JP3071166B2 - 家屋構築用断熱パネル - Google Patents
家屋構築用断熱パネルInfo
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- JP3071166B2 JP3071166B2 JP9324362A JP32436297A JP3071166B2 JP 3071166 B2 JP3071166 B2 JP 3071166B2 JP 9324362 A JP9324362 A JP 9324362A JP 32436297 A JP32436297 A JP 32436297A JP 3071166 B2 JP3071166 B2 JP 3071166B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋構築用断熱パ
ネルに関するものである。
ネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
家屋構築用パネルに断熱材15を設ける場合、図3に図示
したように、板部材2のの一面に枠部材13で構成した枠
を設け、予め所定の形状に形成した断熱材15を板部材2
上の枠内に取り付け製造している。この場合、枠部材13
は通常角柱状の木材を使用している。
家屋構築用パネルに断熱材15を設ける場合、図3に図示
したように、板部材2のの一面に枠部材13で構成した枠
を設け、予め所定の形状に形成した断熱材15を板部材2
上の枠内に取り付け製造している。この場合、枠部材13
は通常角柱状の木材を使用している。
【0003】しかしながら、前述のように断熱材15を取
り付ける場合には、予め所定の形状に加工した断熱材15
を準備する必要があり、断熱材15を製造するための製造
装置や加工コストなど断熱材15を予め製造するための製
造コストが結構高くかかっていた。さらに、所定の形状
に断熱材15の形状を加工するためには、加工精度を高め
る必要もあり、断熱材15を所定形状に加工して断熱材15
の不要部分を廃棄するなど断熱材15の材料を無駄にする
ような問題もあった。
り付ける場合には、予め所定の形状に加工した断熱材15
を準備する必要があり、断熱材15を製造するための製造
装置や加工コストなど断熱材15を予め製造するための製
造コストが結構高くかかっていた。さらに、所定の形状
に断熱材15の形状を加工するためには、加工精度を高め
る必要もあり、断熱材15を所定形状に加工して断熱材15
の不要部分を廃棄するなど断熱材15の材料を無駄にする
ような問題もあった。
【0004】また、所定形状に加工した断熱材15を枠内
の板部材2上に設ける場合、断熱材15の形状が大き過ぎ
た場合には断熱材15を再加工する必要がでたり、逆に断
熱材15の形状が小さすぎた場合には、そのまま断熱材1
5を取り付けると断熱効果が弱められたり、場合によっ
ては、断熱材15と枠のすき間にさらに断熱材15をもうけ
る必要がでたりしていた。
の板部材2上に設ける場合、断熱材15の形状が大き過ぎ
た場合には断熱材15を再加工する必要がでたり、逆に断
熱材15の形状が小さすぎた場合には、そのまま断熱材1
5を取り付けると断熱効果が弱められたり、場合によっ
ては、断熱材15と枠のすき間にさらに断熱材15をもうけ
る必要がでたりしていた。
【0005】さらに、所定形状に加工した断熱材15を枠
内の板部材2上に取り付け固定するために、接着剤を使
用する必要があり、接着剤による取り付け固定を確実に
するために接着剤の塗布や断熱材15の取り付け作業に製
造コストが結構高くかかっていた。
内の板部材2上に取り付け固定するために、接着剤を使
用する必要があり、接着剤による取り付け固定を確実に
するために接着剤の塗布や断熱材15の取り付け作業に製
造コストが結構高くかかっていた。
【0006】前述のような断熱材15の取り付けにおける
問題を解消するために、従来、板部材2上の枠内に断熱
材15を流し込んで製造する方法も検討されているが、板
部材2の枠内に断熱材15をすき間なく気密性の高い状態
で、断熱材15を板部材2上の枠内に接合強度の高い状態
で取り付け固定できるような方法が現状では確立されて
おらず、また、断熱材15を流し込むことで板部材2に反
りが発生するような問題もあり、板部材2に反りが発生
すると断熱材15が剥離してしまうような問題もあった。
問題を解消するために、従来、板部材2上の枠内に断熱
材15を流し込んで製造する方法も検討されているが、板
部材2の枠内に断熱材15をすき間なく気密性の高い状態
で、断熱材15を板部材2上の枠内に接合強度の高い状態
で取り付け固定できるような方法が現状では確立されて
おらず、また、断熱材15を流し込むことで板部材2に反
りが発生するような問題もあり、板部材2に反りが発生
すると断熱材15が剥離してしまうような問題もあった。
【0007】さらに、従来の家屋構築用パネルは、枠を
形成する枠部材13が角柱状の木材など弾力性のない材料
で形成されているため、この家屋構築用パネルを骨材1
に囲まれた空間部に嵌合する場合、枠が小さ過ぎると骨
材1を家屋構築用パネルとの間に隙間が生じてしまい断
熱効果を十分に発揮させることができず、また、枠が大
き過ぎると骨材1に囲まれた空間部に家屋構築用パネル
を嵌合することができず、家屋構築用パネルを形成する
枠の外形形状は非常に精度の高いものが要求され、従っ
て、製造コストが高くかかっている。
形成する枠部材13が角柱状の木材など弾力性のない材料
で形成されているため、この家屋構築用パネルを骨材1
に囲まれた空間部に嵌合する場合、枠が小さ過ぎると骨
材1を家屋構築用パネルとの間に隙間が生じてしまい断
熱効果を十分に発揮させることができず、また、枠が大
き過ぎると骨材1に囲まれた空間部に家屋構築用パネル
を嵌合することができず、家屋構築用パネルを形成する
枠の外形形状は非常に精度の高いものが要求され、従っ
て、製造コストが高くかかっている。
【0008】本発明は、前記従来の課題を解決するため
になされたものであり、板部材上の枠内に断熱材を密着
性良く設け、骨材1に囲まれた空間部に密着性良く嵌合
でき、気密性が高く断熱効果の高い非常に高品質で信頼
性の高い家屋構築用パネルを提供することを目的とす
る。
になされたものであり、板部材上の枠内に断熱材を密着
性良く設け、骨材1に囲まれた空間部に密着性良く嵌合
でき、気密性が高く断熱効果の高い非常に高品質で信頼
性の高い家屋構築用パネルを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0010】家屋の柱や梁などの骨材1に囲まれた空間
部に嵌合して、この空間部を閉塞する家屋構築用断熱パ
ネルであって、平板状の板部材2の板面上に、弾力性の
ある断熱材料で形成した角柱状の枠部材3で枠4を形成
し、この枠4内に前記枠部材3と同一の断熱材料を充填
注入して断熱部5を形成したことを特徴とする家屋構築
用断熱パネルに係るものである。
部に嵌合して、この空間部を閉塞する家屋構築用断熱パ
ネルであって、平板状の板部材2の板面上に、弾力性の
ある断熱材料で形成した角柱状の枠部材3で枠4を形成
し、この枠4内に前記枠部材3と同一の断熱材料を充填
注入して断熱部5を形成したことを特徴とする家屋構築
用断熱パネルに係るものである。
【0011】また、前記平板状の板部材2としてチップ
化した木材を熱圧成型して製作したOSB部材を用いた
ことを特徴とする請求項1記載の家屋構築用断熱パネル
に係るものである。
化した木材を熱圧成型して製作したOSB部材を用いた
ことを特徴とする請求項1記載の家屋構築用断熱パネル
に係るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0013】平板状の板部材2の板面上に、断熱材料で
形成した角柱状の枠部材3で枠4を形成し、この枠4内
に断熱材料を充填注入して断熱部5を形成したから、充
填注入する断熱材料は枠4を形成する材料が同じ断熱材
料であるから、この枠4と非常に密着性良く一体的に断
熱部5を形成することができ、従来のように、予め所定
の形状に加工した断熱材15を用いる場合と異なり、断熱
材料を無駄にするようなこともなく、断熱材15を接着剤
などで取り付ける作業も必要なく単に断熱材料を充填注
入するだけで板部材2上の枠4内に断熱部5を接着固定
することができ、さらに、枠部材3を弾力性のある断熱
材料で形成したから、骨材1に囲まれた空間部に嵌合す
る場合、枠4の外形形状を空間部より多少大きめに形成
しておくことで、空間部と枠4との間に隙間など全くな
い状態で気密性良く嵌合させるこができ、枠4自体が断
熱材料で形成されており、空間部を全て断熱材料で密閉
することができるから、骨材1に囲まれた空間部に気密
性良く嵌合でき、気密性が高く断熱効果の高い非常に高
品質で製造コストの安い信頼性の高い家屋構築用断熱パ
ネルとすることができる。
形成した角柱状の枠部材3で枠4を形成し、この枠4内
に断熱材料を充填注入して断熱部5を形成したから、充
填注入する断熱材料は枠4を形成する材料が同じ断熱材
料であるから、この枠4と非常に密着性良く一体的に断
熱部5を形成することができ、従来のように、予め所定
の形状に加工した断熱材15を用いる場合と異なり、断熱
材料を無駄にするようなこともなく、断熱材15を接着剤
などで取り付ける作業も必要なく単に断熱材料を充填注
入するだけで板部材2上の枠4内に断熱部5を接着固定
することができ、さらに、枠部材3を弾力性のある断熱
材料で形成したから、骨材1に囲まれた空間部に嵌合す
る場合、枠4の外形形状を空間部より多少大きめに形成
しておくことで、空間部と枠4との間に隙間など全くな
い状態で気密性良く嵌合させるこができ、枠4自体が断
熱材料で形成されており、空間部を全て断熱材料で密閉
することができるから、骨材1に囲まれた空間部に気密
性良く嵌合でき、気密性が高く断熱効果の高い非常に高
品質で製造コストの安い信頼性の高い家屋構築用断熱パ
ネルとすることができる。
【0014】例えば、枠4の上下若しくは枠4の左右の
枠部材3を断熱材料で形成した角柱状の枠部材3で構成
すれば、枠4内に充填注入する断熱材料は枠4の上下若
しくは枠4の左右に設けた断熱材料で形成した枠部材3
と密着性良く断熱部5を形成できると共に、枠4の他部
を構成する枠部材3を、例えば、従来のように角柱状の
木材を使用すれば、パネル全体の構造的強度を必要に応
じて適宜確保できるように構成でき、従来の欠点を解消
ししかも従来の利点を生かした非常に秀れた家屋構築用
断熱パネルとすることができる。
枠部材3を断熱材料で形成した角柱状の枠部材3で構成
すれば、枠4内に充填注入する断熱材料は枠4の上下若
しくは枠4の左右に設けた断熱材料で形成した枠部材3
と密着性良く断熱部5を形成できると共に、枠4の他部
を構成する枠部材3を、例えば、従来のように角柱状の
木材を使用すれば、パネル全体の構造的強度を必要に応
じて適宜確保できるように構成でき、従来の欠点を解消
ししかも従来の利点を生かした非常に秀れた家屋構築用
断熱パネルとすることができる。
【0015】また、平板状の板部材2としてチップ化し
た木材を熱圧成型して製作したOSB部材を用いたか
ら、省資源対応製品として地球に優しい資材とすること
ができる。
た木材を熱圧成型して製作したOSB部材を用いたか
ら、省資源対応製品として地球に優しい資材とすること
ができる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例に係る家屋構築用断熱パネ
ルに関して以下図面に基づき説明する。
ルに関して以下図面に基づき説明する。
【0017】本実施例は、図1,図2に図示したよう
に、家屋の柱や梁などの骨材1に囲まれた空間部に嵌合
して、この空間部を閉塞する家屋構築用断熱パネルであ
って、平板状の板部材2の板面上に、断熱材料で形成し
た角柱状の枠部材3で枠4を形成し、この枠4内に断熱
材料を充填注入して断熱部5を形成したものである。
に、家屋の柱や梁などの骨材1に囲まれた空間部に嵌合
して、この空間部を閉塞する家屋構築用断熱パネルであ
って、平板状の板部材2の板面上に、断熱材料で形成し
た角柱状の枠部材3で枠4を形成し、この枠4内に断熱
材料を充填注入して断熱部5を形成したものである。
【0018】平板状の板部材2の板面上には、図1に図
示したように、必要に応じ、特に構造的強度を高める必
要がある場合には、板部材2の略中央部を横断するよう
に補強部材6を設け、この補強部材6の両端部の側面に
連設して各々断熱材料で形成した角柱状の枠部材3を設
け、この枠部材3に連設して補強部材6と略平行に板部
材2の板面上の両側に各々枠部材3を設けて枠4を形成
している。
示したように、必要に応じ、特に構造的強度を高める必
要がある場合には、板部材2の略中央部を横断するよう
に補強部材6を設け、この補強部材6の両端部の側面に
連設して各々断熱材料で形成した角柱状の枠部材3を設
け、この枠部材3に連設して補強部材6と略平行に板部
材2の板面上の両側に各々枠部材3を設けて枠4を形成
している。
【0019】補強部材6の両端部の側面に連設して設け
た枠部材3は、枠部材3の内側に補強部材6を内設する
ように設けてもよく、補強部材6と枠部材3とは適宜な
構成で設けることができる。
た枠部材3は、枠部材3の内側に補強部材6を内設する
ように設けてもよく、補強部材6と枠部材3とは適宜な
構成で設けることができる。
【0020】平板状の板部材2の板面上に形成する枠4
は全て断熱材料で形成した角柱状の枠部材3で構成して
もよいが、必要に応じ、特に枠4の構造的強度を高める
ため、対向する一組の枠部材3を角柱状の木材とし、こ
の他の枠部材3を断熱材料で形成した角柱状の枠部材3
で形成してもよい。
は全て断熱材料で形成した角柱状の枠部材3で構成して
もよいが、必要に応じ、特に枠4の構造的強度を高める
ため、対向する一組の枠部材3を角柱状の木材とし、こ
の他の枠部材3を断熱材料で形成した角柱状の枠部材3
で形成してもよい。
【0021】本実施例の家屋構築用断熱パネルの製造方
法について、図1に基づき説明すると、チップ化した木
材を熱圧成型して製作したOSB部材を用いた平板状の
板部材2の板面上の略中央部に角柱状の木材で形成した
補強部材6を設け、この補強部材6の両端部の両側面に
連設してウレタンなどの断熱材料で形成した角柱状の枠
部材3を設け、この枠部材3に連設して補強部材6と略
平行に板部材2の板面上の両側に断熱材料で形成した角
柱状の枠部材3を設けて枠4を形成し、この枠4内にウ
レタンなどの断熱材料を発泡機などにより適宜充填注入
して所望の断熱部5を形成する。断熱部5を設けた家屋
構築用断熱パネルは、図2に図示したように、家屋の柱
や梁などの骨材1に囲まれた空間部に嵌入し、板部材2
の周辺部と骨材1との当接部には適宜釘などの結合部材
7により取り付け固定する。
法について、図1に基づき説明すると、チップ化した木
材を熱圧成型して製作したOSB部材を用いた平板状の
板部材2の板面上の略中央部に角柱状の木材で形成した
補強部材6を設け、この補強部材6の両端部の両側面に
連設してウレタンなどの断熱材料で形成した角柱状の枠
部材3を設け、この枠部材3に連設して補強部材6と略
平行に板部材2の板面上の両側に断熱材料で形成した角
柱状の枠部材3を設けて枠4を形成し、この枠4内にウ
レタンなどの断熱材料を発泡機などにより適宜充填注入
して所望の断熱部5を形成する。断熱部5を設けた家屋
構築用断熱パネルは、図2に図示したように、家屋の柱
や梁などの骨材1に囲まれた空間部に嵌入し、板部材2
の周辺部と骨材1との当接部には適宜釘などの結合部材
7により取り付け固定する。
【0022】尚、発泡機は、板部材2の板面上に設けた
枠4内にウレタンなどの断熱材料を充填注入する際に使
用すると共に、ウレタンなどの断熱材料で形成した角柱
状の枠部材3を形成する場合にも、この発泡機を使用す
ることができ、発泡機を有効に使用することができ、発
泡機を予め所有している場合には、特に本実施例の家屋
構築用断熱パネルの製作コストを大幅に削減することが
できる。
枠4内にウレタンなどの断熱材料を充填注入する際に使
用すると共に、ウレタンなどの断熱材料で形成した角柱
状の枠部材3を形成する場合にも、この発泡機を使用す
ることができ、発泡機を有効に使用することができ、発
泡機を予め所有している場合には、特に本実施例の家屋
構築用断熱パネルの製作コストを大幅に削減することが
できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上のように、平板状の板部
材の板面上に、断熱材料で形成した角柱状の枠部材で枠
を形成し、この枠内に断熱材料を充填注入して断熱部を
形成し、しかも充填注入する断熱材料と枠を形成する材
料とが同じ断熱材料であるから、この枠と非常に密着性
良く一体的に断熱部を形成することができ、従来のよう
に、予め所定の形状に加工した断熱材を用いる場合と異
なり、断熱材料を無駄にするようなこともなく、断熱材
を接着剤などで取り付ける作業も必要なく単に断熱材料
を充填注入するだけで板部材上の枠内に断熱部を接着固
定することができ、さらに、枠部材を弾力性のある断熱
材料で形成したから、骨材に囲まれた空間部に嵌合する
場合、枠の外形形状を空間部より多少大きめに形成して
おくことで、空間部と枠との間に隙間など全くない状態
で気密性良く嵌合させるこができ、枠自体が断熱材料で
形成されており、空間部を全て断熱材料で密閉すること
ができるから、骨材に囲まれた空間部に気密性良く嵌合
でき、気密性が高く断熱効果の高い非常に高品質で製造
コストの安い信頼性の高い家屋構築用断熱パネルとする
ことができる。
材の板面上に、断熱材料で形成した角柱状の枠部材で枠
を形成し、この枠内に断熱材料を充填注入して断熱部を
形成し、しかも充填注入する断熱材料と枠を形成する材
料とが同じ断熱材料であるから、この枠と非常に密着性
良く一体的に断熱部を形成することができ、従来のよう
に、予め所定の形状に加工した断熱材を用いる場合と異
なり、断熱材料を無駄にするようなこともなく、断熱材
を接着剤などで取り付ける作業も必要なく単に断熱材料
を充填注入するだけで板部材上の枠内に断熱部を接着固
定することができ、さらに、枠部材を弾力性のある断熱
材料で形成したから、骨材に囲まれた空間部に嵌合する
場合、枠の外形形状を空間部より多少大きめに形成して
おくことで、空間部と枠との間に隙間など全くない状態
で気密性良く嵌合させるこができ、枠自体が断熱材料で
形成されており、空間部を全て断熱材料で密閉すること
ができるから、骨材に囲まれた空間部に気密性良く嵌合
でき、気密性が高く断熱効果の高い非常に高品質で製造
コストの安い信頼性の高い家屋構築用断熱パネルとする
ことができる。
【0024】また、平板状の板部材としてチップ化した
木材を熱圧成型して製作したOSB部材を用いたから、
省資源対応製品として地球に優しい資材とすることがで
きる。
木材を熱圧成型して製作したOSB部材を用いたから、
省資源対応製品として地球に優しい資材とすることがで
きる。
【図1】本発明の一実施例に係る家屋構築用断熱パネル
の製造方法を示す説明図である。
の製造方法を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係る家屋構築用断熱パネル
の使用状態を示す説明図である。
の使用状態を示す説明図である。
【図3】従来の家屋構築用断熱パネルの使用状態を示す
説明図である。
説明図である。
1 骨材 2 板部材 3 枠部材 4 枠 5 断熱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E04B 2/56 604 E04B 2/56 605E 605 622B 622 622K 632B 632 632C 632K 645B 645 645C E04C 2/20 J E04C 2/20 2/38 S 2/38 2/46 J (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/76 B32B 5/18 E04B 1/80 E04B 2/00 E04B 2/56 601 - 645 E04C 2/20 E04C 2/38
Claims (2)
- 【請求項1】 家屋の柱や梁などの骨材に囲まれた空間
部に嵌合して、この空間部を閉塞する家屋構築用断熱パ
ネルであって、平板状の板部材の板面上に、弾力性のあ
る断熱材料で形成した角柱状の枠部材で枠を形成し、こ
の枠内に前記枠部材と同一の断熱材料を充填注入して断
熱部を形成したことを特徴とする家屋構築用断熱パネ
ル。 - 【請求項2】 前記平板状の板部材としてチップ化した
木材を熱圧成型して製作したOSB部材を用いたことを
特徴とする請求項1記載の家屋構築用断熱パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9324362A JP3071166B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 家屋構築用断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9324362A JP3071166B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 家屋構築用断熱パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11159020A JPH11159020A (ja) | 1999-06-15 |
JP3071166B2 true JP3071166B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=18164946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9324362A Expired - Fee Related JP3071166B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 家屋構築用断熱パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071166B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8220005B2 (en) | 2007-08-30 | 2012-07-10 | Ricoh Company, Limited | Apparatus, system, and computer program product for processing information |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002341619A (ja) | 2001-05-11 | 2002-11-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 光沢付与装置及びこれを用いたカラー画像形成装置 |
JP2009228385A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 断熱パネルおよび断熱壁構造 |
CN105464281A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-04-06 | 常州工学院 | 一种活动房屋的拼板 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP9324362A patent/JP3071166B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8220005B2 (en) | 2007-08-30 | 2012-07-10 | Ricoh Company, Limited | Apparatus, system, and computer program product for processing information |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11159020A (ja) | 1999-06-15 |
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