JP3061708U - カ―テンレ―ル用後入ランナ - Google Patents

カ―テンレ―ル用後入ランナ

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JP3061708U
JP3061708U JP1999000994U JP99499U JP3061708U JP 3061708 U JP3061708 U JP 3061708U JP 1999000994 U JP1999000994 U JP 1999000994U JP 99499 U JP99499 U JP 99499U JP 3061708 U JP3061708 U JP 3061708U
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runner
curtain rail
run
curtain
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JP1999000994U
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Inventor
照幸 杉山
Original Assignee
株式会社ヨコタ
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(57)【要約】 【課題】 カーテンレールの組み上げ後においてカーテ
ンレール内に容易に後入できる簡便構造の後入ランナを
提供する。 【解決手段】 後入ランナ1はカーテン15のフック1
6の係止する係止部3とその上方に突出して形成される
可撓部2からなる。可撓部2の突出端側に形成される折
曲げ部4は互いに逆方向に下向きに屈曲するものからな
り、弾性変形可能でカーテンレール12の開口部13を
挿入し得る寸法に縮幅される。自由状態では折曲げ部4
はカーテンレール12の下部支持面14に係止する。以
上により後入れが可能であり、後入れ後は通常のランナ
とほぼ同様にカーテンレール12の長手方向に沿って移
動できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、両端がレールストップで閉止される通常のカーテンレールに後から 簡単に挿入されるカーテンレール用後入ランナに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6及び図7は従来一般に使用されているカーテンレール12及びこれに装着 されている通常の型式のランナ18を示す。カーテンレール12は図7に示すよ うに下方に幅寸法bの開口部13を形成する枠体状の横断面形状を有するものか らなり、開口部13を挟む下方支持面14はやや凹形状に形成される。カーテン レール12の両端にはレ−ルストップ19(図示は一方側しか示されていない) が設けられ、カーテンレール12の両端の開放部を閉止している。このレ−ルス トップ19はカーテンレール12を覆って挿入される横断面形状を有するものか らなり、ビス20等によりカーテンレール12側に固定される。なお、レ−ルス トップ19の下方にはカーテン15に係着されるフック16の係止する係止部2 1が形成される。
【0003】 一方、従来一般に使用されているランナ18は上方に一対のローラ22を有し 、下方にフック16の係止する係止孔23を形成するものからなる。ローラ22 はカーテンレール12の下方支持面14上に搭載されてランナ18を垂下支持す るものであり、ローラ22の下方支持面14に沿う長手方向の移動によりランナ 18はカーテンレール12内を円滑に移動することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上の構造のランナ18をカーテンレール12内に挿着するには、まず、カー テンレール12のレ−ルストップ19を取り外し、カーテンレール12の両端の 前記開放部からランナ18を挿入し、その後にレ−ルストップ19をカーテンレ ール12に挿着し、ビス20によりこれを固定することにより行われる。カーテ ンレール12に挿着されるランナ18の数は、図6に示すようにカーテン15の フック16の数に見合うものであり、その数に加不足があるとカーテン15の係 着が円滑に行われないか、又は外観を損う問題点がある。図8はランナ18が不 足した場合を示す。即ち、カーテン15に係着したフック16のうちフック16 a,16bは係止するランナ18が無い状態になる。この場合、レ−ルストップ 19をカーテンレール12から取り外してランナ18を挿入することは勿論可能 であるが、図8に示す状態はカーテンレール12を窓等の所定の場所に固設した 後に発見される場合が多く、レ−ルストップ19を簡単に取り外しできない場合 が多い。そこで、この状態において簡単に後入ができる後入ランナが要請される 。
【0005】 本考案は、以上の要請に鑑みて考案されたものであり、カーテンレールの組み 付け完了後において簡単に後入ができ、ランナ不足によるカーテンの係着不備を 解消し得る簡便構造のカーテンレール用後入ランナを提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、カーテンレールに予め係着されてい る通常のランナの数量不足時において前記カーテンレールを分解することなく前 記カーテンレールの下方に形成される開口部から挿入される後入ランナであって 、該後入ランナは、カーテンに係着されるフックの係止する係止部と該係止部の 上方に突出して形成される一対の可撓部とからなり、該可撓部は、その突出端に 互いに逆方向に下方に向かって屈曲する折曲げ部を形成するものからなり、該折 曲げ部は、自由状態において前記カーテンレールに係着する横幅を有すると共に 前記開口部を挿通し得る寸法まで縮幅可能に形成されるカーテンレール用後入ラ ンナを構成するものである。更に具体的に、前記後入ランナは樹脂材を一体成形 したものからなり、前記後入ランナの折曲げ部の前記カーテンレールに当接する 部位は、滑り易い形状に形成され、又は低摩擦処理が施されることを特徴とする ものである。
【0007】 後入ランナの上方側に形成されている可撓部は縮幅可能な弾性体からなり、そ の折曲げ部はカーテンレールの開口部を挿通し得る位置まで縮幅可能に形成され ている。従って、後入ランナはカーテンレールの開口部から容易に挿入すること ができる。可撓部はこの折曲げ部は開口部を通過すると自由状態に復帰し、カー テンレールの下方支持面に係着する寸法に広がる。従って、挿入された後入ラン ナはカーテンレールから引き出すことができない。また、後入ランナは樹脂成形 により簡単に、且つ安価に製作できる。また、後入ランナのカーテンレールと当 接する部位は滑り易い形状に形成され、又は低摩擦処理が施されるため、後入ラ ンナの挿入及びカーテンレールに沿っての移動が円滑に行われる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のカーテンレール用後入ランナの実施の形態を図面を参照して詳 述する。図1は本考案の後入ランナ1の挿着状態を示すものであり、図2乃至図 4は本考案の後入ランナ1の詳細構造を示すものである。後入ランナ1は、係止 部3と可撓部2とを一体成形したものからなり、本実施の形態では樹脂成形した ものからなる。係止部3はフランジ部9とこの下方に垂下形成される垂下部10 からなり、垂下部10にはフック16(図1)の係止する係止孔11が開口形成 される。
【0009】 可撓部2は、係止部3のフランジ部9から上方に突出した一対の突出部5とこ の突出端から下方に傾斜して屈曲した折曲げ部4を形成するものからなる。なお 、図3,図4に示すように突出部5,5の間には間隙6が形成され両突出部5, 5がフランジ部9を基端として弾性変形可能にしている。折曲げ部4,4は互い に逆方向に折曲げられ、図1に示すように自由状態における横幅aはカーテンレ ール12の開口部13側の下部支持面14に係着し得る寸法からなる。また、折 曲げ部4,4は図2に示すように下方に向かって開き傾斜しているが、折曲げ部 4,4の上端を基点として折曲可能であり、突出部5,5側に近接する向きに折 曲げ変形された場合には前記の横幅aの部分が縮幅され、図1に示すカーテンレ ール12の開口部13を挿入し得る寸法のものからなる。
【0010】 また、後入ランナ1の折曲げ部4の表面4aとその折曲げ端4bは滑り易い形 状のものからなる。即ち、表面4aは後入ランナ1がカーテンレール12に後入 される場合に開口部13の内縁17に接触するためこの部分に凹凸があると挿入 がやり難い。そのためこの表面4aは平坦に形成されるか又は公知の低摩擦材を 貼着する等の低摩擦処理を施すことが好ましい。一方、折曲げ端4bには図3, 図4に示すように弧状部7が形成されると共に図2に示すようにアール部8が形 成される。この弧状部7及びアール部8は、後入ランナ1がカーテンレール12 に沿って移動する場合の抵抗を極力低減するものであり、これ等により後入ラン ナ1はカーテンレール12に沿って円滑に移動することができる。
【0011】 次に、図5及び図1により後入ランナ1の取り付け方法や取り付け状態を説明 する。図5に示すように、本実施の形態の後入ランナ1の折曲げ部4をカーテン レール12の開口部13に臨ませて後入ランナ1を下方から無理に押圧すると折 曲げ部4,4が内側に変形し、その横幅が縮幅される。そのため、折曲げ部4, 4及び突出部5,5がカーテンレール12内に比較的容易に挿入される。即ち、 可撓部2は図1に示すようにカーテンレール12の内部空間内にすっぽり挿入さ れる。なお、係止部3のフランジ部9は開口部13を挿通することができないた め、後入ランナ1は突出部5,5の根元までカーテンレール12内に挿入可能と なる。この場合、折曲げ部4,4の表面4aが平坦面又は低摩擦処理されている ため挿入が円滑に、且つ楽に行われる。
【0012】 後入ランナ1がカーテンレール12内に挿入されると、折曲げ部4,4に作用 する押圧力が解除されるため折曲げ部4,4は自由状態になり、図1に示すよう にこの折曲げ端4bの横幅aは拡幅され、カーテンレール12の下部支持面14 に支持される。従って、後入ランナ1を下方に引いても折曲げ部4が下部支持面 14に圧接されるため折曲げ部4の変形は発生せず開口部13から折曲げ部4を 引き出すことは不可能になる。
【0013】 また、前記したように折曲げ端4bには弧状部7とアール部8が形成され、下 部支持面14は凹形状に形成されているためこれ等の当接面における摩擦抵抗は 少なく、後入ランナ1をカーテンレール12の長手方向に沿って移動する場合の 抵抗力が小さく、円滑な移動ができる。
【0014】 図1は、カーテンレール12内に挿入された後入ランナ1にカーテン15を係 着した状態を示すものである。カーテン15に係着するフック16の上端部は後 入ランナ1の係止部3の係止孔11に係着される。これにより、カーテン15と 後入ランナ1との連結が容易に行われる。
【0015】 以上の説明において、後入ランナ1の形状を図1乃至図4等に示すものとした が、後入ランナ1は係止部3と可撓部2があればよい。即ち、可撓部2がカーテ ンレール12の開口部13を挿通し得る寸法に縮幅され、自由状態においてカー テンレール12側に係着するものであればよく、前記のものに限定するものでは ない。
【0016】
【考案の効果】
本考案のカーテンレール用後入ランナによれば、カーテンレールの組み付け後 においても極めて容易に挿着することができ、ランナ不足時における対応が円滑 に、且つ短時間で行われる。また、挿着作業も円滑に行われ、カーテンレールの 長手方向への移動も、円滑に行われる。また、樹脂成形により一体成形されるも のであり、比較的容易に、且つ安価に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカーテンレール用後入ランナのカーテ
ンレールへの挿着状態とカーテンとの係着状態とを示す
断面図。
【図2】本考案の後入ランナの正面図。
【図3】図2の側面図。
【図4】図2の平面図。
【図5】本考案の後入ランナのカーテンレールへの挿入
時の初期状態を示す断面図。
【図6】従来のカーテンレールへのカーテンの係着状態
を示す部分正面図。
【図7】図6のA−A線拡大断面図。
【図8】従来のカーテン係着時における問題点を説明す
るための部分正面図。
【符号の説明】
1 後入ランナ 2 可撓部 3 係止部 4 折曲げ部 4a 表面 4b 折曲げ端 5 突出部 6 間隙 7 弧状部 8 アール部 9 フランジ部 10 垂下部 11 係止孔 12 カーテンレール 13 開口部 14 下部支持面 15 カーテン 16 フック 16a フック 16b フック 17 内縁 18 ランナ 19 レ−ルストップ 20 ビス 21 係止部 22 ロ−ラ 23 係止孔 a 横幅 b 幅寸法

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンレールに予め係着されている通
    常のランナの数量不足時において前記カーテンレールを
    分解することなく前記カーテンレールの下方に形成され
    る開口部から挿入される後入ランナであって、該後入ラ
    ンナは、カーテンに係着されるフックの係止する係止部
    と該係止部の上方に突出して形成される一対の可撓部と
    からなり、該可撓部は、その突出端に互いに逆方向に下
    方に向かって屈曲する折曲げ部を形成するものからな
    り、該折曲げ部は、自由状態において前記カーテンレー
    ルに係着する横幅を有すると共に前記開口部を挿通し得
    る寸法まで縮幅可能に形成されることを特徴とするカー
    テンレール用後入ランナ。
  2. 【請求項2】 前記後入ランナは樹脂材を一体成形した
    ものからなる請求項1に記載のカーテンレール用後入ラ
    ンナ。
  3. 【請求項3】 前記後入ランナの折曲げ部の前記カーテ
    ンレールに当接する部位は、滑り易い形状に形成され、
    又は低摩擦処理が施されるものである請求項1又は2に
    記載のカーテンレール用後入ランナ。
JP1999000994U 1999-02-26 1999-02-26 カ―テンレ―ル用後入ランナ Expired - Lifetime JP3061708U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220839A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Mars Engineering Corp 物品押出装置および物品払出機
JP2012096835A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Nifco Inc グロメット

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