JP3067340B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
に半導体基板上に形成された絶縁膜上のポリシリコン抵
抗を有する半導体装置に関する。
示す構造が知られている。図7Cの断面構造は、半導体
基板1上に形成された第1の絶縁膜2と、ポリシリコン
3と、該ポリシリコン3を覆う第2の絶縁膜6に窓を開
設し、この窓を通して形成された電極7を有しており、
ポリシリコン3はイオン注入法により導入された物質が
一様に分布している。
に第1の絶縁膜2を形成後、ポリシリコン3を成長し、
しかる後に全面にイオン注入法により特定の物質を注入
し、第4の絶縁膜4を成長後にアニールを行う。
いてポリシリコン3をエッチングする。この時、エッチ
ングにより現われたポリシリ3の側面はイオン注入法に
より注入された特定の物質が存在する。
3を覆う第2の絶縁膜6と、電極7を形成した断面構造
である。
集積回路装置は、ポリシリコン3をエッチングする時に
エッチングのバラツキにより抵抗層ΔWの誤差を生じ、
抵抗の設計値とでき上りの実測値のズレが大きいという
欠点があった。
後に、注入した物質を活性化するために高温でアニール
を行うため、浅い接合を有するバイポーラ・トランジス
タと一緒に製造する場合接合が深くなり、その結果バイ
ポーラ・トランジスタの高周波特性を悪化させるという
欠点があった。
を有し、前記絶縁膜上にポリシリコンからなる抵抗体
と、前記抵抗体に電気的に接続された電極とを有する半
導体装置において、前記ポリシリコンの外周部以外の部
分に不純物が注入され、前記不純物を活性化させるため
に熱処理され、前記ポリシリコンの外周の寸法の誤差の
影響を受ける領域には熱拡散した前記不純物が存在しな
い半導体装置が得られる。
の外周部が、ポリシリコンの側面から0.5μm以上
1.5μm以下の範囲である前述の半導体装置が得られ
る。
る。図1は本発明による半導体装置の第1の実施例を示
す構造断面図であり、図2は、図1Cの平面図である。
に、半導体基板1上に形成された第1の絶縁膜2と、前
記第1の絶縁膜上に形成されたポリシリコン3と、前記
ポリシリコン3を覆う第2の絶縁膜6と、前記第2の絶
縁膜6の表面に該ポリシリコン3より導出される電極7
とを有している。ポリシリコン3の平面図は図2に示す
ように写真食刻法とイオン注入法を用いて、点線の内側
へ特定の物質が注入されており、実線で示すエッチング
後のポリシリコン3の外周部には、注入された物質は存
在しない。したがって、ポリシリコン3をエッチングす
る時、エッチングのバラツキにより、該ポリシリコン3
のエッチング後の外周部の寸法が変化しても、イオン注
入法で注入された物質が占める領域には影響を与えな
い。
1の実施例を示す。
に、例えば酸化膜等の第1の絶縁膜2を形成し、該第1
の絶縁膜2へポリシリコン3を1000〜3000オン
グストローム成長させる。しかる後、ポリシリコン3は
写真食刻法を用いて選択的にエッチングされる。図1B
は、エッチングされたポリシリコン3を写真食刻した断
面図である。この写真食刻は、イオン注入に対するマス
ク材5a,例えばフォトレジストをマスクにしており、
フォトレジストの開孔部は、エッチングされたポリシリ
コン3の外周部の内側へ位置している。
て、特定の物質例えばAs等をシート抵抗が200Ω/
□程度になる様なドーズ量で注入を行う。このイオン注
入時にチャージアップを抑えるために、図1Bには記し
ていないが、スクライブ線領域のフォトレジスト等のマ
スクは開孔している(図3参照)。
の絶縁膜6と電極7を形成し、イオン注入された物質を
活性化させるために900〜1000℃でアニールされ
た後の断面図である。この活性化のためのアニールは、
酸化膜等の第2の絶縁膜6を形成した後なら、どの工程
で行ってもよい。例えば、バイポーラ・トランジスタを
含む半導体集積回路装置において、エミッタ部のドライ
ブインと共通にする事により、熱履歴を減らせる事がで
きる。
離は、ポリシリコン3をエッチングするときのバラツキ
と、イオン注入法を用いるときのマスクの目合せ精度
と、イオン注入された不純物を活性化したときの横方向
への拡散ひろがりを考慮して、エッチングしたポリシリ
コン3の外周部へ不純物が存在しない距離であり、0.
5μm以上1.5μm以下であることが好ましい。ま
た、電極7はイオン注入した内側に位置することが望ま
しい。
施例の工程を示す断面図である。第1の実施例に示した
様に、イオン注入時のチャージアップはスクライブ線領
域のマスク材5aを開孔する事で抑制できる。しかし、
より確実にチャージアップを抑制するために、Ti,A
l等の第1の金属5bを蒸着法等により形成した後に、
フォトレジスト等のイオン注入に対するマスク材5aを
形成し、しかる後にイオン注入法を用いる。
施例の一工程を示す断面図である。第1の実施例に示し
た様に、イオン注入法により注入されるAs等の物質
は、フォトレジスト等のイオン注入に対するマスク材5
aの開孔部のみに選択的に注入され、それ以外は注入さ
れない。しかし、イオン注入法の加速エネルギーが数百
KeV程度と大きい場合は、より確実にイオン注入の注
入物質をマスクするために、図5の様に酸化膜等の第3
の絶縁膜5Cを形成した後に、フォトレジスト等のイオ
ン注入に対するマスク材5aを形成し、しかる後にイオ
ン注入法を用いる。
施例を示す断面図である。第1の実施例に示した構造方
法とは異なり、図6Aに示す如くポリシリコン3をフォ
トレジスト等のイオン注入に対するマスク材5aを形成
した後、イオン注入法を用いて選択的にAs等の物質を
注入する。
を用いポリシリコン3をエッチングする。後の工程は実
施例1の製造方法と同一である。
コンをエッチングする時にエッチングのバラツキにより
抵抗幅誤差が抵抗値に影響を与えず、抵抗値のバラツキ
を小さく抑えるという効果がある。定量的には、表1に
示す様に、従来技術では6〜7%あったバラツキが本発
明を採用する事によりバラツキが1〜2%程度と大幅に
改善された。
s等の物質を活性化するための900〜1000℃のア
ニールは、ポリシリコンを覆う酸化膜等の絶縁膜を形成
した以降どこの工程において行ってもよく、他工程のア
ニールと共通化する事により熱履歴を減らし、浅い接合
を有するバイポーラ・トランジスタ等の高周波特性を悪
化させない、という効果がある。
る。
面図である。
図である。
る。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板上に、絶縁膜を有し、前記絶
縁膜上にポリシリコンからなる抵抗体と、前記抵抗体に
電気的に接続された電極とを有する半導体装置におい
て、前記ポリシリコンの外周部以外の部分に不純物が注
入され、前記不純物を活性化させるために熱処理され、
前記ポリシリコンの外周の寸法の誤差の影響を受ける領
域には熱拡散した前記不純物が存在しないことを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項2】 前記ポリシリコンの外周部が、前記ポリ
シリコンの側面から0.5μm以上1.5μm以下の範
囲であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292945A JP3067340B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 半導体装置 |
EP92119084A EP0541122B1 (en) | 1991-11-08 | 1992-11-06 | Method of fabricating a semiconductor device with a polycrystalline silicon resistive layer |
DE69222393T DE69222393T2 (de) | 1991-11-08 | 1992-11-06 | Verfahren zur Herstellung einer Halbleiteranordnung mit einer Widerstandsschicht aus polykristallinem Silizium |
US08/253,223 US5462889A (en) | 1991-11-08 | 1994-06-02 | Method of fabricating a semiconductor device with a polycrystalline silicon resistive layer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292945A JP3067340B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05183110A JPH05183110A (ja) | 1993-07-23 |
JP3067340B2 true JP3067340B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=17788456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3292945A Expired - Fee Related JP3067340B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067340B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007335580A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
JP7092534B2 (ja) * | 2018-03-27 | 2022-06-28 | エイブリック株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3292945A patent/JP3067340B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05183110A (ja) | 1993-07-23 |
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