JP3066355B2 - 鉄道車両連結部間からの転落防止装置 - Google Patents

鉄道車両連結部間からの転落防止装置

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JP3066355B2
JP3066355B2 JP10017773A JP1777398A JP3066355B2 JP 3066355 B2 JP3066355 B2 JP 3066355B2 JP 10017773 A JP10017773 A JP 10017773A JP 1777398 A JP1777398 A JP 1777398A JP 3066355 B2 JP3066355 B2 JP 3066355B2
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道一 宮田
正誼 小嶋
純夫 小坂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道車両がホー
ムに止まっているとき、通勤・通学で混雑時の乗客や酔
った乗客などが、鉄道車両の連結部間を通してホームか
ら落下することを防止する鉄道車両連結部間からの転落
防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の転落防止装置としては、
たとえば図13に示すように、連結鉄道車両1・2間
で、それら鉄道車両1・2に、先端間に10cmほどの隙
間を設けてそれぞれゴム幌3を取り付けるものがある。
【0003】ゴム幌3は、図12に示すように、シート
形状のものを、先細となるU字状に曲げ、さらに両側を
内向きに折り曲げて折曲部3aを形成してなる。
【0004】そして、鉄道車両1・2に、このゴム幌3
を取り付けるときは、まず不図示の雨樋取付掛金具から
雨樋を取り外し、ゴム幌取付金4を溶接する。次いで、
内側から折曲部3aに押え板5をあてがい、折曲部3a
を挟んで止めナット6を締め付けることにより固定して
いた。その後、雨樋取付掛金具を用いて再び、図13に
示すように雨樋7を取り付けていた。
【0005】これにより、2つのゴム幌3で、鉄道車両
1・2の連結部間を遮って、そこからの乗客の転落を防
止していた。(実開平5−94047号公報参照。)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の転落防止装置には、次のような課題があった。 ホームがカーブしていると、両ゴム幌3の先端間の
隙間が170〜200mm位となって転落防止効果がなく
なる。 鉄道車両1・2上に登る足掛けがあると、ゴム幌3
を取り付けできなかったり、取り付けが困難であったり
する。
【0007】 ゴム幌3内に手を入れて取り付け作業
を行わなければならず、取り付け作業が面倒である。 部品の種類が多く、取り付けも面倒であるから、コ
スト高となる。
【0008】そこで、この発明の目的は、ホームがカー
ブしていても乗客の転落防止効果を損なうことがないと
ともに、足掛けがあっても問題なく取り付け可能であ
り、また取り付け作業が簡単で、かつ部品の種類が少な
く、安価である鉄道車両の連結部間からの転落防止装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、鉄道車両連結部間からの転落防止装置にお
いて、たとえば以下の図1〜5を用いて説明する実施の
形態のとおり、鉄道車両15・16の連結部間で一方の
鉄道車両15に取り付けて他方の鉄道車両16に向けて
のばす複数の第1の桟部材10と、カーブする線路上に
あるときにも、前記第1の桟部材10との先端間に隙間
を生じない程度に、前記第1の桟部材10と先端を前後
方向にオーバーラップして他方の前記鉄道車両16に取
り付けて一方の鉄道車両15に向けてのばす複数の第2
の桟部材11と、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、鉄道車両連結部
間からの転落防止装置において、たとえば以下の図6〜
8を用いて説明する実施の形態のとおり、鉄道車両15
・16の連結部間で一方の鉄道車両15に取り付けて他
方の鉄道車両16に向けてのばす複数の第1の桟部材1
0と、カーブする線路上にあるときにも、前記第1の桟
部材10との先端間に隙間を生じない程度に、前記第1
の桟部材10と互い違いに設けて先端を上下方向にオー
バーラップし、他方の前記鉄道車両16に取り付けて一
方の鉄道車両15に向けてのばす複数の第2の桟部材1
1と、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0011】そして、請求項1および2に記載の発明で
は、第1の桟部材10および第2の桟部材11で遮って
乗客が鉄道車両15・16の連結部間に入り込まないよ
うにする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の鉄道車両連結部間からの転落防止装置におい
て、たとえば以下で説明する実施の形態のとおり、前記
第1の桟部材10もしくは第2の桟部材11、またはそ
れらの双方を、鉄道車両15・16上に登るときの足掛
けとしても利用してなる、ことを特徴とする。
【0013】そして、請求項3に記載の発明では、第1
の桟部材10もしくは第2の桟部材11、またはそれら
の双方を用いて鉄道車両15・16上に登る。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の鉄道車両連結部間からの転落防止装置におい
て、たとえば以下の図6を用いて説明する実施の形態の
とおり、前記第1の桟部材10もしくは第2の桟部材1
1、またはそれらの双方を、先端を内向きに曲げてな
る、ことを特徴とする。
【0015】そして、請求項4に記載の発明では、鉄道
車両15・16がカーブを曲がるとき、第1の桟部材1
0もしくは第2の桟部材11、またはそれらの双方が、
鉄道車両15・16の側面から出っ張らないようにす
る。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2に記載の鉄道車両連結部間からの転落防止装置におい
て、たとえば以下の図9および10を用いて説明する実
施の形態のとおり、前記第1の桟部材10もしくは第2
の桟部材11、またはそれらの双方を、取付金具23・
24を用いて取り付けてなる、ことを特徴とする。
【0017】そして、請求項5に記載の発明では、第1
の桟部材10もしくは第2の桟部材11、またはそれら
の双方を、取付金具23・24を用いてたとえば浮かせ
て取り付けることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる鉄道車両連結部間からの転落防止装置で用いる第1
の桟部材10と第2の桟部材11とを示す。
【0019】第1の桟部材10は、たとえば軟質樹脂材
料を用いて一体成形でつくり、横長板状の桟部10aと
その基端から直角に折れ曲がる基部10bとで構成す
る。桟部10aの表面には、たとえばデザイン上から、
基部10bから先端に向けてのびる2本のリブ10cを
平行に設ける。基部10bには、金属製の補強板12を
埋め込み、上下に2つの貫通孔10dを設ける。
【0020】他方、第2の桟部材11は、同じくたとえ
ば軟質樹脂材料を用いて一体成形でつくり、途中に段部
aを有する横長板状の桟部11aとその基端から直角に
折れ曲がる基部11bとで構成する。桟部11aの表面
には、たとえばデザイン上から、基部11bから先端に
向けてのびる2本の水平リブ11cを平行に設ける。基
部11bには、金属製の補強板13を埋め込み、上下に
2つの貫通孔11dを設ける。
【0021】そして、第1の桟部材10は、その2つの
貫通孔10dにそれぞれボルトを挿入し、そのボルトで
止めて、補強板12を有する基部10bを鉄道車両にし
っかりと取り付ける。たとえば図2に示すように、鉄道
車両15・16の連結部間で、一方の鉄道車両15に上
下に適宜の間隔をあけて複数取り付け、桟部10aを他
方の鉄道車両16に向けてのばす。
【0022】他方、第2の桟部材11も、同じくその2
つの貫通孔11dにそれぞれボルトを挿入し、そのボル
トで止めて、補強板13を有する基部11bを鉄道車両
にしっかりと取り付ける。たとえば図2に示すように、
鉄道車両15・16の連結部間で、他方の鉄道車両16
に、各第1の桟部材10に対向してそれぞれ上下に適宜
の間隔をあけて複数取り付け、桟部11aを他方の鉄道
車両15に向けてのばす。
【0023】そして、各対向する第1の桟部材10と第
2の桟部材11で、図1に示すように、互いの先端部の
長さLを前後方向にオーバーラップする。
【0024】なお、鉄道車両15の、第1の桟部材10
を取り付ける位置に芯材がないときには、取り付け強度
を確保するため、たとえば図3に示すように、鉄道車両
15の外面に補強板18をあてがい、その補強板18を
介してボルト19で第1の桟部材10を取り付けるよう
にするとよい。図示しないが、もちろん鉄道車両16に
第2の桟部材11を取り付けるときも同様とする。
【0025】ところで、第1の桟部材10や第2の桟部
材11として、上述した例では、たまたま図1に示すよ
うな形状のものを示したが、そのような形状のものに限
らないことはいうまでもなく、たとえば図4に示すよう
に、第1の桟部材10の先をコ字型に折り曲げるように
形成してもよい。
【0026】また、図5に示すように、水平リブ10c
・11cに代えて桟部材10a・11aの表面に垂直リ
ブ10e・11eを設けてもよく、基部10b・11b
に、取り付け時に圧縮して雨の侵入を防ぐ垂直リブ10
f・11fを設けてもよい。図示しないが、桟部材10
a・11aの裏面に水平リブを設け、剛性を高めるよう
にしてもよい。
【0027】なお、図4および図5では図1の対応部分
に使用したと同一の符号をそのまま用い、重複する説明
を省略する。
【0028】さて、図6には、この発明による鉄道車両
連結部間からの転落防止装置で用いる他の第1の桟部材
10と第2の桟部材11とを示す。
【0029】この図6に示す例の第1の桟部材10で
は、横長板状の桟部10aの先端を内向きに湾曲してな
る。第2の桟部材11は、その第1の桟部材10を左右
反転したものである。この図6に示す例では、桟部10
a・11aの先端を内向きに湾曲するが、たとえば図7
に示すようにまっすぐとしてもよい。寸法的には、たと
えば図示するように、桟部10a・11aの長さを35
0mm、高さを250mmにつくる。
【0030】そうして、第1の桟部材10は、上述した
例と同様にその基部10bを鉄道車両15に取り付ける
が、第2の桟部材11は、上述した例のように第1の桟
部材10と対向する位置ではなく、第1の桟部材10と
互い違いに設けて先端を上下方向にオーバーラップし、
その基部11bを鉄道車両16に取り付ける。
【0031】そして、たとえば図8に示すように、鉄道
車両16に、その鉄道車両16上に登るときの足掛け2
0が、370mmの間隔で取り付けられているときには、
それらの足掛け20間に第2の桟部材11を取り付ける
ようにする。
【0032】ところで、両鉄道車両15・16の連結部
の隙間を500mmとすると、桟部10a・11aの長さ
はたとえば上述したとおり350mmとするから、各桟部
10a・11aの先端と相手方の鉄道車両15・16と
の間隙は150mmとなり、図8に示すように第1の桟部
材10と第2の桟部材11とのオーバーラップ長さは2
00mmとなる。
【0033】以上説明したとおり、図示例の転落防止装
置では、第1の桟部材10と第2の桟部材11の先端を
オーバーラップするから、ホームがカーブしていても、
それら第1の桟部材10と第2の桟部材11の先端間に
隙間が生じず、それらの第1の桟部材10および第2の
桟部材11で遮って乗客が鉄道車両15・16の連結部
間に入り込まないようにし、鉄道車両15・16の連結
部間を通して乗客がホームから落下することを防止する
ことができる。
【0034】また、第1の桟部材10や第2の桟部材1
1を上下の足掛け20間に入り込む大きさとすると、鉄
道車両15・16に足掛け20が設けられていても、そ
れらの間に取り付けることができる。
【0035】第1の桟部材10や第2の桟部材11は、
袋状になっていないから、その取り付け作業も容易であ
り、部品の種類も少ないから、その点からも取り付けが
簡単であり、また安価に設けることができる。
【0036】さらに、図6に示すように、第1の桟部材
10や第2の桟部材11の先端を内向きに湾曲して設け
ると、鉄道車両15・16がカーブを曲がるとき、第1
の桟部材10もしくは第2の桟部材11、またはそれら
の双方が、鉄道車両15・16の側面から出っ張らない
ようにすることができる。
【0037】ところで、上述した例では、第1の桟部材
10や第2の桟部材11とは別に足掛け20を設けた
が、第1の桟部材10や第2の桟部材11そのものを、
鉄道車両15・16上に登るときの足掛けとして利用す
ることもできる。このときは、第1の桟部材10や第2
の桟部材11に滑り止めを設けるとよい。
【0038】さて、鉄道車両15・16の連結部には、
図9に示すように、角部からたとえば90mmほど入り込
んだ位置に、雨樋22が取り付けられていることがあ
る。このようなときには、たとえば図10(A)に示す
ように中間に段差23aをつけた取付金具23を用い、
あるいは(B)に示すようにコ字型に折り曲げた取付金
具24を用い、雨樋22を避けて取り付けるようにする
とよい。
【0039】また、特別な車両形状のものには、それに
合わせた取付金具を準備することにより、第1の桟部材
10や第2の桟部材11を、ほとんどの鉄道車両に問題
なく取り付けることができる。
【0040】さらに、上述した例では、桟部材10・1
1を鉄道車両15・16にそれぞれボルト19等を用い
て固定的にのみ取り付ける場合について説明した。しか
し、たとえば図11に示すように、桟部材25の基部2
5aに蝶番26の一方26aをたとえば埋め込み成形等
により取り付ける。
【0041】そして、使用時は、その蝶番26の他方2
6bをボルト27を用いて補強板28を介して鉄道車両
29に取り付け、図中実線で示すように開いて基部25
aを補強板30を介して鉄道車両29にあてがい、ボル
ト31を用いて基部25aを鉄道車両29に固定する。
【0042】他方、たとえば作業や点検の目的で作業員
が鉄道車両間に入る必要が生じたときは、ボルト31を
外して桟部材25を図中鎖線で示すように蝶番26の軸
32を中心として回動し、鉄道車両間を開放する。この
とき、すべての桟部材25ではなく、一番下の桟部材の
みをこのように開閉自在にしてもよい。
【0043】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、連結鉄
道車両の一方に取り付ける第1の桟部材と他方に取り付
ける第2の桟部材の先端をオーバーラップするから、ホ
ームがカーブしていても、それら第1の桟部材と第2の
桟部材の先端間に隙間を生ずることがない。よって、そ
れらの第1の桟部材および第2の桟部材で遮って乗客が
鉄道車両の連結部間に入り込まないようにし、鉄道車両
の連結部間を通して乗客がホームから落下することを防
止することができる。
【0044】また、第1の桟部材や第2の桟部材を上下
の足掛け間に入り込む大きさにつくると、鉄道車両に足
掛けが設けられていても、それらの間に取り付けること
ができる。
【0045】第1の桟部材や第2の桟部材は、袋状にな
っていないから、その取り付け作業も容易であり、部品
の種類も少ないから、その点からも取り付けが簡単であ
り、また安価に設けることができる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、さらに、
第1の桟部材もしくは第2の桟部材、またはそれらの双
方を、鉄道車両上に登るときの足掛けとしても利用する
から、足掛けと共用してコストダウンを図ることができ
る。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、第1の桟
部材もしくは第2の桟部材、またはそれらの双方を、先
端を内向きに曲げるから、鉄道車両がカーブを曲がると
き、第1の桟部材や第2の桟部材が、鉄道車両の側面か
ら出っ張らないようにし、邪魔にならず、また予期せぬ
事故の発生を防止することができる。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、鉄道車両
に雨樋が設けられていても、第1の桟部材や第2の桟部
材を、取付金具を用いてたとえば浮かせてその雨樋を避
けるように取り付けることができる。また、特別な車両
形状のものには、それに合わせた取付金具を準備するこ
とにより、第1の桟部材や第2の桟部材を、ほとんどの
既存鉄道車両にも問題なく取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による鉄道車両連結部間からの転落防
止装置で用いる第1の桟部材と第2の桟部材を、互いの
位置関係で示す斜視図である。
【図2】それらの第1の桟部材と第2の桟部材の使用状
態を示す斜視図である。
【図3】その第1の桟部材の取り付け状態の他例を説明
する斜視図である。
【図4】この発明による鉄道車両連結部間からの転落防
止装置で用いる他の第1の桟部材と第2の桟部材を、互
いの位置関係で示す斜視図である。
【図5】この発明による鉄道車両連結部間からの転落防
止装置で用いるさらに他の第1の桟部材と第2の桟部材
を、互いの位置関係で示すもので、(A)は横断面図、
(B)は正面図、(C)は左側面図、(D)は右側面図
である。
【図6】この発明による鉄道車両連結部間からの転落防
止装置で用いるまたさらに他の第1の桟部材と第2の桟
部材を、互いの位置関係で示す斜視図である。
【図7】第1の桟部材の寸法例を示す斜視図である。
【図8】それらの第1の桟部材と第2の桟部材の使用状
態を示す斜視図である。
【図9】鉄道車両への雨樋の取り付け状態を示す鉄道車
両の部分図である。
【図10】(A)は段差を設けた取付金具を用いて、
(B)はコ字型に曲げた取付金具を用いての鉄道車両へ
の桟部材の取り付け状態を説明する説明図である。
【図11】この発明による鉄道車両連結部間からの転落
防止装置のさらにまた他の例を示す平面図である。
【図12】従来の転落防止装置で用いていたゴム幌等の
斜視図である。
【図13】その使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 第1の桟部材 11 第2の桟部材 15 鉄道車両 16 鉄道車両 23 取付金具 24 取付金具 25 桟部材 29 鉄道車両
フロントページの続き (72)発明者 小坂 純夫 東京都千代田区丸の内1−6−4 入間 川ゴム株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−2103(JP,A) 特開 平9−100654(JP,A) 特開 平8−127338(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61D 17/20 B61B 1/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道車両の連結部間で鉄道車両の一方に
    取り付けて他方に向けてのばす複数の第1の桟部材と、カーブする線路上にあるときにも、前記第1の桟部材と
    の先端間に隙間を生じない程度に、前記 第1の桟部材と
    先端を前後方向にオーバーラップして前記鉄道車両の他
    方に取り付けて一方に向けてのばす複数の第2の桟部材
    と、 を備えてなる、鉄道車両連結部間からの転落防止装置。
  2. 【請求項2】 鉄道車両の連結部間で鉄道車両の一方に
    取り付けて他方に向けてのばす複数の第1の桟部材と、カーブする線路上にあるときにも、前記第1の桟部材と
    の先端間に隙間を生じない程度に、前記 第1の桟部材と
    互い違いに設けて先端を上下方向にオーバーラップし、
    前記鉄道車両の他方に取り付けて一方に向けてのばす複
    数の第2の桟部材と、 を備えてなる、鉄道車両連結部間からの転落防止装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の桟部材もしくは第2の桟部
    材、またはそれらの双方を、鉄道車両上に登るときの足
    掛けとしても利用してなる、請求項1、または2に記載
    の鉄道車両連結部間からの転落防止装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の桟部材もしくは第2の桟部
    材、またはそれらの双方を、先端を内向きに曲げてな
    る、請求項1、または2に記載の鉄道車両連結部間から
    の転落防止装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の桟部材もしくは第2の桟部
    材、またはそれらの双方を、取付金具を用いて取り付け
    てなる、請求項1、または2に記載の鉄道車両連結部間
    からの転落防止装置。
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