JP3064720U - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP3064720U
JP3064720U JP1999004099U JP409999U JP3064720U JP 3064720 U JP3064720 U JP 3064720U JP 1999004099 U JP1999004099 U JP 1999004099U JP 409999 U JP409999 U JP 409999U JP 3064720 U JP3064720 U JP 3064720U
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JP
Japan
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interrupt signal
printing
interrupt
cpu
motor
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JP1999004099U
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伸一 木川
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】割込信号線の数を減らして構成を簡略化すると
ともに、ポート利用の自由度を高めた印字装置を提供す
ること。 【解決手段】印字が終了した時点で送出される割込信号
INTと、インクキャリア搬送用のキャリアモータが
停止した時点で送出される割込信号INTと、紙送り
用のフィードモータが停止した時点で送出される割込信
号INTとを1つの割込信号INTとして、共通の割
込信号線へ送出するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、インクジェットプリンタ等の印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にインクジェットプリンタ(以下、単にプリンタという)では、印字用紙 の送り方向と直交する方向に搬送されるインクキャリアが設けられ、このインク キャリアを移動させて用紙の1行を印字した後、フィードモータによって用紙を 送り、次の行に印字をするようになっている。このようなプリンタにおいては、 スループット(印字速度)が装置の性能を左右する上で重要な要素となる。スル ープットはppm(paper per minute)の単位で表され、スループットが大きい ほど単位時間当たりの紙送り量が多くなって、印字スピードが上がり高性能とな る。したがって、スループットを向上させるためには、1行の印字が終了した後 に速やかに紙を送り、次の行の印字に移行する必要がある。
【0003】 しかるに、従来のプリンタにおいては、インクキャリアが停止した時点でフィ ードモータをスタートさせて紙送りをしている。ところが、インクキャリアは停 止に至る少し前から減速され、これ以降は印字動作を継続すると印字が乱れるた め、インクキャリアが減速に入った時点で印字動作は終了する。したがって、イ ンクキャリアが完全に停止するまで待ってから紙送りを開始したのでは、上述し たインクキャリアの減速から停止までの時間が無駄となり、スループット向上の 障害となる。
【0004】 この対策として、インクキャリアが停止するのを待たずに、印字動作が終了し た時点で直ちにフィードモータをスタートさせて紙送りを行なえば、無駄時間が なくなってスループットの向上を図ることができる。このような技術は、たとえ ば特開平4−8550号公報の第2図に開示されている。なお、特開平4−82 763号公報にもスループット向上のための手段が開示されているが、ここに開 示されている技術は、印字が2段にまたがっていて途中で途切れている場合が対 象であり、インクキャリアが紙送り方向へ動くことが前提なので、通常の印字装 置には適用できるものではない。
【0005】 ところで、上記のように印字終了時点で紙送りを行なう場合、印字終了を表す 信号が必要となるが、この信号は一般に割込信号としてCPUに与えられる。図 4はこの場合のプリンタの電気的構成を示すブロック図であり、図5はその動作 を示すタイムチャートである。図4において、1はCPUであって、プリンタの 全体に対する制御を行う。2はASIC(Application Specific IC)で、プリ ンタの動作に必要なプログラムや各種データを格納するための半導体記憶素子を 含んでいる。3は印字ヘッドに対して印字制御を行う印字ヘッド制御部、4は用 紙を送るためのフィードモータ、5はインクキャリアを搬送するためのキャリア モータである。6はCPU1とASIC2との間を結ぶアドレスバス、7は同じ くCPU1とASIC2との間を結ぶデータバス、8はASIC2からCPU1 へ割込信号INTaを送出するための割込信号線、9は同じくASIC2からC PU1へ割込信号INTbを送出するための割込信号線である。
【0006】 次に、図5に基づいて動作を説明する。図5(a)のようにインクキャリアが 移動を開始して一定時間が経過すると、印字ヘッド制御部3により印字ヘッドが 駆動されて、(b)のように印字動作がスタートする。この印字開始までの一定 時間は、インクキャリアを駆動するキャリアモータ5が加速されている期間であ る。そして印字動作が終了すると、ASIC2は(e)のような割込信号INT bを割込信号線9に送出し、CPU1へ送る。CPU1はこの割込信号INTb を受けてフィードモータ4を始動させ、(c)のように紙送りを開始する。
【0007】 印字動作終了後、キャリアモータ5は減速に入り、(a)のように一定時間t が経過した後に停止する。この時点でASIC2は(d)のような割込信号IN Taを割込信号線8に送出し、CPU1へ送る。CPU1はこの割込信号INT aを受けて、キャリアモータ5の次動作の準備処理を行なう。その後、一定時間 が経過するとフィードモータ4が停止し、(c)のように紙送りが終了する。こ の時点でASIC2は、(d)のように先の割込信号INTaに続いて、2番目 の割込信号INTaを割込信号線8に送出し、CPU1へ送る。CPU1はこの 割込信号INTaを受けて、フィードモータ4の次動作の準備処理を行なう。
【0008】 このようにして、印字動作が終了した時点で直ちに紙送りを行なうことで、従 来に比べて、キャリアモータ5が停止するまでの時間tだけ早く紙送りが開始さ れるので、無駄な時間がなくなり印字速度が向上する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のものにおいては、モータ(フィードモータ4およびキャ リアモータ5)の停止により送出される割込信号INTaと、印字動作の停止に より送出される割込信号INTbとが別々であるため、2本の割込信号線8、9 を必要とし、CPU1やASIC2も2つの割込ポートを必要とする。このため 、構成が煩雑になるとともに、他の用途に使用できるポート数が少なくなり、ポ ート利用の自由度が低下するという問題があった。
【0010】 本考案は上記のような問題点を解決するものであって、割込信号線の数を減ら して構成を簡略化するとともに、ポート利用の自由度を高めた印字装置を提供す ることを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、フィードモータおよびキャリアモータの 停止時点で送出される割込信号と、印字終了時点で送出される割込信号とを、1 つの割込信号として共通の割込信号線へ送出するようにしたものである。
【0012】 このようにすることで、モータ停止による割込信号と印字停止による割込信号 とが一本化されるため、割込信号線は1つで済み、従来に比べて他の用途に使え るポートが1つ増えることになる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態につき、図を参照しながら説明する。図1は本考案 の実施形態に係る印字装置(インクジェットプリンタ)の電気的構成を示すブロ ック図である。図1において、図4と同一部分には同一符号を付してある。1は プリンタ全体に対する制御を行うCPU、2はプリンタの動作に必要なプログラ ムや各種データを格納するための半導体記憶素子を含むASIC(Application Specific IC)、3は印字ヘッドに対して印字制御を行う印字ヘッド制御部、4 は用紙を送るためのフィードモータ、5はインクキャリアを搬送するためのキャ リアモータ、6はCPU1とASIC2との間を結ぶアドレスバス、7は同じく CPU1とASIC2との間を結ぶデータバス、10はASIC2からCPU1 へ割込信号INTを送出するための割込信号線である。図1の構成において図4 と異なる点は、割込信号線10が1本だけ設けられている点である。
【0014】 図2は図1の動作を説明するタイムチャートである。図2において、(a)は キャリアモータ5によるインクキャリアの動作、(b)は印字ヘッドによる印字 動作、(c)はフィードモータ4による紙送りの動作、(d)は割込信号線10 に送出される割込信号、(e)はCPU1が次動作準備処理として実行するIS R(Interrupt Service Routine)の動作、(f)はASIC2の内部にある割 込発生レジスタの動作、(g)はASIC2の内部にある割込クリアレジスタの 動作をそれぞれ表している。
【0015】 次に、図1および図2に基づいて動作を説明する。キャリアモータ5が駆動さ れると、図2(a)のようにインクキャリアが移動を開始する。その後一定時間 遅れて、印字ヘッド制御部3により印字ヘッドが駆動されて、(b)のように印 字動作がスタートする。この印字開始までの一定時間は、キャリアモータ5が加 速されている期間である。そして印字動作が終了すると、ASIC2は(d)の ような割込信号INTを割込信号線10に送出し、CPU1へ送る。CPU1 はこの割込信号INTを受けてフィードモータ4を始動させ、(c)のように 紙送りを開始する。
【0016】 印字動作終了後、キャリアモータ5は減速に入り、(a)のように一定時間t が経過した後に停止する。この時点でASIC2は(d)のように、先の割込信 号INTに続いて割込信号INTを割込信号線10に送出し、CPU1へ送 る。その後、一定時間が経過するとフィードモータ4が停止し、(c)のように 紙送りが終了する。この時点でASIC2は、(d)のように先の割込信号IN Tに続いて、割込信号INTを割込信号線10に送出し、CPU1へ送る。
【0017】 CPU1では、割込信号INT、INT、INTを受け取ると、それぞ れの時点で(e)に示すようにISRを実行する。ISRは次の印字動作のた めの準備処理であり、ISRはキャリアモータ5の次動作のための準備処理で あり、ISRはフィードモータ4の次動作のための準備処理である。
【0018】 一方、ASIC2においては、割込信号INT、INT、INTの発生 と同時に、(f)のように割込発生レジスタを「H」にセットする。また、CP U1で(e)のISR処理が終了すれば、(g)のように割込クリアレジスタを 「H」にセットする。これを受けて、(f)の割込発生レジスタは「L」にリセ ットされ、応じて(d)の割込信号INTも立下る。
【0019】 以上のようにして、本実施形態においては、印字動作終了時の割込信号INT を、モータ停止時の割込信号INTおよびINTと一本化しているので、 割込信号線10は共通のものを1本設けるだけで済む。その結果、CPU1やA SIC2において割込用のポートが従来に比べて1つ減ることになり、同じポー ト数なら他の用途に利用できるポートが1つ増えることになる。
【0020】 なお、上記のように割込信号を一本化した場合でも、プリンタの動作順序とし て、最初に印字動作終了があり、その後にキャリアモータ5が停止し、最後にフ ィードモータ4が停止するので、この順序をCPU1が記憶しておくことにより 、INT、、がそれぞれどの動作の終了に基づく割込信号なのかを自動的 に判別することができる。従って、3種の割込信号INT、、を特に区別 する必要はない。
【0021】 図3は以上の動作を表したフローチャートである。キャリアモータ5が始動し てインクキャリアが移動を開始すると(S1)、一定時間後に印字動作が開始さ れる(S2)。印字が終了すると(S3)、ASIC2から割込信号線10に割 込信号INTが送出される(S4)。この割込信号INTに基づいてフィー ドモータ4が始動して紙送りが開始される(S5)。その後、キャリアモータ5 が停止すると(S6)、ASIC2から割込信号線10に割込信号INTが送 出される(S7)。そしてフィードモータ4が停止し(S8)、この時点でAS IC2から割込信号線10に割込信号INTが送出される(S9)。
【0022】 このようにして、印字動作が終了した時点から紙送りをスタートさせることで 、たとえばキャリアモータ5の減速から停止までの時間(図2のt)を50ms ec、改行数を14行とすると、1ページ当たり700msecの時間短縮とな り、スループットを大幅に改善することができる。
【0023】 上述した実施形態では、印字装置としてインクジェットプリンタを例に挙げた が、本考案はこれのみに限定されるものではなく、他の形式のプリンタ、たとえ ばインクリボン式のプリンタ等にも適用することができる。
【0024】 また、図1においては、ASICを用いてソフトウエアにより割込信号の処理 を行なっているが、これも一例であって、ASICに代えてハードウエア回路を 用いて構成することも可能である。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、割込信号を一本化したことにより、割込信号線として共通の ものを1つだけ設ければよいので、構成が簡略化されるとともに、他の用途に利 用できるポートの数が増えて、ポート利用の自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る印字装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本考案に係る印字装置の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図3】本考案に係る印字装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】従来例の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】従来例の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ASIC 3 印字ヘッド制御部 4 フィードモータ 5 キャリアモータ 6 アドレスバス 7 データバス 10 割込信号線 INT 割込信号

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙送り用のフィードモータおよびインクキ
    ャリア搬送用のキャリアモータを有し、これらのモータ
    の停止時点でCPUに対して割込信号を送出するととも
    に、印字終了時点で前記CPUに対して割込信号を送出
    する印字装置において、前記それぞれの割込信号を1つ
    の割込信号として共通の割込信号線へ送出することを特
    徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】印字終了時の割込信号に基づいてフィード
    モータを始動する請求項1に記載の印字装置。
  3. 【請求項3】印字終了後にキャリアモータが停止し、キ
    ャリアモータの停止後にフィードモータが停止し、この
    順序がCPUによって記憶されており、CPUは前記順
    序に基づいて各割込信号を判別する請求項1または2に
    記載の印字装置。
  4. 【請求項4】CPUは前記各割込信号に応答して次動作
    準備処理を行なう請求項3に記載の印字装置。
  5. 【請求項5】割込信号はASICからCPUへ送出さ
    れ、前記ASICは割込信号の立上りによりセットされ
    る割込発生レジスタと、CPUによる次動作準備処理の
    終了によりセットされる割込クリアレジスタとを有し、
    割込クリアレジスタがセットされることに基づいて割込
    発生レジスタをリセットして割込信号を立下げる請求項
    4に記載の印字装置。
JP1999004099U 1999-06-09 1999-06-09 印字装置 Expired - Lifetime JP3064720U (ja)

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