JP2581264Y2 - ボールジョイント - Google Patents

ボールジョイント

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JP2581264Y2
JP2581264Y2 JP1992023453U JP2345392U JP2581264Y2 JP 2581264 Y2 JP2581264 Y2 JP 2581264Y2 JP 1992023453 U JP1992023453 U JP 1992023453U JP 2345392 U JP2345392 U JP 2345392U JP 2581264 Y2 JP2581264 Y2 JP 2581264Y2
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JP
Japan
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socket
bearing
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tapered
ball stud
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義明 清水
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株式会社リズム
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0619Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints the female part comprising a blind socket receiving the male part
    • F16C11/0623Construction or details of the socket member
    • F16C11/0628Construction or details of the socket member with linings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はボールジョイントに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】各種リンク類等の連結用として、一端に
球状部を有するボールスタッドと該ボールスタッドの球
状部を嵌装抱持する合成樹脂製のベアリングと該ベアリ
ングを嵌装固定するソケットとからなり、ボールスタッ
ドの球状部を嵌装抱持したベアリングをソケットの上部
開口部より嵌め込み、該ソケットの開口部付近の外周部
を内側に絞り変形させてベアリングを球状部に圧接させ
て構成したボールジョイントが従来より広く用いられて
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記形式のボールジョ
イントは、ボールスタッド,ベアリングをソケット内に
嵌装組み付けておいてからソケットの開口部付近の外周
部を内側に絞り変形することにより、ベアリングの内腔
部をボールスタッド球状部に圧接させて固定するもので
あるから、各部品の製作誤差によってボールスタッドの
作動トルクが大きな影響を受け製品にバラツキが生じ易
く、ボールスタッドに安定したプリロードを付与するこ
とがなかなか難しいという課題を有している。又ボール
スタッドの引き抜き方向荷重の入力にて球状部の上方部
分で圧縮されたベアリング上方部分が圧縮されないベア
リング下方部分へと逃げ、それにより該引き抜き方向荷
重に対する支持強度が不足ぎみとなるという課題も有し
ている。
【0004】本考案は上記のような従来の課題に対処す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のように
ソケット外周部の開口部側の部分を内側に絞り変形させ
て組み付け固定する形式のボールジョイントにおいて、
ソケット内周の大径部の下端に内側に向けて突出する段
部を形成しその段部から底面にかけては下つぼまりのテ
ーパ受面とし、合成樹脂にて一体に形成されるベアリン
グをソケットの上記大径部に嵌装される胴部下端にソケ
ットの段部に当接係合する肩部をもちその肩部より下方
はボールスタッド球状部に適合する内球形状に対し球中
心側に寄せた形状の底部とし且つ該底部の外面は上記ソ
ケットのテーパ受面にほぼ適合するテーパ面とすると共
に該テーパ面に複数のリブを放射状に突設した形状に一
体に構成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記において、ソケット内にベアリングを嵌め
込み、ベアリングの内腔部にボールスタッドの球状部を
嵌装してソケットの外周面を内側に絞り変形させること
によりベアリングの胴部が球状部に押し付けられたと
き、該胴部下端の肩部がソケットの段部に圧接し該段部
がストッパとなってベアリング底部が下方にたわんでボ
ールスタッド球状部に適合する内球形状に弾性変形して
球状部にまんべんなく圧接し、且つリブがソケットのテ
ーパ受面に押し付けられて弾性圧縮変形した状態で組み
付けられ、該リブの弾性圧縮変形にて各部品の製作誤差
が吸収されると共に、ベアリング底部のたわみ変形の反
力及びリブの弾性圧縮変形の反力にてボールスタッドに
安定したプリロードが付与される。又ボールスタッドの
引き抜き方向荷重の入力によってベアリング胴部の上方
部分が圧縮されたとき該胴部の肉厚の逃げはソケットの
段部とベアリングの肩部との係合によって防止されるの
で、引き抜き方向荷重に対する支持強度の向上をはかり
得る。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0008】図1において、1は下端部に球状部11を
有するボールスタッド、2は合成樹脂にて一体に形成さ
れたベアリング、3はソケットである。
【0009】ソケット3は、外周部31と底32をもち
上部が開口したほぼ円筒状をなす部材であって、その内
周は上方の大径部33の下端に内側に突出する段部34
が形成され該段部34から底面37にかけて下つぼまり
の第1テーパ受面35と第2テーパ受面36に形成され
ている。該段部34は、ボールスタッド1の球状部11
を嵌装したベアリング2をソケット3内に組み付けた状
態において、該球状部11の赤道面X−Xと下端部のほ
ぼ中間位置となるところに全周にわたり突出形成され、
又第1テーパ受面35は比較的小なるテーパ角度θ1
し、第2テーパ受面36は該第1受面35下端の最小径
部から底面37にかけて比較的大なるテーパ角度θ2
もって連続するテーパ受面である。
【0010】ベアリング2は、ボールスタッドの球状部
11を嵌装する内腔部21を内部に有し、ソケット3の
大径部33内に嵌装される胴部22の下端外周に上記ソ
ケット3の段部34上に当接する肩部23を有し、該肩
部23の下側の底部24はソケット3の第1及び第2の
テーパ受面35及び36にほぼ対応する第1テーパ面2
5及び第2テーパ面26とソケット3の底面37にほぼ
対応する底面27とし第2テーパ面26には複数のリブ
28が下方に向けて放射状に突設された構造に合成樹脂
にて一体に形成される。尚上記内腔部21には複数のグ
リース溝21aが子午線方向に凹設され、該グリース溝
21aの下端は上記底部24の中央部に設けたグリース
溜め29へ連通した構造となっている。
【0011】上記ベアリング2の内腔部21の下方部分
(底部24の内周部分)は図2に示すようにボールスタ
ッド1の球状部11に適合する形状に対し球中心側にや
や変位し肩部23が段部34上に当接した状態において
底部24の外周が第1,第2テーパ受面35,36及び
底面37から上方に浮上がった位置となるよう、底部2
4を球中心側にやや寄せた形状に形成されている。
【0012】上記において、ボールジョイント組み付け
時は、先ずソケット3内にベアリング2を嵌装する。ベ
アリング2を嵌装した状態では図2の実線示のようにベ
アリング2の肩部23がソケット3の段部34に当接
し、第1テーパ面25,第2テーパ面26及び底面27
はソケット3の第1テーパ受面35,第2テーパ受面3
6及び底面37から大きく浮き上がった状態となってい
る。次にボールスタッド1の球状部11をベアリング2
の内腔部21内に嵌め込み、該球状部11でベアリング
2の底部24を下方に押圧しつつ、ソケット3の外周部
31の上方部分を内側に絞り加工する。するとソケット
外周部31上方部分の絞り変形にてベアリング2の胴部
22の上方部分は内側に押されて球状部11に圧接し、
同時に球状部11がベアリング2の底部24を下方にた
わませてその底部24内周面が球状部11にまんべんな
く圧接すると共に、該底部24の下方へのたわみによっ
てリブ28がソケット3の第2テーパ受面36に押し付
けられて弾性圧縮変形して、図1の実線時の組み付け状
態となる。この場合ベアリング2の肩部23とソケット
の段部34との係合により該段部34がストッパとなっ
てベアリング2の底部24のみが下方にたわみ、胴部2
2を下方に引きずるようなことはない。
【0013】この組み付け状態では図2の鎖線示のよう
に、ベアリング2の肩部23はソケット3の段部34に
強く押し付けられリブ28は第2テーパ受面36に押し
付けられて潰れ変形した状態となるが、ベアリング2の
第1,第2のテーパ面25,26及び底面27はソケッ
ト3の第1,第2のテーパ受面35,36及び底面37
よりやや浮き上がった状態となっている。
【0014】このようにして構成したボールジョイント
は、リブ28の弾性圧縮変形にて部品の製作誤差(公
差)が吸収されると共に、ベアリング底部24のたわみ
変形反力とリブ28の弾性圧縮変形反力にてボールスタ
ッド1に安定したプリロードが付与される。又使用状態
においてボールスタッド1に引き抜き方向の荷重が入力
し球状部11の上方部分がベアリング2の胴部22の上
方部分を強く押圧した場合、胴部22下端の肩部23を
ソケット3の段部34が受けているので、底部24方向
への肉厚の逃げがなく、ボールスタッド引き抜き方向荷
重に対する支持強度の向上をはかり得る。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、合成樹脂
製の一体型ベアリングを用いソケット外周部の上方部分
の絞り変形によって組み付ける形式のボールジョイント
において、各部品の製作誤差の吸収とボールスタッドへ
の安定したプリロードの付与という両立困難な2つの要
望を双方とも満足できるボールジョイントを得ることが
できると共に、引き抜き荷重に対する強度の向上をもは
かり得るもので、構造簡単,組み付け容易なることと相
俟って実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すボールジョイントの縦断
面図である。
【図2】図1に示すボールシートのA部の拡大詳細図で
あり、組み付け前の状態を実線にて示している。
【符号の説明】
1 ボールスタッド 2 ベアリング 3 ソケット 11 球状部 21 内腔部 22 胴部 23 肩部 24 底部 25 第1テーパ部 26 第2テーパ部 27 底面 28 リブ 31 外周部 32 底 33 大径部 34 段部 35 第1テーパ受面 36 第2テーパ受面 37 底面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に球状部をもったボールスタッド
    と、該球状部を嵌装抱持する内腔部をもった合成樹脂製
    のベアリングと、外周部と底とをもち上部に開口部をも
    ったほぼ円筒状のソケットとからなり、ソケット内にベ
    アリングを組み込み該ベアリングの内腔部にボールスタ
    ッドの球状部を嵌装してソケットの外周部の開口部側の
    部分を内側に絞り変形して構成したボールジョイントで
    あって、上記ソケットの内周を上方の大径部の下端に内
    方へ突出する段部が形成され該段部から底面にかけては
    下つぼまりのテーパ受面とした形状に構成し、上記ベア
    リングをソケット内周の大径部に嵌装される胴部の下端
    にソケットの段部上に当接係合する肩部を有し該肩部の
    下方は上記ボールスタッド球状部に適合する内球形状に
    対し球中心側に寄せた形状の底部とし且つ該底部の外面
    は上記ソケットのテーパ受面にほぼ適合するテーパ面と
    すると共に該テーパ面に複数のリブを放射状に突設した
    形状に合成樹脂にて一体に構成し、ソケット外周部を内
    側に絞り変形させることによりソケットの段部にベアリ
    ングの肩部が圧接係合し、ベアリング底部が下方にたわ
    み、且つリブがソケットのテーパ受面におしつけられて
    弾性圧縮変形した状態で組み付けられることを特徴とす
    るボールジョイント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3004923U (ja) * 1994-06-03 1994-12-06 勝次 西口 シ−ムレスダイエットショ−ツ
JP3006121U (ja) * 1994-07-04 1995-01-17 日本ユニット株式会社 パラシュート付きクラッカー

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