JP3072817B2 - 記録紙、これを用いた画像形成方法および記録紙の製造方法 - Google Patents
記録紙、これを用いた画像形成方法および記録紙の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真記録方式のト
ナー転写紙として優れた性能を示す、中性紙をベースと
する記録紙及びこれを用いた画像形成方法に関する。
ナー転写紙として優れた性能を示す、中性紙をベースと
する記録紙及びこれを用いた画像形成方法に関する。
【０００２】更に本発明は、インクジェット記録に於て
も鮮明な画像を形成しうる、中性紙をベ−スとした記録
紙及びこれを用いた画像形成方法に関する。
も鮮明な画像を形成しうる、中性紙をベ−スとした記録
紙及びこれを用いた画像形成方法に関する。
【０００３】
【従来の技術】電子写真方式を用いた複写機としては、
例えば、光導電特性を有する感光体を、一時帯電器によ
り帯電させた後、露光して静電潜像を形成し、１成分乃
至２成分系現像方式における現像剤のトナーをもちいて
上記潜像を顕像化した後、別途搬送されてきた記録紙に
転写帯電器によって、上記感光体上のトナーを転写させ
た後、定着器ローラー等によって、熱、圧力またはその
両方の作用により、トナーを記録紙に定着させ、最終の
複写画像を得るものが挙げられる。
例えば、光導電特性を有する感光体を、一時帯電器によ
り帯電させた後、露光して静電潜像を形成し、１成分乃
至２成分系現像方式における現像剤のトナーをもちいて
上記潜像を顕像化した後、別途搬送されてきた記録紙に
転写帯電器によって、上記感光体上のトナーを転写させ
た後、定着器ローラー等によって、熱、圧力またはその
両方の作用により、トナーを記録紙に定着させ、最終の
複写画像を得るものが挙げられる。
【０００４】このような複写機に使用される転写紙に要
求される特性としては以下のものが挙げられる。 （１）適度な表面電気抵抗値及び表面平滑度を有し、ト
ナーの転写性が良好であること、（２）トナーの定着性
が良好であること、（３）紙紛の発生が少ないこと、即
ち、発生した紙紛が、感光体や帯電ローラー等に付着
し、画像不良を発生しないこと、（４）発生した紙紛
（填料等）が、感光体、給紙ローラー、定着ローラー等
を削ったり、磨耗しないこと、（５）熱によるカールを
発生しないこと、（６）湿度変化に伴う寸法の変動を発
生しないこと、（７）剛度が低く、また、適度な表面摩
擦係数を有しており、搬送適性に優れていること。
求される特性としては以下のものが挙げられる。 （１）適度な表面電気抵抗値及び表面平滑度を有し、ト
ナーの転写性が良好であること、（２）トナーの定着性
が良好であること、（３）紙紛の発生が少ないこと、即
ち、発生した紙紛が、感光体や帯電ローラー等に付着
し、画像不良を発生しないこと、（４）発生した紙紛
（填料等）が、感光体、給紙ローラー、定着ローラー等
を削ったり、磨耗しないこと、（５）熱によるカールを
発生しないこと、（６）湿度変化に伴う寸法の変動を発
生しないこと、（７）剛度が低く、また、適度な表面摩
擦係数を有しており、搬送適性に優れていること。
【０００５】一方、近年になって、紙の保存性等の問題
から従来の酸性紙に替わって中性紙が使用される機会が
増えてきた。特開昭５９−１９１０６８号公報には、電
子写真記録適性に優れるトナー転写紙が開示されてい
る。
から従来の酸性紙に替わって中性紙が使用される機会が
増えてきた。特開昭５９−１９１０６８号公報には、電
子写真記録適性に優れるトナー転写紙が開示されてい
る。
【０００６】また、インクジェット記録方式は、記録の
高速化、カラー化、高密度化が容易なことから注目され
ており、インクジェット記録方式を用いた記録装置も普
及している。特に、インクジェット記録方式のなかで
も、モノクロ記録やビジネスカラー記録の分野では、専
用紙を用いるのではなく、オフィスで容易に入手でき
る、低価格で汎用性のある紙に記録できることが求めら
れている。
高速化、カラー化、高密度化が容易なことから注目され
ており、インクジェット記録方式を用いた記録装置も普
及している。特に、インクジェット記録方式のなかで
も、モノクロ記録やビジネスカラー記録の分野では、専
用紙を用いるのではなく、オフィスで容易に入手でき
る、低価格で汎用性のある紙に記録できることが求めら
れている。
【０００７】しかしながら、前記のトナー転写紙であっ
て、十分なインクジェット記録適性を有するものは、現
在知られていない。
て、十分なインクジェット記録適性を有するものは、現
在知られていない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】特に、前記の中性紙で
あるトナー転写紙をインクジェット記録に用いた際の問
題点は、インクの定着性が不十分であること、水溶性の
記録剤を用いるために記録画像に十分な耐水性がないこ
と、色剤の発色性が不十分であることなどが挙げられ
る。
あるトナー転写紙をインクジェット記録に用いた際の問
題点は、インクの定着性が不十分であること、水溶性の
記録剤を用いるために記録画像に十分な耐水性がないこ
と、色剤の発色性が不十分であることなどが挙げられ
る。
【０００９】そこで本発明の目的は、電子写真記録用の
トナー転写紙として、前記の諸要求性能を満足し、特に
トナー定着性に優れ、また、インクジェット記録方式に
用いた場合でも、上記の問題点を解決した中性紙をベ−
スとした記録紙及びこれを用いた画像形成方法を提供す
ることにある。
トナー転写紙として、前記の諸要求性能を満足し、特に
トナー定着性に優れ、また、インクジェット記録方式に
用いた場合でも、上記の問題点を解決した中性紙をベ−
スとした記録紙及びこれを用いた画像形成方法を提供す
ることにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的は、
以下の本発明により達成される。
以下の本発明により達成される。
【００１１】即ち、本発明は、原紙の表面にカチオン性
化合物およびでんぷんを塗布し、前記カチオン性化合物
により前記原紙のpHが低下して表面pHが6.0〜7.5の範囲
にあり、かつステキヒトサイズ度が16〜40秒の範囲にあ
る記録紙である。
化合物およびでんぷんを塗布し、前記カチオン性化合物
により前記原紙のpHが低下して表面pHが6.0〜7.5の範囲
にあり、かつステキヒトサイズ度が16〜40秒の範囲にあ
る記録紙である。
【００１２】更に本発明は、感光体上の静電荷像をトナ
ーを有する現像手段により現像し、トナーにより現像さ
れて形成された感光体上のトナー像を転写材に転写手段
を用いて転写し、及び転写されて転写材上に形成されて
いるトナー像を２本のローラー対にて圧力、熱またはそ
の両方の作用を付加する定着手段により定着し定着画像
を形成する画像の形成方法において、該転写材が上記の
記録紙であることを特徴とする画像形成方法であり、更
に、染料、低沸点溶剤、不揮発性溶剤及び窒素化合物を
含むインクを記録紙に付与して記録を行なうインクジェ
ット記録方式であって、該記録紙が上記の記録紙である
ことを特徴とする画像形成方法であることを含む。また
本発明は、カチオン性化合物およびでんぷんを含み、か
つ原紙のpHよりも小さいpHを持つ液を、前記原紙上に塗
工することを特徴をする記録紙の製造方法である。
ーを有する現像手段により現像し、トナーにより現像さ
れて形成された感光体上のトナー像を転写材に転写手段
を用いて転写し、及び転写されて転写材上に形成されて
いるトナー像を２本のローラー対にて圧力、熱またはそ
の両方の作用を付加する定着手段により定着し定着画像
を形成する画像の形成方法において、該転写材が上記の
記録紙であることを特徴とする画像形成方法であり、更
に、染料、低沸点溶剤、不揮発性溶剤及び窒素化合物を
含むインクを記録紙に付与して記録を行なうインクジェ
ット記録方式であって、該記録紙が上記の記録紙である
ことを特徴とする画像形成方法であることを含む。また
本発明は、カチオン性化合物およびでんぷんを含み、か
つ原紙のpHよりも小さいpHを持つ液を、前記原紙上に塗
工することを特徴をする記録紙の製造方法である。
【００１３】本発明者らが検討した結果、中性紙のトナ
ー転写紙においては、特に表面ｐＨを特定の範囲内に調
整することにより、より好ましくは、カチオン性樹脂を
表面にサイズプレスにより付与することによって、表面
ｐＨを特定の範囲内に調整することにより、電子写真記
録方式に用いた際には前述した種々の電子写真記録適性
に優れ、特に、トナー定着性に優れ、更に、インクジェ
ット記録方式に用いても、インク定着性が十分であり、
且つ、十分な記録画像の耐水性、色剤の発色性が得られ
ることを知見し、本発明に至った。
ー転写紙においては、特に表面ｐＨを特定の範囲内に調
整することにより、より好ましくは、カチオン性樹脂を
表面にサイズプレスにより付与することによって、表面
ｐＨを特定の範囲内に調整することにより、電子写真記
録方式に用いた際には前述した種々の電子写真記録適性
に優れ、特に、トナー定着性に優れ、更に、インクジェ
ット記録方式に用いても、インク定着性が十分であり、
且つ、十分な記録画像の耐水性、色剤の発色性が得られ
ることを知見し、本発明に至った。
【００１４】本発明に用いられるトナー転写紙としての
記録紙は、ＬＢＫＰ、ＮＢＫＰ等に代表される化学パル
プ、サイズ剤、填料を主体とし、その他の抄紙助剤を必
要に応じて用い、常法により抄紙される。使用されるパ
ルプ材としては、機械パルプや古紙再生パルプを併用し
ても良く、また、これらを主体とするものであってもよ
い。
記録紙は、ＬＢＫＰ、ＮＢＫＰ等に代表される化学パル
プ、サイズ剤、填料を主体とし、その他の抄紙助剤を必
要に応じて用い、常法により抄紙される。使用されるパ
ルプ材としては、機械パルプや古紙再生パルプを併用し
ても良く、また、これらを主体とするものであってもよ
い。
【００１５】サイズ剤としては、ロジンサイズ、アルキ
ルケテンダイマー、アルケニル無水コハク酸、石油樹脂
系サイズ、エピクロルヒドリン、アクリルアミド等があ
げられる。
ルケテンダイマー、アルケニル無水コハク酸、石油樹脂
系サイズ、エピクロルヒドリン、アクリルアミド等があ
げられる。
【００１６】填料としては、炭酸カルシウム、カオリ
ン、タルク、二酸化チタン等が挙げられる。
ン、タルク、二酸化チタン等が挙げられる。
【００１７】本発明のトナー転写紙を製造する際は、上
記のサイズ剤の定着剤としての、硫酸バンドを使用しな
いか、あるいは使用量を極力微量にすることにより、上
記の材料を水に分散して得られるパルプスラリーのｐＨ
を、概略７もしくはそれ以上として調整する。
記のサイズ剤の定着剤としての、硫酸バンドを使用しな
いか、あるいは使用量を極力微量にすることにより、上
記の材料を水に分散して得られるパルプスラリーのｐＨ
を、概略７もしくはそれ以上として調整する。
【００１８】本発明のトナー転写紙は、紙の表面強度
や、筆記性を良くするために、上記のようにして得られ
た紙の表面を通常使用されるでんぷん等を用いて表面サ
イズプレス処理してえられる。
や、筆記性を良くするために、上記のようにして得られ
た紙の表面を通常使用されるでんぷん等を用いて表面サ
イズプレス処理してえられる。
【００１９】本発明において、転写紙の表面ｐＨは、最
終的には上記のサイズプレス処理により調整される。好
ましくは、上記のサイズプレス液が、原紙の表面ｐＨを
低下させる物質を含むことにより上記範囲内のｐＨに調
整される。更に好ましくは上記のサイズプレス液が、カ
チオン性化合物を含むことにより上記範囲内のｐＨ領域
に調整される。
終的には上記のサイズプレス処理により調整される。好
ましくは、上記のサイズプレス液が、原紙の表面ｐＨを
低下させる物質を含むことにより上記範囲内のｐＨに調
整される。更に好ましくは上記のサイズプレス液が、カ
チオン性化合物を含むことにより上記範囲内のｐＨ領域
に調整される。
【００２０】本発明で言うカチオン性化合物とは、第１
級乃至３級アミノ基乃至第４級アンモニウム基、ピリジ
ン、ピリジニウム、イミダゾール、イミダゾリニウム、
スルホニウム、ホスホニウム等の官能基を主鎖または側
鎖に有する化合物であり、好ましくは、これらの強酸塩
である。このようなカチオン性化合物の例としては、ポ
リビニルアミン、ポリアリルアミン、ポリジアリルアミ
ン、ポリジメチルアミノエチルメタアクリレート、及び
その塩等のビニル系カチオン化合物のホモポリマー、あ
るいは、上記の官能基を有するビニルモノマーを他のビ
ニル化合物と一部共重合させた、カチオン変性ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルア
ミド等、あるいは、グリシジルアンモニウムクロライド
等を用いて、分子内の水酸基等の官能基に上記のカチオ
ン性官能基を付加した、カチオン化ヒドロキシエチルセ
ルロース、カチオン化でんぷんなどが挙げられる。
級乃至３級アミノ基乃至第４級アンモニウム基、ピリジ
ン、ピリジニウム、イミダゾール、イミダゾリニウム、
スルホニウム、ホスホニウム等の官能基を主鎖または側
鎖に有する化合物であり、好ましくは、これらの強酸塩
である。このようなカチオン性化合物の例としては、ポ
リビニルアミン、ポリアリルアミン、ポリジアリルアミ
ン、ポリジメチルアミノエチルメタアクリレート、及び
その塩等のビニル系カチオン化合物のホモポリマー、あ
るいは、上記の官能基を有するビニルモノマーを他のビ
ニル化合物と一部共重合させた、カチオン変性ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルア
ミド等、あるいは、グリシジルアンモニウムクロライド
等を用いて、分子内の水酸基等の官能基に上記のカチオ
ン性官能基を付加した、カチオン化ヒドロキシエチルセ
ルロース、カチオン化でんぷんなどが挙げられる。
【００２１】以上の様にして調整される本発明のトナー
転写紙の物性は、以下のように調整される。表面電気抵
抗値は、１０9 〜１０12Ωの範囲内である。上記の範囲
外であると、トナーの転写不良や、カブリと呼ばれる白
地部のトナー汚れを発生する。
転写紙の物性は、以下のように調整される。表面電気抵
抗値は、１０9 〜１０12Ωの範囲内である。上記の範囲
外であると、トナーの転写不良や、カブリと呼ばれる白
地部のトナー汚れを発生する。
【００２２】また、紙の搬送性や、カール適性の面か
ら、坪量は６０〜９０ｇ／ｍ2 、密度は０．６〜０．８
ｇ／ｍ3 、抄造時水分含有量は３．５〜７、剛直度はＭ
Ｄ方向が５０〜１３０ｃｍ3 ／１００、ＣＤ方向が２５
〜１００ｃｍ3 ／１００の範囲内に調整される。
ら、坪量は６０〜９０ｇ／ｍ2 、密度は０．６〜０．８
ｇ／ｍ3 、抄造時水分含有量は３．５〜７、剛直度はＭ
Ｄ方向が５０〜１３０ｃｍ3 ／１００、ＣＤ方向が２５
〜１００ｃｍ3 ／１００の範囲内に調整される。
【００２３】その他、白色度は７５％以上、不透明度は
８０％以上である。
８０％以上である。
【００２４】なお、上記の表面電気抵抗値はＪＩＳ−Ｃ
−２１１１（２０℃／６５％ＲＨ）、坪量はＪＩＳ−Ｐ
−８１２４、密度はＪＩＳ−Ｐ８１１８、 水分含有量は
ＪＩＳ−Ｐ−８１２７、 剛直度はＪＩＳ−Ｐ−８１４
３、 白色度はＪＩＳ−Ｐ−８１２３、不透明度はＪＩＳ
−Ｐ−８１３８に従って求められる値である。
−２１１１（２０℃／６５％ＲＨ）、坪量はＪＩＳ−Ｐ
−８１２４、密度はＪＩＳ−Ｐ８１１８、 水分含有量は
ＪＩＳ−Ｐ−８１２７、 剛直度はＪＩＳ−Ｐ−８１４
３、 白色度はＪＩＳ−Ｐ−８１２３、不透明度はＪＩＳ
−Ｐ−８１３８に従って求められる値である。
【００２５】本発明の記録紙のステキヒトサイズ度の値
は、１６〜４０秒の範囲である。ステキヒトサイズ度が
１６秒に満たないものをインクジェット記録に用いた場
合、インク滴が滲みやすくなるため、フェザリングや線
太りを発生しやすく、文字の品位が十分でなくなる。一
方、ステキヒトサイズ度が４０秒を越えた場合には、イ
ンク吸収性が十分ではなく、印字部のインク乾燥に時間
がかかり、乾燥前に印字部が擦過されると画像汚れが発
生しやすい。
は、１６〜４０秒の範囲である。ステキヒトサイズ度が
１６秒に満たないものをインクジェット記録に用いた場
合、インク滴が滲みやすくなるため、フェザリングや線
太りを発生しやすく、文字の品位が十分でなくなる。一
方、ステキヒトサイズ度が４０秒を越えた場合には、イ
ンク吸収性が十分ではなく、印字部のインク乾燥に時間
がかかり、乾燥前に印字部が擦過されると画像汚れが発
生しやすい。
【００２６】図１は、電子写真方式を用いた複写機の記
録手段の一例を表している。光導電特性を有する感光体
３を、一時帯電器５により帯電させた後、露光して静電
潜像を形成し、現像手段としての現像器６に保有されて
いる、１成分乃至２成分系現像剤における現像剤のトナ
ー８をもちいて上記潜像を顕像化し、トナー像を形成し
た後、別途搬送されてきた記録紙４に転写手段としての
転写帯電器７によって、上記感光体上のトナーを転写さ
せた後、図２に示す２つのローラー９及びローラー１０
（または一つのローラーと一つのベルト）によって構成
された定着手段としての定着器１３によって、熱、圧力
またはその両方の作用によって、トナー像を記録紙４に
定着させ、最終の複写画像を得る。上記の転写工程にお
いて発生する、記録紙４に未定着のトナー及び記録紙４
から発生する紙紛は、転写工程後に配置されたクリーナ
ー部１により除去され、感光体３がクリーニングされ
る。感光体３に当接したクリーニング部材２（例えば、
クリーニングブレード）により感光体表面をクリーニン
グした後、再度、帯電等の工程が繰り返される。更に、
図２に示すように定着器１３において未定着のトナー及
び転写紙４から発生する紙紛は定着ローラー９に当接さ
れたクリーニング部材１１によって清掃されると共に、
シリコンオイルのごとき離型剤がローラーに塗布してい
る。
録手段の一例を表している。光導電特性を有する感光体
３を、一時帯電器５により帯電させた後、露光して静電
潜像を形成し、現像手段としての現像器６に保有されて
いる、１成分乃至２成分系現像剤における現像剤のトナ
ー８をもちいて上記潜像を顕像化し、トナー像を形成し
た後、別途搬送されてきた記録紙４に転写手段としての
転写帯電器７によって、上記感光体上のトナーを転写さ
せた後、図２に示す２つのローラー９及びローラー１０
（または一つのローラーと一つのベルト）によって構成
された定着手段としての定着器１３によって、熱、圧力
またはその両方の作用によって、トナー像を記録紙４に
定着させ、最終の複写画像を得る。上記の転写工程にお
いて発生する、記録紙４に未定着のトナー及び記録紙４
から発生する紙紛は、転写工程後に配置されたクリーナ
ー部１により除去され、感光体３がクリーニングされ
る。感光体３に当接したクリーニング部材２（例えば、
クリーニングブレード）により感光体表面をクリーニン
グした後、再度、帯電等の工程が繰り返される。更に、
図２に示すように定着器１３において未定着のトナー及
び転写紙４から発生する紙紛は定着ローラー９に当接さ
れたクリーニング部材１１によって清掃されると共に、
シリコンオイルのごとき離型剤がローラーに塗布してい
る。
【００２７】次に、インクジェット記録方式について、
以下に説明する。
以下に説明する。
【００２８】インクジェット記録方法は、インクをノズ
ルより効果的に離脱させて、射程体である記録紙にイン
クを付与し得る方式であり、その代表例として、特開昭
５４−５９９３６号公報に記載されている方法で、熱エ
ネルギーの作用を受けたインクが急激な体積変化を生
じ、この状態変化による作用力によって、インクをノズ
ルから吐出させるインクジェット方式をあげることがで
きる。
ルより効果的に離脱させて、射程体である記録紙にイン
クを付与し得る方式であり、その代表例として、特開昭
５４−５９９３６号公報に記載されている方法で、熱エ
ネルギーの作用を受けたインクが急激な体積変化を生
じ、この状態変化による作用力によって、インクをノズ
ルから吐出させるインクジェット方式をあげることがで
きる。
【００２９】インクジェット記録に使用されるインク
は、記録剤としては直接染料、酸性染料、塩基性染料、
反応性染料、食用色素に代表される水溶性染料や分散染
料、顔料等を含むが、特に、酸性染料、直接染料を使用
するものが主流である。この様な記録剤は、インク中に
おいて約０．１〜２０重量％を占める割合で使用されて
いる。溶媒は、通常、水又は水と水溶性有機溶剤との混
合溶媒であり、特に、水と水溶性有機溶剤と混合溶媒で
あって、水溶性有機溶剤としてインクの乾燥防止効果を
有する多価アルコール等を含有する。また、酸性染料、
直接染料を使用する場合には、染料の溶解助剤として、
アンモニア（アンモニウムイオン）、尿素またはその誘
導体、アミノアルコール、アルキルアミン、アミノ酸等
の窒素化合物を含むものが多い。
は、記録剤としては直接染料、酸性染料、塩基性染料、
反応性染料、食用色素に代表される水溶性染料や分散染
料、顔料等を含むが、特に、酸性染料、直接染料を使用
するものが主流である。この様な記録剤は、インク中に
おいて約０．１〜２０重量％を占める割合で使用されて
いる。溶媒は、通常、水又は水と水溶性有機溶剤との混
合溶媒であり、特に、水と水溶性有機溶剤と混合溶媒で
あって、水溶性有機溶剤としてインクの乾燥防止効果を
有する多価アルコール等を含有する。また、酸性染料、
直接染料を使用する場合には、染料の溶解助剤として、
アンモニア（アンモニウムイオン）、尿素またはその誘
導体、アミノアルコール、アルキルアミン、アミノ酸等
の窒素化合物を含むものが多い。
【００３０】本発明のトナー転写紙が、好ましい適性を
有するインクジェット記録方式はモノクロ記録方式であ
って、特に、以下に示す黒染料を含むインクを用いる記
録方式であり、更に、溶解助剤としての窒素化合物を含
むインクを用いたものである。
有するインクジェット記録方式はモノクロ記録方式であ
って、特に、以下に示す黒染料を含むインクを用いる記
録方式であり、更に、溶解助剤としての窒素化合物を含
むインクを用いたものである。
【００３１】
【外１】
【００３２】
【外２】
【００３３】
【外３】 但し、ＭはＮａ又はＬｉ、ＲはＨ又はアルキル基、Ｘ1
〜Ｘ5はＨ、ＳＯ3Ｙ1又はＣＯＯＹ2、Ｙ1、Ｙ2はＮａ、
Ｌｉ、Ｋ又はＮＨ4である。
〜Ｘ5はＨ、ＳＯ3Ｙ1又はＣＯＯＹ2、Ｙ1、Ｙ2はＮａ、
Ｌｉ、Ｋ又はＮＨ4である。
【００３４】
【実施例】以下に、実施例を用いて、本発明を更に詳し
く説明する。
く説明する。
【００３５】（記録紙の調製１）原料パルプとして、Ｌ
ＢＫＰ９０部、ＮＢＫＰ１０部を混合し、叩解した後、
填料として炭酸カルシウム（エスカロン、三共製粉
製）、添加剤としてアルキルケテンダイマー及びカチオ
ンでんぷんを配合して、常法により坪量６４ｇ／ｍ2、
ステキヒトサイズ度が１８秒の記録原紙を抄造した。そ
の原紙に２％の濃度の酸化でんぷん水溶液に導電剤とし
ての塩化ナトリウムを加えた塗工液をサイズプレスによ
り付与することにより、記録紙１を調整した。塩酸水溶
液により、左記のサイズプレス溶液のｐＨを調整するこ
とにより、記録紙２〜４を調整した。それぞれの記録紙
の表面ｐＨの値は、表１に示した。
ＢＫＰ９０部、ＮＢＫＰ１０部を混合し、叩解した後、
填料として炭酸カルシウム（エスカロン、三共製粉
製）、添加剤としてアルキルケテンダイマー及びカチオ
ンでんぷんを配合して、常法により坪量６４ｇ／ｍ2、
ステキヒトサイズ度が１８秒の記録原紙を抄造した。そ
の原紙に２％の濃度の酸化でんぷん水溶液に導電剤とし
ての塩化ナトリウムを加えた塗工液をサイズプレスによ
り付与することにより、記録紙１を調整した。塩酸水溶
液により、左記のサイズプレス溶液のｐＨを調整するこ
とにより、記録紙２〜４を調整した。それぞれの記録紙
の表面ｐＨの値は、表１に示した。
【００３６】（記録紙の調製２）填料としてカオリンを
用い、アルキルケテンダイマーに代えて中性ロジンサイ
ズ剤（サイズパインＮＴ、荒川化学製）を用いた以外
は、上記の方法と同様にして、坪量が６７ｇ／ｍ2 、ス
テキヒトサイズ度が１６秒の記録原紙を抄造した。その
原紙に、記録紙１と同様の塗工液を塗布することにより
記録紙５を調製し、また下記の組成のサイズプレス用塗
工液を調整し、サイズプレスにより塗布することによっ
て、記録紙６〜８を夫々調製した。それぞれの記録紙の
表面ｐＨの値は、表１に示した。
用い、アルキルケテンダイマーに代えて中性ロジンサイ
ズ剤（サイズパインＮＴ、荒川化学製）を用いた以外
は、上記の方法と同様にして、坪量が６７ｇ／ｍ2 、ス
テキヒトサイズ度が１６秒の記録原紙を抄造した。その
原紙に、記録紙１と同様の塗工液を塗布することにより
記録紙５を調製し、また下記の組成のサイズプレス用塗
工液を調整し、サイズプレスにより塗布することによっ
て、記録紙６〜８を夫々調製した。それぞれの記録紙の
表面ｐＨの値は、表１に示した。
【００３７】 ＜サイズプレス液組成＞ 酸化でんぷん（ＭＳ−３８００、日本食品製） ２部 ポリアリルアミン塩酸塩（ＰＡＡＨＣＬ１０Ｌ、日東紡製） Ｘ部 水 ９８−Ｘ部 記録紙６；Ｘ＝０．０４、記録紙７；Ｘ＝０．１、記録紙８；Ｘ＝１
【００３８】（電子写真記録適性の評価）電子写真記録
適性は、図１、図２に示す画像形成装置及び定着器を有
するキヤノン製複写機ＮＰ−９８００、ＣＬＣ−５００
（いずれも商品名）を用いたコピー画質について、ａ；
良好（色味、色再現、色彩性が良い）、ｂ；若干劣る、
ｃ；不良（色彩が鈍く、ヌケがある）の３段階で評価し
た。その結果を、表１に示した。
適性は、図１、図２に示す画像形成装置及び定着器を有
するキヤノン製複写機ＮＰ−９８００、ＣＬＣ−５００
（いずれも商品名）を用いたコピー画質について、ａ；
良好（色味、色再現、色彩性が良い）、ｂ；若干劣る、
ｃ；不良（色彩が鈍く、ヌケがある）の３段階で評価し
た。その結果を、表１に示した。
【００３９】（インクジェット記録適性の評価）下記の
各インクを用いて、１ｍｍあたり１４本の記録ノズルを
有する、熱の作用でインク滴を吐出させるインクジェッ
ト記録方式のヘッドを搭載したインクジェット記録装置
により記録を行ない、下記の記録適性を評価した。その
結果を、表１に示した。
各インクを用いて、１ｍｍあたり１４本の記録ノズルを
有する、熱の作用でインク滴を吐出させるインクジェッ
ト記録方式のヘッドを搭載したインクジェット記録装置
により記録を行ない、下記の記録適性を評価した。その
結果を、表１に示した。
【００４０】＜インク組成＞ 染料 ３部 グリセリン ６部 エタノール ６部 尿素 ６部 水 ７９部
【００４１】インクＩ；前記の染料の具体例において、
の染料を用いたもの（ただし、Ｘ1 ：５ーＣＯＯＮＨ
4 、Ｘ2 ：３ーＣＯＯＮＨ4 、Ｘ3 、 Ｘ4 ：Ｈ、Ｙ1 ：
ＮＨ4 、Ｒ、 Ｘ5 ：Ｈ） インクII；前記の染料の具体例において、及びの染
料の混合物を用いたもの（ただし、Ｍ：Ｌi 、Ｒ：Ｈ）
の染料を用いたもの（ただし、Ｘ1 ：５ーＣＯＯＮＨ
4 、Ｘ2 ：３ーＣＯＯＮＨ4 、Ｘ3 、 Ｘ4 ：Ｈ、Ｙ1 ：
ＮＨ4 、Ｒ、 Ｘ5 ：Ｈ） インクII；前記の染料の具体例において、及びの染
料の混合物を用いたもの（ただし、Ｍ：Ｌi 、Ｒ：Ｈ）
【００４２】（評価項目） （１）画像濃度 前記の記録装置を用いて、黒ベタを印字し印字部の画像
濃度を、マクベス濃度計（ＲＤ−９１８）を用いて求め
た。 （２）耐水性 前記の記録装置を用いて印字し、印字後１時間経過した
後、印字物を室温の水道水中に３秒間浸漬した後ひきあ
げ、自然乾燥させた。乾燥後画像に全く変化のないもの
を◎、印字部分に変化はないが白地部への尾引き（流れ
出した染料の再付着）が若干見られるものを○、印字部
がボヤけて不鮮明であり白地部への尾引きのひどいもの
を△、印字部が判読不能であるものを×と評価した。 （３）黒の色味 画像濃度の測定と同様の印字部において、印字部が黒く
認識できるものを○、コゲ茶色に見えるものを×、その
中位のものを△とした。 （４）文字品位 ３Ｘ３ｍｍの大きさのキャラクタ−”ａ、ｂ、ｃ”が、
エッジがシャ−プで鮮明な文字として見えるものを○、
エッジが不鮮明であり、文字がつぶれてしまったものを
×とする。 （５）擦過性 印字物を印字後１５秒経過した後、シルボン−Ｃ紙（商
品名）にて、４０ｇｆ／ｃｍ2 の加重にて擦過した。汚
れの発生しないものを○、発生するものを×とする。
濃度を、マクベス濃度計（ＲＤ−９１８）を用いて求め
た。 （２）耐水性 前記の記録装置を用いて印字し、印字後１時間経過した
後、印字物を室温の水道水中に３秒間浸漬した後ひきあ
げ、自然乾燥させた。乾燥後画像に全く変化のないもの
を◎、印字部分に変化はないが白地部への尾引き（流れ
出した染料の再付着）が若干見られるものを○、印字部
がボヤけて不鮮明であり白地部への尾引きのひどいもの
を△、印字部が判読不能であるものを×と評価した。 （３）黒の色味 画像濃度の測定と同様の印字部において、印字部が黒く
認識できるものを○、コゲ茶色に見えるものを×、その
中位のものを△とした。 （４）文字品位 ３Ｘ３ｍｍの大きさのキャラクタ−”ａ、ｂ、ｃ”が、
エッジがシャ−プで鮮明な文字として見えるものを○、
エッジが不鮮明であり、文字がつぶれてしまったものを
×とする。 （５）擦過性 印字物を印字後１５秒経過した後、シルボン−Ｃ紙（商
品名）にて、４０ｇｆ／ｃｍ2 の加重にて擦過した。汚
れの発生しないものを○、発生するものを×とする。
【００４３】
【表１】
【００４４】
【発明の効果】本発明のトナー転写紙は、前述の、諸物
性を有する電子写真適性に優れるように、抄造された中
性紙のトナー転写紙であり、更に、前述したカチオン化
合物の強酸塩等を含むサイズプレスによって、表面ｐＨ
を６．０〜７．５の範囲内に調整して得られる。このよ
うな本発明のトナー転写紙は、種々の電子写真記録適性
を満足すると共に、更に、トナー定着性にも優れてお
り、更に、通紙適性にも優れている。
性を有する電子写真適性に優れるように、抄造された中
性紙のトナー転写紙であり、更に、前述したカチオン化
合物の強酸塩等を含むサイズプレスによって、表面ｐＨ
を６．０〜７．５の範囲内に調整して得られる。このよ
うな本発明のトナー転写紙は、種々の電子写真記録適性
を満足すると共に、更に、トナー定着性にも優れてお
り、更に、通紙適性にも優れている。
【００４５】更に、本発明のトナー転写紙は、モノクロ
記録等に於ける、インクジェット記録適性にも優れてお
り、記録剤の発色性が良好であり、十分な画像濃度、及
び黒味を有する画像が得られる。特に中性紙であって過
度に高い表面ｐＨを有する従来の中性紙は、画像耐水性
の面で不十分なものが多く、また、十分な色味（黒味）
を発現するものが少なかった。本発明は、この点で効果
的である。
記録等に於ける、インクジェット記録適性にも優れてお
り、記録剤の発色性が良好であり、十分な画像濃度、及
び黒味を有する画像が得られる。特に中性紙であって過
度に高い表面ｐＨを有する従来の中性紙は、画像耐水性
の面で不十分なものが多く、また、十分な色味（黒味）
を発現するものが少なかった。本発明は、この点で効果
的である。
【図１】電子写真方式を用いた複写機の記録手段の一例
を示す。
を示す。
【図２】電子写真方式を用いた複写機の定着器の一例を
示す。
示す。
１ クリーナー部 ２ クリーニング部材 ３ 感光体 ４ 記録紙 ５ 帯電器 ６ 現像器 ８ トナー ９、１０ ローラー １１ クリーニング部材 １３ 定着器
フロントページの続き (72)発明者 竹内 達夫 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 章雄 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高田 吉宏 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高橋 正義 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平５−254239（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−42757（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−120383（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−331182（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−139023（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−69655（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−167772（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41M 5/00 G03G 7/00 - 7/00 101
Claims (7)
- 【請求項１】 原紙の表面にカチオン性化合物およびで
んぷんを塗布し、前記カチオン性化合物により前記原紙
のpHが低下して表面pHが6.0〜7.5の範囲にあり、かつス
テキヒトサイズ度が16〜40秒の範囲にあることを特徴と
する記録紙。 - 【請求項２】 坪量が60〜90g/m2の範囲にある請求項1
に記載の記録紙。 - 【請求項３】 密度が0.6〜0.8g/m3の範囲にある請求項
1に記載の記録紙。 - 【請求項４】MD方向が50〜130cm3/100の範囲にあり、CD
方向が25〜100cm3/100の範囲にある剛直度を有する請求
項1に記載の記録紙。 - 【請求項５】 感光体上の静電荷像をトナーを有する現
像手段により現像し、トナーにより現像されて形成され
た感光体上のトナー像を転写材に転写手段を用いて転写
し、及び転写されて転写材上に形成されているトナー像
を２本のローラー対にて圧力、熱またはその両方の作用
を付加する定着手段により定着し定着画像を形成する画
像の形成方法において、該転写材が請求項１乃至４に記
載の記録紙であることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項６】 染料、低沸点溶剤、不揮発性溶剤及び窒
素化合物を含むインクを記録紙に付与して記録を行なう
インクジェット記録方式であって、該記録紙が請求項１
乃至４に記載の記録紙であることを特徴とする画像形成
方法。 - 【請求項７】 カチオン性化合物およびでんぷんを含
み、かつ原紙のpHよりも小さいpHを持つ液を、前記原紙
上に塗工することを特徴をする記録紙の製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05275521A JP3072817B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 記録紙、これを用いた画像形成方法および記録紙の製造方法 |
| KR1019940028723A KR0164636B1 (ko) | 1993-11-04 | 1994-11-03 | 기록지 및 이를 사용한 화상 형성 방법 |
| EP94117332A EP0652113B1 (en) | 1993-11-04 | 1994-11-03 | Printing paper and method of image formation employing the same |
| DE69427064T DE69427064T2 (de) | 1993-11-04 | 1994-11-03 | Druckpapier und Bilderzeugungsmethode, die dasselbe verwendet |
| CN94118211A CN1056807C (zh) | 1993-11-04 | 1994-11-04 | 印刷纸及用其成象的方法 |
| US09/002,243 US6188850B1 (en) | 1993-11-04 | 1997-12-31 | Printing paper and method of image formation employing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05275521A JP3072817B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 記録紙、これを用いた画像形成方法および記録紙の製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07125405A JPH07125405A (ja) | 1995-05-16 |
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ID=17556628
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05275521A Expired - Fee Related JP3072817B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 記録紙、これを用いた画像形成方法および記録紙の製造方法 |
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|---|---|
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| EP (1) | EP0652113B1 (ja) |
| JP (1) | JP3072817B2 (ja) |
| KR (1) | KR0164636B1 (ja) |
| CN (1) | CN1056807C (ja) |
| DE (1) | DE69427064T2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| DE69533342T2 (de) | 1994-04-15 | 2005-07-28 | Canon K.K. | Tintenstrahldruckgewebe, Tintenstrahldruckverfahren und damit hergestellte Drucke |
| JPH0995044A (ja) * | 1995-04-10 | 1997-04-08 | Canon Inc | 記録紙及びこれを用いたインクジェット記録方法 |
| JP3036420B2 (ja) * | 1995-12-18 | 2000-04-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 記録用紙および記録方法 |
| JP4119012B2 (ja) * | 1998-07-16 | 2008-07-16 | 三菱製紙株式会社 | インクジェット記録・電子写真記録共用紙 |
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| JP2003253597A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-10 | Lintec Corp | 導電紙及び該導電紙を用いた電子部材用キャリアー |
| JP2004004596A (ja) * | 2002-04-16 | 2004-01-08 | Canon Inc | 転写材、画像形成方法、画像形成装置 |
| JP4420609B2 (ja) * | 2002-05-31 | 2010-02-24 | 三菱製紙株式会社 | インクジェット記録材料 |
| US6848781B2 (en) | 2002-09-30 | 2005-02-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming process, image-recorded article, liquid composition and ink-jet recording apparatus |
| JP4171295B2 (ja) * | 2002-12-19 | 2008-10-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成方法 |
| JP4742530B2 (ja) * | 2003-11-17 | 2011-08-10 | 富士ゼロックス株式会社 | 記録用紙及びこれを用いた画像記録方法 |
| JP3958325B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2007-08-15 | キヤノン株式会社 | プリント媒体用塗布液、インクジェット用インク、画像形成方法、プリント媒体用塗布液とインクジェット用インクとのセット、及びインクジェット記録装置 |
| US20060159871A1 (en) * | 2004-11-08 | 2006-07-20 | Performance Indicator, Llc | Paper compositions, imaging methods and methods for manufacturing paper |
| JP2006225637A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-31 | Canon Inc | インク、インクセット、インクジェット記録方法、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置 |
| CN103965689B (zh) * | 2005-01-18 | 2017-04-12 | 佳能株式会社 | 墨、成套墨、喷墨记录方法、墨盒和喷墨记录设备 |
| MX2008006062A (es) * | 2005-11-08 | 2008-12-16 | Performance Indicator Llc | Composiciones de papel, metodos para formacion de imagenes y metodos para fabricar papel. |
| JP2007193141A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真用転写紙及び画像記録方法 |
| US9090789B2 (en) * | 2006-12-20 | 2015-07-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Aqueous ink, ink jet recording method, ink cartridge and ink jet recording apparatus |
| JP2008162124A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Brother Ind Ltd | 印刷システム、印刷制御装置、印刷制御用プログラム及びその記録媒体 |
| US8013051B2 (en) * | 2007-02-09 | 2011-09-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid composition, image forming method, cartridge, recording unit and ink jet recording apparatus |
| US7918928B2 (en) | 2007-02-09 | 2011-04-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Pigment ink, ink jet recording method, ink cartridge, recording unit and ink jet recording apparatus |
| JP2010230703A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Daio Paper Corp | 電子写真記録用紙 |
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|---|---|---|---|---|
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| CA1147907A (en) | 1979-11-07 | 1983-06-14 | Kenneth E. Edds | Water-based ink composition |
| JPS5933176A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-22 | Canon Inc | 被記録材 |
| JPS5935977A (ja) | 1982-08-23 | 1984-02-27 | Canon Inc | 被記録材 |
| JPS59162561A (ja) | 1983-03-08 | 1984-09-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真用転写紙 |
| JPS59191068A (ja) | 1983-04-14 | 1984-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 転写用紙 |
| JPS6011389A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-21 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジエツト記録用紙 |
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| JPH0672396B2 (ja) * | 1985-08-22 | 1994-09-14 | 住友化学工業株式会社 | 中性紙の製造法 |
| JPS62124976A (ja) | 1985-11-26 | 1987-06-06 | Canon Inc | 被記録材 |
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