JP5893933B2 - カーテンの隙間塞ぎ装置 - Google Patents

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本発明は、カーテンの隙間塞ぎ装置に関するものである。
フォークリフト等が通行できるような開口の大きな工場の出入口などにおいて、工場内の冷気や暖気が工場外へ流出するのを防止し、また風雨、塵埃、或いは虫や鳥などが工場外から工場内へ侵入するのを防止するために、樹脂シート等により形成されたカーテンを開閉自在に設置することは知られている。この種のカーテンでは、空気等の流通を可及的に遮断するためのものであるため、カーテンの上縁と、このカーテンを吊すカーテンレールとの上下間に生じる隙間を塞ぐのが有益とされている。
なお、隙間塞ぎに用いるためのものではないが、従来、レールの側面に対し、レール長手方向に沿わせて横向き(水平方向)に開口する側面レール部を一体に備えたカーテンレールが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開平8−215029号公報
カーテンの上縁と、このカーテンを吊すカーテンレールとの上下間に生じる隙間を塞ぐために、側面レール部を一体に備えた前記従来公知のカーテンレールを利用して、側面レール部に隙間塞ぎ用の丈の短い垂れ幕(レール長手方向に沿って帯状に形成されたもの)を吊り下げることが考えられる。
しかし、この側面レール部付きのカーテンレールは、特殊な用途に用いるためのものであることから、一般型(汎用)のカーテンレールに比べて高価である。また、この側面レール部付きのカーテンレールを取り付けるには、既設のカーテンレールを取り外したうえで、新たに、同じ場所へ側面レール部付きのカーテンレールを取り付け直すということが必要であった。
一方、隙間塞ぎ用の垂れ幕は、カーテンと同様に樹脂シート等により形成することが考えられるが、カーテンとは異なって頻繁に開閉する必要はない。そのため、カーテンを開閉する際には、カーテンと、開閉しない垂れ幕とが強く接触することになり、カーテンの
開閉が重くなる(操作し難くなる)といった問題が生じていた。また、このようにカーテンと垂れ幕とが擦れることに伴って両者ともに擦り傷(濁りやカビによる外観劣化)や折れ、欠け、裂傷などを誘発させることもあった。
なお、この種の用途に採用するカーテンは、丈(上下)方向に大型であると共に開閉頻度が高いのが一般的であるため、カーテンが揺れやすいということがある。殊に、レール長手方向で小分割されている(暖簾のように所定間隔で縦スリットが入っている)ようなカーテンもあって、このようなカーテンではなお一層、揺れやすくなっている。従って、カーテンと垂れ幕との接触もそれだけ頻度の高いものとなって、前記した各種問題も重大な問題となっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、高コストを伴うような特殊な(側面レール部付きの)カーテンレールを必要とせず、既設のカーテンレールに対する取り付け及び取り外しが簡単に行え、しかもカーテンの揺れ等によるカーテンとの接触を原因とする各種問題を解消除去できるようにしたカーテンの隙間塞ぎ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るカーテンの隙間塞ぎ装置は、カーテンレールに上方から被さった状態で前記カーテンレールの一方側面に係合するフック部と前記カーテンレールの他方側面に係合する無理嵌め部とで挟持保持させるブラケットと、前記カーテンレールに吊り下げられるカーテンとカーテンレールとの上下間に生ずる隙間を閉鎖するように前記ブラケットに垂下保持させる隙間塞ぎシートとを有し、前記ブラケットには、前記無理嵌め部を前記カーテンレールの他方側面に沿って下方へ延長させた位置に前記隙間塞ぎシートの上縁部を差し込む嵌合口部が設けられており、前記隙間塞ぎシートには、シート上縁部に沿って前記ブラケットの嵌合口部に嵌る係合部が設けられており、前記ブラケットの前記嵌合口部は、前記カーテンに対して下方ほど遠ざかるように下斜め外方へ向けて開口して当該嵌合口部へ差し込まれた前記隙間塞ぎシートを前記カーテンから離反保持可能となっていることを特徴とする。
前記ブラケットには、前記カーテンに対して下方ほど遠ざかるように前記嵌合口部の下側開口縁で下斜め外方へ向けて突出して、当該嵌合口部へ差し込まれた前記隙間塞ぎシートに当接するシート支持部が設けられた構成とするのが好適である。
前記ブラケットには、嵌合口部の上部開口縁及び下部開口縁をそれぞれ相互近接方向へ屈曲させて上下方向の開口を絞る上縁係止部及び下縁係止部が設けられており、前記隙間塞ぎシートの前記係合部には、前記ブラケットの前記嵌合口部に対して前記上縁係止部に係合する上係合片と、前記下縁係止部に係合する下係合片とが、互いに傘状に開いて形成されたものとするのが好適である。
本発明に係るカーテンの隙間塞ぎ装置では、高コストを伴うような特殊な(側面レール部付きの)カーテンレールは不要であり、既設のカーテンレールに対する取り付け及び取り外しを簡単に行えるものであり、加えて、カーテンの揺れ等によるカーテンとの接触を原因とする各種問題は解消除去されている。
図1のA−A線断面図(正面断面図)である。 本発明に係る隙間塞ぎ装置の第1実施形態を示した側面図である。 カーテンレールにブラケットを取り付ける様子を示した正面断面図である。 カーテンレールにブラケットを取り付けた状態の正面断面図である。 ブラケットに隙間塞ぎシートを取り付ける様子を示した正面断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図5は、本発明に係る隙間塞ぎ装置1の第1実施形態を示している。この隙間塞ぎ装置1は、ブラケット2と隙間塞ぎシート3とを有している。
本発明に係る隙間塞ぎ装置1は、工場の建物躯体などに既設状態となっているカーテンレール5を利用して取り付けることができるものであり、また、この既設のカーテンレール5をいちいち取り外すことなく、そのまま取り付けや取り外しが行える構造となっている。
まず、ブラケット2について説明する。ブラケット2は、カーテンレール5のレール長手方向で短く(例えば3cm前後)形成されたもので、1本のカーテンレール5につきそのレール長手方向に沿って互いに所定間隔を離しながら複数個を用いるようにする。このブラケット2は、例えば、金属(アルミ合金、鉄、バネ板材、ステンレス等)により形成するのが好適である。ただ、樹脂により形成することもできる。
ブラケット2は、カーテンレール5に対してその上方から被せるようにすることで、このカーテンレール5の両側面を挟持する状態に保持させるものである。そのため、このブラケット2は、カーテンレール5の上面を横切るように用いる上板部15と、この上板部15の一端部に下向き折返し状(Uターン状)に設けられたフック部16と、上板部15の他端部に下方屈曲状に設けられた無理嵌め部17とを有したものとなっている。
上板部15は上方へ、無理嵌め部17はフック部16から離す方向へ、それぞれそれらの板面を反らすようにして若干の弾性変形が可能に形成されている。従って、このブラケット2は、これら上板部15や無理嵌め部17の弾性変形により、フック部16と無理嵌め部17との相互間隔を拡大させたり、拡大させた相互間隔を収縮(復元)させたりできるように弾性変形可能となっている。
このような弾性変形により、カーテンレール5の両側面に設けられた一対の取付用挟持溝5aに、フック部16を係合させ且つ無理嵌め部17を押圧させるようにして、カーテンレール5に対するブラケット2の挟持作用を生じさせる。
そのうえで、このブラケット2は、フック部16又は無理嵌め部17に対して嵌合口部18が設けられ、また、この嵌合口部18の下側開口縁に対してシート支持部19が設けられている。
嵌合口部18は、隙間塞ぎシート3の上縁部を差し込んで保持できるように設けられたものである。本実施形態では、無理嵌め部17に対し、その下方側へ延長される配置で嵌合口部18が設けられたものとしてある。
この嵌合口部18は、カーテン6に対して下方ほど遠ざかるように下斜め外方(図1の右斜め下方)へ向けて開口したものとなっている。この嵌合口部18には、上部側の開口縁(即ち、上部開口縁)に沿うようにして上縁係止部23が設けられており、また下部側の開口縁(即ち、下部開口縁)に沿うようにして下縁係止部24が設けられている。
これら上縁係止部23及び下縁係止部24は、嵌合口部18における上下方向の開口を絞る(狭くする)ように、当該嵌合口部18の上部開口縁及び下部開口縁からそれぞれ相互近接方向(対向方向)へ段差状に屈曲することで形成されたものとなっている。
シート支持部19は、ブラケット2の嵌合口部18に対し、その下側開口縁から下斜め外方(図1の右斜め下方)へ向けて突出するようにして設けられている。本実施形態では、嵌合口部18の下縁係止部24により嵌合口部18の開口が絞られた状態を維持させるように、下縁係止部24の上面と面一に繋がるようにしてある。しかし、下縁係止部24との連続性を生じさせなければならない理由は特になく、嵌合口部18の下側などから別途(下縁係止部24とは分離して)、突出させるように設けてもよい。
ブラケット2は、このような嵌合口部18及びシート支持部19を備える構成であるため、嵌合口部18へ隙間塞ぎシート3を差し込んだ場合に、この隙間塞ぎシート3を、シート下端ほどカーテン6から離反するように保持することができる。更に言えば、この状態に保持された隙間塞ぎシート3は、カーテン6に対して下方ほど遠ざかるように突出しているシート支持部19で、シート下面(カーテン6を向く面)を当接保持されるので、隙間塞ぎシート3がカーテン6から離反する状態は物理的に保持されたものとなる。
次に、隙間塞ぎシート3について説明する。隙間塞ぎシート3は、カーテンレール5に吊り下げられるカーテン6とカーテンレール5との上下間に生ずる隙間Sを閉鎖することのできる高さを有しつつ、カーテンレール5のレール長手方向に長い帯状に形成されたも
のである。この隙間塞ぎシート3は、前記したように、カーテンレール5のレール長手方向に設けられる複数のブラケット2により、カーテンレール5に沿いつつ垂下されるように保持される。この隙間塞ぎシート3は、例えば、透明な樹脂シートなどにより形成されている。
なお、カーテン6とカーテンレール5との上下間に生ずる隙間Sは、カーテンレール5に沿って走行自在に保持されるランナー30の相互隣接間に形成される。すなわち、ランナー30は、レール溝31内に嵌るベアリング部32(シュー等の場合もある)からカーテン吊り用のスナップ部33(リングやフック等の場合もある)が下突出状に設けられた構造となっており、このスナップ部33に対して、カーテン6の上縁部に所定間隔で設けられた吊り孔部34(ハトメ部)を係止させるようにする。
そのため、吊り孔部34の相互間隔に応じて配置されることとなるランナー30とランナー30との隣接間では、カーテン6の上縁部が真っ直ぐに延びたり撓んだり(折りヒダを生じて畳まれたり)しつつも、殊に真っ直ぐに延びたときに前記した隙間Sが形成されて、空気の流通が起こる原因となっている。
この隙間塞ぎシート3には、シート上縁部に沿ってブラケット2の嵌合口部18に嵌る係合部37が設けられている。この係合部37には、ブラケット2の嵌合口部18に対して、上縁係止部23に係合する上係合片38と、下縁係止部24に係合する下係合片39とが、互いに傘状に開いて形成されている。この係合部37(即ち、上係合片38及び下係合片39)は、隙間塞ぎシート3のシート上縁部に対して、その全長にわたり設けられている。
これら上係合片38及び下係合片39は、傘状に開いた状態を更に広げたり、反対に閉じたりできる方向で弾性変形が可能であると共に、この広げたり閉じたりした状態から元の傘状に戻すような弾性力が生じる材料により形成されたものとなっている。なお、この係合部37は、隙間塞ぎシート3と一体形成することも可能であるし、別部材で形成して隙間塞ぎシート3に接着、カシメ、縫製などによって取り付けるようにしてもよい。別部材として形成する場合は、樹脂やゴムなどにより形成する。
係合部37は、弾性変形可能な上係合片38及び下係合片39を有しているために、ブラケット2の嵌合口部18に対して係合部37の差し込み(図5参照)を行う場合には、上係合片38及び下係合片39が傘を閉じるように弾性変形し、差し込みが可能となっている。
しかし、差し込んだ後に上係合片38及び下係合片39は傘を開いて元の形状に復元する。しかも、ブラケット2の嵌合口部18から係合部37を引き抜こうとしても、上係合片38及び下係合片39は傘を広げるように弾性変形するので、引き抜きは不可能となっている。
加えて、ブラケット2の嵌合口部18に係合部37が差し込まれた状態で、隙間塞ぎシート3に対して揺れ方向の外力が加わると、上係合片38や下係合片39が傘を広げたり閉じたりするようになって、隙間塞ぎシート3の揺れを許容させるものとなる。
但し、このように隙間塞ぎシート3が揺れても、嵌合口部18の上縁係止部23に上係合片38が係合する状況、及び、嵌合口部18の下縁係止部24に下係合片39が係合する状況は、常に維持されるようになる。このような「係合維持」の状況は、複数のブラケット2において生じる作用である。結果として、全てのブラケット2の嵌合口部18から係合部37が一斉に脱出してしまうことはない。すなわち、カーテンレール5やブラケット2から、隙間塞ぎシート3が意に反して外れてしまうことはない。
なお、隙間塞ぎシート3が経年劣化や破損などを起こした場合などにあって、新品の隙間塞ぎシート3と交換するには、個々のブラケット2に対応する位置で、隙間塞ぎシート3を強く下方へ引っ張るようにする(引っ張り力を集中させる)ことで、上係合片38や下係合片39を裏返り状に変形させることができる。従って、この操作を各ブラケット2ごとに逐一行うことで、ブラケット2の嵌合口部18から係合部37を脱出させること(ブラケット2から隙間塞ぎシート3を外すこと)が可能となる。
勿論、カーテンレール5から隙間塞ぎシート3ごと、各ブラケット2を外すようにして
、その後、隙間塞ぎシート3から全てのブラケット2を脱出させるといった手順を採用してもよい。
以上、詳説したところから明らかなように、本発明に係るカーテンの隙間塞ぎ装置1では、まず、工場の建物躯体などに既設状態となっているカーテンレール5に対し、図3及び図4に示すように、レール長手方向に所定間隔をおいてブラケット2を上から被せるように取り付ける。ブラケット2は、カーテンレール5の両側面に設けられた一対の取付用挟持溝5aに、フック部16を係合させ且つ無理嵌め部17を押圧させるようにして、弾性力を伴った挟持作用を生じ、ガタツキや位置ズレなどを生じることなく、不動に保持される。
そして、図5に示すように、各ブラケット2の嵌合口部18に対し、隙間塞ぎシート3の係合部37を差し込むようにする。言うまでもなく、差し込み方向は、隙間塞ぎシート3のシート上縁部に対して直交する方向で、係合部37をブラケット2の嵌合口部18へ押し込ませる方向である。ただこれだけで、ブラケット2(カーテンレール5)に対する隙間塞ぎシート3の保持が完了する。
隙間塞ぎシート3は、カーテン6に対して下方ほど遠ざかるように突出しているシート支持部19で、シート下面(カーテン6を向く面)を当接保持されるので、隙間塞ぎシート3は、カーテン6から離反する状態が保持され、原則として両者は接触しないものである。
なお、ブラケット2を介してカーテンレール5に保持された隙間塞ぎシート3は、前記したように、ブラケット2に対して揺れが許容される状態になっている。そのため、カーテン6の開閉時に、隙間塞ぎシート3とカーテン6とが仮に接触することがあったとしても、その接触は、隙間塞ぎシート3の揺れ(逃げ)で緩和されて軽度のものとなる。従って、カーテン6の開閉が重くなる(操作し難くなる)ことはない。また、隙間塞ぎシート3やカーテン6が擦り傷や折れ、欠け、裂傷などを起こすこともない。
ところで、いま、ブラケット2を用いず、従来の側面レール部付きのカーテンレール(前記した特許文献1参照)のように、レール長手方向に連続した溝(側面レール部)を一体に有するカーテンレールを用いて、側面レール部に隙間塞ぎシート3を保持させる場合を考察してみる。
この場合、側面レール部に対して隙間塞ぎシート3を保持させるには、側面レール部の一端側からレール長手方向に沿って隙間塞ぎシート3を順送り状に差し込まなければならない。従って、極めて面倒且つ困難になる。場合によっては、差し込み時の摩擦抵抗が原因で、隙間塞ぎシート3が蛇行状に折れてしまったり、差し込みが途中で不可能になったりすることが考えられる。
のみならず、隙間塞ぎシート3の差し込みは、側面レール部付きのカーテンレールを建物躯体等に取り付ける前に済ませておく必要があるため、作業手順が限定される面倒も生じる。加えて、隙間塞ぎシート3が使用中に破損などして交換する際には、いちいち側面レール部付きのカーテンレールをも建物躯体等から取り外す必要が生じる。
また、側面レール部に差し込んだ隙間塞ぎシート3において、下方へ垂れ下がるような湾曲変形を生じさせてカーテンから離すには、側面レール部を支点とするような上下への揺れを制限又は皆無とさせる必要がある。そのため、隙間塞ぎシート3の弾力性が経年劣化で低下又は硬化したときには、隙間塞ぎシート3がカーテンと接触する可能性も高くなり、カーテンの開閉が重くなる(操作し難くなる)おそれも生じる。
このような考察から明らかなように、本発明において、カーテンレール5とは別個独立して形成されたブラケット2を、カーテンレール5のレール長手方向に沿って複数個用いることには重要な意義があり且つ大きな作用効果に繋がっているものである。
ところで、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、カーテンレール5に対してブラケット2を取り付ける手順や、ブラケット2に対して隙間塞ぎシート3を保持させる手順などは、特に限定されるものではない。従って、取り外したカーテンレール5、又は新品のカーテンレール5に対し、予めブラケット2
を取り付けておき、その後、カーテンレール5を建物躯体などへ取り付けるようにしてもよい。また、ブラケット2と隙間塞ぎシート3とを互いに保持状態とさせてから、ブラケット2をカーテンレール5に取り付けるようにしてもよい。
ブラケット2において、フック部16及び無理嵌め部17の両方に、嵌合口部18を設けるようにしてもよい。
ブラケット2は、フック部16と無理嵌め部17との間で弾性力を伴ってカーテンレール5を挟持するような構造に限定されるものではなく、ネジ式のクランプ構造にしたり、或いはネジ止め構造や接着構造などを採用して、カーテンレール5へ取り付ける構造にしたりしてもよい。
本発明は、工場などで採用される大型のカーテンを対象とすることが限定されるものではなく、一般用の標準サイズのカーテンを対象として実施することも可能である。
カーテン6や隙間塞ぎシート3は、それぞれ布地製とすることも可能である。
1 隙間塞ぎ装置
2 ブラケット
3 隙間塞ぎシート
5 カーテンレール
5a 取付用挟持溝
6 カーテン
15 上板部
16 フック部
17 無理嵌め部
18 嵌合口部
19 シート支持部
23 上縁係止部
24 下縁係止部
30 ランナー
31 レール溝
32 ベアリング部
33 スナップ部
34 吊り孔部
37 係合部
38 上係合片
39 下係合片
S 隙間

Claims (3)

  1. カーテンレールに上方から被さった状態で前記カーテンレールの一方側面に係合するフック部と前記カーテンレールの他方側面に係合する無理嵌め部とで挟持保持させるブラケットと、前記カーテンレールに吊り下げられるカーテンとカーテンレールとの上下間に生ずる隙間を閉鎖するように前記ブラケットに垂下保持させる隙間塞ぎシートとを有し、
    前記ブラケットには、前記無理嵌め部を前記カーテンレールの他方側面に沿って下方へ延長させた位置に前記隙間塞ぎシートの上縁部を差し込む嵌合口部が設けられており、
    前記隙間塞ぎシートには、シート上縁部に沿って前記ブラケットの嵌合口部に嵌る係合部が設けられており、
    前記ブラケットの前記嵌合口部は、前記カーテンに対して下方ほど遠ざかるように下斜め外方へ向けて開口して当該嵌合口部へ差し込まれた前記隙間塞ぎシートを前記カーテンから離反保持可能となっている
    ことを特徴とするカーテンの隙間塞ぎ装置。
  2. 前記ブラケットには、前記カーテンに対して下方ほど遠ざかるように前記嵌合口部の下側開口縁で下斜め外方へ向けて突出して、当該嵌合口部へ差し込まれた前記隙間塞ぎシートに当接するシート支持部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のカーテンの隙間塞ぎ装置。
  3. 前記ブラケットには、嵌合口部の上部開口縁及び下部開口縁をそれぞれ相互近接方向へ屈曲させて上下方向の開口を絞る上縁係止部及び下縁係止部が設けられており、
    前記隙間塞ぎシートの前記係合部には、前記ブラケットの前記嵌合口部に対して前記上縁係止部に係合する上係合片と、前記下縁係止部に係合する下係合片とが、互いに傘状に開いて形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカーテンの隙間塞ぎ装置。
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