JP3066276B2 - 分離型空気調和機の室外ユニット - Google Patents

分離型空気調和機の室外ユニット

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JP3066276B2 JP1376795A JP1376795A JP3066276B2 JP 3066276 B2 JP3066276 B2 JP 3066276B2 JP 1376795 A JP1376795 A JP 1376795A JP 1376795 A JP1376795 A JP 1376795A JP 3066276 B2 JP3066276 B2 JP 3066276B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分離型空気調和機の室外
ユニットに関し、特に生産コスト低減を計った分離型空
気調和機の電装部品を内装する箱体、すなわち、室外ユ
ニットの箱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機の室外ユニッ
トとしては、室外ユニットの電装部品を収納する箱体に
耐候性樹脂であるポリプロピレンを用いると共に、箱体
のコーナーに中空形成部を設けることによって箱体の強
度を向上させたものがある。
【0003】上記分離型空気調和機の室外ユニットは図
5に示すように構成されるものであり、図5において、
1は各種の電装部品を内装する室外ユニットの箱体、2
は樹脂により形成され箱体1の正面部をなす前パネル、
3は側面に一対の把手3aを備え箱体1の側面部及び背
面部をなす後パネル,3bは把手3aの下部の開口部を
覆う樹脂製の電装品蓋であり、4は箱体1を据付面に固
定するため一対の足部である。
【0004】そして、上記箱体1の底部は図6に示すよ
うに構成するものであり、図6において、5は板金によ
って成形された底パネルであり、足部4,4はそれぞれ
細長い板金にて形成されており、両端部に固定用孔4a
が穿設されている。また、両端部の固定用孔4aをそれ
ぞれ底プレート5の外周縁より外側に位置させた状態
で、足部4,4が底プレート5の下面に溶接によって接
合されている。すなわち、箱体1は、前パネル2と、後
パネル3と、足部4,4が溶接された底プレート5とか
ら構成されている。なお、箱体1には圧縮機、熱交換
器、ファン等の電装部品が配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成して
なる分離型空気調和機の室外ユニットであれば、上記箱
体は、底プレート及び足部が金属製であり、従って足部
を底プレートに接合するためには足部を底プレートの下
面に溶接しなければならず、その溶接のための作業に手
間取り、生産コストを上昇するという欠点があった。
【0006】また、底プレートに溶接した足部が箱体底
面の外周から常時突出した形状となっていたため、梱包
時の外形寸法が大きくなり輸送コストが上昇すると共
に、輸送途上の落下による衝撃力が箱体から突出した足
部に集中し、足部が変形・破損するという事故が多く発
生するという欠点があった。
【0007】本発明の分離型空気調和機の室外ユニット
は、生産コストを低減し、さらに、輸送時の落下による
変形・破損を防止することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の分離型空気調和
機の室外ユニットは、上記目的を達成するために、請求
項1記載の発明は、少なくとも樹脂製の前パネルと樹脂
製の後パネルとから構成される箱体と、該箱体を据付面
に固定する足部とを備えてなり、上記足部を上記前パネ
ル及び後パネルのそれぞれの下端部に一体に成形するこ
とを特徴とするものである。
【0009】そして、請求項2記載の発明は、上記足部
と箱体とをヒンジ部を介して一体成形し、輸送時には該
足部を箱体表面に収納し、据付時には上記ヒンジ部にて
該足部を箱体外側に折り返して据付面に固定するもので
ある。また、請求項3記載の発明は、上記足部の強度を
高めるための中空形成部を備えてなるものである。
【0010】
【作用】本発明の分離型空気調和機の室外ユニットは上
記構成にて、請求項1記載の発明は、前パネルと後パネ
ルとのぞれぞれに足部を一体にて形成し、該足部によっ
て分離型空気調和機の室外ユニットを据付面に固定して
設置する。
【0011】また、請求項2記載の発明は、輸送時には
箱体の足部をヒンジ部によって箱体表面に収納して梱包
し、据付時にはヒンジ部にて足部を箱体表面から外側に
折り返えした後、分離型空気調和機の室外ユニットを据
付面に固定して設置する。
【0012】そして、請求項3記載の発明は、足部を中
空形成部としたことで、足部の強度を上昇する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の分離型空気調和機の室外ユニ
ットの実施例を図面と共に説明する。本発明の分離型空
気調和機の室外ユニットの第1の実施例は図1に示すよ
うに構成するものであり、図1において、6は各種の電
装部品を内装する箱体、7は樹脂製の前パネル、7aは
前パネル7の下端部に前パネル7と一体に成形する一対
の足部である。また、8は樹脂性の後パネルである。な
お、図示していないが、後パネル8の背面の下端部には
後パネル8と一体に成形する一対の足部を備えている。
また、8aは側面に形成する一対の把手であり、8bは
把手8aの下方の開口部を覆う樹脂製の電装部品蓋であ
る。
【0014】さらに、上記前パネル7は図2に示すよう
に構成するものであり、図2において、7bは箱体6を
固定するために足部7aに穿設した固定用孔であり、分
離型空気調和機の室外ユニットの据付時には、固定用孔
7aを介してボルト等によって据付面に固定する。な
お、図示していないが、後パネル8の足部にも固定用孔
を備えており同様にボルト等によって据付面に固定す
る。
【0015】これによって、第1の実施例では足部が樹
脂製の前パネル7と後パネル8とのそれぞれに一体に成
形しているので、足部を底プレートに溶接で取り付ける
という作業が不要となる。そして、前パネル7と後パネ
ル8との下端部はぞれぞれ底プレートの外周部に形成し
た立ち上がり部にネジによって取り付ける。
【0016】本発明の分離型空気調和機の室外ユニット
の第2の実施例は図3に示すように構成するものであ
り、図3において、9は樹脂製の前パネル、9aは前パ
ネル9に一体に成形した足部である。また、9bは足部
9aに穿設した固定用孔、9cは足部9aを前パネル9
に収納するため前パネル9に形成した開口部である。
【0017】そして、上記足部9aを図4に拡大して示
すように、前パネル9の成形時には、足部9aはAの状
態の位置で前パネル9の下端側面と一体に成形されるも
ので、Aの状態において足部9aの上側面及び左右側面
と前パネル9と足部9aはBの状態に引き出しを容易に
するために若干の隙間を形成する。
【0018】さらに、足部9aはAの状態で下端部を、
前パネル9との結合部とするために、薄状に形成してな
るヒンジ部9dを形成する。すなわち、足部9aはヒン
ジ部9を介して前パネル9と一体化している。さらに、
同図中に示すBの状態はヒンジ部9dを折り曲げて足部
9aを前パネル9の表面から外側に出した状態である。
ここで、Bの状態では前パネル9に足部9aを収納して
いた開口部が露出するが、この開口部は底プレートの立
ち上がり部によって背面から塞がれている。なお、図示
していないが、後パネルに形成する一対の足部も図4に
示すものと同様の構造を形成している。
【0019】また、空気調和機の室外ユニットの輸送時
には、Aの状態のように足部9aを前パネル9に収納し
梱包して輸送することにより、突出部がなくなり梱包用
の箱の大きさを小さくすることができるだけでなく、輸
送時の落下による衝撃力が足部9aに集中して、足部9
aが変形、破損することを防止できる。
【0020】さらに、空気調和機の室外ユニットを据付
ける場合には、Bの状態のように足部9aを前パネル9
の表面から外側に出した後、足部9の固定用孔9aと後
パネルに同様に形成された足部9の固定用孔とをそれぞ
れ据付面にボルト等で固定して、室外ユニットを据付面
に設置する。また、後パネルに形成する一対の足部につ
いても同様である。
【0021】そして、上記実施例では、底プレートは金
属製のものを用いたが、前パネル、若しくは、後パネル
と一体に樹脂にて成形してもよい。
【0022】なお、上記実施例において、据付時に足部
の強度を強化する必要がある場合は、上記前パネル及び
上記後パネルの成型時に、ガスインジェクション成型に
よって上記足部に中空形成部を設ける。これによって、
樹脂の引けや、成型時の冷却に時間がかかることなし
に、十分に強度を保った厚みのある足部を提供できる。
または、室外ユニットを設置する際に、板金製の補強部
材を足板に重ね合わせて固定する。さらに、底プレート
板に補強部材を嵌合するための溝を底プレートに形成す
ることによって補強部材の位置決めを容易にする。
【0023】
【発明の効果】本発明の分離型空気調和機の室外ユニッ
トは上記のような構成であるから、請求項1記載の発明
は、足部を箱体と一体して成形したため、生産コストを
低減することができる。
【0024】また、請求項2記載の発明は、ヒンジ部に
よって輸送時には足部を収納するので、分離型空気調和
機の室外ユニットの梱包時の突出部分をなくすことがで
きると共に、梱包形態を小さくするができ、輸送コスト
を低減できるばかりか、輸送途上での室外ユニットの落
下による衝撃力によって足部が変形・破損することを防
止でき、容易に不良品の発生を抑さえることができる。
【0025】そして、請求項3記載の発明は、足部を中
空に形成したため、十分な強度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分離型空気調和機の室外ユニットの第
1の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の前パネルの斜視図である。
【図3】本発明の分離型空気調和機の室外ユニットの第
2の実施例の前パネルの斜視図である。
【図4】図3の足部の機能を説明するための要部拡大斜
視図である。
【図5】従来の分離型空気調和機の室外ユニットの斜視
図である。
【図6】図5の底プレートと足部との要部分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
6 箱体 7 前パネル 7a 足部 8 後パネル 9 前パネル 9a 足部 9b ヒンジ部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも樹脂製の前パネルと樹脂製の
    後パネルとから構成される箱体と、該箱体を据付面に固
    定する足部とを備えてなり、 上記足部を上記前パネル及び後パネルのそれぞれの下端
    部に一体に成形することを特徴とする分離型空気調和機
    の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 上記足部と箱体とをヒンジ部を介して一
    体成形し、輸送時には該足部を箱体表面に収納し、据付
    時には上記ヒンジ部にて該足部を箱体外側に折り返して
    据付面に固定することを特徴とする請求項1記載の分離
    型空気調和機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 上記足部の強度を高めるための中空形成
    部を備えてなることを特徴とする請求項1または2記載
    の分離型空気調和機の室外ユニット。
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