JP3064246B2 - 電動式竪型射出成形機の製品突出し装置 - Google Patents

電動式竪型射出成形機の製品突出し装置

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JP3064246B2 JP9032621A JP3262197A JP3064246B2 JP 3064246 B2 JP3064246 B2 JP 3064246B2 JP 9032621 A JP9032621 A JP 9032621A JP 3262197 A JP3262197 A JP 3262197A JP 3064246 B2 JP3064246 B2 JP 3064246B2
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/4005Ejector constructions; Ejector operating mechanisms

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動式竪型射出成
形機の製品突出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ムービングプラテンとステーショナリー
プラテンとを上下に重合配備して型締型開き動作を行わ
せるようにした電動式竪型射出成形機が公知である。従
来の電動式竪型射出成形機では、下型を装着するステー
ショナリープラテンの側にだけ製品突出し機構を配備す
るようにしていたため、型開き時には、必ず下型に製品
が残留するように金型を設計する必要があった。
【0003】下型に製品が残留するようにするために
は、一般的にいって、下型にコアを、また、上型にキャ
ビティを設けるようにして、樹脂の収縮作用によって製
品をコアに喰い付かせるようにすればよい。しかし、製
品の設計が複雑になると、必ずしも下型にコアを設けて
上型にキャビティだけを設けるというわけには行かず、
下型と上型の両方にキャビティおよびコアを混在させな
ければ金型の設計が成り立たないという場合も出てく
る。
【0004】このような場合、特に、最終的な製品仕様
によって抜きテーパ等の設計事項に制限を受けている
と、必ず下型に製品を残留させるといった金型設計は著
しく困難になり、実際に金型を試作して成形作業を行っ
てみないと、下型に製品が残留するのか上型に製品が残
留するのか明らかにならないこともある。
【0005】無論、下型に製品が残留するのか上型に製
品が残留するのか判らないといった状況下では、下型と
上型の双方にエジェクタピンやエジェクタプレート等を
予め配備しておき、どちら側に製品が残留しても対処で
きるようにしておかなけれぱならない。
【0006】型締状態にある下型と上型との間のパーテ
ィングラインに側方から射出シリンダのノズルを当てて
射出成形作業を行う一般的な電動式竪型射出成形機の場
合、金型自体の天地を逆転させて本来下型を取り付ける
べきステーショナリープラテンに上型を取り付け、ま
た、本来上型を取り付けるべきムービングプラテンに下
型を取り付けたとしても問題が生じることはないので、
本来下型に残留すべき製品が全て上型に残留してしまっ
たというような状況下では、ステーショナリープラテン
に上型を、また、ムービングプラテンに下型を取り付け
て、ステーショナリープラテンの製品突出し機構によっ
て上型のエジェクタピンを作動させることで正常な製品
離型作業を行わせることが可能になる。
【0007】しかし、同種または異種の製品を複数個同
時に成形する多数個取りの金型の場合、その内の幾つか
が下型に、また、残りが上型に残留するといった場合が
あるので、ステーショナリープラテンの側にだけ製品突
出し機構を配備した電動式竪型射出成形機では、全ての
製品を金型から正常に離型させるということは不可能で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来技術の欠点を解消し、製品が下型に残留した場合で
あっても、また、上型に残留した場合であっても、更に
は、多数個取りの金型において幾つかの製品が下型と上
型の各々に分離して残留した場合であっても、全ての製
品を確実に離型させることのできる電動式竪型射出成形
機の製品突出し装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ムービングプ
ラテンとステーショナリープラテンとを上下に重合配備
して型締型開き動作を行わせるようにした電動式竪型射
出成形機において、ムービングプラテンとステーショナ
リープラテンの双方にサーボモータを駆動源とする製品
突出し機構を設け、各製品突出し機構は、前記サーボモ
ータの駆動を制御する制御装置によって、それぞれ独立
して動作すること、及び両者同期して動作することが可
能とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1(a)は本発明を適用した一実
施形態の電動式竪型射出成形機1の主要部を取り出して
示す平面図、また、図1(b)は同電動式竪型射出成形
機1の主要部を取り出して示す左側面図であり、図2は
同実施形態の電動式竪型射出成形機1を全体的に示す正
面図である。なお、図2においてはステーショナリープ
ラテン2およびムービングプラテン3の部分に関しては
手前側のタイバー5,5を含む断面で、また、リアプラ
テン4に関してはその中心部を表す断面図を一部に交え
て示している。また、図1(a)の平面図に関しては図
1(b)の左側面図に合わせて描いているので、この平
面図を図2の正面図の方向性に対応させて見るためには
時計方向に90°回転させて見る必要がある。
【0011】図2に示す通り、この実施形態の電動式竪
型射出成形機1は、リアプラテン4,型締機構部6,ス
テーショナリープラテン2およびムービングプラテン3
をこの順に下から上に重合して構成され、中央部に位置
するステーショナリープラテン2は、枠体からなるベー
ス7に固着され、該ベース7を介して床面上に載置され
ている。
【0012】リアプラテン4の四隅には、ステーショナ
リープラテン2の四隅を貫通して摺動自在に取付けられ
た4本のタイバー5の下端部が固着され、また、4本の
タイバー5の上端部に刻設された雄ネジ部5aには、型
厚調整機構9の一部を構成する4つのダイハイト調整ナ
ット8を介してムービングプラテン3が取付けられてい
る。
【0013】ダイハイト調整ナット8は、図1(a)に
概略を示すように、その内周部にはタイバー5の雄ネジ
部5aに螺合する雌ネジが刻設され、また、ダイハイト
調整ナット8の外周部には、内周部の4カ所をムービン
グプラテン3上のローラ10で回転自在に支持された円
環状の外周歯車11と噛合する歯部が形成され、更に、
ダイハイト調整ナット8自体はリテーナ12を介して軸
方向移動不能かつ回転自在にムービングプラテン3の四
隅に取付けられている。従って、ムービングプラテン3
上に固設された型厚調整用モータ13を駆動してモータ
13側のピニオン(図示せず)を介して円環状の外周歯
車11を回転させると、4つのダイハイト調整ナット8
が一斉に同方向に回転し、リアプラテン4とムービング
プラテン3との平行を維持したまま、タイバー5の先端
がムービングプラテン3から上方に一斉に突出または縮
退してタイバー5の有効長が変わり、リアプラテン4と
ムービングプラテン3との離間距離が調整される。これ
が型厚調整機構9の概要である。
【0014】型締機構部6の主要部は、ステーショナリ
ープラテン2側に固設された3本のステープル14と、
それらの間を縫うようにしてステープル14の先端に揺
動自在に枢着されたバイナリーリンク15、および、リ
アプラテン4側に固設された3本のステープル16と、
それらの間を縫うようにしてステープル16の先端に揺
動自在に枢着されたターナリーリンク17とで構成さ
れ、バイナリーリンク15の先端部とターナリーリンク
17の先端部とが揺動自在に枢着されている。また、タ
ーナリーリンク17の先端部の裏面には、図2における
紙面厚み方向の裏側に突出する膨出部18が形成され
て、クロスヘッドリンク20の一端が揺動自在に枢着さ
れ、更に、クロスヘッドリンク20の他端には、リアプ
ラテン4の中央部に設けられたボールネジ&ナット機構
(図示せず)によってリアプラテン4に対して接離移動
させられるクロスヘッド(図示せず)が枢着されてい
る。
【0015】つまり、この実施形態の型締機構部6はダ
ブルトグル式の型締機構であり、前述したステープル1
4,バイナリーリンク15,ステープル16,ターナリ
ーリンク17およびクロスヘッドリンク20は、リアプ
ラテン4の中心軸上に位置するボールネジ&ナット機構
を挟んで、紙面厚み方向に対称配備されている。プーリ
19は、ボールネジ&ナット機構を構成するボールネジ
またはナットのいずれか一方を回転させて回転運動を直
線運動に変換してクロスヘッドを移動させるためのもの
で、リアプラテン4上に固設された型締用モータ(図示
せず)によりタイミングベルト等を介して回転駆動され
る。
【0016】型締用モータを駆動してクロスヘッドをリ
アプラテン4に接近させればバイナリーリンク15とタ
ーナリーリンク17とが屈折してリアプラテン4がステ
ーショナリープラテン2に接近し、結果的に、ムービン
グプラテン3がステーショナリープラテン2から離間し
て型開きが行われることになる。また、これとは逆に、
クロスヘッドをリアプラテン4から離間させればバイナ
リーリンク15とターナリーリンク17とが伸長してリ
アプラテン4がステーショナリープラテン2から離間
し、ムービングプラテン3がステーショナリープラテン
2に接近して型締めが行われ、型締め完了時にはバイナ
リーリンク15とターナリーリンク17とが一直線上に
並んでロックアップ状態となる。
【0017】また、この実施形態においては、金型のエ
ジェクタプレートやエジェクタピン等を作動させるため
の製品突出し機構21,22が、ムービングプラテン3
およびステーショナリープラテン2の各々に独立して配
備されている。
【0018】図1(a)および図1(b)にその詳細を
示し、ムービングプラテン3側の製品突出し機構21を
例に取って構成を詳細に説明する。ステーショナリープ
ラテン2側の製品突出し機構22は、取り付け方向が異
なるだけで、構造自体に関しては製品突出し機構21と
同等である。
【0019】製品突出し機構21は、図1(a)および
図1(b)に示す通り、ムービングプラテン3の上面に
突出して設けられた2本のガイドロッド23と、該ガイ
ドロッド23に対して摺動自在に取り付けられた略矩形
状の作動板24、および、作動板24に固設された2つ
のボールナット25の各々と螺合してムービングプラテ
ン3の上面側に回転自在かつ軸方向移動不能に立設され
た2本のボールネジ26とによって構成される。つま
り、ボールネジ26の各々の基部に固着されたプーリ2
7をタイミングベルト28を介してエジェクタ用サーボ
モータ29で駆動することで2本のボールネジ26を同
期回転させ、2つのボールナット25に一体的に固着さ
れた作動板24に送りを掛けて作動板24の下面中央部
に固設されているエジェクタロッド30の先端をムービ
ングプラテン3の下面に突出または縮退させるものであ
る。また、2本のガイドロッド23の先端部には、作動
板24の上昇限度を規制するためのノックアウトバー3
1が、両側のガイドロッド23を跨ぐようにして固設さ
れている。
【0020】ステーショナリープラテン2側の製品突出
し機構22は、取り付け方向の天地が逆になるだけで、
構造自体に関しては製品突出し機構21と全く同様であ
る。なお、符号32が製品突出し機構22のエジェクタ
ロッド、符号33は製品突出し機構22を駆動するため
のエジェクタ用サーボモータである。
【0021】エジェクタ用サーボモータ29,33は電
動式竪型射出成形1の制御装置(数値制御装置)によっ
て駆動制御されるため、その各々を独立させて駆動する
ことも(当然、一方を駆動しないという場合も含む)、
完全に同期させて駆動することも、また、個別の設定値
に従ってその各々を時系列的に駆動制御することも可能
である。
【0022】ここでいう設定値とは、例えば、エジェク
タロッドの突出完了位置や縮退完了位置(複数回の突出
動作を行わせる場合のn回目の突出完了位置やn回目の
縮退完了位置を個別に設定する場合を含む)、および、
突出速度や縮退速度(複数回の突出動作を行わせる場合
のn回目の突出速度やn回目の縮退速度を個別に設定す
る場合を含む)、更には、突出縮退動作の繰り返し回数
(複数回の突出縮退動作を組み合わせた1セットの動作
を繰り返し実行する場合を含む)や、突出縮退動作を繰
り返し行う場合の時間間隔等である。
【0023】無論、電動式竪型射出成形1の制御装置が
単一のマイクロプロセッサのみを備えたものであれば、
エジェクタ用サーボモータ29,33を同期させて、ま
たは、各々を独立させて駆動制御するために、所謂マル
チタスク処理等といったプログラム手法が必要となる
が、このような処理制御に関しては既に公知であるの
で、ここでは特に説明しない。
【0024】例えば、型開き時において必ずステーショ
ナリープラテン2側の金型、つまり、下型にだけ製品が
残留するのであれば、製品突出し機構22のみを作動さ
せて下型のエジェクタプレートやエジェクタピンのみを
作動させて製品の離型作業を行わせればよいし、また、
上型にだけ製品が残留するのであれば、製品突出し機構
21のみを作動させて上型のエジェクタプレートやエジ
ェクタピンのみを作動させて製品の離型作業を行わせれ
ばよいということである。
【0025】また、複数の製品のうちの幾つかが下型
に、また、残りが上方にと分かれて残留するような場合
であっても、製品突出し機構21と製品突出し機構22
とを併せて駆動することにより、上型に残留した製品と
下型に残留した製品の全てを金型から正常に離型させて
回収することができるようになる。
【0026】無論、併せて駆動するといっても、先に述
べた通り、必ずしも両者を同期させて駆動制御する必要
はなく、状況に応じて、その各々を独立させて駆動する
ことも、また、個別の設定値に従ってその各々を時系列
的に並行して駆動制御することもある。当然、下型にお
けるキャビティおよびコアの組み合わせと上型における
キャビティおよびコアの組み合わせとでは各々に構造が
異なるので、下型および上型に対する製品の喰い付き状
態は各々に相違する。従って、複数の製品が下型と上方
とに分かれて残留するような場合、最も好ましいのは、
製品突出し機構22に対しては下型に残留した製品を離
型させるのに最も適したエジェクタロッド32の突出し
条件を設定し、また、製品突出し機構21に対しては、
上型に残留した製品を離型させるのに最も適したエジェ
クタロッド30の突出し条件を設定するということであ
り、一般に両者の条件は相違する。
【0027】また、製品突出し機構22,21のエジェ
クタロッド32,31は、下型や上型のエジェクタプレ
ートやエジェクタピンを駆動して製品の離型作業を行わ
せるだけでなく、型締型開き方向に移動可能に設けられ
た下型内のコアやキャビティブロックおよび上型内のコ
アやキャビティブロックの一部を型締中に移動させ、金
型内部の樹脂容積を圧縮してモールドの細部の転写特性
を向上させたり(一種の圧縮加工)、ヒケの発生を防止
したり、ゲートの切断作業等の精密加工を行ったりする
場合に利用されることもある。
【0028】なお、この種の作業は、間隔を空けて重合
配備された複数のエジェクタプレートをエジェクタロッ
ドによって段階的に作動させることにより達成されるも
ので、その作業手続き自体については既に射出成形作業
の分野で公知である。一般に、第1段目のエジェクタプ
レートにはモールドの転写やヒケの発生の防止またはゲ
ート切断のためのコアまたはキャビティブロック等を取
り付ける一方、第2段目のエジェクタプレートには、実
際の製品離型作業に利用するエジェクタピンを取り付け
ておき、先に第1段目のエジェクタプレートを駆動して
モールドの転写や圧縮作業(ヒケの防止)またはゲート
切断等を行っておき、更にエジェクタロッドを突出させ
ることで第2段目のエジェクタプレートのエジェクタピ
ンを作動させて、製品の突出しを行わせるようにしてい
る。
【0029】また、エジェクタプレートを第1段目のも
のだけとし、モールドの転写や圧縮作業に用いたコアや
キャビティブロックそれ自体を更に突出させて製品離型
作業を行わせるようにしたものもある。
【0030】本実施形態の製品突出し装置では、製品突
出し機構22,21の各々を独立させて駆動すること
も、また、完全に同期させて駆動することも、更には、
個別の設定値に従ってその各々を時系列的に駆動制御す
ることもできるので、特に、下型と上型の部分で樹脂の
肉厚が相違したり冷却特性に違いがあるような場合(ヒ
ケの発生の度合いやモールド細部の転写特性に相違を生
じる場合)、下型と上型の製品突出し機構22,21を
独立させて下型と上型の各々に対して最適の圧縮作業を
行うことができ、成形作業上、便利である。
【0031】
【発明の効果】本発明の製品突出し装置によれば、製品
が下型に残留した場合であっても、上型に残留した場合
であっても、更には、多数個取りの金型において幾つか
の製品が下型と上型の各々に分離して残留した場合であ
っても、全ての製品を確実に金型から離型させることが
できる。
【0032】また、下型を装着するステーショナリープ
ラテンの製品突出し機構と、上型を装着するムービング
プラテンの製品突出し機構とを各々を独立させて駆動す
ることも、完全に同期させて駆動することも、また、個
別の設定値に従ってその各々を時系列的に駆動制御する
こともできるので、下型と上型の部分で樹脂の肉厚が相
違したり冷却特性に違いがあるような場合でも、金型の
特性に応じた圧縮作業を適確に行って、製品におけるヒ
ケの発生を防止したり、モールド細部の転写特性を向上
させたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態の電動式竪型射出
成形機の主要部を取り出して示す図である。
【図2】同実施形態の電動式竪型射出成形機を全体的に
示す正面図である。
【符号の説明】
1 電動式竪型射出成形機 2 ステーショナリープラテン 3 ムービングプラテン 4 リアプラテン 5 タイバー 5a 雄ネジ部 6 型締機構部 7 ベース 8 ダイハイト調整ナット 9 型厚調整機構 10 ローラ 11 円環状の外周歯車 12 リテーナ 13 型厚調整用モータ 14 ステープル 15 バイナリーリンク 16 ステープル 17 ターナリーリンク 18 膨出部 19 プーリ 20 クロスヘッドリンク 21 ムービングプラテン側の製品突出し機構 22 ステーショナリープラテン側の製品突出し機構 23 ガイドロッド 24 作動板 25 ボールナット 26 ボールネジ 27 プーリ 28 タイミングベルト 29 エジェクタ用サーボモータ 30 エジェクタロッド 31 ノックアウトバー 32 エジェクタロッド 33 エジェクタ用サーボモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−328502(JP,A) 特開 平2−215509(JP,A) 特開 平6−166067(JP,A) 特開 平4−129717(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ムービングプラテンとステーショナリー
    プラテンとを上下に重合配備して型締型開き動作を行わ
    せるようにした電動式竪型射出成形機において、前記ムービングプラテンとステーショナリープラテンの
    双方にサーボモータを駆動源とする製品突出し機構を備
    え、 前記ムービングプラテンの製品突出し機構とステーショ
    ナリープラテンの製品突出し機構は、前記サーボモータ
    の駆動を制御する制御装置によって、それぞれ独立して
    動作すること、及び両者同期して動作することが可能で
    あることを特徴とする 電動式竪型射出成形機の製品突出
    し装置。
JP9032621A 1997-02-03 1997-02-03 電動式竪型射出成形機の製品突出し装置 Expired - Fee Related JP3064246B2 (ja)

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