JP2810221B2 - 床パネル - Google Patents
床パネルInfo
- Publication number
- JP2810221B2 JP2810221B2 JP2183432A JP18343290A JP2810221B2 JP 2810221 B2 JP2810221 B2 JP 2810221B2 JP 2183432 A JP2183432 A JP 2183432A JP 18343290 A JP18343290 A JP 18343290A JP 2810221 B2 JP2810221 B2 JP 2810221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- floor panel
- foamed resin
- surface plate
- interposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明、床パネルに関するものである。
従来の床パネルは、第3図に示すように、鉄製の枠体
50の間に木製の根太51…を横架して構成したフレーム52
に、パーティクルボード等の表面材53を載置してビス54
で固定していた。
50の間に木製の根太51…を横架して構成したフレーム52
に、パーティクルボード等の表面材53を載置してビス54
で固定していた。
従来の床パネルは、上述のように表面材53をビス54で
固定していたので、作業能率が悪く生産性が低下すると
いう問題があった。
固定していたので、作業能率が悪く生産性が低下すると
いう問題があった。
また、表面材53と枠体50が接するため、2階の床パネ
ルとして使用すると階下に振動が伝わるという問題があ
った。
ルとして使用すると階下に振動が伝わるという問題があ
った。
さらに、断熱性を確保するために根太51…の間に断熱
材を取付ける必要があった。
材を取付ける必要があった。
したがって、この発明の目的は、生産が容易で振動等
の問題を解消し、断熱性を有する床パネルを提供するこ
とである。
の問題を解消し、断熱性を有する床パネルを提供するこ
とである。
この発明の床パネルは、枠体の上面に表面板を配置し
た床パネルであって、前記枠体の内部に発泡樹脂を充填
するとともにこの発泡樹脂を前記表面板と前記枠体との
間に介在させて両者を接着したものである。
た床パネルであって、前記枠体の内部に発泡樹脂を充填
するとともにこの発泡樹脂を前記表面板と前記枠体との
間に介在させて両者を接着したものである。
この発明の構成によれば、表面板および枠体の固定が
発泡樹脂を充填することにより行われる。すなわち、枠
体の内部に発泡樹脂を充填するとともにこの発泡樹脂を
表面板と枠体との間に介在させて両者を接着したので、
表面板の取付けに際してビス締め等をする必要がなく生
産性が向上する。また、表面板と枠体の間に発泡樹脂を
介在させたので、表面板の振動を吸収することができ
る。さらに、発泡樹脂が断熱性を有するため、別に断熱
材を取付ける必要はなく、表面板が枠体によって冷却さ
れて結露するヒートブリッジを防止することができる。
発泡樹脂を充填することにより行われる。すなわち、枠
体の内部に発泡樹脂を充填するとともにこの発泡樹脂を
表面板と枠体との間に介在させて両者を接着したので、
表面板の取付けに際してビス締め等をする必要がなく生
産性が向上する。また、表面板と枠体の間に発泡樹脂を
介在させたので、表面板の振動を吸収することができ
る。さらに、発泡樹脂が断熱性を有するため、別に断熱
材を取付ける必要はなく、表面板が枠体によって冷却さ
れて結露するヒートブリッジを防止することができる。
この発明の第1の実施例の床パネルを第1図に基づい
て説明する。この床パネルは、鉄製の枠体1の内部にフ
ェノール等の発泡樹脂2を充填して構成したフレーム3
に、パーティクルボード等の表面板4を固着してある。
具体的には、表面板4と枠体1の間に発泡樹脂2を介在
させて両者を接着してある。この場合、表面板4と枠体
1を位置決めして発泡樹脂2で一体に充填するが、表面
板4と枠体1の間に発泡樹脂2が充填されるように、ス
ペーサを介在させておく。この場合、発泡樹脂2が周囲
に漏れ出ないように、枠体1と表面板4を容器に入れて
行う。
て説明する。この床パネルは、鉄製の枠体1の内部にフ
ェノール等の発泡樹脂2を充填して構成したフレーム3
に、パーティクルボード等の表面板4を固着してある。
具体的には、表面板4と枠体1の間に発泡樹脂2を介在
させて両者を接着してある。この場合、表面板4と枠体
1を位置決めして発泡樹脂2で一体に充填するが、表面
板4と枠体1の間に発泡樹脂2が充填されるように、ス
ペーサを介在させておく。この場合、発泡樹脂2が周囲
に漏れ出ないように、枠体1と表面板4を容器に入れて
行う。
この実施例によれば、ビス締め等をする必要がないの
で、生産性が向上する。また、発泡樹脂2が表面板4の
振動を吸収する。さらに、表面板4と枠体1の間に発泡
樹脂2が介在することにより、表面板4が枠体1によっ
て冷却されず、所謂ヒートブリッジを防止することがで
きる。
で、生産性が向上する。また、発泡樹脂2が表面板4の
振動を吸収する。さらに、表面板4と枠体1の間に発泡
樹脂2が介在することにより、表面板4が枠体1によっ
て冷却されず、所謂ヒートブリッジを防止することがで
きる。
この発明の第2の実施例の床パネルを第2図に基づい
て説明する。この床パネルは、ベランダ床パネルであ
り、1′はCチャンネル等の構造材である枠体、2′は
発泡樹脂、4′は塩化ビニル樹脂化粧鋼板等で形成され
た表面板、5は裏面材である。表面板4′には樋6がプ
レス成形により形成され、その他の部分は樋6の方向へ
やや傾斜させてある。樋6は枠体1′の間に配置され、
これによって支持される。この場合、枠体1′、表面板
4′および裏面材5を容器に入れて位置決めして発泡樹
脂2′で一体成形し、各々を固着する。このとき、表面
板4′と枠体1′および裏面材5と枠体1′の間に発泡
樹脂2′が充填されるように、それぞれスペーサを介在
させておく。このようにして製造された床パネルは、現
場において架構体より出た片持梁に設置する。
て説明する。この床パネルは、ベランダ床パネルであ
り、1′はCチャンネル等の構造材である枠体、2′は
発泡樹脂、4′は塩化ビニル樹脂化粧鋼板等で形成され
た表面板、5は裏面材である。表面板4′には樋6がプ
レス成形により形成され、その他の部分は樋6の方向へ
やや傾斜させてある。樋6は枠体1′の間に配置され、
これによって支持される。この場合、枠体1′、表面板
4′および裏面材5を容器に入れて位置決めして発泡樹
脂2′で一体成形し、各々を固着する。このとき、表面
板4′と枠体1′および裏面材5と枠体1′の間に発泡
樹脂2′が充填されるように、それぞれスペーサを介在
させておく。このようにして製造された床パネルは、現
場において架構体より出た片持梁に設置する。
この実施例によれば、樋6等を表面材4′で一体成形
したので水密性能の確保が容易となる。また、ビス締め
個所がないので、ビス締め部より水漏れする等のおそれ
がない。その他の構成効果は、第1の実施例と同様であ
る。
したので水密性能の確保が容易となる。また、ビス締め
個所がないので、ビス締め部より水漏れする等のおそれ
がない。その他の構成効果は、第1の実施例と同様であ
る。
この発明の床パネルによれば、表面板および枠体の固
定が発泡樹脂を充填することにより行われる。すなわ
ち、枠体の内部に発泡樹脂を充填するとともにこの発泡
樹脂を表面板と枠体との間に介在させて両者を接着した
ので、表面板の取付けに際してビス締め等をする必要が
なく生産性が向上する。
定が発泡樹脂を充填することにより行われる。すなわ
ち、枠体の内部に発泡樹脂を充填するとともにこの発泡
樹脂を表面板と枠体との間に介在させて両者を接着した
ので、表面板の取付けに際してビス締め等をする必要が
なく生産性が向上する。
また、表面板と枠体の間に発泡樹脂を介在させたの
で、表面板の振動を吸収することができ、防音・防振性
能の向上が図れる。
で、表面板の振動を吸収することができ、防音・防振性
能の向上が図れる。
さらに、発泡樹脂が断熱性を有するため、別に断熱材
を取付ける必要はなく、表面板が枠体によって冷却され
て結露するヒートブリッジを防止することができる。
を取付ける必要はなく、表面板が枠体によって冷却され
て結露するヒートブリッジを防止することができる。
第1図はこの発明の第1の実施例の床パネルの断面図、
第2図はこの発明の第2の実施例の床パネルの断面図、
第3図は従来例の床パネルの断面図である。 1、1′……枠体、2、2′……発泡樹脂、4、4′…
…表面板
第2図はこの発明の第2の実施例の床パネルの断面図、
第3図は従来例の床パネルの断面図である。 1、1′……枠体、2、2′……発泡樹脂、4、4′…
…表面板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/98 E04B 1/80 E04B 1/90 E04C 2/38 E04F 15/18 E04B 5/02
Claims (1)
- 【請求項1】枠体の上面に表面板を配置した床パネルで
あって、前記枠体の内部に発泡樹脂を充填するとともに
この発泡樹脂を前記表面板と前記枠体との間に介在させ
て両者を接着したことを特徴とする床パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183432A JP2810221B2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183432A JP2810221B2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 床パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0470442A JPH0470442A (ja) | 1992-03-05 |
JP2810221B2 true JP2810221B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=16135677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2183432A Expired - Lifetime JP2810221B2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 床パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810221B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3659602B2 (ja) * | 1995-09-26 | 2005-06-15 | ナカ工業株式会社 | フロアパネル開口部用塞ぎ板 |
US9327360B2 (en) | 2007-01-24 | 2016-05-03 | PAC Tech—Packaging Technologies GmbH | Method and device for contacting, positioning and impinging a solder ball formation with laser energy |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5932011U (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-28 | 松下電工株式会社 | 防音防振パネル |
-
1990
- 1990-07-10 JP JP2183432A patent/JP2810221B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0470442A (ja) | 1992-03-05 |
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