがで
きる。
【0032】図6は本発明の第3の実施例を示す図であ
り、本実施例はマスターセクションとして通常の速度制
御を行う電動機を使用し、該電動機に付属するロータリ
ーエンコーダーの信号をスレーブセクションに送るもの
である。図6においてCm1はマスターセクションの制
御装置、Am1はマスターセクションの電動機の駆動装
置、Dm1はマスターセクションの電動機、Rm1は該
電動機に付属するZ相付きインクリメンタル方式のロー
タリーエンコーダーである。さらに、Gm1は伝達装
置、Km1は前記電動機Dm1によりGm1を介して駆
動される回転する機械軸である。また、前記マスターセ
クションの制御装置Cm1において、31は速度設定検
出器、32は速度フィードバック信号検出器である。
【0033】マスターセクションは通常の速度制御によ
り駆動され、マスターセクションのロータリーエンコー
ダーRm1の出力(第2の実施例の周波数発生器Fmと
同様なパルス出力)は、信号線路2’を介してスレーブ
セクションに送られる。スレーブセクションの制御装置
Cs1、Cs2では、第2の実施例で説明したように積
算カウンターを備えた位相設定受信器21’によりロー
タリーエンコーダーRm1の出力を受信する。そして、
第2の実施例と同様に、速度設定演算器22、位相設定
検出器23により、マスター速度設定信号とマスター位
相設定信号を同時に検出し、前記図1に示した第1の実
施例と同様にして同期制御を行う。本実施例において
も、マスターセクションのロータリーエンコーダーRm
1の出力信号から、マスター速度設定信号とマスター位
相設定信号を得ているので、第1、第2の実施例と同
様、時間的に遅れることがなくマスター速度設定信号と
マスター位相設定信号を得ることができ、高精度な同期
制御を実現することができる。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように本発明において
は、マスターセクションからの位相設定信号または周波
数信号のどちらか一つの信号より電動機の速度設定と位
相設定を同時に検出し、これに基づき同期制御をおこな
っているので、速度設定と位相設定が時間的にずれのな
い正確な設定を得ることが可能となり、極めて高精度な
複数の電動機の同期制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の実施例の作用を説明する図である。
【図3】第1の実施例における速度設定演算器等の構成
の1例を示す図である。
【図4】第1の実施例における速度設定演算器の動作を
説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図7】従来例を示す図である。
【図8】従来例において速度設定と位相設定が時間的に
ずれることを説明する図である。
【符号の説明】
Cm 集中制御装置 Cm1 マスターセクション制御装置 Cs1、Cs2、 スレーブセクション制御装置 As1、As2、Am1 電動機の駆動装置 Ds1、Ds2、Dm1 電動機 Rs1、Rs2、Rm1 ロータリーエンコーダー Gs1、Gs2、Gm1 伝達装置 Ks1、Ks2、Km1 機械軸 1、1’ 通信線路 2、2’ 信号線路 11、21 通信インターフェイス 12 速度指令格納手段 13 周波数偏差カウンター 14、28 PIアンプ(比例積分アン
プ) 15 速度フィードバック信号検出
器 22 速度設定演算器 23 位相設定検出器 21’,24 位相信号受信器 25 速度フィードバック信号検出
器 26 位相フィードバック信号検出
器 27 位相偏差演算器 31 速度設定検出器 32 速度フィードバック信号検出
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−81093(JP,A) 特開 平9−248978(JP,A) 特開 昭62−122987(JP,A) 特開 平3−245790(JP,A) 特開 平7−334217(JP,A) 特開 平8−205574(JP,A) 特開 平6−253578(JP,A) 特開 平2−307385(JP,A) 特開 平5−56684(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 7/67

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機もしくは該電動機により駆動され
    る機械軸の速度および回転位相を精度よく同期させる同
    期制御装置であって、 マスターセクションに、速度指令を入力とする周波数発
    生器と、該周波数発生器の出力をカウントし、スレーブ
    セクションに設けられたZ相付きインクリメンタル方式
    のロータリーエンコーダーの一回転に相当するパルス数
    をカウントしたときクリアされる位相検出器と、該位相
    検出器より得られるマスター位相設定信号をサンプリン
    グし、伝送路を介してスレーブセクションに送出する
    信インタフェースを設け、 スレーブセクションに、上記マスターセクションから送られるマスター位相設定
    信号を受信する通信インタフェースと、 上記受信されたマスター位相設定信号の変化分を求め、
    該変化分から速度設定信号を求める速度設定演算手段
    と、 上記マスター位相設定信号が前回サンプリングされた値
    より小さくなった回数をカウントし、マスターセクショ
    ンに設けられた位相検出器のオーバフロー回数を求めて
    記憶する手段と、 スレーブセクションの電動機に付属したZ相付きインク
    リメンタル方式のロータリーエンコーダー、もしくは、
    該電動機により駆動される機械軸に連結したZ相付きイ
    ンクリメンタル方式のロータリーエンコーダーの出力
    カウントし、スレーブセクションの上記ロータリーエン
    コーダーの一回転に相当するパルス数をカウントしたと
    きクリアされる位相検出器と、上記位相検出器が出力する位相信号の変化分から速度フ
    ィードバック信号を求める速度設定演算手段と、 上記スレーブセクションに設けられた位相検出器のオー
    バフロー回数を記憶する手段と、 上記マスターセクションに設けられた位相検出器と、上
    記スレーブセクションに設けられた位相検出器のオーバ
    ーフロー回数の差と、マスター位相設定信号と上記位相
    検出器のカウント値の差に基づき位相偏差を 常時検出す
    る位相偏差検出手段を設け、 上記位相偏差検出手段より検出された位相偏差と、マス
    ター速度設定信号および速度フィードバック信号に基づ
    き、スレーブセクションの電動機もしくは該電動機によ
    り駆動される機械軸の同期制御を行うことを特徴とする
    同期制御装置。
  2. 【請求項2】 電動機もしくは該電動機により駆動され
    る機械軸の速度および回転位相を精度よく同期させる同
    期制御装置であって、 マスターセクションに、速度指令を入力とする周波数発
    生器と、該周波数発生器より得られる周波数信号をスレ
    ーブセクションに送出する手段を設け、 スレーブセクションに、上記マスターセクションから送られてくる周波数信号を
    カウントし、スレーブセクションに設けられたZ相付き
    インクリメンタル方式のロータリーエンコーダーの一回
    転に相当するパルス数をカウントしたときクリアされる
    位相設定受信器と、 上記位相設定受信器でカウントしたマスター位相設定信
    号の変化分を求め、該変化分から速度設定信号を求める
    速度設定演算手段と、 上記マスター位相設定受信器のオーバフロー回数を求め
    て記憶する手段と、 スレーブセクションの電動機に付属したZ相付きインク
    リメンタル方式のロータリーエンコーダー、もしくは、
    該電動機により駆動される機械軸に連結したZ相付きイ
    ンクリメンタル方式のロータリーエンコーダーの出力
    カウントし、スレーブセクションの上記ロータリーエン
    コーダーの一回転に相当するパルス数をカウントしたと
    きクリアされる位相検出器と、上記位相検出器が出力する位相信号の変化分から速度フ
    ィードバック信号を求める速度設定演算手段と、 上記スレーブセクションに設けられた位相検出器のオー
    バフロー回数を記憶する手段と、 上記マスター位相設定受信器と、上記位相検出器のオー
    バーフロー回数の差と、マスター位相設定信号と上記位
    相検出器のカウント値の差に基づき位相偏差を 常時検出
    する位相偏差検出手段を設け、 上記位相偏差検出手段より検出された位相偏差と、マス
    ター速度設定信号および速度フィードバック信号に基づ
    き、スレーブセクションの電動機、もしくは、スレーブ
    セクションの電動機により駆動される機械軸の同期制御
    を行うことを特徴とする同期制御装置。
  3. 【請求項3】 電動機もしくは該電動機により駆動され
    る機械軸の速度および回転位相を精度よく同期させる同
    期制御装置であって、 マスターセクションに、電動機を制御する制御装置と、
    該電動機に付属したZ相付きインクリメンタル方式の
    ータリーエンコーダー、もしくは、該電動機により駆動
    される機械軸に連結したZ相付きインクリメンタル方式
    ロータリーエンコーダーが出力する周波数信号をスレ
    ーブセクションに送出する手段を設け、スレーブセクシ
    ョンに、上記マスターセクションから送られてくる周波数信号を
    カウントし、スレーブセクションに設けられたZ相付き
    インクリメンタル方式のロータリーエンコーダーの一回
    転に相当するパルス数をカウントしたときクリアされる
    位相設定受信器と、 上記位相設定受信器でカウントしたマスター位相設定信
    号の変化分を求め、該変化分から速度設定信号を求める
    速度設定演算手段と、 上記マスター位相設定受信器のオーバフロー回数を求め
    て記憶する手段と、 スレーブセクションの電動機に付属したZ相付きインク
    リメンタル方式のロータリーエンコーダー、もしくは、
    該電動機により駆動される機械軸に連結したZ相付きイ
    ンクリメンタル方式のロータリーエンコーダーの出力
    カウントし、スレーブセクションの上記ロータリーエン
    コーダーの一回転に相当するパルス数をカウントしたと
    きクリアされる位相検出器と、上記位相検出器が出力する位相信号の変化分から速度フ
    ィードバック信号を求める速度設定演算手段と、 上記スレーブセクションに設けられた位相検出器のオー
    バフロー回数を記憶する手段と、 上記マスター位相設定受信器と、上記位相検出器のオー
    バーフロー回数の差と、マスター位相設定信号と上記位
    相検出器のカウント値の差に基づき位相偏差を常時検出
    する位相偏差検出手段を設け、 上記位相偏差検出手段より検出された位相偏差と、マス
    ター速度設定信号および速度フィードバック信号に基づ
    き、スレーブセクションの電動機、もしくは、スレーブ
    セクションの電動機により駆動される機械軸の同期制御
    を行うことを特徴とする同期制御装置。
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