JP3060649U - 詰栓用プラグ - Google Patents

詰栓用プラグ

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JP3060649U
JP3060649U JP1998010886U JP1088698U JP3060649U JP 3060649 U JP3060649 U JP 3060649U JP 1998010886 U JP1998010886 U JP 1998010886U JP 1088698 U JP1088698 U JP 1088698U JP 3060649 U JP3060649 U JP 3060649U
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head
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screw
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悟 橋口
恵 樋口
清美 山本
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Saga Tekkohsho Co Ltd
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Saga Tekkohsho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 詰栓用プラグのオイルパンの排出口への着脱
が簡単容易にでき、ロボットなどによる取り付けの自動
化も容易に図り得るようにすること。 【解決手段】 頭部10を有し、頭部10の下端にオイ
ルパンAの底部に形成される螺子孔B付きの排出口Cに
螺合可能な螺子部11を設けたプラグ本体1と、本体1
の頭部11の下面に介装されるリング状の金属製パッキ
ン2とで構成される詰栓用プラグにおいて、頭部10の
下面に螺子部11の外径よりも大径で外周面に係合部1
2aを有するパッキン取付部12を突設する一方、パッ
キン2の内径をパッキン取付部12の係合部12aに嵌
合可能な大きさとして、該パッキン2をパッキン取付部
12の係合部12aに仮止め状態で嵌合できるようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として自動車のエンジン内に溜まる水を水抜きするため、或いは オイル又は冷却水などを交換するために収容体に設けられる詰栓用プラグに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種詰栓用プラグ、例えば水抜きをするためオイルパンの底部に設け られるドレン用のプラグは、図8に示すように頭部30を有し、該頭部30の下 端にオイルパンAの底部に形成される螺子孔B付きの排出口Cに螺合可能な螺子 部31を設けたプラグ本体3と、該本体3の頭部30下面と螺子部31との間に 介装されるリング状のアルミ製パッキン4とで構成されている。
【0003】 そして、使用時には、上記プラグをオイルパンAの排出口Cに螺着して用いる のであり、また、オイルパン底部に溜まった不要な水を水抜きする場合には、上 記プラグを緩めて排出口Cから水を排出し、その後、該プラグを再び排出口Cに 螺着して用いている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記したプラグにあっては、頭部30と螺子部31との間における 工具の逃げ溝32部分に内径がプラグ本体3の螺子部31の外径よりも大径なパ ッキン4を遊挿した構造であるため、プラグ本体3のオイルパンAへの螺合によ る取付時、パッキン4がプラグ本体3の螺子部31上に移動したりプラグ本体3 から外れ落ちたりする問題があった。そのため、ロボットなどによる上記プラグ のオイルパンへの取り付けの自動化も図りづらい問題があった。
【0005】 そこで本考案は、プラグ本体の頭部下面にパッキンをセットできるようにして 、プラグ本体の収容体の排出口への着脱が簡単容易にでき、ロボットなどによる 取り付けの自動化も容易に図り得る詰栓用プラグの提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の請求項1に記載の考案は、頭部を有し、該頭 部の下端に収容体の底部に形成される螺子孔付きの排出口に螺合可能な螺子部を 設けたプラグ本体と、該本体の頭部の下面に介装されるリング状の金属製パッキ ンとで構成される詰栓用プラグにおいて、上記頭部の下面に螺子部の外径よりも 大径で外周面に係合部を有するパッキン取付部を突設する一方、上記パッ,キン の内径を上記取付部の係合部に嵌合可能な大きさとして、該パッキンを上記取付 部の係合部に仮止め状態で嵌合したことを特徴とする。
【0007】 また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案に加えてパッキンの取 付部からの抜け落ちをより確実に防止するため、パッキンの内周部における2ヵ 所以上をパッキン取付部にカシメ止めしたことを特徴とする。
【0008】 なお、係合部とは、例えばローレット加工によるぎざぎざや斜め方向の切り溝 或いは周方向の溝などを含む概念である。また、仮止め状態に嵌合したとは、常 時はパッキンがパッキン取付部に移動不能に結合され、プラグの収容体の排出口 への螺合時、パッキンが排出口の外面に当たったとき、このパッキンを取付部に 対し軸方向にならびに周方向に移動させることが可能な嵌合力で該パッキンがパ ッキン取付部に結合されている状態のことである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1〜7は水抜きをするためオイルパン(収容体)の底部に設けられるドレン 用のプラグを示すもので、図1及び2において、1は、頭部10を有し、該頭部 10の下端にオイルパンAの底部に形成される螺子孔B付きの排出口Cに螺合可 能な螺子部11を設けたプラグ本体である。上記頭部10の上面中央部には、締 付用治具の挿入用角孔10aが形成され、また、頭部10の下面には、該螺子部 11の外径D1よりも大径で、かつその外周面にローレット加工によるぎざぎざ の係合部12aを有するパッキン取付部12が螺子部11側に向かって突設され ている。なお、この係合部12aは、ローレット加工によるぎざぎざの他、例え ば図3に示すような斜め方向の切り溝12bや図4に示すような周方向の溝12 c、さらには適宜形状の凹凸などであってもよい。また、図2において13は螺 子部11の螺子溝を形成する際における工具の逃げ溝である。
【0011】 2は、プラグ本体1の頭部10の下面に介装されるアルミ製又は銅製などの金 属製パッキンでリング状を呈している。このパッキン2の外径は、頭部10の外 径とほぼ同径となっており、また、その内径dは、図2に示すように上記螺子部 11の外径D1よりも大径で、上記取付部12の係合部12aの外径D2よりも やや小径に形成されている。これにより該パッキン2は、上記取付部12の係合 部12aに比較的結合力の弱い仮止め状態で嵌合されるようになっている。さら に、該パッキン2の厚みは、上記パッキン取付部12の頭部下面からの突出幅よ りもやや大きくなっている。
【0012】 また、図1に示すように、プラグ本体1のパッキン取付部12にパッキン2を 嵌合してセットする場合、例えばパッキン2を保持した状態で該パッキン2を上 記取付部12に圧入するプレス式の適宜嵌合機(図示せず)などを用いる。
【0013】 本考案のドレン用のプラグは以上ようにプラグ本体1のパッキン取付部12に 予めパッキン2が嵌合、つまり頭部10の下面に仮止め状態にセットされている から、該プラグ2のオイルパンAの排出口Cへの螺合による取り付けに際し、パ ッキン2が螺子部11上に移動したりプラグ本体1から抜け落ちるといったこと を防止できる。これにより、プラグをオイルパンAの排出口Cに簡単容易に螺合 することができる。従って、プラグのオイルパンAへの着脱作業が非常に簡単で 楽にでき、その上、ロボットなどによるプラグのオイルパンAへの取り付けの自 動化も容易に図ることが可能となる。
【0014】 また、上記取付部12の係合部12aの外径D2よりもやや小径に形成して、 該パッキン2をローレット加工によるぎざぎざの係合部12aに比較的結合力の 弱い仮止め状態で嵌合しているから、プラグ2のオイルパンAの排出口Cへの締 付時に、パッキン2が排出口Cの外面に当たって大きな推進力や回転トルクが作 用したとき、パッキン2をパッキン取付部12に対し軸方向に移動させたり、パ ッキン2をオイルパンA又はプラグの頭部10に対して回転させることが可能と なる。これによりパッキン2をむりやり変形させたりすることなく良好に締め付 けることでき、従って、パッキン2を傷めたり密閉効果を損なうといったことを 防止できる。
【0015】 図6及び図7は、プラグ本体1へのパッキン2の取り付けに際して、上記した ようにパッキン2をパッキン取付部12に嵌合すると共に、パッキン2の内周部 における4ヵ所を部分的にカシメて該パッキン2をパッキン取付部12にカシメ 止めしたものである。このようにカシメ部2a…2aを形成すれば、パッキン取 付部12からのパッキン2の抜け落ちをより確実に防止することができる。なお 、パッキン2をカシメ止めするタイミングは、パッキン2のパッキン取付部12 への嵌合と同時であってもよいし、また、嵌合後の後工程で行うようにしてもよ い。
【0016】 なお、記述した実施の形態では、オイルパンAに設けられるドレン用のプラグ について説明したけれども、何らドレン用のプラグに限定されるものではなく、 例えばオイル交換用のプラグや冷却水交換用のプラグなどいろいろな用途の詰栓 用プラグに使用できることは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、頭部を有し、該頭部の下端に収容体の底部に形 成される螺子孔付きの排出口に螺合可能な螺子部を設けたプラグ本体と、該本体 の頭部の下面に介装されるリング状の金属製パッキンとで構成される詰栓用プラ グにおいて、上記頭部の下面に螺子部の外径よりも大径で、かつその外周面に凸 凹状係合部を有するパッキン取付部を突設する一方、上記パッキンの内径を上記 螺子部の外径よりも大径で、かつ上記取付部の係合部に嵌合可能な大きさとして 、該パッキンを上記取付部の係合部に仮止め状態で嵌合したから、パッキンをプ ラグ本体の頭部下面に仮止め状態にセットすることができて、プラグの液収容体 における排出口への着脱が簡単容易にでき、その上、ロボットなどによるプラグ の収容体への取り付けの自動化も容易に図ることができる。
【0018】 さらに、上記パッキンの内径をパッキン取付部の係合部に仮止め状態で嵌合可 能な大きさとしたから、上記プラグの収容体の排出口への締付時に、パッキンが 排出口の外面に当たって大きな推進力や回転トルクが作用したとき、パッキンを パッキン取付部に対し軸方向に移動させたり、パッキンを収容体又はプラグの頭 部に対して回転させることが可能となり、これによりパッキンをむりやり変形さ せたりすることなく良好に締め付けることでき、パッキンを傷めたり密閉効果を 損なうといったことを防止できる。
【0019】 また、プラグ本体へのパッキンの取付けに際して、パッキンをパッキン取付部 に嵌合すると共に、そのパッキンの外周部における2ヵ所以上を部分的にカシメ て該パッキンをパッキン取付部にカシメ止めすれば、該取付部からのパッキンの 抜け落ちをより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る詰栓用プラグの縦断面である。
【図2】 同プラグの分解説明図である。
【図3】 同プラグのプラグ本体における係合部の別の
実施の形態を示す正面図である。
【図4】 同プラグのプラグ本体における係合部のさら
に別の実施の形態を示す正面図である。
【図5】 同プラグのオイルパンへの取り付け状態を示
す説明図である。
【図6】 同パッキンのプラグ本体への別の取付け状態
を示す正面図である。
【図7】 図6の平面図である。
【図8】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 プラグ本体 2 パッキン 2a カシメ部 10 頭部 11 螺子部 12 パッキン取付部 12a…12c 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 清美 京都府久世郡久御山町大字佐山子字新開地 5−1 阪村産業株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部を有し、該頭部の下端に収容体の底
    部に形成される螺子孔付きの排出口に螺合可能な螺子部
    を設けたプラグ本体と、該本体の頭部の下面に介装され
    るリング状の金属製パッキンとで構成される詰栓用プラ
    グにおいて、上記頭部の下面に螺子部の外径よりも大径
    で外周面に係合部を有するパッキン取付部を突設する一
    方、上記パッキンの内径を上記取付部の係合部に嵌合可
    能な大きさとして、該パッキンを上記取付部の係合部に
    仮止め状態で嵌合したことを特徴とする詰栓用プラグ。
  2. 【請求項2】 パッキンの内周部における2ヵ所以上を
    パッキン取付部にカシメ止めしたことを特徴とする請求
    項1に記載の詰栓用プラグ。
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