JP3068689U - 脂取り紙収納容器 - Google Patents

脂取り紙収納容器

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JP3068689U
JP3068689U JP1999008341U JP834199U JP3068689U JP 3068689 U JP3068689 U JP 3068689U JP 1999008341 U JP1999008341 U JP 1999008341U JP 834199 U JP834199 U JP 834199U JP 3068689 U JP3068689 U JP 3068689U
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一臣 松本
善雄 松本
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Shiseido Co Ltd
Taiki Corp Ltd
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Shiseido Co Ltd
Taiki Corp Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来使用されていた脂取り紙よりも大きな脂
取り紙を収納することができ、その収納した状態の収納
容器をハンドバッグなどに収納するときの大きさは従来
の脂取り紙の大きさと同じようにすることができ、脂取
り紙の取出しが極めて容易に行え脂取り紙が使い易い脂
取り紙収納容器を提供する。 【解決手段】 中心部の折曲げ線4に沿って表裏両方向
に折曲げ可能な容器外装部2、および容器外装部の内側
において折曲げ線を挟んで形成された一対の収納ポケッ
ト部3からなり、各収納ポケット部は折曲げ線側の一辺
が開口するとともに他の辺が容器外装部に取着されてお
り、1つの収納ポケットに収納可能な大きさを越える大
きさの脂取り紙20が、一対の収納ポケット部にまたが
り収納されており、各収納ポケット部の折曲げ線側の一
辺に凹部3aが形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は脂取り紙収納容器に関する。より詳しくは本考案は顔の汗を拭き取っ たり、化粧直しの際に使用したりするための脂取り紙を収納し、携帯に便利な脂 取り紙収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
顔の汗を拭いたり化粧直しをしたりするために脂取り紙が広く使われている。 従来このような脂取り紙は、例えば、多数枚重ねてその一端部をブック状に綴じ るとともに止めた端部の近傍に切離し用のミシン目を入れておくようなことがさ れている(実開昭49−13180号公報参照)。
【0003】 また、一端部が開口した袋状の容器の一辺が開口を越えて外側に延びており、 多数枚重ねた脂取り紙をこの袋状容器に入れ、延びた容器辺を他辺に重ねるよう にしており、使用時においては重なった部分を開き、開口部から1枚ずつ取出す ようにしたものもある。
【0004】 更に、上部にスリット状の開口を有する箱状の容器に、端部を互いに重ねて折 畳んだ多数枚の脂取り紙をこの容器に収納しておき、上述のスリット状開口から 取出すことによって重なった脂取り紙の端部が次々と取出せるようにしたポップ アップ式のものもある(実公昭36−16836号公報参照)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述したような従来の脂取り紙の収納容器においては、収納される脂取り紙は 収納容器の大きさよりも小さな大きさであり、一方、脂取り紙を収納する容器は ハンドバッグなどに入れておくものであるためその大きさが限られており、その ために脂取り紙の大きさが比較的限られた小さいものとなっている。
【0006】 このように従来の脂取り紙収納容器にあっては収納される脂取り紙の大きさが 限られており、非常に小範囲の顔面の脂しか取ることができない。このため脂取 り紙の大きさをより大きくすることが要望されている。しかしながら、従来の収 納方法では脂取り紙を大きくした場合には収納容器が大きくなってしまい、その 持運びが非常に不便である。また、ポップアップ式の場合は脂取り紙をに折曲げ て互い違いに重ね合せて収納しなければならず、このように脂取り紙を折曲げ・ 重合せる手間が掛り非常に面倒である。
【0007】
【考案の目的】
本考案は上述したような従来技術に付随する脂取り紙の大きさに制限があると いう問題を解消し、充分に大きな脂取り紙を収納できる脂取り紙収納容器を提供 することにある。
【0008】 更に本考案は、このように充分に大きな脂取り紙を収納するにも拘らず、脂取 り紙の収納および取出しが極めて容易に行える脂取り紙収納容器を提供すること にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、脂取り紙を収納するための容器であり、該容器は中心部の 折曲げ線に沿って表裏両方向に折曲げ可能な容器外装部、および該容器外装部の 内側において前記折曲げ線を挟んで形成された一対の収納ポケット部からなり、 該各収納ポケット部は前記折曲げ線側の一辺が開口するとともに他の辺が前記容 器外装部に取着されていることを特徴とする脂取り紙収納容器により上述した課 題を達成する。
【0010】 この場合に、この構造からなる本考案の脂取り紙収納容器においては、脂取り 紙としては1つの収納ポケットに収納可能な大きさよりも大きな脂取り紙を使用 することができ、このような大きい脂取り紙を折曲げ線を挟んで設けられた一対 の収納ポケット部をまたがるようにして収納する。
【0011】 そして、このような脂取り紙収納容器は、ハンドバッグなどに収めておく場合 には、外側が表に出るように折曲げ線から内向きに折曲げておく。これにより脂 取り紙は収納容器の容器外装部により囲まれており、外部から保護されていて汚 れたりすることがない。
【0012】 一方、使用時においては、折曲げ線から反対側に、すなわち、外装部同士が接 触するように折曲げることによって、収納ポケット部をまたがって収納されてい た脂取り紙が折曲がった状態で外に臨む。この外に臨んだ部分を指で掴んで出す ことによって脂取り紙は容易に出すことができる。
【0013】 更にこの引出しを容易にするために、収納ポケット部の折曲げ線側の一辺にそ れぞれ凹部を形成しておくことが好ましい。凹部の形状としては特に限定されな いが、三角形状、半円形状などとすることができる。
【0014】 本考案の脂取り紙収納容器は全体形状が長方形形状であってもよいし、適宜半 楕円形状、半円形などとすることもできる。また、本考案の脂取り紙収納容器は 紙で作られていてもよいし、プラスチックシートによって作られていてもよい。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図示した添付図面を参照して、本考案を詳細に説明す る。図1は本考案に係る脂取り紙収納容器を示す斜視図であり、図1(a)は本 考案に係る脂取り紙収納容器1に脂取り紙20を重ねて収納して、それを開いた 状態を示している。本考案の脂取り紙収納容器1は容器外装部2はほぼ長方形形 状をしており、その中心部に表裏に折曲げ可能な折曲げ線4が形成可能である。 この容器収納部の内側に一対の収納ポケット部3が形成されている。収納ポケ ット部3は容器外装部2の折曲げ線となる中心部の脇の部分が開口しており、そ の他の部分は容器外装部に取着されている。
【0016】 収納ポケット部3の折曲げ線4に対向する辺、すなわち、開口の部分には凹部 3aが形成されている。図示した凹部3aは三角形状をしているが、半楕円形状 、半円形状などとすることもできる。そして2つの収納ポケット部3をまたぐよ うにして脂取り紙20が重ねて収納されている。このため本考案に用いる脂取り 紙20の大きさは1つの収納ポケット部3に収納される従来の脂取り紙に比較し て約2倍の大きさのものとすることができる。
【0017】 このようにして作られた本考案の脂取り紙収納容器1をハンドバッグなどに収 納しておくときには、図1(b)のように容器外装部2が外側を向くように折曲 げ線4から折曲げておく。これにより脂取り紙20が容器外装部により外部から 保護されており、汚れたりすることがない。
【0018】 一方、脂取り紙の使用に際しては、折曲げ線4から反対側に折曲げて図1(c )の状態とする。このようにすることによって重ねられた脂取り紙20は折曲げ 線の上で外側を向く状態となる。このように外側を向いた脂取り紙20を凹部3 a部分において指で摘むことによって簡単に取出すことができる。
【0019】 図2は上述した図1に示す実施例に用いている脂取り紙収納容器の展開図を示 している。すなわち、長方形状をした容器外装部2の上下両側に容器外装部2と 繋がった状態で収納ポケット部3を形成している。容器外装部と収納ポケット部 3の間は折曲げ線5で繋がっている。そして容器外装部2の左右の側辺にはそれ ぞれ収納ポケット部3の辺の長さと等しい長さの糊代6を形成しており、糊代6 と容器外装部2との間は折曲げ線7がある。また収納ポケット部3には上述した ように凹部3aが形成されている。
【0020】 図2の展開図の状態から折曲げ線7に沿って糊代6を内側に折曲げ、糊代6の 上に糊をつけた状態で収納ポケット部3を内側に折曲げることによって図1の状 態となる。
【0021】 なお、脂取り紙20は脂取り紙収納容器1を形成する際に容器外装部2の内側 の上に置いた状態で組立ててもよいし、または脂取り紙収納容器1を組立てた状 態で脂取り紙をこの中に収納してもよい。
【0022】 本考案の別の実施例を図3に基いて説明する。上述した実施例においては、脂 取り紙収納容器1を紙によって作っていたが、図3に示す実施例においては脂取 り紙収納容器1はプラスチックシートにより作られている。図3において容器外 装部よりも幅広の偏平なシートからなる容器外装部用シート12を左から右に送 る。この容器外装部用シート12の上に収納ポケット部3の幅よりも広い幅の収 納ポケット部用フィルム13を2本、その間に小間隙を形成した状態で送って重 ねる。この収納ポケット部用フィルム13の隣接する辺には予め凹部13aを形 成しておいてもよいし、送りつつ途中でパンチにより13aを形成してもよい。 このようにして容器外装部用フィルム12と収納ポケット部用フィルム13を 重ねた状態で、本考案の脂取り紙収納容器1の外形形状をした溶着・溶断ヒータ によって18のように周囲を溶着・溶断する。本考案の脂取り紙収納容器の外装 部2が抜かれた容器外装部用フィルム12および本考案の収納ポケット部3が抜 かれた収納ポケット部用フィルム13がそれぞれ上下に除去されることにより、 本考案に係る脂取り紙収納容器1が得られる。
【0023】 図3(b)は、このようにして得られた脂取り紙収納容器1の平面図を示して おり、周囲18がヒートシールにより溶着・溶断されており、それにより容器外 装部2の上に収納ポケット部3が溶着されている。
【0024】 なお、本実施例の脂取り紙収納容器1の製造に際しては、容器外装部用フィル ム12と収納ポケット部用フィルム13との溶着・溶断に先立ち、その間に脂取 り紙を入れておけば溶着・溶断とともに脂取り紙が収納された状態となる。なお 、脂取り紙収納容器を製造した後に、脂取り紙を収納してもよい。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、従来使用されていた脂取り紙よりも大きな脂取り紙を収納す ることができ、しかもその収納した状態の収納容器をハンドバッグなどに収納す るときの大きさは従来の脂取り紙の大きさと同じようにすることができ、脂取り 紙が非常に使い易いものとなる。更に本考案によれば脂取り紙の収納および取出 しが極めて容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の斜視図であり、(a)は
開いた状態、(b)はハンドバッグなどに収納する状
態、(c)は脂取り紙を取出す状態を示す。
【図2】図1に示す実施例の脂取り紙収納容器を作るた
めの展開図である。
【図3】本考案に係る他の実施例を示し、(a)はその
製造方法を示し、(b)は得られた脂取り紙収納容器の
平面図を示す。
【符号の説明】
1 脂取り紙収納容器 2 容器外装部 3 収納ポケット部 3a 凹部 4 中心部の折曲げ線 5、7 折曲げ線 6 糊代 12 容器外装部用フィルム 13 収納ポケット部用フィルム 18 溶着溶断部 20 脂取り紙

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂取り紙を収納するための容器であり、
    該容器は中心部の折曲げ線に沿って表裏両方向に折曲げ
    可能な容器外装部、および該容器外装部の内側において
    前記折曲げ線を挟んで形成された一対の収納ポケット部
    からなり、該各収納ポケット部は前記折曲げ線側の一辺
    が開口するとともに他の辺が前記容器外装部に取着され
    ていることを特徴とする脂取り紙収納容器。
  2. 【請求項2】 脂取り紙を収納するための容器であり、
    該容器は中心部の折曲げ線に沿って表裏両方向に折曲げ
    可能な容器外装部、および該容器外装部の内側において
    前記折曲げ線を挟んで形成された一対の収納ポケット部
    からなり、該各収納ポケット部は前記折曲げ線側の一辺
    が開口するとともに他の辺が前記容器外装部に取着され
    ており、前記各収納ポケット部の前記折曲げ線側の一辺
    に凹部が形成されていることを特徴とする脂取り紙収納
    容器。
  3. 【請求項3】 1つの収納ポケットに収納可能な大きさ
    を越える大きさの脂取り紙が、前記一対の収納ポケット
    部にまたがり収納されていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の脂取り紙収納容器。
  4. 【請求項4】 紙でつくられていることを特徴とする請
    求項1〜3の何れか1項に記載の脂取り紙収納容器。
  5. 【請求項5】 プラスチックシートでつくられているこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の脂取
    り紙収納容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000017764A (ko) * 1999-11-23 2000-04-06 이미숙 손톱화장용 리무버티슈 포장대
JP2005500094A (ja) * 2001-06-07 2005-01-06 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 多数の脂取りシートのパッケージ

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