JP3060156B2 - ディスクブレーキのディスク連結部 - Google Patents
ディスクブレーキのディスク連結部Info
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- JP3060156B2 JP3060156B2 JP7121653A JP12165395A JP3060156B2 JP 3060156 B2 JP3060156 B2 JP 3060156B2 JP 7121653 A JP7121653 A JP 7121653A JP 12165395 A JP12165395 A JP 12165395A JP 3060156 B2 JP3060156 B2 JP 3060156B2
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- disc
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Description
れるディスクブレーキにおいて、ハブに対してディスク
を遊動的に連結するための連結部の構造に関する。
及び図4に示すものがあり、この形式のものは実開昭63
-45232,実開昭64-17039,実公平2-42900,実開平6-767
27等に開示されている。図3,図4(A)においてaは
ハブ、bは摩擦部となるディスク、cはピン、dはワッ
シャ、eは皿バネである。
C1の両端にフランジC2と小径部C3が設けられるが、
大径部C1の円筒面とフランジC2の平面を正確に形成さ
せるために、フランジC2の隅部に凹部C4が設けられて
いる。該ピンCは、形状が複雑である上に、図4(A)
のように組付けると、ワッシャeが偏心したとき内周部
の一部が図4(C)に示すように凹部C4に落ち込んで
接触半径やバネの高さが変わり、バネ特性が設定値から
外れる不都合がある。
線L1は皿バネeが正位置にあるとき、線L2は図4
(C)に示す不正の位置にあるときの特性を示し、線L
2は、皿バネの撓みに対する荷重すなわち弾発力の変化
が、設定値すなわち線L1に比し過小から過大に変化す
る。
を単純にして低コスト化すると共に、皿バネが不正位置
に移動できないようにすることを課題とする。
の手段にあって、第1の手段は、請求項1に記載したと
おり、ハブの外周面とディスクの内周面に半円形の凹部
を対向して設け、両端にフランジ部をもつ中空のピンを
該凹部に係合すると共に、フランジ部とハブ及びディス
クの間に皿バネを配置した、ディスクブレーキのディス
ク連結部において、一定の外径をもつピンの心孔の両端
をテーパー状に拡径して薄肉部を形成し、該ピンの両端
から僅かに軸方向内側にワッシャを嵌合し、前記薄肉部
を拡げるかしめ加工によりワッシャを固定してフランジ
部を形成し、該ワッシャとハブ及びディスクで皿バネを
挟持させたことを特徴とする。
り、ハブの外周面とディスクの内周面に半円形の凹部を
対向して設け、両端にフランジ部をもつ中空のピンを該
凹部に係合すると共に、一方のフランジ部とハブ及びデ
ィスクの間に皿バネを配置した、ディスクブレーキのデ
ィスク連結部において、一端に一体フランジを設けた一
定の外径をもつピンの心孔を、該ピンの他端でテーパー
状に拡径して薄肉部を形成し、該他端側のみに皿バネと
ワッシャを嵌合し、前記薄肉部を拡げるかしめ加工によ
りワッシャを固定してフランジ部を形成し、該ワッシャ
とハブ及びディスクで皿バネを挟持させたことを特徴と
する。
けであるから構造が極めて簡単であり、心孔の両端をテ
ーパー状に拡径したため、ピンをかしめるとき、変形量
の大きい先端部分が薄肉のため容易に変形し、テーパー
面に沿って肉厚が順次増大した部分も容易に変形し、こ
れらの変形部分でワッシャを確実に保持し、これにより
直角のフランジ部が形成され、皿バネを正しく受けるこ
とができる。
けた薄肉部のかしめにより、請求項1の前記かしめ部分
と同様に直角のフランジ部が形成され、該フランジ部に
皿バネが配置されるから、皿バネを正しく受けることが
できる。
説明する。
ピンを用いて容易にワッシャをかしめるようにしたもの
で、中空のピン10は、外面が等径で中心孔101の両
端がテーパー部102で拡径されて薄肉部11,11が
形成されている。
4,5に挿入し、一端側に皿バネ7を嵌め、更にワッシ
ャ8,9をピン端部より僅かに内方位置に嵌めて、薄肉
部11に半径方向及び軸方向の力を加えてかしめること
により、変形量の大きい先端部分が最も薄肉のため容易
に変形し、テーパー面に沿って肉厚が順次増大した部分
も容易に変形し、この変形部分でワッシャ8,9は固定
されてフランジ部8a,9aが形成され、ピン10とワ
ッシャ8,9は正確な直角に保持される。
のピン12の一端に一体フランジ121が連設されてい
る点が図2の連結部1bと相違し、他端には心孔をテー
パー状に拡径して薄肉部11を設けてワッシャ9をかし
め止めし、これによりフランジ部9aを形成しており、
該フランジ部9aの内側に皿バネ7を配置している。
うにダイ13にリング溝131とガイド132を設け、表
面133上にハブ2とディスク3を置き、皿バネ7とワ
ッシャ9をピン12に嵌合してパンチ14で加圧又は回
転加圧することによりかしめられる。このかしめ手段に
あって、ピン12のフランジ121の上面とダイ13の
表面133の間に段差Sがあり、該段差Sは、皿バネ7
の厚さとディスク3のフローティング量の和に等しくさ
れているため、パンチ14から加わる加圧力と無関係に
ワッシャ9が一定位置にかしめられ、皿ばね7により所
定の圧力が作用する。また、ガイド132によってピン
12の下部の変形が防止される。
ャ9は直角に連結され、皿バネ7の内周部はワッシャ9
の平坦面上に正しく当接する。
1の手段によれば、ピンの形状が極めて簡単で安価に作
ることができ、心孔の両端をテーパ状に拡径して形状し
た薄肉部を設けたことにより、ここをかしめるとピンの
テーパー部の最も薄肉の先端部分が容易に変形し、テー
パー面に沿って肉厚が順次増大した部分も容易に変形し
て、かしめが容易に行なわれ、このかしめ部分でワッシ
ャを確実に保持でき、またワッシャの平坦面によって皿
バネを正確に受けることができるから、安価でバネ特性
が一定のディスク連結部が得られる。
一端に一体フランジを設けるため、該ピンの構造は若干
複雑になるが、ピンの外径に変化がないため製造が簡単
であり、該ピンの他端は、心孔の端部をテーパー状とし
てかしめを容易にしたから皿バネを受けるワッシャを正
確に固定でき、該ワッシャで皿バネを保持するから、該
皿バネのバネ特性が一定のディスク連結部が容易に得ら
れる利点を有する。
(B)はピンの断面図
はピンの断面図、(C)はかしめ加工説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 ハブの外周面とディスクの内周面に半円
形の凹部を対向して設け、両端にフランジ部をもつ中空
のピンを該凹部に係合すると共に、フランジ部とハブ及
びディスクの間に皿バネを配置した、ディスクブレーキ
のディスク連結部において、一定の外径をもつピンの心
孔の両端をテーパー状に拡径して薄肉部を形成し、該ピ
ンの両端から僅かに軸方向内側にワッシャを嵌合し、前
記薄肉部を拡げるかしめ加工によりワッシャを固定して
フランジ部を形成し、該ワッシャとハブ及びディスクで
皿バネを挟持させたことを特徴とする、ディスクブレー
キのディスク連結部。 - 【請求項2】 ハブの外周面とディスクの内周面に半円
形の凹部を対向して設け、両端にフランジ部をもつ中空
のピンを該凹部に係合すると共に、一方のフランジ部と
ハブ及びディスクの間に皿バネを配置した、ディスクブ
レーキのディスク連結部において、一端に一体フランジ
を設けた一定の外径をもつピンの心孔を、該ピンの他端
でテーパー状に拡径して薄肉部を形成し、該他端側のみ
に皿バネとワッシャを嵌合し、前記薄肉部を拡げるかし
め加工によりワッシャを固定してフランジ部を形成し、
該ワッシャとハブ及びディスクで皿バネを挟持させたこ
とを特徴とする、ディスクブレーキのディスク連結部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7121653A JP3060156B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | ディスクブレーキのディスク連結部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7121653A JP3060156B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | ディスクブレーキのディスク連結部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08312700A JPH08312700A (ja) | 1996-11-26 |
JP3060156B2 true JP3060156B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=14816579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7121653A Expired - Fee Related JP3060156B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | ディスクブレーキのディスク連結部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3060156B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE60025300T2 (de) | 1999-10-18 | 2006-09-21 | Kabushiki Kaisha Yutaka Giken, Hamamatsu | Nietverbindung und Verfahren um zwei Teile mittels Nieten zu verbinden |
DE10125111B4 (de) * | 2001-05-23 | 2005-08-04 | Daimlerchrysler Ag | Zweiteilige Bremsscheibe mit radialer Verzahnung |
JP5192303B2 (ja) * | 2008-07-08 | 2013-05-08 | 株式会社ユタカ技研 | フローティング型ブレーキディスク |
JP2010106916A (ja) | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Advics Co Ltd | ディスクロータ |
JP5428505B2 (ja) | 2009-04-30 | 2014-02-26 | サンスター技研株式会社 | フローティングブレーキディスクの組立方法 |
-
1995
- 1995-05-19 JP JP7121653A patent/JP3060156B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08312700A (ja) | 1996-11-26 |
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