JP5117924B2 - エジェクタ条件を選択する機能を有する射出成形機 - Google Patents
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Description
また、本発明により、成形中のエジェクタ動作条件と監視装置からの再突き出し要求信号による再突き出し時のエジェクタ動作条件とをそれぞれ分けて設定できる射出成形機を提供することができる。
これらにより、残存成型品が金型から確実に落ちやすいエジェクタ動作条件を再突き出し時には設定することが可能である。
制御装置30は、プロセッサ(CPU)35、ROM,RAM等からなるメモリ34、入出力インタフェース33、表示装置用のインタフェース36を備えバス39でこれらの要素が接続されている。表示装置用のインタフェース36には、液晶表示装置37が接続されている。制御装置30には、残存成形品を撮像するための監視カメラ15を制御する監視カメラ制御装置38が入出力インタフェース33を介してバス39に接続されている。射出成形機はこの入出力インタフェース33を介して監視カメラ制御装置38との間で、本発明に係る突き出し動作と再突き出し動作を実行するための制御信号を授受する。なお、監視カメラ制御装置38は従来技術として説明した図8と同様な制御信号を授受することができる。
なお、エジェクタ位置は、前進位置Fp、中間位置Mp、後退位置Rpで指定され、エジェクタ速度は、前進速度FVp、中間速度MVp、後退速度RVpで指定される。
このアルゴリズムでは、射出成形機の成形サイクルの処理と監視カメラの制御装置(以下、「監視装置」という)の処理の2系統からなる。本アルゴリズムの処理を起動する前に、金型内に残存成形品が無い金型の金型面の画像を撮像し記憶しておく。また、第1のエジェクタ条件であるCp〜RVp(図2参照)、第2のエジェクタ条件であるCr〜RVr(図3参照)、及び、再突き出し動作最大回数Mmaxは予め設定しておく。設定されたデータは、メモリ34に格納されている。
なお、画像の一致度がどの程度(何%)を残存成形品があるか否かの判定の基準とするかは、冗長度を含めて最適な値に設定すればよい。
図5に示される本発明の実施形態における再突き出し動作と図6に示される従来技術における再突き出し動作を対比してみる。図6に示されるように、成形中のエジェクタ回数を1回に設定し、再突き出しの最大繰り返し回数を3回に設定した場合と、図5に示される本発明の実施形態のように、成形中のエジェクタ回数を1回に設定し、再突き出し時のエジェクタ回数を3回に設定した場合の動作は、シーケンス自体は両者で類似している。
しかし、従来技術では、エジェクタが後退するたびに必ずエジェクタの静止を確認した上で画像監視を行う必要がある。このため、突き出し動作が遅くなり、成形品が短時間に落下しにくくなる。本発明の実施形態では、無条件に3回エジェクタの往復動作を実行するために、より速く突き出し動作を実行することが可能で、成形品が短時間に落下しやすい。また、本発明の実施形態では、エジェクタの前進位置を成形中のエジェクタ位置と変更できることから、成形品を落下しやすいように設定することができる。
従来技術における再突き出し動作では、最大繰り返し回数まで画像監視と再突き出しを繰り返すことがあり得るが、再突き出し動作を成形サイクルに設定されているような少ないエジェクタ回数を実行しても確実に成形品が落下しないことが多く、画像判断と再突き出しを所定回数繰り返した後に成形サイクルが中断されていた。
図9−1及び図9−2に示されるフローチャートと、図4−1及び図4−2に示されるフローチャートとの相違点は、ステップT210.5、ステップS114*、ステップS115*である。
ステップT210.5では、ステップT206の画像比較で算出された画像の一致度から、その一致度の割合の応じた段階情報を算出し段階信号として射出成形機に出力する。段階情報は例えば画像の一致度が90〜99%では段階情報A、80〜89%であれば段階情報Bを出力するなど、画像の比較結果に応じた段階信号を射出成形機に出力する。
このようにすることにより、金型に残存する残存成形品の状態(例えば、半分は外れている、全く外れていない)に応じて、再突き出し動作のための最適なエジェクタ条件を選択することが可能である。
2 リアプラテン
3 可動プラテン
4 タイバー
5a 固定側金型
5b 可動側金型
6 トグル機構
6a クロスヘッド
7 ボールネジ
8 型締用サーボモータ
9 ベルト
10、11 プーリ
12 位置・速度検出器
13 エジェクタ
13a エジェクタ用サーボモータ
13b 位置・速度検出器
14 型締力調整機構
15 監視カメラ
30 制御装置
31 サーボアンプ
32 サーボインタフェース
33 入出力インタフェース
34 メモリ
35 プロセッサ(CPU)
36 インタフェース(表示装置用)
37 液晶表示装置
38 監視カメラ制御装置
39 バス
Claims (5)
- 成形品残存検出を行ない成形品残存検出結果を出力する監視装置とのインタフェースを有し、成形中に成形品を突き出す突き出し動作と、前記監視装置により残存成形品が検出された場合には再突き出し動作を行なう機能を有する射出成形機において、
成形中の突き出し動作に使用する第1のエジェクタ条件と再突き出し時に使用する第2のエジェクタ条件とをそれぞれ記憶するエジェクタ条件記憶手段と、
前記インタフェースから出力された再突き出し要求信号により前記第2のエジェクタ条件を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された第2のエジェクタ条件で再突き出し動作を行なう再突き出し動作手段と、を有することを特徴とするエジェクタ条件を選択する機能を有する射出成形機。 - 成形品残存検出を行ない成形品残存状態判断結果を出力する監視装置とのインタフェースを有し、成形中に成形品を突き出す突き出し動作と、前記監視装置により残存成形品が検出された場合には再突き出し動作を行なう機能を有する射出成形機において、
成形中の突き出し動作に使用する第1のエジェクタ条件と第1のエジェクタ条件とは異なる第2のエジェクタ条件とをそれぞれ記憶するエジェクタ条件記憶手段と、
前記インタフェースから入力した前記成形品残存状態判断結果に基づき、前記第1のエジェクタ条件あるいは前記第2のエジェクタ条件かの何れかを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたエジェクタ条件で再突き出し動作を行う再突き出し動作手段と、を有することを特徴とするエジェクタ条件を選択する機能を有する射出成形機。 - 成形品残存検出手段を有し、成形中に成形品を突き出す突き出し動作と、前記成形品残存検出手段により残存成形品が検出された場合には再突き出し動作を行なう機能を有する射出成形機において、
成形中の突き出し動作に使用する第1のエジェクタ条件と再突き出し動作に使用する第2のエジェクタ条件とをそれぞれ記憶するエジェクタ条件記憶手段と、
前記成形品残存検出手段から出力される成形品残存検出信号により前記第2のエジェクタ選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された第2のエジェクタ条件で再突き出し動作を行う再突き出し動作手段と、を有することを特徴とするエジェクタ条件を選択する機能を有する射出成形機。 - 成形品残存検出手段を有し、成形中に成形品を突き出す突き出し動作と、前記成形品残存検出手段により残存成形品が検出された場合には再突き出し動作を行なう機能を有する射出成形機において、
成形中の突き出し動作に使用する第1のエジェクタ条件と第1のエジェクタ条件とは異なる第2のエジェクタ条件とをそれぞれ記憶するエジェクタ条件記憶手段と、
前記成形品検出手段からの成形品残存検出信号を解析し成形品残存状態判別する成形品残存状態判別手段と、
前記成形品残存状態判別手段から出力される成形品残存状態判別結果に基づき、前記第1のエジェクタ条件あるいは前記第2のエジェクタ条件かの何れかを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたエジェクタ条件で再突き出し動作を行う再突き出し動作手段と、を有することを特徴とするエジェクタ条件を選択する機能を有する射出成形機。 - 前記第2のエジェクタ条件は、エジェクタ回数、エジェクタ位置、エジェクタ速度、エジェクタ動作パターンのうち少なくとも1つが前記第1のエジェクタ条件と異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のエジェクタ条件を選択する機能を有する射出成形機。
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